JP2012102414A - ポリエステルモノフィラメントとその製造方法およびその用途 - Google Patents
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Abstract
【課題】高強力で耐屈曲疲労性に優れ、かつ長さ方向の線径斑が小さいポリエステルモノフィラメントの提供。
【解決手段】延伸されたポリエステルモノフィラメントの表面に、融点110〜180℃の熱可塑性樹脂からなる厚さ0.5〜40μmのコーティング層を形成してなり、引張強度が4.5〜6.5cN/dtex、引掛強度が7.5〜10cN/dtex、かつJIS P−8115に準じて測定した屈曲疲労試験において、切断するまでの往復折り曲げ回数が1500回以上であることを特徴とするポリエステルモノフィラメント。
【選択図】なし
【解決手段】延伸されたポリエステルモノフィラメントの表面に、融点110〜180℃の熱可塑性樹脂からなる厚さ0.5〜40μmのコーティング層を形成してなり、引張強度が4.5〜6.5cN/dtex、引掛強度が7.5〜10cN/dtex、かつJIS P−8115に準じて測定した屈曲疲労試験において、切断するまでの往復折り曲げ回数が1500回以上であることを特徴とするポリエステルモノフィラメント。
【選択図】なし
Description
本発明は、ポリエステルモノフィラメントとその製造方法およびその用途に関する。更に詳しくは、高強力で耐屈曲疲労性に優れ、かつ長さ方向の線径斑が小さいポリエステルモノフィラメントとその効率的な製造方法、およびこのモノフィラメントを使用した布帛およびガットに関する。
ポリエステルは結晶性の熱可塑性樹脂であり、バランスのとれた機械的特性を有すると共に、化学的、熱的特性にも優れていることから、これらの特性を活かして電気・電子部品、自動車部品、精密機械部品などの工業用部品、繊維、フィルム、シートおよびプレートなどの各種成形品に広く用いられている。
しかしながら、ポリエステルからなる繊維、特にモノフィラメントは、繰り返して屈曲を受けた時の耐屈曲疲労性が劣るために、産業用途などに使用した場合にはフィブリル化による糸割れや糸切れが生じやすく、長期間使用できないという問題を抱えており、その改善が求められていた。
そこで、合成樹脂繊維の耐屈曲疲労性を改善するために、繊維表面に種々の樹脂コーティングを施す方法が従来から広く行われており、ポリエステルモノフィラメントについても、例えば、特定のケイ素化合物の加水分解物およびエポキシ化合物を特定の金属化合物で硬化処理してなる硬化物を、予め接着剤を付着してなるポリエステルモノフィラメントの表面にコーティングしたポリエステルモノフィラメント(例えば、特許文献1参照)や、特定のケイ素化合物の加水分解物および無機粒子の混合物を特定の金属化合物で硬化してなる硬化物を、接着剤を介して表面にコーティングしたポリエステルモノフィラメント(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
しかし、これらのモノフィラメントであっても十分な耐屈曲疲労性に至っておらず、より耐屈曲疲労性を高めるために硬化物の量を増やした場合には、使用中に粒子が脱落するといった問題があった。
また、モノフィラメントの表面に樹脂コーティングを施す方法として、例えば、樹脂コーティング液を付与したモノフィラメントをモノフィラメントの直径の1.01〜1.50倍の孔径を有するダイスに通過させ、その後樹脂コーティング液を固化させる方法(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
しかしながら、この方法では、ダイスを通過させる際にモノフィラメント表面に生じる擦過傷やモノフィラメントの線径斑が起因となって、コーティング層の厚みが不均一で真円度が得られにくくなり、さらには連続的にダイスを通過させることが困難で安定生産が難しいばかりか、モノフィラメントの断面形状も限定されるなど問題があった。
本発明は上述した従来技術における問題点の解決を課題として検討した結果達成されたものである。
