JP2012091375A - 搬送装置、記録装置および検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送ベルトに設けた複数の孤立点を含む検出用パターンと、前記検出用パターンを異なるタイミングで撮像して複数の画像データを取得する屈折率分布型レンズアレイを備えたイメージセンサと、前記複数の画像データの一の画像データから前記検出用パターンの一部であって、前記複数の孤立点のうち2以上の孤立点を含む1以上のテンプレート画像を切り出し、他の画像データから前記テンプレート画像と類似する領域を検索して前記搬送ベルトの移動状態を求める処理部と、を備え、前記2以上の孤立点は、一の孤立点と他の孤立点の結像位置が、前記屈折率分布型レンズアレイのレンズによる検出量ズレの周期性の半周期の位相差でずれた位置になるよう、前記検出用パターン上の一の孤立点と他の孤立点の位置を定めた、1組の孤立点を含む。
【選択図】図12
Description
図3は、本実施形態の記録装置の一例であるインクジェット記録装置の主要部の構成を示す断面図である。記録装置は、記録媒体をベルト搬送系によって副走査方向(第1方向、所定方向、X方向)に移動させる搬送機構と、移動する記録装置に対して記録ヘッドを用いて記録を行なう記録部とを有する。記録装置は更に、ベルトの移動状態を間接的に検出するエンコーダ133と、ベルトの移動状態を直接的に検出するダイレクトセンサ134を有する。
図8は、ダイレクトセンサ134の撮像で取得された搬送ベルト205の第1画像データ700および第2画像データ701を示す模式図である。第1画像データ700、第2画像データ701の中に黒点で示される多数の孤立点702(明暗の階調差がある点部分)は、搬送ベルト205に後述する規則に基づいて付与された孤立点の像である。第1画像データ700に対して、上流(記録媒体に画像記録を行なう際の記録媒体の移動方向を基準とした上流意味する。以下同様とする。)側の位置にテンプレート領域を設定して、この部分の画像をテンプレートパターン703として切り出す。第2画像データ701を取得すると、切り出したテンプレートパターン703と類似のパターンが、第2画像データ701のサーチ領域内のどこに位置するかをサーチする。
上記類似度判定の処理では検出分解能は画素ピッチ単位となり、分解能として不十分な場合がある。そこで画素ピッチ以上の解像度を実現するために、画素補間処理を行う。そのために(1)の類似度判定における各サーチ位置での類似度を任意の関数でフィッティングする。3次関数による画素補間を行った曲線を図10(a)の曲線3509に示す。補間後の曲線によれば、類似度が最も高い(SSadが最小値)ポイントは、X方向スキャン位置が3pxの位置であることがわかる。従って1画素ピッチが10umだとすると、3(px)×10um=30umの移動と計算される。この結果は、実際の移動量である3px=30umと一致する。
(1)搬送ベルトに塗料で直接描画
(2)パターニングを施したシールを搬送ベルトに貼り付け
(3)搬送ベルト表面に凹凸を形成
(4)搬送ベルト表面の塗膜面を削って形成
(5)搬送ベルトの素材にレーザマーキング
(6)透過性の搬送ベルトの内面に不透過パターンを形成
実施形態1では、屈折率分布型レンズアレイの収差による結像位置ズレ量が対称的特性を持つ位置に孤立点の組は2つの孤立点から成り、1の孤立点と他の孤立点との間は、屈折率分布型レンズアレイの直径よりも短いものであった。しかしながら、本発明は孤立点が2以上含まれていても、孤立点間が屈折率分布型レンズアレイの直径より大きいものであってもよい。
実施形態1および2で説明した孤立点の位置は、テンプレート取得時の収差による影響が小さい位置であった。しかしながら本発明は、テンプレート取得時において孤立点の結像位置が収差の影響によりズレが生じている場合であってもよい。
本実施形態では、対称的特性をもつ孤立点の組み合わせが、複数のテンプレート内に存在する場合について説明する。つまり、本発明では1組の孤立点が、1以上のテンプレート画像に含まれていればよい。
実施形態4では、テンプレート取得時における孤立点の位置は、収差による影響が小さい位置であった。しかしながら本実施形態では、テンプレート取得時に孤立点の結像位置が収差の影響によりズレが生じている場合でも、本発明の効果が得られることを説明する。
上述した実施形態では、記録装置について説明した。しかしながら本発明は、記録媒体を搬送するための搬送装置であってもよい。本発明の搬送装置は、上述の実施形態で説明した記録媒体を搬送する搬送機構とダイレクトセンサと画像処理部とを備えているものである。
