JP2012087644A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャニスタを大型化することなく給油時に燃料タンクで大量発生するベーパを外部へ洩らさず処理すること。
【解決手段】給油時に燃料タンク11で発生するベーパはベーパライン26によりキャニスタ12へ導かれる。燃料タンク11の導入管21には、給油口21aに挿入された給油ガンの吹き出し口よりも給油口21aの側にて絞り管24が設けられる。絞り管24は、燃料タンク11の側へ縮径する縮径部24aを含む。ベーパライン26には、ベーパを燃料成分と空気成分とに分離する分離器41が設けられる。分離器41のベーパ室43には、ベーパライン26からベーパが導入され、ベーパから分離膜45が燃料成分を吸収して空気成分と分離する。分離器41のエア室44には、エアライン46と、分離膜45を透過した燃料成分を燃料タンク11へ回収するための回収ライン47が接続される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、燃料タンクで発生する蒸発燃料を外部へ漏らすことなく処理する蒸発燃料処理装置に関する。
従来、この種の技術として、例えば、下記の特許文献1に記載される装置が知られている。この装置は、燃料タンクで発生する蒸発燃料(ベーパ)を吸着するキャニスタと、燃料タンクとキャニスタとの間を結ぶ第1蒸発燃料通路と、燃料タンクで発生する蒸発燃料を給油管に流出する第2蒸発燃料通路とを備える。この装置において、第2蒸発燃料通路の先端部に開口部を形成し、その先端部を、給油管に挿入されて給油ガンの燃料吹き出し口より下流側で給油管に連結する。これにより、給油時に、燃料タンクで発生する蒸発燃料を、第2蒸発燃料通路を経由し、給油燃料と共に燃料タンクの中へ還流することができ、給油時に燃料タンクで発生する蒸発燃料の外部への放出を抑制するようになっている。
特開平8−189424号公報
ところが、給油時に燃料タンクで発生する蒸発燃料が大量であるため、特許文献1に記載の装置では、第2蒸発燃料通路を経由した燃料タンクへの還流だけでは、大量に発生した蒸発燃料を処理し切れないおそれがあった。また、燃料タンクへ還流させることのできない残りの蒸発燃料をキャニスタに吸着させるには、キャニスタを大型化する必要があった。このため、装置の車両への搭載性が悪化するおそれがあった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、キャニスタを大型化することなく、給油時に燃料タンクで大量に発生する蒸発燃料を外部へ漏らすことなく処理することを可能とした蒸発燃料処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、燃料を貯留する燃料タンクと、燃料タンクへ燃料を導入するための導入管と、導入管は、一端に給油ガンが挿入される給油口を含むことと、燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着するためのキャニスタと、燃料タンクとキャニスタとの間に設けられる蒸発燃料通路と、給油口に挿入された給油ガンの燃料吹き出し口が位置する部分よりも給油口の側にて導入管の内側に設けられる絞り管と、絞り管は、導入管の内側にて給油口の近傍から燃料タンクの側へ向けて導入管から離隔するように縮径された縮径部を含むこととを備えた蒸発燃料処理装置であって、蒸発燃料通路に設けられ、燃料タンクで発生する蒸発燃料を燃料成分と空気成分とに分離する分離器と、分離器は、容器と、容器を蒸発燃料室と空気室とに区画する分離膜とを含み、蒸発燃料室には、蒸発燃料通路を介して燃料タンクで発生した蒸発燃料が導入され、その導入された蒸発燃料から分離膜が燃料成分を吸収して空気成分と分離し、分離された空気成分が蒸発燃料通路を介してキャニスタへ導かれることと、分離器の空気室には、大気を導入するための大気通路と、分離膜を透過した燃料成分を燃料タンクへ回収するために導入管へ導くための回収通路とが接続されることと、回収通路の先端が、導入管と絞り管の縮径部との間に連通することとを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、給油時に給油口に挿入された給油ガンの燃料吹き出し口から燃料が導入管の中に吹き出されることにより、燃料タンクに燃料が導入される。