JP2007292996A - 画像形成装置、プロセスカートリッジ及びトナー - Google Patents
画像形成装置、プロセスカートリッジ及びトナー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007292996A JP2007292996A JP2006120346A JP2006120346A JP2007292996A JP 2007292996 A JP2007292996 A JP 2007292996A JP 2006120346 A JP2006120346 A JP 2006120346A JP 2006120346 A JP2006120346 A JP 2006120346A JP 2007292996 A JP2007292996 A JP 2007292996A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forming apparatus
- toner
- image forming
- image
- image carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】像担持体5と、前記像担持体5へ潤滑剤16を塗布するための潤滑剤塗布手段15と、前記像担持体5の表面に潜像を形成する帯電手段17と、を備え、像担持体線速が可変である画像形成装置において、前記潤滑剤塗布手段15が、回転体であり、前記像担持体線速が速い場合、前記回転体の線速を遅くする画像形成装置1、プロセスカートリッジ、およびトナーである。
【選択図】図2
Description
しかしながら、一般に円形度の高いトナーはクリーニング性が悪いことで知られている。これは、トナーがブレードエッジに引っかからずに転がってしまう為、ブレードをすりぬけやすくなっていることに起因する。このようなクリーニング性が悪いトナーでは帯電ローラが汚れやすく、経時で帯電ムラによる異常画像が発生するという問題点があった。
そこで、この問題に対して、帯電ローラにクリーナを搭載することで帯電ローラの汚れを取り除くこと(特許文献1)や、非接触帯電あるいは近接帯電とすることで帯電ローラに汚れを付きにくくするなどの工夫がされてきた(特許文献2)。
また、感光体に塗布した潤滑剤が帯電ローラに付着することによっても経時で帯電ムラによる異常画像が発生する。こうした潤滑剤の制御面で帯電ローラ汚れによる異常画像の防止は十分ではなかった。画像面積によって潤滑剤塗布量を変化させて感光体摩擦係数を常に十分に下げておく(特許文献3)などの制御方法も開示されているが、前記した帯電ムラによる異常画像を防止については、さらに改善することが望まれていた。
しかしながら、最近では環境の面でもユニットの寿命をさらに長寿命化することが必要となってきており、前述した対策よりもより大きな効果が必要となってきている。また、機械の高速化も求められており、ブラシが回転することで固形潤滑材を削って感光体ドラム上に潤滑材を塗布する場合、ブラシと感光体ドラムとの線速比が一定の場合、感光体ドラムの線速が大きいとブラシの回転も速くなり、固形潤滑材の削れる量も多くなる。固形潤滑材の削れる量が多いと帯電ローラはより汚れてしまい、より早く異常画像が発生してしまうという問題点があった。
本発明は、像担持体と、前記像担持体へ潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布手段と、前記像担持体の表面に潜像を形成する帯電手段と、を備え、像担持体線速が可変である画像形成装置において、前記潤滑剤塗布手段が、回転体であり、前記像担持体線速が速い場合、前記回転体の線速を遅くすることを特徴とする画像形成装置である。
本発明は、像担持体と、前記像担持体へ潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布手段と、前記像担持体の表面に潜像を形成する帯電手段と、を備え、像担持体線速が可変である画像形成装置において、前記潤滑剤塗布手段が、回転体であり、前記回転体の回転数が、像担持体線速によらず一定である制御をすることを特徴とする画像形成装置である。
本発明は、像担持体と、前記像担持体へ潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布手段と、前記像担持体の表面に潜像を形成する帯電手段と、前記帯電手段により像担持体上に形成された潜像をトナー像化する現像手段と、前記現像手段により像担持体上に形成されたトナー像を転写材上に転写する転写手段と、を備えた画像形成装置において、前記潤滑剤塗布手段が、回転体であり、前記転写手段が、転写材に流す転写電流が大きい場合、前記回転体の像担持体との線速比を小さくすることを特徴とする画像形成装置である。
本発明は、前記帯電手段が、帯電ローラであることを特徴とする。
本発明は、前記帯電ローラが、前記像担持体に対し非接触で配置されることを特徴とする。
本発明は、前記帯電ローラに直流(AC)電圧と交流(DC)電圧を重畳して印加することを特徴とする。
本発明は、トナーは、平均円形度が0.93以上であることを特徴とする。
本発明は、トナーは、体積平均粒経が3〜8μmであり、体積平均粒経(Dv)と個数平均粒経との比(Dv/Dn)が1.00〜1.40の範囲であることを特徴とする。
本発明は、トナーは、形状係数SF−1が100〜180の範囲であり、形状係数SF−2が100〜180の範囲であることを特徴とする。
本発明は、トナーは、長軸と短軸との比(r2/r1)が0.5〜1.0の範囲であり、厚さと短軸との比(r3/r2)が0.7〜1.0の範囲であり、長軸r1≧短軸r2≧厚さr3 の関係を満足することを特徴とする。
本発明は、トナーは、窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤、離型材を含むトナー組成物を水系媒体中で樹脂微粒子の存在下で架橋および、又は伸長反応させることを特徴とする。
本発明は、少なくとも前記像担持体、前記帯電手段が一体となって構成されているプロセスカートリッジを有することを特徴とする。
本発明は、プロセスカートリッジが、前記画像形成装置本体に着脱自在であることを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも前記像担持体、前記帯電手段が一体となって構成されていることを特徴とするプロセスカートリッジである。
本発明は、前記画像形成装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジである。
本発明は、平均円形度が0.93以上であることを特徴とするトナーである。
本発明は、体積平均粒経が3〜8μmであり、体積平均粒経(Dv)と個数平均粒経との比(Dv/Dn)が1.00〜1.40の範囲であることを特徴とするトナーである。
本発明は、形状係数SF−1が100〜180の範囲であり、形状係数SF−2が100〜180の範囲であることを特徴とするトナーである。
本発明は、長軸と短軸との比(r2/r1)が0.5〜1.0の範囲であり、厚さと短軸との比(r3/r2)が0.7〜1.0の範囲であり、長軸r1≧短軸r2≧厚さr3 の関係を満足することを特徴とするトナーである。
本発明は、窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤、離型材を含むトナー組成物を水系媒体中で樹脂微粒子の存在下で架橋および、又は伸長反応させることを特徴とするトナーである。
書込みユニット6は、各色毎に用意されたレーザダイオード(LD)方式の4つの光源と、6面のポリゴンミラーとポリゴンモータから構成される1組のポリゴンスキャナと、各光源の光路に配置されたfθレンズ、長尺WTL等のレンズやミラーから構成されている。レーザダイオードから射出されたレーザ光はポリゴンスキャナにより偏向走査され感光体上に照射される。
両面ユニットは、対をなす搬送ガイド板45a,45bと、対をなす複数(この例では4組)の搬送ローラ46とからなり、転写紙の両面に画像を形成する両面画像形成モード時には、片面に画像が形成されて反転ユニットの反転搬送路54に搬送されてスイッチバック搬送された転写紙Pを受入れて、それを給紙部に向けて搬送する。
