JP2012083217A - 張力評価装置及びその張力評価方法 - Google Patents

張力評価装置及びその張力評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ねじりトルクと張力との関係に着目して、ねじりトルクから張力を精度良く評価することができる張力評価装置及び方法を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態は、張力が加えられている長尺体に所定の角度のねじりを与えるトルク負荷部と、前記トルク負荷部により与えられたねじりにより長尺体に生じた物理量の変化を検知するセンサ部と、を有するトルク検出部と、前記物理量の変化に基づいて長尺体のねじりトルクを換算するトルク換算プログラムと、前記換算されたねじりトルクに基づいて、前記長尺体に加わっている張力を換算する張力換算プログラムと、を有する演算部と、前記換算された張力を表示する表示部と、を具備する張力評価装置及びこの装置を用いた張力評価方法である。
【選択図】図7

Description

本発明は、積荷などの物体を固縛したり懸吊したりする長尺体の張力評価装置及びその張力評価方法に関する。
一般的に、適度な柔軟性と強い負荷能力とを有するワイヤロープのような長尺体は、物流現場で積荷などの物体を固縛したり懸吊したりするのみならず、エレベータ、ロープウェイ、ケーブルカー、吊り橋などで広く使用されている。このような長尺体において、物体を緩みなく適切に固縛したり確実に懸吊したりするために、実働中の、つまり固縛状態や懸吊状態の張力を知ることは非常に重要であり、さまざまな装置及び方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、ワイヤロープに含まれる多数の周波数の各成分波を抽出し、それぞれの成分波ごとに張力を算出し、その張力の平均値によりワイヤロープの張力の最確値とする張力測定方法が開示されている。
また、特許文献2には、測定具の1対のフックに所定の偶力が加わった際のワイヤロープの変位を、1対のフックの一方のフックを回転中心としたときの他方のフックの回転変位として読み取り、かくして読み取った変位から張力を求める測定部を有する張力測定装置が開示されている。
さらに、特許文献3には、ロープ受け軸に引っ掛けたロープをトルクレンチで撓ませて、この撓みに応じた変位から張力を表示する表示部を有するロープ張力測定装置が開示されている。
特開2001−153740号公報 特開平10−260096号公報 特開平8−62069号公報
上述の特許文献1に記載されるような、周波数スペクトルを調べる方法では、装置構成がかなり複雑になってしまい、物流現場等でオペレータ(例えば、トラックの運転手)が簡便に使用するには不向きである。また、実際の使用状態ではさまざまな外乱が混入することにより、周波数スペクトルから実用的な精度で張力を求めることは非常に難しい。また、上述の特許文献2に記載されるような、偶力を利用する装置では、偶力を加えない状態での張力を求めることができない。
上述のような長尺体、例えば、ワイヤロープは、剛性の高いステンレスや鋼の比較的細い素線を複雑に縒り合せることで柔軟性を得ているため、その材料力学的取り扱いは、単芯のものと比べて暖昧である。例えば、最も基本的なばね定数でさえ、ほとんどのテキストでは線形として取り扱っているが、実際には非線形である。つまり、ワイヤロープのような長尺体の非線形挙動を精度良く表すことができる理論的モデルがないため、長尺体を線形弾性体として取り扱っているのが現状である。上述の特許文献3に記載の装置においても、ロープの非線形挙動を全く考慮していないため、ロープの伸びひずみから張力を精度良く求めることは難しい。
つまり、上述の3つのいずれの方法も一長一短があり、長尺体の張力を評価するための簡便で実用的な装置及び方法は未だ知られていない。
そこで、本発明は、長尺体のねじりトルクと張力との関係に着目して、ねじりトルクから張力を精度良く評価することができる簡便かつ実用的な張力評価装置及びその張力評価方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態は、張力が加えられている長尺体に所定の角度のねじりを与えるトルク負荷部と、前記トルク負荷部により与えられたねじりにより前記長尺体に生じた物理量の変化を検知するセンサ部と、を有するトルク検出部と、前記物理量の変化に基づいて、前記長尺体に加わっている前記長尺体のねじりトルクを換算するトルク換算プログラムと、前記換算されたねじりトルクに基づいて張力を換算する張力換算プログラムと、を有する演算部と、前記換算された張力を表示する表示部と、を具備する張力評価装置である。
