JP2012104137A - 情報表示制御装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】見出語「get」の説明情報中の単語「obtain」がユーザのカーソル操作により選択されると、単語「obtain」が反転表示される。そして、ユーザにより訳/決定キーが押下されると、単語「obtain」が音声出力単語に決定されると共に、音声出力辞書決定処理が実行され、音声出力単語「obtain」の音声データを含む辞書が音声出力辞書として決定される。音声出力辞書が決定された場合には、決定された音声出力辞書によるスピーカアイコンが表示され、続けてユーザにより訳/決定キーが押下された場合には、音声出力単語「obtain」の音声が音声出力辞書の内蔵音声に基づいて出力され、音声出力辞書の辞書名「CC英和」と、音声出力単語「obtain」と、発音記号P24と、音声出力アイコンとを含むウィンドウが所定時間表示される。
【選択図】 図23
Description
また、音声出力機能を備えた電子辞書装置も知られている(例えば、特許文献1)。
見出語と複数の単語を含む説明情報とが対応づけて記憶されていると共に、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとが対応づけて記憶されている複数の辞書情報記憶手段(例えば、図4のフラッシュROM81;各種辞書DB)と、
この複数の辞書情報記憶手段に含まれている第1及び第2の各辞書情報記憶手段のうち、第1の辞書情報記憶手段に記憶されている見出語の中から、ユーザ操作に従って一つの見出語を選択する見出語選択手段(例えば、図2のCPU20;図12のステップA3、A5)と、
この見出語選択手段により選択された一つの見出語に対応付けられている説明情報を前記第1の辞書情報記憶手段から読み出して表示させる説明情報表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図12のステップA9)と、
この説明情報表示制御手段により表示された説明情報に含まれている複数の単語の中から、ユーザ操作に従って一つの単語を選択する単語選択手段(例えば、図2のCPU20;図12のステップA17;Yes〜A23)と、
この単語選択手段により選択された一つの単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第1の辞書情報記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段(例えば、図2のCPU20;図14のステップB7)と、
この判断手段の判断結果、記憶されていると判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶手段から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声の出力制御を行い、記憶されていないと判断された場合には、前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第2の辞書情報記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶手段から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声の出力制御を行う音声出力制御手段(例えば、図2のCPU20;図14のステップB7;Yes、B9→図13のステップA27;Yes、A33、図14のステップB7;No→図15のステップB11〜B45→図13のステップA27;Yes、A33)と、
を備えることを特徴としている。
前記音声出力制御手段の制御により前記単語選択手段により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第2の辞書情報記憶手段に記憶されていないと判断した場合、前記音声データに対応する音声に代えて、前記選択された単語と同じ単語の見出語を合成音声により出力する制御を行う合成音声出力制御手段(例えば、図2のCPU20;図15のステップB11〜B45→図13のステップA27;No、A45)を更に備えることを特徴としている。
前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、当該音声に対応する見出語の発音記号を前記第2の辞書情報記憶手段から読み出して表示する制御を行う発音記号表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図13のステップA37)を更に備えることを特徴としている。
前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、前記第1の辞書情報記憶手段に対応する第1の辞書名を表示する制御を行う辞書名表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図13のステップA29)を更に備えることを特徴としている。
前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、前記第2の辞書情報記憶手段に対応する第2の辞書名を表示する制御を行う辞書名表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図13のステップA29、A37)を更に備えることを特徴としている。
見出語と複数の単語を含む説明情報とが対応づけて記憶されていると共に、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとが対応づけて記憶されている複数の辞書情報記憶手段(例えば、図38のフラッシュROM85;各種辞書DB)と、
この複数の辞書情報記憶手段に含まれている第1及び第2の各辞書情報記憶手段のうち、第1の辞書情報記憶手段に記憶されている見出語のうちの一部の見出語と、当該見出語を用いた例文とが対応づけて記憶されている例文記憶手段(例えば、図38のフラッシュROM85;各種辞書DB)と、
この例文記憶手段に記憶されている例文をユーザ操作に従って選択する例文選択手段(例えば、図2のCPU20;図43のステップC19)と、
この例文選択手段により選択された例文を前記例文記憶手段から読み出して表示させる例文表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図43のステップC13)と、
この例文表示制御手段の制御により表示された例文を構成する複数の単語のうち、一つの単語をユーザ操作に従って選択する単語選択手段(例えば、図2のCPU20;図44のステップC25;Yes〜C31)と、
この単語選択手段により一つの単語が選択された際に、この選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断する判断手段(例えば、図2のCPU20;図14のステップB7)と、
この判断手段の判断結果、記憶されていると判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶手段から前記単語選択手段により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声の出力制御を行い、記憶されていないと判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶手段から前記単語選択手段により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断された場合には、当該第2の辞書情報記憶手段から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声の出力制御を行う音声出力制御手段(例えば、図2のCPU20;図14のステップB7;Yes、B9→図44のステップC35;Yes、C41、図14のステップB7;No→図15のステップB11〜B45→図44のステップC35;Yes、C41)と、
を備えることを特徴としている。
見出語と複数の単語を含む説明情報とが対応づけて記憶されていると共に、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとが対応づけて記憶されている複数の辞書情報記憶手段(例えば、図38のフラッシュROM85;各種辞書DB)と、
この複数の辞書情報記憶手段に含まれている第1及び第2の各辞書情報記憶手段のうち、第1の辞書情報記憶手段に記憶されている見出語のうちの一部の見出語と、当該見出語を用いた例文とが対応づけて記憶されている例文記憶手段(例えば、図38のフラッシュROM85;各種辞書DB)と、
この例文記憶手段に記憶されている例文をユーザ操作に従って選択する例文選択手段(例えば、図2のCPU20;図43のステップC19)と、
この例文選択手段により選択された例文を前記例文記憶手段から読み出して表示させる例文表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図43のステップC13)と、
