JP2012101247A - アルミニウム基合金製締結部品の製造方法及びアルミニウム基合金製締結部品 - Google Patents

アルミニウム基合金製締結部品の製造方法及びアルミニウム基合金製締結部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2012101247A
JP2012101247A JP2010251610A JP2010251610A JP2012101247A JP 2012101247 A JP2012101247 A JP 2012101247A JP 2010251610 A JP2010251610 A JP 2010251610A JP 2010251610 A JP2010251610 A JP 2010251610A JP 2012101247 A JP2012101247 A JP 2012101247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
based alloy
fastening
fastening part
strength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010251610A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6091046B2 (ja
Inventor
Kohei Miyamoto
浩平 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topura Co Ltd
Original Assignee
Topura Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topura Co Ltd filed Critical Topura Co Ltd
Priority to JP2010251610A priority Critical patent/JP6091046B2/ja
Priority to PCT/JP2011/075941 priority patent/WO2012063900A1/ja
Priority to TW100141178A priority patent/TWI575165B/zh
Priority to EP11839427.9A priority patent/EP2638989B1/en
Priority to US13/883,642 priority patent/US9534282B2/en
Priority to CN201180054197.1A priority patent/CN103313810B/zh
Publication of JP2012101247A publication Critical patent/JP2012101247A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6091046B2 publication Critical patent/JP6091046B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22FCHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
    • C22F1/00Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/04Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21HMAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
    • B21H3/00Making helical bodies or bodies having parts of helical shape
    • B21H3/02Making helical bodies or bodies having parts of helical shape external screw-threads ; Making dies for thread rolling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00Making machine elements
    • B21K1/44Making machine elements bolts, studs, or the like
    • B21K1/46Making machine elements bolts, studs, or the like with heads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23GTHREAD CUTTING; WORKING OF SCREWS, BOLT HEADS, OR NUTS, IN CONJUNCTION THEREWITH
    • B23G5/00Thread-cutting tools; Die-heads
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22FCHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
    • C22F1/00Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/04Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon
    • C22F1/05Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon of alloys of the Al-Si-Mg type, i.e. containing silicon and magnesium in approximately equal proportions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B33/00Features common to bolt and nut
    • F16B33/008Corrosion preventing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B35/00Screw-bolts; Stay-bolts; Screw-threaded studs; Screws; Set screws

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Forging (AREA)

