JP2012103112A - 物理量センサ及びその製造方法 - Google Patents

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Toru Miyatake
亨 宮武
Toru Takahashi
亨 高橋
Toshihiro Kobayashi
俊宏 小林
Yoshitaka Utsu
宜隆 宇都
Hisayuki Yazawa
久幸 矢澤
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Abstract

【課題】 特に、従来に比べてスティッキング抑制効果の高いストッパ構造を有する物理量センサ及びその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 高さ方向に変位可能に支持された可動部2を有する機能層9と、前記機能層と高さ方向に間隔を空けて対向配置された対向部材30と、を有し、前記対向部材30には前記可動部と対向する位置に、前記可動部の高さ方向への変位を規制するストッパ部46,47が設けられており、前記ストッパ部は、突起基部42,43、前記突起基部の表面に形成された金属下地層44、及び前記金属下地層の表面に形成された絶縁層45の積層構造により形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、物理量センサのスティッキング抑制構造に関する。
例えば特許文献1には、可動部と、対向する対向部との少なくとも一方の表面を荒らすことで、スティッキングを抑制する構造が開示されている。
特許文献1のように、エッチング処理を施して対向面の接触面積を減少させる方法では、エッチング条件を適切に整えないと、効果的に面荒れを実行することができず、あるいは、スティッキングの抑制に関係のない箇所までエッチングされることで不具合が生じる場合もある。
また特許文献2,3には、異種材料を重ねて、荒粗面にする技術が開示されているが、可動部に対するスティッキング抑制構造としては不十分であった。
特開2002−353468号公報 特開平10−70287号公報 特開2001−281265号公報
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、特に、従来に比べてスティッキング抑制効果の高いストッパ構造を有する物理量センサ及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明における物理量センサは、
高さ方向に変位可能に支持された可動部を有する機能層と、
前記機能層と高さ方向に間隔を空けて対向配置された対向部材と、を有し、
前記対向部材には前記可動部と対向する位置に、前記可動部の高さ方向への変位を規制するストッパ部が設けられており、
前記ストッパ部は、突起基部、前記突起基部の表面に形成された金属下地層、及び前記金属下地層の表面に形成された絶縁層の積層構造により形成されていることを特徴とするものである。
上記の積層構造により、ストッパ面の表面粗さ(Ra)を、突起基部の表面よりも効果的に大きくすることができ、可動部に対するスティッキング抑制効果を向上させることができる。
本発明では、前記可動部は、固定支持されたアンカ部にばね部を介して高さ方向に変位可能に支持された錘部であり、前記ストッパ部は、前記錘部と対向する位置に設けられることが好ましい。
あるいは本発明では、前記機能層には、固定支持されたアンカ部と、前記アンカ部にばね部を介して高さ方向に変位可能に支持された錘部と、前記アンカ部と前記錘部とに回動自在に連結された支持部とを有し、前記錘部と前記支持部とが前記可動部を構成しており、
前記支持部には、前記支持部が回動して前記錘部が高さ方向に変位したときに前記錘部の変位方向に対し逆方向に変位する脚部が設けられ、
前記対向部材には、前記錘部と対向する位置、あるいは、前記脚部と対向する位置、又は、前記錘部及び前記脚部の双方に対向する位置に、前記ストッパ部が設けられていることが好ましい。
また本発明では、前記対向部材には、前記ストッパ部と異なる位置であって前記錘部と対向する位置に、固定電極層が設けられており、前記金属下地層は、前記固定電極層と同じ材質で形成されていることが好ましい。これにより、製造コストの低減を図ることができ、また金属下地層を固定電極層と同じ工程にて突起基部の表面に適切に形成することが出来る。
上記において、前記固定電極層の表面にも前記絶縁層が重ねて形成されていることが好ましい。このように、固定電極層の表面が絶縁層により被覆されているため、可動部と固定電極層とが直接接することがなく、電気的ショートを防止でき、センサ感度の向上を図ることが出来る。