この例文表示制御手段の制御により表示された例文を構成する複数の単語を、当該例文の先頭から順次に選択する単語選択手段(例えば、図2のCPU20;図45のステップC55、C57→C73、C57)と、
この単語選択手段により複数の単語が順次選択された際に、この選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データがそれぞれ記憶されているか否かを判断する判断手段(例えば、図2のCPU20;図14のステップB7)と、
この判断手段の判断結果、記憶されていると判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶手段から前記単語選択手段により選択された各単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを順次読み出し、この順次読み出された音声データに従った音声の出力制御を順次行い、記憶されていないと判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶手段から前記単語選択手段により選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断された場合には、当該第2の辞書情報記憶手段から前記選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを順次読み出し、この順次読み出された音声データに従った音声の出力制御を順次行う音声出力制御手段(例えば、図2のCPU20;図14のステップB7;Yes、B9→図45のステップC61;Yes、C65、図14のステップB7;No→図15のステップB11〜B45→図45のステップC61;Yes、C65)と、
を備えることを特徴としている。
前記音声出力制御手段の制御により前記単語選択手段により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第2の辞書情報記憶手段に記憶されていないと判断した場合、前記音声データに対応する音声に代えて、前記選択された単語と同じ単語の見出語を合成音声により出力する制御を行う合成音声出力制御手段(例えば、図2のCPU20;図15のステップB11〜B45→図44のステップC35;No、C53、図45のステップC61;No、C77)を更に備えることを特徴としている。
前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、当該音声に対応する見出語の発音記号を前記第2の辞書情報記憶手段から読み出して表示する制御(例えば、図2のCPU20;図44のステップC45、図45のステップC69)を行う発音記号表示制御手段を更に備えることを特徴としている。
前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、前記第1の辞書情報記憶手段に対応する第1の辞書名を表示する制御を行う辞書名表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図44のステップC37、図45のステップC63)を更に備えることを特徴としている。
前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、前記第2の辞書情報記憶手段に対応する第2の辞書名を表示する制御を行う辞書名表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図44のステップC37、C45、図45のステップC63、C69)を更に備えることを特徴としている。
前記複数の辞書情報記憶手段のうち、前記単語選択手段により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを記憶する辞書情報記憶手段を検知する音声記憶辞書検知手段(例えば、図2のCPU20;図14、図15のステップB1−B33)と、
この音声記憶辞書検知手段により検知されたそれぞれの辞書情報記憶手段を識別する識別情報を一覧表示する制御を行う音声記憶辞書識別情報表示制御手段(例えば、図2のCPU20、図33のCW52、図54、図55のCW80)と、
この音声記憶辞書識別情報表示制御手段により識別情報が表示された辞書情報記憶手段の中からユーザ操作に従って一の辞書情報記憶手段を選択する音声出力辞書選択手段(例えば、図2のCPU20、図33のM52、図54のM80、図55のM82)と、
この音声出力辞書選択手段により選択された辞書情報記憶手段から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声の出力制御を行う選択辞書音声出力制御手段(例えば、図2のCPU20、図34、図56)と、
を更に備えることを特徴としている。
記憶手段(例えば、図2のフラッシュROM80)と、表示手段(例えば、図2の表示部40)と、音出力手段(例えば、図2の音出力部50)とを備えるコンピュータに、
見出語と複数の単語を含む説明情報とを対応づけて前記記憶手段に記憶させると共に、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとを対応づけて前記記憶手段に記憶させる複数の辞書情報記憶機能と、
この複数の辞書情報記憶機能に含まれる第1及び第2の各辞書情報記憶機能のうち、第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された見出語の中から、ユーザ操作に従って一つの見出語を選択する見出語選択機能(例えば、図12のステップA3、A5)と、
この見出語選択機能により選択された一つの見出語に対応付けられている説明情報を前記第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から読み出して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御機能(例えば、図12のステップA9)と、
この説明情報表示制御機能により前記表示手段に表示させた説明情報に含まれている複数の単語の中から、ユーザ操作に従って一つの単語を選択する単語選択機能(例えば、図12のステップA17;Yes〜A23)と、
この単語選択機能により選択された一つの単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶されたか否かを判断する判断機能(例えば、図14のステップB7)と、
この判断機能の判断結果、記憶されたと判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から出力させ、記憶されていないと判断された場合には、前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶されたか否かを判断し、記憶されたと判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から出力させる音声出力制御機能(例えば、図14のステップB7;Yes、B9→図13のステップA27;Yes、A33、図14のステップB7;No→図15のステップB11〜B45→図13のステップA27;Yes、A33)と、
を実現させることを特徴としている。
記憶手段(例えば、図2のフラッシュROM80)と、表示手段(例えば、図2の表示部40)と、音出力手段(例えば、図2の音出力部50)とを備えるコンピュータに、
見出語と複数の単語を含む説明情報とを対応づけて前記記憶手段に記憶させるともに、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとを対応づけて前記記憶手段に記憶させる複数の辞書情報記憶機能と、
この複数の辞書情報記憶機能に含まれる第1及び第2の各辞書情報記憶機能のうち、第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された見出語のうちの一部の見出語と、当該見出語を用いた例文とを対応づけて前記記憶手段に記憶させる例文記憶機能と、
この例文記憶機能により前記記憶手段に記憶された例文をユーザ操作に従って選択する例文選択機能(例えば、図43のステップC19)と、
この例文選択機能により選択された例文を前記例文記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から読み出して前記表示手段に表示させる例文表示制御機能(例えば、図43のステップC13)と、
この例文表示制御機能により前記表示手段に表示させた例文を構成する複数の単語のうち、一つの単語をユーザ操作に従って選択する単語選択機能(例えば、図44のステップC25;Yes〜C31)と、
この単語選択機能により一つの単語が選択された際に、この選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断する判断機能(例えば、図14のステップB7)と、
