JP2012089438A - 放電灯点灯装置とその製造方法 - Google Patents

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要 宮城島
Hiroo Ishibashi
広生 石橋
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Abstract

【課題】製造が容易で信頼性の高い放電灯点灯装置とその製造方法の提供。
【解決手段】開口部11fに向けて突設された第1の接続コネクタ12及び第1の電子部品群18とを備える第1の回路13を内側に有する箱形のハウジング本体11と、ハウジング本体11の外側に取り付けられた放電灯バルブ6と、からなるハウジング9と、第1の接続コネクタ12と対応する位置に突設された第2の接続コネクタ30及び第1の電子部品群18よりも耐熱性の低い第2の電子部品群29を搭載した基板28の裏面に放熱用の金属体27を有し、開口部11fに取り付けられるハウジングカバー25と、を備えた放電灯点灯装置5であって、ハウジングカバー25をハウジング本体11へ取り付ける際に第2の接続コネクタ30が第1のコネクタ12に装着されるようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、製造が容易で信頼性の高い放電灯点灯装置とその製造方法に関する発明である。
車両用灯具の光源となる放電灯バルブの点灯装置を示すものには、特許文献1のものがある。特許文献1の放電灯点灯装置は、点灯回路部を内側に設けたケース体にソケットを介して放電灯(バルブ)を取り付けたものである。点灯回路部は、スイッチング素子、コイル、セラミックコンデンサー、チップ抵抗及び集積等の小型の電子部品をケース体底面部に配置した面実装基板に実装し、更に電解コンデンサー、トランス及びコイル等の大型の電子部品をバスバーを介して面実装基板に接続することによって構成されている。
特開2008−305641号公報
特許文献1の放電灯点灯装置においては、放電灯や大型の電子部品群がバスバーを介して面実装基板に接続されている。放電灯や大型電子部品群等の端子とバスバーの接続は、レーザー溶接等によって行なわれることが一般的である。しかし、特許文献1の放電灯点灯装置においては、ケース体の内側が放電灯や底面部によって閉塞され、閉塞されたケース体内部の端子やバスバーに外部からレーザー光を照射することが困難であるため、製造が困難である。
また、特許文献1の放電灯点灯装置においては、スイッチング素子のような高発熱部品が放電灯によって更に加熱されることを防ぐため、面実装基板がソケットの基端部の下方に水平に設けられている。その結果、特許文献1の放電灯点灯装置は、面実装基板の信頼性確保と引き替えにケース体が下方に大きく張り出すため、放電灯点灯装置を備えた車両用灯具の小型化を阻害する点で問題がある。
本願発明は、上記課題に鑑みて、製造が容易で信頼性を確保しつつ小型化を可能にする放電灯点灯装置とその製造方法を提供するものである。
前記課題を解決するために請求項1の放電灯点灯装置は、放電灯バルブと、一部に開口部を有し、前記放電灯バルブを外側に設置可能に構成した箱形のハウジング本体と、前記放電灯バルブへ電力を供給するための電極の少なくとも一部と共に前記ハウジング本体の内側に収納され、第1の電子部品群が搭載された第1の回路と、を有するハウジングと、第1の電子部品群に比べて耐熱性の低い第2の電子部品群が搭載された搭載基板を含む第2の回路と、前記搭載基板の裏面に面接触しつつ固定される平面部を少なくとも一部に有する金属体と、を有し、前記開口部を閉塞するように前記ハウジング本体に取り付けられるハウジングカバーと、を備えた放電灯点灯装置であって、前記第1の回路は、前記電極と電気的に接続されると共に前記ハウジングカバーに向けて突設された第1の接続コネクタを有し、前記第2の回路は、前記ハウジングカバーを前記ハウジング本体に取り付けることによって前記第1のコネクタに装着される位置に突設された第2の接続コネクタを有するようにした。
(作用)第2の回路に設けた第2の接続コネクタは、ハウジングカバーをハウジング本体に取り付けることによって第1の回路の第1の接続コネクタに装着される。言い換えると、第1の回路と第2の回路との電気的な接続は、ハウジングカバーをハウジング本体に取り付けることによって自動的に行なわれる。