したがって本発明の目的は、高強力で耐屈曲疲労性に優れ、かつ長さ方向の線径斑が小さいポリエステルモノフィラメントとその効率的な製造方法およびその用途を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明によれば、延伸されたポリエステルモノフィラメントの表面に、融点110〜180℃の熱可塑性樹脂からなる厚さ0.5〜40μmのコーティング層を形成してなり、引張強度が4.5〜6.5cN/dtex、引掛強度が7.5〜10cN/dtex、かつJIS P−8115に準じて測定した屈曲疲労試験において、切断するまでの往復折り曲げ回数が1500回以上であることを特徴とするポリエステルモノフィラメントが提供される。
なお、本発明のポリエステルモノフィラメントにおいては、
前記ポリエステルモノフィラメントがポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレートおよびポリプロピレンテレフタレートから選ばれた少なくとも一種からなり、前記熱可塑性樹脂が共重合ポリエステルからなることが、より好ましい条件として挙げられ、これらの条件を満たした場合には、さらに優れた効果を取得することができる。
前記ポリエステルモノフィラメントがポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレートおよびポリプロピレンテレフタレートから選ばれた少なくとも一種からなり、前記熱可塑性樹脂が共重合ポリエステルからなることが、より好ましい条件として挙げられ、これらの条件を満たした場合には、さらに優れた効果を取得することができる。
また、本発明の前記ポリエステルモノフィラメントの製造方法は、延伸されたポリエステルモノフィラメントの表面に、平均粒子径5μm以下、融点110〜180℃の熱可塑性樹脂を5〜40wt%含有する水系懸濁液を塗布した後、定長または弛緩条件下、150〜200℃の温度で熱処理することにより、前記熱可塑性樹脂からなるコーティング層を形成することを特徴とし、さらに好ましくは、前記熱可塑性樹脂が共重合ポリエステル固体粒子であることを特徴とする。
さらに、本発明の布帛およびガットは、前記ポリエステルモノフィラメントからなることを特徴とする。
本発明によれば、以下に説明するとおり、高強力で耐屈曲疲労性に優れ、かつ長さ方向の線径斑が小さいポリエステルモノフィラメントを得ることができる。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明のポリエステルモノフィラメントは、延伸したポリエステルモノフィラメント表面に熱可塑性樹脂を含有する水系懸濁液を塗布し、コーティング層を形成してなることを特徴とするものである。
すなわち、本発明のポリエステルモノフィラメントは、引張強度が4.5〜6.5cN/dtex、引掛強度が7.5〜10cN/dtexの高強度を維持するために、コーティング前のポリエステルモノフィラメントは延伸されて高強度を有し、コーティング層は延伸されることなく皮膜形成されていることを特徴とする。
コーティング層の熱可塑性樹脂は、延伸による分子配向を伴わないために、繰り返して擦過や折り曲げ受けた場合、延伸により高度に分子配向されたポリエステルモノフィラメントに比べてフィブリル化が発生し難い。
そのため、得られるポリエステルモノフィラメントは、引張強度4.5〜6.5cN/dtex、引掛強度7.5〜10cN/dtexの高強度を持ちながら、屈曲疲労試験において、切断するまでの往復折り曲げ回数が1500回以上の優れた耐屈曲疲労特性を両立することが可能となる。
延伸したポリエステルモノフィラメントを構成するポリエステル樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレートおよびポリプロピレンテレフタレートなどが挙げられ、これらは単独あるいは混合物を用いても良い。中でも、高い引張強度と適度な伸びを有し、耐熱性に優れている点でポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレートが好ましく、特にポリエチレンテレフタレートは本発明の目的に適しており、好ましく使用することができる。