この判断機能の判断結果、記憶されていると判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記単語選択機能により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から出力させ、記憶されていないと判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記単語選択機能により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断された場合には、当該第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から出力させる音声出力制御機能(例えば、図14のステップB7;Yes、B9→図44のステップC35;Yes、C41、図14のステップB7;No→図15のステップB11〜B45→図44のステップC35;Yes、C41)と、
を実現させることを特徴としている。
記憶手段(例えば、図2のフラッシュROM80)と、表示手段(例えば、図2の表示部40)と、音出力手段(例えば、図2の音出力部50)とを備えるコンピュータに、
見出語と複数の単語を含む説明情報とを対応づけて前記記憶手段に記憶させるともに、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとを対応づけて前記記憶手段に記憶させる複数の辞書情報記憶機能と、
この複数の辞書情報記憶機能に含まれる第1及び第2の各辞書情報記憶機能のうち、第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された見出語のうちの一部の見出語と、当該見出語を用いた例文とを対応づけて前記記憶手段に記憶させる例文記憶機能と、
この例文記憶機能により前記記憶手段に記憶された例文をユーザ操作に従って選択する例文選択機能(例えば、図43のステップC19)と、
この例文選択機能により選択された例文を前記例文記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から読み出して前記表示手段に表示させる例文表示制御機能(例えば、図43のステップC13)と、
この例文表示制御機能の制御により前記表示手段に表示させた例文を構成する複数の単語を、当該例文の先頭から順次に選択する単語選択機能(例えば、図45のステップC55、C57→C73、C57)と、
この単語選択機能により複数の単語が順次選択された際に、この選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データがそれぞれ記憶されているか否かを判断する判断機能(例えば、図14のステップB7)と、
この判断機能の判断結果、記憶されていると判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記単語選択機能により選択された各単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを順次読み出し、この順次読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から順次出力させ、記憶されていないと判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記単語選択機能により選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断された場合には、当該第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを順次読み出し、この順次読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から順次出力させる音声出力制御機能(例えば、図14のステップB7;Yes、B9→図45のステップC61;Yes、C65、図14のステップB7;No→図15のステップB11〜B45→図45のステップC61;Yes、C65)と、
を実現させることを特徴としている。
ユーザにより選択された単語と同じ単語の見出語の音声データが第2の辞書情報記憶手段に記憶されていない場合であっても、合成音声によって適切に音声を出力させることができる。
選択された単語/順次に選択した各単語と同じ単語の見出語の音声データが第2の辞書情報記憶手段に記憶されていない場合であっても、合成音声によって適切に音声を出力させることができる。
図1(a)は、電子辞書1の概観図である。電子辞書1は、電子辞書本体2と、この電子辞書本体2に着脱自在に装着される情報記憶媒体であるメモリカード10とを備えている。
として説明する。
図3〜36を参照して、第1実施形態について説明する。
図12、13は、CPU20により単語音声出力プログラム711が読み出されて実行されることにより電子辞書1において実行される単語音声出力処理の流れを示すフローチャートである。
図14、15は、CPU20により音声出力辞書決定プログラム712が読み出されて実行されることにより電子辞書1において実行される音声出力辞書決定処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、ユーザ選択辞書がAA英和辞典であり、音声出力単語の音声がユーザ選択辞書に内蔵された音声に基づいて出力される場合と、別の辞書に内蔵された音声に基づいて出力される場合とのそれぞれの場合について、例を挙げて説明する。尚、AA英和辞典の辞書DBには、見出語音声データが存在する(図4・図9(a)のAA英和用見出語音声データ813)。
電子辞書本体2の電源がONの状態でユーザによりメニューキー3bが押下され、「AA英和辞典」がユーザ選択辞書として選択されると(図12のステップA1)、文字を入力するための画面が表示される。表示画面W10の上部には、文字を入力するための括弧が表示され、ユーザは文字入力キー3cを押下することで、この括弧の中に検索対象とする文字を入力することができる。ここでは、ユーザにより入力文字「get」がT10として入力された状態が示されている(図12のステップA3)。
図16に示す表示画面W10が表示された状態でユーザにより訳/決定キー3eが押下されると(図12のステップA5;Yes)、入力文字「get」に対応する見出語「get」と、その発音記号及び意味内容を含む説明情報とが、AA英和辞典データ812から読み出されて表示される(図12のステップA9)。また、意味内容には、「obtain」、「buy」等の複数の単語が含まれている。
図17に示す表示画面W12が表示された状態でユーザにより単語音声キー3gが押下されると(図12のステップA11;Yes)、音声モードに移行し、音声モードアイコンI14が表示される(図12のステップA13)。また、見出語「get」が反転表示M14される(図12のステップA15)。
音声モードにおいて、ユーザにより方向キー3dが押下されることでカーソル操作がなされ(図12のステップA17;Yes)、ここでは説明情報中の単語「receive」にカーソルが合わせられ、単語「receive」が反転表示M16される(図12のステップA19)。
図19に示す表示画面W16の説明情報中の単語「receive」が反転表示M16された状態で、ユーザにより訳/決定キー3eが押下されると(図12のステップA21;Yes)、単語「receive」が音声出力単語に決定されると共に(図12のステップA23)、音声出力辞書決定処理が実行され(図12のステップA25)、音声出力単語「receive」の音声データを持つ辞書が検索され、音声出力辞書として設定される。
先ず音声出力単語「receive」の言語は、その文字コードを参照すること等により「英国語」として検知され(図14のステップB1)、音声出力単語「receive」の言語と見出語「get」の言語とが同一であるか否かが判断される(図14のステップB3)。そして、見出語「get」の言語も「英国語」であるため、この2つの言語は同一であると判断される(図14のステップB3;Yes)
音声モードにおいて、ユーザにより方向キー3dが押下されることでカーソル操作がなされ(図12のステップA17;Yes)、ここでは説明情報中の単語「obtain」にカーソルが合わせられ、単語「obtain」が反転表示M20される(図12のステップA19)。
図20に示す表示画面W20の説明情報中の単語「obtain」が反転表示M20された状態で、ユーザにより訳/決定キー3eが押下されると(図12のステップA21;Yes)、単語「obtain」が音声出力単語に決定されると共に(図12のステップA23)、音声出力辞書決定処理が実行され(図12のステップA25)、音声出力単語「obtain」の音声データを持つ辞書が検索され、音声出力辞書として設定される。
