JP2012085019A - 音響装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イヤホン等の音響装置で、筐体の小型化に適したコードの抜け止め構造を実現する。
【解決手段】音声信号伝送路を形成する複数の芯線がシースに被覆されて成るコードと、導入されたコードの複数の芯線が電気的に接続される音響装置部を収納する筐体とを備える。ここで、筐体内には、導入されたコードのシースと係合する係合片が形成されており、これによってシース部分の抜け止め機能を持たせる。さらに、シースによる被覆が剥がされた部分の複数の芯線は、芯線同士が互いに結び合わされた結び目部分を経てから音響装置部に接続されているようにする。結び目部分によって、シースに対する各芯線の抜け止め機能を持たせる。
【選択図】図5

Description

本発明はイヤホンなどの音響装置に関し、特に音声信号を伝送するコードの抜け止め構造に関する。
特開2009−165155号公報 特開2005−349508号公報
イヤホン、スピーカ、マイクロホン等の音響装置では、その筐体に音声信号の伝送路となるコードが接続される。
そして使用時にコードが引っ張られてもコードが抜けてしまうことがないように、筐体内でコードの抜けを防止する工夫がされている。
コードの抜け止めを形成するためには、コードの芯線とシースの両方を筐体内に固定しなくてはならない。
最も簡易な手法の一つとして、上記特許文献1に記載されているように、コード自身の結び玉を作り、結び玉の部分が筐体内で係止されることで、コード(芯線とシース)の抜けを防止するものが知られている。
結び玉を用いる例を図7(d)に模式的に示すが、コード70自体の結び玉部分Mを形成し、これが筐体(51,53)から抜けないようにする。
結び玉を作る方法は、抜け止めとしての信頼性は高い。しかしながらコード自体を結ぶことで、通常、結び玉の径はコードの径の3倍程度となる。
この結び玉部分を筐体内に収納するには、筐体内の空間として比較的広い容積が必要となる。このため音響装置の筐体サイズの小型化に不利である。
特にイヤホンでは、筐体サイズが大きいと、ユーザが耳介に装着したときに筐体が耳介と干渉し、装着性を劣化させてしまう。このためイヤホンでは筐体サイズを小さくすることが重要であるが、その場合にコードの結び玉によって小型化が制限されることは好ましくない。
そこで本発明では、筐体の小型化に適しつつ、シースと芯線の双方について有効な抜け止め構造を提供することを目的とする。
本発明の音響装置は、音声信号伝送路を形成する複数の芯線がシースに被覆されて成るコードと、導入された上記コードの上記複数の芯線が電気的に接続される音響装置部を収納する筐体とを備える。そして上記筐体内には、導入された上記コードの上記シースと係合する係合部が形成される。さらに上記筐体内において、上記シースによる被覆が剥がされた部分の上記複数の芯線は、芯線同士が互いに結び合わされた結び玉部分を経て上記音響装置部に接続されているようにする。
また上記コードの上記シースには、上記筐体の上記係合部と係合する被係合部が形成されている。
また上記コードは、複数の芯線が、シース内で2以上の芯線路に分かれて配置されている。
或いは上記コードは、複数の芯線が、シース内で1の芯線路にまとめて配置されているとともに、上記筐体内において、上記シースによる被覆が剥がされた部分の上記複数の芯線は、各芯線が筐体内に形成された分離用構造物によって経路が分離された部分を経て、上記結び玉分が形成されている。
また上記音響装置部は、上記コードにより伝送された音声信号に基づいて音を出力する音響変換装置であり、上記筐体は、ユーザの耳孔に挿入されるイヤピース部が取り付けられるとともに、内部に、上記音響変換装置から出力された音を上記イヤピース部へ導く音道が形成されたイヤホン筐体である。例えば上記音響変換装置は、バランスドアーマチュアユニットで形成される。
このような本発明では、シース内に配設された芯線同士のみで結び玉を作るため、結び玉の径はさほど大きなものとは成らない。結び玉により、各芯線はシースに対して抜け防止作用が得られる。一方で、シース側は機器筐体内の係合片によって係止されることで抜け防止作用が得られる。
