JP2012098048A - 車輪形状校正冶具、車輪形状校正冶具を用いた校正方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】校正作業のバラツキを最小限にとどめ、車輪の所定の計測項目を計測する際の計測データの信頼性を向上させることができる車輪形状校正冶具、車輪形状校正冶具を用いた校正方法を提供する。
【解決手段】車輪形状校正冶具10は、光切断法によるレーザ線条光が照射され、所定の計測項目が計測される未使用時の車輪における計測部位と同一寸法であって、かつ、その寸法が既知である計測部位を有する校正冶具本体11と、レール2に対し平行面上において、校正冶具本体11を回転させ、レール2に対し任意のアタック角を設定する回転ステージ12と、レール2に対し平行面上において、校正冶具本体11を前後左右に移動させるX,Y方向移動ステージ13,14と、校正冶具本体11等を搭載し、レール2上に設置される架台15と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】車輪形状校正冶具10は、光切断法によるレーザ線条光が照射され、所定の計測項目が計測される未使用時の車輪における計測部位と同一寸法であって、かつ、その寸法が既知である計測部位を有する校正冶具本体11と、レール2に対し平行面上において、校正冶具本体11を回転させ、レール2に対し任意のアタック角を設定する回転ステージ12と、レール2に対し平行面上において、校正冶具本体11を前後左右に移動させるX,Y方向移動ステージ13,14と、校正冶具本体11等を搭載し、レール2上に設置される架台15と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、光切断法により鉄道車両用車輪等の寸法や形状を計測する車輪形状計測装置の校正に使用する車輪形状校正冶具と、その車輪形状校正冶具を用いた校正方法に関するものである。
鉄道車両用車輪については、走行中にレールとの摩擦等による摩耗や変形が生じるため、車輪の経時変化の管理は必要不可欠となっている。摩耗した車輪の削正や交換を実施する時期については、車輪の形状や寸法を測定することで管理することができる。
ここで、鉄道車両用車輪の寸法や形状の測定は、人手による目視や手測りの他、機械による自動計測が検討されており、例えば、光切断法を用いてスリットレーザ光であるレーザ線条光を車輪に照射し、そのレーザ線条光の照射部位をカメラにより撮影して、撮影画像から所定の計測項目について計測する車輪形状計測装置が報告されている(例えば、特許文献1,2参照)。
ところで、車輪形状計測装置の校正方法については明確に記載されたものがない。形状や寸法が既知の車輪をカメラの視野内に設定し、レーザ線条光が照射された部位を計測することが理想的であるが、現実的とは言えない。
一方、光切断方式により車輪の寸法や形状を計測する際、基準の車輪断面形状画を準備しておき、パターンマッチングにより計測値を算出する方法があるが、これは相対比較となるうえ、計測機器に異常があったときの原因究明が難しい、という問題がある。
また、車輪径の違いにより撮影画像上でレンズ歪、遠近歪が発生するため、測定精度が悪くなる、という問題もある。
さらには、走行中の車輪は、レールに対し角度ブレや横ズレが発生する場合があり、これらの誤差要因が測定精度に影響を与える恐れがある。
そこで、本発明は、事前に計測機器が正常であるか否かを確認するとともに、誤差要因によるバラツキを最小限にとどめ、車輪の所定の計測項目を計測する際の計測データの信頼性を向上させることができる車輪形状校正冶具、車輪形状校正冶具を用いた校正方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の車輪形状校正冶具の第1の特徴は、光切断法によるレーザ線条光が照射され、所定の計測項目が計測される車輪における計測部位と同一寸法であって、かつ、その寸法が既知である計測部位を有する校正冶具本体と、前記校正冶具本体を搭載し、レール上に設置される架台と、を有することにある。
また、前記課題を解決するため、本発明の車輪形状校正冶具の第2の特徴は、前記車輪形状校正冶具において、前記校正冶具本体と、前記架台との間に、さらに、前記レールに対し平行面上において、前記校正冶具本体を回転させ、前記レールに対し任意のアタック角を設定する回転ステージと、前記レールに対し平行面上において、前記校正冶具本体を前後左右に移動させる移動ステージと、を有することにある。
