JP2012084248A - 電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】製造時に電池セルが熱の影響を受け難く、且つ、生産性を向上させることが可能な電池モジュールを提供する。
【解決手段】電池及び該電池を収容する外装体を備える電池モジュールであって、電池は、正極層と、負極層と、正極層及び負極層の間に配設された電解質とを有する電池セル、及び、該電池セルを収容可能な容器を具備し、容器は、下面と、下面から立設し下面を囲む側面と、収容されるべき電池セルが通過可能に形成された上面開口部と、該上面開口部の外周に延在し側面から突出する第1接触部とを有する下蓋、及び、第1接触部と接触する第2接触部を有し上面開口部を塞ぐ上蓋、を備え、容器は、第1接触部と第2接触部とを密着させて固定した、下蓋及び上蓋の側面から突出している密着部によって密閉され、外装体が、密着部が配設される凹部を有している、電池モジュールとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池及び該電池を収容する外装体を備える電池モジュールに関する。
リチウムイオン二次電池は、他の二次電池よりもエネルギー密度が高く、高電圧での動作が可能という特徴を有している。そのため、小型軽量化を図りやすい二次電池として携帯電話等の情報機器に使用されており、近年、電気自動車やハイブリッド自動車用等、大型の動力用としての需要も高まっている。
リチウムイオン二次電池には、正極層及び負極層と、これらの間に配置される電解質層とが備えられ、電解質層に備えられる電解質としては、例えば非水系の液体や固体が用いられる。電解質に液体(以下において、「電解液」という。)が用いられる場合には、電解液が正極層や負極層の内部へと浸透しやすい。そのため、正極層や負極層に含有されている活物質と電解液との界面が形成されやすく、性能を向上させやすい。ところが、広く用いられている電解液は可燃性であるため、安全性を確保するためのシステムを搭載する必要がある。一方、固体の電解質(以下において、「固体電解質」という。)は不燃性であるため、上記システムを簡素化できる。それゆえ、不燃性である固体電解質を含有する層(以下において、「固体電解質層」という。)が備えられる形態のリチウムイオン二次電池(以下において、「固体電池」という。)が提案されている。
このような電池に関する技術として、例えば特許文献1には、絶縁部材を介して正極端子及び負極端子が取り付けられている電池蓋を、電池ケースの上面開口部に溶接等で取り付けて製造した薄形電池が開示されている。また、特許文献2には、一端が開口した有底円筒状をなし電極群の一端部を収容する第1ケーシング及び電極群の他端部を収容する第2ケーシングを、ヘミング工法と同様の方法を用いて結合させた容器を有する円筒形電池が開示されている。また、特許文献3には、正面、底面、背面の3面を有する下蓋と、左側面、上面、右側面の3面を有する上蓋とを結合して作製した略六面体の外装ケースを有する電池モジュールが開示されており、特許文献3には、上蓋を絞り加工により作製する旨、記載されている。また、特許文献4には、アウターパネルの端部をヘミング工法で折り曲げた後、折り曲げ部分の上からシーリング材を塗布して加熱硬化させる技術が、車両の蓋物パネルの接合時に用いられる旨、記載されている。また、特許文献5には、角形の電池モジュールが着脱自在に嵌挿される孔を複数備えるフレームを含み、電池モジュールを孔に嵌挿することによって、電池モジュールの電極端子が係止される電池モジュールのマウントフレームが開示されている。
特開2009−272234号公報 特開2007−234306号公報 特開2007−165164号公報 特開2010−59355号公報 特開2001−297740号公報
特許文献1に開示されている技術では、電池ケース内に収容されている電池セルが、電池蓋を電池ケースの上面開口部に取り付ける溶接時に発生する熱の影響を受けやすく、この熱によって、電池セルの性能が低下する虞があるという問題があった。また、特許文献1に開示されている技術では、複数の薄形電池をケースに収容する過程を経て組電池を製造する際に、薄形電池を組電池用スペーサーに嵌め込んでからケースに収容する必要があるため、組電池の生産性が低下しやすく、組電池用スペーサーを用いない形態にすると、ケース内における薄形電池の位置を画定し難くなるため、組電池の生産性が低下しやすいという問題があった。さらに、特許文献1における電池ケースや、特許文献2で電池群を収容する容器や、特許文献3における単電池のケーシングは、通常、深絞り加工を用いて作製されるため、生産性が低下しやすく製造コストも増大しやすいという問題があった。また、特許文献3に開示されている技術では、複数の単電池を積層して組電池を構成することを考慮していないため、複数の単電池をケースへと収容しやすくするためには別加工が必要になる。それゆえ、特許文献3に開示されている技術には、生産性が低下しやすいという問題もあった。また、特許文献4に記載されている加熱硬化させる技術を電池モジュールに単に適用すると、熱の影響を受けた電池セルの性能が低下しやすく、特許文献5に開示されている技術では、マウントフレームをケースに収容する際に、マウントフレームの位置を画定し難くなるため、生産性が低下しやすいという問題があった。
