JP2012082672A - 車両用防護柵ブラケット - Google Patents

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Makoto Imai
良 今井
Akihiro Yakuwa
明弘 八鍬
Masahiko Toda
正彦 戸田
Seiji Nomura
誠司 野村
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HOKKAIDOSAN MOKUZAI RIYO KYODO KUMIAI
Hokkaido Research Organization
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HOKKAIDOSAN MOKUZAI RIYO KYODO KUMIAI
Hokkaido Research Organization
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Abstract

【課題】防護柵に景観とのマッチングが重要視されていることから、木製ガードレールのニーズが増している。しかし、従来の木製ガードレールは、安全性や耐雪性に問題があったため、耐候性および耐雪性を向上すると共に、車両の衝突安全性および誘導性のある木製ガードレールを提供する。
【解決手段】横梁部材を取り付けるためのビーム支持部材としてのブラケット10を、金属板の両端部をV字状に切り込み、金属板の両端部に残った三角形状部分を、V字谷の頂部を通る短辺方向の垂線を折れ線として直角に曲げ加工し、その突出した三角形状部分でビーム部材を挟み込むように支持し、金属板の中央の平面部で支柱30にボルト固定され、車両がビームに接触して鉛直方向へ負荷が加えられた際に、V字状の切り欠きを開く方向へ変形することにより、車両の安全性を確保してビームや支柱の破損を軽減する。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は道路の路肩や車道と歩道の間に配設する車両用防護柵において、衝突する車両の安全な誘導に関する。特に、木材を構成部材とした木製防護柵における誘導に関する。
道路の路肩などに配設する車両用防護柵に対して、衝突する車両が路外・対向車線・歩道などに逸脱することの防止、乗員の障害と車両の破損を最小限にとどめるとともに、車両用防護柵は二次被害の防止、車両を正常な進行方向に復元させる、などが要求されている。
従来の車両用防護柵は、主として鋼鉄やコンクリート製で形成されている。これは上記の車両用防護柵として要求される対衝撃強さを満足する素材、および耐候性(長期使用)を有する適当な素材として用いられていたためである。
しかし、近年車両用防護柵の景観とのマッチングが重要視されていることから、一部で車両用防護柵として木製のビームが用いられている。例えば、配設周囲の景観を損ねることなく衝撃強さを満足する木製のガードレールとしての防護柵の発明が下記の文献に開示されている。
特開2000−73324号公報
特開2007−113275
特許文献1には、支柱およびビーム共に木素材を用いた車両用防護柵が示されているが、耐朽性や耐雪性への対応策が練られておらず、また高価な製品となっていた。特許文献2には、耐朽性や耐雪性への対応策が練られているが、車両への衝突安全性の確認が十分ではなかった。
また、いずれの車両用防護柵もビームは2段で構成されているが、下段ビームに衝突車両の車輪が乗上げる可能性を有していた。
特許文献1に記載の車両用防護柵については、下段ビームの配設高さを工夫することで車輪の乗上げを防いでいるが、特許文献1のものと同程度の高さに配設された特許文献2の車両用防護柵については、景観性と耐候性および耐雪性の付与に重点を置いた結果として、車輪が接触するビームの形状が車輪を乗上げ易いものになっていた。
そこで、本発明は、車両用防護柵に容易に木材が使用できるようにし、耐候性および耐雪性を付与するとともに、車両の衝突安全性および誘導性に貢献するものである。
