JP2012083402A - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クリーニング装置17のユニット内部から廃トナーを排出させる開口部106には、揺動可能に軸支された滞留トナー掻解手段としてのアジテータ120が設けられている。搬送スクリュー102が回転すると、スクリューの羽根(コイル)102bがアジテータ120の櫛歯部(第一の揺動部)に接触してアジテータ120を揺動させ、軸の下側(櫛歯部とは反対側)に設けられる平板部(第二の揺動部)が揺動し、開口部106付近に滞留するトナーを掻き解し、廃トナーをユニット外部に排出させる。
【選択図】図7
Description
また、前記回転軸が前記搬送スクリューの軸に平行に配設されると好ましい。
また、前記搬送スクリューのコイルピッチをpとしたとき、前記第一の揺動部の櫛歯のピッチがk×pである(kは係数)と好ましい。
また、前記搬送スクリュー及び前記アジテータが当該クリーニング装置のケーシング内に収容され、前記トナー排出部が前記ケーシングの一部に設けられるとともに、前記第一の揺動部が可撓性材料からなり、該第一の揺動部は前記搬送スクリューに接触して揺動したときに前記ケーシングに当接すると好ましい。
また、前記滞留トナー掻解手段が導電性の材質であると好ましい。
また、前記の課題は、本発明により、請求項1〜10のいずれか1項に記載のクリーニング装置を備える画像形成装置により解決される。
また、前記クリーニング装置が感光体をクリーニングする装置であると好ましい。
請求項4の構成により、アジテータの回転軸が搬送スクリューの軸に平行に配設されるので、搬送スクリューにより無理なくアジテータを揺動させることができる。
請求項6の構成により、搬送スクリューのコイルピッチをpとしたとき、第一の揺動部の櫛歯のピッチがk×pである(kは係数)ことによって、アジテータに大きな回転力が得られる。
請求項11の画像形成装置によれば、トナー排出部にトナーが固着すること無く廃トナーをユニット外に排出できるクリーニング装置を備えることによって、像担持体を良好にクリーニングできるため、高画質を経時的に維持することが可能となる。
請求項13の構成により、感光体を良好にクリーニングできるため、高画質な画像を形成することができる。
図1は、本発明に係るクリーニング装置を備える画像形成装置の一例を示す断面構成図である。この図に示す画像形成装置は、タンデム型間接転写方式のカラー複写装置として構成されたものであり、複写装置本体100,給紙テーブル200,スキャナ(画像読取装置)300,自動原稿搬送装置(ADF)400からなる。
上記構成のカラー複写装置を用いてコピーをとる時には、まず、原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットするか、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
さらに、アジテータ120を導電性の材質により形成し、アースに落とすことで、摩擦帯電を防止することができ、トナーの排出性を向上させることができる。
600dpi以上の微少ドットを再現するために、トナーの体積平均粒径は3〜8μmが好ましい。体積平均粒径(Dv)と個数平均粒径(Dn)との比(Dv/Dn)は1.00〜1.40の範囲にあることが好ましい。(Dv/Dn)が1.00に近いほど粒径分布がシャープであることを示す。このような小粒径で粒径分布の狭いトナーでは、トナーの帯電量分布が均一になり、地肌かぶりの少ない高品位な画像を得ることができ、また、静電転写方式では転写率を高くすることができる。
図12は、形状係数SF−1、形状係数SF−2を説明するためにトナーの形状を模式的に示した図である。形状係数SF−1は、トナー形状の丸さの割合を示すものであり、下記式(1)で表される。トナーを2次元平面に投影してできる形状の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで除して、100π/4を乗じた値である。
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4)・・・式(1)
SF−1の値が100の場合トナーの形状は真球となり、SF−1の値が大きくなるほど不定形になる。
SF−2={(PERI)2/AREA}×(100π/4)・・・式(2)
SF−2の値が100の場合トナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF−2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
(ポリエステル)
多価アルコール化合物(PO)としては、2価アルコール(DIO)および3価以上の多価アルコール(TO)が挙げられ、(DIO)単独、または(DIO)と少量の(TO)との混合物が好ましい。2価アルコール(DIO)としては、アルキレングリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールなど);アルキレンエーテルグリコール(ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコールなど);脂環式ジオール(1,4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノールAなど);ビスフェノール類(ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールSなど);上記脂環式ジオールのアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなど)付加物;上記ビスフェノール類のアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなど)付加物などが挙げられる。これらのうち好ましいものは、炭素数2〜12のアルキレングリコールおよびビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物であり、特に好ましいものはビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物、およびこれと炭素数2〜12のアルキレングリコールとの併用である。3価以上の多価アルコール(TO)としては、3〜8価またはそれ以上の多価脂肪族アルコール(グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトールなど);3価以上のフェノール類(トリスフェノールPA、フェノールノボラック、クレゾールノボラックなど);上記3価以上のポリフェノール類のアルキレンオキサイド付加物などが挙げられる。
