JP2012094318A - 電圧監視構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電デバイスの正極リード(リード端子)とコネクタとの接続状態の変動を抑え、それによって接続状態が電圧監視に与える影響を抑えることのできる電圧監視構造を提供すること。
【解決手段】コネクタ30は、アルミニウム製又はアルミニウム合金製のリード端子を有する蓄電デバイスに対して脱着可能に取り付けられるものであり、個別に弾性変形可能であるバネコンタクト46を複数本備えている。コネクタ30は、バネコンタクト46にてリード端子を挟持することにより、リード端子に取り付けられる。これにより、リード端子とコネクタとの接続状態の物理的な変動を抑えることができ、従って、正確な電圧監視を行うことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、リチウムイオン二次電池や固体電界コンデンサなどの蓄電デバイスの電圧を監視するための電圧監視構造に関する。
この種の電圧監視構造としては、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示されたものがある。
特許文献1の電圧監視構造においては、電極タブ(リード端子)に電圧検出用端子が超音波溶接によって接続されている。しかしながら、このように電圧検出用端子を溶接する場合には、溶接設備が必要になり、溶接部の品質管理工程が増えたり、品質不良を生じた場合は再利用ができない等の問題や、また溶接してしまうと、蓄電デバイスのリサイクルが困難になってしまうなどといった問題がある。
これに対して、特許文献2の電圧監視構造においては、電極タブ(リード端子)の嵌合部に電圧検出用のコネクタを差し込んで嵌合することとしている。このため、特許文献2の電圧監視構造は、特許文献1の電圧監視構造と比較して、蓄電デバイスのリサイクルが比較的しやすいという利点を有している。
特開2005−116440号公報 特開2008−146943号公報
しかしながら、特許文献2の電圧監視構造では、嵌合部とコネクタとの嵌合状態が変動しやすく、従って電圧監視に影響を与えやすいといった問題がある。
そこで、本発明は、蓄電デバイスのリード端子とコネクタとの接続状態の変動を抑え、それによって接続状態が電圧監視に与える影響を抑えることのできる電圧監視構造を提供することを目的とする。
本発明によれば、第1の電圧監視構造として、
本体と前記本体から延びるアルミニウム製又はアルミニウム合金製のリード端子とを有する蓄電デバイスと、
複数のバネコンタクトを有すると共に、前記バネコンタクトにて前記リード端子を挟持するようにして前記蓄電デバイスに取り付けられたコネクタと
を備える電圧監視構造であって、
前記複数のバネコンタクトのそれぞれは個別に弾性変形可能である
電圧監視構造が得られる。
また、本発明によれば、第2の電圧監視構造として、第1の電圧監視構造であって、
前記バネコンタクトは、5本以上である
電圧監視構造が得られる。
また、本発明によれば、第3の電圧監視構造として、第2の電圧監視構造であって、
前記バネコンタクトは、7本以上である
電圧監視構造が得られる。
また、本発明によれば、第4の電圧監視構造として、第1乃至第3のいずれかの電圧監視構造であって、
前記リード端子に接続されたバスバーを更に備えており、
前記コネクタは、前記バスバーと前記本体との間に接続されている
電圧監視構造が得られる。
また、本発明によれば、第5の電圧監視構造として、第4の電圧監視構造であって、
前記リード端子に対する前記コネクタの接続位置は、前記バスバーと前記本体との間の中心よりも前記本体に近い
電圧監視構造が得られる。
また、本発明によれば、第6の電圧監視構造として、第5の電圧監視構造であって、
前記コネクタは、前記バネコンタクトを少なくとも部分的に収容するハウジングを更に備えており、
前記コネクタは、前記ハウジングが前記蓄電デバイスの前記本体に接触するようにして、前記蓄電デバイスに取り付けられている
電圧監視構造が得られる。
また、本発明によれば、第7の電圧監視構造として、第4乃至第6のいずれかの電圧監視構造であって、
前記リード端子は、前記本体から第1方向に沿って延びるものであり、
前記蓄電デバイスは、前記第1方向において前記本体から離れた位置において前記リード端子から前記第1方向と直交する第2方向に沿って延びる凸部を更に有しており、