Abstract

【課題】熱処理を施すタイミングを変えることで、従来には無い引張り強度等の強度特性を持った高強度アルミニウム基合金締結部品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム基合金製の材料を溶体化処理し、次に時効硬化させた後に、さらに圧造工程にて軸部を絞り加工することで加工硬化させ、その後、前記軸部におねじの転造加工を行なうことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、耐久性に優れ高強度なアルミニウム基合金製締結部品の製造方法及びアルミニウム基合金製締結部品に関するものである。
従来、自動車産業界において使われる主要な材料は鋼であった。しかし全世界中で省エネルギー化に伴う動きが活発化され、車輌の更なる軽量化が求められる傾向にある。軽量化は車輌のみならず、それを構成する部品やボルト類の締結部品にまで及んでいる。
鋼ボルトは高強度化を行なうことでサイズを小型化し、さらに本数を減らすといった方法で軽量化を進められてきたが、材料自体の比重が大きいため、本数を必要最小眼に抑えたとしても、それ以上の軽量化をすることが難しかった。
また、車輌の構成郎品のアルミ化が進む中で、鋼製のボルトを組合わせて使うことで、熱膨張率の違いによるアルミ材の陥没や、異種金属の接触により腐食劣化が進行する懸念、さらにリサイクル時に分別の工数を要する問題等があり、高強度のアルミニウム基合金製のボルト(以下、アルミ合金ボルトという)が要請されている。
アルミ合金ボルトを高強度化する場合は、従来は、特許文献1に記載のように、溶体化処理と時効硬化処理を実施することで所定の強さに調整するのが一般的である。アルミ合金ボルトは、高強度化するに従い応力腐食割れを起こしやすくなるため、一般的には強度を最高強度の5〜15%低下させた過時効調質が利用される。
この特許文献1に記載方法は、ボルト形状に冷間圧造した後、480°Cを超える温度からの急冷と、+60°C〜220°Cの範囲内での時効硬化処理とを含む熱処理を加えている。
その他、特許文献2乃至4についても、特許文献1と同様に、加工処理後に強度を向上させる熱処理を実施するものである。
特許第3939414号公報 特開平6−185512号公報 特開平11−172359号公報 特開平8−309472号公報 特開平9−314276号公報
しかしながら、従来のように、ボルト形状に加工した後に熱処理を施す方法では、JIS B 1057に記載された範囲内の引張強さが限界であり、実用的な範囲では日本ねじ研究協会誌25巻9号(1994)に記載されている、引張強さ565MPa〜570MPa.耐力505MPa〜515MPaが限界である。アルミ合金ボルトの場合は、強度を重視したことにより靭性が低下するという問題が発生することから、必要に応じて材質・熱処理を変える必要がある。
このような問題から、アルミ合金ボルトにおいては、調質により作製された鋼製ボルト
のような引張強さ向上、靭性低下の防止を両立させる技術は確立できていない。
また、アルミニウム基合金材は、少ない加工歪みを与えた場合、強度を上げる熱処理により材料の結晶粒粗大化を生じてしまい、所望の強度を得られないという問題が生じる。加工歪みの条件を考慮した加工を実施しなければならない。
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、製造工程中の熱処理を施すタイミングを変えることで、従来には無い引張特性等の強度特性を持ったアルミニウム基合金製締結部品の製造方法及びアルミニウム基合金製締結部品を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のアルミニウム基合金製締結部品の製造方法は、アルミニウム基合金製の材料に熱処理を施して強度を高め、その後、圧造工程にて所定形状に変形させて加工硬化させてさらに強度を高めることを特徴とする。
締結部品として、ボルト等のおねじ部品やリベット等の締結時に引張り力が作用する軸部を有するものに適用する場合には、圧造工程にて軸部を絞り加工する。
締結部品がおねじ部品の場合には、軸部を絞り加工した後に、軸部にねじの転造加工を行う。
熱処理は、溶体化処理をして時効処理を行うもので、アルミニウム合金材料の組織を一度リセットして調質をする。
圧造工程は冷間鍛造であることが好適である。
本発明のアルミニウム基合金製締結部品は、ボルト等のおねじ部品やリベット等の締結時に引張り力が作用する締結用の軸部を備えたアルミニウム基合金製締結部品であって、軸部は、熱処理によって強度を高めたアルミニウム基合金製の成形材を絞り加工によって圧造された構成であり、軸部には絞り加工による加工硬化の履歴として、硬度が表面から所定深さまで徐々に大きくなるような硬度分布を有していることを特徴としている。
本発明によれば、溶体化処理及び時効硬化処理等の熱処理工程によって高強度化された上に、圧造工程によって締結部品の形状に変形させて加工硬化を加えているので、従来のように、締結部品の形状に加工した後に熱処理を施す方法よりも、高い引張特性を有するアルミニウム基合金製の締結部品を製造することができる。
特に、圧造工程を冷間鍛造によって成形すれば、熱間処理のような大型の設備が不要で、低コストとなる。
図1は本発明の実施の形態に係るアルミニウム基合金製締結部品としてのアルミ合金ボルトの製造工程を示す図である。 図2(A)は図1の製造工程における材料から製品に至る加工形状の変化を示す図、(B)は図1に示す方法で製造されたアルミ合金ボルトの、絞り率と引張り強さの関係を示すグラフである。 図3は図1のアルミ合金ボルトの軸部の表面からの距離と硬さの関係を示すもので、(A)は首部の硬さ分布を示すグラフ、(B)はねじ部の硬さ分布を示すグラフである。