先ず音声出力単語「obtain」の言語は、その文字コードを参照すること等により「英国語」として検知され(図14のステップB1)、音声出力単語「obtain」の言語と見出語「get」の言語とが同一であるか否かが判断される(図14のステップB3)。そして、見出語「get」の言語も「英国語」であるため、この2つの言語は同一であると判断される(図14のステップB3;Yes)。
図22の表示画面W22が表示された状態でユーザにより訳/決定キー3eが押下されると(図13のステップA31;Yes)、音声出力処理により音声出力単語「obtain」の音声がCC英和用見出語音声データ113の音声データに基づいて出力される(図13のステップA33)。また、この場合は、音声出力辞書がユーザ選択辞書ではないため(図13のステップA35;No)、音声が出力されるのと同時に、音声出力辞書に設定されたCC英和辞典の辞書名と、音声出力単語「obtain」と、その発音記号P24と、音声出力アイコンとを含むウィンドウSW24が所定時間(例えば、3秒間)表示される(図12のステップA37)。この場合、音声が出力される際に、音声出力辞書に設定された辞書であるCC英和辞書の辞書名と、音声出力単語「obtain」の発音記号P24とが表示されるために、ユーザは聞いている音声が発音記号P24に対応するものであり、且つその音声はユーザ選択辞書以外の辞書に含まれる音声であることを容易に確認することができる。
表示画面W30では、ユーザにより入力文字「run」がT30として入力された状態が示されている(図12のステップA3)。
図24に示す表示画面W30が表示された状態でユーザにより訳/決定キー3eが押下されると(図12のステップA5;Yes)、入力文字「run」に対応する見出語「run」と、その発音記号及び意味内容を含む説明情報とが、BB英和辞典データ816から読み出されて表示される(図12のステップA9)。また、意味内容には、「ran」、「running」等の複数の単語が含まれている。
図25に示す表示画面W32が表示された状態でユーザにより単語音声キー3gが押下されると(図12のステップA11;Yes)、音声モードに移行し、音声モードアイコンI34が表示される(図12のステップA13)。また、見出語「run」が反転表示M34される(図12のステップA15)。
音声モードにおいて、ユーザにより方向キー3dが押下されることでカーソル操作がなされ(図12のステップA17;Yes)、ここでは説明情報中の単語「running」にカーソルが合わせられ、単語「running」が反転表示M36される(図12のステップA19)。
図27に示す表示画面W36の説明情報中の単語「running」が反転表示M36された状態で、ユーザにより訳/決定キー3eが押下されると(図12のステップA21;Yes)、単語「running」が音声出力単語に決定されると共に(図12のステップA23)、音声出力辞書決定処理が実行され(図12のステップA25)、音声出力単語「running」の音声データを持つ辞書が検索され、音声出力辞書として設定される。
先ず音声出力単語「running」の言語は、その文字コードを参照すること等により「米国語」として検知され(図14のステップB1)、音声出力単語「running」の言語と見出語「run」の言語とが同一であるか否かが判断される(図14のステップB3)。そして、見出語「run」の言語も「米国語」であるため、この2つの言語は同一であると判断される(図14のステップB3;Yes)
音声出力単語と同じ単語の見出語の音声データがユーザ選択辞書に存在せず、また別の辞書にも存在しない場合であっても、合成音声により適切にその音声を出力させることができる。
ここでは、ユーザにより入力された入力文字「Wert」に基づいて、見出語「Wert」と、その発音記号及び意味内容を有する説明情報とが独英辞典データ832から読み出されて表示されている(図12のステップA9)。また、意味内容には、「Handel」、「gemeiner」等の独語の単語と、「value」、「board」等の英語の単語とからなる複数の単語が含まれている。この状態でユーザにより単語音声キー3gが押下されると(図12のステップA11;Yes)、音声モードに移行し、音声モードアイコンI40が表示される(図12のステップA13)。また、見出語「Wert」が反転表示M40される(図12のステップA15)。
ユーザにより方向キー3dが押下されることでカーソル操作がなされ(図12のステップA17;Yes)、ここでは説明情報中の単語「Handel」にカーソルが合わせられ、単語「Handel」が反転表示M42される(図12のステップA19)。この状態で、ユーザにより訳/決定キー3eが押下されると(図12のステップA21;Yes)、説明情報中の単語「Handel」が音声出力単語に決定されると共に(図12のステップA23)、音声出力辞書決定処理が実行され(図12のステップA25)、音声出力単語「Handel」の音声データを持つ辞書が検索され、音声出力辞書として設定される。
先ず音声出力単語「Handel」の言語は、その文字コードを参照すること等により「独語」として検知され(図14のステップB1)、音声出力単語「Handel」の言語と見出語「Wert」の言語とが同一であるか否かが判断される(図14のステップB3)。そして、見出語「Wert」の言語も「独語」であるため、この2つの言語は同一であると判断される(図14のステップB3;Yes)。
ユーザにより方向キー3dが押下されることでカーソル操作がなされ(図12のステップA17;Yes)、ここでは説明情報中の単語「value」にカーソルが合わせられ、単語「value」が反転表示M44される(図12のステップA19)。この状態で、ユーザにより訳/決定キー3eが押下されると(図12のステップA21;Yes)、説明情報中の単語「value」が音声出力単語に決定されると共に(図12のステップA23)、音声出力辞書決定処理が実行され(図12のステップA25)、音声出力単語「value」の音声データを持つ辞書が検索され、音声出力辞書として設定される。
先ず音声出力単語「value」の言語は、その文字コードを参照すること等により「米国語」として検知され(図14のステップB1)、音声出力単語「value」の言語と見出語「Wert」の言語とが同一であるか否かが判断される(図14のステップB3)。そして、見出語「Wert」の言語は「独語」であるため、この2つの言語は同一ではないと判断される(図14のステップB3;No)。
次に、第1実施形態の変形例について説明する。
(A)音声出力辞書の設定方法
音声出力辞書決定処理では、複数の音声出力候補辞書が存在した場合に、辞書別使用回数データ847を参照することで最も使用頻度の高い辞書を特定し、その特定した辞書を音声出力辞書に設定するものとして説明した。しかし、音声出力辞書の設定方法は何もこれに限られるわけではない。例えば、複数の音声出力候補辞書を一覧表示させると共に、その中から一の音声出力候補辞書をユーザに選択させ、選択された音声出力候補辞書を音声出力辞書に設定することにしても良い。この場合、図15のステップB43、B45の処理を、音声出力候補辞書を一覧表示させる処理と、一の音声出力候補辞書をユーザに選択させる処理と、選択された音声出力候補辞書を音声出力辞書として設定する処理との3つの処理に置き換えれば良い。また、この場合は、米国語/英国語系の辞書を問わず音声出力単語の音声を含む辞書を検索し、音声出力候補辞書とするようにする。
ここでは、見出語「get」の説明情報が表示されており(図12のステップA9)、音声モードにおいてユーザにより方向キー3dが押下されることでカーソル操作がなされ(図12のステップA17;Yes)、説明情報中の単語「buy」にカーソルが合わせられ、単語「buy」が反転表示M50される(図12のステップA19)。
図32の表示画面W50で説明情報中の単語「buy」が反転表示M50された状態で、ユーザにより訳/決定キー3eが押下されると(図12のステップA21;Yes)、単語「buy」が音声出力単語に決定されると共に(図12のステップA23)、音声出力辞書決定処理が実行され(図12のステップA25)、音声出力単語「buy」の音声データを持つ辞書が検索され、音声出力辞書として設定される。
先ず音声出力単語「buy」の言語は、その文字コードを参照すること等により「英国語」として検知され(図14のステップB1)、音声出力単語「buy」の言語と見出語「get」の言語とが同一であるか否かが判断される(図14のステップB3)。そして、見出語「get」の言語も「英国語」であるため、この2つの言語は同一であると判断される(図14のステップB3;Yes)。
図33の表示画面W52で、一覧表示CW52された音声出力候補辞書の英英辞典が選択・反転表示M52された状態で、ユーザにより訳/決定キー3eが押下されると、音声出力辞書に英英辞典が設定され、音声モードアイコンI50に隣接して、音声出力辞書に設定された英英辞典による音声出力アイコンI54表示される(図13のステップA29)。