また本発明では、前記絶縁層は前記金属下地層よりも相対的に硬質な物質で構成されることが好ましい。例えば、前記金属下地層は、Alで形成されていることが好ましい。また、前記絶縁層は、SiO2で形成されていることが好ましい。これにより、ストッパ面の耐久性を向上させることができるとともに、表面粗さ(Ra)を効果的に大きくすることが出来る。
また本発明では、前記対向部材は、基材と、基材の表面に形成された絶縁性の被覆層と、前記被覆層内に形成された内部配線層とを有し、前記被覆層の表面に前記突起基部が形成されている構成にできる。このとき、前記突起基部の表面はCMPによる平坦面であり、前記平坦面に前記金属下地層及び前記絶縁層が重ねて形成されていることが好ましい。このように、突起基部の表面をCMPによる平坦面としたのは、突起基部と同層に位置し、製造過程で削り込まれる最上層の被覆層の表面が内部配線層の影響で凹凸面状になっているため、まず一旦、最上層の被覆層の表面をCMPにより平坦化したからである。したがって本発明と異なって、金属下地層及び絶縁層を重ねない形態とすると、突起基部の表面(CMPによる平坦面)がストッパ面となり、前記ストッパ面の表面粗さ(Ra)が小さくなってしまうが、本発明では、突起基部の表面(CMPによる平坦面)に更に、金属下地層及び絶縁層を重ねた積層構造としたことでストッパ面の表面粗さ(Ra)を、突起基部の表面よりも、効果的に大きくすることが可能になる。
また本発明における物理量センサの製造方法は、
高さ方向に変位可能に支持された可動部を有する機能層と、
前記機能層に高さ方向に間隔を空けて対向配置された対向部材と、を有する物理量センサの製造方法において、
前記対向部材を、基材と、基材の表面に形成された絶縁性の被覆層と、前記被覆層内に形成された内部配線層とを有して形成し、前記被覆層の表面を平坦化処理する工程と、
前記内部配線層が前記被覆層の内部に埋設された状態を維持しながら前記被覆層の表面を削り込んで、前記可動部と対向する位置に、突起基部を形成する工程と、
前記内部配線層と電気的に接続される固定電極層を前記可動部と対向する位置であって前記突起基部以外の領域に形成すると同時に、前記突起基部の表面に前記固定電極層と同じ材質からなる金属下地層を前記固定電極層と非接触にて形成する工程と、
前記金属下地層の表面に絶縁層を形成して、前記突起基部、前記金属下地層及び前記絶縁層の積層構造からなるストッパ部を形成する工程と、
前記対向部材と前記機能層とを接合する工程と、
を有することを特徴とするものである。上記の製造方法により、簡単且つ適切に、ストッパ面の表面粗さ(Ra)を、突起基部の表面よりも大きくすることができる。
本発明では、前記金属下地層及び前記固定電極層をAlで形成し、前記絶縁層をSiO2で形成することが好ましい。
また本発明では、前記絶縁層を、前記金属下地層の表面から前記固定電極層及び前記被覆層の表面全域にかけて形成した後、電気接続位置の部分の前記絶縁層を除去することが好ましい。これにより、固定電極層の表面も絶縁層で覆うことができ、電気特性やセンサ感度に優れた物理量センサを製造できる。
本発明の物理量センサ及びその製造方法によれば、ストッパ面の表面粗さ(Ra)を、効果的に大きくすることができ、可動部に対するスティッキング抑制効果を向上させることができるとともに、耐久性も向上させることができる。
本発明の第1の実施形態の物理量センサを構成する機能層の平面図、 図1に示すC−C線により切断し矢印方向から見た物理量センサの縦断面図、 第1の実施形態の物理量センサが静止している状態を示す斜視図、 第1の実施形態の物理量センサが動作している状態を示す斜視図、 第1の実施形態の物理量センサを構成する錘部が図示上向きに動作している状態を示す部分縦断面図、 第1の実施形態の物理量センサを構成する錘部が図示下向きに動作している状態を示す部分縦断面図、 本実施形態におけるストッパ部の部分拡大縦断面図、 比較例の物理量センサの部分縦断面図、 突起基部の表面粗さ(Ra)の実験結果、 突起基部の表面に形成された金属下地層の表面粗さ(Ra)の実験結果、 金属下地層の表面に形成された絶縁層の表面粗さ(Ra)の実験結果、 本発明の第2の実施形態を示す物理量センサの部分縦断面図、 第1の実施形態の物理量センサの製造方法を示す一工程図(部分縦断面図)、 図13の次の工程を示す物理量センサの部分縦断面図、 図14の次の工程を示す物理量センサの部分縦断面図、 図15の次の工程を示す物理量センサの部分縦断面図、 図16の次の工程を示す物理量センサの部分縦断面図、 図17の次の工程を示す物理量センサの部分縦断面図。