また、第2の回路に発生し、または第2の回路が受ける熱は、平面部を介して搭載基板の裏面に面接触する板状の金属体を介してハウジング本体の外部に放熱される。その結果、第2の回路に搭載された熱に弱い第2の電子部品群は、第2の回路を放電灯バルブの基端部の後ろに対向して配置することによって放電灯バルブ等から熱を受けても熱の影響を受けにくい。言い換えると、請求項1の放電灯点灯装置によれば、熱に対する信頼性を損なうことなく第2の回路を放電灯バルブの基端部の後ろに配置できる。
請求項2は、請求項1に記載の放電灯点灯装置であって、前記第1の回路が、前記第1の電子部品群及び前記電極が溶接によって電気的に接続される金属製のバスバーと、該金属製のバスバーの一部を被覆する樹脂によって形成され、前記第1の接続コネクタが、前記金属製のバスバーの一部に一体成形されたコネクタ端子部と、前記バスバーを被覆する樹脂に一体成形されたコネクタハウジングにより、前記第1の回路と一体に形成されるようにした。
(作用)第1のコネクタの端子が金属製のバスバーの一部として形成され、コネクタハウジングが樹脂製ハウジング本体の一部として形成されるため、第1のコネクタは、金属製のバスバーと樹脂からハウジング本体を一体成形する際にハウジング本体と一体になって形成される。
また、請求項3は、請求項1または2に記載の放電灯点灯装置であって、前記電極は、高電圧が印加される第1電極と高電圧が印加されない第2電極を含み、前記ハウジング本体には、前記第1電極及び前記第1の回路における前記第1の電極に接続される部位を覆う絶縁カバーが取り付けられ、前記搭載基板を絶縁基板として構成した。
(作用)絶縁カバーによって第1の回路と第2の回路が電気的に遮蔽され、搭載基板に絶縁性を持たせることによって第1の回路と板状の金属体との間の遮蔽性が向上するため、第1の回路と第2の回路、及び第1の回路と板状の金属体との間に発生する放電現象が確実に防止される。
請求項4の放電灯点灯装置の製造方法は、一部に開口部を有する箱形のハウジング本体を形成し、前記ハウジング本体の内側に一体化された第1の回路を形成する工程と、前記第1の回路に前記開口部が開口する方向に突出する第1の接続コネクタを形成する工程と、前記第1の回路に第1の電子部品群を搭載する工程と、放電灯バルブをハウジング本体の外側に取り付けると共に前記放電灯バルブが有する電極を前記ハウジング本体の内側で前記第1の回路に溶接して電気的に接続する工程により、放電灯バルブを取り付けたハウジングを形成する第1の工程群と、第1の電子部品群に比べて耐熱性の低い第2の電子部品群を搭載基板に搭載して第2の回路を形成する工程と、少なくとも一部に平面部を有する金属体の前記平面部を前記搭載基板の裏面に面接触させつつ固定する工程と、前記第2の回路上の前記第1のコネクタと対応する位置に第2の接続コネクタを突設する工程により、ハウジングカバーを形成する第2の工程群と、前記ハウジングカバーを前記ハウジング本体の開口縁部に取り付ける事によって前記第2のコネクタを前記第1のコネクタに装着する第3の工程によって放電灯点灯装置を製造する。
(作用)放電灯点灯装置は、まず、第1の接続コネクタ及び第1の電子部品群を搭載した第1の回路をハウジング本体の内側に形成し、更に放電灯バルブをハウジング本体の外側に取り付けてなるハウジングを第1の工程群で製造し、第1の接続コネクタに装着可能な第2の接続コネクタと第1の電子部品群よりも熱に弱い第2の電子部品群を搭載基板に搭載して第2の回路を形成すると共に平面部を介して金属体を搭載基板の裏面に固定してなるハウジングカバーを第2の工程群で製造し、第3の工程でハウジングカバーを前記ハウジングに取り付けて第2のコネクタを第1のコネクタに装着させることによって製造される。請求項4の放電灯点灯装置の製造装置においては、バルブを取り付けたハウジングにハウジングカバーを取り付けることによって第2の接続コネクタが第1の接続コネクタに自動的に装着され、第2の回路が第1の回路に電気的に接続される。
請求項1の放電灯点灯装置によれば、第1の回路と第2の回路の電気的接続を第2の接続コネクタを第1の接続コネクタに装着されることで行えるため、溶接作業等が不要になって製造が容易になる。
また、発熱による第2の回路の信頼性を低下させることなく第2の回路を放電灯バルブの基端部の後ろに配置できるため、ハウジング本体を下方に突出させることなく小さく形成し、放電灯点灯装置の小型化を図ることが出来る。
請求項2の放電灯点灯装置によれば、第1のコネクタを別部材で形成して第1の回路に接続する場合に比べて、第1のコネクタを第1の回路に容易に形成出来るため、装置の製造が容易になる。
請求項3の放電灯点灯装置によれば、ハウジング本体内の放電現象が防止されて絶縁性が向上するため、装置の信頼性が更に向上する。