本発明によれば、コードにおけるシースと芯線の両方について適切に抜け防止効果が得られるとともに、結び玉によって筐体内に比較的大きな容積を必要とすることもなく、音響機器の小型化に適した構造とすることができる。
特にイヤホンの場合、筐体の小型化を実現し、耳介への装着性を向上させることにも寄与できる。
本発明の実施の形態のイヤホンに搭載される音響変換装置の平面図、側面図、底面図、正面図、斜視図である。 実施の形態の音響変換装置の分解斜視図である。 実施の形態の音響変換装置の内部構造を示す断面図である。 実施の形態のイヤホンの斜視図である。 実施の形態の第1の抜け止め構造例の説明図である。 実施の形態の第1の抜け止め構造におけるコードの説明図である。 実施の形態の第1の抜け止め構造の効果の説明図である。 実施の形態の第2の抜け止め構造例のコードの説明図である。 実施の形態の第2の抜け止め構造例の説明図である。 実施の形態の第3の抜け止め構造例のコードの説明図である。 実施の形態の第3の抜け止め構造例の説明図である。
以下、本発明の音響装置の実施の形態としてイヤホンを例に挙げ、次の順序で説明する。
<1.イヤホンに搭載される音響変換装置の構造>
<2.イヤホンの第1の抜け止め構造例>
<3.イヤホンの第2の抜け止め構造例>
<4.イヤホンの第3の抜け止め構造例>
<5.変形例>
<1.イヤホンに搭載される音響変換装置の構造>

実施の形態のイヤホンは、図5等で後述する構造において、バランスドアーマチュアユニットと呼ばれる種類の音響変換装置を搭載する例とする。実施の形態のイヤホンは、コードの抜け止め構造に特徴を有するものであるが、抜け止め構造の説明に先立って、バランスドアーマチュアユニットについて説明しておく。
図1(a)〜(e)に実施の形態のイヤホンに搭載される音響変換装置1の平面図、側面図、底面図、正面図、斜視図を示す。
音響変換装置1は、図1に示すケース体26とカバー体27により収納ユニット4が形成される。この収納ユニット4が音響変換装置1の筐体となり、内部に後述するようにヨーク、コイル、アーマチュア、振動板等が配置されている。
収納ユニット4からは回路基板8(フレキシブル基板)が導出されている。この回路基板8には、駆動信号を内部のコイルに供給するための回路部が形成される。
収納ユニット4を形成するカバー体27の上面に、音声出力孔27aが形成されている。この音声出力孔27aは、収納ユニット4内で、後述する内部の振動板ユニット3の振動面と対向する面に形成されているものとなっている。
図2に音響変換装置1の分解斜視図を、また図3に音響変換装置1の断面図を示す。この図2,図3を参照して、音響変換装置1の内部構造の一例を説明する。
なお、以下の音響変換装置1の構造の説明では図1(d)の正面図で表現される側を前方とし、回路基板8が導出される方向を後方とし、前後上下左右の表現を用いる。但し、この前後上下左右はあくまで説明の便宜上のものに過ぎない。
図2,図3に示すように、音響変換装置1は、収納ユニット4内に、駆動ユニット2と振動板ユニット3が収納されて構成される。
駆動ユニット2は、ヨーク5と一対のマグネット6、6とコイル7と回路基板8とアーマチュア9から成る。
ヨーク5は上下方向を向く平板状の第1の部材10と上方に開口されたコ字状の第2の部材11とが結合されて成る。第1の部材10は左右両側面がそれぞれ、例えば、接着等によって第2の部材11の側面部内面側に取り付けられている。これによりヨーク5は第1の部材10と第2の部材11が結合されて前後に貫通された角筒状に形成されている。
このヨーク5内に一対のマグネット6、6が取り付けられている。マグネット6,6は上下方向において離隔し互いに対向する状態で配置され、対向する側の極が異なる極にされている。上方に位置するマグネット6は第1の部材10の下面に取り付けられ、下方に位置するマグネット6は第2の部材11における底面部の上面に取り付けられている。
コイル7は軸方向が前後方向にされた筒状に形成され、前後方向から見て、例えば、長穴状に形成されている。コイル7は整列巻きにされ、上面及び下面がそれぞれ平面状に形成されている。
回路基板8はコイル7の上面に取り付けられている。回路基板8は前後方向における長さがコイル7の前後方向における長さより長くされ、一部がコイル7の上面に取り付けられている。そしてこの回路基板8の略後半部はコイル7から後方へ突出され、さらに後ろ側は収納ユニット4から導出されている。