単語音声出力処理では、音声出力辞書決定処理により音声出力辞書が設定されなかった場合に、音声出力単語の合成音声を出力するものとして説明した。しかし、合成音声を出力するのではなく、音声を出力することができない旨を表示し、音声を出力しないことにしても勿論良い。この場合、図13における単語音声出力処理のステップA41〜A45の処理の部分を、例えば音声出力不可アイコンを表示する処理に置き換えればよい。この場合の処理について、例を挙げて説明する。
ここでは、見出語「get」の説明情報が表示されており(図12のステップA9)、音声モードにおいて、ユーザにより方向キー3dが押下されることでカーソル操作がなされ(図12のステップA17;Yes)、説明情報中の単語「earn」にカーソルが合わせられ、単語「earn」が反転表示M56されている(図12のステップA19)。
図35に示す表示画面W56の説明情報中の単語「earn」が反転表示M56された状態で、ユーザにより訳/決定キー3eが押下されると(図12のステップA21;Yes)、単語「earn」が音声出力単語に決定されると共に(図12のステップA23)、音声出力辞書決定処理が実行され(図12のステップA25)、音声出力単語「earn」の音声データを持つ辞書が検索され、音声出力辞書として設定される。
先ず音声出力単語「earn」の言語は、その文字コードを参照すること等により「英国語」として検知され(図14のステップB1)、音声出力単語「earn」の言語と見出語「get」の言語とが同一であるか否かが判断される(図14のステップB3)。そして、見出語「get」の言語も「英国語」であるため、この2つの言語は同一であると判断される(図14のステップB3;Yes)。
単語音声出力処理では、見出語又は説明情報中の単語が反転表示された状態で、ユーザにより訳/決定キー3eが押下された場合に、音声出力辞書決定処理を実行するものとして説明した。つまり、音声出力辞書決定処理の発動条件はカーソル操作により見出語又は説明情報中の単語が選択され、訳/決定キー3eが押下されることである。しかし、音声出力辞書決定処理の発動条件はこれに限られるわけではない。例えば、ユーザのカーソル操作に応じて、音声出力辞書決定処理を逐次実行することにしても勿論良い。この場合は、ユーザがカーソル操作を行ってカーソルを見出語又は説明情報中の単語に合わせるだけで、その音声が含まれる辞書が決定されて表示されることになる。
図37〜56を参照して、第2実施形態について説明する。
図37は、第2実施形態に係る電子辞書本体2が図2のROM70の代わりに備えるROM75の構成を示す図である。ROM75は、CPU20によって読み出され、例文音声出力処理(図43〜45参照)として実行される例文音声出力プログラム751と、合成音声用音声データ713とを格納している。また、例文音声出力プログラム751は、音声出力辞書決定プログラム712をサブルーチンとして備えている。尚、音声出力辞書決定処理及び合成音声用音声データ713については、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図43〜45は、CPU20により例文音声出力プログラム751が読み出されて実行されることにより電子辞書本体2において実行される例文音声出力処理の流れを示すフローチャートである。
尚、単語音声キー3gが押下された場合についての処理は第1実施形態とほぼ同様であるため、ここでは例文読み上げキー3hが押下された場合について説明する。
電子辞書本体2の
電源がONの状態でユーザによりメニューキー3bが押下され、「AA英和辞典」がユーザ選択辞書として選択されると(図43のステップC1)、文字を入力するための画面が表示される。
表示画面W60の上部には、文字を入力するための括弧が表示され、ユーザは文字入力キー3cを押下することで、この括弧の中に検索対象とする文字を入力することができる。ここでは、例文検索がユーザにより選択され(図43のステップC3)、入力文字「tempura」がT60として入力されている(図43のステップC5)。
図46に示す表示画面W60が表示された状態でユーザにより訳/決定キー3eが押下されると(図43のステップC7;Yes)、入力文字「tempura」に対応する単語「tempura」を含む番号の例文が、AA英和例文検索用単語テーブル854を参照することで特定され、特定された例文番号に対応する例文が、AA英和用例文データ853から読み出されて表示される(図43のステップC13)。表示画面W62では、2つの例文が表示されている。
図47に示す表示画面W62が表示された状態でユーザにより例文読み上げキー3hが押下されると(図43のステップC15;Yes)、音声モードに移行し、音声モードアイコンI64が表示される(図43のステップC17)。そして、ユーザにより一番目の例文が音声出力例文として選択されると(図43のステップC19)、音声出力例文の最初の単語「The」が反転表示M64される(図43のステップC21;例文読み上げキー、図45のステップC55)。また、単語「the」が音声出力単語に決定され(図45のステップC57)、音声出力辞書決定処理が実行され(図45のステップC59)、音声出力単語「the」の音声データを持つ辞書が音声出力辞書として検索、設定される。ここでは、ユーザ選択辞書であるAA英和辞典に音声出力単語「the」の音声が存在したために(図14のステップB7;Yes)、AA英和辞典が音声出力辞書に設定される(図14のステップB9)。
図48に示す表示画面W64で音声出力単語「the」の音声が出力されると、音声出力例文にはまだ他に単語が含まれるために(図45のステップC71;No)、音声出力例文の2番目の単語「two」が反転表示M66される(図45のステップC73)。また、単語「two」が音声出力単語に決定され(図45のステップC57)、音声出力辞書決定処理が実行され(図45のステップC59)、音声出力単語「two」の音声データを持つ辞書が音声出力辞書として検索、設定される。ここでは、ユーザ選択辞書であるAA英和辞典に音声出力単語「two」の音声が存在したために(図14のステップB7;Yes)、AA英和辞典が音声出力辞書に設定される(図14のステップB9)。そして、音声モードアイコンI64に隣接して、音声出力辞書であるAA英和辞典による音声出力アイコンI66が表示される(図45のステップC63)。そして、AA英和用見出語音声データ813に基づいて、音声出力単語「two」の音声が音声出力処理により音出力部50から出力される(図45のステップC65)。また、この場合は、音声出力辞書がユーザ選択辞書であるAA英和辞典であるため(図45のステップC67;Yes)、特別なウィンドウが表示されることはない。
音声出力例文の3番目、4番目の単語の音声が同様にして出力され、5番目の単語「the」の音声が出力されると、音声出力例文にはまだ他に単語が含まれるために(図45のステップC71;No)、音声出力例文の6番目の単語「tempura」が反転表示M68される(図45のステップC73)。また、単語「tempura」が音声出力単語に決定され(図45のステップC57)、音声出力辞書決定処理が実行され(図45のステップC59)、音声出力単語「tempura」の音声データを持つ辞書が音声出力辞書として検索、設定される。ここでは、ユーザ選択辞書であるAA英和辞典に音声出力単語「tempura」の音声が存在しなかったために(図14のステップB7;No)、音声出力単語「tempura」の音声データを持つ辞書が検索される(図15のステップB11−B45)。そして、米国語系の辞書であるDD英和辞典に音声出力単語「tempura」に対応する音声データが存在し(図15のステップB35;Yes)、音声出力単語「tempura」の音声データを持つ辞書がDD英和辞典だけであったために(図15のステップB39;Yes)、音声出力辞書にDD英和辞典が設定される(図15のステップB41)。
図51は、和英辞典の例文検索において、音声出力単語の音声が出力される場合の表示画面の一例である表示画面W70を示したものである。
ここでは、入力文字「たのしむ」に対応する英単語「enjoy」を含む例文が、和英用例文データ865から読み出されて表示されている(図43のステップC13)。この状態でユーザにより例文読み上げキー3hが押下されると(図43のステップC15;Yes)、音声モードに移行し、音声モードアイコンI70が表示される(図43のステップC17)。そして、ユーザにより例文が音声出力例文として選択されると(図43のステップC19)、音声出力例文の最初の単語「The」が反転表示M70される(図43のステップC21;例文読み上げキー、図45のステップC55)。また、単語「the」が音声出力単語に決定され(図45のステップC57)、音声出力辞書決定処理が実行され(図45のステップC59)、音声出力単語「the」の音声データを持つ辞書が音声出力辞書として検索、設定される。ここでは、AA英和辞典に音声出力単語「the」の音声が存在したために(図14のステップB7;Yes)、AA英和辞典が音声出力辞書に設定される(図14のステップB9)。
