JP2012085262A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012085262A JP2012085262A JP2011132508A JP2011132508A JP2012085262A JP 2012085262 A JP2012085262 A JP 2012085262A JP 2011132508 A JP2011132508 A JP 2011132508A JP 2011132508 A JP2011132508 A JP 2011132508A JP 2012085262 A JP2012085262 A JP 2012085262A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slot
- antenna device
- stub
- antenna
- open end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 72
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 37
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 15
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 3
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
Abstract
【解決手段】
アンテナ装置10は、少なくとも1つの誘電体基板2と、誘電体基板2に設けられた導体板3と、導体板3に形成された少なくとも1つのスロット4と、誘電体基板2の前記スロットが形成される面と異なる面に、スロット4を跨ぐようにして形成された少なくとも1つのスタブ5と、一端が導体板3のスロット4近傍に接続され、他端がスタブ5に接続された少なくとも1つのビア6と、を備える。
【選択図】図2
Description
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の導体板のスロット開放端に配置されたスタブを示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の概略的な構成を示す断面図である。
このように、スタブ長Lを変化させて、スロット4の開放端4aに装荷するキャパシタンスを制御することで、スロット4の寸法を変えることなくアンテナ装置10の共振周波数を高精度に調整することが可能となる。即ち、より小さいスロット4の寸法で所望のアンテナ装置10の共振周波数を得ることが可能となる。なお、本実施の形態1において、単一の誘電体基板2により構成されているが、これに限らず、複数の誘電体基板2を積層した多層基板構成であってもよい。
また、スタブ5の導体パターンは、図1に示すように直線形状であることが好ましいが、上述のスタブ長を満たせば他の形状であってもよい。例えば、他の実装部品や基板端部を避けるように曲がっていても、本発明の本質的な効果に何ら影響を与えない。
図4は、本発明の実施の形態2に係るアンテナ装置の導体板のスロット開放端に配置されたスタブを示す斜視図である。図5は、本発明の実施の形態2に係るアンテナ装置の概略的な構成を示す断面図である。
図6は、本発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の導体板のスロットに夫々配置された複数のスタブを示す斜視図であり、上方から見た図である。図7は、本発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の導体板のスロットに夫々配置された複数のスタブを示す斜視図であり、下方から見た図である。
図9は、本発明の実施の形態4に係るアンテナ装置の概略的な構成を示す斜視図である。本実施の形態4に係るアンテナ装置40は、誘電体基板41にスロット4に沿って複数の開口孔41aが形成されている点を特徴とする。
図10は、本発明の実施の形態5に係るアンテナ装置の概略的な構成を示す斜視図である。本実施の形態5に係るアンテナ装置50において、略L字状に形成されたスロット51の角部51aが、斜めに屈曲している、ことを特徴とする。
実施の形態6.
図11は、本発明の実施の形態6に係るアンテナ装置60の概略的な構成を示す平面図である。本実施形態6に係るアンテナ装置60は、スロット61の形状が直線状である点を特徴とする。本実施の形態6に係るアンテナ装置60において、他の構成は上記実施の形態1に係るアンテナ装置10と略同一であるため、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
スロット61の形状を直線状に形成することで、スロット61の周囲を流れる電流の経路が乱れ難くなり、インピーダンス不連続が生じ難くなる。したがって、電流反射が抑制され、アンテナ装置60の放射特性を改善できる。
なお、スロット61の形状は、必ずしも完全な直線状でなくてもよく、例えば、電流経路を乱さない範囲で全体または一部分が曲線状になっていても、当然本発明の本質的な効果に何ら影響を与えない。
また、本実施形態6においても、上記実施の形態3と同様にスタブ5を複数配置してもよい。例えば、図12に示す如く、スロット61に2つのスタブ5a及び5bが設けられていてもよい。この構成においても、上記実施の形態3と同様に、複数の共振周波数を独立に調整できるため、本実施の形態6に係るアンテナ装置60を、複数の通信周波数で動作するマルチバンドアンテナとして利用することができる。
さらに、図12において、スロット61に2つのスタブ5a及び5bを設ける構成を示したが、これに限らず、例えば、上記実施の形態3と同様に、3つ以上のスタブ5を設ける構成であってもよい。
さらにまた、図11及び図12においては、上記実施の形態1を基本の構成として、先端開放スタブを用いた構成を一例に説明したが、これに限らず、例えば、上記実施の形態2を基本の構成として先端短絡スタブを用いた構成であってもよい。
実施の形態7.