本発明によれば、長尺体のねじりトルクと張力との関係に基づいて、ねじりトルクから張力を精度良く評価することができる簡便かつ実用的な張力評価装置及びその張力評価方法を提供することができる。
図1は、ワイヤロープが取り付けられたトルク検出部を概略的に示す斜視図である。 図2は、ワイヤロープにφ=90°のねじりを与えた状態のトルク検出部を概略的に示す斜視図である。 図3は、ワイヤロープのストランドの縒り線構造(Z縒り)を示す概略図である。 図4は、ワイヤロープの張力とトルク検出部により測定されたねじりトルクとの関係を示す図である。 図5は、物体を固縛している長尺体に張力評価装置を装着した状態を示す概略図である。 図6は、本発明の張力評価装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図7は、第1の実施形態における張力評価方法を示すフローチャートである。 図8は、第1の実施形態の変形例における張力評価方法を示すフローチャートである。 図9は、物体を懸吊している長尺体に張力評価装置を装着した状態を示す概略図である。 図10は、第2の実施形態における張力測定方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態における張力評価装置及びその張力評価方法について、図1乃至図7を参照して説明する。
なお、以下の説明において、長尺体とは、ねじれ変形可能で、かつねじれ変形状態から戻り復元可能な弾性変形長尺体をいい、例えば、金属、樹脂、繊維などでできた板状長尺体、棒状長尺体、縒り線長尺体、具体的には、ワイヤロープ、ラッシングベルトなどを含む。
〔張力とねじりトルクとの関係の理論的導出〕
はじめに、長尺体(図3に示すように、素線を縒り合わせた構造のワイヤロープとする)の張力TとねじりトルクRとの関係を理論計算により導出する。
図1に示すように座標系を取り、長さ2Hのワイヤロープの素線がz軸方向に延びているとする。座標系の原点は、トルク負荷用ア−ム16がワイヤWを挟持固定している固定具17の中心とする。以下では、x、y、z軸方向の単位ベクトルをそれぞれベクトルi、ベクトルj、ベクトルkとし、ワイヤロープがz軸回りに角度φだけねじられた場合(図2参照)のワイヤロープの素線の長さの変化を考える。ここで、トルク負荷部10の内部にある長さ2HのワイヤWは、固定具17に対して上下対称であるので、計算では簡単のため、長さHのワイヤに作用する力の釣合についてのみ考え、トルク負荷部10の内部にある長さ2Hのワイヤをねじることに必要なトルクは、長さHのワイヤをねじることに必要なトルクを2倍することで求めることにする。ここで、パラメータθが長さHの間に2nπだけ変化しているとする。
z軸方向に張られた長さHのワイヤロープの素線を、パラメータθを用いて螺旋でモデル化すると、
Figure 2012083217
と表すことができる。ここでrは素線の中心線の、ワイヤWの中心軸からのxy面内の距離である。(式1)より、長さHにおける素線長Sは、
Figure 2012083217
である。(式1)のz軸成分よりH=2nπbであることに注意して、(式2)よりbを消去すると、
Figure 2012083217
となる。(式3)は、底辺の長さ2nπr、高さHの直角三角形の斜辺の長さが素線長Sであることを表している。
次に、素線がz軸回りに角度φだけねじられた後の素線長をS’とする。z軸方向の長さHは変化しないと仮定すると、(式3)より、
Figure 2012083217
となる。(式3)、(式4)より素線の伸びδは、
Figure 2012083217
となる。ここで、底辺の長さ2nπr、高さH、斜辺の長さSの直角三角形の底辺と斜辺とのなす角度をξとすると、
Figure 2012083217
であるから、ねじりに伴う素線の伸びδは、近似的に、
Figure 2012083217
と表すことができる。素線の断面積をA、ヤング率をEとすると、素線をδだけ伸ばすのに必要な張力Qは、(式7)より、
Figure 2012083217
となる。
次に、素線に作用する張力Qのz軸方向成分Qizを求める。螺旋の単位接線ベクトルtは、(式1)より、
Figure 2012083217
である。ここで、b= H/(2nπ)であるから、
Figure 2012083217
