JP2012099321A - 照光式キーシート - Google Patents

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Abstract

【課題】導光シートの端面から受光した光を所定の反射領域から導光シートの上面の外側に出光して照光する照光式キーシートについて、任意のタイミングで異なる表示要素を重ねて表示することができる技術を提供すること。
【解決手段】導光シート13 の下面に、複数の微小反射部A で第1の表示要素の形状に形成した第1反射領域12 を形成し、導光シート13 の下側に、該導光シート13 より低屈折率の透明樹脂層または空気層v を介して第2の表示要素となる表示層 を形成し、且つ前記微小反射部の下側には空気層v を設け、前記微小反射部A の形状が、導光シート13 の下面13b からの高さ(T)が1μm〜10μm、最大幅(W)が5μm〜70μmであって、T≦W×2/3を満たすこととした。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯情報端末機器や、PDA、AV機器、各種リモコン、各種キーボードなどの各種電子機器の操作部に用いられ、電子機器の内部に装着した光源の光を導光シート内を通じて伝達し所定の反射領域から出力して照光する照光式キーシートに関する。
携帯情報端末機器やAV機器等の各種電子機器に用いられるキーシートには押圧操作を受ける複数のキートップが設けられているが、暗所でのキートップの操作性向上を意図して、文字、記号などの表示要素をバックライト光によって照光させる照光式キーシートとされることが多い。こうした照光式キーシートに対して、特に近年では多機能化に対応する要望として、特定の動作の際に操作するボタンのみを照光したり、操作するボタンを指示する光ガイダンス機能が求められてきた。昨今、出願人はこうした要望に応えるべく導光シートにスリット構造を持つ特開2010−129318号公報(特許文献1)に記載の照光式キーシートを開発した。
特開2010−129318号公報
この特開2010−129318号公報(特許文献1)に記載したキーシートの発明では、所定の押圧操作エリアに分割し、エリア毎に照光、非照光を切り換えることができるため、2つの文字が一のキートップに設けられている場合であっても、2つのエリアを分割することで文字毎に照光、非照光を選択することができる。
しかしながら、エリア単位で照光、非照光を分けることができても、一のエリア内で照光、非照光を分けることができないため、エリア内の表示面積を有効に活用できないという問題があり、デザインも限定されていた。
また、一のキートップ内に2つの文字を設けて別々に照光、非照光を行うことができても、これらの文字はキートップ内での異なる位置に配置されており、同じ位置に配置した複数の文字を別々に表示することはできなかった。
本発明は、上記不都合を解決するためになされたものであり、任意のタイミングで異なる表示要素を重ねて表示することができる照光式キーシートを提供するものである。
上記目的を達成すべく以下のような構成を提供する。
導光シートの端面から受光した光を所定の反射領域から導光シートの上面の外側に出光して照光する照光式キーシートついて、導光シートの下面に、複数の微小反射部で前記反射領域を形成して第1の表示要素を設け、該微小反射部の下側に空気層を介して表示層を形成して第2の表示要素を設けており、前記微小反射部の形状が、導光シートの下面からの高さ(T)が1μm〜10μm、最大幅(W)が5μm〜70μmであって、T≦W×2/3を満たすことを特徴とする照光式キーシートである。
上部樹脂フィルムの下面に複数の微小反射部でなる反射領域を設けたため、上部樹脂フィルムへ光を照射する第1光源をONにしたときには、上部樹脂フィルム内を光が導光し、微小反射部で光を上部樹脂フィルムの上面に反射することで第1の表示要素を発光視認させることができる。そして、第1光源をOFFにしているときは、微小反射部はほとんど視認されないことから第1の表示要素は無いかのように視認されない照光式キーシートである。これに加えて、第2の表示要素となる表示層を備えているため、表示層と反射領域の照光、視認のさせ方を組合せて複雑な表示やデザインを表出することができる。例えば、模様が表示された上に文字を表したり消失させたりすることができ、また、ある表示を表した位置に別の表示を生じさせることもできる。
反射領域は複数の微小反射部を分散配置して構成される。例えば、微小反射部に代えて、凹凸の大きさや形状、密度がランダムに構成される拡散部や白色印刷として反射領域を形成すると、上部樹脂フィルムに導光させない消灯時にも拡散部や白色印刷は視認される。したがって、表示のON/OFFが分かりにくくなると共に、反射領域の陰に表示層が隠れてしまい第2の表示要素の視認性を損ねることになる。
微小反射部の下側に空気層を介して第2の表示要素となる表示層を形成している。導光シートより低屈折率の空気層を介して第2の表示要素となる表示層を形成しているため、導光シート内部を導光する光は、この微小反射部によって導光シートの上面に反射されるが、空気層を介してまで表示層に伝わらない。微小反射部を形成する材質との屈折率差が大きい低屈折率の空気層を設けたことから全反射できる角度が広くなり、反射効率が高められるからである。よって、導光シート内部を導光する光が表示層側へ漏出して輝度が低下することを防ぐことができる。
また、反射領域は、上部樹脂フィルムの下面に設けているため、上部樹脂フィルムの上面が押圧操作を受けても微小反射部の摩耗は起きない。そのため反射効率の悪化を防止し照光式キーシートの耐久性を高めることができる。
微小反射部は、上部樹脂フィルムの下面からの高さ(T)が1μm〜10μmの凸状または凹状であり、その外形の最大幅(W)が5μm〜70μmで、且つT≦W×2/3を満たす形状としている。微小反射部をこうした形状にすれば、非照光時に微小反射部を見えなくすることができる。即ち、照光時には微小反射部で形成される表示要素を視認させる一方で、非照光時には、この表示要素を見えなくして別の表示要素を見えやすくすることができる。
導光シートである上部導光シートの下側に下部樹脂フィルムを設け、この下部樹脂フィルムに表示層を設けることができる。上部樹脂フィルムとは別に下部樹脂フィルムを設けて積層させることで、両フィルム間に空気層を形成でき、上部樹脂フィルムを導光する光が表示層に届かないようにすることができる。よって、上部樹脂フィルムの光が下部樹脂フィルムに漏出して反射領域と表示層を同時に照光させることを防止することができる。