転写ベルト3と反転ユニット8との間には、画像が転写された転写紙Pの画像を定着する定着装置9が設けられている。その定着装置9の転写紙搬送方向下流側には、反転排紙路20を分岐させて形成し、そこに搬送した転写紙Pを排紙ローラ対25により排紙トレイ26上に排出可能にしている。
また、装置本体1の下部には、上下2段にサイズの異なる転写紙Pを収納可能な給紙カセット11と12を、それぞれ配設している。さらに、装置本体1の右側面には、手差しトレイ13を矢示B方向に開閉可能に設け、その手差しトレイ13を開放することにより、そこから手差し給紙ができるようにしている。
感光体ユニット2A〜2Dは、同一の構成をしたユニットであり、感光体ユニット2Aはマゼンタ色に対応する画像を形成し、感光体ユニット2Bはシアン色に対応する画像を形成し、感光体ユニット2Cはイエロー色に対応する画像を形成し、感光体ユニット2Dはブラック色に対応する画像を形成する。
その転写紙Pは、定着装置9で熱と圧力が加えられることによりトナー像が溶融定着され、その後は指定されたモードに応じた排紙系を通って、装置本体1上部の排紙トレイ26に反転排紙されたり、定着装置9から直進して反転ユニット8内を通ってストレート排紙されたり、あるいは、両面画像形成モードが選択されているときには、前述した反転ユニット8内の反転搬送路に送り込まれた後にスイッチバックされて両面ユニット7に搬送され、そこから再給紙されて感光体ユニット2A〜2Dが設けられている作像部で、裏面に画像が形成された後に排出される。以後、2枚以上の画像形成が指示されているときには、上述した作像プロセスが繰り返される。
一方、給紙カセット11、12から転写紙Pが分離給紙部55、56により給紙され、それが転写ベルト3の直前に設けられているレジストローラ対59により、ブラック感光体5上に形成されているトナー像と一致するタイミングで搬送される。転写紙Pは、転写ベルト3の入口付近に配設している紙吸着ローラ58により帯電され、それにより転写ベルト3の表面に静電的に吸着される。そして、転写紙Pは、転写ベルト3に吸着した状態で搬送されるので、転写ベルト3がマゼンタ、シアン、イエローの感光体5から離間していてもブラックの感光体5まで搬送され、ブラックのトナー像が転写される。転写紙Pを安定して静電吸着搬送するために転写ベルト3は少なくとも表層が高抵抗の材料で構成されている必要がある。その転写紙Pは、フルカラー画像の場合と同様に定着装置9で定着され、指定されたモードに応じた排紙系を通って処理される。以後、2枚以上の画像形成が指示されているときには、上述した作像プロセスが繰り返される。転写ベルト3の材質としてはポリフッ化ビニリデン、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂材料をシームレスベルトに成型し使用することができる。これらの材料はそのまま用いたり、カーボンブラック等の導電材により抵抗調整したりすることが可能である。また、これらの樹脂を基層として、スプレーやディッピング等の方法により表層を形成し、積層構造にしても良い。
ブラシローラ15は、感光体に対向して配置され、クリーニングブレード47によって掻き取られ、E部に溜まったトナーをトナー搬送オーガ48に排出する働き、及び固形潤滑剤16を削って感光体5に塗布する潤滑剤塗布手段の働きを持つ。
導電性支持体は、体積抵抗104Ωcm以下の導電性を示すもの、例えば、アルミニウム、ステンレス等の金属管、あるいはニッケル等の金属をエンドレスベルト状に加工したもの等が用いられる。
下引き層は一般に樹脂を主成分とするが、これらの樹脂はその上に感光層を溶剤を用いて塗布することを考慮すると、一般の有機溶剤に対して耐溶解性の高い樹脂であることが望ましい。このような樹脂としては、ポリビニルアルコール等の水溶性樹脂、共重合ナイロン等のアルコール可溶性樹脂、ポリウレタン、アルキッド−メラミン、エポキシ等の三次元網目構造を形成する硬化型樹脂等が挙げられる。また、下引き層には、モアレ防止、残留電位の低減等のために、酸化チタン、シリカ、アルミナ等の金属酸化物の微粉末を加えてもよい。この下引き層は、適当な溶媒、塗工法を用いて形成することができる。下引き層の膜厚は、0〜5μmが適当である。
電荷発生層は、電荷発生材料を主成分とする層であり、代表的なものとしては、モノアゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、フタロシアニン系顔料等がある。これらの電荷発生材料をポリカーボネート等のバインダー樹脂とともに、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノン等の溶媒を用いて分散し、分散液を塗布することにより形成できる。塗布は、浸漬塗工法やスプレーコート等により行う。電荷発生層の膜厚は、通常は0.01〜5μmである。
芯金はステンレス等の金属が用いられる。芯金が細すぎると帯電部材の切削加工時や、感光体5に加圧されたときのたわみの影響が無視できなくなり、必要なギャップ精度が得られにくい。また、芯金が太すぎる場合には帯電ローラ17が大型化したり、質量が重くなったりする問題があるため、芯金の直径としては6〜10mm程度が望ましい。
帯電ローラ17は、104〜109Ωcmの体積抵抗を持つ材料が好ましい。抵抗が低すぎると感光体5にピンホール等の欠陥があった場合に帯電バイアスのリークが発生しやすく、抵抗が高すぎると放電が十分に発生せず均一な帯電電位を得ることができない。
帯電ローラ17は図示しない電源より接続されており、所定の電圧が印加される。その電圧は、直流電圧のみでもよいが、直流電圧に交流電圧を重畳させた電圧であることが好ましい。交流電圧を印加することにより、感光体5表面をより均一に帯電することができる。
帯電ローラ17はクリーニングブレードをすり抜けたトナー、外添剤、紙粉などの異物によって経時で汚れてくる。そのため、帯電ローラ17をクリーニングする部材として、帯電ローラ17の上方に帯電クリーニングローラ49が配置されている。この帯電クリーニングローラ49は直径5mmの芯金にメラミンフォームとよばれる絶縁性スポンジ材質のローラが接着されたものである。帯電クリーニングローラ49は自重のみで帯電ローラ17に回動自由に当接しており、帯電ローラ17の回転に伴い連れまわり方向に回転しながら、帯電ローラ17表面を清掃する。
感光体5が複数の線速をもつ場合には、速い線速の場合に帯電ローラ17がより汚れてしまう。感光体5とブラシローラ15との線速比が一定である場合、感光体5の線速が早くなると、ブラシローラ15の線速も速くなり、それによって固形潤滑材16の削れる量が多くなる。従って、帯電ローラ17に潤滑材16などの異物が多く付くようになり、異物が付くことによる異常画像がより早く現れることになる。
よって、線速が速い場合は、ブラシローラ15の感光体5との線速比を下げることにより、固形潤滑材16の削れ量が少なくなり、線速が遅い場合の固形潤滑材16の削れ量に合わせることができる。このときの制御は、図示しないCPUの制御によって行われている。また、感光体5の線速が変化しても、ブラシローラ15の回転数が一定になるようにしておけば、固形潤滑材16の削れる量は線速によってほぼ変わることが無く、機構も簡単になる。
表1に像担持体線速とブラシローラ15の線速の設定値を示す。
円形度 a=L0/L ・・・・式(1)
L0は、粒子像と同じ投影面積をもつ円の周囲長を示し、Lは粒子の投影像の周囲長を示す。
平均円形度が0.93〜1.00の範囲では、トナー粒子の表面は滑らかであり、トナー粒子同士、トナー粒子と感光体5との接触面積が小さいために転写性に優れる。
一方、円形度の高いトナーはブレード方式のクリーニングでは感光体5とクリーニングブレード47の隙間に入り込み、すり抜けやすい。しかしながら、本発明の制御手段によって、地汚れを防ぐことによって帯電ローラ17の汚れによる異常画像を抑えることができる。