各図に示す物理量センサに関しては、Y方向が左右方向であり、Y1方向が左方向でY2方向が右方向、X方向が前後方向であり、X1方向が前方でX2方向が後方である。また、Y方向とX方向の双方に直交する方向が上下方向(Z方向;高さ方向)である。
図1に示す物理量センサ1は、例えば、長方形の平板である導電性の機能層(シリコン基板)9を有して形成されている。すなわち、機能層9に、各部分の形状に対応する平面形状のレジスト層を形成し、レジスト層が存在していない部分で、シリコン基板をディープRIE(ディープ・リアクティブ・イオン・エッチング)のエッチング工程で切断することで、各部分に分離している。したがって、物理量センサの機能層9に形成される各部分は、シリコン基板の表面と裏面の厚みの範囲内で構成されている。図3(図1に示す枠体部8を図示せず)に示すように、物理量センサが静止状態のとき、機能層9は、表面全体と裏面全体が夫々、略同一面上に位置しているが、実際の機能層9は、地球の重力の影響で静止状態であっても若干変位を生じている。
図1に示すように、物理量センサを構成する機能層9は、可動部2と、可動部2の周囲に枠体部8とを有している。
図1や図3に示すように、可動部2は、高さ方向(Z)に平行に変位する錘部2aと、錘部2aの内側に設けられた回動支持部3,4,14,15とを有して構成される。図1、図6に示すように回動支持部3,4の平面形状はクランク状で形成されている。
図1に示すように第1の回動支持部3は、前方(X1)に延びる連結腕3aと、後方(X2)に延びる脚部3bとが一体に形成されている。また図1に示すように第2の回動支持部4は、後方(X2)に延びる連結腕4aと、前方(X1)に延びる脚部4bとが一体に形成されている。
連結腕3a,4a及び脚部3b,4bは各アンカ部5〜7から離れる方向であって、前後方向(X1−X2方向)に平行に所定の幅寸法にて延出する形状で形成されている。
図1に示すように、可動部2の内側には、中央アンカ部5、左側アンカ部6及び右側アンカ部7が設けられている。各アンカ部5〜7は、左右方向(Y)に所定の間隔を空けて設けられる。中央アンカ部5、左側アンカ部6及び右側アンカ部7の前後方向(X)の幅寸法は略同一である。
各アンカ部5〜7は図2(図2は図1に示すC−C線に沿って切断し矢印方向から見た部分縦断面図である。ただし図2にはアンカ部5,6のみが図示されている)に示すように、支持基材10に酸化絶縁層(SiO2層)25を介して固定支持される。
また、可動部2の周囲に設けられた枠体部8は、支持基材10に酸化絶縁層(SiO2層)25を介して固定支持される。
導電性の支持基材10は例えばシリコン基板である。酸化絶縁層25は、可動部2と対向する位置には設けられていない。支持基材10と、酸化絶縁層25と、図1に示す可動部2、アンカ部5〜7、及び枠体部8を構成する機能層9とは、例えばSOI基板である。支持基材10、酸化絶縁層25及び機能層9でセンサ基板26を構成する。
図1に示すように、第1の回動支持部3の連結腕3aの先端部と錘部2aとが連結部11aにおいて回動自在に連結されており、第2の回動支持部4の連結腕4aの先端部と錘部2aとが連結部11bにおいて回動自在に連結されている。
また図1に示すように、第1の回動支持部3の連結腕3aは、左側アンカ部6と支点連結部12b、及び、中央アンカ部5と支持連結部12aにおいて回動自在に連結されている。また図1に示すように、第2の回動支持部4の第1連結腕4aは、右側アンカ部7と支点連結部13b、及び、中央アンカ部5と支持連結部13aにおいて回動自在に連結されている。
また図1に示す実施形態では、左側アンカ部6の後方(X2)に、錘部2a及び左側アンカ部6と分離して形成された第3の回動支持部14が設けられ、右側アンカ部7の前方(X1)に、錘部2a及び右側アンカ部7と分離して形成された第4の回動支持部15が設けられている。
図1に示すように第3の回動支持部14の先端部と錘部2aとは、連結部16aにおいて、回動自在に連結されている。また、第4の回動支持部15の先端部と錘部2aとは、連結部16bにおいて、回動自在に連結されている。また図1に示すように、第3の回動支持部14と左側アンカ部6とは、支点連結部17aにおいて、回動自在に連結されている。また第4の回動支持部15と右側アンカ部7とは、支点連結部17bにおいて、回動自在に連結されている。
図1に示すように、第1の回動支持部3の連結腕3aと第3の回動支持部14との間が連結部18aを介して連結されている。また図1に示すように、第2の回動支持部4の連結腕4aと第4の回動支持部15との間が連結部18bを介して連結されている。