着色剤としては、公知の染料及び顔料が全て使用でき、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレットVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ピグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン及びそれらの混合物が使用できる。着色剤の含有量はトナーに対して通常1〜15重量%、好ましくは3〜10重量%である。
荷電制御剤としては公知のものが使用でき、例えばニグロシン系染料、トリフェニルメタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン酸キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体または化合物、タングステンの単体または化合物、フッ素系活性剤、サリチル酸金属塩及び、サリチル酸誘導体の金属塩等である。具体的にはニグロシン系染料のボントロン03、4級アンモニウム塩のボントロンP−51、含金属アゾ染料のボントロンS−34、オキシナフトエ酸系金属錯体のE−82、サリチル酸系金属錯体のE−84、フェノール系縮合物のE−89(以上、オリエント化学工業社製)、4級アンモニウム塩モリブデン錯体のTP−302、TP−415(以上、保土谷化学工業社製)、4級アンモニウム塩のコピーチャージPSYVP2038、トリフェニルメタン誘導体のコピーブルーPR、4級アンモニウム塩のコピーチャージ NEG VP2036、コピーチャージ NX VP434(以上、ヘキスト社製)、LRA−901、ホウ素錯体であるLR−147(日本カーリット社製)、銅フタロシアニン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、その他スルホン酸基、カルボキシル基、4級アンモニウム塩等の官能基を有する高分子系の化合物が挙げられる。このうち、特にトナーを負極性に制御する物質が好ましく使用される。
離型剤としては、融点が50〜120℃の低融点のワックスが、バインダー樹脂との分散の中でより離型剤として効果的に定着ローラとトナー界面との間で働き、これにより定着ローラにオイルの如き離型剤を塗布することなく高温オフセットに対し効果を示す。このようなワックス成分としては、以下のものが挙げられる。ロウ類及びワックス類としては、カルナバワックス、綿ロウ、木ロウ、ライスワックス等の植物系ワックス、ミツロウ、ラノリン等の動物系ワックス、オゾケライト、セルシン等の鉱物系ワックス、及びおよびパラフィン、マイクロクリスタリン、ペトロラタム等の石油ワックス等が挙げられる。また、これら天然ワックスの外に、フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエチレンワックス等の合成炭化水素ワックス、エステル、ケトン、エーテル等の合成ワックス等が挙げられる。さらに、12−ヒドロキシステアリン酸アミド、ステアリン酸アミド、無水フタル酸イミド、塩素化炭化水素等の脂肪酸アミド及び、低分子量の結晶性高分子樹脂である、ポリ−n−ステアリルメタクリレート、ポリ−n−ラウリルメタクリレート等のポリアクリレートのホモ重合体あるいは共重合体(例えば、n−ステアリルアクリレート−エチルメタクリレートの共重合体等)等、側鎖に長いアルキル基を有する結晶性高分子等も用いることができる。
トナー粒子の流動性や現像性、帯電性を補助するための外添剤として、無機微粒子が好ましく用いられる。この無機微粒子の一次粒子径は、5×10−3〜2μmであることが好ましく、特に5×10−3〜0.5μmであることが好ましい。また、BET法による比表面積は、20〜500m2 /gであることが好ましい。この無機微粒子の使用割合は、トナーの0.01〜5wt%であることが好ましく、特に0.01〜2.0wt%であることが好ましい。
1)着色剤、未変性ポリエステル、イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー、離型剤を有機溶媒中に分散させトナー材料液を作る。
有機溶媒は、沸点が100℃未満の揮発性であることが、トナー母体粒子形成後の除去が容易である点から好ましい。具体的には、トルエン、キシレン、ベンゼン、四塩化炭素、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、トリクロロエチレン、クロロホルム、モノクロロベンゼン、ジクロロエチリデン、酢酸メチル、酢酸エチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどを単独あるいは2種以上組合せて用いることができる。特に、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒および塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素が好ましい。有機溶媒の使用量は、ポリエステルプレポリマー100重量部に対し、通常0〜300重量部、好ましくは0〜100重量部、さらに好ましくは25〜70重量部である。