以下に本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1には、本発明の実施の形態に係るアルミニウム基合金製おねじ部材としてのアルミ合金ボルトの製造工程が示されている。
このアルミ合金ボルト10は、図1(H)、図2(A)に示すように、軸部20と、軸部20の一端に設けられる頭部30を有し、軸部20には、先端から頭部30に向かって所定長さ分だけおねじが形成されたねじ部21と、ねじ部21と頭部30の間のねじが形成されていない首部22とを備えている。図では、頭部を一般的な六角形状としているが、六角形状に限定するものではなく、形状、構造は問わない。
アルミニウム基合金製の材料は、図1(A)に示すように、ワイヤー形状あるいは棒形状の線材100として提供される。
アルミ合金としては、AL‐Mg‐Si系合金の6000系、A1‐Mg‐Zn系合金の7000系の合金が使用されるが、熱処理によって調質される合金であればよく、たとえば、Al‐Cu系合金の2000系についても適用可能である。
このアルミニウム基合金材料の線材100の熱処理をする。
熱処理は、溶体化処理をした後、時効硬化処理を施す。
6000系の処理はT6、溶体化処理は515°C〜550°C、焼入れは水冷で、時効硬化処理は、170°C〜180°Cで約8Hrである。
7000系の処理はT73、溶体化処理は460°C〜475°C、焼入れは水冷で、時効硬化処理として、110°C〜115°Cで約6Hr〜8Hr、175°C〜180°Cで約6Hr〜10Hrである。
これらの熱処理条件は、一般的な処理であり、特別な温度管理は必要としない。
そして、図1(C)〜(G)に示すように、熱処理を行った線材を、一本のボルトに対応する所定長さの単位線材101に切断して圧造工程に進む。
溶体化処理及び時効硬化処理は、単位線材101に切断した後に行ってもよい。
圧造工程は、すべて冷間鍛造で行われる。
まず、図1(C)〜(E)に示すように、この単位線材101を、予め所定の位置にノックアウトピン115が設定された第1成形ダイス110へ挿入し、第1パンチピン121で密閉絞り加工をすることにより、第1段階の中間成形体である第1ヘッダブランク10Aを成形する。
第1ヘッダブランク10Aは、図1(C)、図2(A)に示すように、ねじ頭部30となる中間形態頭部30Aとねじ軸部20となる中間形態軸部20Aを有する構成となる。
第1成形ダイス110には、段付きのダイ孔111が貫通形成されている。このダイ孔111は、単位線材の線径に対応する大径孔112と、大径孔112より小径の小径孔113と、大径孔112と小径孔113の境界の段差部114と、を備えている。段差部114は小径孔113に向かって徐々に小径となる方向のテーパ形状となっている。
単位線材101は、第1成形ダイス110の大径孔112に挿入され、第1成形ダイス110と対向配置された第1パンチ120の第1パンチピン121によって押し込まれる。単位線材101は、段差部114で小径に絞られながら小径孔113側に進入し、小径孔113に挿入されているノックアウトピン115に突き当たり、第1パンチピン121とノックアウトピン115の間で圧縮されて、第1ヘッダブランク10Aが成形される。
これにより、小径孔113に圧入された部分が中間形態軸部20Aとなり、大径孔112に残った部分が中間形態頭部30Aとなる。
次に、図1(F),(G)に示すように、据え込み用の第2成形ダイス210と第2パンチ220によって、第2段階の中間成形体である第2ヘッダブランク10Bが成形される。第2ヘッダブランク10Bは、図1(G)及び図2(A)に示すように、最終的な形状の頭部30が成形される。
この第2成形ダイス210には、図1(F)に示すように、ダイ孔211と据え込み凹部216が設けられている。ダイ孔211は中間形態軸部20Aと同一径の丸孔で、予め所定の位置にノックアウトピン215が設定されている。このダイ孔211に第1ヘッダ
ブランク10Aの中間形態軸部20Aを挿入し、先端をノックアウトピン215に突き当て、ダイ孔211の開口部から中間形態頭部30Aを突き出た状態に保持する。
一方、据え込み凹部216は、最終成形品のアルミ合金ボルト10の頭部30の形状に倣った形状で、中間形態頭部30Aが中途まで入り込み、第2パンチ220によって圧潰されて据え込み凹部216の内周形状に倣った形状に成形する。
これにより、ねじ成形前の中間形態軸部20Aと頭部30を備えた第2ヘッダブランク10Bが成形される。
次いで、不図示の転造ダイスを用いて中間形態軸部20Aの先端から所定長さ分だけおねじを転造してねじ部21とし、図1(H)に示すように、最終製品であるアルミ合金ボルト10が完成する。
このように成形されたアルミ合金ボルト10は、溶体化処理と時効硬化処理によって高強度化された上に、さらに冷間圧造によって軸部20を絞って加工硬化を加えているので、従来のように、ボルト形状に加工した後に熱処理を施す方法よりも、高い引張特性を有するアルミ合金ボルト10を製造することができる。特に、冷間鍛造によって成形するので、熱間処理のような大型の設備が不要で、低コストとなる。
表1には、異なるアルミニウム基合金で、軸部の絞り率を変えたサンプルを複数製造し、各サンプルについて引張り強さと耐力を測定した試験結果を示している。
アルミ基合金としては、6000系として、サンプルA、サンプルBの2種類、7000系として、サンプルCを用いた。
アルミ基合金線材は、溶体化処理し、時効硬化させて調質をしている。
溶体化処理の温度条件は、サンプルAは、溶体化処理温度は550°、焼き入れは水冷、時効硬化処理は、170°Cで15Hrである。サンプルBは、溶体化処理温度は550°、焼き入れは水冷、時効硬化処理は、170°Cで6Hrとした。
