JP2012083178A - ルート探索装置、ルート探索方法、車両側装置 - Google Patents

ルート探索装置、ルート探索方法、車両側装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のガソリン車から集約した燃費情報に基づいて作成されたデータベースをそのまま利用すると、新たなタイプの車両に対しては適切な経路案内を実現することができない恐れがあった。
【解決手段】本発明のルート探索装置は、駆動源にモータを使用するタイプの車両から回生電力量に関する情報を取得する取得部と、取得部で取得した回生電力量に関する情報を地図情報に対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された回生電力量に基いてルートを探索するルート探索手段と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、プローブデータを用いたルート探索装置に関する。
一般的な、ガソリンを燃焼させて走行するガソリン車を対象として、複数の車両から集約された走行時の燃費情報を利用して経路案内を行う方法が知られている(例えば、特許文献1)。
図1は従来の燃費情報処理システムの構成図を示す。複数の車両101〜103から送られた燃費情報は、通信装置150を介してサーバ3000に集約され、燃費情報管理装置110で統計処理された後、データ保存装置120に記憶される。燃費情報は配信装置140及び通信装置150を介して、車載装置2000の燃費情報提示装置100に送られ、ユーザがこれを視認しエコなルートであるか否かを確認することができるというものである。
従来の燃費情報処理システムは、あくまでガソリン車から燃費情報を集約しガソリン車向けに燃費情報を提供するものである。今後、プラグインハイブリッド車(PHV車)や電気自動車(EV車)等、従来のガソリン車とは異なる新たなタイプの車両が普及することが予想されるが、これらの新たなタイプの車両はガソリン車とは動力系統の仕組みが大きく異なっている。例えば、これらの新たなタイプの車両には、車両が停止しているときに、回転機構が停止したり、ブレーキをかける際に生じるエネルギーを回生したりする仕組みが備わっている。
ここで、「エコ」という用語は「エコロジー」の意味を含むことは勿論であるが、実際のユーザの車両の経路案内の使用態様を考えた場合、「エコノミー」の要素も重要視されていると考えられる。エコロジーの観点から経路を選択して車両を運転し、二酸化炭素排出量の削減に大きく貢献したとしても、その代償として大きな費用が生じたとすれば、ユーザはそのようなエコロジーな経路選択をしなくなるはずである。従って、エコロジーの側面のみに着目し、エコノミーの面を無視してしまうと、結果としてエコロジーの側面もないがしろにされる恐れがある。そのため、エコロジーの観点で経路案内を行うことを前提として、エコノミーの観点からユーザを惹きつけ、結果として環境にやさしい経路選択が推進されることが望ましいといえる。
特開2009−128065
従来のガソリン車から集約した燃費情報に基づいてエコルートの案内をすると、新たなタイプの車両に対しては適切な経路案内を実現することができない恐れがあった。
即ち、ガソリン車だけでなくPHV車や、EV車等の新たなタイプの車両に対して最適な経路案内を行うためには、PHV車や、EV車等に特有な電力等の使用エネルギーをより低減することが可能なエコなルートを選択するエコルート探索装置が必要であるが、従来のガソリン車のみを対象としたエコルートではこのような要求に答えることが難しかった。
さらに、プローブ情報を利用してエコルートを探索する場合に、従来のガソリン車の燃料消費量に関するデータベースでは、必要な情報が異なり、そのままでは利用できないという問題があった。
さらに、従来のガソリン車とPHV車や、EV車等の新たなタイプの車両とが混在する現状において、各タイプ別に情報を蓄積して、それぞれ最適なエコルートを案内する必要があるが、このような課題について従来のエコルート案内装置では対応できないという問題があった。
本発明は、駆動源にモータを使用するタイプの車両から送信される回生電力量に関する情報を取得して、駆動源にモータを使用するタイプの車両に対して適切なエコルート探索を行うエコルート探索装置を提供することを目的とする。さらに、モータ以外の駆動源を使用するガソリン車等とモータを駆動源として使用するタイプの車両が混在する場合でも、それぞれ最適なエコルートを提供することができるエコルート探索装置を提供することを目的とする。