音声出力例文の2番目の単語「two」の音声が出力されると、音声出力例文にはまだ他に単語が含まれるために(図45のステップC71;No)、音声出力例文の3番目の単語「Americans」が反転表示M72される(図45のステップC73)。また、単語「Americans」が音声出力単語に決定され(図45のステップC57)、音声出力辞書決定処理が実行され(図45のステップC59)、音声出力単語「Americans」の音声データを持つ辞書が音声出力辞書として検索、設定される。ここでは、ユーザ選択辞書である和英辞典に音声出力単語「Americans」の音声が存在しなかったために(図14のステップB7;No)、音声出力単語「Americans」の言語(米国語)と同一の言語の辞書の中から、音声出力単語「Americans」に対応する音声データを持つ辞書が検索される(図15のステップB11−B19)。そして、ここでは、何れの辞書にも音声出力単語「Americans」に対応する音声データが存在せず(図15のステップB21;No)、音声出力単語「Americans」の言語が米国語であるために(図15のステップB23;Yes)、英国語系の辞書の中から音声出力単語「Americans」に対応する音声データを持つ辞書が検索される(図15のステップB25−B33)。そして、ここでは、何れの辞書にも音声出力単語「Americans」に対応する音声データが存在しなかったために(図15のステップB35;No)、音声出力辞書は無しとされる(図15のステップB37)。
音声出力例文の3番目の単語「Americans」の音声が出力されると、音声出力例文にはまだ他に単語が含まれるために(図45のステップC71;No)、音声出力例文の4番目の単語「enjoyed」が反転表示M74される(図45のステップC73)。また、単語「enjoy」が音声出力単語に決定され(図45のステップC57)、音声出力辞書決定処理が実行され(図45のステップC59)、音声出力単語「enjoy」の音声データを持つ辞書が音声出力辞書として検索、設定される。ここでは、ユーザ選択辞書である和英辞典に音声出力単語「enjoy」の音声が存在しなかったために(図14のステップB7;No)、音声出力単語「enjoy」の言語(米国語)と同一の言語の辞書の中から、音声出力単語「enjoy」に対応する音声データを持つ辞書が検索される(図15のステップB11−B19)。そして、ここでは、米国語系の辞書であるDD英和辞典に音声出力単語「enjoy」に対応する音声データが存在し(図15のステップB21;Yes)、音声出力単語「enjoy」の音声データを持つ辞書がDD英和辞典だけであったために(図15のステップB39;Yes)、音声出力辞書にDD英和辞典が設定される(図15のステップB41)。
次に、第2実施形態の変形例について説明する。
(A)音声出力辞書の設定方法
音声出力辞書決定処理では、複数の音声出力候補辞書が存在した場合に、最も使用頻度の高い辞書を特定し、その特定した辞書を音声出力辞書に設定するものとして説明した。しかし、音声出力辞書の設定方法は何もこれに限られるわけではなく、第1実施形態の変形例で説明した通りに、複数の音声出力候補辞書を一覧表示し、その中から一の音声出力候補辞書をユーザに選択させ、選択された音声出力候補辞書を音声出力辞書に設定することにしても良い。また、この場合には、英国語/米国語系の全ての辞書を必ず検索するようにする。この場合について、例を挙げて説明する。
図55の表示画面W82においてユーザにより英英辞典が反転表示M82された状態でユーザにより訳/決定キー3eが押下されると、音声出力辞書に英英辞典が設定され、音声モードアイコンI80に隣接して、音声出力辞書に設定された英英辞典による音声出力アイコンI84が表示される(図44のステップC37)。
例文音声出力処理では、音声出力辞書決定処理により音声出力辞書が設定されなかった場合に、音声出力単語の合成音声を出力するものとして説明した。しかし、合成音声を出力するのではなく、音声を出力することができない旨を表示し、音声を出力しないことにしても勿論良い。この場合、図44におけるステップA49〜A53の処理及び図45におけるステップC75、C77の処理の部分を、例えば音声出力不可アイコンを表示する処理にそれぞれ置き換えればよい。
CD−ROM200には、第1実施形態を実現するための単語音声出力プログラム711や、AA英和辞典DB811、BB英和辞典DB815等からなる各種辞書DBが記憶されると共に、これらのプログラムや辞書DBをダウンロードさせるためのダウンロードプログラム201を記憶している。
2 電子辞書本体
10 メモリカード
20 CPU
30 入力部
40 表示部
50 音出力部
60 メモリカードリーダ
70 ROM
80 フラッシュROM
90 RAM
100 バス
見出語と発音記号を含む説明情報とが対応づけて記憶されているとともに、前記見出語と第1音声データとが対応づけて記憶されている第1記憶部と、前記見出語と発音記号を含む説明情報とが対応づけて記憶されているとともに、前記第1音声データとは異なる第2音声データとが対応付けて記憶されている第2記憶部と、音声キーの操作に基づいて音声を出力する際に用いられる音声出力アイコンが記憶されているアイコンデータ記憶部とを有する辞書情報記憶手段と、
ユーザ操作に従って見出語を選択する見出語選択手段と、
この見出語選択手段により一つの見出語が選択されると、この選択された一つの見出語に対応づけて前記第1記憶部に記憶されている説明情報を読み出して表示させる説明情報表示制御手段と、
この説明情報表示制御手段の制御により前記説明情報が表示されている状態のもとで、前記音声キーが操作されると、その操作に基づいて前記一つの見出語に対応する第1音声データを前記第1記憶部から読み出し、この読み出された第1音声データに従った第1の音声の出力制御を行う第1の音声出力制御手段と、
前記説明情報表示制御手段の制御により前記説明情報が表示されている状態のもとで、前記音声キーが操作され、その後、表示されている説明情報に含まれている複数の単語の中から、一つの単語が見出語として前記見出語選択手段により選択されると、前記第2記憶部から、当該選択された一つの見出語とこの一つの見出語に対応する発音記号とを読み出し、前記アイコンデータ記憶部から、前記音声出力アイコンを読み出して、これら見出語、発音記号および音声出力アイコンを表示させる一方で、この表示されている前記見出語に対応する第2音声データを前記第2記憶部から読み出し、この読み出された第2音声データに従った第2の音声の出力制御を行う第2の音声出力制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記第1記憶部は、前記見出語、前記発音記号および前記第1音声データを第1辞書名に対応付けて記憶しており、前記第2記憶部は、前記見出語、前記発音記号、前記第2音声データおよび前記音声出力アイコンを、前記第1辞書名と異なる第2辞書名に対応付けて記憶しており、
前記説明情報表示制御手段は、
前記見出語選択手段により一つの見出語が選択されると、この選択された一つの見出語に対応づけて前記第1記憶部に記憶されている説明情報と前記第1辞書名を表示させる第1辞書名表示制御手段を備えており、
前記第2の音声出力制御手段は、
前記説明情報表示制御手段の制御により前記説明情報が表示されている状態のもとで、前記音声キーが操作され、その後、表示されている説明情報に含まれている複数の単語の中から、一つの単語が見出語として前記見出語選択手段により選択されると、前記第2記憶部から、当該選択された一つの見出語、この一つの見出語に対応する発音記号および前記第2辞書名を読み出し、前記アイコンデータ記憶部から、前記音声出力アイコンを読み出して、これら第2辞書名、見出語、発音記号および音声出力アイコンを表示させる第2辞書名表示制御手段と、
この第2辞書名表示制御手段の制御により表示されている前記見出語に対応する第2音声データを前記第2記憶部から読み出し、この読み出された第2音声データに従った第2の音声の出力制御を、前記第2辞書名を表示させている状態で行う音声出力制御手段と、備えていることを特徴とする。
このために、ユーザは、選択された一つの見出語に対応づけて第1記憶部に記憶されている説明情報を表示している状態のもとで、音声キーが操作された場合には、その操作に基づいて一つの見出語に対応する第1音声データに従った第1の音声を聞くことができ、他方、そのあとに、説明情報が表示されている状態のもとで、音声キーが操作され、その後、表示されている説明情報に含まれている複数の単語の中から、一つの単語が見出語として見出語選択手段により選択された場合には、第2記憶部から読み出された見出語、発音記号および音声出力アイコンを見ながら、この表示されている見出語に対応する第2音声データに従った第2の音声を聞くことができる。この結果、表示されている説明情報に含まれている複数の単語の中から単語を見出語として選択された場合には、第1音声とは異なった第2音声を見出語、発音記号および音声出力アイコンを確認しながら聞くことができる。
Claims (15)