トナーの形状係数SF−1は100〜180、形状係数SF−2は100〜180の範囲にあることが好ましい。形状係数SF−1は、トナー形状の丸さの割合を示すものであり、下記式(2)で表される。トナーを2次元平面に投影してできる形状の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで除して、100π/4を乗じた値である。
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4) ・・・式(2)
SF−1の値が100の場合トナーの形状は真球となり、SF−1の値が大きくなるほど不定形になる。
また、形状係数SF−2は、トナーの形状の凹凸の割合を示すものであり、下記式(3)で表される。トナーを2次元平面に投影してできる図形の周長PERIの二乗を図形面積AREAで除して、100/4πを乗じた値である。
SF−2={(PERI)2/AREA}×(100/4π) ・・・式(3)
SF−2の値が100の場合トナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF−2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
トナーの形状が球形に近くなると、トナーとトナーあるいはトナーと感光体との接触状態が点接触になるために、トナー同士の吸着力は弱くなり従って流動性が高くなり、また、トナーと感光体との吸着力も弱くなって、転写率は高くなる。一方、球形トナーは、クリーニングブレード47をすり抜けやすいが、しかしながら、本発明の制御手段によって、地汚れを防ぐことによって帯電ローラ17の汚れによる異常画像を抑えることができる。形状係数SF−1、SF−2のいずれかが180を超えると、転写率が低下するため好ましくない。
略球形状のトナーを長軸r1、短軸r2、厚さr3(但し、r1≧r2≧r3とする。)で規定するとき、本発明のトナーは、長軸と短軸との比(r2/r1)が0.5〜1.0で、厚さと短軸との比(r3/r2)が0.7〜1.0の範囲にあることが好ましい。長軸と短軸との比(r2/r1)が0.5未満では、真球形状から離れるためにドット再現性及び転写効率が劣り、高品位な画質が得られなくなる。また、厚さと短軸との比(r3/r2)が0.7未満では、扁平形状に近くなり、球形トナーのような高転写率は得られなくなる。特に、厚さと短軸との比(r3/r2)が1.0では、長軸を回転軸とする回転体となり、トナーの流動性を向上させることができる。
なお、r1、r2、r3は、例えば以下の方法により測定することができる。即ち、トナーを平滑な測定面上に均一に分散付着させ、前記トナーの粒子100個について、カラーレーザー顕微鏡「VK−8500」(キーエンス社製)により500倍に拡大して、前記100個のトナー粒子の長軸r1(μm)、短軸r2(μm)、厚さr3(μm)を測定し、それらの算術平均値から求めることができる。
(ポリエステル)
ポリエステルは、多価アルコール化合物と多価カルボン酸化合物との重縮合反応によって得られる。
多価アルコール化合物(PO)としては、2価アルコール(DIO)および3価以上の多価アルコール(TO)が挙げられ、(DIO)単独、または(DIO)と少量の(TO)との混合物が好ましい。2価アルコール(DIO)としては、アルキレングリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールなど);アルキレンエーテルグリコール(ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコールなど);脂環式ジオール(1,4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノールAなど);ビスフェノール類(ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールSなど);上記脂環式ジオールのアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなど)付加物;上記ビスフェノール類のアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなど)付加物などが挙げられる。これらのうち好ましいものは、炭素数2〜12のアルキレングリコールおよびビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物であり、特に好ましいものはビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物、およびこれと炭素数2〜12のアルキレングリコールとの併用である。3価以上の多価アルコール(TO)としては、3〜8価またはそれ以上の多価脂肪族アルコール(グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトールなど);3価以上のフェノール類(トリスフェノールPA、フェノールノボラック、クレゾールノボラックなど);上記3価以上のポリフェノール類のアルキレンオキサイド付加物などが挙げられる。
は、上述のものの酸無水物または低級アルキルエステル(メチルエステル、エチルエステル、イソプロピルエステルなど)を用いて多価アルコール(PO)と反応させてもよい。
多価アルコール(PO)と多価カルボン酸(PC)の重縮合反応は、テトラブトキシチタネート、ジブチルチンオキサイドなど公知のエステル化触媒の存在下、150〜280℃に加熱し、必要により減圧としながら生成する水を留去して、水酸基を有するポリエステルを得る。ポリエステルの水酸基価は5以上であることが好ましく、ポリエステルの酸価は通常1〜30、好ましくは5〜20である。酸価を持たせることで負帯電性となりやすく、さらには記録紙への定着時、記録紙とトナーの親和性がよく低温定着性が向上する。しかし、酸価が30を超えると帯電の安定性、特に環境変動に対し悪化傾向がある。
また、重量平均分子量1万〜40万、好ましくは2万〜20万である。重量平均分子量が1万未満では、耐オフセット性が悪化するため好ましくない。また、40万を超えると低温定着性が悪化するため好ましくない。
多価イソシアネート化合物(PIC)としては、脂肪族多価イソシアネート(テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、2,6−ジイソシアナトメチルカプロエートなど);脂環式ポリイソシアネート(イソホロンジイソシアネート、シクロヘキシルメタンジイソシアネートなど);芳香族ジイソシアネート(トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートなど);芳香脂肪族ジイソシアネート(α,α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネートなど);イソシアネート類;前記ポリイソシアネートをフェノール誘導体、オキシム、カプロラクタムなどでブロックしたもの;およびこれら2種以上の併用が挙げられる。
多価イソシアネート化合物(PIC)の比率は、イソシアネート基[NCO]と、水酸基を有するポリエステルの水酸基[OH]の当量比[NCO]/[OH]として、通常5/1〜1/1、好ましくは4/1〜1.2/1、さらに好ましくは2.5/1〜1.5/1である。[NCO]/[OH]が5を超えると低温定着性が悪化する。[NCO]のモル比が1未満では、ウレア変性ポリエステルを用いる場合、そのエステル中のウレア含量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化する。
イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)中の多価イソシアネート化合物(PIC)構成成分の含有量は、通常0.5〜40wt%、好ましくは1〜30wt%、さらに好ましくは2〜20wt%である。0.5wt%未満では、耐ホットオフセット性が悪化するとともに、耐熱保存性と低温定着性の両立の面で不利になる。また、40wt%を超えると低温定着性が悪化する。
イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)中の1分子当たりに含有されるイソシアネート基は、通常1個以上、好ましくは、平均1.5〜3個、さらに好ましくは、平均1.8〜2.5個である。1分子当たり1個未満では、ウレア変性ポリエステルの分子量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化する。
2価アミン化合物(B1)としては、芳香族ジアミン(フェニレンジアミン、ジエチルトルエンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタンなど);脂環式ジアミン(4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチルジシクロヘキシルメタン、ジアミンシクロヘキサン、イソホロンジアミンなど);および脂肪族ジアミン(エチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンなど)
などが挙げられる。
3価以上の多価アミン化合物(B2)としては、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンなどが挙げられる。アミノアルコール(B3)としては、エタノールアミン、ヒドロキシエチルアニリンなどが挙げられる。アミノメルカプタン(B4)としては、アミノエチルメルカプタン、アミノプロピルメルカプタンなどが挙げられる。
アミノ酸(B5)としては、アミノプロピオン酸、アミノカプロン酸などが挙げられる。B1〜B5のアミノ基をブロックしたもの(B6)としては、前記B1〜B5のアミン類とケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど)から得られるケチミン化合物、オキサゾリジン化合物などが挙げられる。これらアミン類(B)のうち好ましいものは、B1およびB1と少量のB2の混合物である。
また、ウレア変性ポリエステル中には、ウレア結合と共にウレタン結合を含有していてもよい。ウレア結合含有量とウレタン結合含有量のモル比は、通常100/0〜10/90であり、好ましくは80/20〜20/80、さらに好ましくは、60/40〜30/70である。ウレア結合のモル比が10%未満では、耐ホットオフセット性が悪化する。
(PIC)を反応させる際、及び(A)と(B)を反応させる際には、必要により溶剤を用いることもできる。使用可能な溶剤としては、芳香族溶剤(トルエン、キシレンなど);ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど);エステル類(酢酸エチルなど);アミド類(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなど)およびエーテル類(テトラヒドロフランなど)などのイソシアネート(PIC)に対して不活性なものが挙げられる。
また、ポリエステルプレポリマー(A)とアミン類(B)との架橋及び/又は伸長反応には、必要により反応停止剤を用い、得られるウレア変性ポリエステルの分子量を調整することができる。反応停止剤としては、モノアミン(ジエチルアミン、ジブチルアミン、ブチルアミン、ラウリルアミンなど)、およびそれらをブロックしたもの(ケチミン化合物)などが挙げられる。
ウレア変性ポリエステルの重量平均分子量は、通常1万以上、好ましくは2万〜1000万、さらに好ましくは3万〜100万である。1万未満では耐ホットオフセット性が悪化する。ウレア変性ポリエステル等の数平均分子量は、先の未変性ポリエステルを用いる場合は特に限定されるものではなく、前記重量平均分子量とするのに得やすい数平均分子量でよい。ウレア変性ポリエステルを単独で使用する場合は、その数平均分子量は、通常2000〜15000、好ましくは2000〜10000、さらに好ましくは2000〜8000である。20000を超えると低温定着性およびフルカラー装置に用いた場合の光沢性が悪化する。
未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとは、少なくとも一部が相溶していることが低温定着性、耐ホットオフセット性の面で好ましい。従って、未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとは類似の組成であることが好ましい。
また、未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとの質量比は、通常20/80〜95/5、好ましくは70/30〜95/5、さらに好ましくは75/25〜95/5、特に好ましくは80/20〜93/7である。ウレア変性ポリエステルの質量比が5%未満では、耐ホットオフセット性が悪化するとともに、耐熱保存性と低温定着性の両立の面で不利になる。
未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとを含むバインダー樹脂のガラス転移点(Tg)は、通常45〜65℃、好ましくは45〜60℃である。45℃未満ではトナーの耐熱性が悪化し、65℃を超えると低温定着性が不十分となる。
また、ウレア変性ポリエステルは、得られるトナー母体粒子の表面に存在しやすいため、公知のポリエステル系トナーと比較して、ガラス転移点が低くても耐熱保存性が良好な傾向を示す。
着色剤としては、公知の染料及び顔料が全て使用でき、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブ
リリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレットVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ピグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン及びそれらの混合物が使用できる。着色剤の含有量はトナーに対して通常1〜15質量%、好ましくは3〜10質量%である。
着色剤は樹脂と複合化されたマスターバッチとして用いることもできる。マスターバッチの製造、またはマスターバッチとともに混練されるバインダー樹脂としては、ポリスチレン、ポリ−p−クロロスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレン及びその置換体の重合体、あるいはこれらとビニル化合物との共重合体、ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、エポキシ樹脂、エポキシポリオール樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックスなどが挙げられ、単独あるいは混合して使用できる。
荷電制御剤としては公知のものが使用でき、例えばニグロシン系染料、トリフェニルメタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン酸キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体または化合物、タングステンの単体または化合物、フッ素系活性剤、サリチル酸金属塩及び、サリチル酸誘導体の金属塩等である。具体的にはニグロシン系染料のボントロン03、4級アンモニウム塩のボントロンP−51、含金属アゾ染料のボントロンS−34、オキシナフトエ酸系金属錯体のE−82、サリチル酸系金属錯体のE−84、フェノール系縮合物のE−89(以上、オリエント化学工業社製)、4級アンモニウム塩モリブデン錯体のTP−302、TP−415(以上、保土谷化学工業社製)
、4級アンモニウム塩のコピーチャージPSY VP2038、トリフェニルメタン誘導体のコピーブルーPR、4級アンモニウム塩のコピーチャージ NEG VP2036、コピーチャージ NX VP434(以上、ヘキスト社製)、LRA−901、ホウ素錯体であるLR−147(日本カーリット社製)、銅フタロシアニン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、その他スルホン酸基、カルボキシル基、4級アンモニウム塩等の官能基を有する高分子系の化合物が挙げられる。このうち、特にトナーを負極性に制御する物質が好ましく使用される。