なお、本発明でいうポリエステルモノフィラメントとは、フィラメント数が1本のものを意味するが、以下において、コーティングを施す前後のポリエステルモノフィラメントを区別するために、コーティング前のポリエステルモノフィラメントを延伸ポリエステルモノフィラメントと称す。
また、延伸ポリエステルモノフィラメントの形状は、その用途や特性を満足させるため、繊維軸方向に垂直な断面の形状を円形、楕円形、扁平、正多角形および不定形な形状を含む多角形といかなる形状をも取り得るものであり、必要に応じて芯鞘または海島複合繊維であってもよい。
ここで扁平とは楕円もしくは長方形のことを意味するが、数学的に定義される正確な楕円、長方形以外に概ね楕円、長方形またはこれに類似した形状を含み、正多角形とは数学的に定義される正多角形以外に、概ねこれに類似した形状を含むものである。
また、延伸ポリエステルモノフィラメントの断面直径は、用途によって適宜選択できるが、0.05〜3mmの範囲が最もよく使用される。
コーティング樹脂の溶剤としては、炭化水素系、アルコール系、エステル系、ケトン系、エーテル系などの有機溶剤が挙げられるが、これらの有機溶剤を使用する場合には、コーティングした熱可塑性樹脂の熱処理工程において排気、防火、空気清浄設備等を追加する必要があるため、本発明においては、コーティング樹脂には水系懸濁液、熱可塑性樹脂の分散剤には水を使用する。
なお、コーティング層を形成するための水系懸濁液としては、熱可塑性樹脂が分散されたものが使用され、特に熱可塑性を有する共重合ポリエステル固体粒子が分散されたものが本発明においては好ましく使用される。具体的にはエムスケミー・ジャパン株式会社製・商品名「Griltex D1377E Suspension」および「Griltex 9E Suspension」などの市販品がそれに当たり、これを適用することによりコーティング層を形成することができる。
また、本発明で使用する水系懸濁液中の熱可塑性樹脂の融点は、延伸ポリエステルモノフィラメントを構成する熱可塑性樹脂の融点より5℃以上低いことが好ましい。
つまり、水系懸濁液中の熱可塑性樹脂は数ミクロンの大きさで分散されており、これを延伸ポリエステルモノフィラメントに塗布してから、水分を取り除くために乾燥し、さらに熱処理を行って熱可塑性樹脂を溶融することによって、延伸ポリエステルモノフィラメント表面にコーティング層が形成されるが、この熱処理時に延伸ポリエステルモノフィラメントを構成する熱可塑性樹脂との融点差が5℃以未満の場合には、実質的に融点を超える温度で熱処理する必要があり、延伸ポリエステルモノフィラメントが溶融しやすくなって強度低下を引き起こす原因を招かれやすい。
また、本発明のポリエステルモノフィラメントにおいては、水系懸濁液中の熱可塑性樹脂が平均粒子径5μm以下であり、且つ水系懸濁液中に5〜40wt%含有されていることが好ましい。
つまり、平均粒子径が5μmを超えると水系懸濁液中の粒子の分散性が悪くなりやすく、得られるポリエステルモノフィラメントのコーティング層の厚みが不均一で真円度が得られ難くなりやすい。それゆえ平均粒子径2μm以下がさらに好ましい。なお、ここで言う平均粒子径とは、レーザー回折散乱法で測定した際の平均粒子径(累積粒度分布率50%(D50))を意味する。
また、水系懸濁液に熱可塑性樹脂を40wt%超える高濃度で添加すると、コーティング樹脂自体の流動性が低下して、延伸ポリエステルモノフィラメント表面に均一にコーティングされにくくなり、得られるポリエステルモノフィラメントの線径斑が大きくなりやすいばかりか、使用中にコーティング層が脱落して周辺を汚染する等の問題を生ずることがある。一方、熱可塑性樹脂の濃度が5wt%未満の場合は、十分な耐屈曲疲労特性が得られにくい傾向がある。
なお、コーティング層を形成するためのコーティング手段としては、ディップ、ローラー、ノズル、ドクター・ナイフ法などが挙げられ、延伸ポリエステルモノフィラメント表面にコーティング層成分の溶液を塗布する方法として有効である。また、コーティング層の厚さは、水系懸濁液中の熱可塑性樹脂の濃度で調整することができる。
さらに、本発明のポリエステルモノフィラメントは、コーティング層の厚さが0.5〜40μm、好ましくは0.5〜30μm、更に好ましくは0.5〜10μmである。コーティング層の厚さが40μmを超えると、耐屈曲疲労特性は十分であるが、コーティング層が肉厚になって線径斑の原因になりやすい。一方、コーティング層の厚さが0.5μm未満では、本発明が目的とする耐屈曲疲労特性を十分に得られにくくなる。