下部樹脂フィルムに表示層を設けるため、表示層は下部樹脂フィルムに対して直接的に印刷、転写等の種々の方法を行うことで形成することができる。即ち、上部樹脂フィルムに表示層を形成する場合には、微小反射部の下側に空気層を保持しながら表示部を設ける必要があるなどの制約があるのに対し、こうした制約を無くすことができる。
この照光式キーシートについて、下部樹脂フィルムが導光シートであり、その上面に下部樹脂フィルム内を導光する光を下面側に反射する反射領域を設け、その下面に下部樹脂フィルムより低屈折率の透明樹脂層を介して表示層を設けるものとすることができる。
下部樹脂フィルムを導光シートとして構成することで、上部樹脂フィルムを利用した導光とは別の導光経路を設けることができる。そのため、上部樹脂フィルムからの照光とは独立して下部樹脂フィルムを導光させた光による照光表示を行うことができる。
下部樹脂フィルムの上面に、下部樹脂フィルム内を導光する光を下面側に反射する反射領域を設け、下部樹脂フィルムの下面側に表示層を設けたため、下部樹脂フィルムを導光する光を反射領域で反射させ表示層に当てた後、さらに反射させて下部樹脂フィルムの上面側から光を照射することができる。そのため、表示層を照光させることができる。
下部樹脂フィルムの下面に下部樹脂フィルムより低屈折率の透明樹脂層を設けたため、下部樹脂フィルム内を導光する光は、下部樹脂フィルムと透明樹脂層の界面で反射することができる。よって、表示層を設けても光源から離れた箇所まで光を導光することができ、輝度の低下を抑制することができる。また、表示層を遮光性の材質とすれば、下部樹脂フィルムの下面から光漏れを起こすことを防止することができる。
下部樹脂フィルムに設ける反射領域(第2反射領域)は、上部樹脂フィルムに設ける反射領域(第1反射領域)と同様に、下部樹脂フィルムの下面からの高さ(T)が1μm〜10μmの凸状または凹状であり、その外形の最大幅(W)が5μm〜70μmで、且つT≦W×2/3を満たす形状の微小反射部を分散配置して構成することができる。
第2反射領域を微小反射部で構成することで、照光時には第2反射領域の形状に表示層を照光することができ、非照光時には第2反射領域の形状を表出させないでおくことができる。
照光式キーシートは、上部樹脂フィルムが、下部樹脂フィルムの外縁よりも外側に延びて形成された第1受光部と、下部樹脂フィルムの受光部よりも外側に延びて形成された延長部と、を備えるものとして構成することができる。この構成において、上部樹脂フィルムの受光部が下部樹脂フィルムの外縁よりも外側に延びて形成されているため、上部樹脂フィルムのみを撓ませることで、容易に回路基板に実装される光源(第1光源)の発光面と上部樹脂フィルムの端面の位置を合せることができる。また、照光面と下部樹脂フィルムの端面の位置を離すことで、第1光源が照射する光を下部樹脂フィルムへ入り難くすることができる。
一方、前記上部樹脂フィルムは、下部樹脂フィルムの受光部よりも外側に延びたて形成された延長部を備える。この延長部は、照光式キーシートを電子機器に実装するときには第2光源の上面に接するように配置される。延長部が第2光源の上面に接することで、第1に下部樹脂フィルムと光源の高さ方向の位置を延長部によって規定できる。第2に上部樹脂フィルムの端面が下部樹脂フィルムに入光させる光源(第2光源)の照射面より外縁側に配置されるため、第2光源が照射する光が上部樹脂フィルムの端面から上部樹脂フィルムに入射することを防ぐことができる。
こうした構成を採用することで、第1光源が照射する光が下部樹脂フィルムに入射すること、第2光源が照射する光が上部樹脂フィルムに入射することを低減して、表示のON/OFFのコントラストを高めることができる。さらに延長部により、第2受光部の高さ方向の位置を規定できるので、取付けの位置ずれに起因する照光輝度のばらつきを低減することができる。
上部樹脂フィルムの受光部である第1受光部の内側で上部樹脂フィルムと重なる下部樹脂フィルムの端面に端部遮光層を形成することができる。
前記構成において、第1受光部の内側に位置する下部樹脂フィルムの端面に端部遮光層を形成すれば、第1光源が照射する光が下部樹脂フィルムの端面へ入射することを防ぐことができる。延長部の下面に延部遮光層を形成すれば、第2光源が照射する光のうち特に広角側に照射された光が、延長部の下面から上部樹脂フィルム内に入射することを防ぐことができる。すなわち、第1光源が照射する光が下部樹脂フィルムに入射すること、第2光源が照射する光が上部樹脂フィルムに入射することを低減して、表示のON/OFFのコントラストをいっそう高めることができる。
また、上部樹脂フィルムが、下部樹脂フィルムの外縁よりも外側に延びて形成された第1受光部を備え、前記下部樹脂フィルムが、上部樹脂フィルムの外縁よりも外側に延びて形成された下部樹脂フィルムの受光部である第2受光部を備えることもできる。
この構成において、上部樹脂フィルムの受光部は、下部樹脂フィルムの外縁よりも外側に延びて形成されている。そのため、上部樹脂フィルムのみを撓ませることで、容易に回路基板に実装される第1光源の照光面と上部樹脂フィルムの端面の位置を合せることができるとともに、前記照光面と下部樹脂フィルムの端面の位置を離間することで、第1光源が照射する光が下部樹脂フィルムへ入射し難くすることができる。
また、下部樹脂フィルムにも、上部樹脂フィルムの外縁よりも外側に延びて形成された第2受光部が形成されている。そのため、下部樹脂フィルムのみを撓ませることで、容易に基板に実装される第2光源の照光面と下部樹脂フィルムの端面の位置を合せることができるとともに、前記照光面と上部樹脂フィルムの端面の位置を離間することで、第2光源が照射する光が上部樹脂フィルムへ入射し難くすることができる。
このように構成することで、第1光源が照射する光が下部樹脂フィルムに入射すること、第2光源が照射する光が上部樹脂フィルムに入射することを低減して、表示のON/OFFのコントラストを高めることができる。
第1受光部の内側に位置する下部樹脂フィルムの端面および第2受光部の内側に位置する上部樹脂フィルムの端面に端部遮光層を形成することができる。
上記構成において、第1受光部の内側に位置する下部樹脂フィルムの端面に端部遮光層を形成すれば、第1光源が照射する光が下部樹脂フィルムの端面へ入射することを防ぐことができる。また、第2受光部の内側に位置する上部樹脂フィルムの端面に端部遮光層を形成すれば、第2光源が照射する光が上部樹脂フィルムの端面へ入射することを防ぐことができる。すなわち、第1光源が照射する光が下部樹脂フィルムに入射すること、第2光源が照射する光が上部樹脂フィルムに入射することを低減して、表示のON/OFFのコントラストをいっそう高めることができる。