荷電制御剤の使用量は、バインダー樹脂の種類、必要に応じて使用される添加剤の有無、分散方法を含めたトナー製造方法によって決定されるもので、一義的に限定されるものではないが、好ましくはバインダー樹脂100質量部に対して、0.1〜10質量部の範囲で用いられる。好ましくは、0.2〜5質量部の範囲がよい。10質量部を超える場合にはトナーの帯電性が大きすぎ、荷電制御剤の効果を減退させ、現像ローラとの静電的吸引力が増大し、現像剤の流動性低下や、画像濃度の低下を招く。
離型剤としては、融点が50〜120℃の低融点のワックスが、バインダー樹脂との分散の中でより離型剤として効果的に定着ローラとトナー界面との間で働き、これにより定着ローラにオイルの如き離型剤を塗布することなく高温オフセットに対し効果を示す。このようなワックス成分としては、以下のものが挙げられる。ロウ類及びワックス類としては、カルナウバワックス、綿ロウ、木ロウ、ライスワックス等の植物系ワックス、ミツロウ、ラノリン等の動物系ワックス、オゾケライト、セレシン等の鉱物系ワックス、及びおよびパラフィン、マイクロクリスタリン、ペトロラクタム等の石油ワックス等が挙げられる。また、これら天然ワックスの外に、フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエチレンワックス等の合成炭化水素ワックス、エステル、ケトン、エーテル等の合成ワックス等が挙げられる。さらに、12−ヒドロキシステアリン酸アミド、ステアリン酸アミド、無水フタル酸イミド、塩素化炭化水素等の脂肪酸アミド及び、低分子量の結晶性高分子樹脂である、ポリ−n−ステアリルメタクリレート、ポリ−n−ラウリルメタクリレート等のポリアクリレートのホモ重合体あるいは共重合体(例えば、n−ステアリルアクリレート−エチルメタクリレートの共重合体等)等、側鎖に長いアルキル基を有する結晶性高分子等も用いることができる。
荷電制御剤、離型剤はマスターバッチ、バインダー樹脂とともに溶融混練することもできるし、もちろん有機溶剤に溶解、分散する際に加えても良い。
トナー粒子の流動性や現像性、帯電性を補助するための外添剤として、無機微粒子が好ましく用いられる。この無機微粒子の一次粒子径は、5×10−3〜2μmであることが好ましく、特に5×10−3〜0.5μmであることが好ましい。また、BET法による比表面積は、20〜500m2/gであることが好ましい。この無機微粒子の使用割合は、トナーの0.01〜5wt%であることが好ましく、特に0.01〜2.0wt%であることが好ましい。
無機微粒子の具体例としては、例えばシリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウム、ベンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素などを挙げることができる。中でも、流動性付与剤としては、疎水性シリカ微粒子と疎水性酸化チタン微粒子を併用するのが好ましい。特に両微粒子の平均粒径が5×10−2μm以下のものを使用して攪拌混合を行った場合、トナーとの静電力、ファンデルワールス力は格段に向上することより、所望の帯電レベルを得るために行われる現像装置内部の攪拌混合によっても、トナーから流
動性付与剤が脱離することなく、ホタルなどが発生しない良好な画像品質が得られて、さらに転写残トナーの低減が図られる。
酸化チタン微粒子は、環境安定性、画像濃度安定性に優れている反面、帯電立ち上がり特性の悪化傾向にあることより、酸化チタン微粒子添加量がシリカ微粒子添加量よりも多くなると、この副作用の影響が大きくなることが考えられる。
しかし、疎水性シリカ微粒子及び疎水性酸化チタン微粒子の添加量が0.3〜1.5wt%の範囲では、帯電立ち上がり特性が大きく損なわれず、所望の帯電立ち上がり特性が得られ、すなわち、コピーの繰り返しを行っても、安定した画像品質が得られる。
(トナーの製造方法)
1)着色剤、未変性ポリエステル、イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー、離型剤を有機溶媒中に分散させトナー材料液を作る。
有機溶媒は、沸点が100℃未満の揮発性であることが、トナー母体粒子形成後の除去が容易である点から好ましい。具体的には、トルエン、キシレン、ベンゼン、四塩化炭素、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、トリクロロエチレン、クロロホルム、モノクロロベンゼン、ジクロロエチリデン、酢酸メチル、酢酸エチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどを単独あるいは2種以上組合せて用いることができる。特に、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒および塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素が好ましい。有機溶媒の使用量は、ポリエステルプレポリマー100質量部に対し、通常0〜300質量部、好ましくは0〜100質量部、さらに好ましくは25〜70質量部である。
水系媒体は、水単独でも良いし、アルコール(メタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコールなど)、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、セルソルブ類(メチルセルソルブなど)、低級ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンなど)などの有機溶媒を含むものであってもよい。
トナー材料液100質量部に対する水系媒体の使用量は、通常50〜2000質量部、好ましくは100〜1000質量部である。50質量部未満ではトナー材料液の分散状態が悪く、所定の粒径のトナー粒子が得られない。2000質量部を超えると経済的でない
また、水系媒体中の分散を良好にするために、界面活性剤、樹脂微粒子等の分散剤を適宜加える。
界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、リン酸エステルなどのアニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩、アミノアルコール脂肪酸誘導体、ポリアミン脂肪酸誘導体、イミダゾリンなどのアミン塩型や、アルキルトリメチルアンモニム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ピリジニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、塩化ベンゼトニウムなどの4級アンモニウム塩型のカチオン性界面活性剤、脂肪酸アミド誘導体、多価アルコール誘導体などの非イオン界面活性剤、例えばアラニン、ドデシルジ(アミノエチル)グリシン、ジ(オクチルアミノエチル)グリシンやN−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウムべタインなどの両性界面活性剤が挙げられる。
ド、N−プロピル−N−(2−ヒドロキシエチル)パーフルオロオクタンスルホンアミド、パーフルオロアルキル(C6〜C10)スルホンアミドプロピルトリメチルアンモニウム塩、パーフルオロアルキル(C6〜C10)−N−エチルスルホニルグリシン塩、モノパーフルオロアルキル(C6〜C16)エチルリン酸エステルなどが挙げられる。
商品名としては、サーフロンS−111、S−112、S−113(旭硝子社製)、フロラードFC−93、FC−95、FC−98、FC−129(住友3M社製)、ユニダインDS−101、DS−102(ダイキン工業社製)、メガファックF−110、F−120、F−113、F−191、F−812、F−833(大日本インキ社製)、エクトップEF−102、103、104、105、112、123A、123B、306A、501、201、204、(トーケムプロダクツ社製)、フタージェントF−100、F150(ネオス社製)などが挙げられる。