また、前記課題を解決するため、本発明の車輪形状校正冶具の第3の特徴は、前記車輪形状校正冶具において、前記校正冶具本体は、前記レーザ線条光の被照射面の一部または全部が前記車輪の幅と同一であり、前記校正冶具本体の内側面における、前記車輪のフランジ頂点から基準溝までの長さに相当する個所に直線溝を有する、ことにある。
また、前記課題を解決するため、本発明の車輪形状校正冶具を用いた校正方法の第1の特徴は、光切断法により車輪の形状について所定の計測項目を計測する車輪形状計測装置の校正を、前記いずれかの車輪形状校正冶具を用いて行う車輪形状校正冶具を用いた校正方法であって、請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載の車輪形状校正冶具を、レール上に設置し、前記車輪形状計測装置によって前記光切断法により前記車輪形状校正冶具に対し所定の計測項目を計測し、前記校正冶具本体に対する所定の計測項目の計測値と、前記校正冶具本体の前記既知の寸法とに基づき、前記車輪形状計測装置の校正処理を行う、ことにある。
また、前記課題を解決するため、本発明の車輪形状校正冶具を用いた校正方法の第2の特徴は、前記いずれかの車輪形状校正冶具を用いた校正方法において、前記車輪形状校正冶具における光切断法によるレーザ線条光が照射される照射面の角度は、前記レーザ線条光の入射方向に対し垂直となるように調整して計測する、ことにある。
本発明によれば、光切断法によるレーザ線条光が照射され、所定の計測項目が計測される車輪における計測部位と同一寸法であって、かつ、その寸法が既知である計測部位を有する校正冶具本体と、校正冶具本体を搭載し、レール上に設置される架台と、を有するので、実際の車輪を用いなくても、校正処理を行うことができると共に、誤差要因によるバラツキを最小限にとどめ、車輪の所定の計測項目を計測する際の計測データの信頼性を向上させることができる。また、事前に測定機器の状態を確認出来る。
<実施形態1>
次に、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。まず、実施形態1では、本発明に係る車輪形状校正冶具の実施形態について説明する。
次に、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。まず、実施形態1では、本発明に係る車輪形状校正冶具の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態1の車輪形状校正冶具10から校正冶具本体11を取り外した状態の一例を示す全体図、図2は、本実施形態1の車輪形状校正冶具10をレール2に対し垂直方向から見た側面図、図3は、本実施形態1の校正冶具本体11のみ上方から見た平面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態1の車輪形状校正冶具10は、校正冶具本体11と、回転ステージ12と、X方向移動ステージ13と、Y方向移動ステージ14と、架台15とを有する。なお、図1では、説明の便宜上、車輪形状校正冶具10は、校正冶具本体11を取り外した状態を示しており、使用時には、図2等に示すように、校正冶具本体11は、回転ステージ12上に取り付けられる。
校正冶具本体11は、図3に示すように、光切断法によるレーザ線条光が照射され、所定の計測項目が計測される、例えば未使用の車輪における計測部位である踏面や、フランジ部、基準溝等と同一寸法であって、かつ、その寸法が既知である計測部位を有するものである。
具体的には、校正冶具本体11において、レール2の長手方向に対し垂直な正面11eは、図1および図3に示すように、平面から構成されており、段差11dが形成された車輪の踏面に相当する踏面相当面11aと、踏面相当面11aより高く形成された、車輪のフランジ部に相当するフランジ部相当面11bとが形成されており、後述するように、未使用の車輪の対応する踏面やフランジ部と同一寸法であって、既知の寸法である。
ここで、踏面相当面11aの段差11dは、図4にて説明するが、車輪1aにおいては、基準溝130aが形成された内側面130bから外側に62mmの踏面110aの部分が水平になるように設計されており、内側面130bから外側に62mmの点を計測項目とする場合もあり、踏面相当面11aの段差11dがその内側面11fから62mmの個所に相当している。これにより、校正冶具本体11において踏面相当面11aの段差11dのある部分が、車輪1aの踏面110aにおける水平部分となり、校正冶具本体11を測定した際に、段差11dにより、容易に、車輪1aの踏面110aにおける水平部分を確認することができる。