回路基板8上の所定端子にコイル7の両端部が接続され、コイル7に駆動電流を印加する電気回路が形成されている。
なおコイル7は整列巻きにされ、上面が平面状に形成されているため、コイル7と回路基板8の良好な接合状態を確保することができる。
アーマチュア9は磁性金属材料によって各部が一体に形成されて成る。
アーマチュア9は上下方向を向くコイル取付部12と、該コイル取付部12の後端部から上方へ突出された連結部13と、該連結部13の上端部から前方へ突出された振動部14と、コイル取付部12の左右両端部からそれぞれ上方へ突出された側壁部15、15と、該側壁部15、15の略上半部における前面からそれぞれ前方へ突出された被固定部16、16とが一体に形成されて成る。
振動部14は、前後方向における長さがコイル取付部12の前後方向における長さより長くされ、前端がコイル取付部12の前端より前方に位置されている。
この振動部14の前面の左右方向における中央部には、前方に開口された連結用凹部14aが形成されている。
側壁部15、15の上面と被固定部16、16の上面とは同一平面とされ、この左右に離隔して位置された同一平面がそれぞれ固定面17、17として形成されている。
コイル取付部12の上面には、例えば、接着によってコイル7が取り付けられる。コイル7は整列巻きにされ下面が平面状に形成されているため、コイル取付部12に対するコイル7の良好な接合状態を確保することができる。
図3からわかるように、コイル7がコイル取付部12に取り付けられた状態においては、コイル7に振動部14が貫通され一部がコイル7から前方へ突出された状態とされている。
この音響変換装置1にあっては、コイル7が取り付けられるコイル取付部12とコイル7に貫通される振動部14とが、何れもアーマチュア9に設けられている。従って、コイル7に対する振動部14の位置を高い精度で確保することができ、コイル7に対する振動部14の位置精度の向上を図ることができる。
アーマチュア9は、コイル取付部12にコイル7が取り付けられた状態において、ヨーク5の側面部の外面にそれぞれ被固定部16、16が接着や溶着等によって固定される。そしてアーマチュア9がヨーク5に固定された状態においては、ヨーク5の側面部の上面がアーマチュア9の固定面17、17よりやや上方に位置される。また、振動部14の前端部に形成された連結用凹部14aがマグネット6、6の前端部の真下よりやや前方に位置される。
なお、ここでは各部が一体に形成されたアーマチュア9を例として示したが、アーマチュアは、少なくとも磁化される部分である振動部が磁性金属材料によって形成されていればよい。
振動板ユニット2は、保持枠20と樹脂フィルム21と振動板22と梁部23から成る。
保持枠20は、例えば、金属材料によって縦長の枠状に形成され、左右方向における幅がアーマチュア9の左右方向における幅と略同じにされている。
樹脂フィルム21は、大きさが保持枠20の外形と同じにされ、例えば、保持枠20の開口を閉塞するように保持枠20の上面に接着等により貼り付けられている。
振動板22は、厚みの薄い金属材料、例えば、アルミニウム又はステンレスによって、外形が保持枠20の内形より一回り小さくされた矩形状に形成されている。振動板22には前後に延び左右に離隔して位置された補強リブ22a、22a、22aが設けられ、該補強リブ22a、22a、22aは上方へ打ち出された形状に形成されている。
振動板22は、例えば、下方から樹脂フィルム21に貼り付けられた状態とされている。
振動板22の後端は保持枠20の後端部における内面より僅かに前方に位置され、振動板22の後端と保持枠20の後端部における内面との間には隙間が形成されている。図3に示すように、この隙間を埋めるように接着剤24が塗布されている。従って、振動板22と保持枠20は接着剤24と樹脂フィルム21を介して結合される。
接着剤24としては、例えば、アクリル系の非硬化型接着剤やアクリル系の紫外線硬化型接着剤が用いられている。
尚、接着剤24は、上記隙間を埋めるとともに、振動板22の樹脂フィルム21に貼り付けられた側と反対側の面に延在されている。即ち、振動板22は樹脂フィルム21により保持枠20に支持されるが、これを補強する補強部材として機能する。
