JP2012087961A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】据付工事が要因の可能性が高いエラーを使用者に注意喚起することができる空気調和機を提供すること。
【解決手段】本発明の空気調和機は、運転時間を計測する運転時間計測部2と、不具合を検出する不具合検出部3と、運転中に不具合が発生した時に音を報知する音報知部4とを備えた空気調和機であって、空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過するまでに不具合検出部3で不具合を検出すると、音報知部4で報知するとともに、空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過した後に不具合検出部3で不具合を検出しても、音報知部4で報知しない。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の空気調和機は、運転時間を計測する運転時間計測部2と、不具合を検出する不具合検出部3と、運転中に不具合が発生した時に音を報知する音報知部4とを備えた空気調和機であって、空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過するまでに不具合検出部3で不具合を検出すると、音報知部4で報知するとともに、空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過した後に不具合検出部3で不具合を検出しても、音報知部4で報知しない。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機の故障報知に関する。
従来から、空気調和機の施工時において試運転を行なうようにした空気調和機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、空気調和機等の設備商品においては、据付工事完了時に工事業者が試運転を行なうように指示しているにもかかわらず、試運転を忘れてしまうことがある。そして試運転を忘れてしまった結果、空気調和機の使用者が運転をしたときにエラーが表示されると、据付工事が要因によるエラーであったとしても、空気調和機自体の故障によるエラーであると勘違いしてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、据付工事が要因の可能性が高いエラーを使用者に注意喚起することができる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、運転時間を計測する運転時間計測部と、不具合を検出する不具合検出部と、運転中に不具合が発生した時に音を報知する音報知部とを備えた空気調和機であって、空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過するまでに不具合検出部で不具合を検出すると、音報知部で報知するとともに、空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過した後に不具合検出部で不具合を検出しても、音報知部で報知しないことにより、音報知部で音が報知されると施工上の不具合の可能性が高いということを使用者に認識させることができる。
本発明の空気調和機は、据付工事が要因の可能性が高いエラーを使用者に注意喚起することができる空気調和機を提供することができる。
第1の発明の空気調和機は、運転時間を計測する運転時間計測部と、不具合を検出する不具合検出部と、運転中に不具合が発生した時に音を報知する音報知部とを備えた空気調和機であって、空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過するまでに不具合検出部で不具合を検出すると、音報知部で報知するとともに、空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過した後に不具合検出部で不具合を検出しても、音報知部で報知しないことにより、音報知部で音が報知されると施工上の不具合の可能性が高いということを使用者に認識させることができる。
第2の発明の空気調和機は、特に第1の発明において、空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過するまでに運転が停止されると、次回の運転を開始してから所定時間が経過するまでに不具合検出部で不具合を検出すると、音報知部で報知するとともに、空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過した後に不具合検出部で不具合を検出しても、音報知部で報知しないことにより、試運転を途中で終了させた場合であっても、次回の運転時には試運転を行い、施工上の不具合の可能性が高いということを使用者に認識させることができる。
第3の発明の空気調和機は、特に第1または第2の発明において、空気調和機の運転時間が所定時間を経過した後は、次回の運転以降も前記音報知部で報知しないことにより、施工上の不具合の可能性が高いのか、機器自体に故障が発生した可能性が高いのかを確実に使用者に認識させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における空気調和機の故障検知部のブロック図である。図1に示すように、本実施の形態の空気調和機における故障検知部1は、空気調和機を初めて運転してからの運転時間を計測する運転時間計測部2と、不具合を検出する不具合検出部3と、不具合が発生したときに音を報知する音報知部4と、不具合が発生したときに報知するかどうかを判断する不具合報知判定部5、不具合を表示する不具合表示部6を有する。
図1は、実施の形態1における空気調和機の故障検知部のブロック図である。図1に示すように、本実施の形態の空気調和機における故障検知部1は、空気調和機を初めて運転してからの運転時間を計測する運転時間計測部2と、不具合を検出する不具合検出部3と、不具合が発生したときに音を報知する音報知部4と、不具合が発生したときに報知するかどうかを判断する不具合報知判定部5、不具合を表示する不具合表示部6を有する。
また、空気調和機には、各種温度等を検知するセンサ類7と、空気調和機の運転を行う制御部8と、リモコン10との通信を行う通信部9とを備える。なお、空気調和機の運転に必要な上下風向変更羽根や熱交換器等、一般的な空気調和機に必要な構成を備えることは言うまでもない。
以上のように構成された空気調和機において、以下、初回運転時の故障検知時の動作について説明する。
まず、施工業者が空気調和機を設置すると、試運転を行う必要がある。施工業者は、リモコン10を操作、もしくは空気調和機の本体に設けられている試運転開始スイッチ等を操作することによって、試運転を開始する。
本実施の形態では、リモコン10で暖房運転指示または冷房運転指示を行うことによって試運転を行っている。リモコン10で暖房運転指示もしくは冷房運転指示がされると、暖房運転または冷房運転が行われる。暖房運転または冷房運転が行われると、リモコン10で設定した設定温度となるように暖房運転または冷房運転が行われるが、センサ類7が検知する値によって、試運転時に室内外通信異常や冷凍サイクル異常を検知した場合は、空気調和機自体の故障ではなく、設置作業のミスである可能性が高い。
そこで、本実施の形態では、まず試運転を開始すると、運転時間計測部2にて運転開始してからの時間を計測する。そして、試運転中にセンサ類7によって検出される温度が異常である場合は、不具合検出部3にて異常が発生していることを検知する。