請求項4の放電灯点灯装置の製造方法によれば、第1の回路と第2の回路の電気的接続を第2の接続コネクタを第1の接続コネクタに装着することで行えるため、放電灯点灯装置を容易に製造できる。
放電灯点灯装置を有する車両用灯具の概略縦断面図。 ハウジング本体の内部を示すハウジングの部分断面図。 バスバーと第1の回路の構成を説明するための斜視図。 放電灯点灯装置の分解斜視図
次に、図1から図4により本発明の放電灯点灯装置の実施例を説明する。
図1には、本実施例の放電灯点灯装置を含む車両用灯具が示されている。図1と図2においては、左側F方向を前方、右側R方向を後方として説明を行なう。図1の車両用灯具1は、樹脂などの透明な素材で形成した前面カバー2、樹脂製のランプボディ3、ランプボディの開口部3aを閉塞するバックカバー3b放電灯バルブ6の光を前方に反射するリフレクター4、灯室Sの内部を前方から一部遮蔽するエクステンションリフレクター4a、放電灯バルブ6を一体化した放電灯点灯装置5を有する。前面カバー2は、ランプボディ3に一体化され、ランプボディ3の内側には、灯室Sが画成されると共にリフレクター4が固定される。リフレクター4の中央には、放電灯点灯装置5をリフレクタ4に固定する保持部8が設けられる。前後に開口する保持部8は、後述する放電灯バルブ6を接続したソケット7のフランジ部7aを保持する段差状の第1保持部8aと、放電灯点灯装置5のハウジング本体11を保持する第2保持部8bによって構成される。
また、放電灯点灯装置5は、図2に示すようにバルブを一体化したハウジング9とハウジングカバー10によって形成される。ハウジング9は、放電灯バルブ6,ソケット7、樹脂製かつ箱形のハウジング本体11、第1の回路13によって構成され、放電灯バルブの始動回路として機能する。また、ハウジングカバー25は、第2の回路26、金属体27によって構成され、放電灯バルブ6の点灯回路として機能する。
放電灯バルブ6の基端部は、ソケット7の前端に接続され、ソケット7の外周には上述したフランジ部7aが設けられる。ソケット7の後端面7bには、高圧側電極15を有する円筒型の基端部16が後方に向かって突設される。また、放電灯バルブ6の先端部には、前方に突出する電極17aと電極17aから下方に伸びて後方に屈曲する電極17bからなる低圧側電極17が設けられている。電極17bの基端部17cは、ソケット7の挿通孔7cを貫通して後端面7bの後方に突出する。
尚、本実施例においては、ソケット7に対して放電灯バルブ6を着脱不能に一体化しているが、放電灯バルブ6をソケット7に対して着脱可能に構成してもよい。その場合、例えば放電灯バルブ6とソケット7においては、高電圧側電極15と低電圧側電極17に相当する電極をソケット7側に設け、放電灯バルブ6をソケット7に装着することによって電気的に接続されるような構成にする。
また、図3の右図に示す第1の回路13は、図3左図の金属製のバスバー14を樹脂中に一体成形し、第1の電子部品群18を搭載することで成型される。金属製のバスバー14は、板状の金属をくり抜くことで所望の形状に形成される。金属製のバスバー14は、複数の円盤状の端子14aと、スタータトランス取付用の角形の端子14bと、各端子間を接続する棒状の導線部14cと、導線部14cの末端を第1の回路13の面方向に対して垂直に屈曲して形成した端子12aによって構成される。バスバー14は、端子(14a、14b)を露出させた状態で板状樹脂13aの内側に一体成型される。
また、第1の回路13は、雄型形状の第1の接続コネクタ12を有する。第1の接続コネクタ12は、端子12aと、端子12aの周囲を囲むように板状樹脂13aと一体に形成された角形かつ樹脂製のコネクタハウジング12bによって雄型に形成される。第1の電子部品群18は、コンデンサ(18a〜18c)、コイル18d、抵抗素子18e、スパークキャップ18f及びスタータトランス20等で構成される。第1の電子部品群18は、それらのリード部分を端子14aにレーザー溶接することによってバスバー14に電気的に接続される。前記リード部分は、端子14aの孔14dに挿入され、孔14dの内周面に接触した状態でレーザー光の熱を受けることにより、端子14aに固定される。尚、電子部品群のリード部分とバスバーの端子との接続は、上下に配置した金属製の電極によってリードとバスバーの端子を挟むことで両者を接触させ、その状態で前記上下の電極に大電流を流してリードとバスバーを発熱させることによって両者を溶接する、抵抗溶接によって行なうことも出来る。
