JP2015081528A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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【課題】給油時における燃料タンクの減圧時間を短縮することができる蒸発燃料処理装置を得ること。【解決手段】蒸発燃料処理装置10が、燃料を収容可能な燃料タンク12と、吸着剤によって蒸発燃料を吸着可能なキャニスタ28と、燃料タンク12とキャニスタ28を連通し、途中に封鎖弁36が設けられた主配管30と、燃料タンク12とキャニスタ28を連通し、途中に封鎖弁38が設けられた副配管32と、封鎖弁36の開閉及び封鎖弁38の開閉をそれぞれ制御し、給油時に封鎖弁36及び封鎖弁38をそれぞれ開弁させる制御装置22と、を備えること。【選択図】図2

Description

本発明は、蒸発燃料処理装置に関する。
燃料タンクとして、キャニスタと燃料タンクを繋ぐ配管の途中に封鎖弁を設け、燃料タンクへの給油時や燃料タンクの内圧が所定値を上回った時以外は封鎖弁を閉弁することで、燃料タンクを密閉する密閉タンクがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−317707号公報
ところで、密閉タンクの場合、給油時には、配管の封鎖弁を開き、蒸発燃料を含む気体を燃料タンクからキャニスタへ送り、燃料タンクの内圧を予め設定した圧力まで減圧している。しかし、キャニスタと燃料タンクを繋ぐ配管には、配管径の限度があるため、燃料タンクの減圧には時間がかかる。
本発明は上記事実を考慮し、給油時における燃料タンクの減圧時間を短縮することができる蒸発燃料処理装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る蒸発燃料処理装置は、燃料を収容可能な燃料タンクと、吸着剤によって蒸発燃料を吸着可能なキャニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタを連通し、途中に第1封鎖弁が設けられた第1配管と、前記燃料タンクと前記キャニスタを連通し、途中に第2封鎖弁が設けられた第2配管と、前記第1封鎖弁の開閉及び前記第2封鎖弁の開閉をそれぞれ制御し、給油時に前記第1封鎖弁及び前記第2封鎖弁をそれぞれ開弁させる制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の発明に係る蒸発燃料処理装置では、給油時には、制御手段が第1封鎖弁及び第2封鎖弁をそれぞれ開弁させることから、燃料タンク内の蒸発燃料を含む気体が第1配管及び第2配管を通じてキャニスタへ送られるため、例えば、蒸発燃料を含む気体が1本の配管を通じてキャニスタへ送られるものと比べて、燃料タンクからキャニスタへの蒸発燃料を含む気体の流出量(送出量)が増える。これにより、給油時における燃料タンクの減圧時間を短縮することができる。
請求項2に記載の発明に係る蒸発燃料処理装置は、請求項1に記載の発明に係る蒸発燃料処理装置において、前記制御手段は、前記キャニスタのパージ時には、前記第2封鎖弁を閉弁させ且つ前記燃料タンクの内圧が予め設定した圧力以上になると前記第1封鎖弁を開弁させる。
請求項2に記載の発明に係る蒸発燃料処理装置では、キャニスタのパージ時には、燃料タンクの内圧が予め設定した圧力以上になると制御手段が第1封鎖弁を開弁させることから、例えば、第1封鎖弁を閉弁させるものと比べて、燃料タンク内の圧力上昇を抑えることができる。これにより、給油時における燃料タンクの減圧時間をさらに短縮することができる。
また、キャニスタのパージ時には、第2封鎖弁を閉弁させることから、例えば、第2封鎖弁を開弁するものと比べて、エンジンが蒸発燃料を吸い込む量(吸引量)を制御することができる。
請求項3に記載の発明に係る蒸発燃料処理装置は、請求項2に記載の発明に係る蒸発燃料処理装置において、前記第2配管の流路断面積は、前記第1配管の流路断面積よりも大きい。