次に、本発明のポリエステルモノフィラメントの製造方法について詳細を説明する。
延伸ポリエステルモノフィラメントの製造に際しては、一般に公知の紡糸方法を適用することができ、例えば、1軸または2軸のエクストルーダーのような混練押出機、あるいはプレッシャーメルター型などの溶融紡糸機を使用することができる。
例えば、1軸のエクストルーダー型溶融紡糸機を使用する場合は、予め乾燥したポリエステル樹脂を溶融紡糸機に供給し、溶融紡糸機内で溶融混練した後、紡糸口金孔から溶融したポリエステル樹脂を押し出す。
ポリエステル樹脂の分解ガスに起因するフィッシュアイ状欠陥の少ない延伸ポリエステルモノフィラメントを得るためには、溶融紡糸する際の温度設定は使用するポリエステル樹脂の融点よりも20〜100℃高い温度で溶融混練して押し出すことが好ましい。
次に、押し出された溶融物は、引き続き冷却媒体中に導かれて冷却固化される。なお、冷却媒体としては、例えば水やポリエチレングリコールなど挙げることができるが、延伸ポリエステルモノフィラメントの表面から容易に除去でき、化学的、物理的に本質的な変化を与えないものであれば特に限定しない。
そして、冷却固化された未延伸糸は、延伸ポリエステルモノフィラメントとして必要な強度を得るために、加熱1段延伸または多段延伸される。
なお、この際に使用される熱媒体についても、空気、温水、蒸気、ポリエチレングリコール、グリセリンおよびシリコーンオイルなどが挙げられるが、延伸ポリエステルモノフィラメントの表面から容易に除去でき、化学的、物理的に本質的な変化を与えないものであれば特に限定しない。
また、延伸条件については、使用するポリエステル樹脂によって異なるが、温度範囲80〜240℃、総合延伸倍率5〜10倍で延伸することが延伸ポリエステルモノフィラメントとして十分な強度を得る上で好ましい。ここでいう総合延伸倍率は、1段目の延伸倍率と再延伸時の延伸倍率との積である。
このようにして得られた延伸ポリエステルモノフィラメントの引張強度が4.5〜6.5cN/dtex、引掛強度が7.5〜10cN/dtexの範囲である場合に、布帛やガットとして使用するのに最適な効果を発現する。
なお、上述した引張強度が4.5cN/dtex未満または引掛強度が7.5cN/dtex未満の場合は、強度不足のため布帛やガットの製造する際に糸切れを発生しやすい傾向にあるため不適である。また、引張強度が6.5cN/dtexまたは引掛強度が10cN/dtexを超えると、延伸ポリエステルモノフィラメント内部の配向、結晶化が進みすぎるため、フィブリル化を発生しやすい傾向があり、実用性に劣るものとなる。
かくして得られた延伸ポリエステルモノフィラメントには、次いで熱可塑性樹脂を含有する水系懸濁液が塗布され、さらに熱処理されてその表面にコーティング層が形成される。そして、必要に応じて仕上げ油剤を付着して巻き取る。
この熱処理により、溶融した熱可塑性樹脂からなるコーティング層を形成するのと同時に、延伸工程で生じた延伸ポリエステルモノフィラメント内部の不安定構造(横方向の歪み、伸びの低下、クラック)が是正される。その熱処理倍率は0.85〜1倍、特に0.85〜0.90倍の範囲が好ましい。
なお、熱可塑性樹脂として共重合ポリエステル固体粒子を使用する場合は、その融点が延伸ポリエステルモノフィラメントの融点よりも低いことが必要であり、延伸ポリエステルモノフィラメントを構成する熱可塑性樹脂の種類に応じて適宜選択できるが、110〜180℃の範囲のものが好ましく使用できる。
また、コーティング層の熱処理温度は、分散剤が水であるため100℃以上であれば十分であるが、温度が低いと乾燥に時間がかかるため、生産性の点から好ましくなく、温度が高いと水が急激に蒸発してポリエステルモノフィラメント表面に凹凸状の発泡傷が生じやすいため、150〜200℃で熱処理するのが適当である。
なお、コーティング層の分散剤は水であるため、被覆の熱処理装置には特別な排気、防火、空気清浄設備等を用意する必要が無く、経済的にも有効な手段であるといえる。