前記コネクタは、前記凸部と前記本体との間に挟まれることにより前記第1方向における位置決めがなされた状態で、前記蓄電デバイスに取り付けられている
電圧監視構造が得られる。
また、本発明によれば、第8の電圧監視構造として、第4乃至第6のいずれかの電圧監視構造であって、
前記コネクタは、前記本体に固定される被固定部を更に有しており、
前記被固定部が前記本体に固定されることにより、前記リード端子と前記バネコンタクトとの接続位置が位置決めされる
電圧監視構造が得られる。
また、本発明によれば、第9の電圧監視構造として、第8の電圧監視構造であって、
前記被固定部にはネジ孔又は貫通孔が形成されており、
前記被固定部を前記本体にネジ留め、リベット、又はファスナーによって固定することにより、前記コネクタは前記蓄電デバイスに取り付けられている
電圧監視構造が得られる。
また、本発明によれば、第10の電圧監視構造として、第4乃至第6のいずれかの電圧監視構造であって、
前記蓄電デバイス及び前記コネクタのいずれとも別体である固定部材であって、前記コネクタと前記蓄電デバイスとの接続状態を固定する固定部材を更に備える電圧監視構造が得られる。
個別に弾性変形可能なバネコンタクトを複数本用いてリード端子を挟持する構造としたことから、リード端子とコネクタとの接続状態の物理的な変動を抑えることができる。従って、特許文献2の構造と比較して、正確な電圧監視を行うことができる。
本発明の実施の形態による電圧監視構造を示す斜視図である。ここで、コネクタはまだ蓄電デバイスには接続されていない。 図1の電圧監視構造の一部を拡大して示す斜視図である。 図1の電圧監視構造に含まれるコネクタを示す斜視図である。ここで、コネクタのハウジングは省略されている。 図3のコネクタを示す底面図である。 図3のコネクタを示す側面図である。 図3のコネクタを示す正面図である。 図1の電圧監視構造を部分的に示す斜視図である。ここで、コネクタは蓄電デバイスに接続されている。 図1の電圧監視構造の第1変形例を部分的に示す斜視図である。 図1の電圧監視構造の第2変形例を部分的に示す斜視図である。ここで、固定部材はコネクタに取り付けられていない。 図9の第2変形例を部分的に示す斜視図である。ここで、固定部材はコネクタに取り付けられている。 図1の電圧監視構造の第3変形例を部分的に示す斜視図である。ここで、コネクタはまだ蓄電デバイスには接続されていない。 図11の第3変形例の一部を拡大して示す斜視図である。ここで、コネクタのハウジングは省略されており、コネクタは蓄電デバイスには接続されていない。 図11の第3変形例の一部を拡大して示す斜視図である。ここで、コネクタのハウジングは省略されており、コネクタは蓄電デバイスには接続されている。 本発明の実施例による電圧監視構造の評価結果を示すグラフである。
本発明の実施の形態による電圧監視構造は、図1及び図2に示されるように、蓄電デバイス10と、電圧監視用に蓄電デバイス10に脱着可能に取り付けられるコネクタ30とを備えている。コネクタ30には、ケーブル60が接続されている。コネクタ30で検出された蓄電デバイス10の電圧はケーブル60を通じて電圧監視システム(図示せず)に伝達され、そこで監視される。
図1及び図2に示されるように、蓄電デバイス10は、本体12と、正極リード(陽極リード:リード端子)14と、負極リード(陰極リード)16と、凸部18とを備えている。
本実施の形態による蓄電デバイス10の正極リード14は、本体12からZ方向(第1方向)に沿って突出するように延びたアルミニウム製又はアルミニウム合金製のフィルム状の電極であり、Z方向の端部においてバスバー20と接続されている。正極リード14のY方向(第2方向)におけるサイズ(正極リード14の幅)は、蓄電デバイス10本来の用途、即ち、所望とする電源供給を考慮して定められている。
負極リード16もまた、本体12からZ方向に沿って突出するように延びたフィルム状の電極である。
凸部18は、正極リード14からY方向に沿って延びるように突出している。即ち、本実施の形態による凸部18は、正極リード14の厚み方向と直交する方向に突出している。凸部18と本体12とはZ方向において所定距離だけ離れている。
図1乃至図6に示されるように、コネクタ30は、導電部材40と、絶縁性材料からなるハウジング50とを備えている。本実施の形態によるコネクタ30は、図2に示されるように、バスバー20と蓄電デバイス10の本体12との間において正極リード14に接続されており、より具体的には、バスバー20と本体12との間の中心よりも本体に近い位置に位置している。
