JP2012100913A - X線ct装置およびx線ct装置の制御方法 - Google Patents

X線ct装置およびx線ct装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デュアルエナジー撮影可能に構成されたX線CT装置において、低い管電圧と高い管電圧の期間の線量が同一となるX線CT装置およびX線CT装置の制御方法を提供する。
【解決手段】高圧電源55と、タイミング制御部54と、区間判定部58と、閾値設定部60と、を有する。高圧電源55は、設定電圧が切り替わると、出力電圧が所要の時間をかけて変化して設定電圧に達するよう構成される。タイミング制御部54は、設定電圧を第1の期間にわたり第1の電圧に設定した後第2の期間にわたり第2の電圧に設定することを繰り返す。区間判定部58は、X線管21の管電圧と所定の閾値とを比較し、出力電圧が所定の閾値より小さいと第1の電圧区間と判定する一方、出力電圧が所定の閾値以上であると第2の電圧区間と判定する。閾値設定部60は、被検体に照射される線量が第1の電圧区間と第2の電圧区間とで等しくなるよう所定の閾値を設定する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、X線CT(Computed Tomography)装置およびX線CT装置の制御方法に関する。
X線CT装置には、スキャン中にX線管電圧を低い電圧(たとえば80kVなど)と高い電圧(たとえば140kVなど)とで高速に切り替えつつ撮影するいわゆるデュアルエナジー撮影ができるように構成されたものがある。この種のX線CT装置によれば、異なるエネルギー分布を持ったX線ビームによる画像を取得することにより被検体の構成元素の違いを映像化することができ、たとえば石灰化した組織部と造影剤による血管の像を分離することができるようになっている。
特開2008−279153号公報
従来の技術では、撮影タイミングとの同期のとりやすさを考慮して、X線管電圧が低電圧である期間と高電圧である期間とがほぼ等しくなるように制御される。
CT画像は、診断可能な画質を有することが好ましい。診断可能な画質とするためには所定の線量が必要となる。そこで、デュアルエナジー撮影において、低電圧である期間は、この期間に撮影されるCT画像が診断可能な画質となるととともに被検体が過剰な被ばくをしないよう決定される。
一方、X線管から照射されるX線の線量率は、管電流に比例するとともに管電圧の二乗に比例することが知られている。このため、X線管電圧が低電圧である期間と高電圧である期間とがほぼ等しくなるように制御されてしまうと、高電圧である期間においては、被検体に対して過剰な線量のX線が照射されてしまう。
本発明の一実施形態に係るX線CT装置は、上述した課題を解決するために、デュアルエナジー撮影可能に構成されたX線CT装置であって、高圧電源と、X線管と、X線検出部と、タイミング制御部と、区間判定部と、閾値設定部と、データ収集部と、を備えたものである。高圧電源は、第1の電圧および第1の電圧より高い第2の電圧のいずれか一方を設定電圧として設定され、設定電圧が切り替わると、出力電圧が所要の時間をかけて変化して設定電圧に達する。X線管は、高圧電源の出力電圧を印加されて被検体に対してX線を照射する。X線検出部は、被検体を透過したX線を受ける。タイミング制御部は、高圧電源の設定電圧の切り替えを制御し、設定電圧を第1の期間にわたり第1の電圧に設定した後第2の期間にわたり第2の電圧に設定することを繰り返す。区間判定部は、X線管の管電圧と所定の閾値とを比較し、出力電圧が所定の閾値より小さいと第1の電圧区間と判定する一方、出力電圧が所定の閾値以上であると第2の電圧区間と判定する。閾値設定部は、X線管から被検体に照射される線量が第1の電圧区間と第2の電圧区間とで等しくなるよう所定の閾値を設定する。データ収集部は、第1の電圧区間と判定されると管電圧が第1の電圧区間の平均電圧であるものとしてX線検出器の出力を収集する一方、第2の電圧区間と判定されると管電圧が第2の電圧区間の平均電圧であるものとしてX線検出器の出力を収集する。
本発明の第1実施形態に係るX線CT装置の一例を示す概略的な全体構成図。管電圧が第1の電圧および第2の電圧の間でほぼ直線的に変化し管電圧検出信号(信号b)が三角波で近時できる場合 第1実施形態に係るX線管の印加電圧制御を説明するためのブロック図。 設定切替部の切り替え信号(信号a)とX線管に印加される管電圧との関係の一例を示すタイミングチャート。 管電圧検出信号(信号b)と線量率の関係の一例を示す説明図。 本発明の第2実施形態に係るX線CT装置のX線管の印加電圧制御を説明するためのブロック図。
