JP2012089938A - 情報処理装置、ナビゲーション装置、データ更新方法 - Google Patents

情報処理装置、ナビゲーション装置、データ更新方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電話帳の更新タイミングを遅らせることなく、乗員の操作を妨げることのない情報処理装置、ナビゲーション装置及びデータ更新方法を提供すること。
【解決手段】第1データに第2データが対応づけられた複数のデータレコードを記憶するデータ記憶手段36と、外部機器と通信する通信手段23と、外部機器200からデータレコードを受信して、データ記憶手段のデータレコードを更新する更新手段と、データ記憶手段から読み出した1つ以上の第1データ又は第2データを画面に表示し第1データを特定する特定操作を受け付ける画面制御手段32と、画面制御手段が特定操作を受け付けることで、第1データを用いた制御が開始される状況か否かを判定する判定手段31と、判定手段が状況であると判定した場合、特定操作により特定された第1データをデータ記憶手段に記憶されているデータレコードとは別にキャッシュするキャッシュ手段33と、を有する情報処理装置100を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電話帳データを記憶する情報処理装置等に関し、特に、電話帳データの更新と画面の更新の関係を制御する情報処理装置、ナビゲーション装置及びデータ更新方法に関する。
車載機側と携帯端末との無線通信が可能になったことを利用して、乗員の操作を車載機側で受け付け、車載機が乗員の操作に応じて携帯端末に外部との通信を要求する通信態様を乗員が利用できるようになってきた。乗員は、携帯端末を操作する必要がなくなるので、運転操作に集中しやすくなる。
この無線通信をさらに利用して、車載機が携帯端末から携帯端末の電話帳を自動的に転送する機能が搭載可能になってきている。すなわち、携帯端末を携帯した乗員が車載機との通信可能範囲に進入すると、車載機が携帯端末と通信して、携帯端末が記憶している最新の電話帳により車載機側の電話帳を更新する。したがって、乗員は車載機を操作する際、携帯端末と同じ電話帳を使用することができる。
しかしながら、電話帳の更新に時間がかかると、更新中にユーザが車載機を操作するという状況が生じる。電話帳の更新が完了するまで、車載機は更新前の電話帳を使用して乗員に通話先の氏名などを表示するので、更新の完了のタイミングで新旧の電話帳を切り替えると、ユーザがそれまでに行った操作内容を初期化してしまったり、ユーザの操作を妨げるおそれがある。
例えば、電話帳の更新が終了すると車載機は、更新終了を表示して乗員に通知するが、更新終了までに車載機が表示していた電話番号や氏名を、更新終了の通知の後、電話帳の更新により新しい電話帳の電話番号や氏名に切り替えると、乗員が違和感を感じるおそれがある。
そこで、乗員が車載機を使用していないタイミングで、電話帳を更新することが考えられる(例えば、特許文献1、2参照。)。特許文献1には、電話機の使用状態を監視して、電話機が未使用中であると判定すると、電話機に電話帳データを配信する構内交換機が開示されている。
また、特許文献2には、電話帳の更新中に携帯端末が着信した場合、着信状態とは異なる通信状態に移行したタイミングで、電話帳の更新を再開する車載ハンズフリー装置が開示されている。
特開2006−067312号公報 特開2009−118313号公報
しかしながら、特許文献1又は2のように、電話帳が使用されている間は電話帳を更新しないようにすると、電話帳の更新タイミングが遅れてしまい、乗員が電話帳に記憶されている電話番号を車載機で選択できないなどの問題が生じる。このため、電話帳の更新は速やかに進めておくことが好ましい。
また、更新終了の通知について、乗員の操作を妨げないように通知そのものをしないように設定すれば、通知の前後で表示する電話番号を切り替える必要もないが、この場合、乗員がいつ更新が完了したのか把握できないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、電話帳の更新タイミングを遅らせることなく、乗員の操作を妨げることのない情報処理装置、ナビゲーション装置及びデータ更新方法を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、第1データに第2データが対応づけられた複数のデータレコードを記憶するデータ記憶手段と、外部機器と通信する通信手段と、前記外部機器から前記データレコードを受信して、前記データ記憶手段の前記データレコードを更新する更新手段と、前記データ記憶手段から読み出した1つ以上の第1データ又は第2データを画面に表示し第1データを特定する特定操作を受け付ける画面制御手段と、前記画面制御手段が前記特定操作を受け付けることで、第1データを用いた制御が開始される状況か否かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記状況であると判定した場合、前記特定操作により特定された第1データを前記データ記憶手段に記憶されている前記データレコードとは別にキャッシュするキャッシュ手段と、を有する情報処理装置を提供する。
電話帳の更新タイミングを遅らせることなく、乗員の操作を妨げることのない情報処理装置、ナビゲーション装置及びデータ更新方法を提供することができる。
車載機が提供する画面の遷移例を示す図の一例である(比較例)。 車載機が提供する画面の遷移例を示す図の一例である(特徴例)。 車載機と携帯端末の無線通信を模式的に説明する図の一例である。 車載機と携帯端末のシステム構成図の一例である。 電話帳、履歴データを模式的に示す図の一例である、 ナビ/オーディオボードの機能ブロック図の一例である。 通話先1件選択画面、履歴画面の一例を示す図である。 ワンタッチ画面、メール詳細画面の一例を示す図である。 車載機が電話帳等を更新する手順を示すフローチャート図の一例である。 履歴画面における電話帳の更新と画面の遷移例の一例を示す。 ワンタッチ画面における電話帳の更新と画面の遷移例の一例を示す。 メール詳細画面における電話帳の更新と画面の遷移例の一例を示す。 着信時に車載機が電話帳等を更新する手順を示すフローチャート図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の車載機が提供する画面の遷移例を示す図の一例である。図1は乗員が電話番号を選択するまでに電話帳が更新された場合の画面の遷移例(比較例)であり、図2は乗員が電話番号を選択した後に電話帳が更新された場合の画面の遷移例(特徴例)である。なお、本実施形態の乗員とは、主に運転者であるが他の乗員も含む。