そこで本発明は、製造時に電池セルが熱の影響を受け難く、且つ、生産性を向上させることが可能な電池モジュールを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段をとる。すなわち、
本発明は、電池及び該電池を収容する外装体を備える電池モジュールであって、電池は、正極層、負極層、及び、正極層と負極層との間に配設された電解質を有する電池セル、並びに、該電池セルを収容可能な容器、を具備し、該容器は、下面と、下面から立設し下面を囲む側面と、収容されるべき電池セルが通過可能に形成された上面開口部と、該上面開口部の外周に延在し側面から突出する第1接触部とを有する下蓋、及び、第1接触部と接触する第2接触部を有し上面開口部を塞ぐ上蓋、を備え、容器は、第1接触部と第2接触部とを密着させて固定した、下蓋及び上蓋の側面から突出している密着部によって密閉され、外装体は、密着部が配設される凹部を有することを特徴とする、電池モジュールである。
本発明の電池モジュールでは、電池セルを収容する容器の側面から突出している密着部によって、容器の上蓋及び下蓋が密閉される。密着部が容器の側面から突出しているため、上蓋及び下蓋の外縁部を密着させて折り曲げる等、容器を密閉する際に熱を使わない方法を用いることも可能になり、その結果、製造時に電池セルが加熱される事態を抑制することが可能になる。このほか、上蓋及び下蓋の外縁部を密着させて容器を密閉する際に加熱する場合であっても、密着部は容器の側面から突出しているので、容器内に収容されている電池セルは、熱の影響を受け難い。さらに、本発明の電池モジュールは、電池を収容する外装体が凹部を有しており、この凹部に電池の密着部が配設される。そのため、電池を外装体へと収容する際に、電池の密着部及び外装体の凹部を位置決め部として機能させることができる。位置決め部として機能する部位を有することにより、電池を適切な位置に配置することが容易になり、電池モジュールの生産性を向上させることが可能になる。したがって、本発明によれば、製造時に電池セルが熱の影響を受け難く、且つ、生産性を向上させることが可能な、電池モジュールを提供することができる。
また、上記本発明において、正極層に接続された正極端子及び負極層に接続された負極端子は、容器の側面に固定され、密着部は、少なくとも、正極端子が固定されている側面及び負極端子が固定されている側面とは異なる側面に設けられていることが好ましい。かかる形態とすることにより、電気エネルギーを容易に取り出すことが可能になるからである。
また、上記本発明において、密着部に、180°折り曲げられた第1接触部の部位と、折り曲げられていない第2接触部の部位と、が含まれていることが好ましい。かかる形態とすることにより、容器を容易に密閉することができるからである。
また、密着部に、180°折り曲げられた第1接触部の部位と、折り曲げられていない第2接触部の部位が含まれている上記本発明において、密着部に、360°折り曲げられた第1接触部の部位と、180°折り曲げられた第2接触部の部位と、がさらに含まれ、折り曲げられていない第1接触部の部位、及び、360°折り曲げられた第1接触部の部位によって、折り曲げられていない第2接触部の部位が挟持され、180°折り曲げられた第1接触部の部位、及び、360°折り曲げられた第1接触部の部位によって、180°折り曲げられた第2接触部の部位が挟持されていても良い。かかる形態とすることにより、容器の密閉性を向上させることができるからである。
また、密着部に、180°折り曲げられた第1接触部の部位と、折り曲げられていない第2接触部の部位が含まれている上記本発明において、180°折り曲げられた第1接触部の部位の端部と、折り曲げられていない第2接触部の部位とが、レーザーロウ付けによって接合されていても良い。かかる形態とすることにより、容器を容易に密閉することができるからである。
また、密着部に、180°折り曲げられた第1接触部の部位と、折り曲げられていない第2接触部の部位が含まれている上記本発明において、180°折り曲げられた第1接触部の部位の端部と、折り曲げられていない第2接触部の部位とが、密封材を介して接合されていても良い。かかる形態であっても、容器を容易に密閉することができるからである。