本発明のルート探索装置は、駆動源にモータを使用するタイプの車両から回生電力量に関する情報を取得する取得部と、取得部で取得した回生電力量に関する情報を地図情報に対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された回生電力量に基いてルートを探索するルート探索手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のルート探索装置は、駆動源にモータを使用するタイプの複数の車両から送信される回生電力量に関する情報を受信する受信部と、受信部で受信された回生電力量に関する情報を地図データに対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された回生電力量に基いてルートを探索するルート探索手段と、ルート探索手段で探索されたルートを車両に配信する配信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の車両側装置は、駆動源にモータを使用するタイプの車両タイプ情報と、回生電力量に関する情報とを取得する取得手段と、該取得手段で取得した車両タイプ情報と回生電力量に関する情報を送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のルート探索方法は、駆動源にモータを使用するタイプの車両から送信される回生電力量に関する情報を取得する取得ステップと、取得部で取得した回生電力量に関する情報を地図データの走行リンクに対応付けて記憶する記憶ステップと、記憶手段に記憶された回生電力量に基いて、車両の電力消費量が最小となるルートを探索するルート探索ステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明のプローブデータを用いたエコルート探索装置によれば、駆動源としてモータを使用する車両に対して、該車両に特有の要素(回生電力)を考慮してエコルートを案内することができ、さらに、車両のタイプに応じて適切なエコルートを探索することができるエコルート探索装置を提供することができる。
従来の燃費情報処理システムの構成図である。 本発明の実施例1のルート探索装置の構成図である。 本発明の実施例1のルート探索方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1における回生電力量に関する情報を地図情報に対応付けて記憶するデータの構成例である。 本発明の実施例1のルート探索結果を示す一覧表である。 本発明の実施例2のルート探索装置の構成図である。 本発明の実施例3のルート探索装置の構成図である。 本発明の実施例4のルート探索方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例4のルート探索装置の記憶手段に記憶されるデータの構成例である。 本発明の実施例4のルート探索結果の一覧表である。
以下、図面を参照して、本発明に係るルート探索装置、ルート探索方法、車両側装置について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態には限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
図2に本発明の実施例1に係るルート探索装置の構成図を示す。実施例1に係るルート探索装置においては、車両11〜13の車載端末とセンターサーバ1とが連携してルート探索を行う。本発明のルート探索装置であるセンターサーバ1は、取得部2と、記憶手段3と、ルート探索手段4と、地図情報記憶部5とを有する。
取得部2は、駆動源にモータを使用するタイプの車両A〜C(11〜13)に搭載された車両側装置である取得手段111、121、131及び送信手段112、122、132を介して回生電力に関する情報を取得する。車両側装置の取得手段111、121、131は、駆動源にモータを使用するタイプの車両タイプ情報と、回生電力量に関する情報とを取得する。車両側装置の送信手段112、122、132は取得手段で取得した車両タイプ情報と回生電力量に関する情報をセンターサーバ1に送信する。ここで、駆動源にモータを使用するタイプの車両の例として、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車等が挙げられる。また、回生電力に関する情報とは、車両がある特定の区間を走行した際に得られた回生電力量の情報をいう。
記憶手段3は、取得部2で取得した回生電力量に関する情報を地図情報に対応付けて記憶する。ここで、地図情報は地図情報記憶部5内に記憶された車両が走行するためのリンクに関する情報を含む。
ルート探索手段4は、記憶手段5に記憶された回生電力量に基づいてルートを探索する。ルート探索は、車両の出発地点と目的地点とを結ぶ複数のルートのうち、回生電力量を考慮して電力消費量または燃料消費量が最低となるルートを選択する。