となることに注意すると、(式8)〜(式10)より、
Figure 2012083217
となる。ワイヤロープを構成する全ての素線のQizの合計がワイヤ張力Tとなる。
Figure 2012083217
次に、素線に作用する張力QによるトルクRHiは、
Figure 2012083217
のz軸回り成分である。(式13)に(式1)、(式8)〜(式10)を代入すると、
Figure 2012083217
となる。長さHのワイヤは、固定具17の上下対称にあるため、長さ2Hのワイヤをねじることに必要なトルクRは、全ての素線についての(式14)の和を2倍することで求めることができる。
Figure 2012083217
と表すことができる。さらに、(式12)、(式15)よりねじり角φを消去すると、
Figure 2012083217
となる。
以上により、ワイヤロープのねじりに必要なトルクRは張力Tに比例し、ねじられるワイヤロープの長さに反比例することが分かる。
〔張力とねじりトルクとの関係の検証〕
次に、上述の理論的導出の検証について説明する。
(トルク検出部の構成)
図1並びに図2は、本実施形態におけるトルク検出部100を概略的に示す斜視図である。図1は、トルク検出部100に取り付けられた長尺体(ここでは、ワイヤロープWとする)がねじられる前の状態を示しており、図2は、ねじられた状態を示している。
トルク検出部100は、大別すると、トルク負荷部10と、センサ部20と、検出信号処理部30と、を有している。
トルク負荷部10は、z軸方向に高さ2Hの間隔を空けてy軸方向に延びた1対の平行な横支持体12a、12bと、y軸方向に幅2aの間隔を空けてz軸方向に延びた1対の平行な縦支持体13a、13bと、により形成された矩形枠体11を有している。横支持体12a、12b及び縦支持体13a、13bは、金属製の、又は非金属製、例えば、樹脂製の剛体である。
横支持体12a、12bのyz面の一方の側の中央部には、それぞれ、固定具14a、14bがボルトナット15で取り付けられている。横支持体12a、12bと固定具14a、14bとの取付け面の中央部には、それぞれ、半円筒状の溝(半円溝)が形成されており、横支持体12a、12bに固定具14a、14bを取り付けた状態では、これら半円溝が向かい合って円筒状の貫通孔をなし、この貫通孔内にz軸方向に延びたワイヤロープWが挟持固定される。この構成において、縦支持体13a、13bの中心線とワイヤロープWの中心線との距離は、幅2aの半分のaである。なお、固定具には、クイックジョイント式固定手段、例えば、手錠式、磁石式、フック式、蟹爪式、自重締付け式、円錐台チャック式などの既知の固定手段を採用することができる。
また、トルク負荷部10は、固定具14a、14bで固定されたワイヤロープWを矩形枠体11内で挟むトルク負荷用アーム(ねじり付与アーム)16を有している。このトルク負荷用アーム16は、中央部に、互いに半円溝が形成された1対の固定具17を有しており、これら固定具17の半円溝にz軸方向に延びたワイヤロープWを挿嵌して両側から挟持し、ボルトナット18により固定される。
トルク負荷用アーム16は、1対の固定具17間からx軸方向に延びたアーム19を有している。アーム19は、ワイヤロープWを中心としてトルク負荷用アーム16全体を回動させてねじったとき、少なくとも先端部が縦支持体13aに当接する長さaを有している。このアーム19のワイヤロープWに固定されていない側の端部(先端部)は、ワイヤロープWにねじりを与える際の負荷作用端となっている。
なお、図2では、トルク負荷用アーム16を時計回りに回動させて縦支持体13aに当接させた状態を示しているが、これとは反対に、トルク負荷用アーム16を反時計回りに回動させて縦支持体13bに当接させても同様にトルクの検出が可能である。
センサ部20は、例えば、伸びひずみによる抵抗の変化を電圧の変化に変換して測定するひずみゲージであり、トルク負荷用アーム16のアーム19に貼り付けられている。また、センサ部20には、検出したセンサ信号を処理するための検出信号処理部30が接続されている。
以上のように構成されたトルク検出部100を用いて、ワイヤロープWのねじり角の保持に必要なトルクRと張力Tとの関係を検証した。
(検証の概要)
検証に用いたワイヤロープの直径は3mm、全長は510mm、H=100mmである。また、縦支持体13a、13bの中心線とワイヤロープWの中心線との距離aを50mmに設定した。矩形枠体11を構成している横支持体12a、12bは、高さ15mm、幅12mmの角鋼であり、また、縦支持体13a、13bは、直径5mmの丸棒とした。