また、上記本発明において、外装体に複数の電池が収容され、隣接して収容されている2つの電池は、一方の電池における下蓋の下面と、他方の電池における上蓋の上面とが接触するように配置されていることが好ましい。かかる形態とすることにより、密着部が設けられていない面同士を接触させることができるので、接触面に均一な圧力を付与することが可能になるからである。均一な圧力を付与することにより、性能むらを抑制することが可能になるので、上記効果に加えて、電池モジュールの性能を向上させることが可能になる。
また、上記本発明において、電解質が、固体電解質であることが好ましい。かかる形態とすることにより、安全性を向上させることが容易になるからである。
また、上記本発明において、容器に複数の電池セルが収容されていることが好ましい。かかる形態とすることにより、部品点数を低減することや、体積密度を向上させることが可能になるからである。
また、容器に複数の電池セルが収容されている上記本発明において、容器の側面に、1つの正極端子及び1つの負極端子が固定されていることが好ましい。容器に収容された複数の電池セルを電気的に接続(直列接続、並列接続)し、複数の電池セルより選択された一の電池セルに接続された1つの正極端子を容器の側面に固定し、且つ、複数の電池セルより選択された他の一の電池セルに接続された1つの負極端子を容器の側面に固定することにより、部品点数を低減することが容易になるほか、電池モジュールの生産性を向上させることが容易になるからである。
また、上記本発明において、容器は、4つの側面よりも面積が大きい上面及び下面を有する略直方体形状であり、上面開口部の開口面積は、下蓋の下面の面積と略同一であることが好ましい。かかる形態とすることにより、電池セルを下蓋内に収容しやすくなるので、電池モジュールの生産性を向上させることが容易になるからである。
また、容器が、4つの側面よりも面積が大きい上面及び下面を有する略直方体形状であり、上面開口部の開口面積が下蓋の下面の面積と略同一である上記本発明において、容器の深さが30mm未満であることが好ましい。容器の深さが、従来の容器の深さよりも浅い30mm未満であることにより、上蓋及び下蓋を絞り加工によって成形する場合であっても、電池モジュールの生産性を向上させることが可能になるからである。
本発明によれば、製造時に電池セルが熱の影響を受け難く、且つ、生産性を向上させることが可能な電池モジュールを提供することができる。
電池モジュール100を説明する図である。 図1のII−II断面図である。 電池10の下面図である。 電池10の正面図である。 電池10の側面図である。 図3のVI−VI断面図である。 図3のVII−VII断面図である。 電池10を説明する図である。 図6の点線で囲んだ部位を拡大して示す図である。 密着部13の作製工程の一例を説明する図である。 密着部31を説明する図である。 密着部31の作製工程の一例を説明する図である。 密着部41を説明する図である。 密着部41の作製工程の一例を説明する図である。 電池50を説明する図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明について説明する。なお、以下に示す形態は本発明の例示であり、本発明は以下に示す形態に限定されるものではない。また、図面では、一部符号の記載を省略することがある。
図1及び図2は、本発明の電池モジュール100を説明する図である。図1は、電池モジュール100の上面図であり、図2は、図1のII−II断面図である。電池モジュール100の全体像を把握しやすくするため、図1及び図2では、外装体20及び電池10、10、…を簡略化して示している。
図1及び図2に示すように、電池モジュール100は、互いに接触するように配置された複数の電池10、10、…と、該電池10、10、…を収容する外装体20と、を有している。電池10、10、…は、図1及び図2の紙面左右方向に連続して配置されており、電池モジュール100の使用時には、図1及び図2の紙面左側及び右側から、電池10、10、…を圧縮する向きの力が付与される。外装体20に収容された任意の隣接する2つの電池10、10は、一方の電池10の上面と他方の電池10の下面とが接触している。図2に示すように、外装体20の下面(図2の紙面下側に位置する外装体20の面であって、電池10、10、…と接触する面。以下において同じ。)には、図2の紙面奥/手前方向(図1の紙面上下方向)に延びる溝状の複数の凹部21、21、…が備えられおり、電池10、10、…と接触する凹部21、21、…(以下において、単に「凹部21」ということがある。)の表面には、弾性体22、22、…が配設されている。外装体20内において、電池10、10、…(以下において、単に「電池10」ということがある。)は、その深さ方向が図1及び図2の紙面左右方向となる向きに、配置されている。