まず、車載機は携帯端末と通信して、電話帳の更新を開始する。この間、乗員は車載機を操作して、乗員の操作の進捗と更新の進捗に応じて図1又は図2のように画面が切り替わる。本実施形態の特徴を表す画面の遷移例は図2の遷移例である。
<比較例>
乗員は電話番号入力画面a-1にてContactsボタン101を押下して、リスト画面a-2に切り替える。
乗員はリスト画面a-2をスクロールさせるなどして所望の通話先を選択することができる。
乗員が通話先を選択する前に、リスト画面a-2の表示中に、電話帳の更新が終了した場合、車載機はリスト画面a-2に「転送完了しました」とメッセージが表示されたリスト画面a-3を表示する。
車載機は、リスト画面a-3のメッセージを1〜2秒表示した後、自動的にリスト画面a-4に切り替える。リスト画面a-4は、更新後の電話帳に基づき表示される画面である。例えば、リスト画面a-2で乗員がスクロール操作していた場合、車載機は更新後の電話帳に基づきスクロールのないリスト画面a-4を表示する。また、仮に、リスト画面a-2で乗員がスクロール操作などしなかったため、リスト画面a-2とリスト画面a-4に見た目上の違いがなくても、リスト画面a-4は更新後の電話帳に基づき表示されている。
このように、乗員が通話先を選択する前に電話帳の更新が終了した場合、車載機は更新の終了したタイミングで、更新後の電話帳に基づき画面を表示する。
この後、乗員がリスト画面a-4にて通話先を選択すれば、通話先1件選択画面a-5が表示され、発信ボタン105を押下することで通話先と通信が開始される。その後、画面は、発信中画面a-6に切り替わる。
<特徴例>
電話番号入力画面a-1、リスト画面a-2まで図1と同じように表示される。しかし、図2では、電話帳の更新が終了する前に、乗員がリスト画面a-2をスクロールさせるなどして所望の通話先を選択した。このため、車載機はリスト画面a-2を通話先1件選択画面b-1に切り替える。
そして、通話先1件選択画面b-1の表示中に、電話帳の更新が終了すると、車載機は、通話先1件選択画面b-1に「転送完了しました」とメッセージが表示された通話先1件選択画面b-2を表示する。
車載機は、通話先1件選択画面b-2を1〜2秒表示した後、自動的に通話先1件選択画面b-3に切り替える。この通話先1件選択画面b-3は、更新“前”の電話帳に基づき表示される画面である。すなわち、通話先1件選択画面b-1とb-3には全く変更がない。仮に、乗員が選択した通話先1件選択画面b-1で表示されている通話先が更新後の電話帳に登録されていなくても、車載機は更新前の電話帳に基づき通話先1件選択画面b-3を表示するので、通話先1件選択画面b-3には乗員が選択した通話先が表示されたままとなる。
したがって、乗員は、電話帳の更新が完了しても、再度、通話先を選択するなどの操作を必要とせずに通話先1件選択画面b-3で通話先に発信することができる。
すなわち、車載機が通話先1件選択画面b-3の表示を維持しない場合、車載機は電話帳の更新によりリスト画面a-2を表示すること(画面の初期化)が一般的な画面設計と考えられるが、こうすると乗員は再度、通話先を選択する必要がある。これに対し、本実施形態では選択した通話先の表示を維持することで、乗員が車載機を操作する回数を抑制できる。
また、一般的な画面設計では、乗員が通話先を選択した場合、電話帳の転送が終了しても「転送完了しました」というメッセージの表示を保留し、乗員の操作が検出されたらメッセージを表示して所定の画面に戻ることも考えられる。しかし、この場合、乗員が操作しないとメッセージが長い時間、表示されないので、乗員が電話帳の更新を把握できなくなってしまう。
本実施形態では、乗員の操作の検出を待たずに電話帳の更新を通知でき、かつ、それまでの乗員の操作を妨げることもない。
〔構成〕
図3は、車載機100と携帯端末200の無線通信を模式的に説明する図の一例である。車載機100には、乗員が発生した音声を集音するマイク11と、通話先の音声を出力するスピーカ12とが接続されている。また、車載機100と携帯端末200とは好ましくは無線で通信し、車載機100から携帯端末200へ又は携帯端末200から車載機100へ音声データや電話帳を無線で送信することができる。なお、車載機100と携帯端末200とを有線接続しても、本実施形態の電話帳の転送方法は好適に利用できる。
車載機100は、オーディオ装置、ナビゲーション装置、ビジュアル装置、又は、これらの機能の複数を搭載した装置である。オーディオ装置としての車載機100は、ラジオやテレビの電波を受信してその音声を、CDやDVDに記憶された音楽データを再生してその音楽を、又は、携帯端末200の記憶する音楽データを受信してその音楽を、スピーカ12から出力する。ナビゲーション装置としての車載機100は、GNSS(Global Navigation Satellite System)を利用した位置情報と地図データを利用してディスプレイ13に地図と自車位置を表示する。
本実施形態の車載機100は、ハンズフリー通話においてユーザの通話先の入力を支援するため、車載機100に電話帳を転送することが前提になっている。転送された電話帳に登録された電話番号などはディスプレイ13に表示されるのでこの意味ではビジュアル装置を利用し、通話の音声がスピーカ12から出力されるのでこの意味ではオーディオ装置を利用している。
携帯端末200は、電話帳を有していれば本実施形態の電話帳の転送方法に適用できる。しかし、電話帳を有する携帯端末200は移動体通信システムにおける通信が可能であることが一般的である。携帯端末200は、携帯電話やスマートフォン、PHSなどの移動体通信システムにおける移動局であり、有線ネットワーク側の携帯電話基地局24と無線通信して音声やデータを送受信することができる。携帯端末200が準拠する通信規格は、GSM、PDC、CDMA、LTEなどどのようなものでもよい。また、WiMAXのようにデータ通信専用の通信規格でもIP電話のように通話は可能である。
図4は、車載機100と携帯端末200のシステム構成図の一例を示す。車載機100は、ナビ/オーディオボード21により制御される。ナビ/オーディオボード21にはディスプレイ13、入力デバイス22、及び、BTモジュール23が接続されている。
ディスプレイ13は、FPD(Flat Panel Display)にタッチパネルが一体に配置されている。ヘッドアップディスプレイをさらに配置してもよい。入力デバイス22は、ディスプレイ13の周囲に配置されたハードキー、リモコン、又は、音声入力装置(認識装置)である。乗員は、ディスプレイ13に表示された画面からソフトキーを選択するなどして、通話先や電話番号を選択する。また、入力デバイス22を操作して、ディスプレイ13に表示されたカーソルを画面のソフトキーに合わせて決定ボタンを押すなどにより、通話先や電話番号を選択することもできる。