このとき、燃料タンクで大量に発生する蒸発燃料は、蒸発燃料通路を介してキャニスタへ導かれようとする。その際、分離器では、蒸発燃料室に導入された蒸発燃料の一部から分離膜により燃料成分が吸収され空気成分と分離され、その分離された空気成分が蒸発燃料通路を介してキャニスタへ導かれる。また、給油時には、給油ガンの燃料吹き出し口から導入管に燃料が導入されることで、導入管と絞り管の縮径部との間に負圧が発生し、この部分に連通する回収通路の先端に負圧が作用する。この負圧が回収通路を介して分離器の空気室に作用することにより、分離膜を透過した燃料成分が回収通路を介して導入管に導かれ、燃料タンクへと回収される。更に、空気室に負圧が作用することで、大気通路を通じて空気室に大気が導入される。この導入された大気により、大気室が掃気され、大気室内の燃料成分の圧力が低下し、分離膜による蒸発燃料からの燃料成分の分離が促進される。このように、給油時に、燃料タンクで大量に発生する蒸発燃料の一部が凝縮されて分離器、回収通路及び導入管を介して燃料タンクに回収されるので、蒸発燃料通路を介してキャニスタに導かれる蒸発燃料の量が低減される。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、大気通路の一端が、縮径部よりも給油口の側にて絞り管の内側に連通することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、給油時には、給油口を開けることにより、大気通路の一端が大気に開放され、給油口から絞り管及び導入管に吸い込まれる空気の一部が大気通路に導入され、分離器の空気室に導入される。非給油時には、給油口を閉めることにより、大気通路の一端が大気から遮断される。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、大気通路を開閉する開閉手段を更に備え、開閉手段は、給油時に開き、給油時以外に閉じることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、給油時に、開閉手段を開くことにより、大気通路が大気に開放され、大気通路から分離器の空気室に大気が導入される。給油時以外に、開閉手段を閉じることにより、大気通路が大気から遮断される。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、開閉手段は、電磁弁であることと、給油時を検出するための給油時検出手段と、給油時検出手段の検出結果に基づいて電磁弁を制御するための制御手段とを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項3に記載の発明の作用に加え、給油時検出手段により給油時が検出されることにより、制御手段により電磁弁が開かれ、大気通路が大気に開放され、大気通路から分離器の空気室に大気が導入される。給油時検出手段により給油時が検出されないことで、制御手段により電磁弁が閉じられ、大気通路が大気から遮断される。
請求項1に記載の発明によれば、キャニスタを大型化することなく、給油時に燃料タンクで大量に発生するベーパを外部へ漏らすことなく処理することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、大気通路を開閉するために、特別な開閉手段を設ける必要がなく、蒸発燃料処理装置の構成の簡略化に寄与できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、給油時以外のときに、分離器の燃料成分が大気通路から外部へ漏れることを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、大気通路の一端を導入管の給油口に配管する必要がなく、大気通路を必要に応じて自由に配管することができる。
第1実施形態に係り、蒸発燃料処理装置を示す概略構成図。 同実施形態に係り、導入管の給油口の近傍を示す断面図。 同実施形態に係り、分離器を示す断面図。 第2実施形態に係り、蒸発燃料処理装置を示す概略構成図。
<第1実施形態>