絞り率は、素材の単位線材の断面積と軸部の断面積の面積比であり、それぞれ16%、26%、36%、46%、56%、70%の6種類である。軸部の径はφ7.10〜7.13mmであり、絞り率が高くなるほど、使用する単位線材の径を太くしている。
Figure 2012101247
図2(B)は、上記表1のデータについて、絞り率を横軸、引張り強さを縦軸にとって示したグラフである。
このように、サンプルA,サンプルB、サンプルCいずれも、絞り率によるが、500MPa以上の引張り強さを実現できた。
絞り率としては、この16%〜70%程度が好適で、70%を超えると割れ等が発生するおそれがあり、16%より小さいと、あまり加工硬化による強度向上の効果が小さくなる。特に、36%以上とすると、500MPa以上とすることができる。
また、軸部には、絞り加工による加工硬化の履歴として、硬度が表面から所定深さまで徐々に大きくなるような硬度分布が形成されるという構造上の特徴も確認できた。
このように表面側が軟らかいので、締め付け時にねじ山の接触面の密着性がよくなる。
図3は、A6000系のアルミ合金ボルトで、絞り率が36%、46%、56%の本発明のサンプルDと、絞っていない通常の比較サンプルEの硬さ分布について、図3(B)に示されるように、ねじの無い首部22と、ねじが形成されたねじ部21について、表面からの距離を横軸に、硬さ(Hv)を縦軸にとって示したものである。
図3(A)は、首部22についての硬さ分布を示している。サンプルの首部22の直径は7mmで、硬さ分布は中心位置(表面からの距離が3.5mm)まで測定している。
首部については、0〜0.5mm程度の間に、本発明のサンプルDでは、130Hvから170Hv程度まで急激に上昇し、それ以上の深さでは、中心位置の3.5mmに至るまでの間は、170Hvから18Hv程度に緩やかに上昇する傾向となる。
一方、絞っていない比較サンプルEの場合には、深さが変わっても、110〜120Hv程度で一定であった。
ねじが形成されるねじ部21については、図3(D)に示すように、ねじ山の頂部をゼロとして測定している。図3(C)に示すように、ねじ山の頂部は測定できないので、0.1mm程度の深さからの測定となっているが、ねじ山部分は転造によって加工硬化する
ので、0.1mmの深さでも硬さが160HV程度であり、深くなっても緩やかに増大する分布となっている。
このように、軸部20のねじの無い首部22については、表面の硬度が深い部分に比較して低いので、軸部を絞って高強度とした場合でも、ねじ山を容易に転造することができる。
以上、本発明によれば、高い引張り特性を有するアルミ合金ボルト10が実現できるので、次のような波及的な効果を奏する。
1)軽量化
従来は鋼製のボルトを使っていた高い締付け力を必要とする被締結部材についても、本発明の高強度のアルミ合金ボルトを利用することが可能となり、素材密度が、鋼7.85(g/cm)に対し、アルミニウム基合金、2.71(g/cm)であることから、比重が鋼の約3/1となり、軽量化を図ることができる。
2)熱膨張係数差によるボルトの緩みの防止
被締結部材がアルミニウム基合金の場合には、鋼製のボルトを使うと、アルミニウム基合金と鋼では熱膨張係数に差があるため、温度の上昇によってボルト側の負担が大きくなり、場合によっては被締結部材が陥没変形するおそれがあり、ゆるみが発生してしまう可能性がある。これに対して、本願発明の高い締付け力に対応できる高強度のアルミ合金ボルトを使うことで、熱膨張係数を同じにすることで、それを防止することが可能となる。
3)異種金属接触による電位差腐食の防止
被締付部材がアルミニウム基合金の場合では、アルミニウムとマグネシウム又は鉄を接触させると、アルミニウム側が電位差腐食で侵され、場合によっては、被締結部材側が陥没変形するおそれがあり、緩みが発生してしまう可能性があるが、本発明の高い締付け力に対応出来る高強度アルミ合金ボルトを使うことで、異種金属間の電位差を無くし、電位差による腐食を防止することが可能となる。
4)リサイクルの推進
従来は、被締付部材がアルミニウム基合金の場合では、鋼製ボルトを使用している場合には、リサイクルの際に分別する工数が必要となる。これに対して、本発明の高い締付け力に対応できる高強度アルミ合金ボルトを使うことで、被締付部材と同じ材質にでき、分別する工数を削減する事が可能となる。
なお、上記実施の形態では、アルミニウム基合金製締結部品として、アルミ合金ボルトを例にとって説明したが、ボルトに限定されるものではなく、軸部におねじが形成されているアルミニウム基合金製のおねじ部品全般について適用可能である。
また、おねじ部品と同様に、締結時に引張り力が作用する締結部品として、リベットについても適用可能である。
リベットは、基本的には、図1の第2ヘッダブランクの形状であり、ねじの転造工程が不要である。
また、締結部品としては、ボルトと一対となるナットについても適用可能である。ナットの製造については、ボルトやリベットと異なり軸部が無いが、たとえば、据え込み加工等の圧造工程の前に、素材に熱処理を加えて強度を高めておき、その後圧造工程による加工硬化を利用して高強度化を図ることができる。
10 アルミ合金ボルト(アルミニウム基合金製締結部品)
10A 第1ヘッダブランク
10B 第2ヘッダブランク
20 軸部、20A 中間形態軸部、
30 頭部、30A 中間形態頭部
100 線材、101 単位線材
110 第1成形ダイス
111 ダイ孔、112 大径孔、113 小径孔、
114 段差部、115 ノックアウトピン
120 第1パンチ、121 第1パンチピン、125 ノックアウトピン
210 第2成形ダイス、
211 ダイ孔、215 ノックアウトピン
220 第2パンチ

