JP2012081938A - 自動車用グラスラン - Google Patents

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Abstract

【課題】 軽量で、折り畳みができ、かつ十分な剛性を備えた自動車用のグラスランを提供する。
【解決手段】 ルーフ部Rの両端部に第一ピラー部P1と第二ピラー部P2を一体成形した門型で、底壁11と、室内側壁12と、車外側壁13を備え、ルーフ部Rが断面略逆U字状であり、部分的にスポンジ材Sで構成する。少なくとも、ルーフ部Rにおいて、底壁11の下面に、両端部が底壁11に連設され、底壁11との間に第一中空部H1を形成したベース中空シール部14を設ける。また、室内側壁12の車外側面に、両端部が室内側壁12に連設され、室内側壁12との間に第二中空部H2を形成したインナー中空シール部15を設けると共に、車外側壁13の室内側面に、舌片状のアウターシール片16を設ける。そして、ルーフ部Rの全体をスポンジ材Sで構成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車のドアサッシュに取付けられ、ドアガラスに弾接して当該ドアガラスとドアサッシュとの間のシール性を確保するグラスランに関するものである。
図1乃至図3を参照して説明する。自動車のドアサッシュ1には、その取付部2にグラスラン20が取付けられている。このグラスラン20は、昇降動するドアガラス3の周端部に弾接して、当該ドアガラス3とドアサッシュ1との間のシール性を確保する。
従来のグラスラン20は、ゴムまたは樹脂のソリッド材で形成され、そのルーフ部Rでは、通常、室内側Jから車外側Eへ向けて突設された舌片状のベースシール片24を突設した底壁21、ドアガラス3の室内側面に弾接する舌片状のインナーシール片25を突設した室内側壁22、およびドアガラス3の車外側面に弾接する同じく舌片状のアウターシール片26を突設した車外側壁23を設けて構成されている。
こうした従来のグラスラン20はゴムまたは樹脂のソリッド材のみで形成されているので重量が嵩み、近年における自動車の軽量化傾向において望ましくない。また、ソリッド材で形成されたグラスラン20は金型成形によるコーナー部などの接続成形箇所以外では折り畳むことができず、従って、例えば、納品時における輸送時には、図3に示すように、ルーフ部Rに一体成形した第一ピラー部P1と第二ピラー部P2を、やや内方に折り曲げただけの状態(ほぼ原形状態)で収納箱Bに詰め込む必要があるため嵩張り、輸送効率が悪いといった問題がある。
これまでに、輸送効率の改善を目的としたグラスランは創案されていないが、前記した軽量化を目的としたものとして、グラスランの底壁21と室内側壁22をスポンジ材で形成したものが創案されている(例えば、特許文献1参照)。このグラスランは部分的にスポンジ材で形成しているので、それまでのものと比較して軽量化を図ることができるといった利点がある。
特開2009−056924号公報
しかし、特許文献1に記載のグラスランは、図2に示す従来のグラスラン20と実質的に同様な形状を成しており、室内側壁22から舌片状のインナーシール片25を突設し、車外側壁23からも舌片状のアウターシール片26を突設している。
従って、特に、インナーシール片25には十分な剛性が備わっていない。インナーシール片25は、ドアガラス3に強く弾接してその部分のシール性を確保する必要があると共に、走行中におけるドアガラス3の振動や室内側Jへの吸込まれを防止するために、当該ドアガラス3を車外側Eへ強く押圧する必要がある。舌片状のインナーシール片25はこうした剛性(すなわち反力)が備わっていないので、シール性が不足すると共に、走行中におけるドアガラス3の振動や吸込まれを効果的に防止することができない。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、軽量で、折り畳みができ、かつ十分な剛性を備えた自動車用のグラスランを提供することを課題とする。
用語の定義:本件発明におけるゴム又は樹脂の「ソリッド材」には、本来のソリッド材のほか、高剛性の気泡膨張ゴム又は高剛性の気泡樹脂フォームを含んでいる。
図1および図4乃至図6を参照して説明する。請求項1に記載の自動車用グラスラン10は、ルーフ部Rの両端部のそれぞれに第一ピラー部P1と第二ピラー部P2を一体成形した門型で、底壁11と、室内側壁12と、車外側壁13を備え、前記ルーフ部Rが断面略逆U字状であり、部分的にスポンジ材Sを有するシール材である。
このグラスラン10は、少なくとも、前記ルーフ部Rにおいて、前記底壁11の下面に、両端部が該底壁11に連設され、当該底壁11との間に第一中空部H1を形成したベース中空シール部14を設けている。また、前記室内側壁12の車外側面に、両端部が当該室内側壁12に連設され、当該室内側壁12との間に第二中空部H2を形成したインナー中空シール部15を設けると共に、前記車外側壁13の室内側面に、舌片状のアウターシール片16を設けている。そして、前記ルーフ部Rの全体をスポンジ材Sで構成している。
請求項2に記載の自動車用グラスラン10は、ルーフ部Rの両端部のそれぞれに第一ピラー部P1と第二ピラー部P2を一体成形した門型で、底壁11と、室内側壁12と、車外側壁13を備え、前記ルーフ部Rが断面略逆U字状であり、部分的にスポンジ材Sを有するシール材である。
