JP2012090849A - 下肢動作支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の負担をより軽減することができ、アクチュエータの出力が小さく抑えることができる下肢動作支援装置を提供する。
【解決手段】利用者Pが着座するサドル12を備え、利用者Pの体幹に装着される体装着部10と、前記体装着部10に連結され、前記利用者の大腿に沿い非拘束状態に設けられる大腿リンク部30と、前記利用者の下腿に沿い非拘束状態に設けられ、膝関節部を介して前記大腿リンク部に連結された下腿リンク部40と、前記利用者の足を載置するように設けられ、前記下腿リンク部に連結された足載置部50と、前記膝関節部に回転トルクを付与し、前記大腿リンク部30又は下腿リンク部40に設けられた膝関節部駆動用アクチュエータ61と、前記大腿リンク部及び下腿リンク部が伸展する方向に付勢する付勢機構34,43aを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、アクチュエータを用いて、人体の下肢の動作を支援する下肢動作支援装置に関する。
従来、利用者に対して歩行動作などの脚部の運動を支援するために動作の推進力を外的に付与する動作支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。動作支援装置は、脚の筋力が落ちた人、脚を怪我した人など、自力歩行が困難な人の歩行を助けるためのほか、自らの許容を超える力がかかった場合など、自己の能力以上の脚力を与えることができるため、例えば、工事現場などにおいての利用が期待されている。
また、利用者の体幹に装着される体装着部と、装着状態において利用者の大腿、膝関節および下腿に対して非拘束状態に構成されるリンク部と、を備え、膝関節部駆動用アクチュエータにより利用者の体重の一部を支持する力を付与する肢体アシスト装置が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
この肢体アシスト装置は、利用者が自力で立位状態を維持したまま体装着部を臀部に取りつけ、先端の靴部に足を入れるように装着し、リンク部は、利用者の足に対して非拘束状態となっている。そして、足部の裏に設けられたセンサが接地状態を感知した時には、膝関節にアシスト力を付与するように制御されている。
特開2003−250844号公報 特開2006−334200号公報
しかしながら、特許文献2に記載の装置では、膝関節のアシスト力は付与されているが、装置自体の重量は、利用者が支えていることとなる。すなわち、利用者は、装置を装着した状態において、膝関節のアシスト力は付与されているものの装置の重量分を体装着部により支え、その上で歩行動作を行う必要があることから、利用者が自力で発揮する力は相当なものであった。
また、膝関節のアシスト力は、靴部が設置しているときにアクチュエータから与えられるものであるため、人間の自然体である立位状態において常時アクチュエータが足リンク部に回転トルクを付与し続けることが必要である。このことより、何らかの事情によりアクチュエータの動作が適切に行われない場合は、装置重量を含む自身の全体重を自力で支えることが必要であり、利用者の負担が大きいものであった。
また、足裏が接地しているときは必ず利用者の膝関節が伸直状態であるものとは限らず、さらに、足裏が接地していないときにおいても膝関節のアシスト力を必要とするような場合がある。すなわち、地面にしゃがみ込んだ状態や、片膝立ちの状態においても、利用者の下半身に加わる重量をアシストする必要がある。しかし、アシスト力を付与するために接地センサからの出力に基づいたアクチュエータからのトルク管理と、足リンク部の屈曲角度制御とを一つのアクチュエータにより管理することは、動作制御の煩雑性を招くものである。
本発明は、これらの課題に鑑みてなされたもので、利用者の動作支援を行う場合に、利用者の負担をより軽減することができ、常時のアクチュエータによるトルク管理を必要とせず、アクチュエータの出力が小さく抑えることができる下肢動作支援装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の下肢動作支援装置を提供する。
本発明の第1態様によれば、
利用者が着座するサドルを備え、利用者の体幹に装着される体装着部と、
前記体装着部に連結され、前記利用者の大腿に沿い非拘束状態に設けられる大腿リンク部と、
前記利用者の足を載置する足載置部が下端に設けられた前記利用者の下腿に沿い非拘束状態に設けられ、膝関節部を介して前記大腿リンク部に連結された下腿リンク部と、