本発明に係るX線CT装置およびX線CT装置の制御方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本発明の一実施形態に係るX線CT装置は、デュアルエナジー撮影可能に構成される。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るX線CT装置10の一例を示す概略的な全体構成図である。
X線CT装置10は、スキャナ装置11および画像処理装置12を有する。X線CT装置10のスキャナ装置11は、通常は検査室に設置され、患者Oの部位(被検体)に関するX線の透過データを生成するために構成される。画像処理装置12は、通常は検査室に隣接する制御室に設置され、透過データから投影データを生成して再構成画像の生成・表示を行なうために構成される。
X線CT装置10のスキャナ装置11は、X線管21、絞り22、X線検出器23、DAS(Data Acquisition System)24、回転部25、電源制御部26、高圧印加部27、絞り駆動装置28、回転駆動装置29、天板30、天板駆動装置31、およびコントローラ32を有する。
X線管21は、高圧印加部27により電圧(以下、管電圧という)を印加されてX線を発生する。X線管21が発生するX線は、ファンビームX線やコーンビームX線として患者Oに向かって照射される。
絞り22は、絞り駆動装置28を介してコントローラ32により制御されて、X線管21から照射されるX線のスライス方向の照射範囲を調整する。
X線検出器23は、1または複数のX線検出素子(電荷蓄積素子)により構成される。このX線検出素子は、X線管21から照射されたX線を検知する。X線管21およびX線検出器23は、天板30に載置された患者Oを挟んで対向する位置となるよう回転部25に支持される。
このX線検出器23としては、たとえばチャンネル(CH)方向に複数チャンネル、スライス方向に1列のX線検出素子を有するいわゆる1次元アレイ型(シングルスライス型)のものを用いることができる。また、チャンネル(CH)方向に複数チャンネル、スライス方向に複数列のX線検出素子を有するいわゆる2次元アレイ型(マルチスライス型)のものを用いてもよい。
DAS24は、X線検出器23を構成するX線検出素子が検知した透過データの信号を増幅してデジタル信号に変換して出力する。DAS24の出力データは、スキャナ装置11のコントローラ32を介して画像処理装置12に与えられる。
回転部25は、X線管21、絞り22、X線検出器23、およびDAS24を一体として保持される。回転部25が回転駆動装置29を介してコントローラ32に制御されて回転することにより、X線管21、絞り22、X線検出器23、およびDAS24は一体として患者Oの周りを回転する。
電源制御部26は、高圧印加部27の設定電圧の切り替えを制御し、設定電圧を第1の期間にわたり第1の電圧(たとえば80kVなど)に設定した後、第2の期間にわたり第1の電圧より高い第2の電圧(たとえば140kVなど)に設定することを繰り返す。
高圧印加部27は、電源制御部26およびコントローラ32に制御されて、X線の照射に必要な電力をX線管21に供給する。
絞り駆動装置28は、コントローラ32に制御されて、絞り22の開口を調整することによりX線のスライス方向の照射範囲を調整する。
回転駆動装置29は、コントローラ32に制御されて、回転部25を空洞部の周りに回転させる。
天板30は、患者Oを載置可能に構成される。
天板駆動装置31は、コントローラ32に制御されて、天板30を昇降動させる。また、天板駆動装置31は、コントローラ32に制御されて、回転部25の中央部分の開口部のX線照射場へ天板30を移送する。
コントローラ32は、CPU、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従って、X線検出器23、DAS24、電源制御部26、高圧印加部27、絞り駆動装置28、回転駆動装置29および天板駆動装置31を制御することによりスキャンを実行させる。コントローラ32のRAMは、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。コントローラ32のROMをはじめとする記憶媒体は、スキャン装置11の起動プログラム、スキャナ装置11の制御プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