梁部23は振動板22と一体に形成されており、例えば、振動板22の一部が下方へ折り曲げられることにより形成されている。梁部23は、例えば、上下に延びる細幅の板状に形成されている。
振動板ユニット3は駆動ユニット2に上方から、例えば、接着又はレーザー溶着によって固定される。即ち振動板ユニット3は保持枠20の下面がアーマチュア9の固定面17、17に接合されることにより固定される。
また、駆動ユニット2への振動板ユニット3の固定時には、梁部23の下端部をアーマチュア9における振動部14の前端部に接着によって取り付ける。即ち梁部23は振動部14に形成された連結用凹部14aに挿入された状態で接着剤25によってアーマチュア9に連結される。
上記したように、梁部23は振動板22に一体に形成されているため、梁部23の下端部を振動部14に取り付けるだけで、梁部23を介して振動板22とアーマチュア9が連結され、アーマチュア9の振動部14の振動を振動板22に伝える構造が形成される。
なお、梁部23の形状は細幅の板状に限られるものではない。
図1でも述べたように、収納ユニット4は上方に開口された箱状のケース体26と下方に開口された浅い箱状のカバー体27とから成る。
ケース体26には、その上面に音声出力孔27aが形成されている。この音声出力孔27aが形成される面は、内部の振動板22の振動面に対向する面である。
図3に示すように、振動板22の振動による音は振動面上空間31に放出されるが、この音が、その振動面に対向する位置に形成されている音声出力孔27aから出力される。
このような構造の音響変換装置1では、音声信号に基づく駆動電流がコイルに印加されることで、コイル7及びヨーク5のマグネット6,6間に挿通されている、アーマチュア9の振動部14が振動する。
振動部14の振動は梁部23を介して振動板22に伝達され、振動板22が振動する。この振動板22の振動による音は、図3に示す振動面上空間31に放出されるが、この音が、その振動面に対向する面に形成されている音声出力孔27aから出力されるものとなる。
<2.イヤホンの第1の抜け止め構造例>

実施の形態のイヤホンのコード抜け止め構造として第1の抜け止め構造例を説明する。
図4(a)(b)はイヤホン50の外観を斜視図で示している。イヤホン50の筐体は、前部筐体52と後部筐体51が接合されて形成される。
そして前部筐体52には、ユーザが耳孔に挿入することとなるイヤピース53が取り付けられている。
音声信号を供給するコード70はイヤホン筐体内に導入されて固定されている。
図5(a)(b)に、イヤホン50の構造例を示す。図5(a)はコード70を省いた状態、図5(b)はコード70が固定された状態をそれぞれ示している。
図5(a)(b)に示すように、前部筐体52と後部筐体51が例えば超音波溶接、或いは接着剤を用いた手法などで接合されて、イヤホン筐体内の各空間が形成される。
即ち前部筐体52側の内部には音道管90が形成される。また前部筐体52と後部筐体51によって、収納空間91が形成される。また後部筐体51側に、コード70が挿入されるコード用空間92が形成される。
なお、この例では、中蓋部材54が用いられる構造としている。中蓋部材54は、図5(b)のようにコード70の端部が後部筐体51のコード用空間92にセットされた状態で、コード70側に圧着されるように取り付けられる。例えば中蓋部材54は、後部筐体51に対して超音波溶接や、或いは接着剤を用いて固着される。この中蓋部材54によって筐体内の収納空間91とコード用空間92が仕切られるような状態となる。
前部筐体52には、例えば柔軟性を有する材料で形成されたイヤピース53が例えば係合されて取り付けられる。この状態で、イヤピース53の放音孔53aは、音道管90と直線的に連通した状態となる。
この例の場合、上述したバランスドアーマチュアユニットとしての音響変換装置1が、収納空間91内に固定配置される。上述したように、音響変換装置1では筐体上面(カバー体27)に音声出力孔27aが形成されている。
図5(a)(b)からわかるように、音響変換装置1の音声出力孔27aは音道管90と音響的に連結されている。この構造により、音響変換装置1から出力される音は、音道管90を通ってイヤピース53の放音孔53aに達し、当該イヤホン50を装着しているユーザの耳孔に達するものとなる。