図13は、本発明の実施の形態7に係るアンテナ装置70の概略的な構成を示す平面図である。本実施の形態7に係るアンテナ装置70は、スロット71の開放端から一定距離離れた位置にスタブ72が設けられている点を特徴とする。本実施の形態7に係るアンテナ装置70において、他の構成は上記実施の形態1に係るアンテナ装置10と略同一であるため、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
スタブ72は、スロット71の電界強度が強い位置、すなわち、共振の腹位置に近いほど、大きなキャパシタンスとして機能するため、共振周波数を大きく低下させることができる。
ここで、共振の腹位置は共振モードによって異なるが、一般に、スロットの開放端は全共振モードに対して腹位置となる。このため、スロット4の開放端4aにスタブ5が設けられている上記実施の形態1乃至6においては、この全共振モードを低周波数化することができる。
一方、本実施の形態7に係るアンテナ装置70は、スタブ72が開放端から一定距離離れた位置に存在する。このため、スタブ72の位置と共振の腹の位置とが近くなる特定の共振モードのみを、低周波数化することができる。
例えば、スタブ72をスロット71の開放端からスロット長の約2/3離れた位置に設けた場合、第1共振(1/4波長共振)に対しては電界の節に近いため共振周波数に大きな影響を与えないが、第2共振(3/4波長共振)に対しては電界の腹に近いため共振周波数を低下させるように作用する。すなわち、第1共振周波数はほぼ変化させず、主に第2共振周波数のみを低周波数化させることが可能となる。一般に、低周波数化された共振モードは帯域が狭くなるため、第2共振のみを選択的に低周波数化することで、第1共振の狭帯域化を避けることができる。
本実施の形態7に係るアンテナ装置70は、第1共振が比較的広帯域なマルチバンドアンテナとして実現することが可能となる。また、アンテナ装置70は、通常のプリント基板製造プロセスで実現可能であるため、スタブ長のばらつきを非常に小さく抑えることができる。すなわち、スタブ72で生成されるキャパシタンスのばらつきを抑え、アンテナ装置70の共振周波数を高精度に制御できる。
次に、本実施の形態7に係るアンテナ装置70の変形例について、説明する。
上記実施の形態7において、スタブ72はスロット71の開放端からスロット長の略2/3離れた位置に設けられているが、これに限らず、スタブ72をスロット71の開放端から任意の位置に設けることができる。
例えば、スタブ72をスロット71の開放端からスロット長の略2/5もしくは略4/5離れた位置に設けてもよい。この場合は、スタブ72の位置は第3共振(5/4波長共振)の腹に近いため、第3共振周波数を低周波数化させることが可能となる。なお、スタブ72の位置は厳密にこれらの位置に配置する必要はなく、ずれていた場合でも上記の共振周波数を低周波数化することができる。
また、上記実施の形態7において、直線状のスロット71が設けられているが、これに限らず、例えば、図14に示す如く、L字状のスロット71を設けてよく、この場合でも、上記同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施の形態7において、上記実施の形態3と同様に、スタブ72をスロット71に複数配置してもよい。例えば、図15に示す如く、2つのスタブ72a及び72bをスロット71に配置してもよい。この場合でも、上記実施の形態3と同様に、複数の共振周波数を調整できるため、本実施の形態7に係るアンテナ装置70を、複数の通信周波数で動作するマルチバンドアンテナとして利用することができる。なお、図15に示す如く、2つのスタブ72a及び72bがスロット71に設けられているが、上記実施の形態3と同様に、3つ以上のスタブ72をスロット71に設けてよい。
上記実施の形態7において、先端開放スタブ72が適用されているが、これに限らず、上記実施の形態2と同様に、先端短絡スタブ72を適用してもよい。
実施の形態8.
図16は、本発明の実施の形態8に係るアンテナ装置80の概略的な構成を示す平面図である。また、図17は、本実施の形態8に係るアンテナ装置80を裏側から見た平面図である。
本実施の形態に係るアンテナ装置80は、スロット81の両端が短絡端となっている点を特徴とする。本実施の形態の8に係るアンテナ装置80において、他の構成は上記実施の形態1に係るアンテナ装置10と略同一であるため、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
スロット81の両端が短絡端となっているため、スロット81の両端が電界の節となる1/2波長共振が生じる。アンテナ装置80は、上記実施の形態と同様に、スタブ82を備えており、スロット81に生じる共振周波数を低周波数化することができる。
図17に示す如く、同軸ケーブル7の外部導体(第1導体)および内部導体(第2導体)は、各々、スロット81を跨ぐようにスロット81の両側の導体板3に接続されている。これにより、本実施の形態8に係るアンテナ装置80は、上記実施の形態1に係るアンテナ装置10と全く同様に、スロット81に給電を行うことが可能となっている。
また、本実施の形態8に係るアンテナ装置80は、1/2波長共振を用いるため、1/4波長共振を用いる上記実施の形態1乃至7に係るアンテナ装置10乃至70と比較して、倍のサイズが必要となる、一方で、放射に寄与する面積が増加するため、放射効率を向上させることができる。