まず、ワイヤロープの長さ2Hの中央部にトルク負荷用アーム16を配置し、この位置で固定具17及びボルトナット18によりトルク負荷用アーム16をワイヤロープWに固定する。そして、ワイヤロープWに対して所定の張力を与えた状態で矩形枠体11を取り付ける。本検証では、引張試験機(INSTRON5865)により、ワイヤロープWに既知の張力を与える。さらに、トルク負荷用アーム16のアーム19の先端部に負荷をかけることによりトルク負荷用アーム16全体及びワイヤロープWを所定のねじり角度φだけ回動させて、この回動によりトルク負荷用アーム16に作用する曲げひずみを、アーム19に貼り付けられたひずみゲージ20で測定する。
ここでの検証では、ワイヤロープWに初期張力としてT0=100Nを加えた状態で、トルク負荷用アーム16を所定のワイヤねじり角度φだけ回動させたときのひずみゲージ20の出力を測定した。以降、ワイヤロープの張力T=2kNまでの範囲で張力を増加させ、上で述べた動作と同様にしてトルク負荷用アーム16全体及びワイヤロープWをねじり回動させて、ひずみゲージ20の出力を複数回、測定した。このようにして、ワイヤロープの既知の張力をT=100NからT=2kNまで増加させることに伴い変化するひずみとトルク負荷用アーム16の長さaとからねじりトルクRを得る。なお、ここでの実証では、ワイヤロープWに加える張力を変えるたびに、固定具14a、14bのいずれか一方のボルトナット15を固定し直し、変化した張力を反映させてひずみを測定し、既知の張力におけるねじりトルクRを求めた。
ここで、ワイヤロープWの縒り方は、図3の拡大図に示すように、Z縒りである。トルク負荷用アーム16のねじり角度φにはワイヤロープWの縒り方向(Z縒り、S縒りなど)がトルクに影響する可能性があるが、ここでは、見かけ上、ワイヤロープWの素線の縒り方向と同じ方向にねじり角度φ=90°を与えた場合と、逆向きにねじり角度φ=90°、つまりφ=−90°を与えた場合との2通りにおいてひずみゲージ20の出力を測定し、ねじりトルクRを求めた。
図4は、横軸にワイヤ張力Tを、縦軸に上で述べたようにして求められたねじりトルクRをプロットしたグラフを示している。図4から、張力Tの増加に伴いねじりトルクRはほぼ線形に増加することが分かる。つまり、ねじりトルクRと張力Tとの比例関係が実証されている。
また、ここでは、矩形枠体11内におけるワイヤロープの長さ2Hの中央付近にトルク負荷用アーム16を取り付けて測定を行ったが、異なった位置に取り付けたとしても、ねじり方向と、ねじり角度φが同じであれば、ねじりトルクRと張力Tとの間には比例関係のあることは分かっており、トルク負荷用アーム16の取付け位置は限定されるものではない。さらに、ここでは、測定の際に、図1に示す矩形枠体11の縦支持体13a、13bに当接するように、ワイヤロープWをねじり角度φ=±90°だけねじって測定を行ったが、他のねじり角度φにおいても勾配が変化するのみで同様にねじれトルクRと張力Tとの比例関係を得ることができることが分かっている。
以上の理論的導出及び検証により、張力TはねじりトルクRから評価することができる。これに基づいて、以下では、ロバスト設計による第1の実施形態の張力評価装置及びその張力評価方法について詳しく説明する。
〔張力評価装置及びその張力評価方法〕
図5は、第1の実施形態における張力評価装置1の一使用形態を示す図である。
例えば、物流現場において、積荷を運搬する際に、車両などの荷台に設けられたフックに繋がれたチェーン及びウインチにワイヤロープなどの堅牢な長尺体の一端を引っ掛けることにより、荷台に載置された積荷などの物体にロープ掛けをして、他端を他のフックに連結する。そして、ワイヤロープをウインチで巻き上げることでワイヤロープに張力が働いて、物体を荷台に安全かつ確実に固縛する。このような固縛が完了した後のワイヤロープに本発明の張力評価装置1を直接取り付けて、現在のワイヤロープに掛かっている張力を評価することができる。張力評価装置1は、固縛状態のワイヤロープに後付けすることが好ましいが、ワイヤロープを固縛する際に、ボルトナット15を再固定し直すのであれば、事前に取り付けてもよい。
図6は、図5に示す張力評価装置1の構成を概略的に示すブロック図である。
張力評価装置1は、大別すると、トルク検出部100と、演算部110と、表示部120と、判断部130と、報知部140と、を有している。また、これら構成部以外にも、ユーザが操作する操作部など、装置に必要な構成部を有している。