各連結部11a,11b,16a,16b及び各支点連結部12a,13a,13b,17bは、シリコン基板をエッチングにて幅細に切り出すことで、ばね性を有するトーションバー(ばね部)で構成される。
図2に示すように、物理量センサ1には、錘部2aと高さ方向にて離れた一方に支持基材10と他方に対向部材30が設けられる。図2に示すように対向部材30の表面には、固定電極層37が設けられている。対向部材30は基材(シリコン基板)30aの表面に電気絶縁性の被覆層30bが形成された構成であり、固定電極層37は、前記被覆層30b上に導電性金属材料をスパッタし、またはメッキすることで形成されている。錘部2aは可動電極として機能し、固定電極層37とともに「検知部」を構成する。
図2に示すように被覆層30bは、第1の被覆層30b1と第2の被覆層30b2の積層構造で形成されており、例えば、第1の被覆層30b1及び第2の被覆層30b2ともにSiO2または窒化シリコン(SiN、SiNx)で形成されている。
図2に示すように、第1の被覆層30b1上に内部配線層24が形成されている。そして内部配線層24上に第2の被覆層30b2が形成され、前記内部配線層24は被覆層30b内に埋められた状態になっている。
図2に示すように第2の被覆層30b2には内部配線層24に繋がる貫通孔27(図2には一つの貫通孔にのみ符号27を付した)が形成されている。そして前記固定電極層37が貫通孔27を介して内部配線層24に電気的に接続されている。
内部配線層24は、枠体部8の外側にまで引き延ばされて、枠体部8の外側でパッド部に電気的に接続されている。また図2に示すように、第1の被覆層30b1と第2の被覆層30b2の双方を貫く貫通孔28が形成された部分がある。前記貫通孔28の内部は導電層29で埋められており、前記導電層29は基材30aに接触している。導電層29は図示しない内部配線層に接続しているとともに、枠体部8の外側で、被覆層30bの表面に形成されたグランドパッド32に接続されている。
図2に示すように、被覆層30bの表面には、突出部40,41が形成されている。突出部40は、枠体部8と高さ方向(Z)で対向する位置に形成されている。また各突出部41は、各アンカ部5〜7と高さ方向(Z)で対向する位置に形成されている。
また図2に示すように、被覆層30bの表面には錘部2aや脚部3bの先端部と高さ方向(Z)で対向する位置に突起基部42,43が形成されている。
突出部40,41及び突起基部42,43は、例えば窒化シリコン(SiN、SiNx)で形成される。
本実施形態では図2に示すように、突起基部42,43の表面に金属下地層44が形成されている。
さらに金属下地層44の表面には絶縁層45が形成されている。このように突起基部42,43の表面には金属下地層44及び絶縁層45が積層され、突起基部42,43、金属下地層44及び絶縁層45の積層構造によりストッパ部46,47が構成されている。
図2に示すように絶縁層45は、金属下地層44上のみならず電気接続位置を除く被覆層30bの全域に形成されている。
図2に示すように、枠体部8と突出部40との間、及び各アンカ部5〜7と突出部41との間には、夫々、接合層50,51が形成されている。接合層50,51は第1の金属接合層(例えばAl)と第2の金属接合層(例えばGe)とが共晶接合されたものである。
本実施形態の物理量センサ1に外部から例えば加速度が与えられると、加速度は、錘部2a、各アンカ部5〜7及び枠体部8に作用する。このとき、錘部2aは慣性力によって絶対空間内で留まろうとし、その結果、各アンカ部5〜7に対して錘部2aが加速度の作用方向と逆の方向へ相対的に移動する。そして図4に示すように、錘部2aは慣性力により図3の静止状態の位置から高さ方向へ向けて変位すべく、第1の回動支持部3が支点連結部12a、12bを中心に高さ方向に回動し、第2の回動支持部4が支点連結部13a,13bを中心として高さ方向に回動し、第3の回動支持部14が支点連結部17aを中心として高さ方向に回動し、第4の回動支持部15が支点連結部17bを中心として高さ方向に回動する。この回動動作時、各連結部11a,11b,16a,16b,18a,18b及び支点連結部12a,12b,13a,13b、17a,17bに設けられたトーションバー(ばね部)は捩れ変形する。
本実施形態の錘部2aの支持機構により錘部2aを高さ方向(Z)に効果的に平行移動させることが出来る。
本実施形態では、物理量変化により、脚部3b,4bが、錘部2aの変位方向とは逆方向に飛び出す構造となっている。脚部3b,4bの先端部が図5に示すように対向部材30に近づく方向に変位したとき、脚部3b,4bの先端部が対向部材30の表面に形成されたストッパ部47のストッパ面47a(絶縁層45の表面)に当接するまで最大限、変位できる。脚部3b,4bが、ストッパ部47のストッパ面47aに当接しても、錘部2aは支持基材10の表面10aに当接しない。