BTモジュール23は、Bluetooth(登録商標)という近距離無線通信規格に従って携帯端末200と通信する。携帯端末200も同じ通信規格のBTモジュールを有している。なお、Bluetooth(登録商標)は一例にすぎず、ZigBee(登録商標)やUWB(Ultra Wide Band)などどのような通信規格を採用してもよい。
BTモジュール23による通信については公知なので簡単に説明する。BTモジュール23が、初めて携帯端末200と通信する際、乗員は車載機100が指示するPINコード(パスキーともいう)を携帯端末200に入力する。BTモジュール23と携帯端末200はPINコードにより機器同士を検索し、BTモジュール23が2つの機器間で固有のリンクキー(乗員の目には触れない)を生成し、携帯端末200に送信する(ペアリング)。BTモジュール23と携帯端末200はリンクキーを保存するので、いったんペアリングが済むと、携帯端末200がBTモジュール23の通信範囲に進入するだけで、BTモジュール23はリンクキーを使って携帯端末200を認証し、通信が可能になる。
Bluetooth(登録商標)は、様々な機器間の通信を保証するため用途を想定した種々のプロファイルを策定している。2つの機器が通信するためには同じプロファイルを2つの機器が共に実装している必要がある。GAP(Generic Access Profile)、SDAP(Service Discovery Application Profile)、SDP(Serial Port Profile)などは基本的なプロファイルであり、下位層(ハード側)に実装される。本実施形態では、これらの一般的なプロファイルの上層に、電話帳を送受信するPBAP(Phone Book Access Profile)をBTモジュール23と携帯端末200が共に有している。PBAPは、携帯端末200を乗員が操作することなく車載機100が電話帳を携帯端末200から取得するためのプロファイルである。
また、ハンズフリー通話のため、BTモジュール23と携帯端末200が共にHFP(Hands-Free Profile)を有していることが好ましい。HFPは、音声の入出力、ATコマンドの取り扱い、電波の強さや発信者番号通知などの伝達、リダイヤルや電話帳機能の利用、エコーキャンセルなどを規定している。
これらのプロファイルはICチップやプロトコルスタック(ソフトウェア)が実体であるが、開発やコストの制約から、BTモジュール23でなく、ナビ/オーディオボードに含まれる場合もある。
ナビ/オーディオボード21は、CPU、ROM、RAM、不揮発メモリ、入出力インタフェース、及び、車載LAN通信装置、がバスで接続されたコンピュータである。ナビ/オーディオボード21は、例えばナビECU(Electronic Control Unit)により代用することもできる。
不揮発メモリは、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリであり、電話帳36を記憶している。本実施形態では、更新中に乗員が電話帳を使用することを想定して、電話帳(旧)と電話帳(新)の電話帳2つ分の容量が必要になる。なお、電話帳には、履歴と画像が付随することが多い。
(旧)電話帳は更新される直前の電話帳であり、(新)電話帳は携帯端末200から新たに送信された電話帳である。(旧)電話帳と(新)電話帳が全く同じ場合もあり得る。
図5(a)は、電話帳を模式的に示す図の一例である。電話帳には「氏名」「電話番号」「画像データへのリンク」が登録可能になっている。なお、一つの通話先に最大3つ(この数は一例である)まで電話番号を登録できるようになっている。氏名又は電話番号のうち一方だけが登録されることもある。当然ながら、氏名だけが登録されても乗員は電話をかけることができない。また、電話番号だけ登録された通話先は、ディスプレイ13に氏名が表示される画面でも電話番号の代わりに電話番号が表示される。
画像データへのリンクは、車載機100が通話先である知人などの顔写真を、氏名や電話番号を結びつけてディスプレイ13に表示するためのリンクデータ(例えばパス名やファイル名)である。なお、画像データを携帯端末200から車載機100に転送するかどうかは、乗員が車載機100又は携帯端末200に設定することができることが好ましい。
また、携帯端末200の機能として電話帳には履歴が付随するようになっている。PBAPは履歴の転送にも対応しており、携帯端末200に履歴があれば、電話帳の後、携帯端末200から車載機100に履歴が転送される。
図5(b)は履歴を模式的に示す図の一例である。履歴には「電話番号」「日時」「履歴種類」が登録されている。履歴種類には、発信履歴、着信履歴、不在着信履歴があり、実際の履歴に応じてこれらの識別情報が登録されている。なお、図示するように電話番号に履歴種類を対応づけるのでなく、履歴種類毎に履歴を記録してもよい。
図6は、ナビ/オーディオボード21の機能ブロック図の一例を示す。ナビ/オーディオボード21は、UI表示制御部32、状況判定部31、情報キャッシュ部33、更新部34、及び、通話部35を有する。これらの機能は主にCPUがプログラムを実行することで実現される。
UI表示制御部32は、予め定められている画面構成情報に基づき、ディスプレイ13に表示する画面を決定して表示する。画面構成情報は、ある画面から次に遷移しうる画面の情報と各画面の表示内容である。UI表示制御部32は、ディスプレイ13に対する乗員の操作、又は、入力デバイス22による乗員の操作を検出すると、次に表示する画面を決定し、その画面で表示される例えば電話帳などを読み出し画面を表示する。
更新部34は、BTモジュール23が携帯端末200から受信した(新)電話帳、履歴及び画像36bにより、ナビ/オーディオボード21が記憶している(旧)電話帳、履歴及び画像36aを更新する。更新は大きく次のステップを経る。
S1:(旧)電話帳、履歴及び画像36aは残したまま、(新)電話帳、履歴及び画像36bを記録する。
S2:(旧)電話帳、履歴及び画像36aのオブジェクト名を例えばOLDにし、(新)電話帳、履歴及び画像36bのオブジェクト名をUI表示制御部32が認識可能なオブジェクト名にする。
S3:(旧)電話帳、履歴及び画像36aのファイルを削除する。
更新部34は、S1までの更新処理を行うと更新完了をUI表示制御部32に通知して待機する。これ以降、UI表示制御部32はS1〜S3のいずれかのタイミングで「更新完了しました」のメッセージをディスプレイ13に表示することができる。