トルク検出部100は、上述したトルク検出部100と同様に、トルク負荷部10と、センサ部20と、検出信号処理部30と、を有している。トルク負荷部10は、張力が測定される長尺体(ワイヤロープ、ラッシングベルトなど)Wに取り付けられ、この長尺体Wにねじりトルクを与える。センサ部20は、上述したトルク検出部100と同様に、ひずみゲージを用いているが、これに限定されるものではなく、被検出対象に応じて、ロードセル、圧力センサ、磁気センサ、応力発光センサ、変位センサ及び光ファイバセンサなどから適宜選択して用いることが可能である。検出信号処理部30は、センサ部20から出力されたセンサ信号に対して増幅やノイズ除去等の信号処理を行い、演算部110へと出力する。
演算部110は、CPU111と、メモリ112と、演算プログラム113と、を有している。メモリ112には、長尺体の径やねじり角度などの情報が予め記憶されており、ユーザは必要に応じてこれら情報を読み出す。また、演算プログラム113は、(式1)〜(式16)で説明したような概念に基づいてねじりトルクRを算出するトルク換算プログラム、前記算出されたねじりトルクRに基づいて長尺体への実負荷張力Tを評価する張力換算プログラム、前記評価された張力Tに基づいて重心座標位置を算出する重心位置換算プログラムなどを備えている。
表示部120は、演算部110で算出されたねじりトルクR、張力Tなどの出力結果を表示するモニタを有している。演算部110と表示部120とは、有線又は無線で通信可能に接続されている。図6では、表示部120は張力評価装置1に一体的に組み込まれているが、別体であってもよい。
判断部130は、演算部110により算出された張力Tの値に応じて切り替わるように動作するトリガ回路131と、発信器132と、を有している。
報知部140は、ユーザが聞き取ることができるアラームなどの報知機能を有している。報知機能としては、ブザー、サイレン、音声による警告などの聴覚的な報知、バイブレーションによる警告などの触覚的な報知、又は警告ランプ、メッセージ表示などの視覚的な報知、もしくはこれらの組み合わせを採用することができる。
次に、図7に示すメインフローチャートを参照して、第1の実施形態の張力評価方法について説明する。
まず、荷台上に載置された積荷などの物体を固縛している状態の長尺体にトルク検出部100を取り付けて、トルク負荷部10のトルク負荷用アーム16に負荷をかけることにより、トルク負荷用アーム16全体及び長尺体に所定のねじり角度φを与える(ステップS1)。そして、このねじりにより長尺体に生じた物理量の変化をセンサ部20で検出する(ステップS2)。本実施形態では、センサ部20としてひずみゲージを用い、検出される物理量はひずみゲージ電圧である。さらに、検出したこの物理量を検出信号処理部30により信号処理し、演算部110へと出力する(ステップS3)。
ここまでが、トルク検出部100により実行される動作である。
次に、演算部110の演算プログラム113(トルク換算プログラム)により、前記出力に基づいてトルク換算がなされ、ねじりトルクRが算出される(ステップS4)。さらに、演算プログラム113(張力換算プログラム)により、算出されたねじりトルクRに基づいて張力換算がなされ、張力Tが評価される(ステップS5)。かくして、評価された張力Tが表示部120に表示されて(ステップS6)、終了する。
ロードセルなどを用いた試験用の張力測定装置及び方法は、当業者に周知である。しかし、これまで知られていた測定装置及び方法は、張力を一時的に測定する試験用に過ぎない。長尺体、特に、複数の素線を縒り合わせてできたワイヤロープにおいて、張力とねじりトルクとの関係は全く立証されていなかったため、ねじりトルクから張力を評価する実用的な装置及び方法は全く知られていない。
これに対して、本発明の張力評価装置及び方法は、一時的な試験用ではなく、ねじりトルクと張力とがほぼ線形に増加することを理論的にも実際の装置を用いても実証した、ロバスト設計による実用的な装置及び方法である。従って、本発明の張力評価装置及び方法は、例えば、物流現場において、搬送車の運転手がこの荷台に載せて輸送する積荷に長尺体をかける際に、長尺体の緩みに起因する積荷の転倒や移動を防ぐために、安全かつ適切な張力で積荷を固縛するための張力監視装置として活用することができる。また、比較的簡単な構成であるため、運転手などのオペレータが簡便に使用することができる。