音響変換装置1から導出されている回路基板8には、コード用空間92に挿通されるコード70から導出された2本の芯線(Lチャンネル又はRチャンネルのいずれかの音声信号線とグランド線)がハンダ付けされて接続される。
これにより音響変換装置1には、Lチャンネル又はRチャンネルのいずれかの音声信号が供給され、内部のコイル7には、音声信号に基づく駆動電流が流される。駆動電流が流れることで、内部の振動板22の振動により、音声出力孔27aから音が出力されるが、その音が上述のように音道管90、放音孔53aを通ってユーザの耳孔に達する。
コード70の抜け止め構造として、後部筐体51には、コード用空間92に突出する係合片51aが形成されている。この係合片51aが、コード70のシース71に形成された被係合部73としての凹部と係合する。
またコード70のシース71による被覆が剥がされて導出された2つの芯線72,72は、芯線同士が互いに結び合わされた結び玉部分Mが形成され、この結び玉部分Mを経た後、中蓋部材54の開口54aを通って回路基板8に導かれ、ハンダ接続される。
コード70の構造を図6(a)(b)に示す。図6(a)はコード70の端部の斜視図であり、図6(b)は図6(a)のAA断面を示している。
コード70の被覆体であるシース71は扁平な平型形状とされている。このような平型のコード70において、シース71の内部には2本の芯線72,72が配設されている。各芯線72は銅線76の周囲に絶縁部75が形成されている。
例えばLチャンネルのイヤホンユニットに取り付けられるコード70では、一方の芯線72の銅線76がLチャンネル音声信号の伝送路とされ、他方の芯線72の銅線76がコモンライン(グランドライン)とされる。
この2本の芯線72,72は、シース71の内部の2つの芯線路78,78に分かれてそれぞれ配置されている。
また、シース71には、後部筐体51内のコード用空間92に配置されたときに、上記の係合片51aに対応することとなる位置に被係合部73が形成されている。
この被係合部73は、図示のように、2つの芯線路78,78の間の部分においてシース71に凹部が形成されたものとなっている。
上述のようにコード70の抜け止め構造として、後部筐体51に係合片51aが形成されているが、この係合片51aが、シース71に形成された被係合部73と係合することで、シース71の抜け止めが実現される。
図7(a)はコードの平面図、図7(b)は、イヤホン筐体内にコード70が配置された状態を簡略化して示した図を示している。また図7(c)は図7(b)のBB断面を示す。
図7(b)(c)、及び上記の図5(b)からわかるように、係合片51aが被係合部73に係合する。即ちコード70は、中蓋部材54と後部筐体51で形成されるコード用空間92内で、中蓋部材54によって押しつけられた状態とされながら、係合片51aと被係合部73が係合状態とされて固定される。係合片51aと被係合部73が係合状態とされることで、コード70が抜け方向に引っ張られたとしても、コード70の抜けは防止されることとなる。
但し、係合片51aと被係合部73の係合は、直接的には、あくまでもイヤホン筐体に対してシース71の抜け防止効果を発揮するものである。もちろんこれだけでも抜け防止効果は高いが、本例ではさらに芯線72,72についての直接的な抜け防止も行う。
即ち図6(c)、図7(a)に示すように、シース71から導出された2つの芯線72,72を、互いに結びあわせて結び玉部分Mを形成する。
その上で図5(b)に示したように、各芯線72、72を回路基板8側に導き、回路に接続するようにする。
2つの芯線72,72は、シース71内でそれぞれ別の芯線路78,78を通っている。このため、芯線72,72の結び玉部分Mが形成されることで、仮に芯線72,72のみが引っ張られるような事態が生じたとしても、結び玉部分Mがシース71の端部に当接し、芯線72,72のみが抜かれるようなことにはならない。
このように本例では、芯線72,72に結び玉部分Mが形成されて芯線72,72がシース71から引き抜かれるような外力に対抗でき、さらにシース71は係合片51aと被係合部73の係合によって、シース71が引き抜かれるような外力に対抗できる。これによって、シース71、芯線72,72の両方について、適切な抜け止めが実現される。
このように適切な抜け止め構造が実現された上で、本例では、イヤホン筐体の小型化に適したものとなっている。