上部樹脂フィルムと下部樹脂フィルムとを固着する遮光性接着層を、第1受光部および第2受光部の内縁側に備えることができる。
第1受光部および第2受光部の近傍は、遠方と比べて導光シート面に対して入射角が大きい方向に向けて進む光の成分が多いため、上部樹脂フィルムから下部樹脂フィルムへ、または下部樹脂フィルムから上部樹脂フィルムへの光漏れが起こりやすい。この第1受光部および第2受光部の近傍である内縁側に、上部樹脂フィルムと下部樹脂フィルムとを固着する遮光性接着層を設ければ、これらを一体化すると同時に前記光漏れを低減することができる。よって、上部樹脂フィルムと下部樹脂フィルムを一体化しながら、表示のON/OFFのコントラストをいっそう高めることができる。
本発明の照光式キーシートによれば、非照光時には視認されずに照光時には視認させる第1の表示要素を有することができる。そして、この第1の表示要素と第2の表示要素となる表示層が積層する。すなわち、一の表示要素の上に任意のタイミングで異なる表示要素を重ねて表示することができる。
第1実施形態の照光式キーシートの部分拡大断面図である。 図1の部分拡大断面図であり、分図2(A)は、図1の第1反射領域の拡大断面図、分図2(B)は、分図2(A)の変更例をそれぞれ表す。 図1の部分拡大断面図であり、分図3(A)は、図1の第2反射領域の拡大断面図、分図3(B)は、分図3(A)の変更例をそれぞれ表す。 第2実施形態の照光式キーシートの部分拡大断面図である。 第3実施形態の照光式キーシートの部分拡大断面図である。 図5の反射領域の部分拡大断面図である。 本発明の照光式キーシートの平面図である。 図7の照光式キーシートのSA−SA線断面図である。
本発明について実施形態に基づきさらに詳細に説明する。なお、各実施形態で共通する構成については、同一の符号を付して重複説明を省略する。また、共通する材質、製造方法、作用、効果等についても重複説明を省略する。
第1実施形態〔図1〜図3〕:
図1に第1実施形態としての照光式キーシート10の断面図を示す。
この照光式キーシート10は、文字や記号等の第1の表示要素となる反射領域12を有し導光シートでなる上部樹脂フィルム13と、反射領域12とは異なる文字や記号、地模様等の第2の表示要素となる表示層18を有し導光シートでなる下部樹脂フィルム16とを積層して構成している。
そして、上部樹脂フィルム13の上面には押圧操作部としてのキートップ2を有し、下部樹脂フィルム16の下面には押し子3を有している。
この照光式キーシート10は、キートップ2への押圧操作により、両樹脂フィルム13,16が撓んで押し子3を介して、回路基板(図示せず)の接点を押圧することでスイッチ機能を発揮する。また、上部樹脂フィルム13を導光させることで反射領域12を視認させ、下部樹脂フィルム16を導光させ、反射領域15により下側に反射した光で表示層18を視認させるものである。
なお、上部樹脂フィルム13に形成する反射領域12と、下部樹脂フィルム16に形成する反射領域15とを区別するため、上部樹脂フィルム13に形成する反射領域12を“第1反射領域”12と、下部樹脂フィルム16に形成する反射領域15を“第2反射領域”15ともいうものとする。
照光式キーシート10の構成につきさらに詳細に説明する。上部樹脂フィルム13は、表面が平滑な上面と下面で光を反射して面方向に伝える導光シートであり、透明な樹脂フィルムで形成される。
上部樹脂フィルム13の上面13aには押圧操作部としてのキートップ2が形成され、また、下面13bであって、且つキートップ2の下側には、図1の領域R1における拡大平面図(上面から見た図)で示すように、文字や記号等の表示要素の形状に第1反射領域12が形成されている。
この第1反射領域12は、後述する複数の微小反射部Aを分散配置して構成される。この微小反射部Aは、上部樹脂フィルム13内を導光する光をキートップ2側に反射するように機能する。したがって、上部樹脂フィルム13内を伝わる光がその下面に形成された第1反射領域12で反射して上部樹脂フィルム13の上面から出光する。
微小反射部Aの形状は、図2(A)の第1反射領域12の部分拡大断面図で示すように、平滑な上部樹脂フィルム13の下面13bより部分球面状(レンズ状)に突出した形状をしており、凸状反射部とすることができる。あるいは、台形、矩形、プリズム状などのその他の形状に突出して形成することができる。また、表面より膨らんだ凸状ではなく、図2(B)で示すように、表面より凹んだ凹状反射部として形成することもできる。さらに、凸状反射部と凹状反射部を組合せた形状の反射部として形成することもできる。
凸状に形成すれば、下部樹脂フィルム16との間のスペーサーとして機能させることができ、微小反射部Aの周囲に空気層vを備えて上部樹脂フィルム13と下部樹脂フィルム16の密着を防ぐことができる。そして、この空気層vは上部樹脂フィルム13と下部樹脂フィルム16との間で、押圧操作の際にも維持される。
一方、微小反射部Aを凹状に形成すれば、この凹み内に空気層vを保持することができ、また、繰り返される押圧操作によって微小反射部Aが潰れてしまったり磨耗してしまったりすることが無く、光反射機能の低下を防止することができる。よって、繰り返し使用による輝度の低下を防ぐことができる。
そして、微小反射部Aが設けられる所定の領域内で凸状反射部の占有面積を5%〜20%、残りを凹状反射部として両者を組合せて構成することが好ましい。そうすることで、凸状反射部がスペーサーとして機能する一方で、その凸状反射部の割合が少ないため、繰り返しの押圧操作による耐摩性に優れる。そして、第1反射領域12の見え方が変化せず、その機能がほとんど損なわれない。
微小反射部Aの大きさは、その外形の最大幅(W)を5μm〜70μmの範囲とすることが好ましい。5μmより小さいと金型からの転写性等の悪さに起因して金型形状に沿った形状の再現が難しい。70μmより大きいと非照光時に微小反射部Aが視認されやすくなる。
微小反射部Aの高さ(T)は1μm〜10μmとすることが好ましい。微小反射部Aの高さが10μmよりも大きくなると、上部樹脂フィルム13の下面13bからの高低差が大きくなり、特に非照光時に斜めから見たとき微小反射部Aが視認されやすくなる。高さが1μmより低いと、反射面の傾斜角度が浅くなり反射効率を高めることができない。なお、高さとは、凸状の微小反射部Aであれば表面より突出した部分の高さであり、凹状の微小反射部Aであれば表面より凹んだ部分の凹み深さである。
さらに、微小反射部Aの外形の最大幅(W)と高さ(T)との関係は次式(1)を満たすことが好ましい。
T≦W×2/3・・・・(1)