以下、本発明における蒸発燃料処理装置を具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、この実施形態の蒸発燃料処理装置1を概略構成図により示す。自動車に搭載された蒸発燃料処理装置1は、燃料タンク11で発生する蒸発燃料(ベーパ)を大気中へ拡散(放出)させることなく捕集して処理するためのものである。この装置は、燃料を貯留する燃料タンク11の他に、燃料タンク11で発生するベーパを吸着するためのキャニスタ12を備える。キャニスタ12には、ベーパを吸着するための活性炭よりなる吸着剤13が内蔵される。
燃料タンク11には、燃料を導入するための導入管21が設けられる。この導入管21は、一端に給油ガン2(図2参照)が挿入される給油口21aを含む。給油口21aには、キャップ22が着脱可能に設けられる。キャップ22を開けて給油ガン2により、導入管21に燃料を注入することにより、燃料タンク11に燃料が供給される。また、導入管21には、燃料タンク11との間に、周知の循環ライン23が設けられる。
キャニスタ12は、燃料タンク11で発生するベーパを内部に導入するためのベーパポート14と、キャニスタ12に捕集されたベーパをパージするためのパージポート15と、キャニスタ12の内部に大気を導入するための大気ポート16とを含む。燃料タンク11とキャニスタ12との間には、蒸発燃料通路(ベーパライン)26が設けられる。ベーパライン26の一端は、キャニスタ12のベーパポート14に接続される。燃料タンク11の中にて、ベーパライン26の入口には、フロート弁より構成される給油規制バルブ17及びカットオフバルブ18等が設けられる。パージポート15から延びるパージライン27は、エンジンの吸気通路31に接続される。より詳しくは、パージライン27の一端は、スロットルバルブ32より下流の吸気通路31に接続される。パージライン27の途中には、パージ制御弁28が設けられる。パージライン27には、キャニスタ12に吸着されたベーパが、吸気通路31へパージさせるために流れる。パージ制御弁28は、パージライン27におけるベーパの流量を調節するために開度が制御されるようになっている。
図2に、導入管21の給油口21aの近傍を断面図により示す。図1,2に示すように、給油口21aの近傍において、導入管21の内側には、絞り管24が設けられる。絞り管24は、給油口21aに挿入された給油ガン2の燃料吹き出し口2aが位置する部分よりも給油口2aの側にて導入管21の内側に設けられる。絞り管24は、導入管21の内側にて、給油口21aの近傍から燃料タンク11の側へ向けて導入管21から離隔するように縮径された縮径部24aを含む。
図1に示すように、ベーパライン26には、燃料タンク11で発生するベーパを燃料成分と空気成分とに分離する分離器41が設けられる。図3に、この分離器41を断面図により示す。分離器41は、容器42と、その容器42を蒸発燃料室(ベーパ室)43と空気室(エア室)とに区画する分離膜45とを含む。この分離膜45は、ベーパから燃料成分を吸収して空気成分と分離するようになっている。この実施形態では、分離膜45として、主として炭化水素(HC)を分離する溶解拡散膜を使用することができる。この他、分離膜45として、シリコーン樹脂を使用することができる。シリコーン樹脂は、空気に対し炭化水素(HC)が24倍通り易い特性を有する。ベーパ室43に対応して、容器42には、ベーパを導入するベーパ導入ポート42a(A)と、ベーパを導出するベーパ導出ポート42b(B)が設けられる。また、エア室44に対応して、容器42には、大気を導入するエア導入ポート42c(C)と、燃料成分を導出する燃料導出ポート42d(D)が設けられる。
図1に示すように、ベーパ室43には、燃料タンク11で発生したベーパが、ベーパライン26及びベーパ導入ポート42aを介して導入される。その導入されたベーパから分離膜45が燃料成分を吸収して空気成分と分離し、分離された空気成分がベーパ導出ポート42b及びベーパライン26を介してキャニスタ12へ導かれるようになっている。分離器41のエア室44に大気を導入するために、エア導入ポート42cには、大気通路(エアライン)46が接続される。また、分離膜45を透過した燃料成分を導入管21へ導いて燃料タンク11へ回収するために、燃料導出ポート42dには、回収通路(回収ライン)47接続される。図1,2に示すように、回収ライン47の先端は、導入管21と絞り管24の縮径部24aとの間に連通する。また、エアライン46の一端は、縮径部24aよりも給油口21aの側にて絞り管24の内側に連通する。