一方、X線CT装置10の画像処理装置12は、たとえばパーソナルコンピュータにより構成され、病院基幹のLAN(Local Area Network)等のネットワークとデータ送受信することができる。
画像処理装置12は、図1に示すように、データ収集部41、入力部42、表示部43、ネットワーク接続部44、記憶部45および主制御部46を有する。
データ収集部41は、スキャナ装置11が実行したスキャンにより得られた投影データをDAS24およびコントローラ32を介して収集する。データ収集部41によって収集されたデータは、記憶部45に記憶される。
入力部42は、たとえばキーボード、タッチパネル、テンキーなどの一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に対応した操作入力信号を主制御部46に出力する。
表示部43は、たとえば液晶ディスプレイやOEL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成され、主制御部46の制御に従って各種画像を表示する。
ネットワーク接続部44は、ネットワークの形態に応じた種々の情報通信用プロトコルを実装する。ネットワーク接続部44は、この各種プロトコルに従って画像処理装置12と他の電気機器とを接続する。この接続には、電子ネットワークを介した電気的な接続などを適用することができる。ここで電子ネットワークとは、電気通信技術を利用した情報通信網全般を意味し、病院基幹LANなどの無線/有線LANやインターネット網のほか、電話通信回線網、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワークおよび衛星通信ネットワークなどを含む。
記憶部45は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、主制御部46のCPUにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有する。記憶部45は、データ収集部41によって収集されたデータなどを記憶する。
主制御部46は、CPU、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従って、スキャナ装置11のコントローラ32を制御する。主制御部46のRAMは、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。主制御部46のROMをはじめとする記憶媒体は、画像処理装置12の起動プログラム、コントローラ32の制御プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
図2は、第1実施形態に係るX線管21の印加電圧制御を説明するためのブロック図である。
図2に示すように、電源制御部26は、第1の電圧設定部51と、第2の電圧設定部52と、設定切替部53と、タイミング制御部54とを有する。また、高圧印加部27は、高圧電源55と、管電圧検出部56と、管電流検出部57とを有する。
また、図2に示すように、コントローラ32のCPUは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶されたプログラムに従って少なくとも区間判定部58、タイミング調整部59および閾値設定部60として機能する。この各部58〜60は、RAMの所要のワークエリアを、データの一時的な格納場所として利用する。この各部58〜60は、コントローラ32のCPUを用いることなく回路などのハードウエアロジックによって構成しても構わない。
第1の電圧設定部51は、デュアルエナジー撮影における低い管電圧に対応する第1の電圧(たとえば80kVなど)を設定電圧とするよう高圧電源55に指示するための信号を出力する。また、第2の電圧設定部52は、デュアルエナジー撮影における高い管電圧に対応する第2の電圧(たとえば140kVなど)を設定電圧とするよう高圧電源55に指示するための信号を出力する。
設定切替部53は、高圧電源55に対して第1の電圧設定部51および第2の電圧設定部52のいずれか一方の指示が与えられるよう、高圧電源55と第1の電圧設定部51および第2の電圧設定部52のいずれか一方との電気的接続を切り替える。