このように図1の実施形態では、錘部2aの変位方向とは逆方向に変位する脚部3b,4bを設け、錘部2aの高さ方向(Z)への変位を抑制するストッパ機構を設けている。
一方、図6では、脚部3b,4bの先端部が図6に示すように対向部材30から遠ざかる方向に変位したとき、錘部2aは脚部3b,4bが支持基材10の表面10aに当接するよりも先に、錘部2aが対向部材30の表面に形成されたストッパ部46のストッパ面46a(絶縁層45の表面)に当接し、錘部2aの高さ方向への変位が抑制される。
本実施形態では図2に示したように、各ストッパ部46,47は、突起基部42,43と金属下地層44と絶縁層45との積層構造で構成されている。
図7はストッパ部46,47の部分拡大断面図であるが、図7に示すように、突起基部42,43の表面Aに形成された金属下地層44の表面粗さ(Ra)は、突起基部42,43の表面粗さ(Ra)よりも大きく、金属下地層44の表面44aに形成された絶縁層45の表面粗さ(Ra)は、金属下地層44以上の表面粗さ(Ra)を有している。
なお、金属下地層44の平均膜厚は、0.1μm〜0.5μm程度、絶縁層45の平均膜厚は、0.1μm〜0.5μm程度である。
後述する製造方法によれば、突起基部42,43の表面Aは、CMPによる平坦面で形成される。
本実施形態では、金属下地層44を平坦化された突起基部42,43の表面Aに例えばスパッタ法により形成する。図7の構成では、突起基部42、43に段差Bを形成して突起基部42,43の最も上方に突き出した部分での表面の面積をフォトリソグラフィ技術の限界値まで小さくできる。なお、段差Bは形成されていなくてもよい。
突起基部42,43の表面Aに成膜された金属下地層44の表面粗さ(Ra)は、成膜後に表面44aを特に加工せず、また金属粒子が大きいことから、金属下地層44の表面粗さ(Ra)は、突起基部42,43の表面粗さ(Ra)よりも大きくなる。
本実施形態では更に、金属下地層44の表面44aに絶縁層45を例えばCVD法により成膜するが、表面粗さ(Ra)の大きい金属下地層44の表面44aに倣って、絶縁層45の表面粗さ(Ra)も大きくなり、絶縁層45の表面粗さ(Ra)を金属下地層44の表面粗さ(Ra)以上に出来る。
また絶縁層45を金属下地層44上に形成することで、軟質な金属下地層44を硬質な絶縁層45で覆うことができ、脚部3b、4b及び錘部2aとストッパ部46、47とが当接する際のストッパ部46、47の耐久性を向上することが出来、錘部2aの最大変位量を高精度に規制することが出来る。また、金属がむき出しの状態よりも金属表面を絶縁層45で覆うことで、電気的な安定性も増し、センサ感度の安定性を向上させることができる。
図8は比較例の物理量センサの部分縦断面図である。なお図2と同じ符号は図2と同じ部分を示している。
図8の比較例では図2の実施形態と異なって突起基部42,43のみでストッパ部55,56が構成されている。よって突起基部42,43の表面(CMPによる平坦面)がストッパ面となる。
図8の比較例における窒化シリコンからなるストッパ部55,56(突起基部42,43)の表面粗さ(Ra)の実験結果が図9に示されている。表面粗さ(Ra)は約0.47nmであった。
実験では、更に図9の実験結果で得られた突起基部42,43の表面にAlからなる金属下地層44を以下の条件にてスパッタ法により成膜した。その実験結果が図10に示されている。金属下地層44の表面粗さ(Ra)は、約2.7nmであった。
温度:常温
印加電力:500W
雰囲気:Arガスを流量50sccm(sccm:1分間あたりのガスの流量(cc))で3mTorr(≒0.4Pa)の圧力とした。
実験では、更に図10の実験結果で得られた金属下地層44の表面にSiO2からなる絶縁層45をCVD法により以下の条件にて成膜した。その実験結果が図11に示されている。絶縁層45の表面粗さ(Ra)は、約5nmであった。
温度:300℃(基板温度)
印加電力:350W
雰囲気:SiH4ガスを10sccm、N2Oガスを400sccmフローし、140Paの圧力とした。
このように、表面粗さ(Ra)は、突起基部42,43単体では最も小さくなり(図8の比較例)、金属下地層44を突起基部42,43の表面Aに形成するだけでなく、更に最表面層として絶縁層45を重ねることで、効果的に大きくすることが可能になる。
以上により本実施形態では、ストッパ面46a,47aの表面粗さ(Ra)を大きくでき、脚部3b,4bとストッパ面47a間、及び、錘部2aとストッパ面46a間の接触面積を効果的に小さくできる。よって、ばね定数と錘部2aの変位量から求められる復元力を一定としたとき、剥がし圧力を大きくすることができる。