前記膝関節部に回転トルクを付与し、前記大腿リンク部又は下腿リンク部に設けられた膝関節部駆動用アクチュエータと、
前記大腿リンク部及び下腿リンク部が伸展する方向に付勢する付勢機構と、
を有することを特徴とする下肢動作支援装置を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記膝関節部は、前記大腿リンク部又は下腿リンク部のいずれか一方に固定された第1プーリと、
前記大腿リンク部又は下腿リンク部の他方に前記第1プーリと同軸に設けられ前記膝関節部駆動用アクチュエータの動力を受けて駆動する第2プーリと、
を備え、
前記付勢機構は、前記膝関節部駆動用アクチュエータが設けられていない側である前記大腿リンク部又は下腿リンク部の他方と前記第1プーリに連結される、ことを特徴とする第1態様の下肢動作支援装置を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記第1プーリは前記下腿リンク部に固定され、前記スプリング部材は上端が前記大腿リンク部に接続されていることを特徴とする、第2態様の下肢動作支援装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記付勢機構は、前記大腿リンク部に沿って配置されたスプリングと、前記スプリングに連結するワイヤとを備え、前記ワイヤは前記第1プーリに固定されていることを特徴とする、第2又は第3態様の下肢動作支援装置を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記体装着部と前記大腿リンク部とは、前記体装着部に対して左右方向に揺動可能に連結されると共に前記大腿リンク部を前後方向に揺動可能に連結する大腿関節部を介して連結されており、
前記大腿関節部に前記大腿リンク部を駆動させる股関節部駆動用アクチュエータをさらに備えていることを特徴とする第1から第4態様のいずれか1つの下肢動作支援装置を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記体装着部は、前記利用者の背後から両側方に伸びる本体部と、前記本体部から垂下され、前記サドルを固定するサドル取り付け部とを備えることを特徴とする、第1から第5態様のいずれか1つの下肢動作支援装置を提供する。
本発明の第1態様によれば、利用者が自然な状態で立位状態になるときなど,膝関節にかかる自重を付勢機構により補償することができ、膝関節の形状維持のためにアクチュエータユニットによるトルクの付与をする必要がない。このため、アクチュエータユニットは、自重補償のための管理を行なう必要がなく、動作制御の管理でよいため、簡易な管理を実現することができる。
また、本発明の第2態様によれば、同軸で回転する第1及び第2プーリにより、膝関節の運動と付勢機構との自重補償を行なうことができるので、アクチュエータの出力も小さく抑えることができる。また、膝関節の曲げ角度に応じたスプリングの牽引力が付加されるため、膝関節の曲げ角度に応じたアシスト力を確保することができ、アシスト力と動作制御とを容易かつ高精度に行なうことができる。
また、付勢機構をスプリングとワイヤにより構成することにより、第1プーリによる膝関節の変位に追従した付勢力を得ることができる。
本発明の第1実施形態にかかる下肢動作支援装置の構成を示す正面図である。 図1の下肢動作支援装置の側面図である。 図1の下肢動作支援装置の平面図である。 屈曲状態にある図1の下肢動作支援装置の平面図である。 図1の下肢動作支援装置の部分拡大正面断面図である。 図1の下肢動作支援装置の部分拡大側面図である。 図1の下肢動作支援装置の力センサの構成を示す模式図である。 図1の下肢動作支援装置の駆動制御部の機能ブロック図
以下、本発明の一実施形態に係る下肢動作支援装置について、図面を参照しながら説明する。なお、位置、方向などに関する表現については、利用者の前後方向にX軸、左右方向にY軸、上下方向にZ軸をとる。また、脚リンク部など、左右一対となるように設けられた部材において、左右の部材を区別する場合には利用者Pを基準として符号の末尾にL(左),R(右)を付し、左右の区別をしない場合には、L,Rを付さずに説明する。
図1から図4は、本発明の実施形態にかかる下肢動作支援装置の構成を示す図であり、図1は正面図、図2は側面図、図3は平面図、図4は、屈曲状態にある側面図である。
図1に示す下肢動作支援装置1は、体装着部10、脚リンク部20L,20R、足載置部50L,50RおよびバックパックBPを備えている。
(体装着部10)