タイミング制御部54は、設定切替部54に対して切り替え信号(信号a)を出力することにより、高圧電源55の設定電圧の切り替えタイミングを制御する。より具体的には、タイミング制御部54は、設定電圧を第1の期間にわたり第1の電圧に設定した後、第2の期間にわたり第2の電圧に設定することを繰り返す。設定切替部54は、この信号aに応じて高圧電源55と第1の電圧設定部51および第2の電圧設定部52のいずれか一方との電気的接続を切り替える。
図3は、設定切替部53の切り替え信号(信号a)とX線管21に印加される管電圧との関係の一例を示すタイミングチャートである。図3には、管電圧を三角波に近似した場合の例について示した。
高圧電源55は、第1の電圧および第2の電圧のいずれか一方を設定電圧として設定される。図2には、高圧電源55のプラス側出力がX線管21のアノードに接続されるとともに接地され、マイナス側出力がX線間のカソードに接続される場合の例について示した。また、高圧電源55は、設定電圧が切り替わると、出力電圧が所要の時間をかけて変化して設定電圧に達するよう構成される。すなわち、高圧電源55の出力電圧波形は矩形波とはならない。
管電圧検出部56は、管電圧を検出し、管電圧に応じた信号である管電圧検出信号(信号b)を出力する。図3の信号bから明らかなように、スキャン中に管電圧を高速に切り替えるデュアルエナジー撮影では、高圧電源55の出力電圧波形は矩形波とはならない。
なお、管電圧は高電圧であるため、管電圧検出部56は、高圧電源55の出力電圧をたとえば分圧比1:20000などで分圧するとよい。図2に示す回路例では、管電圧検出部56は、分圧された電圧をさらに極性反転して出力するとよい。図3には、図2に示す回路例において管電圧検出部56が管電圧検出信号(信号b)を極性反転して出力する場合の例について示した。
管電流検出部57は、管電流を検出し、管電流に応じた信号を閾値設定部60に与える。
区間判定部58は、管電圧検出信号(信号b)と閾値設定部60から与えられる所定の閾値信号(信号c)とを比較し、比較結果信号(信号d)をコントローラ32を介してデータ収集部41に与える。
区間判定部58は、信号bが信号cより小さいと第1の電圧区間と判定し、信号dとして第1の電圧区間であることを示す「Low」を出力する(図3の信号dの「L」参照)。一方、区間判定部58は、信号bが信号c以上であると第2の電圧区間と判定し、信号dとして第2の電圧区間であることを示す「High」を出力する(図3の信号dの「H」参照)。
そして、データ収集部41は、区間判定部58から受ける信号dが「Low」であるときは管電圧が第1の電圧区間の平均電圧であり、「High」であるときは管電圧が第2の電圧区間の平均電圧であるものとみなして、X線検出器23のデータを収集する。なお、図3に示すように、積分器が1つである場合、第1の電圧区間および第2の電圧区間の最後の所要の時間をデータ取り込みタイミングとし、他の時間をデータ積分時間とするとよい。また、積分器が2つある場合は、2つの積分器を第1の電圧用と第2の電圧用に分けて用いてもよいし、データ積分用とデータ取り込み用に分けてもよい。
第1の電圧区間の平均電圧および第2の電圧区間の平均電圧は、あらかじめ予備実験等により取得した値を記憶部45や主制御部46のROM等に記憶させておいてもよい。また、区間判定部58やコントローラ32などが管電圧検出部56の出力にもとづいて算出してデータ収集部41に与えてもよい。
なお、以下の説明では、信号bが最小値となる時刻をt0、信号bの上昇期間中に信号cと一致する時刻をt1、信号b最大値となる時刻をt2、信号bの下降期間中に信号cと一致する時刻をt3、信号bが再度最小値となる時刻をt4とする。
データ収集部41に動作遅れがありタイミング補正が必要な場合には、スキャン装置11は信号dの出力タイミングを調整するためのタイミング調整部59を備えるとよい。タイミング調整は、たとえば、データ収集部41の動作遅れ分だけ信号dの出力タイミングを早めるように行うとよい。これはたとえば信号cにオフセットを加えることで実現可能である。具体的には、データ収集部41に動作遅れがある場合、タイミング調整部59は、信号bの上昇期間中は信号cにプラスのオフセットを加え、信号bの下降期間中は信号cにマイナスのオフセットを加えるとよい。
閾値設定部60は、X線管から被検体に照射される線量が第1の電圧区間と第2の電圧区間とで等しくなるように閾値信号(信号c)を設定する。
次に、閾値設定部60による閾値信号(信号c)の決定方法について説明する。
図4は、管電圧検出信号(信号b)と線量率の関係の一例を示す説明図である。