微小反射部Aの高さ(T)が最大幅(W)の3分の2より大きい場合には、反射面の傾斜角が大きくなりすぎて、外光(上部樹脂フィルム13内を導光する光以外の光)が散乱されやすく、非照光時に微小反射部Aが視認されやすくなる。
上面視において第1反射領域12内に占める微小反射部Aの面積の割合(平滑な表面13bを除いた凸状または凹状の部分の占有面積)は、1%〜50%とすることが好ましく、2%〜20%とすることがより好ましい。占有面積が1%よりも小さい場合には、第1反射領域12の透明性は向上するものの、微小反射部Aの数が少ないことから反射効率が下がり、照光輝度が低下してしまう。一方、占有面積が50%よりも大きい場合には、平滑な表面13bに対して凹状または凸状の凹凸が増えることで、第1反射領域12の透明性が低下し、非照光時に第1反射領域12が視認されやすくなる。そして、占有面積を2%〜20%とすることで、照光輝度と透明性の両方を良くすることができる。
本実施形態での下部樹脂フィルム16は、上部樹脂フィルム13と同様に、平滑な上面と下面との間で光を反射して面方向にその光を伝える導光シートであり、透明な樹脂フィルムで形成される。そして、文字や記号、模様等を表す表示要素の形状をした反射領域を有する点で上部樹脂フィルム13と同じであるが、下部樹脂フィルム16の下面16bではなく上面16aに反射領域を設けた点と、例えば図1の領域R2で示すように下部樹脂フィルム16の上面16a全体に設けた点で、上部樹脂フィルム13と異なる。
この第2反射領域15も上部樹脂フィルム13に設けた第1反射領域12と同様に、図3(A)で示す表面より膨らんだ凸状反射部や、図3(B)で示す表面より凹んだ凹状反射部のような微小反射部を分散配置して構成している。なお、上部樹脂フィルム13の微小反射部Aと区別するため下部樹脂フィルムの微小反射部を“微小反射部B”とする。
また、下部樹脂フィルム16の下面16bには透明樹脂層17を介して表示層18、押し子3が順次積層している。したがって、下部樹脂フィルム16内を伝わる光が、その上面に形成した第2反射領域15で下面側に反射し、下面に設けた表示層18を照らすことで、表示層18が照光して見える。このとき、第2反射領域15を全面に設けずに文字や記号等の形状に形成されていれば、表示層18に文字や記号等が浮き出るように見せることができる。また、光源の色彩と表示層18の色彩を組合せることで、照光時には、非照光時と異なった色彩に着色して見せることができる。
下部樹脂フィルム16の下面に設ける透明樹脂層17は、下部樹脂フィルム16の屈折率よりも屈折率の低い樹脂で形成する。透明樹脂層17の屈折率が下部樹脂フィルム16の屈折率よりも低ければ、下部樹脂フィルム16と透明樹脂層17との界面で下部樹脂フィルム16内を伝わる光を全反射することができるためである。透明樹脂層17を設ければ下部樹脂フィルム16を導光する光の漏出を減らし、導光効率を高めて、照光輝度を向上させることができる。下部樹脂フィルム16と透明樹脂層17の屈折率差が0.06以上であれば、より効率よく全反射することができるので好ましい。なお、透明樹脂層17を設けても、第2反射領域15で反射した光は、全反射角より大きい入射角の成分が多く、照光輝度をほとんど低下させることはない。
透明樹脂層17の下面には表示層18が設けられている。図1で示す形態では、下部樹脂フィルム16の下面全面を覆って形成しているが、例えば文字や数字、記号等の形状に部分的に設けても良い。即ち、表示層18は、例えば文字や数字、記号等や、地模様等の通常キーシートに描かれている加飾層であり、本願明細書等では地模様やベタ印刷された単色である場合も含めて表示要素と呼んでいる。
また、図1で示す表示層18は、第2反射領域15の反射光で照らされる構成であることから、非透光性の材料で形成するができる。そのため、例えば電子ペーパーなど透光性に形成できない表示層18を設けることもできる。
さらに表示層18は、透光性の材料で形成し、下方からのバックライトを併用して照光することもできる。そうすることで、上部樹脂フィルム13内の導光の有無、下部樹脂フィルム内の導光の有無に加えてバックライトのON/OFFによって、多様な照光パターンを実現することができる。例えば、透光性の材料で形成した表示要素と、不透明の材料で形成した表示要素を設け、下部樹脂フィルム13の導光により照光すれば、表示層18全体を照らして、両方の表示要素を視認させることができる。一方、バックライトで照光すれば、透光性の材料で形成した表示要素のみを照光して視認させることができる。
表示層18を暗色の層として形成すると、第1反射領域12を照光させたときに、その外形がコントラスト良く見え、第1反射領域12の視認性を高めることができる。一方、表示層18を明度の高い色で形成すると、第2反射領域15により表示層18を明るく照光することができ、表示層18の視認性を高めることができる。すなわち、表示層18の明暗を調整することで、第1反射領域でなる第1の表示要素と表示層18でなる第2の表示要素との視認性を調整することができる。
上部樹脂フィルム13の材質には、透明性の高い熱可塑性樹脂でなる樹脂フィルムを用いることが好ましい。例えば、ポリオレフィン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエーテル系樹脂などが挙げられる。なかでも透明性の見地から、可視光領域に波長の吸収領域がなく透明性の高いポリカーボネート樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂がより好ましい。
また、照光式キーシート10の押圧操作性を良好とするために柔軟であることが好ましい。良好な押圧操作性とは、押圧荷重が必要以上に大きくなく、且つ良好なクリック率を有することをいう。そのため、上部樹脂フィルム13はJIS K6253のゴム硬さがA50〜A90のゴム状弾性を有することが好ましい。ゴム硬度がA90より大きいと照光式キーシート10の剛性が高くなり、荷重が上昇してクリック率も低下する。ゴム硬度がA50より低いと、撓みの増大による導光性能の低下や、変形による押圧操作への障害が懸念される。そのため、押圧操作性の見地からはウレタン系樹脂がより好ましい。
上部樹脂フィルム13の厚みは、30μm〜300μmが好ましく、50μm〜200μmがより好ましい。30μm未満では上部樹脂フィルム13の内部に伝わる光量が小さく照光輝度が低くなる。300μmを超えると、剛性が高くなり押圧操作時の押圧荷重が増加してキーシートの操作性が悪くなる。50μm〜200μmであると、上部樹脂フィルム13内部に伝わる光量が大きく剛性が適度な操作性の良い照光式キーシート10とすることができる。