図1から図4に示すように、体装着部10は、利用者Pの体幹に装着される部分である。体幹とは、利用者の肩、胸、背中、腹、腰および臀部を含む胴体部分を意味する。図1に示すように、体装着部10は、本体部11、サドル部12、サドル取り付け部13、大腿関節部としてのアクチュエータ取付部14L,14R、固定ベルト部15,16L,16Rを備えている。
本体部11は、利用者Pの背後から側方まで腰まわりに沿って装着されるU字形の部材であり、中央部分にサドル取り付け部13を介してサドル部12が設けられる。サドル部12は、本体部の下方に設けられ、利用者Pが座った状態で本体部11が利用者Pの背後に位置するように、サドル取り付け部13によって取り付け位置を調整することができるようになっている。
本体部11の左右両端には、脚リンク部20L,20Rを接続するための部材であるアクチュエータ取付部14L,14Rが設けられている。アクチュエータ取付部14L,14Rは、後述する股関節アクチュエータユニット60L,60R(図3参照)が設けられる。
アクチュエータ取付部14L,14Rと本体部11は、X軸方向に沿った第1股関節軸18L,18Rを介して接続されている。したがって、アクチュエータ取付部14L,14RはX軸周りに回転することができる。
固定ベルト部15,16L,16Rは、体装着部10を利用者Pに固定するための部材であり、利用者Pの腹部に位置するバックル部17に取り付けることで体装着部10を固定する。固定ベルト部15はサドル部12の先端に、固定ベルト部16L,16Rは本体部11の左右方向に接続され、サドル部12に座った利用者を3方向から固定する。
(脚リンク部20L,20R)
図1乃至図6に示すように、脚リンク部20L,20Rは、体装着部10と足載置部50L,50Rとを複数の関節部を介して連結しており、利用者Pの脚(肢体)の外側部に沿うように設けられている。
本実施形態において、脚リンク部20L,20Rは、アルミ製材料で構成されており、軽量で、利用者Pの体重及び装置自体の自重を支えることができる十分な強度を有することができる。なお、アルミ製部材の他に、カーボン材料などの他の材料から形成されていてもよい。
脚リンク部20L,20Rは、大腿リンク部30L,30R、下腿リンク部40L,40Rを備えている。大腿リンク部30L,30Rの上端は、アクチュエータ取付部14L,14Rと接続されており、股関節部31L,31Rを構成する。また、大腿リンク部30L,30Rの下端は、下腿リンク部40L,40Rと接続されており、膝関節部32L,32Rを構成する。
股関節部31L,31Rは、利用者Pの股関節の外側に位置している。股関節部31L,31Rは、第2股関節軸19L,19Rを介して、X軸まわりに回動可能に連結している。
大腿リンク部30L,30Rは、利用者Pの大腿の外側部に沿って延びるリンクである。上記の通り、大腿リンク部30L,30Rの上端は、アクチュエータ取付部14L,14Rに連結されている。また、大腿リンク部30L,30Rの下端は、膝関節部32L,32Rを構成する。
大腿リンク部30L,30Rの上端には、股関節駆動ギア33L,33Rが設けられている。股関節駆動ギア33L,33Rは、第2股関節軸19L,19Rを介してアクチュエータ取付部14L,14Rに連結され、第2股関節軸19L,19Rを中心として回転可能となっている。
また、股関節駆動ギア33L,33Rと股関節アクチュエータユニット60L,60Rの出力軸は、無端ベルト33aL,33aRで連動可能に構成されており、後述のように股関節アクチュエータユニット60L,60Rが動作することで、大腿リンク部30L,30RがY軸を中心として回動する。
膝関節部32L,32Rは、利用者Pの膝関節の外側に位置し、大腿リンク部30L,30Rと下腿リンク40L,40Rとを回動可能に連結している。
下腿リンク部40L,40Rは、利用者Pの下腿の外側部に沿って延びるリンクである。下腿リンク部40L,40Rの上端は、膝関節部32L,32Rに連結されている。また、下腿リンク部40L,40Rの下端は、足首関節部41L,41Rを構成する。
大腿リンク部30L,30Rの下端には、膝関節部32L,32Rを構成する部材の一つである膝関節駆動ギア42L,42Rが設けられている。また、下腿リンク部40L,40Rの上端には、後述する付勢機構を構成する膝関節プーリ43L,43Rが固定されている。膝関節駆動ギア42L,42Rは、膝関節プーリ43L,43Rの中心位置に設けられている膝関節駆動軸に挿通されており、当該膝関節駆動軸を中心として大腿リンク部30L,30Rが駆動する。また、下腿リンク部40L,40Rの上端には、後述する膝関節アクチュエータユニット61L,61R(図2参照)が設けられている。