図3乃至図6に示されるように、導電部材40は、単一の金属板から構成されたものであり、基部42と、基部42から後方に延びるケーブル接続部44と、基部42から前方に延びる複数のバネコンタクト46とを備えている。ケーブル接続部44はケーブル60の芯線をかしめることによって導電部材40とケーブル60を接続する。バネコンタクト46は、基部42から前方に延びた後、一旦、横方向外側に延び、更に、斜め前方内側になだらかに延びた後、斜め前方外側に向かうように延びており、略S字状形状を有している。これらバネコンタクト46のそれぞれは、個別に弾性変形可能である。本実施の形態によるバネコンタクト46は、その先端近傍に、スズでめっきされた接点48を有している。接点48は、アルミニウム製又はアルミニウム合金製の正極リード14に対して良好な接触抵抗を有するものであればよく、例えば、スズ合金でめっきされていてもよい。
本実施の形態によるバネコンタクト46の数は8本であり、4本ずつを一組として二組に分けられている。一組のバネコンタクト46と他の一組のバネコンタクト46とは、基部42を挟んで配置されており、従って、正極リード14を二組のバネコンタクト46間に挟持することができる。本実施の形態によるバネコンタクト46は、基部42を挟んで対称に配置されているが、本発明はこれに限定されるわけではない。また、本実施の形態によるバネコンタクト46は、正極リード14を挟持できるように配置されていれば良く、本数も複数であればよい。但し、接触抵抗の安定的に低い値とするためにはバネコンタクト46の本数を5本以上とする(接触点を5点以上とする)のが好ましく、更に、コネクタ30の抵抗(即ち、導電部材40における合成抵抗)を100mΩ未満とするためには7本以上とすることが好ましい。
図2に示されるように、本実施の形態によるハウジング50は、導電部材40を完全に収容しており、コネクタ30の外形を規定している。但し、本発明はこれに限定されるわけではなく、例えば、ハウジングが導電部材を部分的に収容することとしてもよいし、用途によってはハウジング自体を省略することとしてもよい。
ハウジング50は、Z方向において前述の所定距離(0024段落参照)と実質的に等しいサイズを有している。即ち、コネクタ30は、Z方向において前述の所定距離と実質的に等しいサイズを有している。従って、コネクタ30を凸部18と本体12との間に合わせた状態で、正極リード14に対してコネクタ30を取り付けることとすると、図7に示されるように、コネクタ30が本体12に最も近い位置に位置決めされることとなる。この際、本実施の形態においては、ハウジング50が本体12に接触している。このように、コネクタ30を本体12に近い位置に位置決めすると、蓄電デバイス10の電圧をより正確に測定することができる。
本実施の形態によるコネクタ30は、個別に弾性変形可能なバネコンタクトを複数本用いて正極リード14を挟持することにより、蓄電デバイス10に取り付けられているものであることから、蓄電デバイス10のリサイクルが容易で、溶接する場合などの設備が不要となる。また、凸部18の構成によってコネクタ30と蓄電デバイス10との接続位置の位置決めができるので、の位置的関係の変動を抑えることができ、信頼性ある電圧測定を行うことができる。
また、本実施の形態による正極リード14にはコネクタ30の接続用の孔などは設けられていないため、正極リード14の電流容量が十分にとれることから蓄電デバイス10による電源供給を妨げることはない。
なお、上述した実施の形態においては、凸部18を設けて本体12と凸部18との間にコネクタ30を位置させることとしていたが、本発明はこれに限定されるわけではない。例えば、後述する第1変形例のようにコネクタ30の正極リード14に対する位置決め構造をコネクタ30に設けてもよいし、後述する第2変形例のようにコネクタ30でも蓄電デバイス10でもない別の部材を用いて位置決めすることとしてもよい。
(第1変形例)