205 搬送ベルト
301 光源
302 イメージセンサ
303 屈折率分布型レンズアレイ
304 回路部
Claims (12)
- 搬送ベルトに設けられた複数の孤立点を含む検出用パターンと、前記検出用パターンを異なるタイミングで撮像して複数の画像データを取得するための屈折率分布型レンズアレイを備えたイメージセンサと、前記複数の画像データの一の画像データから前記検出用パターンの一部であって、前記複数の孤立点のうち2以上の孤立点を含む1以上のテンプレート画像を切り出し、前記複数の画像データの他の画像データから前記テンプレート画像と類似する領域を検索することにより前記搬送ベルトの移動状態を求める処理部と、を備え、
前記テンプレート画像に含まれた2以上の孤立点は、一の孤立点と他の孤立点の前記屈折率分布型レンズアレイで撮像された結像位置が、前記屈折率分布型レンズアレイのレンズによる検出量ズレの周期性の半周期の位相差でお互いずれた位置になるように、前記検出用パターン上の一の孤立点と他の孤立点の位置が定められた、1組の孤立点を含むことを特徴とする搬送装置。 - 前記屈折率分布型レンズアレイのレンズによる前記周期は、前記屈折率分布型レンズアレイのレンズの径に応じた周期であることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
- 前記屈折率分布型レンズアレイのレンズによる前記周期は、前記屈折率分布型レンズアレイのレンズの屈折率分率に応じた周期であることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
- 前記1組の孤立点は、1の前記テンプレート画像に含まれていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の搬送装置。
- 前記検出用パターンは、前記テンプレート画像が2以上含まれることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の搬送装置。
- 前記1組の孤立点は、2以上の前記テンプレート画像に含まれていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに搬送装置。
- 前記1組の孤立点は、前記検出用パターンの搬送方向および該搬送方向の垂直方向に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の搬送装置。
- 前記処理部で求められる移動状態に基づき、前記搬送ベルトの搬送を制御する制御部を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の搬送装置。
- 前記検出用パターンを搬送する駆動ローラの回転状態を検出するためのエンコーダを有し、前記制御部は、前記エンコーダによって検出される前記駆動ローラの回転状態と前記処理部で求められる移動状態とにより前記駆動ローラの駆動を制御することを特徴とする請求項8に記載の搬送装置。
- 請求項1から請求項9のいずれかに記載の搬送装置と、前記検出用パターンを含む移動体により移動させられる記録媒体に記録を行なう記録部を有することを特徴とする記録装置。
- 請求項1から請求項9のいずれかに記載の移動検出装置と、前記検出用パターンを含む移動体に記録を行なうための記録部を有することを特徴とする記録装置。
- 屈折率分布型レンズアレイを備えたイメージセンサにより複数の孤立点を含む搬送ベルトに設けられた検出用パターンを異なるタイミングで撮像して複数の画像データを取得するためのデータを取得する工程と、前記複数の画像データの一の画像データから前記検出用パターンの一部であって、前記複数の孤立点のうち2以上の孤立点を含む1以上のテンプレート画像を切り出し、前記複数の画像データの他の画像データから前記テンプレート画像と類似する領域を検索することにより搬送ベルトの移動状態を求める処理工程と、を備えた移動検出方法であって、
前記テンプレート画像に含まれた2以上の孤立点は、一の孤立点と他の孤立点の前記屈折率分布型レンズアレイで撮像された結像位置が、前記屈折率分布型レンズアレイのレンズによる検出量ズレの周期性の半周期の位相差でお互いずれた位置になるように、前記検出用パターン上の一の孤立点と他の孤立点の位置が定められている1組の孤立点を含むことを特徴とする検出方法。
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