Claims (7)

  1. アルミニウム基合金製の材料に熱処理を施して強度を高め、その後、圧造工程にて所定形状に変形させて加工硬化させてさらに強度を高めることを特徴とするアルミニウム基合金製締結部品の製造方法。
  2. 締結部品は、締結時に引張り力が作用する軸部を有し、圧造工程にて軸部を絞り加工する請求項1に記載のアルミニウム基合金製締結部品の製造方法。
  3. 締結部品はおねじ部品であり、軸部を絞り加工した後に、軸部にねじの転造加工を行う請求項2に記載のアルミニウム基合金製締結部品の製造方法。
  4. 熱処理は、溶体化処理をして時効処理を行う請求項1乃至3のいずれかの項に記載のアルミニウム基合金製締結部品の製造方法。
  5. 圧造工程は冷間鍛造である請求項1乃至4のいずれかの項に記載のアルミニウム基合金製締結部品の製造方法。
  6. 締結用の軸部を備えたアルミニウム基合金製締結部品であって、
    前記軸部は、熱処理によって強度を高めたアルミニウム基合金製の成形材を絞り加工によって圧造された構成であり、
    前記軸部には絞り加工による加工硬化の履歴として、硬度が表面から所定深さまで徐々に大きくなるような硬度分布を有していることを特徴とするアルミニウム基合金製締結部品。
  7. 締結部品はおねじ部品である請求項6に記載のアルミニウム基合金製締結部品。
JP2010251610A 2010-11-10 2010-11-10 アルミ合金ボルトの製造方法及びアルミ合金ボルト Active JP6091046B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010251610A JP6091046B2 (ja) 2010-11-10 2010-11-10 アルミ合金ボルトの製造方法及びアルミ合金ボルト
PCT/JP2011/075941 WO2012063900A1 (ja) 2010-11-10 2011-11-10 アルミニウム基合金製締結部品の製造方法及びアルミニウム基合金製締結部品
TW100141178A TWI575165B (zh) 2010-11-10 2011-11-10 Manufacture of fasteners for aluminum-based alloys and fasteners for aluminum-based alloys
EP11839427.9A EP2638989B1 (en) 2010-11-10 2011-11-10 Process for manufacture of fastening component made from aluminum-based alloy, and fastening component made from aluminum-based alloy
US13/883,642 US9534282B2 (en) 2010-11-10 2011-11-10 Method for manufacturing aluminum based alloy-made fastening part and aluminum based alloy-made fastening part
CN201180054197.1A CN103313810B (zh) 2010-11-10 2011-11-10 铝基合金制紧固件的制造方法及铝基合金制紧固件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010251610A JP6091046B2 (ja) 2010-11-10 2010-11-10 アルミ合金ボルトの製造方法及びアルミ合金ボルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012101247A true JP2012101247A (ja) 2012-05-31
JP6091046B2 JP6091046B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=46051037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010251610A Active JP6091046B2 (ja) 2010-11-10 2010-11-10 アルミ合金ボルトの製造方法及びアルミ合金ボルト