次に、本発明の実施例1のルート探索方法について図面を参照して説明する。図3は、本発明の実施例1のルート探索方法を説明するためのフローチャートである。まず、ステップS101において、駆動源にモータを使用するタイプの車両から送信される回生電力量に関する情報を取得する。具体的には、車両側装置である取得手段111、121、131及び送信手段112、122、132によって車両から送信される回生電力量に関する情報を取得する。
次に、ステップS102において、取得部2で取得した回生電力量に関する情報を地図データの走行リンクに対応付けて記憶する。回生電力量に関する情報を地図情報に対応付けて記憶するデータの一例を図4に示す。このデータには、リンクID21、進行方向22、回生電力量23の各データが含まれる。リンクIDは車両が走行するリンクに固有の番号であり、車両に搭載されたGPS装置によって取得された位置データと、ルート探索装置であるセンターサーバ1内の地図情報記憶部5に記憶された地図情報とを対応させることによって、車両が走行したリンクを特定することができる。道路は通常上り方向と下り方向の車線を含むため各リンクを進行方向によって分類している。回生電力量は道路の勾配によって大きく異なるため、進行方向ごとに分類して記憶する。車両が走行したリンクと回生電力量とを対応付けて記憶装置3に記憶することにより、車両が走行する経路に含まれるリンクを特定することにより、その経路を走行する場合の回生電力量を推定することができる。
図4においては、3つのリンクのみについてデータを記憶する例を示しているが、実際には車両が走行した複数のリンクについてのデータが記憶手段3に記憶される。また、センターサーバ1は、複数の車両から回生電力量等の情報を受信するため、特定のリンクについて複数のデータを受信する場合も想定される。そのような場合には、複数のデータについて平均化されたデータを記憶手段3に記憶するようにしてもよい。
次に、ステップS103において、記憶手段に記憶された回生電力量に基づいて、車両の電力消費量が最小となるルートを探索する。図5に、本発明の実施例1のルート探索方法によって得られたルート探索結果の一覧表を示す。ルート探索装置が比較するデータの一例として、複数のルート31、各ルートを走行する際に得られる回生電力量32、各ルートを走行する場合に必要とされる電力(電費×距離)33、回生電力量を考慮して求められる電力消費量34が挙げられる。電力消費量34は、電費×距離33から回生電力量32を減算した値である。図5に示した例では、ルートA〜Dのうち、電力消費量34が最小となるルートCを最適なルートとして選択する。このようにして、回生電力量を考慮してルート探索を行うことによって、駆動源にモータを使用するタイプの車両について、最適なルートを探索することができる。
図6に本発明の実施例2に係るルート探索装置の構成図を示す。実施例2に係るルート探索装置においては、車両の車載端末はセンターサーバとは連携せずに車両内で回生電力量に関する情報を受信してルート探索し、車載端末に表示する点を特徴としている。本発明のルート探索装置である車両側装置10は、車両側取得部21と、車両側記憶手段31と、車両側ルート探索手段41と、車両側地図情報記憶部51と、表示部61とを有する。
車両側取得部21は、駆動源にモータを使用するタイプの車両タイプ情報と、回生電力量に関する情報とを取得する。
車両側記憶手段31は、車両側取得部21で取得した回生電力量に関する情報を地図情報に対応付けて記憶する。ここで、地図情報は車両側地図情報記憶部51内に記憶された車両が走行するためのリンクに関する情報を含む。本実施例においては、車両がセンターサーバとはデータの送受信を行わずに、車両自身が回生電力量に関するデータを車両側記憶手段に記憶する。ただし、他の車両からのデータに基づいてセンターサーバで蓄積された回生電力量に関するデータを予め車両側記憶手段に転送するようにしておいてもよい。
車両側ルート探索手段41は、車両側記憶手段51に記憶された回生電力量に基づいてルートを探索する。ルート探索は、車両の出発地点と目的地点とを結ぶ複数のルートのうち、回生電力量を考慮して電力消費量または燃料消費量が最低となるルートを選択する。具体的なルート探索方法は実施例1で説明したルート探索方法と同様であるので詳細な説明は省略する。
表示部61は、車両側ルート探索手段41が決定したルートを地図情報と共に表示する。表示部61には、液晶表示装置や有機EL表示装置等を用いることができる。
実施例2のルート探索装置によれば、車両側装置がセンターサーバと連携せずにルート探索を行うことができるので、センターサーバとのデータの送受信を行うことなく車両側装置のみでルート探索を行うことができる。