樹脂製のハウジング本体11は、図4に示すように後方に開口縁部11fを備えた箱形形状を有し、成型された回路13は、図2に示すように脚部13bを樹脂製のハウジング本体11の内側底部11dに接着すること等によって取り付けられる。ハウジング本体11の内側底部11dには、内側にスタータトランス20を収容する立壁状の収納部11eが設けられ、回路13は、内側底部11dのうち収納部11eを除く部分に取り付けられる。尚、回路13は、バスバー14を覆う板状樹脂13bを樹脂製のハウジング11と一体成形することによって形成してもよい。また、第1のコネクタ12を別部材として回路13に搭載してもよい。
また、図2と図4に示すとおり、ソケット7は、基端部16をハウジング本体11の前端面11aに設けられた貫通円孔11bに挿通させ、更に電極17bの基端部17cを前端面11aの貫通円孔11cに挿通させつつ後端面7bを前端面11aに接着等することによってハウジング本体11に固定される。一方、スタータトランス20は、高圧側端子20aと複数の低圧側端子20bを有し、収納部11eの内側に固定される。スタータトランス20の高圧側端子20aは、レーザ溶接によってソケット7の高圧側電極15に接続され、複数の低圧側端子20bは、レーザ溶接によってバスバー14の端子14bにそれぞれ接続され、電極17bの基端部17cは、レーザ溶接によって端子14aに接続される。また、スタータトランス20を収容した収納部11e、高圧側端子20a及び高圧側電極15を含むソケット7の基端部16には、絶縁性を有する樹脂等で形成された絶縁カバー21が被せられる。絶縁カバー21は、後述するハウジングカバー25の金属体27からハウジング11側において高電圧が負荷される部位を遮蔽することにより、高電圧負荷部位と金属体27との間に発生する放電現象を防止する。
一方、図4の右図に示すハウジングカバー25は、第2の回路26,金属体27によって構成される。第2の回路26は、セラミックやアルミナなどの絶縁性を有する素材で形成した搭載基板28(以降は絶縁基板28とする)、第2の電子部品群29、雌型の第2の接続コネクタ30及び給電用コネクタ31、トランス32によって構成される。第2の電子部品群29は、耐熱性の低い複数の電子部品であって絶縁基板28に表面実装されると共に導電性を有する金属パターン(図示せず)で接続される。また、第2の接続コネクタ30と給電用コネクタ31は、絶縁基板28に接着等によって取り付けられ、接続端子(図示せず)を介して金属パターンに接合される。給電コネクタ31には、図1に示すようにコネクタ付電源ケーブル34が接続される。絶縁基板28の裏面には、金属体27の表面27a(請求項1の平面部)が接着などによって一体化される。また、絶縁基板28は、長方形形状の1つの角にトランス32の外形に沿って切り欠かれた切欠部33を有する。トランス32は、切欠部33に配置されることで金属体27上に直接配置されると共に図示しない端子を介して絶縁基板28の金属パターンに接合される。
また、第2の接続コネクタ30は、第1の接続コネクタ12と絶縁基板28上においてハウジングカバー25をハウジング9の開口縁部11fに取り付けた際に第1の接続コネクタ12と対向する位置に取り付けられる。第2の接続コネクタ30は、雄型の第1の接続コネクタ12に対応した雌型形状に形成されることにより、第1の接続コネクタ12に装着可能に構成される。
図4右図に示されるハウジングカバー25は、絶縁基板28の表面(第2の接続コネクタ30の装着面)を下に向けてハウジング9の開口縁部11fに取り付けられる。ハウジングカバー25は、ハウジング9との間に設けられたランス構造や、金属体27を開口縁部11fに接着すること等によってハウジング9に取り付けられる。取り付けの際、給電用コネクタ31は、ハウジング本体11の外周縁部11fに設けられた係合用の切欠11gに係合し、第2の接続コネクタ30は、第1の接続コネクタ12に嵌めこまれることによって、第1の接続コネクタ12に装着される。
第1の回路13は、第1及び第2の接続コネクタ(12,30)を介して第2の回路26と電気的に接続され、給電コネクタ31から給電を受ける。第1の回路13に配置される高電圧部位は、絶縁カバー21と絶縁基板28によって金属体27から遮蔽されるため、第1の回路13と第2の回路26との間や第1の回路13と金属体27との間には、放電現象が発生しない。一方、第2の回路26が放電灯バルブ6の基端部等から受ける熱及び第2の回路26で発生した熱は、金属体27を介してハウジング本体11の外側に放出されるため、耐熱性の低い第2の電子部品群29は、熱の影響を受けにくい。