さらに、図16及び図17に示す如く、スロット81の中央にスタブ82が設けられている。これにより、第1共振(1/2波長共振)に対しては電界の腹に近いため共振周波数を低下させるように作用するが、一方、第2共振(1波長共振)に対しては電界の節に対応するため共振周波数に影響を与えない。すなわち、第2共振周波数は、ほぼ変化させず、主に、第1共振周波数を低周波数化させることが可能となる。一般に、低周波数化された共振モードは帯域が狭くなるため、第1共振のみを選択的に低周波数化することで、第2共振の狭帯域化を避けることができる。これにより、第2共振が比較的広帯域なマルチバンドのアンテナ装置80を実現することが可能となる。
また、本実施の形態のアンテナ装置80は、通常のプリント基板製造プロセスで実現可能であるため、スタブ長のばらつきを非常に小さく抑えることができる。すなわち、スタブ82で生成されるキャパシタンスのばらつきを抑え、アンテナ装置80の共振周波数を高精度に制御できる。
また、本実施の形態8において、図18に示すように、スタブ82がスロット81の中央でない位置に設けられた構成も適用可能である。この場合、スタブ82の位置と共振の腹の位置とが近くなる特定の共振モードのみを、低周波数化することができる。
例えば、スタブ82をスロット81の短絡端からスロット長の約1/4離れた位置に設けた場合、第1共振(1波長共振)に対しては電界の節に近いため共振周波数に大きな影響を与えないが、第2共振(1/2波長共振)に対しては電界の腹に近いため共振周波数を低下させるように作用する。すなわち、第1共振周波数はほぼ変化させず、主に第2共振周波数を低周波数化させることが可能となる。
なお、上記実施の形態8において、例えば、スタブ82はスロット81の短絡端からスロット長の略1/4離れた位置に設けられているが、これに限らず、例えば、スタブ82はスロット81の短絡端からスロット長の略1/6離れた位置に設けられていてもよい。この場合、スタブ82の位置は、第3共振(3/2波長共振)の腹に近いため、第3共振周波数を低周波数化させることが可能となる。なお、スタブ82の位置は厳密にこれらの位置に配置する必要はなく、ずれていた場合でも上記の共振周波数を低周波数化することができる。
また、図16乃至図18に示す如く、直線状のスロット81が設けられているが、これに限らず、例えば、L字状のスロット81が設けられていてもよく、この場合でも、上記同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施の形態8においても、上記実施の形態3と同様にスタブ82を複数配置してもよい。この場合でも、上記実施の形態3と同様に、複数の共振周波数を調整できるため、本実施形態のアンテナ装置80を、複数の通信周波数で動作するマルチバンドアンテナとして利用することができる。さらにまた、本実施の形態8において、先端開放スタブ82が適用されているが、これに限らず、上記実施の形態2と同様の先端短絡スタブ82が適用されてもよい。
実施の形態9.
図19は、本発明の実施の形態9に係るアンテナ装置90の概略的な構成を示す平面図である。また、図20は、本実施の形態9に係るアンテナ装置90を裏側から見た平面図である。
本実施の形態9に係るアンテナ装置90は、上記実施の形態7に係るアンテナ装置70の構成を基本として、更に、2つのスロット91a及び91bを備え、各々の開放端95a及び95bが相互に対向するように配置されている点を特徴とする。本実施の形態9に係るアンテナ装置90において、他の構成は上記実施の形態7に係るアンテナ装置70と略同一であるため、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態9に係るアンテナ装置90は、同軸ケーブル7の外部導体(第1導体)および内部導体(第2導体)が、各々、スロット91aを跨ぐようにスロット91aの両側の導体板3に接続されており、スロット91aに給電を行うことが可能となっている。また、スロット91aを跨ぐようにスタブ92が設けられているため、スロット91aに生じる共振周波数を低周波数化することができる。
一方、スロット(第1のスロット)91aに対向して配置されるスロット(第2のスロット)91bには、直接給電するための構造は設けられていない。しかしながら、開放端95aと開放端95bが電気的に結合することにより、スロット91aからスロット91bに対して間接的に給電される。このため、スロット91bは無給電素子として放射に寄与する。
この時、スロット91aとスロット91bとの共振周波数を近付けることで、2つのスロット91a及び91bが結合共振器として動作し、共振周波数がスプリットするため、動作帯域を広帯域化することができる。なお、スプリットした2つの共振周波数は、2つのスロット91a及び91b間の結合が強くなるに従って互いに離れていく。スロット91a及び91b間の結合の強さは、開放端95a及び95bの距離で制御することができる。
また、本実施の形態9に係るアンテナ装置90は、通常のプリント基板製造プロセスで実現可能であるため、スタブ長のばらつきを非常に小さく抑えることができる。すなわち、スタブ92で生成されるキャパシタンスのばらつきを抑え、アンテナ装置90の共振周波数を高精度に制御できる。
また、本実施の形態9において、図21に示す如く、無給電素子であるスロット91bにもスタブ92bを設けることで、スロット91bの共振周波数を低周波数化させてもよい。さらに、直線状のスロット91a及び91bが適用されているが、これに限らず、例えば、一方または両方のスロットがL字状或いは他の形状に形成されていてもよく、その場合でも、上記同様の効果を得ることができる。さらにまた、先端開放スタブ92を適用しているが、これに限らず、上記実施の形態2と同様に、先端短絡スタブ92を適用してもよい。
実施の形態10.