また、本発明の張力評価装置は、固縛後の長尺体であっても、長尺体にねじりを与えたときにセンサ部で検知される物理量の変化に基づいてねじりトルクを算出し、長尺体の張力を評価することが可能である。従って、長距離を長時間掛けて輸送する場合には、輸送中に振動などが加わり弛みが長尺体の張力に発生した場合であっても、定期的に固縛状態を確認するために装置を再度取り付けて張力評価することで、より安全かつ安心な輸送を実現することができる。
[変形例]
次に、第1の実施形態の変形例について、図8を参照して説明する。
図8は、変形例を示すフローチャートである。ここで、ステップS1〜S5は、図7に示す第1の実施形態のステップS1〜S5と同様であるので、説明は省略する。以下では、ステップS11以降を説明する。
前述したステップS5における張力換算プログラムによる張力換算の後、判断部130が、算出された張力Tが所定の管理値よりも小さいかどうかを判断する(ステップS11)。この管理値は、例えば、適正な張力の上限値付近に設定している。張力Tがこれよりも小さい場合は(YES)、表示部120にこの張力を表示し(ステップS12)、終了する。大きい場合は(NO)、報知部140によりオペレータにアラームなどで報知する(ステップS13)。さらに、表示部120に、張力Tを再設定するための固縛修正指示を表示する。この表示に基づいて、オペレータはワイヤロープに対して、再度の固縛修正作業を行う(ステップS14)。その後、ステップS1に戻り、張力が適正な値になるまで、これらステップを繰り返す。
なお、ここでは、ステップS11において、判断部130は張力Tが所定の管理値よりも小さいかどうかを判断しているが、張力Tが所定の管理範囲内にあるかどうかを判断してもよい。
本変形例によれば、オペレータは、報知により張力が適切でないことを知ることができ、さらに、修正指示に基づいて固縛状態を修正することができるため、常に最適な固縛状態を維持することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、物体を固縛した状態の長尺体の張力を評価したが、第2の実施形態では、物体を懸吊した状態の長尺体の張力を評価する。第2の実施形態においても、張力評価装置1の基本構成は図6に示す第1の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
図9は、第2の実施形態における張力評価装置1の一使用形態を示す図である。
本実施形態では、例えば、物流現場において、吊り具が取り付けられ積荷などの物体を懸吊している長尺体に張力評価装置1を取り付けて張力を評価し、さらに、評価された張力に基づいて長尺体の重心位置を計算し、懸吊位置を修正する。
図10は、第2の実施形態を示すフローチャートである。ここで、ステップS1〜S5は、図7に示す第1の実施形態のステップS1〜S5と同様であるので、説明は省略する。以下では、ステップS21以降を説明する。
前述したステップS5における張力換算プログラムによる張力換算の後、重心位置換算プログラムにより重心座標計算がなされる(ステップS21)。そして、判断部130が、算出された重心座標が所定の重心座標範囲内にあるかどうかを判断する(ステップS22)。図9に示すように、物体が4本の長尺体WA、WB、WC、WDにより懸吊されており、各長尺体に張力評価装置1A、1B、1C、1Dが取り付けられているとすれば、物体がこれら長尺体から受ける張力ベクトルFは、
Figure 2012083217
である。ここで、ベクトルF、ベクトルF、ベクトルF、ベクトルFは、それぞれ、長尺体WA、WB、WC、WDが物体を引っ張っている張力ベクトルである。このベクトルFの向きが、質量mの物体の位置ベクトルRと質量mの吊り具の位置ベクトルRとの重心の位置ベクトルRである
Figure 2012083217
の向きと一致することが好ましい。前記所定の重心座標範囲は、安全かつ確実に物体を懸吊できるように、重心位置近傍の所定の範囲に設定している。
ステップS22において、重心座標が所定の範囲内にあれば(YES)、表示部120に張力及び重心座標を表示し(ステップS23)、終了する。所定の範囲内になければ(NO)、報知部140によりオペレータにアラームなどで報知する(ステップS24)。さらに、表示部120に、吊りセンター位置(懸吊位置)を再設定するための修正指示を表示する。この表示に基づいて、オペレータは、例えば、図9に示すように所定の距離Dだけ吊り具の位置を移動させて、吊りセンター位置修正作業を行う(ステップS25)。その後、ステップS1に戻り、張力及び重心座標が適正な値及び位置になるまで、これらステップを繰り返す。