図8を参照すると、第1変形例による電圧監視構造のハウジング50aには、−Z方向に沿って延びる2枚の略板状の部位であって互いに平行となるように配置された部位からなる被固定部52aが設けられている。この被固定部52aにはネジ孔(図示せず)又は貫通孔(図示せず)が形成されており、被固定部52aの間に本体12の一部を挿入した状態で、被固定部52aを固定ネジ54aにより本体12にネジ留めすることにより、コネクタ30aの蓄電デバイス10に対する固定が行われ、正極リード(リード端子)14aとバネコンタクト46とを所定の位置にて接続することとしている。ここで、第1変形例における所定の位置は、上述した実施の形態と同じく、バスバー20と本体12との間であって本体12に最も近い位置である。この位置決めにより、第1変形例においても、蓄電デバイス10の電圧をより正確に測定することができる。なお、図8に示される第1変形例においてはネジ留めでコネクタを固定していたが、リベットやファスナーを用いてコネクタを固定することとしても良い。
(第2変形例)
図9及び図10を参照すると、第2変形例による電圧監視構造は、蓄電デバイス10及びコネクタ30のいずれとも別体である固定部材70を更に備えている。この固定部材70は、バスバー20に取り付けられる若しくは蓄電デバイス10が利用される環境にバスバー20と共に取り付け固定される被取付部72と、正極リード(リード端子)14bに接続されたコネクタ30の位置を所定の位置に固定する位置固定部74とを有している。
第2変形例による位置固定部74は、略コの字状の形状を有しており、−Z方向に沿ってコネクタ30に被せられることによりコネクタ30の移動を規制する。ここで、第2変形例における所定の位置は、上述した実施の形態と同じく、バスバー20と本体12との間であって本体12に最も近い位置である。この位置決めにより、第2変形例においても、蓄電デバイス10の電圧をより正確に測定することができる。
(第3変形例)
上述した実施の形態並びに第1変形例及び第2変形例における正極リード(リード端子)14,14a,14b及び負極リード16は、いずれもフィルム状のものであったが、本発明は、フィルム状のリード端子のみを対象とするものではない。即ち、リード端子は、如何なる形状を有していてもよい。以下、第3変形例として丸棒形状のリード端子とコネクタとを接続する例について説明する。
図11乃至図13を参照すると、第3変形例による電圧監視構造は、蓄電デバイス10cと、電圧監視用に蓄電デバイス10cに脱着可能に取り付けられるコネクタ30cとを備えている。上述した実施の形態と同様に、コネクタ30cにはケーブル60が接続されており、コネクタ30cで検出された蓄電デバイス10cの電圧はケーブル60を通じて電圧監視システム(図示せず)にて監視される。
図11に示されるように、蓄電デバイス10cは、本体12cと、正極リード(リード端子)14cと、負極リード16cとを備えている。正極リード14cと負極リード16cのそれぞれは、アルミニウム製又はアルミニウム合金製のものであり、本体12cからZ方向に突出するように延びた丸棒状の形状を有している。
図11に示されるように、コネクタ30cは、導電部材40cと、絶縁性材料からなるハウジング50cとを備えている。
図12及び図13に示されるように、導電部材40cは、単一の金属板から構成されたものであり、基部42と、基部42から後方に延びるケーブル接続部44と、基部42から前方に延びる複数のバネコンタクト46cとを備えている。各バネコンタクト46cは、個別に弾性変形可能である。バネコンタクト46cは、正極リード14cを挟めるように接点48間の距離を拡げるような形状を有し且つ配置されている点を除き、上述した実施の形態のバネコンタクト46と同様である。
図11に示されるように、ハウジング50cは、導電部材40cを完全に収容しており、コネクタ30cの外形を規定している。但し、本発明はこれに限定されるわけではなく、例えば、ハウジング50cが導電部材40cを部分的に収容することとしてもよいし、用途によってはハウジング50c自体を省略することとしてもよい。
このように、丸棒状の正極リード14cにコネクタ30cの導電部材40cを接続する場合、十分な接圧をとることができるので信頼性ある電圧測定を行うことができる。
(実施例:実験結果)
スズめっきされた接点を有するバネコンタクトのサンプルを144本用意し、それらとアルミニウム製のリード端子との接触抵抗を測定したところ、下記表1のような結果が得られた。
Figure 2012094318
表1のデータに基づいて、バネコンタクトの本数と接触抵抗(合成抵抗値)との関係を試算した結果を図14に示す。
図14において最大値と平均+3σの値がかけ離れているということは合成抵抗のバラつきが大きいことを意味しており、所望とする電圧監視を行えない可能性があることを示している。図14によれば、バネコンタクトの本数が5点以上であると、合成抵抗の最大値と平均値+3σとがほぼ同じであり、バネコンタクトの本数を増やすことにより合成抵抗を低く抑えることができるとの効果を期待通りに(即ち、予想した通りに)得ることができることが理解される。従って、バネコンタクトの本数は5点以上であることが望ましい。即ち、個別に弾性変形可能であるバネコンタクトの本数は5本以上であることが望ましい。