下部樹脂フィルム16には、上部樹脂フィルム13と同様の材質の樹脂を用いることができる。また、その厚みも上部樹脂フィルム13と同様とすることもできるが、上部樹脂フィルム13に対して下部樹脂フィルム16の厚みを変化させることで、第1反射領域12の照光輝度と、表示層18の輝度を調整することができる。
より具体的には、第1反射領域12からの照光は第1反射領域12で反射した光が直接的に出光するのに対し、第2反射領域からの照光は第2反射領域15で反射した光が表示層18を照らし、表示層18を照射した光が再度上側に反射されることで、上部樹脂フィルム13を通じて出光するため、第1反射領域12は表示層18よりも明るく見えやすい。そのため、上部樹脂フィルム13の厚みを下部樹脂フィルム16よりも薄くすることで、第1反射領域12からの出光を抑えて表示層18からの出光と輝度を同等にすることができる。あるいは、上部樹脂フィルム13の表示要素をより目立たせたい場合には、上部樹脂フィルム13の厚さを下部樹脂フィルム16より厚くすれば良い。
透明樹脂層17は、下部樹脂フィルム16に対する非浸食性のインキや塗料などの非浸食性塗液を塗布して形成することが好ましい。具体的には、無溶剤型の架橋または硬化型の樹脂が用いられ、無溶剤型の紫外線硬化型やEB硬化型などの活性エネルギー線硬化型インキを用いることが好ましい。また、水系やアルコール系など非浸食性の溶剤を含む2液硬化型インキ、熱硬化型インキも用いることができる。こうした樹脂インキには、紫外線硬化型ウレタンアクリレート系インキや、熱硬化型のウレタン系インキが挙げられる。透明樹脂層17を架橋又は硬化型のインキで形成することで、透明樹脂層17の下面に表示層18を形成するときに、透明樹脂層17が表示層18を形成する塗液によって浸食され難くすることができる。
また、非浸食性塗液を塗布して透明樹脂層17を形成する以外にも、下部樹脂フィルム16よりも低屈折率の樹脂層が積層したフィルムを用いることもできる。例えば、ポリカーボネート樹脂とアクリル樹脂の積層フィルムでは、屈折率が1.59のポリカーボネート樹脂層を下部樹脂フィルム16とし、屈折率が1.49のアクリル樹脂層を透明樹脂層17とすることができる。こうした積層フィルムは共押出しなどにより透明樹脂層17と下部樹脂フィルム16と同時に形成される。
透明樹脂層17の厚みは5μm〜200μmが好ましく、5μm〜30μmがより好ましい。5μmより薄いと表示層18の形成時に透明樹脂層17が浸食され、さらに下部樹脂フィルム16の表面も浸食されてしまうことで、導光効率が低下するおそれがある。200μmより厚いと、下部樹脂フィルム16内の光を反射させて漏出を防止する効果に差が無いにも関わらず照光式キーシート10の厚みが厚くなってしまう不都合がある。
上部樹脂フィルム13の上面に形成されるキートップ2は照光式キーシート10の押圧操作部位であり、また表示要素が示される部位である。
キートップ2には、透明性の高い熱可塑性樹脂や反応硬化性樹脂を用いる。例えば、ポリオレフィン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエーテル系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂、アルキド樹脂などが挙げられる。これらの樹脂の中では加工性や強度の観点から、アクリル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂を用いることが好ましい。
また、キートップ2には上部樹脂フィルム13の屈折率より低い屈折率の樹脂を用いることが好ましい。上部樹脂フィルム13内に伝わる光を上部樹脂フィルム13とキートップ2との界面で全反射させて導光することができるからである。屈折率差は0.06以上が好ましく、0.06以上とすれば全反射する光の成分を増やして導光効率を高めることができる。
キートップ2を形成するには、上部樹脂フィルム13に対する非浸食性の液状樹脂を用いて形成し、上部樹脂フィルム13とキートップ2との界面を平滑に保つことで、この界面での光の反射効率を高めることができる。具体的には、無溶剤型の架橋または硬化型の樹脂、特に無溶剤型の紫外線硬化型やEB硬化型などの活性エネルギー線硬化型樹脂でなるインキを用いることが好ましい。
キートップ2は、上部樹脂フィルム13に直接形成する以外にも、予め射出成形で成形したキートップ2を上部樹脂フィルム13に接着しても良い。この場合には、キートップ2に用いる樹脂の屈折率を問題としない代わりに、キートップ2を接着する接着剤の屈折率を、上部樹脂フィルム13の屈折率より低くすることが好ましい。こうして、上部樹脂フィルム13と接着剤の界面での反射効率を高めて明るく照光させることができる。
こうしたキートップ2を設けずに、上部樹脂フィルム13をそのまま押圧操作部とすることもできる。この場合には、摩耗や傷つきへの耐久性を高めるために上部樹脂フィルム13に保護層を形成することが好ましい。保護層は上部樹脂フィルム13の屈折率と略同じか、低屈折率の樹脂を用いることができるが、上部樹脂フィルム13の屈折率より低い屈折率であることが好ましい。そうすることで、保護層と上部樹脂フィルム13との界面で上部樹脂フィルム13内を導光する光を反射することできるため、保護層の表面が傷ついて平滑性が損なわれても導光性能の低下や傷ついた部分からの光漏れを抑止することができる。また、このことから、保護層の表面を平滑面とせずに、シボ調や凹凸模様などを形成することができ、デザイン上の制約を少なくすることができる。
表示層18の下側には押し子3を設けることが好ましい。押し子3は、照光式キーシート10の下側に配置される回路基板上の接点スイッチを押圧する部材であり、キートップ2に対応した位置に設けられる。押し子3は、種々の材質の樹脂を用いて形成することができるが、形成が容易な紫外線硬化型樹脂を用いることが好ましい。
照光式キーシート10の製造方法の一例を説明する。まず、加熱した金型やロールで透明樹脂フィルムをプレスすることにより第1反射領域12として凸状の微小反射部Aを設けた透明な樹脂フィルムを準備する。この樹脂フィルムの微小反射部Aを設けた面とは反対面に紫外線硬化樹脂でキートップを金型形成する。一方、加熱プレスにより第2反射領域15として凸状の微小反射部Bを設けた透明な樹脂フィルムも準備する。この樹脂フィルムの微小反射部Bを設けた面とは反対面に、この樹脂フィルムに対する非浸食性塗液で透明樹脂層17を印刷形成し、さらに表示層18を印刷形成する。そしてさらに、表示層18の上に紫外線硬化型樹脂により押し子3を金型形成する。最後に、上記2つの樹脂フィルムのそれぞれの微小反射部A,Bを設けた側を向き合わせ、両樹脂フィルムの外縁側を遮光性の両面テープで固着して照光式キーシート10を得る。