図3は、電池10の下面図である。図3に示すように、電池10は、その側面全周から突出するように形成された密着部11を有し、密着部11の一部(電池10の側面全周から突出する形態で設けられている密着部11のうち、図2の紙面下側に位置する電池10の側面から突出している密着部11)が、外装体20の下面に備えられている凹部21へと配設されることにより、外装体20内における電池10の位置が決せられている。このように、電池モジュール100は、密着部11及び凹部21を有しているので、外装体20内における電池10、10、…の位置を容易に確定することができる。電池10、10、…の位置を容易に確定可能な形態とすることにより、電池モジュール100の生産性を向上させることが可能になる。したがって、本発明によれば、生産性を向上させることが可能な、電池モジュール100を提供することができる。
電池10の正面図を図4に、図4の紙面右側から見た電池10の側面図を図5に、図3のVI−VI断面図を図6に、図3のVII−VII断面図を図7に、それぞれ示す。また、電池セル13、下蓋14、及び、上蓋15の斜視図を図8に示す。図1の紙面上側及び図2の紙面奥側は、図5の紙面手前側と対応している。図5では、下蓋14の側面から外側(図5の紙面手前側)へ突出している端子の記載を省略しており、図6乃至図8では、電池セル13の形態を簡略化して示している。図6及び図7に示すように、電池10は、略直方体形状の容器12と、該容器12に収容された電池セル13と、を有している。図4乃至図8に示すように、容器12は、絞り加工によって形成された、所定の深さを有する下蓋14及び上蓋15(以下において、密着部11が形成される前の下蓋14及び上蓋15を、下蓋14’及び上蓋15’という。)を備えている。下蓋14’は、略長方形形状の下面と、該下面から立設し下面を囲む側面と、上面に相当する箇所に備えられた開口部と、を有し、下蓋14’の開口部の外縁には、下蓋14’の側面から突出する第1接触部14aが備えられている。また、上蓋15’は、略長方形形状の上面と、該上面から立設し上面を囲む側面と、下面に相当する箇所に備えられた開口部と、を有し、上蓋15’の開口部の外縁には、上蓋15’の側面から突出する第2接触部15aが備えられている。電池10において、第1接触部14a及び第2接触部15aは、略長方形の枠型形状をしている。
電池セル13は、正極層、負極層、及び、正極層と負極層との間に配設された固体電解質層を有している。正極層には正極集電体が、負極層には負極集電体が、それぞれ接続されており、正極集電体には正極端子が、負極集電体には負極端子が、それぞれ溶接等によって接続されている。図5に示すように、下蓋14の一つの側面には、2つの孔14x、14xが設けられており、この2つの孔14x、14xには、下蓋14の内側から外側へ向けて、それぞれ正極端子の先端及び負極端子の先端が通される。そして、孔14x、14xを通された正極端子及び負極端子は、溶接及びかしめを組み合わせた方法等によって下蓋14の側面に固定されている。このように、下蓋14の外側に正極端子及び負極端子の先端を配置することにより、電気エネルギーを取り出すことが容易になる。
図8に示すように、電池10の製造時には、下蓋14’の上面に相当する箇所に備えられている開口部から、電池セル13が下蓋14’へと収容される。より具体的には、正極端子及び負極端子を孔14x、14xに通し、溶接及びかしめを組み合わせた方法等によって下蓋14’の側面に正極端子及び負極端子を固定した後、下蓋14’の開口部から電池セル13を下蓋14’へと入れる。そして、電池セル13の正極集電体と下蓋14’の側面に固定された正極端子とを溶接等で接続し、且つ、電池セル13の負極集電体と下蓋14’の側面に固定された負極端子とを溶接等で接続することにより電池セル13を下蓋14’内に配置する。こうして下蓋14’内に電池セル13を収容したら、第1接触部14a及び第2接触部15aの四隅をそれぞれ対応させるように、下蓋14’の上面の開口部と上蓋15’の下面の開口部とを合わせ、第1接触部14aと第2接触部15aとを接触させることにより、下蓋14’の開口部を上蓋15’によって塞ぐ。そして、第1接触部14a及び第2接触部15aの一部を折り曲げる過程を経て密着部11を形成することによって、容器12を密閉し、電池10を製造する。
図9は、図6の点線で囲んだ部位を拡大して示す図である。図9には、密着部11の断面が拡大して示されている。また、図10は、密着部11を形成する工程の一例を説明する図である。図9及び図10に示すように、密着部11は、折り曲げられていない第1接触部14aの部位14ap(容器12の外方へ水平方向に延在している部位14ap)と、180°折り曲げられた第1接触部14aの部位14aqと、360°折り曲げられた第1接触部14aの部位14arと、折り曲げられていない第2接触部15aの部位15apと、180°折り曲げられた第2接触部15aの部位15aqと、を有している。密着部11において、部位15apは部位14ap及び部位14arに挟まれており、部位14arは部位15ap及び部位15aqに挟まれており、部位15aqは部位14aq及び部位14arに挟まれている。