図7に本発明の実施例3に係るルート探索装置の構成図を示す。実施例3のルート探索装置はルート探索結果を車両側に送信するための配信手段を備えている点を特徴としている。実施例3に係るルート探索装置においては、車両A〜C(11〜13)の車載端末とセンターサーバ1とが連携してルート探索を行う。本発明のルート探索装置であるセンターサーバ1は、受信部6と、記憶手段3と、ルート探索手段4と、地図情報記憶部5と、配信手段とを有する。
受信部6は、駆動源にモータを使用するタイプの車両A〜C(11〜13)に搭載された車両側装置に含まれる取得手段111、121、131及び送信手段112、122、132を介して回生電力量に関する情報を受信する。車両側装置の取得手段111、121、131は、駆動源にモータを使用するタイプの車両タイプ情報と、回生電力量に関する情報とを取得する。車両側装置の送信手段112、122、132は取得手段111、121、131で取得した車両タイプ情報と回生電力量に関する情報をセンターサーバ1に送信する。
記憶手段3は、受信部6で受信された回生電力量に関する情報を地図データに対応付けて記憶する。ここで、地図情報は、実施例1と同様に、地図情報記憶部5内に記憶された、車両が走行するリンクに関する情報を含む。
ルート探索手段4は、記憶手段5に記憶された回生電力量に基いてルートを探索する。ルート探索は、実施例1と同様に、車両の出発地点と目的地点とを結ぶ複数のルートのうち、回生電力量を考慮して電力消費量または燃料消費量が最低となるルートを選択する。
配信手段7は、ルート探索手段4で探索されたルートを車両A〜C(11〜13)に配信する。配信されたルートに関する情報は、車両A〜C(11〜13)の取得手段111、121、131で取得され、この情報に基づいて車両に搭載された表示部(図示せず)に地図情報と共にルートが表示される。
実施例3のルート探索装置によれば、ルート探索をセンターサーバで実行し、個々の車両ではルート探索を行う必要がないため、車両がルート探索装置を搭載していなくても適切なルート探索を行うことができる。実施例3のルート探索装置によるルート探索方法は、ルートに関する情報を車両に配信する点を除いて、実施例1のルート探索方法と同様であるため、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例4に係るルート探索装置及びルート探索方法について図面を参照して説明する。実施例4に係るルート探索装置の構成は実施例3と同様である。図8は、本発明の実施例4のルート探索方法を説明するためのフローチャートである。実施例4のルート探索方法は、実施例1のルート探索方法とは異なり、駆動源にモータを使用するタイプの車両だけでなく、駆動源にモータを使用しないタイプの車両も対象にしてルート探索を行っている。
まず、ステップS201において、センターサーバ1の受信部6が、駆動源にモータを使用するタイプの車両から送信される回生電力量に関する情報を受信するとともに、駆動源にモータを使用しないタイプの複数の車両から送信される燃料消費量に関する情報を受信する。具体的には、駆動源にモータを使用するタイプの車両からは、車両側装置である取得手段及び送信手段によって、車両から送信される回生電力量に関する情報、例えば車両が走行しているリンクにおける回生電力量に関する情報を受信する。一方、駆動源にモータを使用しないタイプの複数の車両からは、車両側装置である取得手段及び送信手段によって、車両が走行しているリンクにおける燃料消費量に関する情報を受信する。
次に、ステップS202において、記憶手段3が、受信部6で受信された回生電力量及び燃料消費量に関する情報を地図データに対応付けて記憶する。図9に、本発明の実施例4のルート探索装置の記憶手段に記憶されるデータの一例を示す。このデータは、リンクID41、車両タイプ42、進行方向43、回生電力量44、燃費45、電費46に関する各情報を含む。リンクID41、車両タイプ42、進行方向43、回生電力量44に関するデータの内容は実施例1のルート探索装置におけるデータと同様であるので詳細な説明は省略する。燃費45は、ガソリンを駆動源に供給して駆動源を駆動するタイプの車両が特定のリンクを走行する際に消費する単位距離あたりの燃料消費量である。電費46は、電力を駆動源に供給して駆動源を駆動するタイプの車両が、特定のリンクを走行する際に消費する単位距離あたりの電力消費量である。図9に示した例では、モータを使用する車両は、回生機構を備え、走行時に電力を主に消費しているので電気自動車が相当する。一方、モータを使用しない車両は、回生機構を有さず、走行時に燃料を主に消費しているのでガソリン車が相当する。