状況判定部31は、UI表示制御部32からディスプレイ13に表示されている画面の識別情報を取得し、その画面が予め定められている画面(以下、特定画面という)か否かを判定する。特定画面には、例えば、次のような画面がある。
{通話先1件選択画面、履歴画面、ワンタッチ画面、メール詳細画面}
これらはいずれもこの画面から通話先に発信すること、又は、電子メールを送信可能な画面である。特定画面は電話番号又は電話番号と紐付いた氏名が表示される画面であり、(旧)電話帳、履歴又は画像36aが更新されると、表示中の画面の内容も変わりうる画面である。このため、車載機のメーカとしては特定画面に指定しておき、状況判定部31が表示中の画面が特定画面であると判定すると、情報キャッシュ部33に通知する。
情報キャッシュ部33は、特定画面を維持するために必要な情報、及び、発信又は電子メールのメッセージの送信に必要な情報をキャッシュする。すなわち、更新部34が上記のS1までの更新を実行した後はS2,S3が完了する可能性があるので、(旧)電話帳、履歴及び画像36aにアクセスできなくなる可能性がある。
このため、情報キャッシュ部33は、(旧)電話帳、履歴及び画像36aにアクセスできなくても特定画面や発信のために遷移する画面を表示できるように必要な情報をキャッシュしておく。このようなキャッシュ情報については後述する。
また、情報をキャッシュするまでに、更新部34がS2,S3の処理を進めないよう、更新部34が待機しているので、情報キャッシュ部33はキャッシュを終了すると、S2、S3の処理を更新部34に進行させる。これにより、更新部34はS2、S3の処理を実行する。
また、状況判定部31は、特定画面毎に定められているキャンセル操作をUI表示制御部32から取得すると、UI表示制御部32が(新)電話帳、履歴及び画像36bを表示可能な状態になったこと、及び、キャッシュが不要になったことを検知し、UI表示制御部32と情報キャッシュ部33に通知する。
UI表示制御部32が画面を切り替える際は、更新後の(新)電話帳、履歴及び画像36bから電話番号、氏名及び画像を読み出すので、更新結果を画面に反映することができる。また、情報キャッシュ部33はキャシュした情報を破棄する。
なお、通話部35は、BTモジュール23と一体に動作し、乗員がディスプレイ13に表示された氏名や電話番号を選択操作することで、その電話番号をBTモジュール23に指示する。BTモジュール23は、HFPに従い携帯端末200と通信して電話番号やATコマンドを送信するので、携帯端末200が通話先を発呼することができる。
また、携帯端末200に着信があると、携帯端末200がHFPに従いBTモジュール23と通信して発信元の電話番号を通話部35に通知する。通話部35はUI表示制御部32に電話番号を通知する。UI表示制御部32はその電話番号を電話帳から検索し、電話帳に記録されていれば、電話帳から読み出した発信元の氏名(及び電話番号)を、ディスプレイ13に表示中の画面(例えば、ナビ画面、テレビ画面等)に重畳して表示する。なお、通話部35は、スピーカ12から出力中の音声を停止して、着信音を出力する。これにより乗員は着信があったことを把握できる。なお、発信元の電話番号が電話帳36に記録されていなければ、通話部35は発信元の電話番号をディスプレイ13に表示する。
氏名や電話番号が表示される画面には、着信に応答するオフフックボタンが表示されるので、乗員がオフフックボタンを押下すると、乗員と通話先がBTモジュール23及び携帯端末200を介して通話が可能となる。
乗員が発声した音声はマイク11により集音され電気信号に変換された後、通話部35がBTモジュール23に送信する。BTモジュール23はその音声情報を携帯端末200に送信する。携帯端末200は、受信した音声情報を所定のフォーマットで通話先に送信する。また、通話先からの音声情報は携帯端末200が車載機100のBTモジュール23に送信し、BTモジュール23が通話部35に送信する。通話部35は、これを電気信号に変換してスピーカ12から出力する。
〔特定画面について〕
続いて、各特定画面について画面例とキャンセル操作を説明する。乗員は、4つの方法で電話をかけることができる。(i)番号を直接入力する方法、(ii)電話帳から選択する方法、(iii)履歴から選択する方法、(iv)ワンタッチ画面から選択する方法、の4つである。このうち(ii)〜(iv)の3つが特定画面になる。
<通話先1件選択画面>
図7(a)は、通話先1件選択画面の一例を示す図である。乗員が、リスト画面から1つの通話先(氏名)を選択すると、UI表示制御部32は電話帳から氏名に対応づけられた電話番号を最大3つまで読み出し、通話先1件選択画面に表示する。
通話先1件選択画面は、氏名欄201、電話番号欄202、Backボタン204、及び、発呼ボタン203を有する。乗員が、電話番号欄202のいずれかの電話番号を選択するか又は発呼ボタン203を押下すると、UI表示制御部32がその選択を受け付け、通話部35に電話番号と発呼制御を要求する。これにより、乗員はハンズフリーにより通話先と通話することができる。なお、乗員がディスプレイ13に触れることなく、音声認識による音声操作によって発呼してもよい。
通話先1件選択画面は、上記のとおり、乗員がすでに通話先を選択しているので、この状態で電話帳を更新すると、選択された通話先と電話帳の紐付けが切れてしまい、乗員が電話をかけることができなくなる可能性がある。また、これを防ぐため電話帳のリストを一覧表示させると、乗員に再度の通話先の選択を強制することになるため好ましくない。このため通話先1件選択画面は特定画面となる。
また、通話先1件選択画面のキャッシュ情報は、通話先1件選択画面に表示されている氏名と電話番号(最大3つ)である。この情報があれば、UI表示制御部32は、発信中や通話中の画面を表示できる。
この通話先1件選択画面のキャンセル操作は、次の通りである。
・通話終了(オンフック)
・Backボタン204の押下
乗員が通話を終了した場合、乗員が選択した通話先が役割を果たしたと考えられるので、電話帳を更新しても不都合はないと考えらえる。通話先が先にオンフックしても同じである。また、ユーザが通話先1件選択画面でBackボタン204を押下した場合、乗員が通話先の選択を解消したと考えられるので、電話帳を更新した後に再度、同じ通話先を選択するかどうかは乗員の裁量に過ぎない。
したがって、状況判定部31は、通話が終了した場合、又は、乗員がBackボタン204を押下した場合、UI表示制御部32と情報キャッシュ部33にキャンセル操作の検知を通知する。
<履歴画面>