以上により本実施形態では、錘部2aや脚部3b,4bに対するスティッキング抑制効果を向上させることができる。
図1には、錘部2aに対するストッパ部46及び脚部3b,4bに対するストッパ部47の形成位置を示している。各ストッパ部46,47の形成位置や個数は図1と異なっていてもよい。
また図1,図2,図5,図6に示すように、錘部2aに対するストッパ部46及び脚部3b,4bに対するストッパ部47の双方が設けられているが、錘部2aに対するストッパ部46のみ、あるいは脚部3b,4bに対するストッパ部47のみ設けられた構成にすることも可能である。例えば、加速度が一方向のみに作用するような用途で、例えば必ず脚部3b,4bが対向部材30の方向へ変位する構成であれば。脚部3b,4bに対するストッパ部47のみ設けることができる。
図2に示すように対向部材30の表面には固定電極層37が、ストッパ部46,47と異なる位置であって錘部2aと高さ方向(Z)で対向する位置に設けられている。そして本実施形態では、固定電極層37とストッパ部46,47の金属下地層44とを同じ材質で形成することができる。例えば、固定電極層37及び金属下地層44をAlやAlCuで形成することができる。これにより製造コストの低減を図ることができ、また金属下地層44を固定電極層37と同じ工程にて突起基部42,43の表面に適切に形成することができる。
また本実施形態では、固定電極層37の表面にもストッパ部46,47の最表面層である絶縁層45が重ねて形成されている。これにより、錘部2aが固定電極層37に近づき、このとき錘部2aが変形するなどして、錘部2aが固定電極層37に接しても、固定電極層37の表面が絶縁層45により被覆されているから、錘部2aと固定電極層37とが直接接することがなく、電気的ショートを防止でき、センサ感度の向上を図ることができる。さらに、絶縁層45は金属下地層44よりも硬質な材質で形成されることにより、ストッパ部46、47の耐久性も向上させることができる。
なお、絶縁層45を金属下地層44上にのみ形成した形態、すなわちストッパ部46,47のみに絶縁層45を設けた形態とすることも可能である。
金属下地層44及び固定電極層37は、Al、AlCu、Cu、Ti、AlSi、AiSiCu、AlScCu、Au、Ru、Pt、Ta等で形成できるが、この中でもAlを選択することが好ましい。
また、絶縁層45は、SiO2、Al23、SiN、SiON等で形成できるが、この中でもSiO2を選択することが好ましい。
これにより上記した実験で説明したように、ストッパ部46,47のストッパ面46a,47aの表面粗さ(Ra)を効果的に大きくすることができる。
本実施形態では、ストッパ部46,47を構成する突起基部42,43の表面AはCMPによる平坦面となっている。ここで表面粗さ(Ra)が、1.0nm以下であれば「平坦面」と規定する。
このように、突起基部42,43の表面AをCMPによる平坦面としたのは、突起基部42,43と同層であり、製造過程で削り込まれる最上層の被覆層(後述の製造方法の説明で示す第3の被覆層30b3)の表面が内部配線層24の影響で凹凸面状になっているため、凹凸を無くすべく、最上層の被覆層の表面をCMPにより平坦化したからである。したがって本実施形態と異なって、突起基部42,43の表面に金属下地層44及び絶縁層45を重ねない形態とすると(図8の比較例)、突起基部42,43の表面(CMPによる平坦面)がストッパ面となり、前記ストッパ面の表面粗さ(Ra)が小さくなってしまうが、本実施形態では、突起基部42,43の表面(CMPによる平坦面)に金属下地層44及び絶縁層45を重ねた積層構造としたことでストッパ面46a,47aの表面粗さ(Ra)を、突起基部42,43の表面よりも、効果的に大きくすることが可能になる。
なお図12に示す別の実施形態のように、可動部として錘部2aは設けられているが、図1、図2と違い、回動して錘部2aと逆方向に変位する脚部3b,4bを有する支持部3,4が設けられていない構造にも本実施形態のストッパ構造を適用できる。図12では、図2と同じ部分について図2と同じ符号を付した。
図12の構成では錘部2aがアンカ部35に対してばね部36を介して高さ方向に変位可能に支持されている。図12に示すように、錘部2aと対向する対向部材30の表面には突起基部38、金属下地層44及び絶縁層45の積層構造により形成されるストッパ部39が形成されている。
図13ないし図18を用いて図2に示す本実施形態の物理量センサ1の製造方法を説明する。