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9534282B2 (ja)
EP (1) EP2638989B1 (ja)
JP (1) JP6091046B2 (ja)
TW (1) TWI575165B (ja)
WO (1) WO2012063900A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015005347A1 (ja) * 2013-07-08 2015-01-15 株式会社トープラ ねじ部品
JP2017202497A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 日産ネジ株式会社 高強度アルミニウム合金ボルトの製造方法
JP2018141501A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 松本重工業株式会社 アルミニウム合金製ボルト
JP2020131252A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 日産ネジ株式会社 高強度アルミニウム合金ボルトの製造方法
JP2021008961A (ja) * 2020-11-04 2021-01-28 松本重工業株式会社 アルミニウム合金製ボルト
WO2021085627A1 (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 松本重工業株式会社 アルミニウム合金製ボルトおよびその製造方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103878290A (zh) * 2014-03-27 2014-06-25 昆山土山建设部件有限公司 台阶轴的加工方法
CN105268904A (zh) * 2014-07-24 2016-01-27 洪国珍 镁或铝螺丝制造方法及其制成镁或铝螺丝元件
DE102021006491B3 (de) 2021-12-30 2023-06-07 Hsiang Wu Verfahren zur herstellung eines befestigungselements aus rostfreiem stahl

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4979355A (ja) * 1972-12-07 1974-07-31
JPS57181739A (en) * 1981-04-28 1982-11-09 Takakazu Marumo Manufacture of roller for special industrial use
JPS63174749A (ja) * 1987-01-14 1988-07-19 Sumitomo Metal Ind Ltd プレス用Ti及びTi合金材の潤滑処理方法
JPH09143552A (ja) * 1995-11-27 1997-06-03 Daido Steel Co Ltd 析出硬化型ステンレス鋼の鍛造加工方法
JP2007284731A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Sankyo Seisakusho:Kk アルミニウム合金冷間鍛造品の製造方法
JP2008223108A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Kobe Steel Ltd アルミニウム合金鍛造材およびその製造方法
JP2010189750A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Kobe Steel Ltd 耐軟化性に優れた高強度アルミニウム合金線棒材およびその製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0767593B2 (ja) 1987-10-13 1995-07-26 大同特殊鋼株式会社 高強度ステンレス鋼ボルトの製造方法
JPH0792101B2 (ja) 1992-12-18 1995-10-09 有限会社トリテクノ アルミニウム合金製ボルトの製造方法
CN1190274C (zh) 1995-05-01 2005-02-23 马克顿耐尔道格拉思公司 预涂层铝合金部件的制备
JPH08309472A (ja) 1995-05-11 1996-11-26 Daido Steel Co Ltd 析出硬化型ステンレス鋼ボルトの製造方法
JP3776507B2 (ja) 1996-05-23 2006-05-17 神鋼ボルト株式会社 高強度ステンレスボルトの製造方法
ATE195557T1 (de) 1997-03-06 2000-09-15 Alusuisse Lonza Services Ag Verbindungselement
JP3939414B2 (ja) 1997-12-12 2007-07-04 古河スカイ株式会社 高強度アルミニウム合金製ねじおよびその製造方法
MY135133A (en) 2003-06-11 2008-02-29 Liew Khong Fah A method of strengthening moulds of aluminium or its alloys
JP4219871B2 (ja) * 2004-08-18 2009-02-04 一郎 大倉 アルミニウム合金リベットの製造方法
JP5540546B2 (ja) * 2009-03-31 2014-07-02 日本軽金属株式会社 高力アルミニウム合金ボルトの製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4979355A (ja) * 1972-12-07 1974-07-31
JPS57181739A (en) * 1981-04-28 1982-11-09 Takakazu Marumo Manufacture of roller for special industrial use
JPS63174749A (ja) * 1987-01-14 1988-07-19 Sumitomo Metal Ind Ltd プレス用Ti及びTi合金材の潤滑処理方法
JPH09143552A (ja) * 1995-11-27 1997-06-03 Daido Steel Co Ltd 析出硬化型ステンレス鋼の鍛造加工方法
JP2007284731A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Sankyo Seisakusho:Kk アルミニウム合金冷間鍛造品の製造方法
JP2008223108A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Kobe Steel Ltd アルミニウム合金鍛造材およびその製造方法
JP2010189750A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Kobe Steel Ltd 耐軟化性に優れた高強度アルミニウム合金線棒材およびその製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015005347A1 (ja) * 2013-07-08 2015-01-15 株式会社トープラ ねじ部品
JP2017202497A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 日産ネジ株式会社 高強度アルミニウム合金ボルトの製造方法
JP2018141501A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 松本重工業株式会社 アルミニウム合金製ボルト
JP2020131252A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 日産ネジ株式会社 高強度アルミニウム合金ボルトの製造方法
WO2021085627A1 (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 松本重工業株式会社 アルミニウム合金製ボルトおよびその製造方法
JP7403109B2 (ja) 2019-10-31 2023-12-22 松本重工業株式会社 アルミニウム合金製ボルトおよびその製造方法
JP2021008961A (ja) * 2020-11-04 2021-01-28 松本重工業株式会社 アルミニウム合金製ボルト
JP7018616B2 (ja) 2020-11-04 2022-02-14 松本重工業株式会社 アルミニウム合金製ボルト