また、リン酸三カルシウム、炭酸カルシウム、酸化チタン、コロイダルシリカ、ヒドロキシアパタイト等の無機化合物分散剤も用いることができる。
上記の樹脂微粒子、無機化合物分散剤と併用して使用可能な分散剤として、高分子系保護コロイドにより分散液滴を安定化させても良い。例えばアクリル酸、メタクリル酸、α−シアノアクリル酸、α−シアノメタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、フマール酸、マレイン酸または無水マレイン酸などの酸類、あるいは水酸基を含有する(メタ)アクリル系単量体、例えばアクリル酸−β−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−β−ヒドロキシエチル、アクリル酸−β−ヒドロキシプロビル、メタクリル酸−β−ヒドロキシプロピル、アクリル酸−γ−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸−γ−ヒドロキシプロピル、アクリル酸−3−クロロ2−ヒドロキシプロビル、メタクリル酸−3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル、ジエチレングリコールモノアクリル酸エステル、ジエチレングリコールモノメタクリル酸エステル、グリセリンモノアクリル酸エステル、グリセリンモノメタクリル酸エステル、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミドなど、ビニルアルコールまたはビニルアルコールとのエーテル類、例えばビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルプロピルエーテルなど、またはビニルアルコールとカルボキシル基を含有する化合物のエステル類、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニルなど、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミドあるいはこれらのメチロール化合物、アクリル酸クロライド、メタクリル酸クロライドなどの酸クロライド類、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、エチレンイミンなどの含窒素化合物、またはその複素環を有するものなどのホモポリマーまたは共重合体、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシプロピレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミド、ポリオキシプロピレンアルキルアミド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルフェニルエステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエステルなどのポリオキシエチレン系、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどのセルロース類などが使用できる。
この反応は、分子鎖の架橋及び/又は伸長を伴う。反応時間は、ポリエステルプレポリマー(A)の有するイソシアネート基構造とアミン類(B)との反応性により選択されるが、通常10分〜40時間、好ましくは2〜24時間である。反応温度は、通常、0〜150℃、好ましくは40〜98℃である。また、必要に応じて公知の触媒を使用することができる。具体的にはジブチルチンラウレート、ジオクチルチンラウレートなどが挙げられる。
有機溶媒を除去するためには、系全体を徐々に層流の攪拌状態で昇温し、一定の温度域で強い攪拌を与えた後、脱溶媒を行うことで紡錘形のトナー母体粒子が作製できる。また、分散安定剤としてリン酸カルシウム塩などの酸、アルカリに溶解可能な物を用いた場合は、塩酸等の酸により、リン酸カルシウム塩を溶解した後、水洗するなどの方法によって、トナー母体粒子からリン酸カルシウム塩を除去する。その他酵素による分解などの操作によっても除去できる。
荷電制御剤の打ち込み、及び無機微粒子の外添は、ミキサー等を用いた公知の方法によって行われる。
これにより、小粒径であって、粒径分布のシャープなトナーを容易に得ることができる。さらに、有機溶媒を除去する工程で強い攪拌を与えることで、真球状からラクビーボール状の間の形状を制御することができ、さらに、表面のモフォロジーも滑らかなものから梅干形状の間で制御することができる。
また、像担持体線速によらず塗布手段の回転数を固定しておくことによって、潤滑剤を常に同じ量削ることができ、像担持体が高線速の場合、余分な潤滑材を削って塗布することがなくなり、帯電手段の寿命をのばすことができる。また、機構が簡素になる。
さらに、転写電流値が大きい場合は潤滑剤塗布手段の像担持体との線速比を小さくし、潤滑剤の削れ量を減らすことにより、帯電手段の寿命をのばすことができる。
2A〜2D 感光体ユニット
3 転写ベルト
5 像担持体(感光体)
6 書込みユニット
7 両面ユニット
8 反転ユニット
9 定着装置
10A〜10D 現像装置
11 給紙カセット
12 給紙カセット
13 手差しトレイ
14 ギャップ管理部材
15 ブラシローラ(潤滑剤塗布手段)
16 固形潤滑剤
17 帯電手段(帯電ローラ)
18 廃トナー収納部
19 フリッカー装置
20 反転排紙路
25 排紙ローラ対
26 排紙トレイ
45a,45b 搬送ガイド板
46 搬送ローラ
47 クリーニングブレード
48 トナー搬送オーガ
49 帯電クリーニングローラ
54 反転搬送路
55 分離給紙部
56 分離給紙部
57 転写ブラシ
58 紙吸着ローラ
59 レジストローラ対
P 転写紙
Claims (20)
- 像担持体と、
前記像担持体へ潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布手段と、
前記像担持体の表面に潜像を形成する帯電手段と、
を備え、
像担持体線速が可変である画像形成装置において、
前記画像形成装置は、
前記潤滑剤塗布手段が、回転体であり、
前記像担持体線速が速い場合、前記回転体の線速を遅くする
ことを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体と、
前記像担持体へ潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布手段と、
前記像担持体の表面に潜像を形成する帯電手段と、
を備え、
像担持体線速が可変である画像形成装置において、
前記画像形成装置は、
前記潤滑剤塗布手段が、回転体であり、
前記回転体の回転数が、像担持体線速によらず一定である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体と、
前記像担持体へ潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布手段と、
前記像担持体の表面に潜像を形成する帯電手段と、
前記帯電手段により像担持体上に形成された潜像をトナー像化する現像手段と、
前記現像手段により像担持体上に形成されたトナー像を転写材上に転写する転写手段と、
を備えた画像形成装置において、
前記画像形成装置は、
前記潤滑剤塗布手段が、回転体であり、
前記転写手段が、転写材に流す転写電流が大きい場合、前記回転体の像担持体との線速比を小さくする
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置は、
前記帯電手段が、帯電ローラである
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置は、
前記帯電ローラが、前記像担持体に対し非接触で配置される
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4又は5に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置は、