このような形状の密着部11は、例えば図10に示す工程を経て形成することができる。密着部11を形成する際には、まず、第1接触部14a及び第2接触部15aの四隅をそれぞれ対応させるように、下蓋14’の上面の開口部と上蓋15’の下面の開口部とを合わせ、第1接触部14aと第2接触部15aとを接触させることにより、その一部断面が図10(a)に示される状態にする。こうして第1接触部14aと第2接触部15aとを接触させたら、図10(b)に示すように、治具91で部位14ap及び部位15apを挟んで固定しながら、治具92を図10(b)の下側から上側へと移動させ、治具91で固定されていない下蓋14’の部位14b及び上蓋15’の部位15bを折り曲げて、図10(c)に示す状態へと加工する。こうして図10(c)の状態に加工したら、図10(d)に示すように下蓋14’を治具93に配置し、治具94を図10(d)の上側から下側へと移動させて、図10(c)の状態において部位14apから立設していた部位14b’及び部位15apから立設していた部位15b’を折り曲げることにより、図10(e)に示した密着部11を形成することができる。
このようにして形成される密着部11を具備することにより、従来のヘミング曲げ加工のように、180°折り曲げられた部位及び折り曲げられていない部位のみを密着させて固定する形態と比較して、下蓋14と上蓋15とを強く密着させることが可能になり、容器12の密閉性を向上させることが容易になる。また、曲げ加工によって密着部11を形成することにより、容器12を密閉する際に下蓋14及び上蓋15を加熱する必要がないので、電池セル13が熱によって劣化する事態を抑制することができる。さらに、容器12の側面全周から突出している密着部11を形成することにより、孔14x、14xが設けられている下蓋14の側面を凹部21に対向させないようにしながら、密着部11を凹部21に配置することが容易になるので、電気エネルギーを取り出しやすい電池モジュール100を提供することができる。加えて、容器12の上面や下面ではなく、容器12の側面から突出している密着部11が備えられる電池モジュール100によれば、外装体20内で隣接する電池10、10を密着させる向きの力を付与することによって、電池10の上面及び下面に均一な圧力を付与することができる。電池10の上面や下面に均一な力を付与することにより、電池10の性能むらを抑制することができるので、電池モジュール100によれば、性能を向上させることが容易になる。
本発明の電池モジュール100に関する上記説明では、折り曲げられていない第1接触部14aの部位14apと、180°折り曲げられた第1接触部14aの部位14aqと、360°折り曲げられた第1接触部14aの部位14arと、折り曲げられていない第2接触部15aの部位15apと、180°折り曲げられた第2接触部15aの部位15aqと、を有する密着部11が備えられる形態を例示したが、本発明における密着部は、当該形態に限定されるものではない。そこで、本発明の電池モジュールが採り得る密着部の他の形態について、図11乃至図14を参照しつつ説明する。
図11は、密着部31を説明する断面図である。図11は、図9と対応する図であり、密着部31の断面を拡大して示している。また、図12に、密着部31を形成する工程の一例を示す。以下において、密着部31が形成される前の下蓋34及び上蓋35を、下蓋34’及び上蓋35’という。
図11及び図12に示すように、密着部31は、下蓋34及び上蓋35を密着させて固定することにより、下蓋34及び上蓋35を有する容器32を密閉する部位である。密着部31は、下蓋34’の開口部の外縁に下蓋34’の側面から突出する形態で備えられている枠型形状の第1接触部34aと、上蓋35’の開口部の外縁に上蓋35’の側面から突出する形態で備えられている枠型形状の第2接触部35aとを接触させた後に、第1接触部34aと第2接触部35aとを密着させて固定することによって、形成されている。具体的には、図11に示すように、密着部31は、折り曲げられていない第1接触部34aの部位34ap(容器32の外方へ水平方向に延在している部位34ap)と、180°折り曲げられた第1接触部34aの部位34aqと、折り曲げられていない第2接触部35aの部位35apと、を有している。そして、部位34aqの端部と部位35apとが、金属ロウ33を用いたレーザーロウ付けによって接合されている。