膝関節駆動ギア42L,42Rは、後述する膝関節アクチュエータユニット61L,61R(図2参照)の出力軸と無端ベルト42aL,42aRで連動可能に構成されており、後述のように股関節アクチュエータユニット60L,60Rが動作することで、大腿リンク部30L,30RがY軸を中心として回動する。
上記の通り、下腿リンク部40L,40Rに接続されている股関節アクチュエータユニット60L,60Rが動作することで膝関節駆動ギア42L,42Rが回転し、結果として大腿リンク部30L,30Rが回転する。すなわち、股関節アクチュエータユニット60L,60Rを動作させることで、大腿リンク部30L,30Rと下腿リンク部40L,40Rがなす角度が変化する。
膝関節プーリ43L,43Rは、後述する付勢機構のスプリング34L,34Rに設けられているワイヤ43aL,43aRを案内するためのものである。後述する大腿リンク部30L,30Rと下腿リンク部40L,40Rとの相対的な屈曲角度の変更時にワイヤ43aL,43aRを巻き取ってスプリングを牽引することができるように構成されていればよく、円板形状に構成されていなくてもよい。
(付勢機構)
本実施形態にかかる下肢動作支援装置は、膝関節部32L、32Rによって連結された大腿リンク部30L,30Rと下腿リンク部40L,40Rが伸展する方向に付勢する付勢機構を備えている。付勢機構を構成する部材として、スプリング34L,34Rが設けられている。スプリング34L,34Rは、大腿リンク部30L,30Rの前方側に略平行に設けられている。スプリング34L,34Rの上端は大腿リンク部30L,30Rの上端のスプリング固定部35L,35Rに設けられる。
また、スプリング34L,34Rの下端には、ワイヤ43aL,43aRが接続されており、当該ワイヤは膝関節プーリ43L,43Rに前方側から巻き回され固定されている。
図4に示すように、大腿リンク部30L,30Rと下腿リンク部40L,40Rとが膝関節部32L、32Rを屈曲点として回動すると、下腿リンク部40L,40Rと供に一体として回転駆動する膝関節プーリ43L,43Rにワイヤ43aL,43aRが巻き取られる。その結果として、スプリング34L,34Rが延伸する。したがって、スプリング34L,34Rによる復元力により、大腿リンク部30L,30Rと下腿リンク部40L,40Rは膝関節部32L、32Rを介して一直線をなすように伸展する方向に付勢される。
なお、上記の例では、付勢機構が上腿リンク部30L、30Rに設けられ、膝関節部駆動用アクチュエータ61L、61Rが下腿リンク部40L、40Rに設けられているが、それぞれを互いに逆の配置としてもよい。例えば、付帯機構を構成するスプリング34L、34Rの一端は、下腿リンク部40L、40Rの下端に設けられ、膝関節部駆動用アクチュエータ61L、61Rは、上腿リンク部30L、30Rに設けられていてもよい。この場合には、膝関節駆動ギア42L、42Rが上腿リンク部30L、30Rに設けられ、膝関節プーリ43L、43Rが下腿リンク部40L、40Rに設けられる。
(足載置部50L,50R)
図1ないし図4に示すように、足載置部50L,50Rは、利用者Pの足(肢端)に装
着される部分である。図2に示すように、足載置部50L,50Rは、利用者が履いた専用の靴を固定する靴固定部51L,51Rと地面に接地する接地部52L,52Rを備えている。また、接地部52L,52Rと靴固定部51L,51Rとは、力センサ53L,53Rを介して接続されており、利用者の下肢の動作によって靴固定部51L,51Rに加えられた力を検知する。
力センサ53L,53Rは、図7に示すような互いに直交するX、Y、Zの3軸方向の力とそれぞれの3軸方向のねじれα、β、γを一つのセンサで同時に計測するセンサであり、たとえば、ミネベア株式会社の6軸力センサ「OPFTシリーズ」などを使用することができる。力センサ53L,53Rは、基準部54L,54Rに対して作動部55L,55Rが連結した構成である。基準部54L,54Rは接地部52L,52Rに固定され、作動部55L,55Rには靴固定部51L,51Rが固定されているため、利用者の動作が直接的に作動部55L,55Rに基準部54L,54Rに対するX、Y、Zの3軸方向の少なくとも1つの力及びα、β、γの3軸方向沿いのねじれを計測し、出力端子56L,56Rを通じて出力する。なお、力センサに対するX、Y、Zの3軸及びα、β、γの3軸方向沿いのねじれの座標軸は絶対的なものであり、センサの向きに応じて外部からみた軸の方向は変動する。
接地部52L,52Rには、利用者Pの靴の外側に補強プレート57L,57Rが、設けられており、利用者Pの足の接地時に、接地部52L,52Rが受ける床反力を脚リンク部20L,20Rに伝達可能な構造となっている。補強プレート57L,57Rの先端には、足首関節部を構成する足首関節ギア58L,58Rが設けられており、足載置部50L,50Rが一体として足首関節部を介して下腿リンク部40L,40Rに対する回転運動が可能な構成となっている。
足首関節部は、下腿リンク部40L,40Rと足載置部50L,50RとをY軸まわりに回動可能に連結している。この足首関節部は、下腿リンク部40L,40Rの下端に後方に突出して設けられたアクチュエータ取付部44L,44Rに設けられた足首関節アクチュエータユニット62L,62Rを備える。足首関節アクチュエータユニット62L,62Rの出力軸と足首関節ギア58L,58Rは、無端ベルト58aL,58aRを介して連動可能に構成されており、足首関節アクチュエータユニット62L,62Rが動作することで、足載置部50L,50RがY軸を中心として回動する。
(アクチュエータユニット)
図1ないし図4に示すように、本実施形態にかかる下肢動作支援装置は、アクチュエータユニットとして、股関節アクチュエータユニット60L,60R、膝関節アクチュエータユニット61L,61R、足首関節アクチュエータユニット62L,62Rを備えている。
それぞれのアクチュエータユニットは、電動モータおよび減速機を備え、電動モータの出力を減速機によって減速し、動作対象となる各部材感の相対姿勢を変位させる。すなわち、アクチュエータユニットが、各関節部に回転トルクを付与し、駆動するためのアクチュエータである。
股関節部駆動用アクチュエータユニット60L,60Rの基部は、アクチュエータ取付部14L,14Rに固定されており、股関節部駆動用アクチュエータユニット60L,60Rの出力軸は、股関節駆動ギア33L,33Rの対抗位置に配置されて、両者が無端ベルトで接続されている。すなわち、本実施形態に係る股関節部駆動用アクチュエータユニット60L,60Rは、アクチュエータ取付部14L,14Rと一体であり、その出力軸がY軸まわりに回動することによって、大腿リンク部30L,30Rが体装着部10に対してアクチュエータ取付部14L,14Rの第2股関節軸19L,19Rを軸としてY軸まわりに回動する。股関節部駆動用アクチュエータユニット60L,60Rがトルクを発生していない状態では、アクチュエータ取付部14L,14Rの第2股関節軸19L,19Rは、その回転抵抗は非常に小さく、回動可能な状態となり、装着者Pの脚の振り出しに支障を来たさないようになっている。
なお、アクチュエータ取付部14L,14Rの第1股関節軸18L,18Rは、アクチュエータによる動作は行なわれず、利用者Pの自由に下肢の動作に応じて自由に回動することができる。したがって、利用者は、脚をX軸方向に開閉する動作については、束縛されることなく行なうことができる。
なお、股関節部駆動用アクチュエータユニット60L,60Rの取付関係は、前記したものに限定されない。また、第1股関節軸18L,18Rを中心としてアクチュエータ取付部14L,14Rを回動させるためのアクチュエータユニットをさらに備えていてもよい。
股関節部駆動用アクチュエータユニット60L,60Rには、エンコーダ(ロータリーエンコーダ、図8参照)が設けられていてもよい。このエンコーダは、脚リンク部20L,20Rのアクチュエータ取付部14L,14Rに対する相対位置に関するデータとして、股関節部駆動用アクチュエータユニット60L,60Rの回転角度を検出する。検出された回転角度は、制御部70に出力される。
膝関節アクチュエータユニット61L,61Rは、下腿リンク部40L,40Rに設けられており、電動モータおよび減速機を備え、電動モータの出力を減速機によって減速し、大腿リンク部30L,30Rと下腿リンク部40L,40Rとの相対姿勢を変位させる。すなわち、この膝関節アクチュエータユニット61L,61Rが、膝関節部を構成する膝関節駆動ギア42L,42Rに回転トルクを付与し、駆動するためのアクチュエータである。膝関節アクチュエータユニット61L,61Rの出力軸は、大腿リンク部30L,30R下端に設けられている膝関節駆動ギア42L,42Rと無端ベルト42aL,42aRを介して接続されている。
膝関節アクチュエータユニット61L,61Rには、図示しないエンコーダ(ロータリーエンコーダ,図8参照)が設けられていてもよい。このエンコーダは、脚リンク部20L,20Rの挙動に関するデータとして、膝関節アクチュエータユニット61L,61Rの回転角度を検出する。検出された回転角度は、制御部70に出力される。