図7(b)は、履歴画面の一例を示す図である。乗員が、電話帳から1つの通話先(氏名)を選択する画面において、Call Historyボタン103を押下すると、UI表示制御部32は、図示する履歴画面を表示する。すなわち、UI表示制御部32は履歴から電話番号を読み出し、電話帳から電話番号に対応づけられた氏名を読み出す。
図7(b)の履歴画面では、タブ301によりディスプレイ13に表示する履歴種類を仕分けている。「All」タブは全ての履歴種類を表示するタブであり、「Missed」タブは不在着信の履歴を表示するタブであり、「Incoming」タブは全ての着信の履歴を表示するタブであり、「Outgoing」タブは発信の履歴を表示するタブである。
履歴画面には、氏名欄302、日時欄303、Backボタン304等が表示されている。氏名欄302には原則的に氏名が表示されるが、UI表示制御部32が履歴から読み出した電話番号が電話帳に登録されていない場合、又は、電話番号が電話帳に登録されていても電話帳に氏名が登録されていない場合、氏名欄302には電話番号が表示される。なお、履歴画面には、各タブ毎に、日時順又はABC順(名前順)にソートして履歴が表示される。
履歴画面についても、履歴画面が表示された状態で履歴を更新すると、表示されている履歴と記憶している履歴データの紐付けが切れてしまい、乗員が電話をかけることができなくなる可能性がある。これを防ぐために、UI表示制御部32が履歴画面を再表示したり、表示中のタブをデフォルト設定のタブ(例えば 「All」タブ)に切り替える等を行うと、ユーザが違和感を感じてしまう。このため履歴画面は特定画面となる。
また、履歴画面のキャッシュ情報は、現在のタブ301にて表示されている全ての(未スクロール部分を含む)通話先の電話番号及び氏名である。この情報があれば、UI表示制御部32は、履歴画面を維持すること、スクロールすること、及び、発信中や通話中の画面を表示することができる。
この履歴画面のキャンセル操作は、次の通りである。
・Backボタン304の押下
・別タブの選択
ユーザが履歴画面でBackボタン304を押下した場合、履歴が表示された状態でなくなるので、履歴画面の氏名等と履歴の紐付けが切れても問題がない。また、ユーザが履歴画面で表示中のタブから別タブを選択した場合、履歴が表示されない状態を経由するので、履歴画面の氏名等と履歴の紐付けが一時的に切れても問題がない。
このため、状況判定部31は、Backボタンが押下された場合、又は、別タブが選択された場合、UI表示制御部32と情報キャッシュ部33にキャンセル操作の検知を通知する。
<ワンタッチ画面>
図8(a)は、ワンタッチ画面の一例を示す図である。まず、ワンタッチ画面について説明する。ワンタッチ画面とは、乗員が電話帳の中から通話先を選択したり、履歴のなかから通話先を選択することなく、通話先をより少ない操作で選択できるように設けられた電話発信用の画面である。
ワンタッチ画面に表示させる通話先は、乗員がマニュアルで登録することができる。登録方法には種々の操作方法があるが、例えば、乗員がディスプレイ13を操作して、ワンタッチ画面に表示させる通話先を選択する登録画面を表示させ、乗員が電話帳から1件ずつ選択しワンタッチ画面のリストに登録する方法がある。
なお、ワンタッチ画面のリストには電話番号しか登録されない。これは、ワンタッチ画面のリストの生成後は、ワンタッチ画面のリストは電話帳とは別に管理されるため、ワンタッチ画面のリストに氏名も登録すると、電話帳における電話番号と氏名の対応と、ワンタッチ画面のリストにおける電話番号と氏名の対応とに齟齬が生じるおそれがあるためである。このため、UI表示制御部32はワンタッチ画面のリストには電話番号のみを登録し、電話番号に紐付いた氏名を電話帳から読み出してワンタッチ画面に表示する。
乗員が、電話番号入力画面からSpeed Dialsボタン102を押下すると、UI表示制御部32は、図示するワンタッチ画面を表示する。すなわち、UI表示制御部32はワンタッチ画面のリストから電話番号を読み出し、電話帳から電話番号に対応づけられた氏名を読み出す。電話帳に電話番号に対応づけて氏名が登録されていない場合、UI表示制御部32は氏名として例えば“Unknown”と表示する。
ワンタッチ画面には、タブ401、氏名及び電話番欄402、Backボタン403等が表示されている。氏名及び電話番欄402には原則的に氏名及び電話番号が表示されるが、UI表示制御部32が一覧リストから読み出した電話番号が電話帳に登録されていない場合、又は、電話番号が電話帳に登録されていても電話帳に氏名が登録されていない場合、氏名及び電話番号欄には電話番号が表示される。
図8(a)のワンタッチ画面では、タブ401により1度にディスプレイ13に表示する通話先を3つ(Speed Dial1〜3)に仕分けている。Speed Dial1〜3の各タブは、よく利用する通話先順、登録順、又は、アルファベット順に、それぞれ上位1〜6件、7〜12件、13〜18件の通話先を表示する。
ワンタッチ画面についても、ワンタッチ画面が表示された状態で電話帳を更新すると、表示されている通話先と電話帳の紐付けが切れてしまい、乗員が電話をかけることができなくなる可能性がある。これを防ぐために、UI表示制御部32がワンタッチ画面を再表示したり、表示中のタブ401をデフォルト設定のタブ(例えば、Speed Dial1)に切り替える等を行うと、乗員が違和感を感じてしまう。このためワンタッチ画面は特定画面となる。
また、ワンタッチ画面のキャッシュ情報は、現在のタブ401にて表示されている全ての(最大6つ)通話先の電話番号及び氏名である。この情報があれば、UI表示制御部32は、発信中や通話中の画面を表示することができる。
このワンタッチ画面のキャンセル操作は、次の通りである。
・Backボタン403の押下
・別タブの選択
ユーザがワンタッチ画面でBackボタン403を押下した場合、通話先が表示された状態でなくなるので、通話先と電話帳の紐付けが切れても問題がない。また、ユーザがワンタッチ画面で表示中のタブから別タブを選択した場合、通話先が表示されない状態を経由するので、通話先と電話帳の紐付けが一時的に切れても問題がない。
このため、状況判定部31は、Backボタン401が押下された場合、又は、別タブが選択された場合、UI表示制御部32と情報キャッシュ部33にキャンセル操作の検知を通知する。
<メール詳細画面>
図8(b)は、メール詳細画面の一例を示す図である。携帯端末200は、電子メールというメールアドレスを宛先とするメールの送受信以外に、SMS(Short Message Service)によるメールの送受信が可能になっている。SMSは電話番号を宛先とするので、本実施形態ではこのSMSによるメールの送受信について説明するが、電子メールについもて同様に適用できる。