高圧電源55が、出力電圧が所要の時間をかけて変化して設定電圧に達するよう構成され、管電圧が第1の電圧および第2の電圧の間でほぼ直線的に変化する場合、線量率のカーブは非線形になる(図4下側参照)。これは、線量率が管電圧の約二乗に比例すること、管電圧が増加すると管電流も増加すること、および線量率は管電流に比例することによる。なお、管電流と管電圧の関係は、X線管21のエミッション特性により決まるが、管電圧の変化に伴う管電流の変化の比率は、管電圧の変化比率よりも小さい。
信号cは、図4下側に示した線量率(Dose Rate)をt0からt4まで積分した値に対し、t1からt3まで積分した値が1/2となるよう閾値設定部60により設定される。
信号cの決定方法としては、大きく次の3つの方法が挙げられる。
第1の方法は、管電圧および管電流の検出値を用いる方法である。この方法では、管電圧検出部56による管電圧の検出値および管電流検出部57による管電流の検出値を用いる。この管電圧および管電流の値から線量率を計算し、t0からt4の区間で積分する。また、閾値の初期値を仮に設定し、線量率をt1からt3の区間で積分する。
そして、t1からt3の区間の積分値がt0からt4までの積分値の1/2になるように閾値を変更し反復計算する。閾値の初期値を仮に設定してから積分値計算結果にもとづいて変更する方法としては、閾値の初期値を低い管電圧と高い管電圧の間の値とし、二分法で追い込む方法などを用いることができる。
第2の方法は、X線検出器23の出力信号を用いる方法である。この方法では、検出器の出力信号を線量率信号とみなし、第1の方法と同様の積分計算を行って閾値を決定する。なお、t1およびt3を求めるためには、管電圧波形が必要であるため、管電圧の変化カーブ(近似カーブ)を計算で求めるか、管電圧検出部56による管電圧の検出値(管電圧検出信号)を使用する。管電圧の変化カーブとしては、三角波による近似カーブ、回路シミュレーションで得られるカーブまたはあらかじめ実測したカーブなどを用いることができる。この方法を用いる場合、X線CT装置10は管電流検出部57を備えずともよい。
第3の方法は、線量率を計算から求める方法である。この方法では、管電圧の変化カーブ(近似カーブ)をもとに、X線管のエミッション特性から管電流を算出する。管電圧の変化カーブとしては、三角波による近似カーブ、回路シミュレーションで得られるカーブまたはあらかじめ実測したカーブなどを用いることができる。そしてこれら管電圧と管電流の値から、線量率を計算し、第1の方法と同様の積分計算を行って閾値を決定する。この方法を用いる場合、X線CT装置10は管電流検出部57を備えずともよい。なお、これら3つの方法を適宜組み合わせて閾値を求めてもよい。
本実施形態に係るX線CT装置10は、デュアルエナジー撮影において、患者Oに照射される線量が第1の電圧区間と第2の電圧区間とで等しくすることができる。このため、デュアルエナジー撮影において、異なる管電圧(第1の電圧区間の平均電圧と第2の電圧区間の平均電圧)のいずれにおいても診断に十分な画質を確保しつつ患者の被ばく線量を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係るX線CT装置の第2実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に係るX線CT装置10AのX線管21の印加電圧制御を説明するためのブロック図である。
この第2実施形態に示すX線CT装置10Aは、高圧印加部27Aの高圧電源55Aが矩形波出力可能に構成されて電源制御部26Aの高圧スイッチにより制御される点で第1実施形態に示すX線CT装置10と異なる。他の構成および作用については第1実施形態に係るX線CT装置10と実質的に異ならないため、同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
電圧印加部27Aは、高圧電源55A、管電圧検出部56、管電流検出部57、第1の高圧スイッチ61、および第2の高圧スイッチ62を有する。また、電源制御部26Aは、タイミング制御部54A、タイミング調整部59Aおよび期間設定部63を有する。
高圧電源55Aは、第1の電圧および第2の電圧をそれぞれ第1の高圧スイッチ61および第2の高圧スイッチ62を介してX線管21に印加可能に構成される。
タイミング制御部54Aは、第1の電圧を第1の期間出力した後第2の電圧を第2の期間出力することを繰り返すよう、第1の高圧スイッチ61および第2の高圧スイッチ62を制御する。第1の期間および第2の期間は、期間設定部63により決定される。この結果、X線管21に印加される管電圧は、ほぼ矩形波となる。