また、校正冶具本体11において、レール2の長手方向に対し平行な内側面11fには、図1および図3に示すように、そのフランジ部相当面11bの稜線11b1と平行であって、未使用の車輪1のフランジ頂点から基準溝までの長さに相当する箇所に、直線溝11cが形成されている。
なお、実際の車輪の計測部位や計測項目等と、校正冶具本体11の計測部位や計測項目等との関係については、後述する。
回転ステージ12は、レール2と水平な水平面上において、回動軸12a1を中心として、矢印A方向の車輪の直進方向に対しα度だけ校正冶具本体11を回転させ、レール2に対し校正冶具本体11にアタック角を設定させるものである。
X方向移動ステージ13は、X方向調整つまみ13aを操作することにより、レール2と水平な水平面上において、校正冶具本体11をレール2の伸長方向に対し垂直方向の矢印X方向に移動させるものである。
Y方向移動ステージ14は、Y方向調整つまみ14aを操作することにより、レール2と水平な水平面上において、校正冶具本体11をレール2の伸長方向の矢印Y方向に移動させるものである。
架台15は、Y方向移動ステージ14を介し、X方向移動ステージ13、回転ステージ12および校正冶具本体11を搭載するもので、レール2上に設置される。
なお、本実施形態1では、X方向移動ステージ13およびY方向移動ステージ14は、作業者がX方向調整つまみ13aおよびY方向調整つまみ14aを回す等の操作により、それぞれ、手動によるネジ送り式で矢印X方向、Y方向に移動させるようにしているが、本発明ではこれに限らず、方向調整つまみ13aおよびY方向調整つまみ14aの操作ではなく、サーボモータ等により矢印X方向、Y方向に移動させるようにしても勿論よい。
また、回転ステージ12、X方向移動ステージ13およびY方向移動ステージ14は、本発明に必須のものではなく省略しても良いし、さらには、回転ステージ12のみを省略して、X方向移動ステージ13およびY方向移動ステージ14のみから構成しても良いし、さらには、Y方向移動ステージ14を省略して、回転ステージ12とX方向移動ステージ13から構成するなど、適宜、構成を変えても良い。
≪実際の車輪の計測部位や計測項目等と、校正冶具本体11の計測部位や計測項目等との関係≫
次に、実際の車輪の計測部位や計測項目等と、校正冶具本体11の計測部位や計測項目等との関係について説明する。
次に、実際の車輪の計測部位や計測項目等と、校正冶具本体11の計測部位や計測項目等との関係について説明する。
図4、図5は実際の右車輪1aの形状に関する所定の計測項目とその判定基準の一例を示す図である。
具体的には、図4は、列車の右車輪1aの踏面を含む下側部分を、列車前方から見ている正面図であり(左車輪1bについても、右車輪1aと同様であるが、図示は省略する。)、図5は、車輪形状計測部19が計測する計測項目とその判定基準の一例を示している。
まず、図4に示すように、右車輪1aでは、レール2に接触する面を踏面110a、レール2から外れないように踏面110aより高くなっている部分をフランジ部120a、右車輪1aの内側面の溝を基準溝130aという。
そして、図5に示すように、車輪形状計測装置1の車輪形状計測部19による計測項目には、例えば、右車輪1aの車輪径(大車輪径)Dと、車輪径(小車輪径)Dと、バックゲージBGと、フランジ厚さFと、フランジ部高さHと、フランジ部角度θと、フランジ部先端寸法(直接摩耗限度)S等があり、それぞれ判定基準が予め決められている。
例えば、右車輪1aの車輪径(大車輪径)Dの判断基準は、865mm〜780mm、車輪径(小車輪径)Dの判断基準は、765mm〜680mm、フランジ厚さFの判定基準は22.5mm〜28.5mm、フランジ部高さHの判定基準は25.0mm〜35.0mm、フランジ部角度θの判定基準は27.0度以上、フランジ部先端寸法(直接摩耗限度)Sの判定基準は7.0mm以下等と決められている。
図6は、右車輪1aに対応する校正冶具本体11を上方、すなわち図2上、B方向から見た場合における計測部位や計測項目等を示す図である。
なお、図6では、校正冶具本体11と共に、校正冶具本体11の外側から校正冶具本体11における踏面相当面11a等に向かってレーザ線条光を照射する踏面外側レーザ23aと、校正冶具本体11の内側から校正冶具本体11におけるフランジ部11cや直線溝11a等に向かってレーザ線条光を照射する踏面内側レーザ26aとを示している。なお、踏面外側レーザ23aと、踏面内側レーザ26a以外にもレーザやカメラ等が設けられているが、ここでは、省略しており、後述の図8および図9にて説明する。