以上説明したように、本発明のポリエステルモノフィラメントは、高強力で耐屈曲疲労性に優れたものとなることから、各種フィルター、搬送用ベルトなどの工業用布帛およびバドミントン、テニスラケット用のガットの少なくとも一部として使用した場合には、耐久性に優れるという効果を得ることができる。
以下、本発明のポリエステルモノフィラメントについて実施例に基づいて説明するが、本発明のポリエステルモノフィラメントはその要旨を超えない限り以下の実施例に何ら限定されるものではない。
また、実施例におけるポリエステルモノフィラメントの評価は以下の方法で行った。
[融点]
PERKIN−ELMER製DSC7を使用し、JIS 7121に準じて、昇温速度10℃/分の条件で測定し、2nd−runのピーク温度を融点とした(単位:℃)。
PERKIN−ELMER製DSC7を使用し、JIS 7121に準じて、昇温速度10℃/分の条件で測定し、2nd−runのピーク温度を融点とした(単位:℃)。
[モノフィラメントの引張強度・引掛強度]
JIS L1013−1999に準じて、測定試料を20℃、65%RHの温湿度調整室で24時間放置した後、引張試験機(オリエンテック社製 テンシロンRTM500型)を用い、試長:250cm、引張速度300mm/分の条件で測定した。その値を測定試料の繊度で割り返し、得られた値を引張強度および引掛強度とした(単位:cN/dtex)。
JIS L1013−1999に準じて、測定試料を20℃、65%RHの温湿度調整室で24時間放置した後、引張試験機(オリエンテック社製 テンシロンRTM500型)を用い、試長:250cm、引張速度300mm/分の条件で測定した。その値を測定試料の繊度で割り返し、得られた値を引張強度および引掛強度とした(単位:cN/dtex)。
[耐屈曲疲労特性]
JIS P−8115に準じて測定した。具体的には、屈曲疲労試験機(東洋精機製 MIT屈曲疲労試験機)を使用し、荷重0.25g/d、振れ回数175回/分、振れ角度約270度(左右に各約135度)の条件で、得られたモノフィラメントを繰り返し折り曲げ、モノフィラメントが切断するまでの往復折り曲げ回数を10回測定した。この10回の平均が大きいほど耐屈曲疲労特性が優れていることを示す。
JIS P−8115に準じて測定した。具体的には、屈曲疲労試験機(東洋精機製 MIT屈曲疲労試験機)を使用し、荷重0.25g/d、振れ回数175回/分、振れ角度約270度(左右に各約135度)の条件で、得られたモノフィラメントを繰り返し折り曲げ、モノフィラメントが切断するまでの往復折り曲げ回数を10回測定した。この10回の平均が大きいほど耐屈曲疲労特性が優れていることを示す。
[コーティング層の厚さ]
ポリエステルモノフィラメント試料をミトクロームで厚さ15μmに輪切りにし、マイクロスコープ(KEEYENCE社製 デジタルHDマイクロスコープVH−7000)を使用してその表面コーティング層の厚さ4点の測定をし、この4点の測定値の平均をコーティング層の厚さとした。
ポリエステルモノフィラメント試料をミトクロームで厚さ15μmに輪切りにし、マイクロスコープ(KEEYENCE社製 デジタルHDマイクロスコープVH−7000)を使用してその表面コーティング層の厚さ4点の測定をし、この4点の測定値の平均をコーティング層の厚さとした。
[線径斑]
アンリツ社製レーザー外径測定機KL−151Aを使用した。ポリエステルモノフィラメント試料300mを30m/分の速度で測定し、平均線径Dmean、最大線径Dmax、最小線径Dminから下記式(I)により線径斑R1を算出した。
R1=(Dmax−Dmin)/Dmean×100 ・・・ (I)
アンリツ社製レーザー外径測定機KL−151Aを使用した。ポリエステルモノフィラメント試料300mを30m/分の速度で測定し、平均線径Dmean、最大線径Dmax、最小線径Dminから下記式(I)により線径斑R1を算出した。
R1=(Dmax−Dmin)/Dmean×100 ・・・ (I)
[実施例1]
ポリエチレンテレフタレート(東レ株式会社製T−701T、以下PETと略表記)を、エクストルーダー型溶融紡糸機に連続供給し、300℃で溶融押出して70℃の温水で冷却・固化した後、90℃の温水浴中で3.6倍に延伸し、更に180℃の乾熱浴中で1.528倍に延伸(全延伸倍率5.5倍)することにより延伸PETモノフィラメントを得た。