- 見出語と複数の単語を含む説明情報とが対応づけて記憶されていると共に、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとが対応づけて記憶されている複数の辞書情報記憶手段と、
この複数の辞書情報記憶手段に含まれている第1及び第2の各辞書情報記憶手段のうち、第1の辞書情報記憶手段に記憶されている見出語の中から、ユーザ操作に従って一つの見出語を選択する見出語選択手段と、
この見出語選択手段により選択された一つの見出語に対応付けられている説明情報を前記第1の辞書情報記憶手段から読み出して表示させる説明情報表示制御手段と、
この説明情報表示制御手段により表示された説明情報に含まれている複数の単語の中から、ユーザ操作に従って一つの単語を選択する単語選択手段と、
この単語選択手段により選択された一つの単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第1の辞書情報記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段の判断結果、記憶されていると判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶手段から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声の出力制御を行い、記憶されていないと判断された場合には、前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第2の辞書情報記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶手段から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声の出力制御を行う音声出力制御手段と、
を備えることを特徴とする情報表示制御装置。 - 前記音声出力制御手段の制御により前記単語選択手段により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第2の辞書情報記憶手段に記憶されていないと判断した場合、前記音声データに対応する音声に代えて、前記選択された単語と同じ単語の見出語を合成音声により出力する制御を行う合成音声出力制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
- 前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、当該音声に対応する見出語の発音記号を前記第2の辞書情報記憶手段から読み出して表示する制御を行う発音記号表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示制御装置。
- 前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、前記第1の辞書情報記憶手段に対応する第1の辞書名を表示する制御を行う辞書名表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
- 前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、前記第2の辞書情報記憶手段に対応する第2の辞書名を表示する制御を行う辞書名表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
- 見出語と複数の単語を含む説明情報とが対応づけて記憶されていると共に、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとが対応づけて記憶されている複数の辞書情報記憶手段と、
この複数の辞書情報記憶手段に含まれている第1及び第2の各辞書情報記憶手段のうち、第1の辞書情報記憶手段に記憶されている見出語のうちの一部の見出語と、当該見出語を用いた例文とが対応づけて記憶されている例文記憶手段と、
この例文記憶手段に記憶されている例文をユーザ操作に従って選択する例文選択手段と、
この例文選択手段により選択された例文を前記例文記憶手段から読み出して表示させる例文表示制御手段と、
この例文表示制御手段の制御により表示された例文を構成する複数の単語のうち、一つの単語をユーザ操作に従って選択する単語選択手段と、
この単語選択手段により一つの単語が選択された際に、この選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段の判断結果、記憶されていると判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶手段から前記単語選択手段により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声の出力制御を行い、記憶されていないと判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶手段から前記単語選択手段により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断された場合には、当該第2の辞書情報記憶手段から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声の出力制御を行う音声出力制御手段と、
を備えることを特徴とする情報表示制御装置。 - 見出語と複数の単語を含む説明情報とが対応づけて記憶されていると共に、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとが対応づけて記憶されている複数の辞書情報記憶手段と、
この複数の辞書情報記憶手段に含まれている第1及び第2の各辞書情報記憶手段のうち、第1の辞書情報記憶手段に記憶されている見出語のうちの一部の見出語と、当該見出語を用いた例文とが対応づけて記憶されている例文記憶手段と、
この例文記憶手段に記憶されている例文をユーザ操作に従って選択する例文選択手段と、
この例文選択手段により選択された例文を前記例文記憶手段から読み出して表示させる例文表示制御手段と、
この例文表示制御手段の制御により表示された例文を構成する複数の単語を、当該例文の先頭から順次に選択する単語選択手段と、
この単語選択手段により複数の単語が順次選択された際に、この選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データがそれぞれ記憶されているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段の判断結果、記憶されていると判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶手段から前記単語選択手段により選択された各単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを順次読み出し、この順次読み出された音声データに従った音声の出力制御を順次行い、記憶されていないと判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶手段から前記単語選択手段により選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断された場合には、当該第2の辞書情報記憶手段から前記選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを順次読み出し、この順次読み出された音声データに従った音声の出力制御を順次行う音声出力制御手段と、
を備えることを特徴とする情報表示制御装置。 - 前記音声出力制御手段の制御により前記単語選択手段により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第2の辞書情報記憶手段に記憶されていないと判断した場合、前記音声データに対応する音声に代えて、前記選択された単語と同じ単語の見出語を合成音声により出力する制御を行う合成音声出力制御手段を更に備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の情報表示制御装置。
- 前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、当該音声に対応する見出語の発音記号を前記第2の辞書情報記憶手段から読み出して表示する制御を行う発音記号表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項6〜8の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
- 前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、前記第1の辞書情報記憶手段に対応する第1の辞書名を表示する制御を行う辞書名表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項6〜9の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