仮に、従来のようにコード自体の結び玉部分Mを作って抜け止め効果を得ようとした場合、図7(d)のように、イヤホン筐体内に、結び玉部分Mを収納する広い容積が必要となる。結び玉部分Mはコード70の径の3倍程度の径になるためである。
ところが本実施の形態の場合、芯線72,72で結び玉部分Mを形成するため、結び玉部分Mは大きくならない。実際にはシース71の断面サイズ(厚み)以下の結び玉の径とすることが可能である。
今、仮にコード厚みを同等とした場合、本実施の形態のように芯線72,72の結び玉部分Mを形成する手法を採用した場合の筐体内の必要空間の厚みTaは、従来のコード自体の結び玉を形成する場合に必要空間の厚みTbに対して、30%以上の厚み減を見込むことができる。
このように本実施の形態では、結び玉部分Mによる収納空間容積を大幅に縮小できる。従ってイヤホン筐体自体を小型化することができる。これによってユーザが耳に装着する際の装着性の向上に非常に有利となる。
また本例の場合は、音響変換装置1としてバランスドアーマチュアユニットを採用している。バランスドアーマチュアユニットは、音響変換装置1の各構成要素をコンパクトに収納ユニット内に納めたもので、小型機器に適しており、これはイヤホン筐体の小型化に寄与する。
そしてさらに図5に示したように本例では、バランスドアーマチュアユニットの音声出力孔27aが、直接イヤホン筐体内の音道管90に音声を出力する構成としているため、バランスドアーマチュアユニットから音道管90に音を導く内部構成や別部品は不要である。このこともイヤホン筐体の小型化に寄与する。
以上のように、本実施の形態は、コード70の抜け止め構造においても、また音響変換装置1及び出力音経路の構成でも、イヤホン筐体の小型化に有効である。
<3.イヤホンの第2の抜け止め構造例>

第2の抜け止め構造例を図8、図9で説明する。図8(a)にコード70の斜視図、図8(b)に図8(a)のCC断面を示す。
図8(a)に示すように丸形のコード70を用いる例としている。
コード70の被覆体であるシース71は断面円形とされ、シース71の内部には2本の芯線72,72が配設されている。2本の芯線72,72は、シース71の内部の2つの芯線路78,78に分かれてそれぞれ配置されている。
また、シース71には、後部筐体51内のコード用空間92に配置されたときに、係合される被係合部73が形成されている。
この場合、被係合部73は、図示のように、シース70の周面に沿うように凹部が2カ所形成されているものとしている。
図9に、イヤホン筐体内にコード70を固定した状態を示す。なお図5と同一部分は同一符号を付し重複説明を避ける。
この例の場合、イヤホン筐体内には、後部筐体51側にコード用空間92に突出する係合片51aが形成されるとともに、中蓋部材54にも、コード用空間92に突出する係合片53aが形成されている。
この係合片51a、53aが、両側からシース71の被係合部73、73にそれぞれ係合することで、シース71の抜け止めが実現される。
芯線72,72の抜け止めについては上述した第1の構造例と同一である。即ち図8(a)のように芯線72,72同士を結んで結び玉部分Mを作り、図9のように結び玉部分Mを経た後に、各芯線72、72が回路基板8側に導かれ、回路に接続されるようにする。
この第2の構造例でも上述の第1の構造例と同一の効果が得られる。即ちシース71と芯線72,72の両方の抜け止めを実現しつつ、イヤホン筐体を小型化できる。
またコード70が丸形であるか平型であるかに直接的によるものではないが、被係合部73の凹部の深さがあまりとれないような場合は、この第2の構造例のように、被係合部73を2カ所設け、イヤホン筐体内の2つの係合片51a、53aで係合することで、シース71の抜け防止の強度が十分得られる。
<4.イヤホンの第3の抜け止め構造例>

第3の抜け止め構造を図10,図11で説明する。
図10(a)はコード70の斜視図であり、図10(b)に図10(a)のDD断面を示す。
図10(a)に示すように丸形のコード70を用いる例としている。
コード70の被覆体であるシース71は断面円形とされ、シース71の内部には2本の芯線72,72が配設されている。但しこの例は、2本の芯線72,72は、シース71の内部の1つの芯線路78にまとめて配置されている。
また、シース71には、後部筐体51内のコード用空間92に配置されたときに、係合される被係合部73が形成されている。