請求項3に記載の発明に係る蒸発燃料処理装置では、第2配管の流路断面積を第1配管の流路断面積よりも大きくしていることから、キャニスタのパージ時にエンジンが蒸発燃料を吸い込む量を制御しつつ、給油時に燃料タンクからキャニスタへの蒸発燃料を含む気体の流出量をさらに増やすことができる。
請求項4に記載の発明に係る蒸発燃料処理装置では、燃料を収容可能な燃料タンクと、吸着剤によって蒸発燃料を吸着可能なキャニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタを連通し、途中に封鎖弁が設けられた配管と、前記配管の前記キャニスタと前記封鎖弁との間に設けられ、前記燃料タンク内の気体を前記キャニスタへ送出するポンプと、前記封鎖弁の開閉及び前記ポンプの駆動をそれぞれ制御し、給油時に前記封鎖弁を開弁させると共に前記ポンプを駆動させる制御手段と、を備えている。
請求項4に記載の発明に係る蒸発燃料処理装置は、給油時には、制御手段が封鎖弁を開弁させると共にポンプを駆動させることから、燃料タンク内の蒸発燃料が配管を通じてキャニスタへ強制的に送り出されるため、燃料タンクからキャニスタへの蒸発燃料を含む気体の流出量(送出量)が増える。これにより、給油時における燃料タンクの減圧時間を短縮することができる。
請求項1に記載の本発明に係る蒸発燃料処理装置は、給油時における燃料タンクの減圧時間を短縮することができる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の本発明に係る蒸発燃料処理装置は、給油時における燃料タンクの減圧時間をさらに短縮しつつ、キャニスタのパージ時にエンジンが蒸発燃料を吸い込む量を制御することができる、という優れた効果を有する。
請求項3に記載の本発明に係る蒸発燃料処理装置は、キャニスタのパージ時にエンジンが蒸発燃料を吸い込む量を制御しつつ、給油時に燃料タンクからキャニスタへの蒸発燃料の流出量をさらに増やすことができる、という優れた効果を有する。
請求項4に記載の本発明に係る蒸発燃料処理装置は、給油時における燃料タンクの減圧時間を短縮することができる、という優れた効果を有する。
第1実施形態に係る蒸発燃料処理装置の概略構成図であり、キャニスタのパージ時を示している。 図1の蒸発燃料処理装置の概略構成図であり、燃料タンクへの給油時を示している。 第2実施形態に係る蒸発燃料処理装置の概略構成図であり、キャニスタのパージ時を示している。 図3の蒸発燃料処理装置の概略構成図であり、燃料タンクへの給油時を示している。
以下、本発明に係る蒸発燃料処理装置の第1実施形態について説明する。
図1及び図2には、第1実施形態の蒸発燃料処理装置10が示されている。なお、図1では、蒸発燃料処理装置10のキャニスタ28のパージ時を示し、図2では、蒸発燃料処理装置10の燃料タンク12への給油時を示している。
蒸発燃料処理装置10は、燃料Lを収容可能な燃料タンク12を有している。この燃料タンク12の上部には、インレットパイプ14の下端部分が接続されている。このインレットパイプ14は、上端の開口部分が給油口14Aとされている。この給油口14Aに図示しない給油装置の給油ガンを差し入れることで、燃料タンク12に給油可能となる。また、給油口14Aは、通常はフューエルキャップ16によって閉塞されおり、給油時には、フューエルキャップ16が給油作業者により外される。
車体のパネルには、フューエルキャップ16のさらに外側にフューエルリッド18が設けられている。フューエルリッド18は、一例として車室内等に設けられたリッド開放スイッチ20が操作された情報が制御装置22に送られると、制御装置22が後述する所定の条件下で開放する。フューエルリッド18の開閉状態はリッド開閉センサ24で検知され、その情報が制御装置22に送られる。なお、本実施形態の制御装置22は、本発明の制御手段の一例である。
燃料タンク12には、タンク内圧センサ26が設けられている。タンク内圧センサ26で検知されたタンク内圧の情報は、制御装置22に送られる。