本実施形態によれば、オペレータは、懸吊状態における最適な張力及び重心座標位置を常に維持することができる。さらに、複数本の長尺体により物体を懸吊する際に、バランスの取れた懸吊状態を実現することができ、より安全かつ確実に物体を運搬することができる。
例えば、本発明の張力評価装置及び方法は、物流現場のみならず、以下のような事例に適用することができる。
(1)水平方向に張力が働く場合
車両等の牽引用のワイヤ、ロープ、ベルト。
ウインチ・滑車などを使用したコロ引き、スライドなどの牽引作業用のワイヤ、オーライ用のワイヤ、ロープ。
落石・雪崩などの防護柵用のワイヤ。
(2)傾斜方向に張力が働く場合
固縛用のワイヤ、ベルト、ロープ。
転倒防止用のトラワイヤ、ロープ。
地滑り検知用のワイヤ。
航空機の旋回・上昇下降フラップ用のワイヤ。
(3)鉛直方向に張力が働く場合
吊り作業用のワイヤ、ベルト、ロープ。
吊り橋などの橋梁用のワイヤ。
送電線・ケーブル用の吊りワイヤ。
エレベータ昇降用のワイヤ。
以上、本発明の各実施形態及び変形例について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、さまざまな改良及び変更が可能である。
1…張力評価装置、10…トルク負荷部、11…矩形枠体、12a、12b…横支持体、13a、13b…縦支持体、14a、14b…固定具、15…ボルトナット、16…トルク負荷用アーム、17…固定具、18…ボルトナット、19…アーム、20…センサ部、30…検出信号処理部、100…トルク検出部、110…演算部、111…CPU、112…メモリ、113…演算プログラム、120…表示部、130…判断部、131…トリガ回路、132…発信器、140…報知部。

Claims (8)

  1. 張力が加えられている長尺体に所定の角度のねじりを与えるトルク負荷部と、前記トルク負荷部により与えられたねじりにより前記長尺体に生じた物理量の変化を検知するセンサ部と、を有するトルク検出部と、
    前記物理量の変化に基づいて前記長尺体のねじりトルクを換算するトルク換算プログラムと、前記換算されたねじりトルクに基づいて、前記長尺体に加わっている張力を換算する張力換算プログラムと、を有する演算部と、
    前記換算された張力を表示する表示部と、
    を具備することを特徴とする張力評価装置。
  2. 前記換算された張力が所定の範囲内にあるかどうかを判断する判断部と、
    前記判断部により張力が所定の範囲外にあると判断されたとき、報知する報知部と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1の張力評価装置。
  3. 前記長尺体は、複数の素線の縒り合わせからなるワイヤロープであることを特徴とする請求項1又は2の張力評価装置。
  4. トルク負荷部により張力が加えられている長尺体に所定の角度のねじりを与えることと、
    前記ねじりにより前記長尺体に生じた物理量の変化をセンサ部で検出することと、
    前記物理量の変化に基づいて前記長尺体のねじりトルクを演算部で換算することと、
    前記換算されたねじりトルクに基づいて、前記長尺体に加わっている張力を前記演算部で換算することと、
    前記換算された張力を表示部に表示することと、
    を特徴とする張力評価方法。
  5. 前記長尺体は、加えられた張力により物体を固縛しており、
    前記換算された張力が所定の範囲内にあるかどうかを判断部で判断し、所定の範囲外にあるとき、報知部が報知することを特徴とする請求項4の張力評価方法。
  6. 前記換算された張力が所定の範囲外にあるとき、前記長尺体に加わっている張力を再設定するための修正指示が前記表示部に表示されることを特徴とする請求項5の張力評価方法。
  7. 前記長尺体は、加えられた張力により物体を懸吊しており、
    前記換算された張力に基づいて前記演算部で重心座標を計算することと、
    前記計算された重心座標が所定の範囲内にあるかどうかを判断部で判断し、所定の範囲外にあるとき、報知部が報知することと、
    を特徴とする請求項4の張力評価方法。
  8. 前記計算された重心座標が所定の範囲外にあるとき、前記長尺体の懸吊位置を再設定するための修正指示が前記表示部に表示されることを特徴とする請求項7の張力評価方法。
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