この実施形態では、導入管21のキャップ22が、エアライン46を開閉する開閉手段に相当する。そして、このキャップ22は、給油時に給油口21aから取り外されることで、エアライン46の一端を大気に開放し、給油時以外に給油口21aに嵌められることで、エアライン46の一端を閉じて大気から遮断するようになっている。
以上説明したこの実施形態の蒸発燃料処理装置1によれば、図2に示すように、給油時に給油口21aに挿入された給油ガン2の燃料吹き出し口2aから燃料が導入管21の中に吹き出されることにより、燃料タンク11に燃料が導入される。このとき、燃料タンク11の中で大量に発生するベーパは、ベーパライン26を介してキャニスタ12へ導かれようとする。その際、分離器41では、ベーパ室43に導入されたベーパの一部から分離膜45により燃料成分が吸収されて空気成分と分離される。そして、その分離された空気成分がベーパライン26を介してキャニスタ12へ導かれる。
また、給油ガン2の燃料吹き出し口2aから導入管21に燃料が導入されることにより、導入管21と絞り管24の縮径部24aとの間に負圧が発生する。そして、この部分に連通する回収ライン47の先端に、発生した負圧が作用する。この負圧が回収ライン47を介して分離器41のエア室44に作用することにより、分離膜45を透過した燃料成分が回収ライン47を介して導入管21に導かれ、燃料タンク11へと回収される。
更に、分離器41のエア室44に負圧が作用することで、エアライン46を通じてエア室44に大気が導入される。この導入された大気により、エア室44が掃気され、エア室44の中の燃料成分の圧力が低下する。この結果、分離膜45によるベーパからの燃料成分の分離を促進することができる。このように、給油時に、燃料タンク11で大量に発生するベーパの一部が分離器41にて凝縮され、分離器41から回収ライン47及び導入管21を介して燃料タンク11へ回収されるので、ベーパライン26を介してキャニスタ12に導かれるベーパの量が低減される。このため、給油時に燃料タンク11で発生する大量のベーパを処理するために、キャニスタ12の容量を大きくする必要がなく、キャニスタ12を小型化することができる。この意味で、キャニスタ12を大型化することなく、給油時に燃料タンク11で大量に発生するベーパを外部へ漏らすことなく処理することができる。
この実施形態では、給油時には、キャップ22を外して給油口21aを開けることにより、エアライン46の一端が大気に開放される。そして、給油口21aから絞り管24及び導入管21に吸い込まれる空気の一部がエアライン46に導入され、分離器41のエア室44に導入される。一方、非給油時には、キャップ22により給油口21aを閉めることにより、エアライン46の一端が大気から遮断される。このため、給油時以外のときに、分離器41の燃料成分がエアライン46から外部へ漏れることを防止することができる。また、エアライン46を開閉するために、給油口21aを開閉するキャップ22が利用されるので、特別な開閉手段を別途設ける必要がなく、蒸発燃料処理装置1の構成の簡略化に寄与できる。
<第2実施形態>
次に、本発明における蒸発燃料処理装置を具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図4に、この実施形態の蒸発燃料処理装置1を概略構成図により示す。この実施形態では、エアライン46の開閉手段の構成の点で第1実施形態と構成が異なる。すなわち、この実施形態では、エアライン46を開閉する開閉手段として、電磁弁51が設けられる。電磁弁51は、給油時に開き、給油時以外に閉じるように構成される。この実施形態では、給油時を検出するための給油時検出手段として、リッドスイッチ52が設けられる。このリッドスイッチ52は、自動車のボディにおいて、導入管21のキャップ22を覆うために設けられた蓋板の開きを検出するようになっている。このリッドスイッチ52は、給油時に蓋板が開かれることでオンとなり、それ以外のときはオフとなる。また、この実施形態では、リッドスイッチ52の検出結果に基づいて電磁弁51を制御するための制御手段である電子制御装置(ECU)53が設けられる。すなわち、このECU53は、リッドスイッチ52がオンとなるときは、給油時であるとして、電磁弁51を開き、リッドスイッチ52がオフとなるときは、給油時以外であるとして、電磁弁51を閉じるようになっている。