校正冶具本体11における計測部位の寸法は、実際に計測する車輪の初期形状の計測部位や計測項目等を基準に作成することが好ましい。また、左右対称形で作成し、それぞれ左右の車輪1a,1bに使い分ける。
図6に示す校正冶具本体11は、図4に示す右車輪1aに対応するもので、光切断法によるレーザ線条光が照射され、所定の計測項目が計測される未使用時の右車輪1aの計測部位と同一寸法であって、かつ、既知の寸法を有し、計測項目は、基本的には、図4に示す右車輪1aのものと同様となる。
具体的には、図6に示す校正冶具本体11でも、フランジ幅F、第1フランジ部高さH、第2フランジ高さ(H−G)、基準溝高さC、車輪幅A、踏面において平面となる点までの規定の62mmの距離B、エッジ幅D、E等を計測して、校正用のデータとして使用する。
このように、本実施形態1の車輪形状校正冶具10では、光切断法によるレーザ線条光が照射され、所定の計測項目が計測される未使用の車輪1aにおける計測部位と同一寸法であって、かつ、その寸法が既知である測定部位を有し、さらに、車輪1の基準溝130aに相当する部分に同様の直線溝11aを有するので、未使用の車輪1を用いた校正処理と同じ校正処理を実行することができる。
また、校正冶具本体11の計測時に、摩耗等の変化のない外面側エッジ部分を基点として、未使用時または製造直後の初期の車輪寸法形状プロファイルを作成して表示し、実際の車輪実測データと比較することで、摩耗状態等の変化を視認することもできる。
なお、図5に示す実際の右車輪1aの計測項目も、図6に示す校正冶具本体11の計測項目は、あくまで一例である。
従って、本実施形態1の車輪形状校正冶具10によれば、計測すべき所定の計測項目が計測される未使用の車輪1における計測部位と同一寸法であって、かつ、その寸法が既知である計測部位を有する校正冶具本体11と、校正冶具本体11を搭載する架台15と、を有するので、車輪形状校正冶具10の既知の寸法と、測定値とを利用して校正作業を行うことができ、校正作業のバラツキや測定精度の誤差を最小限にとどめ、確実な校正処理が可能となり、計測データの信頼性を向上させることができる。
その結果、本実施形態1の車輪形状校正冶具10を用いて校正処理を行うことにより、校正作業のバラツキや測定精度の誤差を最小限にとどめ、確実な校正処理が可能となり、データの信頼性を向上させることができる。
特に、本実施形態1の車輪形状校正冶具10では、校正冶具本体11と、架台15との間に、レール2に対し平行な面において任意のアタック角αを設定可能な回転ステージ12と、X方向(レール2に対し垂直方向)およびY方向(レール2に対し平行方向)に移動可能なX方向移動ステージ13およびY方向移動ステージ14とを有するので、アタック角αの角度ブレや、横ズレ等も計測して、校正値として利用することが可能となり、より高精度な校正および計測が可能となる。
また、本実施形態1の車輪形状校正冶具10の校正冶具本体11は、レーザ線条光の被照射面の一部又は全体が実際の車輪1の幅と同一寸法であり、かつ、未使用の車輪1のフランジ頂点から基準溝130aまでの長さに相当する箇所に直線溝11cを有するようにしたので、実際の車輪1における計測項目を、車輪形状校正冶具10を用いて計測することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2である、実施形態1の車輪形状校正冶具10を用いた車両形状計測装置の校正方法について説明する。
次に、本発明の実施形態2である、実施形態1の車輪形状校正冶具10を用いた車両形状計測装置の校正方法について説明する。
≪径の異なる車輪(大径、小径)の車輪の径中心に照射したときのレーザと車輪間の距離の差異≫
まず、光切断法に用いるレーザ線条光の照射角度である仰角η固定で、径の異なる車輪(大径、小径)の径中心に照射したときのレーザと車輪間の距離の差異について説明する。
まず、光切断法に用いるレーザ線条光の照射角度である仰角η固定で、径の異なる車輪(大径、小径)の径中心に照射したときのレーザと車輪間の距離の差異について説明する。
図7は、光切断法に用いるレーザ線条光(スリットレーザ光)の照射角度固定で、径の異なる車輪(大径、小径)の車輪の径中心に照射したときのレーザと車輪間の距離の差異について示す説明図である。
図7において、大径の車輪1L、小径の車輪1Sの半径をそれぞれr1,r2とする。踏面外側レーザ23aおよび踏面内側レーザ26aがレール2面と同一高さと仮定して0点とし、仰角ηで照射したときの大径の車輪1L、小径1Sの車輪照射位置をそれぞれ(x1,z1)、(x2,z2)としたとき、踏面外側レーザ23aおよび踏面内側レーザ26aの位置と、x1,x2とのx方向の距離a,bは、それぞれ、次の式1,式2により、