燃料タンク12の外部には、内部に活性炭等の吸着剤が収容されたキャニスタ28が設けられている。燃料タンク12の上部とキャニスタ28は、主配管30と副配管32によってそれぞれ連通されている。これら主配管30と副配管32は、並列に配置され、それぞれ燃料タンク12内の気体(蒸発燃料を含む気体)をキャニスタ28へ送れるように構成されている。燃料タンク12内から送られた気体中の蒸発燃料は、キャニスタ28の吸着剤で吸着され、それ以外の気体(大気成分)が、大気連通管34から大気中に排出される。
主配管30には、途中に封鎖弁36(本実施形態では、一例として電磁弁)が設けられている。この封鎖弁36は、制御装置22によって開閉制御されている。封鎖弁36の開弁状態では、燃料タンク12内の気体が主配管30を通じてキャニスタ28に移動可能とされ、封鎖弁36の閉弁状態では、この気体の移動が不能となる。なお、本実施形態の主配管30は本発明の第1配管の一例であり、本実施形態の封鎖弁36は本発明の第1封鎖弁の一例である。
副配管32には、途中に封鎖弁38(本実施形態では、一例として電磁弁)が設けられている。この封鎖弁38は、制御装置22によって開閉制御されている。封鎖弁38の開弁状態では、燃料タンク12内の気体が副配管32を通じてキャニスタ28に移動可能とされ、封鎖弁38の閉弁状態では、この気体の移動が不能となる。なお、本実施形態の副配管32は本発明の第2配管の一例であり、本実施形態の封鎖弁38は本発明の第2封鎖弁の一例である。また、副配管32の流路断面積は、主配管30の流路断面積よりも大きくされている。
キャニスタ28とエンジン40とは、パージ配管42で接続されている。封鎖弁36及び封鎖弁38を閉弁した状態でエンジン40の負圧をキャニスタ28に作用させることで、大気連通管34から大気を導入すると共に吸着剤に吸着された蒸発燃料を脱離(パージ)させることができる。脱離された蒸発燃料は、エンジン40に送られて燃焼される。
主配管30の下端には、フロート状の弁体44Aを供えた満タン規制バルブ44が設けられている。給油時に燃料Lの液面LSが上昇した場合でも、液面LSが満タン規制バルブ44に達するまでは、弁体44Aは主配管30を閉塞しないため、給油が妨げられることはない。液面LSが満タン規制バルブ44に達して弁体44Aが燃料に浮き、主配管30を閉塞すると、燃料タンク12内の気体がキャニスタ28に移動できなくなる。
主配管30は、燃料タンク12内で下端部近傍が分岐されて分岐配管30Aが構成されている。分岐配管30Aの下端には、カットオフバルブ46が設けられている。カットオフバルブ46は、燃料タンク12内において、満タン規制バルブ44よりも高い位置に設けられている。このカットオフバルブ46は、燃料タンク12のタンク内圧が上昇して所定値を超えると開弁され、燃料タンク12内の気体をキャニスタ28に流入可能とする。たとえば、満タン規制バルブ44が閉弁されていても、カットオフバルブ46が開弁されることで、燃料タンク12内の気体がキャニスタ28に移動可能となる。これにより、燃料タンク12のタンク内圧の過度の上昇が抑制される。
制御装置22は、燃料タンク12へ給油するためにリッド開放スイッチ20が操作されると、封鎖弁36及び封鎖弁38をそれぞれ開弁させる。これにより、燃料タンク12内の気体がタンク内圧によって主配管30及び副配管32を通じてキャニスタ28へ送られる。送られた気体中の蒸発燃料は、キャニスタ28の吸着剤で吸着され、それ以外の気体(大気成分)が、大気連通管34から大気中に排出される。また、燃料タンク12内から気体がキャニスタ28へ送られて、タンク内圧が予め設定した圧力(以下、適宜「第1設定圧力」)よりも減圧されると、タンク内圧センサ26で検知されたタンク内圧情報に基づいて制御装置22がフューエルリッド18を開くように構成されている。これにより、給油が可能となる。