ポリエチレンテレフタレート(東レ株式会社製T−701T、以下PETと略表記)を、エクストルーダー型溶融紡糸機に連続供給し、300℃で溶融押出して70℃の温水で冷却・固化した後、90℃の温水浴中で3.6倍に延伸し、更に180℃の乾熱浴中で1.528倍に延伸(全延伸倍率5.5倍)することにより延伸PETモノフィラメントを得た。
次いで、得られた延伸PETモノフィラメントに、融点120℃、平均粒子径2μm、共重合ポリエステル固体粒子の濃度を30wt%に調製した水系懸濁液(エムスケミー・ジャパン製 Griltex 9E Suspension)をディップ法により塗布し、160℃の熱風浴内で熱処理することにより、直径0.4mmのPETモノフィラメントを得た。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
[実施例2]
実施例1において、水系懸濁液の共重合ポリエステル固体粒子の濃度を20wt%に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
実施例1において、水系懸濁液の共重合ポリエステル固体粒子の濃度を20wt%に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
[実施例3]
実施例1において、水系懸濁液の共重合ポリエステル固体粒子の濃度を10wt%に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
実施例1において、水系懸濁液の共重合ポリエステル固体粒子の濃度を10wt%に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
[実施例4]
実施例1において、水系懸濁液を融点155℃、平均粒子径2μm、共重合ポリエステル固体粒子の濃度を30wt%に調製した水系懸濁液(エムスケミー・ジャパン製 Griltex D1377E Suspension)に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
実施例1において、水系懸濁液を融点155℃、平均粒子径2μm、共重合ポリエステル固体粒子の濃度を30wt%に調製した水系懸濁液(エムスケミー・ジャパン製 Griltex D1377E Suspension)に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
[実施例5]
実施例4において、水系懸濁液の平均粒子径を4μmに変更した以外は実施例4に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
実施例4において、水系懸濁液の平均粒子径を4μmに変更した以外は実施例4に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
[比較例1]
実施例1において、水系懸濁液をディップ法により塗布した後の熱処理温度を120℃に変更した以外は実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
実施例1において、水系懸濁液をディップ法により塗布した後の熱処理温度を120℃に変更した以外は実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
[比較例2]
実施例1において、水系懸濁液を融点155℃、平均粒子径2μm、共重合ポリエステル固体粒子の濃度を30wt%に調製した水系懸濁液(エムスケミー・ジャパン製 Griltex D1377E Suspension)に変更し、水系懸濁液をディップ法により塗布した後の熱処理温度を220℃に変更した以外は実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
実施例1において、水系懸濁液を融点155℃、平均粒子径2μm、共重合ポリエステル固体粒子の濃度を30wt%に調製した水系懸濁液(エムスケミー・ジャパン製 Griltex D1377E Suspension)に変更し、水系懸濁液をディップ法により塗布した後の熱処理温度を220℃に変更した以外は実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