この場合、被係合部73は、図示のように、シース70の周面に周回する溝状の凹部が形成されているものとしている。
図11に、イヤホン筐体内にコード70を固定した状態を示す。なお図5と同一部分は同一符号を付し重複説明を避ける。
イヤホン筐体内には、後部筐体51側にコード用空間92に突出する係合片51aが形成されるとともに、中蓋部材54にも、コード用空間92に突出する係合片53aが形成されている。例えば中蓋部材54が後部筐体51に固着された状態で、係合片51aと53aがリング状の突起を形成するようにされ、これが図10(a)(b)に示す溝状の被係合部73に係合する。なお、係合片51a、53aは、必ずしもリング状の突起を形成するものでなくても良い。即ち、被係合部73としての溝の少なくとも一部に係合する形状であればよい。
係合片51a、53aが、シース71の周面の被係合部73に係合することで、シース71の抜け止めが実現される。
芯線72,72の抜け止めのために、後部筐体51内において、各芯線72,72の経路を筐体内で分離する分離用ピン51bが設けられる。
この場合、芯線72,72は、共通の芯線路78を通っているため、シース71が剥がされた部分で結び玉部分Mを作っても、十分な抜け止めにはならない。
そこで、図11に示すように、シース71から導出した芯線72,72を、分離用ピン51bで一旦経路を分ける。そしてその後、芯線72,72を互いに結んで結び玉部分Mを作る。そして、結び玉部分Mを経て、開口54aを介して回路基板8に接続されるようにする。
このようにすれば、芯線72,72は結び玉部分Mが分離用ピン51bで係止されるため、芯線72,72の強固な抜け止めが実現できる。
この第3の構造例でも上述の第1の構造例と同一の効果が得られる。即ちシース71と芯線72,72の両方の抜け止めを実現しつつ、イヤホン筐体を小型化できる。
<5.変形例>

以上、実施の形態としての各種の構造例を説明してきたが、本発明のイヤホンの構造は上記各例に限定されない。
イヤホン筐体の外形、内部構造は多様に考えられる。いずれにしても、イヤホン筐体内では、シース71と係合する構造がとられればよい。
シース71の抜け止め構造に関しては、次のような変形例も考えられる。
例えば図6(a)(b)では、被係合部73を凹部としたが、図6(d)に示すように被係合部73を貫通孔で形成してもよい。イヤホン筐体内では、この貫通孔に係合片51aが挿入されてシース71が係止される。
また、上記各例では、イヤホン筐体内内の係合部の例として係合片51a(及び53a)を挙げ、シース71側の被係合部73は凹部としたが、凹凸が逆でもよい。即ちシース71側の被係合部は、例えばコード外周面状に形成された凸部、或いは周回状の凸部とし、イヤホン筐体内の係合部を、これと係合する凹部又は溝部とすることも考えられる。
また、図8,図9では、複数の被係合部73と、複数の係合部(係合片51a、53a)を設ける例を挙げたが、シース71側の被係合部73としての凹部を3カ所以上設け、それに応じてイヤホン筐体内に3つ以上の係合片を形成してもよい。
さらに、予めシース71側には被係合部73を設けない例も考えられる。イヤホン筐体内には、シースに圧着される突起としての係合片を設けておく。そして例えば実施の形態の構造に即していえば、コード70を後部筐体51内に配置した後に中蓋部材54でコード70を押しつけながら中蓋部材54を固着するときに、後部筐体51(又は中蓋部材54)にも受けられた係合片がシース71の周面を圧着して、シース71の一部をへこませることで、事後的にシース71側に被係合部としての凹部が形成されるようにしてもよい。或いはこの場合に、圧着させる係合片が鋭利なピン状のものとし、シース71に貫入又は貫通するようにしてもよい。
いずれにしてもシース71の抜け止め構造としては、係合部、被係合部の係合によってコードの長手方向(抜け方向)に加わった力に対抗できるものとされればよい。
芯線72の抜け止め構造としても各種の例が考えられる。
芯線72が3本以上の場合であっても、それら3本以上の芯線がまとめて結ばれて結び玉部分Mが作られればよい。
3本以上であっても、シース71内でそれぞれが独立した芯線路78に配されていれば、芯線72に抜け方向に力が加わっても、結び玉がシース71の端面に当接して抜け止めがなされる。