a=r1・(1−sinη)・cosη/sinη ・・・(式1)
b=r2・(1−sinη)・cosη/sinη ・・・(式2)
と表すことができる。
a=r1・(1−sinη)・cosη/sinη ・・・(式1)
b=r2・(1−sinη)・cosη/sinη ・・・(式2)
と表すことができる。
また、大径の車輪1L、小径の車輪1Sに対するレーザ線条光の照射位置のx方向の移動距離cは、c=a−bとなるので、次の式3により、
c=(r1−r2)・(1−sinη)・cosη/sinη ・・・(式3)
と表すことができる。
c=(r1−r2)・(1−sinη)・cosη/sinη ・・・(式3)
と表すことができる。
従って、上記式3により表わされるx方向の移動距離cは、レーザ線条光照射角度の仰角ηが小さくなるほど大きくなる。
そのため、大径の車輪1L、小径の車輪1Sに対するレーザ線条光の照射位置の撮影を、一つのカメラの同一視野内で画像処理を行おうとすると、遠近歪や、レンズ歪により、計測値に誤差が生じやすくなる。
そこで、本実施形態2では、計測する車輪の車輪径、レーザ線条光照射角度である仰角ηによって一義的に決まる照射位置で、予め本実施形態1の車輪形状校正冶具10を用いて計測し、校正を行う。
つまり、計測する車輪が大径の車輪1L、小径の車輪1Sの2種類であれば、前記(式1)および(式2)、さらには(式3)に基づき、実施形態1の車輪形状校正冶具10あるいは校正冶具本体11を移動させて、2箇所で計測する。
その際、車両形状計測装置は、車輪形状校正冶具10の計測部位について既知の真値である寸法を有しているので、車輪形状校正冶具10それぞれの計測部位で計測し、計測した計測値とその既知の寸法とを比較して、校正を行う。
また、実施形態1の車輪形状校正冶具10は、回転ステージ12と、X方向移動ステージ13と、Y方向移動ステージ14とを有するので、車輪形状校正冶具10を計測する際、これらのステージ12〜14を使用して、それぞれの計測部位で左右に移動した位置や、左右に角度を変えた位置にて、同様に計測を行い、その移動分の補正関数等を求めておくことにより、実際の車輪を計測したときに、車輪形状校正冶具10の計測位置の範囲内において正確な補正処理が可能となる。
≪車輪形状計測装置におけるレーザや、カメラ、センサの配置等の一例≫
次に、車輪形状計測装置におけるレーザや、カメラ、センサの配置等の一例について説明する。
次に、車輪形状計測装置におけるレーザや、カメラ、センサの配置等の一例について説明する。
図8は、右車輪1aを上方から見た場合における実施形態1の車輪形状計測装置におけるレーザや、カメラ、センサの配置等の一例を示す説明図である。
なお、図8は、列車の右車輪1aを上方から見ている正面図である。なお、左車輪1bについても同様に配置されている。
図8において、矢印31は、列車の右車輪1aの進行方向を示している。
列車の右車輪1aの両側には、外側通過センサ26aと、内側通過センサ27aとが、対向するように設けられている。
そして、外側通過センサ26aと、内側通過センサ27aの進行方向側には、踏面外側カメラ25a、踏面内側カメラ27a、踏面外側レーザ23a、レーザ光受信部24a、踏面内側レーザ26a等が設けられている。
ここで、レーザ光受信部24aは、踏面外側レーザ23aからのレーザ線条光が受信できるような位置および水平角度で設けられ、踏面外側カメラ25aおよび踏面内側カメラ27aは、それぞれ踏面外側レーザ23a、踏面内側レーザ26aからのレーザ線条光部位が撮影できるような位置および水平角度で設けられている。
図9は、右車輪1aをその内側下方から見た場合における実施形態1の車輪形状計測装置におけるレーザや、カメラ、センサの配置等の一例を示す説明図である。なお、左車輪1bについても同様に配置されている。
ここで、図9では、説明の便宜上、外側通過センサ26aと、内側通過センサ27aとは、省略しているが、本来は、存在している。
図9に示すように、実施形態1の車輪形状計測装置1の踏面外側レーザ23a、レーザ光受信部24a、踏面外側カメラ25a、踏面内側レーザ26a、踏面内側カメラ27aは、全て、左車輪1bの径中心140aに向け、所定の仰角ηの方向に向けて取り付けられている。
これにより、レール上を列車が走行して来て、外側通過センサ26aと、内側通過センサ27aが車輪の通過を検出し、踏面外側レーザ23aをオンさせ、踏面外側レーザ23aから所定の仰角ηで照射されたレーザ線条光が、右車輪1aの径中心に向いたときに、車輪の踏面110a等にて反射されたレーザ線条光が、レーザ光受信部24aに所定の仰角ηで入射することになる。