図13に示す工程では、基材30aの表面に第1の被覆層30b1を形成し、第1の被覆層30b1の表面に内部配線層24を形成する。更に第1の被覆層30b1上から内部配線層24上にかけて第2の被覆層30b2を形成し、第2の被覆層30b2上に第3の被覆層30b3を形成する。
各被覆層30b1,30b2,30b3はいずれも電気的な絶縁材料である。例えば、第1の被覆層30b1と第2の被覆層30b2をSiO2で形成し、第3の被覆層30b3をSiN、SiNxで形成することができる。
図13の工程では、内部配線層24を被覆層30bの内部に形成しているため、第3の被覆層30b3の表面Dは、内部配線層24の形成位置に倣って凹凸形状になる。ここで第3の被覆層30b3はストッパ部を構成する突起基部42,43のみならず枠体部8や各アンカ部5〜7と高さ方向で対向する突出部40,41としても残される。このとき内部配線層24が、枠体部8の内側から外側にかけて形成されており、また各アンカ部5〜7の真下に形成されることから、第3の被覆層30b3の表面Dに対してCMPを施さないと各突出部40,41の表面は凹凸面となり、接合面積の減少により、図18で示す接合工程が不安定になりやすい。よって図13工程では、第3の被覆層30b3の表面DをCMPにより平坦化することが好適である。
次に図14の工程では、フォトリソグラフィ技術を用いて、突出部40,41及び突起基部42,43となる部分をマスク(図示せず)で覆い、前記マスクに覆われていない第3の被覆層30bをエッチングにより除去する。これにより突出部40,41及び突起基部42,43を形成できる。図14の工程で、突出部40,41間にキャビティを形成できる。
次に図15の工程では、内部配線層24にまで通じる貫通孔27を形成し、前記貫通孔27を介して内部配線層24に電気的に接続される固定電極層37を、第2の被覆層30b2上に形成する。なお固定電極層37を、後の図18の接合工程で示される錘部2aと高さ方向(Z)で対向する位置に形成する。
図15の工程では、固定電極層37の形成と同工程で、固定電極層37と同じ材質により突起基部42,43の表面を金属下地層44で覆う。例えば、固定電極層37及び金属下地層44をAlでスパッタ法にて形成する。このとき、金属下地層44を固定電極層37から離して、金属下地層44と固定電極層37とを電気的に絶縁した状態で形成する。また、図15に示すように、2つの突起基部42,43に対して、連続して金属下地層44を形成しているが、各突起基部42,43の間に十分な間隔があるような場合、各突起基部42,43に金属下地層44を夫々、離して形成することもできる。
続いて図16の工程では、金属下地層44上から固定電極層37上、突出部40,41上及び第2の被覆層30b2の上面に至る全域に絶縁層45を形成する。例えば、絶縁層45をSiO2で形成する。
図16の工程により、突起基部42,43、金属下地層44及び絶縁層45の積層構造からなるストッパ部46,47が完成する。
次に図17の工程では、絶縁層45の電気接続部分45aを除去する。更に絶縁層45の下に位置する被覆層30b1,30b2も所定位置まで除去して内部配線層24や基材30aの表面を露出させ、続いて、第1の金属接合層53を各突出部40,41の表面に形成された絶縁層45上に形成し、更に各パッド部(図17には導電層29からグランドパッド32に繋がる部分を図示)を形成する。
図18の工程では、機能層9、支持基材10及び酸化絶縁層25のSOI基板を加工して形成されたセンサ基板26の枠体部8や、各アンカ部5〜7の表面に第2の金属接合層54を形成する。
例えば第1の金属接合層53及び第2の金属接合層54の一方をAlで他方をGeで形成する。
そして第1の金属接合層53と第2の金属接合層54とを重ねて熱処理を施し、共晶接合させて、センサ基板26と対向部材30とを接合する。
本実施形態の物理量センサ1の製造方法によれば、簡単且つ適切に、ストッパ部46,47のストッパ面46a,47aの表面粗さ(Ra)を、突起基部42,43の表面粗さ(Ra)よりも大きくすることができる。
また本実施形態では、図15に示す固定電極層37の形成工程と同じ工程で、金属下地層44を形成することができ、更に図16の工程で、絶縁層45を金属下地層44上のみならず固定電極層37上も覆うことで、電気特性やセンサ感度に優れた物理量センサを製造することができる。
本実施形態は加速度センサのみならず角速度センサ、衝撃センサ等、物理量センサ全般に適用可能である。
1 物理量センサ
2 可動部
2a 錘部
3b,4b 脚部
5〜7 アンカ部
8 枠体部
9 機能層
24 内部配線層
26 センサ基板
30 対向部材
30a 基材
30b、30b1、30b2、30b3 被覆層