図12に示すように、密着部31を形成する際には、まず、第1接触部34a及び第2接触部35aの四隅をそれぞれ対応させるように、下蓋34’の上面の開口部と上蓋35’の下面の開口部とを合わせ、第1接触部34aと第2接触部35aとを接触させることにより、その一部断面が図12(a)に示される状態にする。こうして第1接触部34aと第2接触部35aとを接触させたら、不図示の治具を用いて下蓋34’の部位34bを折り曲げて、図12(b)に示す状態へと加工する。こうして図12(b)の状態に加工したら、金属ロウ33を用いて部位34aqの端部と部位35apとをレーザーロウ付けして、部位34aqの端部と部位35apとを接合することにより、図12(c)に示した密着部31を形成することができる。レーザーロウ付けによって部位34aqの端部と部位35apとを接合して密着部31を形成する形態であっても、密着部31は下蓋34及び上蓋35の側面(容器32の側面)から外方へと突出しているので、容器32に収容されている電池セルは、レーザーロウ付けの熱による影響を受け難い。また、密着部31は曲げ加工及びレーザーロウ付けによって形成されるので、容易に加工することができる。密着部31に用いられる金属ロウ33は、特に限定されるものではなく、公知の金属ロウ(例えば、銀ロウ、アルミニウムロウ、リン銅ロウ、黄銅ロウ等の硬ロウや、各種の軟ロウ)を適宜用いることができる。
図13は、密着部11及び密着部31とは異なる密着部41を説明する断面図である。図13は、図9及び図11と対応する図であり、密着部41の断面を拡大して示している。また、図14に、密着部41を形成する工程の一例を示す。以下において、密着部41が形成される前の下蓋44及び上蓋45を、下蓋44’及び上蓋45’という。
図13及び図14に示すように、密着部41は、下蓋44及び上蓋45を密着させて固定することにより、下蓋44及び上蓋45を有する容器42を密閉する部位である。密着部41は、下蓋44’の開口部の外縁に下蓋44’の側面から突出する形態で備えられている枠型形状の第1接触部44aと、上蓋45’の開口部の外縁に上蓋45’の側面から突出する形態で備えられている枠型形状の第2接触部45aとを接触させた後に、第1接触部44aと第2接触部45aとを密着させて固定することによって、形成されている。具体的には、図13に示すように、密着部41は、折り曲げられていない第1接触部44aの部位44ap(容器42の外方へ水平方向に延在している部位44ap)と、180°折り曲げられた第1接触部44aの部位44aqと、折り曲げられていない第2接触部45aの部位45apと、を有している。そして、部位44aqの端部と部位45apとが、密封材(シーラー、シーリング材)43を用いて接合されている。
図14に示すように、密着部41を形成する際には、まず、第1接触部44a及び第2接触部45aの四隅をそれぞれ対応させるように、下蓋44’の上面の開口部と上蓋45’の下面の開口部とを合わせ、第1接触部44aと第2接触部45aとを接触させることにより、その一部断面が図14(a)に示される状態にする。こうして第1接触部44aと第2接触部45aとを接触させたら、不図示の治具を用いて下蓋44’の部位44bを折り曲げて、図14(b)に示す状態へと加工する。こうして図14(b)の状態に加工したら、常温で固まる公知の密封材43を部位44aqの端部と部位45apに塗布し、所定の時間に亘って放置する。所定の時間が経過すると、密封材43が固まるので、図14(c)に示した密着部41を形成することができる。密封材43によって部位44aqの端部と部位45apとを接合して密着部41を形成する形態とすることにより、容器42を密閉する際に下蓋44’及び上蓋45’を加熱する必要がないので、電池セルが熱によって劣化する事態を抑制することができる。また、密着部41は曲げ加工及び密封材塗布を経て形成されるので、容易に加工することができる。なお、密着部41に用いられる密封材43として、常温で固まる密封材を例示したが、本発明で使用可能な密封材は当該形態に限定されるものではない。本発明で使用可能な密封材は、特に限定されるものではなく公知の密封材を適宜用いることができる。本発明では、硬化させる際に加熱を要する密封材を用いることも可能である。密封材を硬化させるために加熱する場合であっても、密着部41は下蓋44及び上蓋45の側面(容器42の側面)から外方へと突出しているので、容器42に収容されている電池セルは、熱による影響を受け難い。そのような密封材としては、ビスフェノールA型、F型、フェノール型、ノボラック型又はそのゴム変性品からなるエポキシ樹脂に、潜在性硬化剤としてジシアンジアミン、特殊アミン又はその塩類を配合し、さらに酸無水物も配合して、熱硬化型に調整したもの等を例示することができる。ここで、潜在性硬化剤とは、粉末状態で添加され、常温では安定で、溶融温度付近でエポキシ樹脂と反応する硬化剤である。
電池モジュール100に関する上記説明では、固体電解質層を有する電池10が備えられている形態を例示したが、本発明の電池モジュールは当該形態に限定されるものではない。本発明の電池モジュールには、公知の電解液を用いた電池が備えられていても良い。ただし、安全性を向上させやすく、且つ、電池セルの配置の自由度を向上させやすい形態の電池モジュールを提供可能にする等の観点からは、固体電解質層を有する電池が備えられる形態とすることが好ましい。本発明の電池モジュールにおいて、固体電解質としては、LiPO等の酸化物系固体電解質のほか、LiPSや、LiS:P=50:50〜100:0となるようにLiS及びPを混合して作製した硫化物系固体電解質(例えば、質量比で、LiS:P=70:30となるようにLiS及びPを混合して作製した硫化物固体電解質)等、公知の固体電解質を適宜用いることができる。