図22は、本発明の実施の形態10に係るアンテナ装置100の概略的な構成を示す平面図である。また、図23は、本実施の形態10に係るアンテナ装置100を裏側から見た平面図である。
本実施の形態10に係るアンテナ装置100は、上記実施の形態7に係るアンテナ装置70を基本の構成として、更に、スロット71、スタブ72、ビア73、および同軸ケーブル7を、それぞれ複数備える点を特徴とする。
例えば、本実施の形態10に係るアンテナ装置100は、導体板3に形成された第1のスロット71a、第1のスタブ72a、第1のビア73a、および第1の同軸ケーブル7aを有する第1のスロットアンテナと、導体板3に形成された第2のスロット71b、第2のスタブ72b、第2のビア73b、および第2の同軸ケーブル7bを有する第2のスロットアンテナと、を備えている。本実施の形態10に係るアンテナ装置100において、他の構成は上記実施の形態7に係るアンテナ装置70と略同一であるため、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態10に係るアンテナ装置100は、例えば、MIMO(Multi-Input-Multi-Output)のような複数アンテナを必要とする通信に用いることができる。ここで、MIMOにおいて高いスループットを得るには、アンテナ間の相関係数が低いことが望ましい。そこで、図24に示すように、第1のスロットアンテナの第1のスロット71aと第2のスロットアンテナの第2のスロット71bとを直交させることで、上記第1及び第2のスロットアンテナ間の相関係数を低減させるように構成してもよい。なお、上記実施の形態10に係るアンテナ装置10は、上記実施の形態7に係るアンテナ装置70を基本の構成としているが、これに限らず上記他の実施の形態を基本の構成としてもよい。
実施の形態11.
図25は、本発明の実施の形態11に係るアンテナ装置110を裏側から見た斜視図である。本実施の形態11に係るアンテナ装置110は、上記実施の形態7に係るアンテナ装置70を基本の構成として、更に、スロット71への給電をマイクロストリップライン116及び給電ビア115によって行う点を特徴とする。本実施の形態11に係るアンテナ装置110において、他の構成は上記実施の形態7に係るアンテナ装置70と略同一であるため、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
導体板3と異なる面に設けられたマイクロストリップライン116が、スロット71を跨ぐように配置されており、マイクロストリップライン116のスロット71を跨いだ一方の端部が、給電ビア115によって導体板3のスロット71近傍に接続されている。また、マイクロストリップライン116の他方の端部は図示せぬ無線回路8に接続されている。このように構成することで、同軸ケーブル7を用いずにマイクロストリップライン116によってスロット71に給電することが可能となる。
本実施の形態11に係るアンテナ装置110において、給電ビア115を通常のプリント基板プロセスで形成できるため、同軸ケーブルを用いる場合に比べて高精度に給電位置を制御することができる。なお、上記実施の形態11に係るアンテナ装置110は、上記実施の形態7に係るアンテナ装置70を基本の構成としているが、他の実施の形態を基本の構成としてもよい。
実施の形態12.
図26は、本発明の実施の形態12に係るアンテナ装置120の概略的な構成を示す平面図である。また、図27は、本実施の形態12に係るアンテナ装置120を裏側から見た平面図である。本実施の形態12に係るアンテナ装置120は、上記実施の形態9に係るアンテナ装置90を基本構成として、2つのスロット121a、121bの周囲に導体板3の導体部分が残る程度に誘電体基板2および導体板3を小さくして、アンテナ部品として用いることができるように構成された点を特徴とする。
例えば、図28に示すように、アンテナ装置120a、120bをノートPC(Personal Computer)210に備えられたLCD211の上部に固定して用いる構成を考えることができる。図28においては、MIMOを想定して2つのアンテナを、アンテナ間の相関係数が小さくなるように一定の距離を隔てて配置した場合を示している。アンテナ装置120a、120bは、それぞれに備えられた同軸ケーブル7によって、ノートPC210の無線回路8に接続され通信を行うことができる。
アンテナ装置120a、120b及びLCD211の固定には、導体板3とLCD211の金属部分とが電気的に接続されるように、導電性テープやねじ等を用いるのが好ましい。導体板3とLCD211の金属部分とが電気的に接続されることで、LCD211の金属部分にも電流が流れて放射に寄与するため、放射効率を向上させることができる。ただし、非導電性テープやその他の固定方法を用いた場合でも、本発明の本質的な効果に何ら影響を与えない。また、ノートPC210の筐体など、LCD211以外の部分に固定する構成であってもよい。
なお、本実施の形態12において、例えば、アンテナを1つだけ配置する構成や3つ以上配置する構成であってもよい。
また、ここで、ノートPC210を一例にして、本実施の形態12に係るアンテナ装置120の実装形態を示したが、無線回路を搭載した他の電子機器にも同様に実装することもできる。さらに、上記実施の形態12に係るアンテナ装置120は、上記実施の形態9に係るアンテナ装置90を基本の構成としているが、これに限らず上記他の実施の形態を基本の構成としてもよい。
少なくとも1つの誘電体基板と、該誘電体基板に設けられた導体板と、該導体板に形成された少なくとも1つのスロットと、前記誘電体基板の前記スロットが形成される面と異なる面に、前記スロットを跨ぐようにして形成された少なくとも1つのスタブと、一端が前記導体板のスロット近傍に接続され、他端が前記スタブに接続された少なくとも1つのビアと、を備える、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記2)
(付記1)のアンテナ装置であって、前記スタブは、先端開放型であり、前記スタブの長さは、使用周波数に対応する波長の1/4より短い、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記3)
(付記1)のアンテナ装置であって、前記スタブは、その先端が前記導体板に短絡した先端短絡型であり、前記スタブの長さは、使用周波数に対応する波長の1/4より長く、かつ1/2より短い、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記4)
(付記1)乃至(付記3)のうちいずれかのアンテナ装置であって、前記スタブは、前記スロットを跨ぐようにして複数配置されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記5)
(付記1)乃至(付記4)のうちいずれかのアンテナ装置であって、前記スロットの一端が前記導体板の端辺で開放端を成し、他端が短絡端を成す、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記6)
(付記1)乃至(付記5)のうちいずれかのアンテナ装置であって、前記スタブは、前記スロットの開放端近傍に配置されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記7)
(付記1)乃至(付記6)のうちいずれかのアンテナ装置であって、前記スタブは、少なくとも、前記スロットの開放端から前記スロット長の略2/3、2/5、及び4/5の位置のうちいずれかに配置されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記8)
(付記1)乃至(付記7)のうちいずれかのアンテナ装置であって、前記導体板には、一端が開放端を成し他端が短絡端を成し、給電が行われる第1の前記スロットと、一端が開放端を成し他端が短絡端を成し、給電が行われない第2の前記スロットと、が形成され、前記第1のスロットの開放端と前記第2のスロットの開放端とが対向している、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記9)
(付記8)のアンテナ装置であって、前記スタブは、前記誘電体基板の他方の面に設けられ、前記第2のスロットを跨ぐように設けられている、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記10)