水系媒体は、水単独でも良いし、アルコール(メタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコールなど)、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、セルソルブ類(メチルセルソルブなど)、低級ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンなど)などの有機溶媒を含むものであってもよい。
界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、リン酸エステルなどのアニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩、アミノアルコール脂肪酸誘導体、ポリアミン脂肪酸誘導体、イミダゾリンなどのアミン塩型や、アルキルトリメチルアンモニム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ピリジニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、塩化ベンゼトニウムなどの4級アンモニウム塩型のカチオン性界面活性剤、脂肪酸アミド誘導体、多価アルコール誘導体などの非イオン界面活性剤、例えばアラニン、ドデシルジ(アミノエチル)グリシン、ジ(オクチルアミノエチル)グリシンやN−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウムべタインなどの両性界面活性剤が挙げられる。
上記の樹脂微粒子、無機化合物分散剤と併用して使用可能な分散剤として、高分子系保護コロイドにより分散液滴を安定化させても良い。例えばアクリル酸、メタクリル酸、α−シアノアクリル酸、α−シアノメタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、フマール酸、マレイン酸または無水マレイン酸などの酸類、あるいは水酸基を含有する(メタ)アクリル系単量体、例えばアクリル酸−β−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−β−ヒドロキシエチル、アクリル酸−β−ヒドロキシプロビル、メタクリル酸−β−ヒドロキシプロピル、アクリル酸−γ−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸−γ−ヒドロキシプロピル、アクリル酸−3−クロロ2−ヒドロキシプロビル、メタクリル酸−3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル、ジエチレングリコールモノアクリル酸エステル、ジエチレングリコールモノメタクリル酸エステル、グリセリンモノアクリル酸エステル、グリセリンモノメタクリル酸エステル、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミドなど、ビニルアルコールまたはビニルアルコールとのエーテル類、例えばビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルプロピルエーテルなど、またはビニルアルコールとカルボキシル基を含有する化合物のエステル類、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニルなど、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミドあるいはこれらのメチロール化合物、アクリル酸クロライド、メタクリル酸クロライドなどの酸クロライド類、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、エチレンイミンなどの含窒素化合物、またはその複素環を有するものなどのホモポリマーまたは共重合体、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシプロピレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミド、ポリオキシプロピレンアルキルアミド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルフェニルエステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエステルなどのポリオキシエチレン系、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどのセルロース類などが使用できる。
この反応は、分子鎖の架橋及び/又は伸長を伴う。反応時間は、ポリエステルプレポリマー(A)の有するイソシアネート基構造とアミン類(B)との反応性により選択されるが、通常10分〜40時間、好ましくは2〜24時間である。反応温度は、通常、0〜150℃、好ましくは40〜98℃である。また、必要に応じて公知の触媒を使用することができる。具体的にはジブチルチンラウレート、ジオクチルチンラウレートなどが挙げられる。
有機溶媒を除去するためには、系全体を徐々に層流の攪拌状態で昇温し、一定の温度域で強い攪拌を与えた後、脱溶媒を行うことで紡錘形のトナー母体粒子が作製できる。また、分散安定剤としてリン酸カルシウム塩などの酸、アルカリに溶解可能な物を用いた場合は、塩酸等の酸により、リン酸カルシウム塩を溶解した後、水洗するなどの方法によって、トナー母体粒子からリン酸カルシウム塩を除去する。その他酵素による分解などの操作によっても除去できる。
荷電制御剤の打ち込み、及び無機微粒子の外添は、ミキサー等を用いた公知の方法によって行われる。