更に、図14によると、バネコンタクトの本数を7点以上とした場合、合成抵抗値は最大でも100mΩ未満となることから、コネクタにおける電圧降下などの影響を極めて小さくすることができ、高い精度で電圧監視を行えることが理解される。
10 蓄電デバイス
12 本体
14,14a,14b,14c 正極リード(リード端子)
16,16c 負極リード
18 凸部
20 バスバー
30,30a,30c コネクタ
40,40c 導電部材
42 基部
44 ケーブル接続部
46,46c バネコンタクト
48 接点
50,50a,50c ハウジング
52a 被固定部
54a 固定ネジ
60 ケーブル
70 固定部材
72 被取付部
74 位置固定部

Claims (10)

  1. 本体と前記本体から延びるアルミニウム製又はアルミニウム合金製のリード端子とを有する蓄電デバイスと、
    複数のバネコンタクトを有すると共に、前記バネコンタクトにて前記リード端子を挟持するようにして前記蓄電デバイスに取り付けられたコネクタと
    を備える電圧監視構造であって、
    前記複数のバネコンタクトのそれぞれは個別に弾性変形可能である
    電圧監視構造。
  2. 請求項1記載の電圧監視構造であって、
    前記バネコンタクトは、5本以上である
    電圧監視構造。
  3. 請求項2記載の電圧監視構造であって、
    前記バネコンタクトは、7本以上である
    電圧監視構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電圧監視構造であって、
    前記リード端子に接続されたバスバーを更に備えており、
    前記コネクタは、前記バスバーと前記本体との間に接続されている
    電圧監視構造。
  5. 請求項4記載の電圧監視構造であって、
    前記リード端子に対する前記コネクタの接続位置は、前記バスバーと前記本体との間の中心よりも前記本体に近い
    電圧監視構造。
  6. 請求項5記載の電圧監視構造であって、
    前記コネクタは、前記バネコンタクトを少なくとも部分的に収容するハウジングを更に備えており、
    前記コネクタは、前記ハウジングが前記蓄電デバイスの前記本体に接触するようにして、前記蓄電デバイスに取り付けられている
    電圧監視構造。
  7. 請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の電圧監視構造であって、
    前記リード端子は、前記本体から第1方向に沿って延びるものであり、
    前記蓄電デバイスは、前記第1方向において前記本体から離れた位置において前記リード端子から前記第1方向と直交する第2方向に沿って延びる凸部を更に有しており、
    前記コネクタは、前記凸部と前記本体との間に挟まれることにより前記第1方向における位置決めがなされた状態で、前記蓄電デバイスに取り付けられている
    電圧監視構造。
  8. 請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の電圧監視構造であって、
    前記コネクタは、前記本体に固定される被固定部を更に有しており、
    前記被固定部が前記本体に固定されることにより、前記リード端子と前記バネコンタクトとの接続位置が位置決めされる
    電圧監視構造。
  9. 請求項8記載の電圧監視構造であって、
    前記被固定部にはネジ孔又は貫通孔が形成されており、
    前記被固定部を前記本体にネジ留め、リベット、又はファスナーによって固定することにより、前記コネクタは前記蓄電デバイスに取り付けられている
    電圧監視構造。
  10. 請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の電圧監視構造であって、
    前記蓄電デバイス及び前記コネクタのいずれとも別体である固定部材であって、前記コネクタと前記蓄電デバイスとの接続状態を固定する固定部材を更に備える電圧監視構造。
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