(付記1)乃至(付記4)のうちいずれかのアンテナ装置であって、前記スロットの両端が短絡端を成している、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記11)
(付記10)のアンテナ装置であって、前記スタブは、前記スロットの中央に配置されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記12)
(付記10)のアンテナ装置であって、前記スタブは、前記スロットの短絡端から前記スロット長の略1/4の位置に配置されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記13)
(付記1)乃至(付記12)のうちいずれかのアンテナ装置であって、前記スロットは、略L字状に形成されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記14)
(付記13)のアンテナ装置であって、前記略L字状に形成されたスロットの角部が、斜めに屈曲している、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記15)
(付記1)乃至(付記12)のうちいずれかのアンテナ装置であって、前記スロットは、略直線状に形成されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記16)
(付記1)乃至(付記15)のうちいずれかのアンテナ装置であって、前記導体板に形成された第1の前記スロットと、前記第1のスロットを跨ぐようにして形成された第1の前記スタブと、前記第1のスタブに接続された第1の前記ビアと、を有する第1のスロットアンテナと、前記導体板に形成された第2の前記スロットと、前記第2のスロットを跨ぐようにして形成された第2の前記スタブと、前記第2のスタブに接続された第2の前記ビアと、を有する第2のスロットアンテナと、を備える、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記17)
(付記16)のアンテナ装置であって、前記第1のスロットアンテナと前記第2のスロットアンテナとは、直交している、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記18)
(付記1)乃至(付記17)のうちいずれかのアンテナ装置であって、前記誘電体基板には、前記L字状のスロットに沿って、複数の開口孔が形成されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
(付記19)
(付記1)乃至(付記18)のうちいずれかのアンテナ装置であって、第1導体及び第2導体が前記スロットを跨ぐようにして該スロットの両側の前記導体板に夫々接続された給電ケーブルと、前記給電ケーブルを介して前記スロットに対して給電を行う無線回路と、を更に備えることを特徴とするアンテナ装置。
(付記20)
(付記1)乃至(付記18)のうちいずれかのアンテナ装置であって、前記誘電体基板の他方の面に設けられ、前記スロットを跨ぐように配置されたマイクロストリップラインと、一端が前記導体板のスロット近傍に接続され、他端が前記スタブに接続された給電ビアと、前記マイクロストリップライン及び給電ビアを介して、前記スロットに対して給電を行う無線回路と、を更に備えることを特徴とするアンテナ装置。
3 導体板
4 スロット
4a 開放端
5 スタブ
6 ビア
10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110 アンテナ装置
Claims (20)
- 少なくとも1つの誘電体基板と、
該誘電体基板に設けられた導体板と、
該導体板に形成された少なくとも1つのスロットと、
前記誘電体基板の前記スロットが形成される面と異なる面に、前記スロットを跨ぐようにして形成された少なくとも1つのスタブと、
一端が前記導体板のスロット近傍に接続され、他端が前記スタブに接続された少なくとも1つのビアと、
を備える、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1記載のアンテナ装置であって、
前記スタブは、先端開放型であり、
前記スタブの長さは、使用周波数に対応する波長の1/4より短い、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1記載のアンテナ装置であって、
前記スタブは、その先端が前記導体板に短絡した先端短絡型であり、
前記スタブの長さは、使用周波数に対応する波長の1/4より長く、かつ1/2より短い、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、
前記スタブは、前記スロットを跨ぐようにして複数配置されている、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1乃至4のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、
前記スロットの一端が前記導体板の端辺で開放端を成し、他端が短絡端を成す、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1乃至5のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、
前記スタブは、前記スロットの開放端近傍に配置されている、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1乃至6のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、
前記スタブは、少なくとも、前記スロットの開放端から前記スロット長の略2/3、2/5、及び4/5の位置のうちいずれかに配置されている、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1乃至7のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、
前記導体板には、一端が開放端を成し他端が短絡端を成し、給電が行われる第1の前記スロットと、一端が開放端を成し他端が短絡端を成し、給電が行われない第2の前記スロットと、が形成され、
前記第1のスロットの開放端と前記第2のスロットの開放端とが対向している、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項8記載のアンテナ装置であって、
前記スタブは、前記誘電体基板の他方の面に設けられ、前記第2のスロットを跨ぐように設けられている、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1乃至4のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、
前記スロットの両端が短絡端を成している、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項10記載のアンテナ装置であって、前記スタブは、前記スロットの中央に配置されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項10記載のアンテナ装置であって、前記スタブは、前記スロットの短絡端から前記スロット長の略1/4の位置に配置されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至12のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、前記スロットは、略L字状に形成されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項13記載のアンテナ装置であって、前記略L字状に形成されたスロットの角部が、斜めに屈曲している、ことを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至12のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、前記スロットは、略直線状に形成されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至15のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、前記導体板に形成された第1の前記スロットと、前記第1のスロットを跨ぐようにして形成された第1の前記スタブと、前記第1のスタブに接続された第1の前記ビアと、を有する第1のスロットアンテナと、前記導体板に形成された第2の前記スロットと、前記第2のスロットを跨ぐようにして形成された第2の前記スタブと、前記第2のスタブに接続された第2の前記ビアと、を有する第2のスロットアンテナと、を備える、ことを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項16記載のアンテナ装置であって、前記第1のスロットアンテナと前記第2のスロットアンテナとは、直交している、ことを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至17のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、前記誘電体基板には、前記L字状のスロットに沿って、複数の開口孔が形成されている、ことを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至18のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、第1導体及び第2導体が前記スロットを跨ぐようにして該スロットの両側の前記導体板に夫々接続された給電ケーブルと、前記給電ケーブルを介して前記スロットに対して給電を行う無線回路と、を更に備えることを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至18のうちいずれか1項記載のアンテナ装置であって、前記誘電体基板の他方の面に設けられ、前記スロットを跨ぐように配置されたマイクロストリップラインと、一端が前記導体板のスロット近傍に接続され、他端が前記スタブに接続された給電ビアと、前記マイクロストリップライン及び給電ビアを介して、前記スロットに対して給電を行う無線回路と、を更に備えることを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011132508A JP5699820B2 (ja) | 2010-09-16 | 2011-06-14 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010208079 | 2010-09-16 | ||
JP2010208079 | 2010-09-16 | ||
JP2011132508A JP5699820B2 (ja) | 2010-09-16 | 2011-06-14 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012085262A true JP2012085262A (ja) | 2012-04-26 |
JP5699820B2 JP5699820B2 (ja) | 2015-04-15 |
Family
ID=46243599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011132508A Active JP5699820B2 (ja) | 2010-09-16 | 2011-06-14 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5699820B2 (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013118484A1 (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-15 | 日本電気株式会社 | スロットアンテナ |
WO2013145623A1 (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-03 | 日本電気株式会社 | アンテナ装置およびそれを搭載した携帯無線機器 |
WO2014073703A1 (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-15 | 日本電気株式会社 | アンテナ及び無線通信装置 |
JP2014165685A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Central Glass Co Ltd | 円偏波送受信用平面アンテナ |
CN105340129A (zh) * | 2013-11-28 | 2016-02-17 | 华为终端有限公司 | 具有新型天线结构的移动终端 |
EP2998821A1 (en) * | 2014-09-19 | 2016-03-23 | LG Electronics Inc. | Mobile terminal |
WO2016121375A1 (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 日本電気株式会社 | 周波数選択表面、無線通信装置およびレーダ装置 |
KR20160125831A (ko) * | 2015-04-22 | 2016-11-01 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기 |
KR20170004069A (ko) * | 2015-07-01 | 2017-01-11 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기 |
AU2012381197B2 (en) * | 2012-05-29 | 2017-01-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Antenna device for portable terminal |
JPWO2016006148A1 (ja) * | 2014-07-10 | 2017-05-25 | 日本電気株式会社 | アンテナ、アンテナアレイ及び無線通信装置 |
US10340609B2 (en) * | 2015-02-16 | 2019-07-02 | Nec Corporation | Multiband antenna, multiband antenna array, and wireless communications device |
KR20210108873A (ko) | 2020-02-26 | 2021-09-03 | 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 | 멀티밴드 안테나 |
EP4092828A1 (en) | 2021-05-19 | 2022-11-23 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Multiband antenna |
EP4092827A1 (en) | 2021-05-19 | 2022-11-23 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Multiband antenna |
EP4195404A1 (en) * | 2021-12-10 | 2023-06-14 | Robert Bosch GmbH | Slot antenna in a multi-layered printed circuit board |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210082245A (ko) * | 2019-01-10 | 2021-07-02 | 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 | 안테나 및 통신 장치 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05110332A (ja) * | 1991-04-12 | 1993-04-30 | Alps Electric Co Ltd | スロツトアンテナ |