足首関節アクチュエータユニット62L,62Rは、下腿リンク部40L,40Rの下端に後方に突出して設けられたアクチュエータ取付部41L,41Rに設けられており、電動モータおよび減速機を備える。電動モータの出力を減速機によって減速し、下腿リンク部40L,40Rと足載置部50L,50Rの相対姿勢を変位させる。すなわち、この足首関節アクチュエータユニット62L,62Rが、足首関節部を構成する足首関節ギア58L,58Rに回転トルクを付与し、駆動するためのアクチュエータである。足首関節アクチュエータユニット62L,62Rの出力軸は、足載置部50L,50Rの上端に設けられている足首関節ギア58L,58Rと無端ベルト58aL,58aRを介して接続されている。
足首関節アクチュエータユニット62L,62Rには、図示しないエンコーダ(ロータリーエンコーダ,図8参照)が設けられていてもよい。このエンコーダは、下腿リンク部40L,40Rと足載置部50L,50Rとの相対位置の挙動に関するデータとして、足首関節アクチュエータユニット62L,62Rの回転角度を検出する。検出された回転角度は、制御部70に出力される。
(バックパックBP)
バックパックBPは、利用者Pが背負うものであり、制御部70(図8参照)、制御プログラムなどを記録した記憶装置71などおよびバッテリ(図示せず)などを収納している。
バッテリは、力センサ53L,53R、股関節アクチュエータユニット60L,60R、膝関節アクチュエータユニット61L,61R、足首関節アクチュエータユニット62L,62Rおよび制御部70に電力を供給する。バッテリによる電力供給は、制御部70によって制御される。
(駆動制御部)
図8に、本実施形態にかかる下肢動作支援装置の駆動制御部の機能ブロック図を示す。図8に示すように、駆動制御部は、左右の脚リンク部20L,20Rに設けられた力センサ53L,53Rからの出力信号及び各アクチュエータユニットに設けられているエンコーダからの位置情報を受けて、上述の3種類のアクチュエータユニットを動作させるものである。駆動制御部は、それぞれ左右の脚リンク部20L,20Rを独立して動作制御を行なう。すなわち、右側の力センサ53Rから構成される右側操作部72Rから出力された情報は、右側のアクチュエータユニットから構成される右側駆動機構73Rを動作させるための信号として用いられる。
なお、左右の力センサ53L,53Rからの出力信号は、利用者Pの左右の脚がどのような状態になっているかの予測は、左右の出力信号の双方に基づいて行なうようにしてもよい。例えば、連続した歩行動作において、右脚の動作を時系列的に分析して、同様に左足を動作させるように制御することも可能である。
図8に示すように、本実施形態にかかる下肢動作支援装置1の動作制御は、CPUなどから構成される制御部70と協働する制御プログラム71aによって司られる。制御部70及び制御プログラム71aには、たとえばICチップなどを使用することができ、これらに力センサ53L,53Rからの検出が入力されることによって、駆動機構83L,83Rを駆動制御する。駆動機構83L,83Rに内包される各アクチュエータは、それぞれドライバを通じて制御部70と接続され、制御部70からの動作信号に基づいて動作する。
操作部72L,72Rに設けられている力センサ53L,53Rは、上記のとおりX,Y,Zの3軸方向について正負方向の力とα,β,γ軸周りのねじりねじり力について検出し出力する。また、上記の通り、各アクチュエータユニットに設けられているエンコーダは、現在のアクチュエータユニットのモータの位置情報、すなわち、左右の脚リンク部20L,20Rの形状に関する情報を出力する。
力センサ53L,53Rから出力された6つのベクトル検出信号Sx,Sy,Sz,Sα、Sβ、Sγ及びエンコーダからの位置情報Spは、制御部70に入力され、それぞれ駆動機構に設けられている各アクチュエータを駆動する。
力センサのX軸に沿った方向の付勢力を検出したベクトル信号Sxは、足載置部50L,50RをX軸方向に移動させるように必要なアクチュエータユニットを特定し、必要な動作を行なわせる。
力センサのY軸に沿った方向の付勢力を検出したベクトル信号Syは、足載置部50L,50RをY軸方向に移動させるように必要なアクチュエータユニットを特定し、必要な動作を行なわせる。ただし、本実施形態においては、Y軸中心に回転する脚リンク部20L,20Rの各関節の駆動軸は存在しないため、ベクトル信号Syが入力することによる動作は実質的には行なわれない。