- 前記音声出力制御手段の制御により音声の出力制御が行われる際に、前記第2の辞書情報記憶手段に対応する第2の辞書名を表示する制御を行う辞書名表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項6〜9の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
- 前記複数の辞書情報記憶手段のうち、前記単語選択手段により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを記憶する辞書情報記憶手段を検知する音声記憶辞書検知手段と、
この音声記憶辞書検知手段により検知されたそれぞれの辞書情報記憶手段を識別する識別情報を一覧表示する制御を行う音声記憶辞書識別情報表示制御手段と、
この音声記憶辞書識別情報表示制御手段により識別情報が表示された辞書情報記憶手段の中からユーザ操作に従って一の辞書情報記憶手段を選択する音声出力辞書選択手段と、
この音声出力辞書選択手段により選択された辞書情報記憶手段から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声の出力制御を行う選択辞書音声出力制御手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1又は6に記載の情報表示制御装置。 - 記憶手段と、表示手段と、音出力手段とを備えるコンピュータに、
見出語と複数の単語を含む説明情報とを対応づけて前記記憶手段に記憶させると共に、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとを対応づけて前記記憶手段に記憶させる複数の辞書情報記憶機能と、
この複数の辞書情報記憶機能に含まれる第1及び第2の各辞書情報記憶機能のうち、第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された見出語の中から、ユーザ操作に従って一つの見出語を選択する見出語選択機能と、
この見出語選択機能により選択された一つの見出語に対応付けられている説明情報を前記第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から読み出して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御機能と、
この説明情報表示制御機能により前記表示手段に表示させた説明情報に含まれている複数の単語の中から、ユーザ操作に従って一つの単語を選択する単語選択機能と、
この単語選択機能により選択された一つの単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶されたか否かを判断する判断機能と、
この判断機能の判断結果、記憶されたと判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から出力させ、記憶されていないと判断された場合には、前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが前記第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶されたか否かを判断し、記憶されたと判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から出力させる音声出力制御機能と、
を実現させるためのプログラム。 - 記憶手段と、表示手段と、音出力手段とを備えるコンピュータに、
見出語と複数の単語を含む説明情報とを対応づけて前記記憶手段に記憶させるともに、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとを対応づけて前記記憶手段に記憶させる複数の辞書情報記憶機能と、
この複数の辞書情報記憶機能に含まれる第1及び第2の各辞書情報記憶機能のうち、第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された見出語のうちの一部の見出語と、当該見出語を用いた例文とを対応づけて前記記憶手段に記憶させる例文記憶機能と、
この例文記憶機能により前記記憶手段に記憶された例文をユーザ操作に従って選択する例文選択機能と、
この例文選択機能により選択された例文を前記例文記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から読み出して前記表示手段に表示させる例文表示制御機能と、
この例文表示制御機能により前記表示手段に表示させた例文を構成する複数の単語のうち、一つの単語をユーザ操作に従って選択する単語選択機能と、
この単語選択機能により一つの単語が選択された際に、この選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断する判断機能と、
この判断機能の判断結果、記憶されていると判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記単語選択機能により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から出力させ、記憶されていないと判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記単語選択機能により選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断された場合には、当該第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記選択された単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを読み出し、この読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から出力させる音声出力制御機能と、
を実現させるためのプログラム。 - 記憶手段と、表示手段と、音出力手段とを備えるコンピュータに、
見出語と複数の単語を含む説明情報とを対応づけて前記記憶手段に記憶させるともに、前記見出語のうちの一部の見出語と当該見出語に対応する音声データとを対応づけて前記記憶手段に記憶させる複数の辞書情報記憶機能と、
この複数の辞書情報記憶機能に含まれる第1及び第2の各辞書情報記憶機能のうち、第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された見出語のうちの一部の見出語と、当該見出語を用いた例文とを対応づけて前記記憶手段に記憶させる例文記憶機能と、
この例文記憶機能により前記記憶手段に記憶された例文をユーザ操作に従って選択する例文選択機能と、
この例文選択機能により選択された例文を前記例文記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から読み出して前記表示手段に表示させる例文表示制御機能と、
この例文表示制御機能の制御により前記表示手段に表示させた例文を構成する複数の単語を、当該例文の先頭から順次に選択する単語選択機能と、
この単語選択機能により複数の単語が順次選択された際に、この選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データがそれぞれ記憶されているか否かを判断する判断機能と、
この判断機能の判断結果、記憶されていると判断された場合には、前記第1の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記単語選択機能により選択された各単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを順次読み出し、この順次読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から順次出力させ、記憶されていないと判断された場合には、前記第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記単語選択機能により選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データが記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断された場合には、当該第2の辞書情報記憶機能により前記記憶手段に記憶された中から前記選択された複数の単語と同じ単語の見出語に対応する音声データを順次読み出し、この順次読み出された音声データに従った音声を前記音出力手段から順次出力させる音声出力制御機能と、
を実現させるためのプログラム。
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