そして、不具合検出部3で不具合を検知すると、不具合表示部6へ不具合を表示する指示を出す。さらに、運転時間計測部2で計測している時間が、所定時間(たとえば、10分)経過したかどうかを、不具合報知判定部5で見て、所定時間が経過していなければ、音報知部4へ音で使用者へ報知するように指示をする。
もし、運転時間計測部2で計測している時間が、所定時間を経過していれば、施工上の不具合ではなく空気調和機自体の故障である可能性が高いので、音報知部4へ音で使用者へ報知する指示はしない。
なお、不具合表示部6は、LEDやLCD、7セグメント表示機などで構成され、記号化されて表示される。例えば、室内外異常であればH11や冷凍サイクル異常であればF91等のように表示される。また、音報知部4はブザーやスピーカで構成され、単純に音を出すだけでもよいし、音声で知らせるようにしてもよい。
このように試運転中に音で表示させることによって、施工業者に何らかの異常が発生していることを知らせ、早期に対応することができる。また、例えば取扱説明書等に「音でエラーを表示した場合は、使用機器以外の要因による可能性が高い」という旨の説明書きを書いておくことで、使用者も取扱説明書を見たときには理解することができる。
さらに、初めて運転を開始してから所定時間が経過するまでに異常を検知した場合は、リモコン10の表示部に、「使用機器以外の要因による異常の可能性が高い」という内容の表示を行うことで、より使用者は理解しやすくなる。
また、いったん運転を開始してから所定時間が経過すると、正常に工事・試運転が行われたということで、設置工事がきっちり行われたということで、それ以降の異常に対しては、音報知部4から音を報知させないが、試運転時に所定時間が経過する前に、運転を停止してしまう場合がある。
そうすると、試運転が正常に行われていないので、使用機器以外の要因による異常の可能性が高いのか、使用機器の要因による異常の可能性が高いのかの判断を行うことができない。
そこで、本実施の形態では、運転時間計測部2で所定時間経過したことを計測されないままに、運転が停止されると、運転時間計測部2で計測している時間をリセットし、次回の運転に備える。
そして、次回使用者が運転を開始したときに、運転時間計測部2で再度ゼロから運転時間を計測し、所定時間が経過するまでに異常が発生した場合は、音報知部4から音を報知し、不具合表示部6から視覚的に異常を表示させる。なお、初回運転時と同様に、リモコンに「使用機器以外の要因による異常の可能性が高い」という内容の表示を行ってもよい。
また、近年、設置工事によらない駆動部品が増えている。例えば、フィルターを自動で掃除する掃除機能を実現する構成などがあげられるが、直接設置工事と関係ない試運転の際は、所定時間に含めないようにする。
つまり、試運転時には、単純に冷凍サイクルが正常に動作しているかどうか、自動掃除機能が正常に動作しているかどうか等が順次確認されるが、設置工事にかかわる試運転の際のみ、運転時間計測部2で運転時間をカウントし、自動掃除機能の試運転など設置工事とは直接関係のない試運転時には、運転時間計測部2で運転時間をカウントさせないようにしている。
このようにすることで、確実に設置工事にかかわる異常のときのみ音で報知することができる。
以上のように、本発明の空気調和機は、据付時の故障を早期に発見でき、据付工事不良を低減できるので、据付工事が必要な給湯機器等の用途にも適用できる。
1 故障検知部
2 運転時間計測部
3 不具合検出部
4 音報知部
5 不具合報知判定部
6 不具合表示部
7 センサ類
8 制御部
9 通信部
10 リモコン
2 運転時間計測部
3 不具合検出部
4 音報知部
5 不具合報知判定部
6 不具合表示部
7 センサ類
8 制御部
9 通信部
10 リモコン
Claims (3)
- 運転時間を計測する運転時間計測部と、不具合を検出する不具合検出部と、運転中に不具合が発生した時に音を報知する音報知部とを備えた空気調和機であって、前記空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過するまでに前記不具合検出部で不具合を検出すると、前記音報知部で報知するとともに、前記空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過した後に前記不具合検出部で不具合を検出しても、前記音報知部で報知しないことを特徴とする空気調和機。
- 空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過するまでに運転が停止されると、次回の運転を開始してから所定時間が経過するまでに前記不具合検出部で不具合を検出すると、前記音報知部で報知するとともに、前記空気調和機の初めての運転を開始してから所定時間が経過した後に前記不具合検出部で不具合を検出しても、前記音報知部で報知しないことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 空気調和機の運転時間が所定時間を経過した後は、次回の運転以降も前記音報知部で報知しないことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010233221A JP2012087961A (ja) | 2010-10-18 | 2010-10-18 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010233221A JP2012087961A (ja) | 2010-10-18 | 2010-10-18 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012087961A true JP2012087961A (ja) | 2012-05-10 |
Family
ID=46259764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010233221A Pending JP2012087961A (ja) | 2010-10-18 | 2010-10-18 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012087961A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104819551A (zh) * | 2015-05-12 | 2015-08-05 | 广东美的暖通设备有限公司 | 用于空调器的故障告警系统及空调器 |
WO2017068760A1 (ja) * | 2015-10-19 | 2017-04-27 | 株式会社ノーリツ | 中継装置 |
-
2010
- 2010-10-18 JP JP2010233221A patent/JP2012087961A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104819551A (zh) * | 2015-05-12 | 2015-08-05 | 广东美的暖通设备有限公司 | 用于空调器的故障告警系统及空调器 |
CN104819551B (zh) * | 2015-05-12 | 2018-05-25 | 广东美的暖通设备有限公司 | 用于空调器的故障告警系统及空调器 |
WO2017068760A1 (ja) * | 2015-10-19 | 2017-04-27 | 株式会社ノーリツ | 中継装置 |
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