携帯端末200は、履歴と同様にSMSの受信履歴と送信履歴を記憶している。また、Bluetoothには、機器間でSMSや電子メールを転送するプロファイル(MAP:メッセージ・アクセス・プロファイル)が策定されている。BTモジュール23と携帯端末200がMAPを備えていれば、携帯端末200が新たに受信したSMSが車載機100に転送される。また、MAPにより携帯端末200のSMSの受信履歴や送信履歴を車載機100に転送することができる。
乗員が、電話番号入力画面にてMessageボタン104を選択すると、UI表示制御部32はメールを受信トレイから読み出し、メール詳細画面に表示する。
メール詳細画面は、差出人欄501、タイトル欄502、本文欄503、Backボタン504、前へボタン505、次へボタン506、返信ボタン507、及び、発信ボタン508を有する。UI表示制御部32は、受信トレイから読み出した電話番号に対応づけられた氏名を電話帳から読み出し、差出人欄501に表示する(図では氏名が登録されていないので電話番号になっている)。
なお、Backボタン504は、メール詳細画面を抜けて電話番号入力画面を表示させるボタンであり、前へボタン505はメール詳細画面のまま1つ前の(受信日時が古い)SMSを表示させるボタンであり、次へボタン506はメール詳細画面のまま1つ後の(受信日時が新しい)SMSを表示させるボタンであり、返信ボタン507は差出人にSMSを返信するメッセージを乗員が作成するSMSの編集画面を表示させるボタンである。また、発信ボタン508は、差出人に音声通話を発信するボタンである。
メール詳細画面についても、メール詳細画面が表示された状態で電話帳を更新すると、表示されている差出人と電話帳の紐付けが切れてしまい、乗員が返信できなくなる可能性がある。これを防ぐために、UI表示制御部32が別のメールのメール詳細画面を再表示したりすると、再度の選択が必要になり操作性が低下したりユーザが違和感を感じてしまう。このためメール詳細画面は特定画面となる。
また、メール詳細画面のキャッシュ情報は、現在のメール詳細画面で表示されている全情報(差出人欄501の氏名と氏名が対応づけられた電話帳の電話番号、タイトル欄502のタイトル、本文欄503の本文等)である。この情報があれば、UI制御表示部は、メール本文をスクルールすること、返信用の画面(編集画面)を表示すること、返信すること、及び、発信することができる。
このメール詳細画面のキャンセル操作は、次の通りである。
・Backボタン504の押下
・前へボタン505又は次へボタン506の押下
・返信ボタン507の押下→返信完了
・通話終了
乗員がメール詳細画面でBackボタン504を押下した場合、差出人が表示された状態でなくなるので、差出人と電話帳の紐付けが切れても問題がない。また、乗員が前へボタン505又は次へボタン506を押下することで別のメッセージを表示した場合、差出人が表示されない状態を経由するので、差出人と電話帳の紐付けが一時的に切れても問題がない。また、乗員が返信ボタン504を押下して返信を完了させた場合、乗員が選択した差出人に関する作業が終了したので、電話帳を更新しても乗員の操作には影響しない。
このため、状況判定部31は、Backボタン504が押下された場合、前へボタン505若しくは次へボタン506が押下された場合、返信が完了した場合、又は、通話が完了した場合、UI表示制御部32と情報キャッシュ部33にキャンセル操作の検知を通知する。
〔動作手順〕
図9は、本実施形態の車載機100が電話帳等を更新する手順を示すフローチャート図の一例である。図9の手順は、例えば、BTモジュール23が携帯端末200と通信を開始するとスタートする。
PBAPにより更新部34が携帯端末200から電話帳の受信を開始する(S10)。なお、PBAPとHFPは同時並行的に有効なので、電話帳の転送中も通話が可能である。
更新部34は電話帳の受信(上記のS1の処理)が成功したか否かを判定する(S20)。成功するとは通信が中断することなく、パリティチェック等によってもエラーが検出されないことをいう。
電話帳の受信が成功しなかった場合(S20のNo)、更新部34は転送処理を終了する(S30)。この場合、受信した電話帳は破棄される。
電話帳の受信が成功した場合(S20のYes)、更新部34は履歴の転送が成功したか否かを判定する(S40)。成功したか否かを判定方法は電話帳の場合と同じである。この後、必要であれば、更新部34は画像、SMSのメッセージ等を受信する。
履歴の受信が成功しなかった場合(S40のNo)、更新部34は、電話帳のみを更新の対象に決定する(S50)。
履歴の受信が成功した場合(S40のYes)、状況判定部31は、現在の画面が特定画面か否かを判定する(S60)。状況判定部31は、UI表示制御部32から現在の画面の識別情報を取得し、予め登録された特定画面の識別情報と一致するか否かを判定する。
特定画面でない場合(S60のNo)、更新部34は、上記のS2、S3の処理を継続して更新を完了させUI表示制御部32に更新完了を通知することで、UI表示制御部32は画面を更新する(S70)。例えば、ディスプレイ13にリスト画面が表示されている場合、UI表示制御部32はリスト画面の通話先などを書き換える。画面がスクロールしているような場合は、通話先の先頭から表示する。また、必要に応じて、ディスプレイ13に現在、表示されている画面から、1つ前の画面に戻る。
UI表示制御部32は、転送完了のメッセージをディスプレイ13に表示する。これにより、ユーザは電話帳が転送されたことを早期に把握できる。
特定画面であった場合(S60のYes)、状況判定部31がUI表示制御部32に現在の画面を継続して表示するよう要求する(S80)。
また、状況判定部31が情報キャッシュ部33に通知して、旧データにアクセスしなくても特定画面を表示するための情報及びキャンセル操作が検出されるまでに表示されうる画面の表示に必要な情報をキャッシュさせる。情報キャッシュ部33はキャッシュ後、更新部34にキャッシュの完了を通知するので、更新部34は、上記のS2、S3の処理を継続して更新を完了させUI表示制御部32に更新完了を通知する。
UI表示制御部32は、転送完了のメッセージをディスプレイ13に表示する(S90)。これにより、ユーザは電話帳が転送されたことを早期に把握できる。
次に、状況判定部31は、キャンセル操作があったか否かを判定する(S100)。キャンセル操作がない場合(S100のNo)、UI表示制御部32は特定画面の表示又は発信画面などを表示する。