次に、車輪形状計測装置の動作を説明する。
図8に示すように、通過センサ21a,22aが右車輪1aの通過を検知すると、そのタイミングで踏面外側レーザ23aがオンになり、レーザ線条光を右車輪1aの踏面110aに向け、所定の仰角ηで照射する。
レーザ光受信器14aは、踏面外側レーザ23aから車輪1aの径中心に向けて送信されたレーザ線条光の反射光を検出すると、その検出信号を内面側レーザ26aや、外側カメラ25a,内側カメラ27aへ出力する。
すると、内面側レーザ26aは、オンして、踏面外側レーザ23aのレーザ線条光が作る面と同一面になるようにレーザ線条光を右車輪1aのフランジ部や基準溝に、所定の仰角ηで照射する。
一方、外側カメラ25aおよび内側カメラ27aは、レーザ光受信器14aから検出信号を受信すると、オンして、踏面外側レーザ23aが車輪1aの径中心に向いたタイミングで車輪1に照射されたレーザ線条光の照射部位、例えば、踏面110aや、フランジ部、さらには基準溝130a等の計測部位を撮影する。なお、レーザ線条光の代わりに、ミリ波レーダを追加し、踏面110aにミリ波の電波を当て、その反射波を受信機で受信し、踏面外側レーザ23a、踏面内側レーザ26a、外側カメラ25aおよび内側カメラ27aに対し動作の開始信号を送るようにしても良い。
≪車輪が正常走行する場合、アタック角がα度で入る場合、横ズレする場合の一例≫
次に、車輪が正常走行する場合、アタック角がα度で入る場合、横ズレする場合の一例について説明する。
次に、車輪が正常走行する場合、アタック角がα度で入る場合、横ズレする場合の一例について説明する。
図10(a)〜(c)は、それぞれ、車輪1a,1bが正常走行している場合と、アタック角がα度の場合と、横ズレしている場合を示している。
つまり、図10(a)に示すように、車輪1a,1bがレール2a,2bに対し平行で、かつ、横ズレも発生していないときは、アタック角αが0度であり、横ズレ量も0である。
図10(b)は、車輪1a,1bがレール2a,2bに対し平行でない場合、すなわちレール2a,2bに対し車輪1a,1bが傾き、アタック角αを生じている場合を示している。
図10(c)は、レール2a,2bに対して車輪1a,1bが横方向に平行にJだけ横ズレしている場合を示している。
なお、説明の便宜上図示しなかったが、場合によっては、アタック角αが生じると同時に、横ズレ量Jが生じる場合もある。つまり、図10(b)と図10(c)の場合が同時に発生する場合である。
以上、図10(a)〜(c)に示す通り、走行中の車輪を計測しようとした場合、車輪1a,1bの走行状態により、レール2a,2bに対し角度ブレや、横ズレが発生する場合がある。
≪車輪形状校正冶具10を用いた実施形態2の校正方法の一例≫。
次に、車輪形状校正冶具10を用いた実施形態2の校正方法の一例について説明する。
図11は、レール2上に設置した車輪形状校正冶具10と、踏面外側レーザ23aおよび外面側カメラ25aの設置位置の関係の一例を示している。
図2でも説明したように、本実施形態1の車輪形状校正冶具10は、回転ステージ12、X方向移動ステージ13、Y方向移動ステージ14の上に、校正冶具本体11を固定している。
このとき、図11に示すように、校正冶具本体11における光切断法によるレーザ線条光の被照射面となる正面11eは、踏面外側レーザ23aからのレーザ線条光の照射角度の仰角ηに対し、垂直となるよう設定する。
これは、図9に示すように、踏面外側レーザ23aや内面側レーザ26aは、実際の輪1a,1bに対し、照射角度の仰角ηでレーザ線条光を照射するからである。
そのため、Y方向移動ステージ13を用い、校正冶具本体11を、踏面外側レーザ23aに対し予め決められた所定の距離、すなわち前述の式1により算出されたaの位置で、レール2上に水平に設置された架台15に固定する。
次に、本実施形態1の車輪形状校正冶具10を用いた校正方法の一例について説明する。
図12(a)〜(e)は、それぞれ、車輪形状校正冶具10を用いた校正内容の一例を示す説明図である。なお、説明の便宜上、車輪形状校正冶具10の校正冶具本体11と、レールのみ示している。
図12(a)は、原点状態(校正1)である。つまり、校正冶具本体11へのレーザ線条光の照射位置は、踏面外側レーザ23aに対し、図2に示した車輪照射位置(x1,z1)となるように設置して、車輪形状計測装置にて原点状態の校正冶具本体11の計測を行い、その際の計測値と、その原点状態の既知のデータ等を用いて校正を行う(校正1)。この状態を原点とする。