従って、この実施形態では、リッドスイッチ52がオンとなって給油時が検出されることにより、ECU53により電磁弁51が開かれ、エアライン46が大気に開放され、エアライン46から分離器41のエア室44に大気が導入される。一方、リッドスイッチ52がオフとなって給油時が検出されないことにより、ECU53により電磁弁51が閉じられ、エアライン46が大気から遮断される。このため、第1実施形態とは異なり、エアライン46の一端を導入管21の給油口21aに配置する必要がなく、エアライン46を必要に応じて自由に配管することができる。
なお、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で、構成の一部を適宜に変更して実施することもできる。
例えば、前記第2実施形態では、給油時検出手段としてリッドスイッチ52を設けたが、キャップ22の着脱を検出するセンサを給油時検出手段として設けることもできる。
この発明は、通常のガソリンエンジン自動車やハイブリッド自動車に利用することができる。
1 蒸発燃料処理装置
2 給油ガン
2a 燃料吹き出し口
11 燃料タンク
12 キャニスタ
21 導入管
21a 給油口
22 キャップ(開閉手段)
24 絞り管
24a 縮径部
26 ベーパライン(蒸発燃料通路)
41 分離器
42 容器
43 ベーパ室(蒸発燃料室)
44 エア室(空気室)
45 分離膜
46 エアライン(大気通路)
47 回収ライン(回収通路)
51 電磁弁(開閉手段)
52 リッドスイッチ(給油時検出手段)
53 ECU(制御手段)

Claims (4)

  1. 燃料を貯留する燃料タンクと、
    前記燃料タンクへ燃料を導入するための導入管と、
    前記導入管は、一端に給油ガンが挿入される給油口を含むことと、
    前記燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着するためのキャニスタと、
    前記燃料タンクと前記キャニスタとの間に設けられる蒸発燃料通路と、
    前記給油口に挿入された前記給油ガンの燃料吹き出し口が位置する部分よりも前記給油口の側にて前記導入管の内側に設けられる絞り管と、
    前記絞り管は、前記導入管の内側にて前記給油口の近傍から前記燃料タンクの側へ向けて前記導入管から離隔するように縮径された縮径部を含むことと
    を備えた蒸発燃料処理装置であって、
    前記蒸発燃料通路に設けられ、前記燃料タンクで発生する蒸発燃料を燃料成分と空気成分とに分離する分離器と、
    前記分離器は、容器と、前記容器を蒸発燃料室と空気室とに区画する分離膜とを含み、前記蒸発燃料室には、前記蒸発燃料通路を介して前記燃料タンクで発生した蒸発燃料が導入され、その導入された蒸発燃料から前記分離膜が前記燃料成分を吸収して前記空気成分と分離し、前記分離された空気成分が前記蒸発燃料通路を介して前記キャニスタへ導かれることと、
    前記分離器の前記空気室には、大気を導入するための大気通路と、前記分離膜を透過した燃料成分を前記燃料タンクへ回収するために前記導入管へ導くための回収通路とが接続されることと、
    前記回収通路の先端が、前記導入管と前記絞り管の前記縮径部との間に連通することと
    を備えたことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 前記大気通路の一端が、前記縮径部よりも前記給油口の側にて前記絞り管の内側に連通することを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
  3. 前記大気通路を開閉する開閉手段を更に備え、前記開閉手段は、給油時に開き、給油時以外に閉じることを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
  4. 前記開閉手段は、電磁弁であることと、
    前記給油時を検出するための給油時検出手段と、
    前記給油時検出手段の検出結果に基づいて前記電磁弁を制御するための制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の蒸発燃料処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110843510A (zh) * 2019-12-04 2020-02-28 郑州日产汽车有限公司 新型orvr蒸汽回收油管总成

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