そして、キャンセル操作があった場合(S100のYes)、UI表示制御部32は新しい電話帳などで画面を更新する(S110)。また、情報キャッシュ部33は、キャッシュした情報を破棄する。
〔画面の遷移例〕
図10は、履歴画面における電話帳の更新と画面の遷移例の一例を示す。
まず、更新が画面遷移に影響しない場合について説明する。
・乗員が電話番号入力画面c-1を表示する。
・電話番号入力画面c-1を表示中に電話帳の更新が完了した場合、メッセージ「転送完了しました」が表示された電話番号入力画面c-2が表示される。数秒でのメッセージのない電話番号入力画面c-1に切り替わる。
・電話番号入力画面c-1において乗員がCall Historyボタン103を押下すると、履歴画面c-3が表示される。
更新が画面遷移に影響する場合について説明する。
・乗員が電話番号入力画面c-1を表示する。
・電話帳の更新が完了する前に、電話番号入力画面c-1を表示中に乗員がCall History103を押下すると、履歴画面c-4が表示される。
・履歴画面c-4が表示された状態で、電話帳の更新が完了した場合、メッセージ「転送完了しました」が表示された履歴画面c-6が表示される。数秒でのメッセージのない電話番号入力画面c-4に切り替わる。
・履歴画面c-4では、この履歴画面c-4を表示するために必要な情報と通話中画面c-5を表示するために必要な情報がキャッシュされる。例えば、更新前の履歴の“George Washington”という氏名と、電話帳で“George Washington”に対応づけられた電話番号である。
・履歴画面c-4から、乗員が通話先(例えば、George Washington)を押下すると、通話中画面c-5が表示される。
・通話中画面c-5では、履歴画面c-4でキャッシュした氏名(電話帳にあれば)と電話番号が表示される。なお、通話開始後に更新が完了する場合は、通話中画面c-5にメッセージが表示される。
・通話が終了すると履歴画面c-3が表示される。履歴画面c-3では電話帳の更新が反映される。このため、例えば履歴画面c-4では表示されなかった氏名として“Franklin Roosevelt”が新たに表示されている。
・履歴画面c-4にて、通話することなく乗員がタブ301を切り替えた(Missedタブ Incomingタブ、Outgoingタブ)場合も同じく履歴画面c-3が表示される(すでに電話帳の転送は完了しているものとする)。この場合、タブ301が切り替わるので図示するように“Franklin Roosevelt”は表示されないが、更新後の履歴に基づき氏名や電話番号が表示される。
図11は、ワンタッチ画面における電話帳の更新と画面の遷移例の一例を示す。図11において図10と同じ画面遷移については説明を省略する。図11においても、ワンタッチ画面d-4では表示されていない“Franklin Roosevelt”が、ワンタッチ画面d-3では新たに表示されている。また、ワンタッチ画面d-4で表示される更新前の履歴の氏名と、電話帳でその氏名に対応づけられた電話番号がキャッシュされるので、通話中画面d-5において氏名と電話番号を表示することができる。
図12は、メール詳細画面における電話帳の更新と画面の遷移例の一例を示す。図12では、更新が画面遷移に影響しない場合e-1〜3については図10,図11と同様である。更新が画面遷移に影響する場合について説明する。
・乗員が電話番号入力画面e-1を表示する。
・電話帳の更新が完了する前に、電話番号入力画面e-1の表示中に乗員がMessageボタン104を押下すると、メール詳細画面e-4が表示される。
・メール詳細画面e-4が表示された状態で、電話帳の更新が完了した場合、メッセージ「転送完了しました」が表示されたメール詳細画面c-7が表示される。数秒でのメッセージのないメール詳細画面e-4に切り替わる。
・メール詳細画面e-4では、このメール詳細画面e-4を表示するために必要な情報と通話中画面e-8及び編集画面e-5を表示するために必要な情報がキャッシュされる。例えば、差出人欄、タイトル欄、本文欄、等の情報と、電話帳で差出人欄の氏名に対応づけられた電話番号である。
・ワンタッチ画面e-4から、乗員が発信ボタン508を押下すると、通話中画面e-8が表示され、返信ボタン507を押下すると、編集画面e-5が表示される。
・通話が終了した場合、又は、メッセージの送信が終了した場合、メール詳細画面e-3が表示される。メール詳細画面e-3では電話帳やSMSの受信履歴や送信履歴の更新が反映される。このため、例えばメール詳細画面e-4では表示されなかったメッセージが新たに表示されている。また、メール詳細画面e-4にて、乗員が前へボタン505や次へボタン506を押下した場合も同じくメール詳細画面e-3が表示される。
〔着信の場合〕
図13を用いて、着信の場合を簡単に説明する。着信の場合も流れは発信の場合と同様になる。図13は、着信時に車載機100が電話帳等を更新する手順を示すフローチャート図の一例である。
ステップS10〜S40により、電話帳と履歴の転送が完了する。S40の後、状況判定部31は、車載機100が着信中か否かを判定する(S200)。
着信中でない場合(S200のNo)、UI表示制御部32は、リスト画面など、更新が必要な画面であれば画面を更新する(S70)。また、転送完了のメッセージをディスプレイ13に表示する。
着信中の場合(S200のYes)、UI表示制御部32は、転送完了のメッセージをディスプレイ13に表示する(S80)。これにより、ユーザは電話帳が転送されたことを早期に把握できる。
また、着信中の場合、UI表示制御部32は、発信した相手の電話番号に対応する氏名や画像を(旧)電話帳、履歴及び画像36aから読み出し、ディスプレイ13に表示している。このため、着信中に(旧)電話帳、履歴及び画像36aを更新すると、画面に表示されている通話先の、氏名及び画像と、(旧)電話帳、履歴及び画像36aの紐付けが切れてしまう。表示中の画面は、通常、ディスプレイ13のVRAM等に記憶されることになるので、(旧)電話帳、履歴及び画像36aが更新されても維持されると考えられるが、画面をナビなどに切り替えた後に通話中の画面を表示できるとは限らない。
そこで、UI表示制御部32は、着信中の画面を継続して表示すると共に、情報キャッシュ部33が(旧)電話帳、履歴及び画像36aにアクセスしなくても着信画面を表示するための情報をキャッシュする(S210)。
そして、UI表示制御部32は、通話が終了すると(S220のYes)、UI表示制御部32は新しい電話帳などで画面を更新する(S110)。また、情報キャッシュ部33は、キャッシュした情報を破棄する。