前記帯電ローラに直流(AC)電圧と交流(DC)電圧を重畳して印加する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
トナーは、平均円形度が0.93以上である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
トナーは、体積平均粒経が3〜8μmであり、
体積平均粒経(Dv)と個数平均粒経との比(Dv/Dn)が1.00〜1.40の範囲である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
トナーは、形状係数SF−1が100〜180の範囲であり、
形状係数SF−2が100〜180の範囲である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至9のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
トナーは、長軸と短軸との比(r2/r1)が0.5〜1.0の範囲であり、
厚さと短軸との比(r3/r2)が0.7〜1.0の範囲であり、
長軸r1≧短軸r2≧厚さr3 の関係を満足する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至10のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
トナーは、窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤、離型材を含むトナー組成物を水系媒体中で樹脂微粒子の存在下で架橋および、又は伸長反応させる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至11のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置は、
少なくとも前記像担持体、前記帯電手段が一体となって構成されているプロセスカートリッジを有する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項12に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置は、
プロセスカートリッジが、前記画像形成装置本体に着脱自在である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至11のいずれか一つに記載の画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジにおいて、
前記プロセスカートリッジは、
少なくとも前記像担持体、前記帯電手段が一体となって構成されている
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項14に記載のプロセスカートリッジにおいて、
前記プロセスカートリッジは、前記画像形成装置本体に着脱自在である
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の画像形成装置に用いられるトナーにおいて、
前記トナーは、
平均円形度が0.93以上である
ことを特徴とするトナー。 - 請求項16に記載のトナーにおいて、
前記トナーは、
体積平均粒経が3〜8μmであり、
体積平均粒経(Dv)と個数平均粒経との比(Dv/Dn)が1.00〜1.40の範囲である
ことを特徴とするトナー。 - 請求項16又は17に記載のトナーにおいて、
前記トナーは、
形状係数SF−1が100〜180の範囲であり、
形状係数SF−2が100〜180の範囲である
ことを特徴とするトナー。 - 請求項16乃至18のいずれか一つに記載のトナーにおいて、
前記トナーは、
長軸と短軸との比(r2/r1)が0.5〜1.0の範囲であり、
厚さと短軸との比(r3/r2)が0.7〜1.0の範囲であり、
長軸r1≧短軸r2≧厚さr3 の関係を満足する
ことを特徴とするトナー。 - 請求項16乃至19のいずれか一つに記載のトナーにおいて、
前記トナーは、
窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤、離型材を含むトナー組成物を水系媒体中で樹脂微粒子の存在下で架橋および、又は伸長反応させる
ことを特徴とするトナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120346A JP2007292996A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | 画像形成装置、プロセスカートリッジ及びトナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120346A JP2007292996A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | 画像形成装置、プロセスカートリッジ及びトナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007292996A true JP2007292996A (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=38763683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006120346A Pending JP2007292996A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | 画像形成装置、プロセスカートリッジ及びトナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007292996A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010091961A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤供給手段、プロセスユニット及び画像形成装置 |
JP2010164831A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Ricoh Co Ltd | 潤滑性付与剤塗布装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
JP2011180395A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
JP2011180397A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤塗布装置、及び画像形成装置 |
US8892005B2 (en) | 2012-04-30 | 2014-11-18 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printer charging blades and printers |
JP2020067539A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、潤滑剤塗布方法およびコンピュータプログラム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11288194A (ja) * | 1998-04-02 | 1999-10-19 | Canon Inc | 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
JP2003036011A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-07 | Canon Inc | クリーニング装置及び画像形成装置 |
JP2003330320A (ja) * | 2002-05-14 | 2003-11-19 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像形成装置 |