[比較例3]
実施例1において、水系懸濁液の平均粒子径を8μmに変更した以外は実施例4に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
実施例1において、水系懸濁液の平均粒子径を8μmに変更した以外は実施例4に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
[比較例4]
実施例1において、水系懸濁液の共重合ポリエステル固体粒子の濃度を3wt%に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
実施例1において、水系懸濁液の共重合ポリエステル固体粒子の濃度を3wt%に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
[比較例5]
実施例1において、水系懸濁液の共重合ポリエステル固体粒子の濃度を50wt%に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
実施例1において、水系懸濁液の共重合ポリエステル固体粒子の濃度を50wt%に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
[比較例6]
実施例1において、水系懸濁液を融点90℃、平均粒子径2μm、共重合ポリアミド固体粒子を濃度30wt%に調製した水系懸濁液(エムスケミー・ジャパン製 Griltex D1500A Suspension)に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
実施例1において、水系懸濁液を融点90℃、平均粒子径2μm、共重合ポリアミド固体粒子を濃度30wt%に調製した水系懸濁液(エムスケミー・ジャパン製 Griltex D1500A Suspension)に変更した以外は、実施例1に準じてPETモノフィラメントを作製した。得られたPETモノフィラメントの評価結果を表1に示す。
一方、本発明の条件を満たさないポリエステルモノフィラメントは、上記効果を十分に発揮せず、例えば、水系懸濁液の共重合ポリエステル固体粒子の濃度が低いモノフィラメント(比較例4)は、高い引張・引掛強度を有していても、コーティング層の厚さが不十分で耐屈曲疲労特性が劣るものであった。また、熱処理温度が低い(比較例1)、または水系懸濁液の共重合ポリエステル固体粒子の融点が低い(比較例6)モノフィラメントは、繰り返し折り曲げによってコーティング層が脱落するなど耐屈曲疲労特性が劣るものであった。さらに、本発明の条件を外れる高い熱処理温度で作製したモノフィラメント(比較例2)や、水系懸濁液の共重合ポリエステル固体粒子の濃度が高い(比較例5)、および平均粒子径が大きい(比較例3)モノフィラメントは、線径斑の悪化などにより引掛強度に劣るものであった。
[実施例6、比較例7]
実施例1および比較例1で得られたPETモノフィラメントを用いて工業用布帛の実用評価を行った。すなわち、各PETモノフィラメントを経糸および緯糸に使用して二重織りの布帛を作製した。この布帛を検反したところ、本発明のPETモノフィラメントを用いた布帛(実施例6)は、製織時の糸切れおよび糸割れはなく、織姿に斑もなかった。この結果より、本発明のPETモノフィラメントは布帛への応用が有用であると判断された。
実施例1および比較例1で得られたPETモノフィラメントを用いて工業用布帛の実用評価を行った。すなわち、各PETモノフィラメントを経糸および緯糸に使用して二重織りの布帛を作製した。この布帛を検反したところ、本発明のPETモノフィラメントを用いた布帛(実施例6)は、製織時の糸切れおよび糸割れはなく、織姿に斑もなかった。この結果より、本発明のPETモノフィラメントは布帛への応用が有用であると判断された。
一方、本発明の条件を満たさないPETモノフィラメントを用いて作製した二重織りの布帛(比較例7)は、布帛10m2当りで糸切れ・糸割れが0.8箇所発生しており、実用性に劣るものであった。
[実施例7、比較例8]