JPH05152831A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-18 | Toko Inc | マイクロストリツプアンテナの共振周波数調整方法 |
JP2003234615A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-22 | Nec Corp | スロットアンテナ及び無線lanカード |
JP2004056421A (ja) * | 2002-07-19 | 2004-02-19 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | アンテナ装置および携帯無線通信端末 |
JP2004215132A (ja) * | 2003-01-08 | 2004-07-29 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 無線装置 |
JP2004336328A (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | アンテナ装置及び無線装置 |
JP2009055575A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Kyocera Corp | スロットアンテナ |
JP2010062976A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | ノッチアンテナおよび無線装置 |
-
2011
- 2011-06-14 JP JP2011132508A patent/JP5699820B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05110332A (ja) * | 1991-04-12 | 1993-04-30 | Alps Electric Co Ltd | スロツトアンテナ |
JPH05152831A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-18 | Toko Inc | マイクロストリツプアンテナの共振周波数調整方法 |
JP2003234615A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-22 | Nec Corp | スロットアンテナ及び無線lanカード |
JP2004056421A (ja) * | 2002-07-19 | 2004-02-19 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | アンテナ装置および携帯無線通信端末 |
JP2004215132A (ja) * | 2003-01-08 | 2004-07-29 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 無線装置 |
JP2004336328A (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | アンテナ装置及び無線装置 |
JP2009055575A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Kyocera Corp | スロットアンテナ |
JP2010062976A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | ノッチアンテナおよび無線装置 |
Cited By (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013118484A1 (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-15 | 日本電気株式会社 | スロットアンテナ |
JPWO2013118484A1 (ja) * | 2012-02-07 | 2015-05-11 | 日本電気株式会社 | スロットアンテナ |
WO2013145623A1 (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-03 | 日本電気株式会社 | アンテナ装置およびそれを搭載した携帯無線機器 |
EP2669996B1 (en) * | 2012-05-29 | 2018-03-28 | Samsung Electronics Co., Ltd | An antenna device for a portable terminal |
AU2012381197B2 (en) * | 2012-05-29 | 2017-01-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Antenna device for portable terminal |
US9882265B2 (en) | 2012-05-29 | 2018-01-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Antenna device for portable terminal |
US9748662B2 (en) | 2012-11-12 | 2017-08-29 | Nec Corporation | Antenna and wireless communication device |
CN104781986B (zh) * | 2012-11-12 | 2019-07-12 | 日本电气株式会社 | 天线和无线通信设备 |
CN104781986A (zh) * | 2012-11-12 | 2015-07-15 | 日本电气株式会社 | 天线和无线通信设备 |
US10741929B2 (en) | 2012-11-12 | 2020-08-11 | Nec Corporation | Antenna and wireless communication device |
JPWO2014073703A1 (ja) * | 2012-11-12 | 2016-09-08 | 日本電気株式会社 | アンテナ及び無線通信装置 |
WO2014073703A1 (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-15 | 日本電気株式会社 | アンテナ及び無線通信装置 |
JP2014165685A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Central Glass Co Ltd | 円偏波送受信用平面アンテナ |
CN105340129A (zh) * | 2013-11-28 | 2016-02-17 | 华为终端有限公司 | 具有新型天线结构的移动终端 |
JP2016529847A (ja) * | 2013-11-28 | 2016-09-23 | ▲華▼▲為▼終端有限公司Huawei Device Co., Ltd. | 新型のアンテナ構造を備えるモバイル端末 |
KR101826653B1 (ko) * | 2013-11-28 | 2018-02-07 | 후아웨이 디바이스 (둥관) 컴퍼니 리미티드 | 신규한 안테나 구조를 가지는 이동 단말기 |
US9947992B2 (en) | 2013-11-28 | 2018-04-17 | Huawei Device (Dongguan) Co., Ltd. | Mobile terminal with new type of antenna structure |
CN105340129B (zh) * | 2013-11-28 | 2018-06-19 | 华为终端(东莞)有限公司 | 具有新型天线结构的移动终端 |
JPWO2016006148A1 (ja) * | 2014-07-10 | 2017-05-25 | 日本電気株式会社 | アンテナ、アンテナアレイ及び無線通信装置 |
US10476172B2 (en) | 2014-07-10 | 2019-11-12 | Nec Corporation | Antenna, antenna array, and wireless communication device |
CN106210179A (zh) * | 2014-09-19 | 2016-12-07 | Lg电子株式会社 | 移动终端 |