JP2005249917A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2006
- 2006-04-25 JP JP2006120346A patent/JP2007292996A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11288194A (ja) * | 1998-04-02 | 1999-10-19 | Canon Inc | 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
JP2003036011A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-07 | Canon Inc | クリーニング装置及び画像形成装置 |
JP2003330320A (ja) * | 2002-05-14 | 2003-11-19 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像形成装置 |
JP2005249917A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010091961A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤供給手段、プロセスユニット及び画像形成装置 |
JP2010164831A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Ricoh Co Ltd | 潤滑性付与剤塗布装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
US8380115B2 (en) | 2009-01-16 | 2013-02-19 | Ricoh Company, Limited | Lubricant applicator, image forming apparatus, and process cartridge |
JP2011180395A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
JP2011180397A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤塗布装置、及び画像形成装置 |
US8892005B2 (en) | 2012-04-30 | 2014-11-18 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printer charging blades and printers |
JP2020067539A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、潤滑剤塗布方法およびコンピュータプログラム |
CN111090225A (zh) * | 2018-10-24 | 2020-05-01 | 柯尼卡美能达株式会社 | 图像形成装置、润滑剂涂敷方法和计算机程序 |
US10691058B2 (en) | 2018-10-24 | 2020-06-23 | Konica Minolta Inc. | Image forming apparatus, lubricant application method, and computer program |
JP7215072B2 (ja) | 2018-10-24 | 2023-01-31 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、潤滑剤塗布方法およびコンピュータプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4418192B2 (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2005070274A (ja) | 画像形成装置、プロセスカートリッジ、トナー | |
JP2008096948A (ja) | 画像形成装置、プロセスカートリッジ | |
JP2005171107A (ja) | 電子写真用潤滑剤、潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP4585237B2 (ja) | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 | |
JP5101797B2 (ja) | 潤滑剤塗布手段を備えたプロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP2007292996A (ja) | 画像形成装置、プロセスカートリッジ及びトナー | |
JP2009288585A (ja) | 画像形成装置、プロセスカートリッジ | |
JP5053767B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5471171B2 (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2009145463A (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP5257735B2 (ja) | 潤滑剤塗布装置並びにこれを備えたクリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP2005181742A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP4842729B2 (ja) | 画像形成装置の制御方法、画像形成装置 | |
JP2007041297A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2009092710A (ja) | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2005099126A (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及びこれらに用いられるトナー | |
JP2005099127A (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及びこれらに用いられるトナー | |
JP2005092144A (ja) | 画像形成装置およびトナー | |
JP2010139637A (ja) | 潤滑剤塗布装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2006106454A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008015435A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006343379A (ja) | クリーニング装置および画像形成装置 | |
JP4606837B2 (ja) | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP4863617B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110322 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110513 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110809 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111007 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120207 |