樹脂フィルムへの微小反射部A,Bの形成では、樹脂フィルムを加熱プレスして凹凸を形成する他に、金型成形した微小反射部A,Bを樹脂フィルムに転写して形成したり、薄膜に予め微小反射部A,Bを設けておいた薄膜シートを樹脂フィルムに積層したりして形成しても良い。微小反射部A,Bを有する薄膜シートの積層は、加熱プレスなどで樹脂フィルムの表面に直接微小反射部A,Bを形成する場合よりも、個々の微小反射部A,Bの形状の均質性が得られやすい。そのため、特に微小反射部A,Bが比較的小さい場合には、金型の形状を正確に転写した微小反射部A,Bを形成できるため、意図しない反射や光拡散の発生を抑えることができる。
透明樹脂液で微小反射部A,Bを形成する場合には、上部樹脂フィルム13の下面または下部樹脂フィルム16の上面に、前記透明樹脂液の微小反射部A,Bが形成されるとともに、微小反射部A,Bを除く表面には前記透明樹脂液の薄膜が形成される。また、低粘度の透明樹脂液を用いることで金型形状を正確に転写することができる。そして、透明樹脂液で微小反射部A,Bを形成する方法では、加熱や高い圧力でプレスする必要がないため、比較的小さな金型で簡易に製造することができる。
微小反射部A,Bを、上部樹脂フィルム13や下部樹脂フィルム16とは別材料から形成する場合には、微小反射部A,Bを形成する透明樹脂として、上部樹脂フィルム13または下部樹脂フィルム16の屈折率と略同じ屈折率の樹脂、または高屈折率の樹脂を用いることができるが、境界面での反射を最小にするために略同じ屈折率の樹脂を用いることが好ましい。そうすることで、上部樹脂フィルム13や下部樹脂フィルム16と微小反射部A,Bの境界面から樹脂フィルム内を導光する光の拡散を少なくして、反射領域12,15に到達する光の量を低減しないようにすることができるためである。これとは異なり低屈折率の透明樹脂を用いて微小反射部A,Bを形成すると、樹脂フィルム13,16と微小反射部A,Bを形成する樹脂層との境界面で反射する光の割合が増えて、反射領域12,15に到達する光の量が減少して輝度が低下してしまう。
上記微小反射部A,Bを上部樹脂フィルム13や下部樹脂フィルム16とは別材料から形成する場合における各部位の屈折率の関係をまとめると次のような関係にあることが好ましい。
キートップ2<上部樹脂フィルム13≦微小反射部A
微小反射部B≧下部樹脂フィルム16>透明樹脂層17
このように、各部位の屈折率を調整することで、導光効率を高めながら照光の輝度を高めることができる。
本実施形態では、下面に微小反射部Aを設けた上部樹脂フィルム13と、上面に微小反射部Bを設けた下部樹脂フィルム16とを積層しているため、両微小反射部A,Bの表面には空気層vが形成されている。前記微小反射部A,Bは、凸状であればスペーサーとして機能し、凹状であれば、凹部内に確実に空気層vを形成することができ、微小反射部A,Bの凹凸によって生じる空気層vを埋めることは無い。よって、上部樹脂フィルム13または下部樹脂フィルム16内を導光する光がもう一方の樹脂フィルム13,16内に漏れにくい。
第1反射領域12を微小反射部Aで形成することで、上部樹脂フィルム13に導光させないとき(消灯時)には、第1反射領域12を視認させずに、表示層18を視認可能にすることができる。ところが、この第1反射領域12に代えて、例えば従来ながらの白色印刷やランダムな凹凸で光を反射させる一般的な拡散部で第1反射領域を形成すると、上部樹脂フィルム13を導光させないとき(消灯時)にもこの白色印刷や拡散部からなり第1反射領域が視認されてしまう。そのため、表示のON/OFFが分かりにくくなると共に、第1反射領域12で表示層18が隠れてしまい、表示層18の視認性を損ねる。
また、第2反射領域15も微小反射部Bで形成しているため、下部樹脂フィルム16に導光させないとき(消灯時)には、第2反射領域15でなる表示層18を視認させないことができる。
このように、上部樹脂フィルム13と下部樹脂フィルム16をともに導光シートで形成しているから、これらの樹脂フィルムへの導光の仕方によって、次の場合に分けることができる。
上部樹脂フィルム13を導光させ、下部樹脂フィルム16を導光させない場合には、第1反射領域12を視認させ、非照光状態の表示層18が視認される。また、上部樹脂フィルム13を導光させずに、下部樹脂フィルム16を導光させる場合には、第1反射領域12を視認させずに、第2反射領域15により照光された表示層18を明るく視認させることができる。
さらに、上部樹脂フィルム13を導光させ、下部樹脂フィルム16も導光させる場合には、第1反射領域12と、第2反射領域15により照光された表示層18の双方を明るく視認させる。また、上部樹脂フィルム13を導光させず、下部樹脂フィルム16も導光させない場合には、第1反射領域12を視認させず、非照光状態の表示層18が視認される。
そして、図1で示すように、第1反射領域12を文字“T”の形状に、第2反射領域15をキートップ2に対応する全面に設けていることから、上部樹脂フィルム13の導光の有無によって、文字“T”の表出・消失が生じ、下部樹脂フィルム16の導光の有無によって、キートップ2の全面に表示層18で彩られた彩色の照光・無照光が生じるようになる。
本実施形態の変形例として、下部樹脂フィルム16に設ける第2反射領域15を下部樹脂フィルム16の下面に形成しても良い。この場合には、上述の上部樹脂フィルム16と同様の照光機能を下部樹脂フィルム16も発揮することになる。さらに、上述の反射領域12,15を有する樹脂フィルム13,16と同様の樹脂フィルムをさらに積層して設けることが可能である。
第2実施形態〔図4〕:
本実施形態で示す照光式キーシート20は、下部樹脂フィルム26を導光シートとして構成せず、また微小反射部Bを形成せずに印刷等で文字や記号等の表示要素を構成する表示層28を設け、回路基板等に設けたバックライトからの光で照光する照光式キーシート20とした点が第1実施形態の照光式キーシート10と異なる。
表示層28は、図4の領域R4で示すように、下部樹脂フィルム26の下面に印刷により設けることができる。また、表示層28は、バックライトからの光を透過させる透光性に優れたものとすれば、バックライトからの光で照光させることができる。さらに、表示層28を遮光性の印刷層とすれば表示層28の周囲を照光させることができる。本実施形態では、表示層28を表示要素の形状に設けているが、例えば遮光性の表示要素に、透光性の背景を重ねたり、透光性の表示要素を抜き文字として形成してもよい。
また、表示層28を暗色で透光性の層にすれば、第1反射領域12を照光させたときに、その外形がコントラスト良く見え、第1反射領域12の視認性を高めることができ、バックライトで表示層28を照光したときには、表示層28が形成する表示要素を視認させることができる。
表示層28はまた、下部樹脂フィルム26の上面に印刷により設けることもできる(図示せず)。この場合の表示層28も透光性や遮光性の印刷層とすることができる。さらに、表示層28を下部樹脂フィルム26の上面に設けたため、下部樹脂フィルム26は透明性が不要で、乳白色などの透光性樹脂フィルムを用いることができる。すなわち、樹脂フィルムの選択の幅を広げることができる。さらに、表示層28は、下部樹脂フィルム26の上面と下面の両面に表示層を設けて形成することもできる(図示せず)。下部樹脂フィルム26の両面に表示層を設ければ、下部樹脂フィルム26の厚み利用した立体的な表示層28を形成できる。
本実施形態では、下面に微小反射部Aを設けた上部樹脂フィルム13と、表示層28を設けた下部樹脂フィルム26とを積層しているため、微小反射部Aの周囲には空気層vが形成されている。そのため、上部樹脂フィルム13内を導光する光が下部樹脂フィルム26に漏れにくい。
上部樹脂フィルム13を導光させ、バックライトを照光させない場合には、第1反射領域12を視認させ、表示層28は視認させるが照光しない。また、上部樹脂フィルム13を導光させずに、バックライトを照光させる場合には、第1反射領域12を視認させずに、表示層28を照光させることができる。さらに、上部樹脂フィルム13を導光させ、バックライトを照光させる場合には、第1反射領域12を視認させ、第1反射領域12と表示層28の双方を照光させる。また、上部樹脂フィルム13を導光させず、バックライトも照光させない場合には、第1反射領域12は視認させずに、表示層28を照光せずに視認させることができる。
そして、図4の領域R3で示すように、第1反射領域12を文字“T”の形状に、図4の領域R4で示すように、表示層28を第1反射領域12に対応する位置に文字“T”の形状に設けていることから、上部樹脂フィルム13の導光の有無によって、文字“T”の表出・消失が生じ、バックライトのON/OFFによって、表示層28で彩られた彩色で文字“T”の照光・無照光が生じるようになる。
第3実施形態〔図5,図6〕:
本実施形態の照光式キーシート30を図5の断面図で示す。照光式キーシート30は、先の実施形態で構成要素としていた下部樹脂フィルム16,26を設けずに、透明樹脂層37を介して文字や記号等の表示要素を構成する表示層38を上部樹脂フィルム13の下面側に転写等により付着形成した点が上記実施形態の照光式キーシート10,20と異なる。また、本実施形態では、上部樹脂フィルム13に設けた微小反射部Aは、図6で示すような凹状の微小反射部Aに限られ、凸状の微小反射部Aを適用することはできない。
本実施形態では、表示層38を転写等により付着形成したため、上部樹脂フィルム13に設けた微小反射部Aの凹部に空気層vを閉じ込めることができる。そのため、微小反射部Aは、下面に空気層vを有するため、光を反射することができる。また、上部樹脂フィルム13の下面における微小反射部Aを除く部分には透明樹脂層37が積層するため、上部樹脂フィルム13の内部を導光する光は上部樹脂フィルム13と透明樹脂層37の界面で反射して、光源から離れた位置まで導光することができる。すなわち、上部樹脂フィルム13を導光する光が第1反射領域12で反射して表示要素を視認させることができる。
透明樹脂層37は、上部樹脂フィルム13より低屈折率であることは第1実施形態と同じであるが、本実施形態においては、予め転写層としての表示層38の表面に塗布しておくことが好ましい。そして、この透明樹脂層37をホットメルト接着層や粘着層として機能させることで、微小反射部Aの凹部に空気層vを閉じ込めることが容易になる。
また、表示層38を形成した樹脂フィルムを上部樹脂フィルム13に貼り合せて構成することもできる。その場合には、前記樹脂フィルムは、その屈折率が上部樹脂フィルムの屈折率より低いか、等しい樹脂フィルムを用いることができる。前記樹脂フィルムの屈折率が上部樹脂フィルムの屈折率より低い場合には、前記樹脂フィルムが透明樹脂層として機能し、その下面に直接表示層38を設けることができる。一方、前記樹脂フィルムの屈折率が上部樹脂フィルムの屈折率と等しい場合には、前記樹脂フィルムの下面に、該樹脂フィルムよりも低屈折率の透明樹脂層37を形成し、透明樹脂層37の下面に表示層38を形成する。そして、前記上部樹脂フィルム13の下面と、前記樹脂フィルムの上面を貼り合せることで、微小反射部Aの凹部に空気層vを閉じ込めることができる。
上部樹脂フィルム13を導光させ、バックライトを照光させない場合には、第1反射領域12を視認させ、表示層38は視認させるが照光しない。また、上部樹脂フィルム13を導光させずに、バックライトを照光させる場合には、第1反射領域12を視認させずに、表示層38を照光させることができる。さらに、上部樹脂フィルム13を導光させ、バックライトを照光させる場合には、第1反射領域12を視認させ、第1反射領域12と表示層38の双方を照光させる。また、上部樹脂フィルム13を導光させず、バックライトも照光させない場合には、第1反射領域12は視認させずに、表示層38を照光せずに視認させることができる。
そして、図5の領域R5で示すように、第1反射領域12を文字“T”の形状に、表示層38をキートップ2に対応する全面に設けていることから、上部樹脂フィルム13の導光の有無によって、文字“T”の表出・消失が生じ、バックライトのON/OFFによって、キートップ2の全面に表示層38で彩られた彩色の照光・無照光が生じるようになる。
上記実施形態で示した照光式キーシートについて、実施例に基づきさらに詳細に説明する。図7には、図1で一のキートップ部分を示した照光式キーシート10の全体の平面図を、図8にはその断面図をそれぞれ示す。
第1実施形態で示す照光式キーシート10について、上部樹脂フィルム13の一方端13cには、下部樹脂フィルム16の外縁よりも外方に延びる第1受光部51が形成されている。そして、この第1受光部51で回路基板に配置された第1光源52からの光を受光する。
また、上部樹脂フィルム13の他方端13dには、下部樹脂フィルム16よりも外縁側に延びた延長部53が形成されている。
また、延長部53の下面には、延部遮光層54が形成されている。この延部遮光層54により、第2光源62近傍において比較的多い広角に照射される光が上部樹脂フィルム13に入射してしまうことを防ぐことができる。また、この延長部53は、第2光源62の光が上部樹脂フィルム13の端面から入射しないように、第2光源62の発光面よりも外側まで延ばして形成されている。