このため、本実施形態に係るX線CT装置10Aの信号bの波形は、信号aの波形とほぼ同一の矩形波形状となる。線量率の波形もまた、信号aの波形とほぼ同一の矩形波形状となる。また、この場合、データ収集部41のデータ収集タイミングは信号aと同期させればよく、信号aが第1の期間にあるときは第1の電圧区間としてデータを収集し、第2の期間にあるときは第2の電圧区間としてデータを収集すればよい。
したがって、本実施形態に係るX線CT装置10Aでは、第1の期間と第2の期間とで線量が等しくなるように制御する。
ここで、タイミング制御部54AによるX線管21に印加される管電圧の切り替えタイミングについて簡単に説明する。
スキャン中に管電圧を低い電圧(第1の電圧)と高い電圧(第2の電圧)とで高速に切り替えるデュアルエナジー撮影では、管電圧を切り替える周期が短い。このため、低い管電圧の第1の期間と高い管電圧の第2の期間で個別にフィラメント電流を制御したとしても、フィラメントの熱応答遅れのため、管電流を第1の期間と第2の期間とで個別に制御することが難しい。本実施形態では、フィラメント電流を一定に保つ場合の例について説明する。
X線管21に流れる電流(以下、管電流という)は、X線管21のエミッション特性によって決まる。たとえば、フィラメント電流が一定である場合には、管電流は、管電圧が低いほど小さく、管電圧が高いほど大きくなる。
X線管21から照射されるX線の線量率は、管電流に比例するとともに管電圧の二乗に比例することが知られている。このため、第1の期間と第2の期間が同一である場合、第2の期間の線量率は、第1の期間の線量率より大きくなり過大なX線を患者に照射してしまうことになる。
たとえば、第1の電圧が80kV、第2の電圧が140kV、第1の電圧のときの管電流が300mA、第2の電圧のときの管電流が330mAである場合の例を考える。第1の期間と第2の期間が同じ場合、第2の期間の線量と第1の期間の線量の比率は、(140kV/80kV)×(330mA/300mA)=約3.37となる。
第1の期間および第2の期間の線量は、いずれも、CT画像のS/Nが診断可能なレベルにするために必要な線量(以下、画質要求線量という)以上とすることが好ましい。画質要求線量は患者の体格や診断部位、診断目的によって異なるものの、第1の期間の線量は、少なくとも画質要求線量以上とすることが好ましい。しかし、第1の期間の線量を画質要求線量とした場合、上記例では、第2の期間の線量は画質要求線量の約3.37倍の線量となり、患者Oが過大なX線を被ばくすることが避けられない。
そこで、期間設定部63は、X線管21から患者Oに照射される線量が第1の期間と第2の期間とで等しくなるよう、第1の期間および第2の期間の比率を決定して各期間の長さを決定する。そして、期間設定部63は、この第1の期間および第2の期間の情報をタイミング制御部54Aに与える。
期間設定部63は、管電圧が矩形波とみなせることを利用し、第1の期間と第2の期間との管電圧比率および管電流比率から線量率比率を求め、この線量率比率にもとづいて信号aのデューティー比を求めることができる。また、第1実施形態に係る区間判定部58を用いて線量率カーブを区間積分する(図4参照)ことにより信号aのデューティー比を求めてもよい。
なお、第1の高圧スイッチ61および第2の高圧スイッチ62に動作遅れがある場合や、データ収集部41に動作遅れがある場合など、タイミング補正が必要な場合には、スキャン装置11はタイミング補正用にタイミング調整部59Aを備えるとよい。タイミング調整部59Aは、タイミング制御部54A用およびデータ収集部41用にそれぞれ、またはより遅い一方にのみ配置されるとよい。
本実施形態に係るX線CT装置10Aは、デュアルエナジー撮影において、患者Oに照射される線量を、X線管21に第1の電圧が印加される第1の期間とX線管21に第2の電圧が印加される第2の期間とで等しくすることができる。このため、異なる管電圧のいずれにおいても診断に十分な画質を確保しつつ患者の被ばく線量を抑制することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 X線CT装置
21 X線管
23 X線検出器
26、26A 電源制御部
27、27A 高圧印加部
32 コントローラ
41 データ収集部
51 第1の電圧設定部
52 第2の電圧設定部
53 設定切替部
54、54A タイミング制御部
55、55A 高圧電源
56 管電圧検出部
57 管電流検出部
58 区間判定部
59、59A タイミング調整部