また、制御装置22は、キャニスタ28のパージ時に封鎖弁38を閉弁させ、且つ、燃料タンク12の内圧が予め設定した圧力(以下、適宜「第2設定圧力」)以上になると封鎖弁36を開弁させ、燃料タンク12の内圧が予め設定した圧力(以下、適宜「第3設定圧力」)以下になると封鎖弁36を閉弁させる。なお、本実施形態では、一例として第1設定圧力は、第2設定圧力と第3設定圧力の間の圧力とされているが本発明はこの構成に限定されない。また、制御装置22によって、封鎖弁36及び封鎖弁38がそれぞれ閉弁されると、燃料タンク12内は密閉状態となる。なお、本実施形態では、制御装置22は、給油時のみに封鎖弁38を開弁させるように構成されているが、本発明はこの構成に限定されない。
次に、本実施形態の蒸発燃料処理装置10の作用について説明する。
蒸発燃料処理装置10では、給油時(図2参照)には、制御装置22が封鎖弁36及び封鎖弁38をそれぞれ開弁させることから、燃料タンク12内の気体(蒸発燃料を含む気体)が主配管30及び副配管32を通じてキャニスタ28へ送られるため、例えば、上記気体が1本の配管を通じてキャニスタへ送られるものと比べて、燃料タンク12からキャニスタ28への気体の流出量(送出量)が増える。これにより、給油時において燃料タンク12を第1設定圧力まで減圧する時間を短縮することができる。また、給油時には、燃料Lの液面LSの上昇とともに燃料タンク12の内圧が高まるが、主配管30及び副配管32を通じて燃料タンク12内の気体がキャニスタ28へ送られるため、給油がスムーズに行われる。結果、給油待ち時間を短縮することができる。なお、図2では、蒸発燃料を含む気体の流れを矢印B(実線)で示し、キャニスタ28を通って蒸発燃料が除かれて大気連通管34を流れる気体の流れを矢印A(実線)で示している。
また、蒸発燃料処理装置10では、キャニスタ28のパージ時(図1参照)には、燃料タンク12の内圧が第2設定圧力以上になると制御装置22が封鎖弁36を開弁させることから、例えば、封鎖弁36を閉弁するものと比べて、燃料タンク12内の圧力上昇を抑えることができる。これにより、給油時における燃料タンク12の減圧時間をさらに短縮することができる。また、キャニスタ28のパージ時に燃料タンク12の内圧が第3設定圧力以下になると制御装置22が封鎖弁36を閉弁させることから、燃料タンク12の内圧低下を抑えられる。
一方、キャニスタのパージ時には、制御装置22が封鎖弁38を閉弁させることから、例えば、封鎖弁38を開弁するものと比べて、エンジン40が蒸発燃料を吸い込む量(吸引量)を制御することができる。なお、図1では、蒸発燃料を含む気体の流れを矢印B(二点鎖線)で示し、キャニスタ28から脱離(パージ)されてエンジン40へ送られる蒸発燃料を含む気体の流れを矢印C(実線)で示し、大気連通管34から導入される大気の流れを矢印A(実線)で示している。
そして、蒸発燃料処理装置10では、副配管32の流路断面積を主配管30の流路断面積よりも大きくしていることから、キャニスタ28のパージ時にエンジン40が蒸発燃料を吸い込む量を制御しつつ、給油時に燃料タンク12からキャニスタ28への気体の流出量をさらに増やすことができる。
次に、本発明に係る蒸発燃料処理装置の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成及び作用効果については同一符号を付し、その説明を省略する。
図3及び図4には、第2実施形態の蒸発燃料処理装置50が示されている。なお、図3では、蒸発燃料処理装置50のキャニスタ28のパージ時を示し、図4では、蒸発燃料処理装置50の燃料タンク12への給油時を示している。
本実施形態の蒸発燃料処理装置50は、第1実施形態の副配管32及び封鎖弁38を備えず、代わりに主配管30の途中にポンプ52を備えている。なお、蒸発燃料処理装置50のその他の構成は、第1実施形態と同一である。
ポンプ52は、主配管30のキャニスタ28と封鎖弁36との間に配置されている。また、ポンプ52は、制御装置22によって駆動制御されており、駆動時には負圧を発生させて燃料タンク12内の気体を吸引して強制的にキャニスタ28へ送出している。