尚、本実施例では、一例としてハウジング本体11を樹脂で成形しているが、樹脂で成形したハウジング本体11は、成形性や絶縁性に優れている点で好適と言える。一方、ハウジング本体11は、金属で成形しても良い。金属で成形したハウジング本体は、第1電極や第2電極との間に絶縁性を有する部材を介在させること等によって、絶縁性を確保する必要があるが、ハウジング本体を金属で形成した場合には、耐熱性や放熱性に優れるという利点を得ることが出来る。
また、本実施例のハウジング本体11の形状は、第1電極、第2電極及び第1の回路等を収容可能な形状とする必要があるという理由により、一例として一部に開口部が設けられた箱形に形成されている。従って、ハウジング本体の形状は、第1電極、第2電極及び第1の回路等を収容可能な形状であれば、一般的な直方体形状、円柱形状及び底面が長円や多角形に形成されて筒状に延出するもの等の様々な形状であって一部に開口部が設けられた形状にしても良い。
5 放電灯点灯装置
6 放電灯バルブ
9 ハウジング
11 樹脂製のハウジング本体
11f 開口縁部(請求項1の開口部)
12 第1のコネクタ
12a コネクタ端子部
12b コネクタハウジング
13 第1の回路
14 金属製のバスバー
15 高圧側電極
17 低圧側電極
18 第1の電子部品群
21 絶縁カバー
25 ハウジングカバー
26 第2の回路
27 金属体
27a 金属体の表面(請求項1の平面部)
28 絶縁性を有する搭載基板(請求項3の絶縁基板)
29 第2の電子部品群

Claims (4)

  1. 放電灯バルブと、
    一部に開口部を有し、前記放電灯バルブを外側に設置可能に構成した箱形のハウジング本体と、前記放電灯バルブへ電力を供給するための電極の少なくとも一部と共に前記ハウジング本体の内側に収納され、第1の電子部品群が搭載された第1の回路と、を有するハウジングと、
    第1の電子部品群に比べて耐熱性の低い第2の電子部品群が搭載された搭載基板を含む第2の回路と、前記搭載基板の裏面に面接触しつつ固定される平面部を少なくとも一部に有する金属体と、を有し、前記開口部を閉塞するように前記ハウジング本体に取り付けられるハウジングカバーと、
    を備えた放電灯点灯装置であって、
    前記第1の回路は、前記電極と電気的に接続されると共に前記ハウジングカバーに向けて突設された第1の接続コネクタを有し、
    前記第2の回路は、前記ハウジングカバーを前記ハウジング本体に取り付けることによって前記第1のコネクタに装着される位置に突設された第2の接続コネクタを有することを特徴とする、放電灯点灯装置。
  2. 前記第1の回路は、前記第1の電子部品群及び前記電極が溶接によって電気的に接続される金属製のバスバーと、該金属製のバスバーの一部を被覆する樹脂によって形成され、
    前記第1の接続コネクタは、前記金属製のバスバーの一部に一体成形されたコネクタ端子部と、前記バスバーを被覆する樹脂に一体成形されたコネクタハウジングにより、前記第1の回路と一体に形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記電極は、高電圧が印加される第1電極と高電圧が印加されない第2電極を含み、前記ハウジング本体には、前記第1電極及び前記第1の回路における前記第1の電極に接続される部位を覆う絶縁カバーが取り付けられ、前記搭載基板が、絶縁基板であることを特徴とする、請求項1または2に記載の放電灯点灯装置。
  4. 一部に開口部を有する箱形のハウジング本体を形成し、前記ハウジング本体の内側に一体化された第1の回路を形成する工程と、前記第1の回路に前記開口部が開口する方向に突出する第1の接続コネクタを形成する工程と、前記第1の回路に第1の電子部品群を搭載する工程と、放電灯バルブをハウジング本体の外側に取り付けると共に前記放電灯バルブが有する電極を前記ハウジング本体の内側で前記第1の回路に電気的に接続する工程により、放電灯バルブを取り付けたハウジングを形成する第1の工程群と、
    第1の電子部品群に比べて耐熱性の低い第2の電子部品群を搭載基板に搭載して第2の回路を形成する工程と、少なくとも一部に平面部を有する金属体の前記平面部を前記搭載基板の裏面に面接触させつつ固定する工程と、前記第2の回路上の前記第1のコネクタと対応する位置に第2の接続コネクタを突設する工程により、ハウジングカバーを形成する第2の工程群と、
    前記ハウジングカバーを前記ハウジング本体の開口縁部に取り付ける事によって前記第2のコネクタを前記第1のコネクタに装着する第3の工程と、
    を含むことを特徴とした放電灯点灯装置の製造方法。
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