60 閾値設定部
63 期間設定部

Claims (13)

  1. デュアルエナジー撮影可能に構成されたX線CT装置であって、
    第1の電圧および前記第1の電圧より高い第2の電圧のいずれか一方を設定電圧として設定され、前記設定電圧が切り替わると、出力電圧が所要の時間をかけて変化して前記設定電圧に達する高圧電源と、
    前記高圧電源の前記出力電圧を印加されて被検体に対してX線を照射するX線管と、
    前記被検体を透過したX線を受けるX線検出部と、
    前記高圧電源の前記設定電圧の切り替えを制御し、前記設定電圧を第1の期間にわたり前記第1の電圧に設定した後第2の期間にわたり前記第2の電圧に設定することを繰り返すタイミング制御部と、
    前記X線管の管電圧と所定の閾値とを比較し、前記出力電圧が所定の閾値より小さいと第1の電圧区間と判定する一方、前記出力電圧が前記所定の閾値以上であると第2の電圧区間と判定する区間判定部と、
    前記X線管から前記被検体に照射される線量が前記第1の電圧区間と前記第2の電圧区間とで等しくなるよう前記所定の閾値を設定する閾値設定部と、
    前記第1の電圧区間と判定されると前記管電圧が前記第1の電圧区間の平均電圧であるものとして前記X線検出器の出力を収集する一方、前記第2の電圧区間と判定されると前記管電圧が前記第2の電圧区間の平均電圧であるものとして前記X線検出器の出力を収集するデータ収集部と、
    を備えたことを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記X線管の前記管電圧を検出する管電圧検出部と、
    前記X線管の管電流を検出する管電流検出部と、
    をさらに備え、
    前記閾値設定部は、
    前記管電圧検出部により検出された前記管電圧および前記管電流検出部により検出された前記管電流から線量率を求め、この線量率にもとづいて前記X線管から前記被検体に照射される線量が前記第1の電圧区間と前記第2の電圧区間とで等しくなるよう前記所定の閾値を設定する、
    請求項1記載のX線CT装置。
  3. 前記閾値設定部は、
    前記X線検出部の出力信号から線量率を求め、この線量率にもとづいて前記X線管から前記被検体に照射される線量が前記第1の電圧区間と前記第2の電圧区間とで等しくなるよう前記所定の閾値を設定する、
    請求項1記載のX線CT装置。
  4. 前記閾値設定部は、
    前記X線管の前記管電圧の変化カーブにもとづいて前記X線管のエミッション特性から管電流を求め、この管電流および管電圧から線量率を求め、この線量率にもとづいて前記X線管から前記被検体に照射される線量が前記第1の電圧区間と前記第2の電圧区間とで等しくなるよう前記所定の閾値を設定し、
    前記管電圧の変化カーブは、
    三角波による近似カーブ、回路シミュレーションで得られるカーブまたはあらかじめ実測したカーブを用いる、
    請求項1記載のX線CT装置。
  5. 前記データ収集部の動作遅れを調整するよう前記閾値にオフセットを加えるタイミング調整部、
    をさらに備えた請求項1ないし4のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  6. 前記高圧電源に対して前記第1の電圧を前記設定電圧とするよう指示する第1の電圧設定部と、
    前記高圧電源に対して前記第2の電圧を前記設定電圧とするよう指示する第2の電圧設定部と、
    前記高圧電源に対して前記第1の電圧設定部および前記第2の電圧設定部のいずれか一方の指示が与えられるよう、前記高圧電源と前記第1の電圧設定部および前記第2の電圧設定部のいずれか一方との電気的接続を切り替える設定切替部と、
    をさらに備えた請求項1ないし5のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  7. デュアルエナジー撮影可能に構成されたX線CT装置であって、
    第1の電圧および第2の電圧のいずれか一方を出力する高圧電源と、
    前記高圧電源の出力電圧を印加されて被検体に対してX線を照射するX線管と、
    前記第1の電圧を第1の期間出力した後前記第2の電圧を第2の期間出力することを繰り返すよう前記高圧電源を制御するタイミング制御部と、
    前記X線管から前記被検体に照射される線量が前記X線管に前記第1の電圧が印加される前記第1の期間と前記第2の電圧が印加される前記第2の期間とで等しくなるよう前記第1の期間および前記第2の期間を決定する期間設定部と、