上記課題を解決するため、本発明による車両用防護柵ブラケットは、車両用防護柵として十分な強度性能を有するビームと呼ばれる横梁部材を取り付けるためのビーム支持部材であり、材料となる長方形の金属板の両端部をV字状に切り込み、切り込んだV字谷の頂部には、加工精度を高めるために、あるいは変形時の割裂を防ぐために、円形に穿孔されており、金属板の両端部に残った三角形状部分を、V字谷の頂部を通る短辺方向の垂線を折れ線として直角に曲げ加工し、その突出した三角形状部分でビーム部材を挟み込むように支持し、金属板の中央の平面部で支柱にボルト固定され、車両がビームに接触して鉛直方向へ負荷が加えられた際に、V字状の切り欠きを開く方向へ変形することにより、車両の安全な誘導に貢献し、また、水平方向の衝撃力や鉛直方向の雪の沈降力等の過大な負荷を三次元的な変形により吸収し、ビームや支柱の破損を軽減する。
前記車両用防護柵ブラケットは、特に、金属および木材を主構成部材として形成する前記ビーム部材を支持する。
本発明は、木材をビーム部材として容易に使用できるようにするとともに、衝突車両の突破を許さず、耐雪型防護柵としての要求項目を満足する車両用防護柵を経済的に構成し、維持管理にかかる費用をも軽減する。
車両用防護柵ブラケットの外観説明図 図1A−A矢視図 図1B−B矢視図 ビーム部材を取付けた車両用防護柵ブラケットの側面図 車両用防護柵ブラケットの衝突時における衝撃緩和の説明図 車両用防護柵ブラケットの車両乗り上げ防止機能の説明図
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の車両用防護柵ブラケットの全体を示し、図2は図1線B−B矢視図、図3は図1線A−A矢視図である。
車両用防護柵ブラケット10は金属を加工したビーム支持部材であって、長さ約390mmを有し、長さ方向の中央部分で支柱30の中心線に合わせて、支柱用留め具孔11でボルトを用いて配置する。すなわち、図2、図3に示すように、三角形状部分を防護柵前面に突出させた形状で固着される。
また、車両用防護柵ブラケット10には、支柱30に対して対称位置に2箇所ずつ、ビーム部材用の留め具孔12が穿孔されている。ビーム部材20と車両用防護柵ブラケット10は、孔12でボルトを用いて固着される。
図4に示すように、車両用防護柵ブラケット10はビーム部材20を支持している。ビーム部材20は車両用防護柵ブラケット10の上下の三角形状部分に挟まれる形で支持され、車両用防護柵ブラケット10の平板部と接している。
このようにビーム部材20は車両用防護柵ブラケット10を介して支柱30に取り付けられている。ここで、車両用防護柵ブラケット10は三角形状部分を突出させた形状で支柱30に固着されているので、車両用防護柵ブラケット10に取り付けられるビーム部材20は支柱30の側面に対して45度の角度で回転した状態で配設される。ビーム部材20が支柱30の側面に対して傾斜されて配設されていることにより、雨水の排水性が良好となる。また、雪の沈降力や除雪時の押圧力による荷重が分散され、耐雪性能を高める効果を発揮させる。
このように構成される防護柵100は、車両50が衝突した場合、ビーム部材20で衝撃を受け、その衝撃を図5に示すように車両用防護柵ブラケット10の変形により緩和させることができる。
さらに、図4に示すような複数本のビーム部材20が鉛直方向に配置される構造の防護柵100の場合、下段ビーム部材20に衝突車両50のタイヤ51が衝突した場合、一般的にはタイヤ51が下段ビーム部材20の上に乗り上げて、防護柵100を衝突車両50が突破してしまう危険が生じるが、図6のように本発明の車両用防護柵ブラケット10が自身を変形させることにより、タイヤ51を下段ビーム部材20に乗り上げないため、車両50が防護柵100を突破しない構造とすることができる。
10 車両用防護柵ブラケット
11 支柱接合部
12 留め孔
20 ビーム部材
30 支柱
50 衝突車両
51 タイヤ
100 防護柵

Claims (1)

  1. 車両用防護柵として十分な強度性能を有するビームと呼ばれる横梁部材を取り付けるためのビーム支持部材として、金属板の両端部をV字状に切り込み、切り込んだV字谷の頂部には、加工精度を高めるために、あるいは変形時の割裂を防ぐために、円形に穿孔されており、金属板の両端部に残った三角形状部分を、V字谷の頂部を通る短辺方向の垂線を折れ線として直角に曲げ加工し、その突出した三角形状部分でビーム部材を挟み込むように支持し、金属板の中央の平面部で支柱にボルト固定され、車両がビームに接触して鉛直方向へ負荷が加えられた際に、V字状の切り欠きを開く方向へ変形することにより、車両の安全な誘導に貢献し、また、水平方向の衝撃力や鉛直方向の雪の沈降力等の過大な負荷を三次元的な変形により吸収し、ビームや支柱の破損を軽減する車両用防護柵ブラケット。
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