また、電池モジュール100において、正極層は、少なくともコバルト酸リチウム等に代表される公知の正極活物質を含有していれば良く、正極活物質に加えて、固体電解質や導電材等がさらに含有されている形態とすることも可能である。正極層に固体電解質を含有させる場合には、固体電解質層に使用可能な上記固体電解質を適宜用いることができ、正極層に導電材を含有させる場合には、アセチレンブラック等の公知の導電材を用いることができる。
また、電池モジュール100において、負極層は、少なくともグラファイト等に代表される公知の負極活物質を含有していれば良く、負極活物質に加えて、固体電解質や導電材等がさらに含有されている形態とすることも可能である。負極層に固体電解質や導電材を含有させる場合には、正極層に含有させ得る固体電解質や導電材と同様の物質を用いることができる。
また、電池モジュール100において、正極集電体や負極集電体としては、Al箔、Cu箔、Ni箔、Fe箔、CuNi箔、及び、CuFe箔等、電池に使用可能な公知の集電体を適宜用いることができ、正極端子や負極端子としては、銅や金等に代表される公知の導電性材料を適宜用いることができる。さらに、電池セル13を収容する容器12(下蓋14及び上蓋15)の構成材料は、従来の電池に用いられてきた容器の材料と同様の材料を適宜用いることができる。そのような材料としては、アルミニウムやステンレス鋼等の導電性材料のほか、公知の合成樹脂等を例示することができる。
また、電池モジュール100において、外装体20の構成材料は、従来の電池に用いられてきたケースの材料と同様の材料を適宜用いることができる。そのような材料としては、アルミニウムやステンレス鋼等の導電性材料のほか、公知の合成樹脂等を例示することができる。また、凹部21に配設する弾性体22は、電池モジュール100の使用時の環境に耐えることができ、且つ、例えば電池モジュール100の使用時に発生した衝撃を吸収して容器12と外装体20との接触に起因する音を低減することが可能な、公知の弾性体(例えば、ゴムやスポンジ状部材等)を適宜用いることができる。
また、電池モジュール100に関する上記説明では、容器12に1つの電池セル13が収容される形態を例示したが、本発明の電池モジュールは当該形態に限定されるものではなく、1つの容器に複数の電池セルが収容されていても良い。1つの容器に複数の電池セルが収容される形態とすることにより、電池モジュールの部品点数を低減することや、体積密度を向上させることが可能になる。また、1つの容器に複数の電池セルが収容される場合、部品点数を低減することや電池モジュールの生産性を向上させやすい形態にする等の観点からは、容器に収容される複数の電池セルを、電気的に直列又は並列に接続した上で、容器の側面に1つの正極端子及び1つの負極端子が接続されている形態とすることが好ましい。図15に、容器51内に複数の電池セル52、52、…が収容されている電池50の断面を示す。図15では、電池セル52、52、…の形態、及び、容器51の側面から突出する位置に備えられている密着部53の形態を簡略化して示している。例えば、容器51内に、互いに電気的に接続(直列接続、並列接続)された4つの電池セル52、52、52、52が収容され、1つの電池セル52に接続された正極端子が容器51の側面に固定され、且つ、他の1つの電池セル52に接続された負極端子が容器51の側面に固定されている形態とすることにより、部品点数を低減することが可能になるほか、充放電に寄与しないデッドスペースを低減することが可能になるので、体積密度を向上させることが可能になる。
また、本発明の電池モジュールに関する上記説明では、略直方体形状である下蓋14’の上面に相当する箇所に、4つの側面よりも面積が大きい下面と略同一面積の開口部を有する下蓋14’、及び、略直方体形状である上蓋15’の4つの側面よりも面積が大きい下面に相当する箇所に、下蓋14’の開口部と同等の大きさの開口部を有する上蓋15’を用いて作製した、電池モジュール100を例示したが、本発明の電池モジュールは当該形態に限定されるものではない。ただし、電池セルを容器内に収容しやすい形態とすることにより、生産性を向上させやすい電池モジュールを提供する等の観点からは、4つの側面よりも面積が大きい上面に、これと対向する下面と略同一面積の開口部を有する下蓋が備えられる形態とすることが好ましい。
また、本発明の電池モジュールにおいて、容器の深さ(下蓋の側面及び上蓋の側面の合計高さ)は、特に限定されるものではないが、下蓋及び上蓋を絞り加工で形成した場合であっても、生産性が低下し難い深さとすることが好ましい。かかる観点から、容器の深さは、30mm未満とすることが好ましい。