    を備えたことを特徴とするX線CT装置。
  8. 前記X線管の管電圧を検出する管電圧検出部と、
    前記X線管の管電流を検出する管電流検出部と、
    をさらに備え、
    前記期間設定部は、
    前記管電圧検出部により検出された前記管電圧および前記管電流検出部により検出された前記管電流から線量率を求め、この線量率にもとづいて前記X線管から前記被検体に照射される線量が前記X線管に前記第1の電圧が印加される前記第1の期間と前記第2の電圧が印加される前記第2の期間とで等しくなるよう前記第1の期間および前記第2の期間を決定する、
    請求項7記載のX線CT装置。
  9. 前記X線管から前記被検体に照射されるX線を検出するX線検出部、
    をさらに備え、
    前記期間設定部は、
    前記X線検出部の出力信号から線量率を求め、この線量率にもとづいて前記X線管から前記被検体に照射される線量が前記X線管に前記第1の電圧が印加される前記第1の期間と前記第2の電圧が印加される前記第2の期間とで等しくなるよう前記第1の期間および前記第2の期間を決定する、
    請求項7記載のX線CT装置。
  10. 前記期間設定部は、
    前記X線管の管電圧の変化カーブにもとづいて前記X線管のエミッション特性から管電流を求め、この管電流および管電圧から線量率を求め、この線量率にもとづいて前記X線管から前記被検体に照射される線量が前記X線管に前記第1の電圧が印加される前記第1の期間と前記第2の電圧が印加される前記第2の期間とで等しくなるよう前記第1の期間および前記第2の期間を決定し、
    前記管電圧の変化カーブは、
    三角波による近似カーブ、回路シミュレーションで得られるカーブまたはあらかじめ実測したカーブを用いる、
    請求項7記載のX線CT装置。
  11. 前記被検体を透過したX線を受けるX線検出部と、
    前記X線検出器の出力を収集するデータ収集部と、
    前記タイミング制御部による前記高圧電源の前記出力電圧の切り替え動作および前記データ収集部の動作遅れを調整するためのタイミング調整部と、
    をさらに備えた請求項7ないし10のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  12. 第1の電圧および前記第1の電圧より高い第2の電圧のいずれか一方を設定電圧として設定され前記設定電圧が切り替わると出力電圧が所要の時間をかけて変化して前記設定電圧に達する高圧電源と、前記高圧電源の前記出力電圧を印加されて被検体に対してX線を照射するX線管と、前記被検体を透過したX線を受けるX線検出部と、を備えたデュアルエナジー撮影可能に構成されたX線CT装置の制御方法であって、
    前前記設定電圧を第1の期間にわたり前記第1の電圧に設定した後第2の期間にわたり前記第2の電圧に設定することを繰り返すステップと、
    前記X線管の管電圧と所定の閾値とを比較し、前記出力電圧が所定の閾値より小さいと第1の電圧区間と判定する一方、前記出力電圧が前記所定の閾値以上であると第2の電圧区間と判定するステップと、
    前記X線管から前記被検体に照射される線量が前記第1の電圧区間と前記第2の電圧区間とで等しくなるよう前記所定の閾値を設定するステップと、
    前記第1の電圧区間と判定されると前記管電圧が前記第1の電圧区間の平均電圧であるものとして前記X線検出器の出力を収集する一方、前記第2の電圧区間と判定されると前記管電圧が前記第2の電圧区間の平均電圧であるものとして前記X線検出器の出力を収集するステップと、
    を有することを特徴とするX線CT装置の制御方法。
  13. 第1の電圧および第2の電圧のいずれか一方を出力する高圧電源と、前記高圧電源の出力電圧を印加されて被検体に対してX線を照射するX線管と、を備えたデュアルエナジー撮影可能に構成されたX線CT装置の制御方法であって、
    前記第1の電圧を第1の期間出力した後前記第2の電圧を第2の期間出力することを繰り返すよう前記高圧電源を制御するステップと、
    前記X線管から前記被検体に照射される線量が前記X線管に前記第1の電圧が印加される前記第1の期間と前記第2の電圧が印加される前記第2の期間とで等しくなるよう前記第1の期間および前記第2の期間を決定するステップと、
    を有することを特徴とするX線CT装置の制御方法。
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