ここで、着信画面に表示していた最後の着信履歴は、履歴に含まれていないので、履歴だけは更新することが好ましい。このため、更新部34は、履歴を再受信する(S230)。このような履歴だけの再受信をPBAPがサポートしていればPBAPを利用し、PBAPがサポートしていなければ、OPP(Object Push Profile)等の所望のファイルの転送用のプロファイルを使用すればよい。
このように、着信においても、本実施形態の車載機100は、電話帳の転送が完了するとすぐに乗員に通知でき、着信中の画面を維持できるので乗員に違和感を与えることもない。
以上説明したように、本実施形態の車載機100は、電話帳等が使用されている場合、その情報をキャッシュすることで、電話帳などの更新を速やかに進行させることができる。また、情報をキャッシュすることで乗員の作業を中断させたり、違和感を与えることも防止できる。
11 マイク
12 スピーカ
13 ディスプレイ
21 ナビ/オーディオボード
22 入力デバイス
23 BTモジュール
100 車載機
200 携帯端末

Claims (14)

  1. 第1データに第2データが対応づけられた複数のデータレコードを記憶するデータ記憶手段と、
    外部機器と通信する通信手段と、
    前記外部機器から前記データレコードを受信して、前記データ記憶手段の前記データレコードを更新する更新手段と、
    前記データ記憶手段から読み出した1つ以上の第1データ又は第2データを画面に表示し、第1データを特定する特定操作を受け付ける画面制御手段と、
    前記画面制御手段が前記特定操作を受け付けることで、第1データを用いた制御が開始される状況か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記状況であると判定した場合、前記特定操作により特定された第1データを前記データ記憶手段に記憶されている前記データレコードとは別にキャッシュするキャッシュ手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記更新手段が前記データ記憶手段の前記データレコードの更新を完了させると、前記画面制御手段は前記状況か否かに関係なく、更新の完了を前記画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段は、予め登録されている特定画面を前記画面制御手段が表示中の場合、前記状況であると判定する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記判定手段が前記状況であると判定した場合、前記画面制御手段は、前記特定画面を更新することなく表示を継続する、ことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記データレコードは第1データを電話番号、第2データを氏名とする電話帳のレコードである、ことを特徴とする請求項3項記載の情報処理装置。
  6. 前記特定画面は、一人の氏名に対し1つ以上の電話番号が表示され1回の前記特定操作を受け付けることで該特定操作により選択された該電話番号を発呼する第1の画面、又は、予め当該情報処理装置に登録されている1つ以上の電話番号が表示され1回の前記特定操作を受け付けることで該特定操作により選択された該電話番号を発呼する第2の画面、である、ことを特徴とする請求項5項記載の情報処理装置。
  7. 前記外部機器は電話機であり、
    前記特定画面は、前記外部機器から受信した、
    前記電話機が発信した、前記電話機が着信を受けた、又は、前記電話機が不在着信を受けた、いずれか1つ以上の履歴データが表示され、1回の前記特定操作を受け付けることで、該特定操作により選択された前記履歴データの電話番号を発呼する第3の画面である、ことを特徴とする請求項5項記載の情報処理装置。
  8. 前記外部機器は電話機であり、
    前記特定画面は、前記外部機器から受信した、
    前記電話機が受信し、差出人の電話番号又は電話帳にて該電話番号に対応づけられた氏名が表示された電子メールの電子メールデータが表示され、1回の前記特定操作を受け付けることで、該特定操作により選択された電話番号を発呼する第4の画面である、ことを特徴とする請求項5項記載の情報処理装置。
  9. 第1データを用いた前記制御として、前記特性操作により特定された第1データである電話番号を発呼するよう前記電話機に要求する通信制御手段、
    を有することを特徴とする請求項5〜8いずれか1項記載の情報処理装置。
  10. 前記キャッシュ手段は、前記状況であると判定された際に前記画面制御手段が前記特定画面に表示していた情報をキャッシュする、ことを特徴とする請求項3〜9いずれか1項記載の情報処理装置。
  11. 前記画面制御手段が、前記特定画面の表示を終了する操作又は前記特定画面に表示されている第1データ又は第2データを別の第1データ又は第2データに切り替える操作を受け付けた場合、
    前記キャッシュ手段は、キャッシュしている情報を破棄する、ことを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。
  12. 前記通信手段は、前記外部機器とBluetooth通信規格により通信する通信モジュールである、ことを特徴とする請求項1〜11いずれか1記載の情報処理装置。
  13. 請求項1〜12いずれか1項記載の情報処理装置と、
    自機の位置を検出する位置検出手段と、
    自機の位置を画面に表示された地図上に明記する自位置表示手段と、
    を有するナビゲーション装置。
  14. 第1データに第2データが対応づけられた複数のデータレコードを記憶するデータ記憶手段、を有する情報処理装置のデータ更新方法であって、
    通信手段が外部機器と通信するステップと、
    画面制御手段が、前記データ記憶手段から読み出した1つ以上の第1データ又は第2データを画面に表示し第1データを特定する特定操作を受け付けるステップと、
    判定手段が、前記画面制御手段が前記特定操作を受け付けることで、第1データを用いた制御が開始される状況か否かを判定するステップと、
    キャッシュ手段が、前記判定手段が前記状況であると判定した場合、前記特定操作により特定された第1データを前記データコード記憶手段に記憶されている前記データレコードとは別にキャッシュするステップと、
    更新手段が、前記外部機器から前記データレコードを受信して、前記データ記憶手段の前記データレコードを更新するステップと、
    を有するデータ更新方法。

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