次に、本実施形態の蒸発燃料処理装置50の作用について説明する。なお、第1実施形態と同様に得られる作用効果については省略する。
蒸発燃料処理装置50では、給油時には、制御装置22が封鎖弁36を開弁させると共にポンプ52を駆動させることから、燃料タンク12内の蒸発燃料を含む気体が主配管30(本発明の配管の一例)を通じてキャニスタ28へ強制的に送出されるため、燃料タンク12からキャニスタ28への気体の流出量(送出量)が増える。これにより、給油時において燃料タンク12を第1設定圧力まで減圧する時間を短縮することができる。また、給油時には、燃料Lの液面LSの上昇とともに燃料タンク12の内圧が高まるが、主配管30を通じて燃料タンク12内の気体が強制的にキャニスタ28へ送出されるため、給油がスムーズに行われる。
また、蒸発燃料処理装置50では、ポンプ52の出力(負圧生成力)を調整することで、燃料タンク12内の気体をキャニスタ28へ強制的に送出するときの送出量とポンプ52の駆動による電力消費とをバランスよくコントロールできる。なお、図3では、蒸発燃料を含む気体の流れを矢印B(二点鎖線)で示し、キャニスタ28から脱離(パージ)されてエンジン40へ送られる蒸発燃料を含む気体の流れを矢印C(実線)で示し、大気連通管34から導入される大気の流れを矢印A(実線)で示している。また、図4では、蒸発燃料を含む気体の流れを矢印B(実線)で示し、キャニスタ28を通って蒸発燃料が除かれて大気連通管34を流れる気体の流れを矢印A(実線)で示している。
なお、第2実施形態の主配管30にポンプ52を設ける構成については、第1実施形態に適用してもよい。また、第1実施形態の副配管32にポンプ52を設けてもよく、主配管30及び副配管32にそれぞれポンプ52を設けてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10、50 蒸発燃料処理装置
12 燃料タンク
22 制御装置(制御手段)
28 キャニスタ
30 主配管(第1配管、配管)
32 副配管(第2配管)
36 封鎖弁(第1封鎖弁、封鎖弁)
38 封鎖弁(第2封鎖弁)
52 ポンプ

Claims (4)

  1. 燃料を収容可能な燃料タンクと、
    吸着剤によって蒸発燃料を吸着可能なキャニスタと、
    前記燃料タンクと前記キャニスタを連通し、途中に第1封鎖弁が設けられた第1配管と、
    前記燃料タンクと前記キャニスタを連通し、途中に第2封鎖弁が設けられた第2配管と、
    前記第1封鎖弁の開閉及び前記第2封鎖弁の開閉をそれぞれ制御し、給油時に前記第1封鎖弁及び前記第2封鎖弁をそれぞれ開弁させる制御手段と、
    を備えた蒸発燃料処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記キャニスタのパージ時には、前記第2封鎖弁を閉弁させ且つ前記燃料タンクの内圧が予め設定した圧力以上になると前記第1封鎖弁を開弁させる、請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
  3. 前記第2配管の流路断面積は、前記第1配管の流路断面積よりも大きい、請求項2に記載の蒸発燃料処理装置。
  4. 燃料を収容可能な燃料タンクと、
    吸着剤によって蒸発燃料を吸着可能なキャニスタと、
    前記燃料タンクと前記キャニスタを連通し、途中に封鎖弁が設けられた配管と、
    前記配管の前記キャニスタと前記封鎖弁との間に設けられ、前記燃料タンク内の気体を前記キャニスタへ送出するポンプと、
    前記封鎖弁の開閉及び前記ポンプの駆動をそれぞれ制御し、給油時に前記封鎖弁を開弁させると共に前記ポンプを駆動させる制御手段と、
    を備えた蒸発燃料処理装置。
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