本発明の電池モジュールは、電気自動車やハイブリッド自動車等に利用することができる。
10、50…電池
11、31、41、53…密着部
12、32、42、51…容器
13、52…電池セル
14、14’、34、34’、44、44’…下蓋
14a、34a、44a…第1接触部
14ap、34ap、44ap…折り曲げられていない部位
14aq、34aq、44aq…180°折り曲げられた部位
14ar…360°折り曲げられた部位
14x…孔
15、15’、35、35’、45、45’…上蓋
15a、35a、45a…第2接触部
15ap、35ap、45ap…折り曲げられていない部位
15aq…180°折り曲げられた部位
20…外装体
21…凹部
22…弾性体
33…金属ロウ
43…密封材
91、92、93、94…治具
100…電池モジュール

Claims (12)

  1. 電池及び該電池を収容する外装体を備える電池モジュールであって、
    前記電池は、正極層、負極層、及び、前記正極層と前記負極層との間に配設された電解質を有する電池セル、並びに、該電池セルを収容可能な容器、を具備し、
    前記容器は、下面と、前記下面から立設し前記下面を囲む側面と、収容されるべき前記電池セルが通過可能に形成された上面開口部と、該上面開口部の外周に延在し前記側面から突出する第1接触部とを有する下蓋、及び、前記第1接触部と接触する第2接触部を有し前記上面開口部を塞ぐ上蓋、を備え、
    前記容器は、前記第1接触部と前記第2接触部とを密着させて固定した、前記下蓋及び前記上蓋の側面から突出している密着部によって密閉され、
    前記外装体は、前記密着部が配設される凹部を有することを特徴とする、電池モジュール。
  2. 前記正極層に接続された正極端子及び前記負極層に接続された負極端子は、前記容器の側面に固定され、
    前記密着部は、少なくとも、前記正極端子が固定されている前記側面及び前記負極端子が固定されている前記側面とは異なる側面に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記密着部に、180°折り曲げられた前記第1接触部の部位と、折り曲げられていない前記第2接触部の部位と、が含まれていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の電池モジュール。
  4. 前記密着部に、360°折り曲げられた前記第1接触部の部位と、180°折り曲げられた前記第2接触部の部位と、がさらに含まれ、
    折り曲げられていない前記第1接触部の部位、及び、360°折り曲げられた前記第1接触部の部位によって、折り曲げられていない前記第2接触部の部位が挟持され、
    180°折り曲げられた前記第1接触部の部位、及び、360°折り曲げられた前記第1接触部の部位によって、180°折り曲げられた前記第2接触部の部位が挟持されていることを特徴とする、請求項3に記載の電池モジュール。
  5. 180°折り曲げられた前記第1接触部の部位の端部と、折り曲げられていない前記第2接触部の部位とが、レーザーロウ付けによって接合されていることを特徴とする、請求項3に記載の電池モジュール。
  6. 180°折り曲げられた前記第1接触部の部位の端部と、折り曲げられていない前記第2接触部の部位とが、密封材を介して接合されていることを特徴とする、請求項3に記載の電池モジュール。
  7. 前記外装体に複数の前記電池が収容され、
    隣接して収容されている2つの前記電池は、一方の前記電池における前記下蓋の下面と、他方の前記電池における前記上蓋の上面とが接触するように配置されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  8. 前記電解質が、固体電解質であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  9. 前記容器に複数の前記電池セルが収容されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  10. 前記容器の側面に、1つの正極端子及び1つの負極端子が固定されていることを特徴とする、請求項9に記載の電池モジュール。
  11. 前記容器は、4つの側面よりも面積が大きい上面及び下面を有する略直方体形状であり、前記上面開口部の開口面積は、前記下蓋の前記下面の面積と略同一であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  12. 前記容器の深さが30mm未満であることを特徴とする、請求項11に記載の電池モジュール。
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