図13は、トナーの形状を模式的に示す図である。図13において、略球形状のトナーを長軸r1、短軸r2、厚さr3(但し、r1≧r2≧r3とする。)で規定するとき、本発明のトナーは、長軸と短軸との比(r2/r1)(図13(b)参照)が0.5〜1.0で、厚さと短軸との比(r3/r2)(図13(c)参照)が0.7〜1.0の範囲にあることが好ましい。長軸と短軸との比(r2/r1)が0.5未満では、真球形状から離れるためにドット再現性及び転写効率が劣り、高品位な画質が得られなくなる。また、厚さと短軸との比(r3/r2)が0.7未満では、扁平形状に近くなり、球形トナーのような高転写率は得られなくなる。特に、厚さと短軸との比(r3/r2)が1.0では、長軸を回転軸とする回転体となり、トナーの流動性を向上させることができる。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、クリーニング装置の構成は、本発明の範囲内で適宜な形態を採用可能である。搬送スクリューの形状やピッチ等は任意である。また、滞留トナー掻解手段としてのアジテータの構成や材質等も本発明の範囲内で適宜な形態を採用可能である。像担持体としての感光体や中間転写体に対するクリーニング装置の配置場所なども任意である。ベルト状感光体や中間転写ドラムを用いることも可能である。
17 クリーニング装置(中間転写体クリーニング装置)
18 画像形成ユニット
20 対向ローラ
40 感光体
41 クリーニング装置(感光体クリーニング装置)
100 複写装置本体
101 ブラシローラ
102 搬送スクリュー
103 クリーニングブレード
104 ケーシング(クリーニング装置筐体)
105 突設部
106 開口部(廃トナー排出口)
120 アジテータ(滞留トナー掻解手段)
121 シャフト(アジテータ軸)
122 櫛歯部(第一の揺動部)
123 平板部(第二の揺動部)
200 給紙テーブル
300 スキャナ(画像読取装置)
400 自動原稿搬送装置(ADF)
Claims (16)
- 表面にトナー像が担持される像担持体上のトナーを除去する除去手段と、該除去手段により除去したトナーをトナー排出部へ向けて搬送する搬送スクリューとを有するクリーニング装置において、
前記トナー排出部に設けられ、前記搬送スクリューにより揺動される滞留トナー掻解手段を備えることを特徴とするクリーニング装置。 - 前記滞留トナー掻解手段が、前記搬送スクリューに接触して揺動する第一の揺動部と、該第一の揺動部の揺動に連動して揺動する第二の揺動部とからなるアジテータであることを特徴とする、請求項1に記載のクリーニング装置。
- 前記アジテータは回転軸を有し、前記第一の揺動部と前記第二の揺動部とが前記回転軸に支持されて回転することを特徴とする、請求項2に記載のクリーニング装置。
- 前記回転軸が前記搬送スクリューの軸に平行に配設されることを特徴とする、請求項3に記載のクリーニング装置。
- 前記第一の揺動部は、前記回転軸方向に沿って間隔をあけて配置された複数の部材からなる櫛歯状に設けられていることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
- 前記搬送スクリューのコイルピッチをpとしたとき、前記第一の揺動部の櫛歯のピッチがk×pである(kは係数)
ことを特徴とする、請求項5に記載のクリーニング装置。 - 前記搬送スクリューのコイルピッチをpとしたとき、前記第一の揺動部の櫛歯のピッチがk×p+αである(kは係数)
ことを特徴とする、請求項5に記載のクリーニング装置。 - 前記搬送スクリュー及び前記アジテータが当該クリーニング装置のケーシング内に収容され、前記トナー排出部が前記ケーシングの一部に設けられるとともに、
前記第一の揺動部が可撓性材料からなり、該第一の揺動部は前記搬送スクリューに接触して揺動したときに前記ケーシングに当接することを特徴とする、請求項2〜5のいずれか1項に記載のクリーニング装置。 - 前記トナー排出部が前記搬送スクリューの下方に設けられることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
- 前記滞留トナー掻解手段が導電性の材質であることを特徴とする、請求項1に記載のクリーニング装置。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のクリーニング装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
- 前記クリーニング装置が中間転写体をクリーニングする装置であることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング装置が感光体をクリーニングする装置であることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
- 体積平均粒径が3〜8[μm]であり、体積平均粒径を個数平均粒径で除算した値が1.00〜1.40の範囲であり、且つ形状係数SF−2が100〜190であるトナーを用いることを特徴とする、請求項11〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記トナーとして、少なくとも、窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤、及び離型剤が有機溶媒中に分散せしめられたトナー材料液の水系媒体中における架橋反応、伸張反応又はその両方の反応によって得られたもの、を用いることを特徴とする、請求項14に記載の画像形成装置。
- 前記トナーとして、トナー粒子の単軸r2を長軸r1で除算した値が0.5〜1.0の範囲にあり、トナー粒子の厚さr3(但し、r1≧r2≧r3)を単軸r2で除算した値が0.7〜1.0の範囲にあるもの、を用いることを特徴とする、請求項14又は15に記載の画像形成装置。
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