Also Published As

Publication number Publication date
CN103313810A (zh) 2013-09-18
TWI575165B (zh) 2017-03-21
US20130230366A1 (en) 2013-09-05
EP2638989A4 (en) 2015-02-11
WO2012063900A1 (ja) 2012-05-18
EP2638989A1 (en) 2013-09-18
TW201245592A (en) 2012-11-16
US9534282B2 (en) 2017-01-03
JP6091046B2 (ja) 2017-03-08
EP2638989B1 (en) 2016-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6091046B2 (ja) アルミ合金ボルトの製造方法及びアルミ合金ボルト
US20120241055A1 (en) Process for producing brake piston
CN109482796B (zh) 一种TC4钛合金盘锻件的β锻及热处理方法
JP2000328211A (ja) 2024型アルミニウム合金の成形部品の製造方法
CN109465607A (zh) 一种高强度螺栓的加工工艺
EP2149618B1 (en) Hot pressing process, particularly for providing metal unions for pneumatic, hydraulic and fluid-operated circuits, and metal union obtained thereby
JP2008173687A (ja) 鍛造成形品およびその製造方法
JP4332889B2 (ja) マグネシウム基合金成形体の製造方法
JP6577652B2 (ja) アルミニウム合金および締結部材
WO2009102233A1 (ru) Способ штамповки заготовок из наноструктурных титановых сплавов
JP4684862B2 (ja) ボルトの圧造方法
JP2006110621A (ja) アルミニウム合金製型鍛造品の製造方法及び温間型鍛造用アルミニウム合金製予備成形品
JP5316982B2 (ja) 超微細粒組織鋼からなる高強度成形品及びその製造方法
JP4519053B2 (ja) 高強度ナットの製造方法
JP6795812B2 (ja) アルミニウム合金製ボルト
JP3097476B2 (ja) 熱間塑性加工方法
JP7496106B1 (ja) アルミニウム合金製ねじ用素材及びアルミニウム合金製ねじ並びにその製造方法
WO2007020914A1 (ja) 冷間加工性に優れた高強度ステンレス鋼線及びその成形品
JP6387456B2 (ja) コンロッドの製造方法
JPH08100213A (ja) マルテンサイト系析出硬化型ステンレス鋼高強度部材の製造方法
JP2020131252A (ja) 高強度アルミニウム合金ボルトの製造方法
RU2744582C1 (ru) Способ получения массивных полуфабрикатов из высокопрочных алюминиевых сплавов
CN103313810B (zh) 铝基合金制紧固件的制造方法及铝基合金制紧固件
JP2024033626A (ja) 冷間鍛造部品および冷間鍛造部品の製造方法
RU2510303C1 (ru) Способ производства гайки

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150610

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150619

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20150717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6091046

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250