力センサのZ軸に沿った方向の付勢力を検出したベクトル信号Szは、足載置部50L,50RをZ軸方向へ移動させるように必要なアクチュエータユニットを特定し、必要な動作を行なわせる。
力センサのY軸中心のねじり方向の付勢力を検出したベクトル信号Sβは、足載置部50L,50RをY軸中心に回転させるために、足首関節アクチュエータユニット62L,62Rを駆動させ、必要な動作を行なわせる。
本実施形態において、力センサからの信号を受けて、どのアクチュエータユニットをどのように動作させるかについては、現在の脚リンク部20L,20Rの相対位置に基づいて決定される。例えば、大腿リンク部30L,30Rと下腿リンク部40L,40Rが、ほぼ伸張している状態において、X方向正の向きの力が入力された場合は、股関節アクチュエータユニット60L,60Rを動作させると共に他のアクチュエータを停止させて、脚リンク部20L,20Rを全体として前方に移動させる。
また、大腿リンク部30L,30Rと下腿リンク部40L,40Rが屈曲し、大腿リンク部30L,30Rが上がった状態(腿を上げた姿勢)においては、X方向正の向きの力が入力された場合、膝関節アクチュエータユニット61L,61Rを動作させて膝関節を伸張させる方向に移動させると共に股関節アクチュエータユニット60L,60Rを動作させて、大腿リンク部30L,30Rを下げるように動作させる。
力センサの各XYZ軸を中心とするねじり方向の付勢力を検出したベクトル信号Sα、Sβ、Sγは、各アクチュエータを直接的に動作させる他に、利用者Pの下肢の状態がどのような状態であるかを検出するための補助的な信号としても用いられる。例えば、通常人間の下肢の足平は若干外側を向いているため、利用者が地面を踏み出す初期のタイミングにおいて、Z軸方向のねじりが強く検出される。また、利用者の足平が地面を踏み出した直後においては、Y軸方向のねじりが強く検出される。
また、例えば、Z軸方向の力を検出している最中に、X軸方向に足首がねじれるような方向に力が加わった場合、当該脚リンク20L,20Rは接地していることを予測することができる。
このように、各ねじり方向の信号は、利用者Pの脚の状態(すなわち、動作経過や接地の有無)を予測に用いることができる。そして、これらの予測結果に基づいて、各軸方向の出力信号及びエンコーダの出力信号Spと共に、どのアクチュエータを動作させるかの決定を行なうことができる。すなわち、利用者の脚の状態を各ねじり方向の信号Sα、Sβ、Sγにより予測すると共に、エンコーダからの出力信号Spにより、装置自体の位置情報を予測する。このように、本実施形態の下肢動作支援装置においては、利用者Pの下肢と装置が脚先でのみの固定であり、大腿リンク部30L,30Rと下腿リンク部40L,40Rにかけて非拘束の状態であるため、これらの2種類の情報を用いることでより適切な制御動作を実現することができる。
次に本実施形態にかかる下肢動作支援装置の使用方法について説明する。本実施形態にかかる下肢動作支援装置1を利用者に装着する場合には、利用者が専用靴を履いた状態でサドル部12に腰掛け、足載置部50L,50Rの靴固定部51L,51Rに専用靴を固定する。専用靴の靴裏には、靴固定部51L,51Rに固定するための図示しない突状部が設けられており、これを靴固定部51L,51Rにはめ込むことで、専用靴と靴固定部51L,51Rを固定させる。これらの突状部は、例えば、競輪などで、競輪用のシューズとサドルとを固定する機構として使用されており、この機構を用いることができる。
その後、体装着部10の固定ベルト部15,16L,16Rを締め、体装着部10を利用者に固定する。したがって、利用者は、足裏と体幹部分が下肢動作支援装置1に固定され、脚は、非拘束の状態となっている。
この状態では、利用者は、足載置部50L、50R上に乗り、サドル12に下側から支えられた状態となっている。このとき、利用者の体重は、体装着部10から大腿リンク部30L,30Rを下側に押下し、膝関節を屈曲する方向に加わる。
このとき、膝関節が屈曲すると、付勢機構のスプリング34L,34Rが伸び、その弾性力と体重による下方向の力が釣り合った状態となる。このように、付勢機構のスプリング34L,34Rによる弾性力により、膝関節の屈曲を抑制するように力が働いているため、膝関節アクチュエータユニットにより、利用者Pの静止立位状態において、駆動トルクを付与することなく、体重を支えることができる。したがって、常時のアクチュエータによるトルク管理を必要とせず、動作制御を簡略化することができる。
利用者が、脚を動作させようとすると、足載置部50L,50Rのセンサからその動作に応じた信号が出力され、上記のように各アクチュエータユニットの選択及び動作態様が演算される。その後、当該演算結果に基づいて上記の通り各アクチュエータユニットが作動し、利用者の動作に応じて下肢動作支援装置が動くことで利用者の動作をアシストする。