図9においては、2つのリンクのみについてデータを記憶する例を示しているが、実際には車両が走行した複数のリンクについてのデータが記憶手段3に記憶される。また、センターサーバ1は、複数の車両から回生電力量等の情報を受信するため、特定のリンクについて複数のデータを受信する場合も想定される。そのような場合には、複数のデータについて平均化されたデータを記憶手段3に記憶するようにしてもよい。
次に、ステップS203において、ルート探索手段4は、記憶手段3に記憶された回生電力量、燃料消費量に基いて、車両の電力消費量が最小となるルート、燃料消費量が最小となるルートを車両のタイプ別に探索する。ここで、車両のタイプは、駆動源にモータを使用するか否かで分類することができる。駆動源にモータを使用する車両のタイプの場合には、実施例1と同様に、回生電力量に基づいて、車両の電力消費量が最小となるルートを探索する。一方、駆動源にモータを使用しない車両のタイプの場合には、燃料消費量に基いて、車両の燃料消費量が最小となるルートを探索する。この場合のルート探索結果の例を図10に示す。ルート探索に用いられるデータは、ルート51、回生電力量52、燃料消費量53である。ここで、駆動源にモータを使用しない車両は回生機構を有していない場合を例示している。従って、回生電力量は0であり、燃料消費量のみから最適なルートを探索する。ただし、ハイブリッド車のように、駆動源にモータを使用しないタイプの車両であっても回生機構を備えている場合には回生電力量も考慮して最適なルートを探索するようにしてもよい。
次に、ステップS204において、配信手段7が、ルート探索手段4でタイプ別に探索されたルートを、各タイプの車両に配信する。即ち、駆動源にモータを使用する車両に対しては、回生電力量に基づいて探索した車両の電力消費量が最小となるルートを配信する。一方、駆動源にモータを使用しない車両に対しては、燃料消費量に基いて、燃料消費量が最小となるルート配信する。本実施例によれば、駆動源にモータを使用する車両及び駆動源にモータを使用しない車両のそれぞれのタイプの車両に対して最適なルートを探索し、配信することができる。
1 センターサーバ
2 取得部
3 記憶手段
4 ルート探索手段
5 地図情報記憶部
6 受信部
7 配信手段
8 天候情報受信部
10 車両側装置
21 取得部
31 車両側記憶手段
41 車両側ルート探索手段
51 車両側地図情報記憶部
61 表示部
11〜13 車両

Claims (5)

  1. 駆動源にモータを使用するタイプの車両から回生電力量に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した回生電力量に関する情報を地図情報に対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された回生電力量に基いてルートを探索するルート探索手段と、を備えたルート探索装置。
  2. 駆動源にモータを使用するタイプの複数の車両から送信される回生電力量に関する情報を受信する受信部と、
    前記受信部で受信された回生電力量に関する情報を地図データに対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された回生電力量に基いてルートを探索するルート探索手段と、
    前記ルート探索手段で探索されたルートを車両に配信する配信手段と、を備えたルート探索装置。
  3. 前記受信部は、さらに、駆動源にモータを使用しないタイプの複数の車両から送信される燃料消費量に関する情報を受信し、
    前記記憶手段は、前記受信部で受信された回生電力量及び燃料消費量に関する情報を地図データに対応付けて記憶し、
    前記ルート探索手段は、前記記憶手段に記憶された回生電力量、燃料消費量に基いて、車両の電力消費量が最小となるルート、燃料消費量が最小となるルートを車両のタイプ別に探索し、
    前記配信手段は、前記ルート探索手段でタイプ別に探索されたルートを、各タイプの車両に配信する請求項2に記載のルート探索装置。
  4. 駆動源にモータを使用するタイプの車両タイプ情報と、回生電力量に関する情報とを取得する取得手段と、
    該取得手段で取得した車両タイプ情報と回生電力量に関する情報を送信する送信手段と、を備えた車両側装置。
  5. 駆動源にモータを使用するタイプの車両から送信される回生電力量に関する情報を取得する取得ステップと、
    前記取得部で取得した回生電力量に関する情報を地図データの走行リンクに対応付けて記憶する記憶ステップと、
    前記記憶手段に記憶された回生電力量に基いて、車両の電力消費量が最小となるルートを探索するルート探索ステップと、を備えたルート探索方法。
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