下部樹脂フィルム16の一方端13c側の端面には端部遮光層64が設けられている。また、他方端13dには、回路基板に配置される第2光源62の光を受光する第2受光部61が形成されている。端部遮光層64を設けることで第1光源52からの光が下部樹脂フィルム16内に入射することを防いでいる。
照光式キーシート10が電子機器に装着される際に、延長部53の下面が第2光源62の上面に接して配置されることで、第2光源62と第2受光部61の高さ方向の相対位置を規定することができる。
上部樹脂フィルム13における第2受光部61に対応する外縁に延長部53を形成せずに、上部樹脂フィルム13よりも第2受光部61を外縁側に延ばすとともに、第1受光部51の端面に端部遮光層を形成することができる。こうした構成でも第2光源62からの光を上部樹脂フィルム13に入射させないようにすることができる。また、延長部53を形成しないため照光式キーシートを小さくすることができる。
光源52,62および受光部51,61の位置は、互いに重ならない位置で任意に設けることができる。例えば、両光源52,62および両受光部51,61をマルチファンクションキー側に配置しても良い。
上部樹脂フィルム13と下部樹脂フィルム16は、その外縁部分で接着層76により固着されている。この接着層76には、上部樹脂フィルム13や下部樹脂フィルム16よりも低屈折率の樹脂からなる接着剤や、遮光性の接着剤を用いて形成することができる。こうした条件を満たさない透光性接着剤を用いると、この接着層76を介して一方の樹脂フィルム内を導光する光が他方の樹脂フィルムへ漏れるおそれがあるためである。また、第1受光部51や第2受光部61の近傍の外縁においては遮光性の接着剤を用いることが好ましい。こうした受光部51,61の近傍では、相対的に導光方向から広角の方向へ照射される光の成分が多いため、屈折率差が小さい樹脂では光漏れを防ぐことができないためである。一方、受光部51,61の近傍以外においては、広角の方向へ進む光の成分が少なく、例えば0.06程度の屈折率差でも十分に光漏れを少なくすることができる。また、受光部51,61の近傍以外に遮光性の接着剤を用いると、接着層76による光の吸収で、若干輝度が下がってしまう。こうした観点から、受光部51,61の近傍の外縁においては遮光性の接着剤を用い、それ以外の部分においては低屈折率であって透光性の接着剤を用いることで、輝度をほとんど低下させることなく、光漏れも少なくすることができる。また、第1反射領域12および第2反射領域の部分以外の上部樹脂フィルム13と下部樹脂フィルム16との間には透明樹脂層や金属を用いた反射材料を設けることができる。
上記構成を第2実施形態の照光式キーシート20に適用すると、下部樹脂フィルム16には第2受光部61を形成する必要がない。したがって、照光式キーシート20はキーシートの外形を小さくすることができ、また、透明樹脂層17を設ける必要がないことから、キーシートの厚みを薄くすることができる。また、下部樹脂フィルム26を導光シートとして構成しないため、上部樹脂フィルム13と下部樹脂フィルム26との間の光漏れにより照光のON/OFFのコントラストが損なわれることがない。そのため、上部樹脂フィルム13と下部樹脂フィルム16を固着する接着層76として遮光性の接着層を用いる必要がない。
上記各実施形態及び実施例は、相反する組合せとならずに本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、他の実施形態及び実施例の構成要素を適宜変更し、組合せて適用可能である。そして、こうした変更、組合せも本発明の技術的思想の範囲に含まれるものである。その一例として、実施例で示した照光式キーシートの端部構成は、第2実施形態の他に第3実施形態で示す照光式キーシート30に対しても適用可能である。
また、第3実施形態で示した微小反射部Aと空気層vの構成は第1実施形態および第2実施形態にも適用可能である。具体的には、それぞれ凹状の微小反射部A,Bが形成された上部樹脂フィルム13と下部樹脂フィルム16とを準備する。そして、上部樹脂フィルム13と下部樹脂フィルム16の間に、透明樹脂層17としての樹脂フィルムを挟み、それらを加熱圧着することで、上部樹脂フィルム13、透明樹脂層17、下部樹脂フィルム16の3層が積層させることができる。そして、この積層シートにおいて、凹状の微小反射部A,Bには空気層vが保持される。
10,20,30 照光式キーシート
12 第1反射領域
13 上部樹脂フィルム
13a 上面
13b 下面
13c 一方端
13d 他方端
15,25 第2反射領域
16,26 下部樹脂フィルム
16a,26a 上面
16b,26b 下面
17,37 透明樹脂層
18,28,38 表示層
51 第1受光部
52 第1光源
53 延長部
54 延部遮光層
61 第2受光部
62 第2光源
64 端部遮光層
A,B 微小反射部
v 空気層
R1〜R5 領域

Claims (6)

  1. 導光シートの端面から受光した光を所定の反射領域から導光シートの上面の外側に出光して照光する照光式キーシートにおいて、
    導光シートの下面に、複数の微小反射部で前記反射領域を形成して第1の表示要素を設け、
    該微小反射部の下側に空気層を介して表示層を形成して第2の表示要素を設けており、
    前記微小反射部の形状が、導光シートの下面からの高さ(T)が1μm〜10μm、最大幅(W)が5μm〜70μmであって、T≦W×2/3を満たすことを特徴とする照光式キーシート。
  2. 前記導光シートの下側に下部樹脂フィルムを設け、この下部樹脂フィルムに前記表示層を設ける請求項1記載の照光式キーシート。
  3. 下部樹脂フィルムが導光シートであり、その上面に下部樹脂フィルム内を導光する光を下面側に反射する反射領域を設け、その下面に下部樹脂フィルムより低屈折率の透明樹脂層を介して前記表示層を設ける請求項1または請求項2記載の照光式キーシート。
  4. 下部樹脂フィルムに設けた反射領域が、導光シートの下面からの高さ(T)が1μm〜10μm、最大幅(W)が5μm〜70μmであって、T≦W×2/3を満たす形状の微小反射部を分散配置して構成する請求項3記載の照光式キーシート。
  5. 前記上部樹脂フィルムが、下部樹脂フィルムの外縁よりも外側に延びて形成された第1受光部と、下部樹脂フィルムの受光部よりも外側に延びて形成された延長部と、を備える請求項3または請求項4記載の照光式キーシート。
  6. 第1受光部の内側で上部樹脂フィルムと重なる下部樹脂フィルムの端面に端部遮光層を形成し、さらに延長部の下面に延部遮光層を形成した請求項5に記載の照光式キーシート。
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