なお、全ての芯線が独立した芯線路78に配されている必要はない。シース71内に芯線路78が少なくとも2つあれば、芯線72が3つ以上であっても、結び玉部分Mを作ることで、各芯線72の抜け止め機能が得られる。例えば2つの芯線路78に、それぞれ2本ずつ芯線72が配され、合計4本の芯線72がある場合でも、4本の芯線72の結び玉を作ればよい。
また図10,図11では、芯線路78が1つの場合の例を示したが、この場合に、図11のような分離用ピン51bを設けない手法もある。
例えば開口54aを、複数の芯線72が通過できる最小限の孔サイズに形成する。そして各芯線72を開口54aを通過させた後に、結び玉部分Mを作るようにしても良い。
実施の形態ではイヤホン筐体内の音響変換装置1としてバランスドアーマチュアユニットを用いた例を挙げたが、音響変換装置1はバランスドアーマチュアユニットを用いない構成も当然考えられる。
但し実施の形態で示したように、内部の振動板22の振動面に対向する面(カバー体27)に音声出力孔27aが設けられており、この音声出力孔27aが直接的に音道管90に音を放出するようにバランスドアーマチュアユニットを配置することは、イヤホン筐体内の小型化に好適である。
またバランスドアーマチュアユニットを用いる場合において、そのバランスドアーマチュアユニットの形態も多様に考えられる。音声出力孔27aの形状は、円形以外に、楕円形、長円、多角形、その他、多様な形状が考えられる。
また音声出力孔27aの孔の大きさも多様に考えられる。特に高域損失の点を考慮すれば孔面積を大きく設定することが好適である。
実施の形態では、本発明の音響装置の例としてイヤホンを挙げて説明したが、イヤホンに限らず、ヘッドホン、スピーカ、マイクロホン、音声送信機、受信機などでも本発明は適用できる。
いずれの音響装置でも、シース及び芯線の抜け止めの信頼性を損ねずに、コードを筐体内に固定する構造を小さくできる。
特に衣服に装着する小型のマイクロホンなど、小型の筐体が望まれる音響装置に本発明は好適である。
またイヤホンの場合は、ユーザが耳に入れるものであるため、筐体の小型化による装着性の向上という点で、本発明は多大な効果がある。
1 音響変換装置、8 回路基板、9 アーマチュア、22 振動板、26 ケース体、27 カバー体、27a 音声出力孔、50 イヤホン、51 後部筐体、51a 係合片、51b 分離用ピン、52 前部筐体、53 イヤピース、54 中蓋部材、54a 係合片、70 コード、71 シース、72 芯線、73 被係合部、78 芯線路

Claims (6)

  1. 音声信号伝送路を形成する複数の芯線がシースに被覆されて成るコードと、
    導入された上記コードの上記複数の芯線が電気的に接続される音響装置部を収納する筐体とを備え、
    上記筐体内には、導入された上記コードの上記シースと係合する係合部が形成されるとともに、
    上記筐体内において、上記シースによる被覆が剥がされた部分の上記複数の芯線は、芯線同士が互いに結び合わされた結び玉部分を経て上記音響装置部に接続されている音響装置。
  2. 上記コードの上記シースには、上記筐体の上記係合部と係合する被係合部が形成されている請求項1に記載の音響装置。
  3. 上記コードは、複数の芯線が、シース内で2以上の芯線路に分かれて配置されている請求項2に記載の音響装置。
  4. 上記コードは、複数の芯線が、シース内で1の芯線路にまとめて配置されているとともに、
    上記筐体内において、上記シースによる被覆が剥がされた部分の上記複数の芯線は、各芯線が筐体内に形成された分離用構造物によって経路が分離された部分を経て、上記結び玉分が形成されている請求項2に記載の音響装置。
  5. 上記音響装置部は、上記コードにより伝送された音声信号に基づいて音を出力する音響変換装置であり、
    上記筐体は、ユーザの耳孔に挿入されるイヤピース部が取り付けられるとともに、内部に、上記音響変換装置から出力された音を上記イヤピース部へ導く音道が形成されたイヤホン筐体である請求項1に記載の音響装置。
  6. 上記音響変換装置は、バランスドアーマチュアユニットで形成される請求項5に記載の音響装置。
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