図12(b)は、回転ステージ12を作動させて、校正冶具本体11をレール2に対し左に10°、すなわちアタック角α=+10°だけ傾けた状態(校正2)、図12(c)は、校正冶具本体11をレール2に対し右に10°、すなわちアタック角α=−10°だけ傾けた状態(校正3)をそれぞれ示している。
このように、校正冶具本体11をレール2に対し左右に10°傾けた状態(校正2,校正3)でそれぞれ計測を行い、その際の計測値と、左右に10°傾けた状態の既知のデータ等を用いて校正を行う。
図12(d)は、X方向移動ステージ13を作動させて、校正冶具本体11を、図12(a)に示す原点状態から図上右側、すなわちレール2の内側に10mm移動した状態(校正4)を示している。
また、図12(e)は、Y方向移動ステージ14を作動させて、校正冶具本体11を、図12(a)に示す原点状態から図上左側、すなわちレール2の外側に10mm移動した状態(校正5)を示している。
このように、X方向移動ステージ13およびY方向移動ステージ14を作動させて、校正冶具本体11をレール2に対し、原点状態から左右方向および前後方向に所定量移動させて、それぞれの状態(校正4,校正5)にて計測を行い、その際の計測値と、原点状態から左右方向および前後方向に所定量移動させたき値のデータ等を用いて校正を行う。
このように、車輪形状計測装置のカメラやレーザが所定位置および所定仰角ηにて設置されたレール2上に車輪形状校正冶具10を設置して、例えば、以上の校正1〜校正5のような校正処理を行う。
そして、仮に、車輪形状校正冶具10を用いた今までの校正1〜校正5の計測が大径の車輪1Lについてであり、さらに小径の車輪1Sについても行う場合には、Y方向移動ステージ14を作動させて、図7に示すように、前記(3)式に基づき、車輪形状校正冶具10をc(=a−b)の距離だけ、踏面外側レーザ23aや踏面内側レーザ26a、踏面外側カメラ25a,踏面内側カメラ27aの方向へスライドさせ、照射位置が(x2,z2)となるように設置して、以下、小径の車輪1Sについても、照射位置1の大径の車輪1Lと同様の手順にて校正1〜校正5の校正処理を行う。
これにより、大径の車輪1Lについてだけでなく、小径の車輪1Sについても、校正1〜校正5の計測を実行することができる。
そして、実際の大径の車輪1Lおよび小径の車輪1Sの計測値に対し、車輪形状校正冶具10を用いた大径の車輪1Lおよび小径の車輪1Sそれぞれの校正1〜校正5の計測値により校正をかけることにより、走行中の大径の車輪1Lおよび小径の車輪1S車輪のあらゆるケースに対し、高精度の計測が可能となる。
従って、実施形態1の車輪形状校正冶具10を用いた実施形態2の校正方法によれば、計測すべき所定の計測項目が計測される未使用の車輪1における計測部位と同一寸法であって、かつ、その寸法が既知である計測部位を有する校正冶具本体11と、校正冶具本体11を搭載する架台15とを有する実施形態1の車輪形状校正冶具10を用いて計測を行い、その計測値を車輪形状校正冶具10の既知のデータである真値で校正することにより、校正作業のバラツキや測定精度の誤差を最小限にとどめ、確実な校正処理が可能となり、計測データの信頼性を向上させることができる。
特に、実施形態1の車輪形状校正冶具10は、校正冶具本体11と、架台15との間に、レール2に対し平行な面において任意のアタック角αを設定可能な回転ステージ12と、X方向(レール2に対し垂直方向)およびY方向(レール2に対し平行方向)に移動可能なX方向移動ステージ13およびY方向移動ステージ14とを有するので、実施形態1の車輪形状校正冶具10の校正冶具本体11をレール上の所定位置に容易に設置し、校正冶具本体11を前後左右にスライドしたり、回転させることができるので、車輪の大径、小径に関わらず、アタック角αの角度ブレや、横ズレ等も計測して、その計測値を真値で校正し、補正することが可能となり、より高精度な校正および計測が可能となる。
なお、上記実施形態1,2の説明では、校正冶具本体11の段差11dの高さについては、何ら言及しなかったが、例えば、その高さGを、大径の車輪1L、小径の車輪1Sに対するレーザ線条光の照射位置のx方向の移動距離c=a−b、すなわち式3により表される長さとすれば、一度に、校正冶具本体11の踏面相当面11aにおける高い方の面で大径の車輪1Lの踏面を、校正冶具本体11の踏面相当面11aにおける低い方の面で小径の車輪1Sの踏面を計測摺ることが可能となる。
10 車輪形状校正冶具
11 校正冶具本体
11c 直線溝
12 回転ステージ
13 X方向移動ステージ
14 Y方向移動ステージ
15 架台
11 校正冶具本体
11c 直線溝
12 回転ステージ
13 X方向移動ステージ
14 Y方向移動ステージ
15 架台
Claims (5)
- 光切断法によるレーザ線条光が照射され、所定の計測項目が計測される車輪における計測部位と同一寸法であって、かつ、その寸法が既知である計測部位を有する校正冶具本体と、
前記校正冶具本体を搭載し、レール上に設置される架台と、
を有することを特徴とする車輪形状校正冶具。 - 請求項1記載の車輪形状校正冶具において、
前記校正冶具本体と、前記架台との間に、さらに、
前記レールに対し平行面上において、前記校正冶具本体を回転させ、前記レールに対し任意のアタック角を設定する回転ステージと、
前記レールに対し平行面上において、前記校正冶具本体を前後左右に移動させる移動ステージと、
を有することを特徴とする車輪形状校正冶具。 - 請求項1または請求項2記載の車輪形状校正冶具において、
前記校正冶具本体は、前記レーザ線条光の被照射面の一部または全部が前記車輪の幅と同一であり、前記校正冶具本体の内側面における、前記車輪のフランジ頂点から基準溝までの長さに相当する個所に直線溝を有する、
ことを特徴とする車輪形状校正冶具。 - 光切断法により車輪の形状について所定の計測項目を計測する車輪形状計測装置の校正を、請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載の車輪形状校正冶具を用いて行う車輪形状校正冶具を用いた校正方法であって、
請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載の車輪形状校正冶具を、レール上に設置し、前記車輪形状計測装置によって前記光切断法により前記車輪形状校正冶具に対し所定の計測項目を計測し、
前記校正冶具本体に対する所定の計測項目の計測値と、前記校正冶具本体の前記既知の寸法とに基づき、前記車輪形状計測装置の校正処理を行う、
ことを特徴とする車輪形状校正冶具を用いた校正方法。 - 請求項4記載の車輪形状校正冶具を用いた校正方法において、
前記車輪形状校正冶具における光切断法によるレーザ線条光が照射される照射面の角度は、前記レーザ線条光の入射方向に対し垂直となるように調整して計測する、ことを特徴とする車輪形状校正冶具を用いた校正方法。
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JP2010243364A JP2012098048A (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | 車輪形状校正冶具、車輪形状校正冶具を用いた校正方法 |
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JP2010243364A Pending JP2012098048A (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | 車輪形状校正冶具、車輪形状校正冶具を用いた校正方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015087295A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社Ihi | 形状検査装置及び形状検査方法 |
CN110806173A (zh) * | 2019-10-16 | 2020-02-18 | 徐州市铜山区嘉量计量检测创新中心 | 一种自动化活动平台框架式定点制动光电检测机构 |
-
2010
- 2010-10-29 JP JP2010243364A patent/JP2012098048A/ja active Pending
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JP2015087295A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社Ihi | 形状検査装置及び形状検査方法 |
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CN110806173B (zh) * | 2019-10-16 | 2021-11-16 | 徐州市铜山区嘉量计量检测创新中心 | 一种自动化活动平台框架式定点制动光电检测机构 |
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