37 固定電極層
40、41 突出部
42、43 突起基部
44 金属下地層
45 絶縁層
46、47 ストッパ部
46a、47a ストッパ面
50、51 接合層

Claims (13)

  1. 高さ方向に変位可能に支持された可動部を有する機能層と、
    前記機能層と高さ方向に間隔を空けて対向配置された対向部材と、を有し、
    前記対向部材には前記可動部と対向する位置に、前記可動部の高さ方向への変位を規制するストッパ部が設けられており、
    前記ストッパ部は、突起基部、前記突起基部の表面に形成された金属下地層、及び前記金属下地層の表面に形成された絶縁層の積層構造により形成されていることを特徴とする物理量センサ。
  2. 前記可動部は、固定支持されたアンカ部にばね部を介して高さ方向に変位可能に支持された錘部であり、前記ストッパ部は、前記錘部と対向する位置に設けられる請求項1記載の物理量センサ。
  3. 前記機能層には、固定支持されたアンカ部と、前記アンカ部にばね部を介して高さ方向に変位可能に支持された錘部と、前記アンカ部と前記錘部とに回動自在に連結された支持部とを有し、前記錘部と前記支持部とが前記可動部を構成しており、
    前記支持部には、前記支持部が回動して前記錘部が高さ方向に変位したときに前記錘部の変位方向に対し逆方向に変位する脚部が設けられ、
    前記対向部材には、前記錘部と対向する位置、あるいは、前記脚部と対向する位置、又は、前記錘部及び前記脚部の双方に対向する位置に、前記ストッパ部が設けられている請求項1記載の物理量センサ。
  4. 前記対向部材には、前記ストッパ部と異なる位置であって前記錘部と対向する位置に、固定電極層が設けられており、前記金属下地層は、前記固定電極層と同じ材質で形成されている請求項2又は3に記載の物理量センサ。
  5. 前記固定電極層の表面にも前記絶縁層が重ねて形成されている請求項4記載の物理量センサ。
  6. 前記絶縁層は前記金属下地層よりも相対的に硬質な材質で形成されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の物理量センサ。
  7. 前記金属下地層は、Alで形成されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の物理量センサ。
  8. 前記絶縁層は、SiO2で形成されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の物理量センサ。
  9. 前記対向部材は、基材と、基材の表面に形成された絶縁性の被覆層と、前記被覆層内に形成された内部配線層とを有し、前記被覆層の表面に前記突起基部が形成されている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の物理量センサ。
  10. 前記突起基部の表面はCMPによる平坦面であり、前記平坦面に前記金属下地層及び前記絶縁層が重ねて形成されている請求項9記載の物理量センサ。
  11. 高さ方向に変位可能に支持された可動部を有する機能層と、
    前記機能層に高さ方向に間隔を空けて対向配置された対向部材と、を有する物理量センサの製造方法において、
    前記対向部材を、基材と、基材の表面に形成された絶縁性の被覆層と、前記被覆層内に形成された内部配線層とを有して形成し、前記被覆層の表面を平坦化処理する工程と、
    前記内部配線層が前記被覆層の内部に埋設された状態を維持しながら前記被覆層の表面を削り込んで、前記可動部と対向する位置に、突起基部を形成する工程と、
    前記内部配線層と電気的に接続される固定電極層を前記可動部と対向する位置であって前記突起基部以外の領域に形成すると同時に、前記突起基部の表面に前記固定電極層と同じ材質からなる金属下地層を前記固定電極層と非接触にて形成する工程と、
    前記金属下地層の表面に絶縁層を形成して、前記突起基部、前記金属下地層及び前記絶縁層の積層構造からなるストッパ部を形成する工程と、
    前記対向部材と前記機能層とを接合する工程と、
    を有することを特徴とする物理量センサの製造方法。
  12. 前記金属下地層及び前記固定電極層をAlで形成し、前記絶縁層をSiO2で形成する請求項11記載の物理量センサの製造方法。
  13. 前記絶縁層を、前記金属下地層の表面から前記固定電極層及び前記被覆層の表面全域にかけて形成した後、電気接続位置の部分の前記絶縁層を除去する請求項11又は12に記載の物理量センサの製造方法。
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