KR102129799B1 (ko) * | 2014-09-19 | 2020-07-03 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기 |
US9363341B2 (en) | 2014-09-19 | 2016-06-07 | Lg Electronics Inc. | Mobile terminal equipped with an antenna transmitting and receiving wireless communication |
KR20160034042A (ko) * | 2014-09-19 | 2016-03-29 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기 |
EP2998821A1 (en) * | 2014-09-19 | 2016-03-23 | LG Electronics Inc. | Mobile terminal |
US10177440B2 (en) | 2014-09-19 | 2019-01-08 | Lg Electronics Inc. | Mobile terminal |
WO2016121375A1 (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 日本電気株式会社 | 周波数選択表面、無線通信装置およびレーダ装置 |
US10739437B2 (en) | 2015-01-26 | 2020-08-11 | Nec Corporation | Frequency selective surface, wireless communication device, and radar device |
US10340609B2 (en) * | 2015-02-16 | 2019-07-02 | Nec Corporation | Multiband antenna, multiband antenna array, and wireless communications device |
KR20160125831A (ko) * | 2015-04-22 | 2016-11-01 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기 |
KR102192822B1 (ko) | 2015-04-22 | 2020-12-18 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기 |
KR20170004069A (ko) * | 2015-07-01 | 2017-01-11 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기 |
KR102243660B1 (ko) | 2015-07-01 | 2021-04-23 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기 |
KR20210108873A (ko) | 2020-02-26 | 2021-09-03 | 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 | 멀티밴드 안테나 |
JP2021136527A (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-13 | 日本航空電子工業株式会社 | マルチバンドアンテナ |
US11349219B2 (en) | 2020-02-26 | 2022-05-31 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Multiband antenna |
EP4092828A1 (en) | 2021-05-19 | 2022-11-23 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Multiband antenna |
EP4092827A1 (en) | 2021-05-19 | 2022-11-23 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Multiband antenna |
EP4307478A2 (en) | 2021-05-19 | 2024-01-17 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Multiband antenna |
EP4195404A1 (en) * | 2021-12-10 | 2023-06-14 | Robert Bosch GmbH | Slot antenna in a multi-layered printed circuit board |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5699820B2 (ja) | 2015-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5699820B2 (ja) | アンテナ装置 | |
WO2013124897A1 (ja) | アンテナ装置 | |
JP5874648B2 (ja) | スロットアンテナ | |
US7277055B2 (en) | Compact antenna | |
US8982003B2 (en) | Slot antenna, electronic apparatus, and method for manufacturing slot antenna | |
WO2013027824A1 (ja) | アンテナ及び電子装置 | |
US9124007B2 (en) | Antenna apparatus and radio terminal apparatus | |
JP2007049674A (ja) | アンテナ構造体 | |
JP5824563B1 (ja) | 小型スロット型アンテナ | |
TWI413299B (zh) | 多頻帶微帶曲折型天線 | |
WO2010013610A1 (ja) | 平面アンテナ | |
JP2009182786A (ja) | 積層アンテナ | |
WO2013145623A1 (ja) | アンテナ装置およびそれを搭載した携帯無線機器 | |
JP4968033B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP7217429B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP6233319B2 (ja) | マルチバンドアンテナ及び無線装置 | |
JP7425554B2 (ja) | アンテナ装置 | |
TWI754495B (zh) | 天線裝置以及測量系統 | |
JP6018462B2 (ja) | アンテナおよび無線通信装置 | |
JP2014103591A (ja) | 平面アンテナ | |
US11757192B2 (en) | Antenna device with patch including a slit | |
JP5699305B2 (ja) | アンテナ | |
WO2022190876A1 (ja) | アンテナ | |
JP6007295B2 (ja) | 小型スロット型アンテナ | |
WO2007145097A1 (ja) | アンテナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140516 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141008 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141021 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150120 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5699820 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |