JP2011180397A - 潤滑剤塗布装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】感光体の表面への潤滑剤供給量が変化する場合でも、感光体表面上の潤滑剤付着量の変化を少なくして、感光体表面上の潤滑剤付着量の不足や過多による不具合の発生を抑制するために、感光体に対して、クリーニングブレードより前で第2の潤滑剤供給手段を機能させる。第1の潤滑剤供給手段による固形潤滑剤の供給とは別に、少なくとも最も遅い線速の時に感光体10の表面に潤滑剤を供給する第2の潤滑剤供給手段を配置する。第2の潤滑剤供給手段で用いる潤滑剤としては、脂肪酸金属塩に無機潤滑剤を添加したものとし、供給時には帯電手段による帯電の有無の状態は問わない。供給は、理想の潤滑剤消費量に足りない部分Dを作像前に第2の潤滑剤供給手段から感光体へ供給する。
【選択図】図9
Description
(1) ブレードクリーニングに不利である、重合トナーのクリーニング性能確保のため
(感光体表面の摩擦係数を下げることにより、クリーニング性能を確保できる)
(2) 帯電手段で交流電圧(電流)を重畳している場合、その交流電圧(電流)からの感光体表面の保護。
いずれの場合でも、潤滑剤が規定の量塗布されていないと問題が発生するが、(1)の場合にはクリーニング不良、感光体表面のフィルミングが発生し、(2)の場合には感光体ドラムの膜圧が急速に減少し、寿命が短くなるという問題が発生する。
上述のようなことから、潤滑剤の安定塗布が重要となってくるが、この安定性に影響を与える1つの因子として、感光体ドラムの線速がある。一例として、600dpi普通紙の印字の線速:120mm/秒、1200dpi及び厚紙の印字の線速:60mm/秒の機械の場合、同様の感光体ドラム回転数に対しての潤滑剤消費量は、グラフ1のようになり、感光体ドラム線速が遅いと潤滑剤の消費量(供給量)が少なくなるという結果が得られている。常に、一定速で印字を行う機械の場合には、その速度にあわせて、消費量(供給量)を決めていけば良いが、複数の線速を使用する機械においては、どちらかの線速にベストとなる設定(加圧力、ブラシローラ回転数、ブラシ密度等)をすることになるので、他の線速では、潤滑剤の過不足が生じることになる。
本発明では、回転する像担持体である感光体ドラムと、感光体を帯電させる帯電手段と、感光体ドラム表面に潤滑剤を供給する第1の潤滑剤供給手段と、第1の潤滑剤供給手段に押圧された潤滑剤と、潤滑剤を第1の潤滑剤供給手段に押圧する加圧手段と、感光体ドラム表面に潤滑剤を供給する第2の潤滑剤供給手段を有し、作像ユニットを構成している。
第1の潤滑剤供給手段は、転写手段と感光体ドラムが当接する位置と、転写後に感光体ドラム表面に残留している転写残トナーを除去するクリーニング手段との間に位置する。そして、感光体ドラム回転時に常に該感光体ドラム表面に潤滑剤を供給する。感光体ドラムは複数の線速で回転する。第2の潤滑剤供給手段は、この感光体ドラムに対して、第1の潤滑剤供給手段とは別に、少なくとも最も遅い線速の時に該感光体ドラム表面に潤滑剤を供給する。用いられる潤滑剤は脂肪酸金属塩に無機潤滑剤を添加したものであり、第1の潤滑剤供給手段による供給時には該帯電手段による帯電の有無の状態は問わない。これにより、感光体ドラムの回転線速が遅い時に第2の潤滑剤供給手段を機能させることにより、第1の供給手段からの潤滑剤の供給量の少なさをカバーできる。そのため、感光体ドラムの回転線速が変化しても潤滑剤の安定供給ができ、感光体ドラムの摩擦係数やクリーニング性も安定する。
図1は、本発明の実施対象に係るプリンタの概略構成を示す図である。プリンタ100は、図1に示すように、装置本体1と転写紙Pを収納する引き出し可能な給紙カセット2とから構成されており、装置本体1の中央部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(K)の各色のトナー像を形成するための画像ステーション3Y,3C,3M,3Kを備えている。以下、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、黒用の部材であることを示し、これらに共通の説明については添字Y、C、M、Kを省略することもある。
まず、各画像ステーション3Y,3C,3M,3Kにおいて、不図示の駆動源によって回転駆動される感光体10Y,10C,10M,10Kの表面が、帯電装置11Y,11C,11M,11Kの帯電ローラ11aによって一様に帯電される。その後、光学ユニット4により、各色の画像情報に基づきレーザー光Lが走査露光されて各感光体10Y,10C,10M,10Kの表面にそれぞれの色に対応した静電潜像が形成される。感光体10Y,10C,10M,10K上の静電潜像は、それぞれ、現像装置12Y,12C,12M,12Kの現像スリーブ15上に担持された各色のトナーによって現像されてトナー像として可視像化される。このようにして感光体10Y,10C,10M,10K上に形成されたトナー像は、各一次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kに印加される一次転写バイアスの作用によって反時計回りに回転駆動される中間転写ベルト20上で互いに重なり合うように順次静電的に転写される。一次転写終了後の感光体10Y,10C,10M,10Kは、それぞれ、クリーニング装置13Y,13C,13M,13Kのクリーニング部材であるクリーニングブレード13aが当接する部分において、その感光体表面に付着する不要トナーをクリーニングブレード13aで堰き止めることによりクリーニングされる。
図4は、図3に示した構成における潤滑剤供給メカニズムを説明するための模式図、図5は、潤滑剤供給部を拡大した模式図である。なお、図示の例は、黒用の画像ステーション3Kについてのものであり、これを例に説明する。また、以下の説明は、中間転写方式の例であるが直接転写方式であっても同様であるし、上流側に画像ステーションが存在している画像ステーション3C,3Mについても同様である。
2 給紙カセット
3 画像ステーション
4 光学ユニット
5 中間転写ユニット
7 トナーボトル
9 潤滑剤ボトル
10 感光体
11 帯電装置
12 現像装置
13 クリーニング装置
13a クリーニングブレード
20 中間転写ベルト
24 一次転写ローラ
40 画像メモリ部
41 レーザー駆動部
42 潜像ドットカウント部
43 画像ドット数演算部
44 制御部
45 潤滑剤ボトル回転駆動部
46 感光体駆動トルク検出部
70 トナー補給装置
71 補給スクリュー
72 トナー搬送路
73 サブホッパ
74 攪拌パドル
100 プリンタ
140 潤滑剤塗布装置
141 固形潤滑剤
142 塗布ブラシローラ
150 第2潤滑剤塗布装置
151 ケース
152 塗布ブラシローラ
153 塗布ブレード
250 潤滑剤供給装置
P 転写紙
D 潤滑剤の消費量の差の部分
Claims (6)
- 回転する感光体ドラムと、
該感光体を帯電させる帯電手段と、
前記感光体ドラム表面に形成された画像を転写するための転写手段と該感光体ドラムとが当接する位置と前記転写手段より前記感光体ドラムの回転方向で後であって該感光体ドラム表面に残留している転写残トナーを除去するクリーニング手段との間に位置し、前記感光体ドラム回転時に常に該感光体ドラム表面に潤滑剤を供給する供給手段と、
該供給手段に押圧される潤滑剤と、
該潤滑剤を前記供給手段に押圧する加圧手段とを備え、
前記感光体ドラムが複数の線速を有する作像ユニットに用いる潤滑剤塗布装置であって、
前記感光体ドラムに対して、前記供給手段とは別に、少なくとも最も遅い線速の時に前記感光体ドラム表面に潤滑剤を供給する第2の供給手段を有し、
前記潤滑剤には、脂肪酸金属塩に無機潤滑剤を添加したものを用い、
前記帯電手段による前記感光体ドラムの帯電の有無の状態は問わないで前記第2の供給手段による潤滑剤の供給を行うことを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項1記載の潤滑剤塗布装置において、
前記第2の供給手段による潤滑剤の供給は、作像前のみに行うことを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項1の潤滑剤塗布装置において、
前記第2の供給手段による潤滑剤の供給は、作像後のみに行うことを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載の潤滑剤塗布装置において、
前記第2の供給手段による潤滑剤の供給は、前記感光体ドラムの線速が最高時に行うことを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載の潤滑剤塗布装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項5記載の画像形成装置において、
連続印刷が行われる場合には、作像と作像の合間においても前記第2の供給手段による潤滑剤の供給を行うことを特徴とする画像形成装置。
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