以上述べたように、本発明の実施の形態における下肢動作支援装置においては、センサから出力される信号を検知して、制御部が、使用者がどのような動作をしようとしているか判定し、その判定結果にもとづいて、アクチュエータユニットを動作させるので、利用者の動作を確実にアシストすることができる。さらに、利用者が自然な状態で立位状態になるときなど、膝関節にかかる自重を付勢機構により補償することができ、膝関節の形状維持のためにアクチュエータユニットによる出力トルクをきわめて小さくすることができる。このため、アクチュエータユニットは、自重補償のための管理を行なう必要がなく、動作制御の管理でよいため、簡易な管理を実現することができる。
以上述べたように、本発明によれば、使用者の望む方向および力で動作支援を行うことができるという格別な効果を奏することができる。
1 下肢動作支援装置
10 体装着部
11 本体部
12 サドル部
13 サドル取り付け部
14L,14R アクチュエータ取付部
15,16L,16R 固定ベルト部
18L,18R 第1股関節軸
19L,19R 第2股関節軸
20L,20R 脚リンク部
30L,30R 大腿リンク部
31L,31R 股関節部
32L,32R 膝関節部
33aL,33aR 無端ベルト
34L,34R スプリング
35L,35R スプリング固定部
40L,40R 下腿リンク部
41L,41R 足首関節部
42L,42R 膝関節駆動ギア
43L,43R 膝関節プーリ
43aL,43aR ワイヤ
50L,50R 足載置部
51L,51R 靴固定部
52L,52R 接地部
53L,53R 力センサ
58L,58R 足首関節ギア
60L,60 股関節アクチュエータユニット
61L,61R 膝関節アクチュエータユニット
62L,62R 足首関節アクチュエータユニット

Claims (6)

  1. 利用者が着座するサドルを備え、利用者の体幹に装着される体装着部と、
    前記体装着部に連結され、前記利用者の大腿に沿い非拘束状態に設けられる大腿リンク部と、
    前記利用者の足を載置する足載置部が下端に設けられ前記利用者の下腿に沿い非拘束状態に設けられ、膝関節部を介して前記大腿リンク部に連結された下腿リンク部と、
    前記膝関節部に回転トルクを付与し、前記大腿リンク部又は下腿リンク部に設けられた膝関節部駆動用アクチュエータと、
    前記大腿リンク部及び下腿リンク部が伸展する方向に付勢する付勢機構と、
    を有する、ことを特徴とする下肢動作支援装置。
  2. 前記膝関節部は、前記大腿リンク部又は下腿リンク部のいずれか一方に固定された第1プーリと、
    前記大腿リンク部又は下腿リンク部の他方に前記第1プーリと同軸に設けられ前記膝関節部駆動用アクチュエータの動力を受けて駆動する第2プーリと、
    を備え、
    前記付勢機構は、前記膝関節部駆動用アクチュエータが設けられていない側である前記大腿リンク部又は下腿リンク部の他方と前記第1プーリに連結される、ことを特徴とする請求項1に記載の下肢動作支援装置。
  3. 前記第1プーリは前記下腿リンク部に固定され、前記付勢機構は上端が前記大腿リンク部に接続されていることを特徴とする、請求項2に記載の下肢動作支援装置。
  4. 前記付勢機構は、前記大腿リンク部に沿って配置されたスプリングと、前記スプリングに連結するワイヤとを備え、前記ワイヤは前記第1プーリに固定されていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の下肢動作支援装置。
  5. 前記体装着部と前記大腿リンク部とは、前記体装着部に対して左右方向に揺動可能に連結されると共に前記大腿リンク部を前後方向に揺動可能に連結する大腿関節部を介して連結されており、
    前記大腿関節部に前記大腿リンク部を駆動させる股関節部駆動用アクチュエータをさらに備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の下肢動作支援装置。
  6. 前記体装着部は、前記利用者の背後から両側方に伸びる本体部と、前記本体部から垂下され、前記サドルを固定するサドル取り付け部とを備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1つに記載の下肢動作支援装置。
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