実施例1および比較例1で得られたPETモノフィラメントを用いてラケット用ガットの実用評価を行った。すなわち、フェース面積115平方インチのテニスラケットに55ポンドのテンションでラケット用ガットを張設し、テニスボールを時速120km、打ち出し間隔10回/分、打ち出し距離50cm、打ち出し角度40度で打撃し、ガットが切断するまでの打ち出し回数で評価した。
実施例1および比較例1で得られたPETモノフィラメントを用いてラケット用ガットの実用評価を行った。すなわち、フェース面積115平方インチのテニスラケットに55ポンドのテンションでラケット用ガットを張設し、テニスボールを時速120km、打ち出し間隔10回/分、打ち出し距離50cm、打ち出し角度40度で打撃し、ガットが切断するまでの打ち出し回数で評価した。
本発明のPETモノフィラメントを用いたラケット用ガット(実施例7)は、打ち出し回数2205回で切断したのに対し、本発明の条件を満たさないPETモノフィラメントを用いたラケット用ガット(比較例8)は、840回で切断した。
以上の結果から、本発明のPETモノフィラメントを用いたラケット用ガットはガットとして十分な打球耐久性と具備したものであり、実際にガットとして使用した場合には実用性の高いものであると言える。一方、本発明の条件を満たさないPETモノフィラメントを用いたラケット用ガットは、耐久性が不十分であり実用性に劣るものであった。
本発明によれば、高強力で耐屈曲疲労性に優れると共に、長さ方向の線径斑が小さいポリエステルモノフィラメントを得ることができるため、布帛やガットに用いた場合には極めて優れた効果を期待できる。
Claims (6)
- 延伸されたポリエステルモノフィラメントの表面に、融点110〜180℃の熱可塑性樹脂からなる厚さ0.5〜40μmのコーティング層を形成してなり、引張強度が4.5〜6.5cN/dtex、引掛強度が7.5〜10cN/dtex、かつJIS P−8115に準じて測定した屈曲疲労試験において、切断するまでの往復折り曲げ回数が1500回以上であることを特徴とするポリエステルモノフィラメント。
- 前記ポリエステルモノフィラメントが、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレートおよびポリプロピレンテレフタレートから選ばれた少なくとも一種からなり、前記熱可塑性樹脂が共重合ポリエステルからなることを特徴とする請求項1に記載のポリエステルモノフィラメント。
- 延伸されたポリエステルモノフィラメントの表面に、平均粒子径5μm以下、融点110〜180℃の熱可塑性樹脂を5〜40wt%含有する水系懸濁液を塗布した後、定長または弛緩条件下、150〜200℃の温度で熱処理することにより、前記熱可塑性樹脂からなるコーティング層を形成することを特徴とする請求項1または2に記載のポリエステルモノフィラメントの製造方法。
- 前記熱可塑性樹脂が共重合ポリエステル固体粒子であることを特徴とする請求項3に記載のポリエステルモノフィラメントの製造方法。
- 請求項1または2に記載のポリエステルモノフィラメントを用いた布帛。
- 請求項1または2に記載のポリエステルモノフィラメントからなるガット。
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JP2010249664A JP2012102414A (ja) | 2010-11-08 | 2010-11-08 | ポリエステルモノフィラメントとその製造方法およびその用途 |
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KR101430546B1 (ko) * | 2012-10-25 | 2014-08-18 | 주식회사 알켄즈 | 퍼징 현상이 개선된 코팅사 및 이의 직물 |
CN114981492A (zh) * | 2020-01-15 | 2022-08-30 | 株式会社可乐丽 | 金属包覆液晶聚酯复丝 |
-
2010
- 2010-11-08 JP JP2010249664A patent/JP2012102414A/ja active Pending
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