このグラスラン10は、少なくとも、前記ルーフ部Rにおいて、前記底壁11の下面に、両端部が当該底壁11に連設され、当該底壁11との間に第一中空部H1を形成したベース中空シール部14を設けている。また、前記室内側壁12の車外側面に、両端部が当該室内側壁12に連設され、当該室内側壁12との間に第二中空部H2を形成したインナー中空シール部15を設けると共に、前記車外側壁13の室内側面に、舌片状のアウターシール片16を設けている。また、前記ルーフ部R全体をスポンジ材Sで構成している。そして、前記室内側壁12の肉厚T1を、前記インナー中空シール部15の肉厚T2の約2〜3倍に設定している。
請求項3に記載の自動車用グラスラン10は、請求項1または2に記載の発明において、図7に示す如くルーフ部Rにおけるベース中空シール部14、室内側壁12、およびインナー中空シール部15をスポンジ材Sで構成し、残りの部分はソリッド材Qで構成している。
請求項4に記載の自動車用グラスラン10は、請求項1、2に記載の発明において、図8に示す如くルーフ部Rにおける底壁11、ベース中空シール部14、室内側壁12、およびインナー中空シール部15をスポンジ材Sで構成し、残りの部分はソリッド材Qで構成している。
請求項1に記載の自動車用グラスラン10は、スポンジ材Sでルーフ部Rの全体で構成しているので、それまでの全体がゴムや樹脂のソリッド材で形成されたグラスランと比較して、大幅な軽量化を図ることができる。これにより、自動車の軽量化に貢献することができる。
また、ルーフ部Rの全体をスポンジ材Sとしたことで、柔軟性に富む当該ルーフ部Rを自在に折り曲げて、グラスラン10を小さく折り畳むことができる。これにより、例えば、折り畳んだ状態で梱包して輸送することができるので、輸送効率を高めることができる。また、収納スペースを縮小でき、その取り扱いも容易となる。
さらに、このグラスラン10は、室内側壁12に、当該室内側壁12との間に第二中空部H2を形成したインナー中空シール部15を設けているので、従来の舌片状のシール部と比較して、その剛性を高めることができる。これにより、ドアガラス3を車外側Eに強く押圧することができるので、走行時におけるドアガラス3の振動や、室内側Jへの吸込まれを未然に防止することができる。
また、底壁11に、当該底壁11との間に第一中空部H1を形成したベース中空シール部14を設けているので、その剛性を、従来の舌片状のベースシール片と比較して高めることができる。これにより、ドアガラス3が上昇限に達した際のいわゆる底付き音の発生を抑制することができる。
請求項2に記載の自動車用グラスラン10は、請求項1に記載の発明と同様の効果を発揮することができる。また、このグラスラン10は、室内側壁12の肉厚T1を、インナー中空シール部15の肉厚T2の約2〜3倍に設定しているので、当該室内側壁12の剛性を、インナー中空シール部15の剛性と比較して十分に大きくすることができる。
これにより、ドアガラス3を上昇させた際に、その先端部がインナー中空シール部15を突き上げるが、この突き上げによってインナー中空シール部15が弾性変形するのみであり、室内側壁12が共に弾性変形してドアガラス3に巻き込まれるといった事態を未然に防止することができる。従って、ドアガラス3に対するシール性を良好に維持することができる。
請求項3に記載の自動車用グラスラン10は、請求項1および請求項2と同様の効果を発揮することができる。また、スポンジ材Sで、ルーフ部Rにおけるベース中空シール部14、室内側壁12、およびインナー中空シール部15で構成しているので、ルーフ部Rの全体をスポンジ材Sとしたものと比較して柔軟性にやや劣るものの、それに近い状態で折り畳むことができる。従って、輸送や収納あるいは取り扱いも便利である。
さらに、底壁11と車外側壁13をソリッドゴムや樹脂で形成することによって、ドアサッシュ1の取付部2に安定姿勢で取付けることができると共に、車外側Eに露出する車外側壁13に、硬質材が持つ優れた光沢性などを発揮させることによって、外観性を良好に保つことができる。
請求項4に記載の自動車用グラスラン10は、請求項1および2に記載の発明と同様の効果を発揮する。また、スポンジ材Sで、ルーフ部Rにおける底壁11、ベース中空シール部14、室内側壁12、およびインナー中空シール部15で構成しているので、ルーフ部Rの全体をスポンジ材Sとしたものとほぼ同様に、自在に折り畳むことができる。従って、輸送や収納あるいは取り扱いが便利となる。
また、車外側壁13をゴムや樹脂のソリッド材で形成することによって、ドアサッシュ1の取付部2に安定姿勢で取付けることができると共に、外観性を良好に保つことができる。
グラスランが取付けられている自動車を示す側面図である。 従来例に係るグラスランを示すもので、図1のX−X線断面図である。 従来例に係るグラスランを折り畳んで梱包する状態を示す側面図である。 本発明に係るグラスランの第一実施形態を示す側面図である。 本発明に係るグラスランの第一実施形態を示すもので、図1のX−X線断面図である。 本発明の第一実施形態に係るグラスランを折り畳んで梱包する状態を示す側面図である。 本発明に係るグラスランの第二実施形態を示すもので、図1のX−X線断面図である。 本発明に係るグラスランの第三実施形態を示すもので、図1のX−X線断面図である。 本発明に係るグラスランの変形実施形態を示すもので、図1のX−X線断面図である。
本発明に係る自動車用グラスラン10の第一実施形態を、図1、図4乃至図6に示す。このグラスラン10は、ドアサッシュ1の取付部2に取付けられ、ルーフ部Rの前端部に、第一ピラー部(フロントピラー部)P1を垂下状態で一体成形すると共に、後端部に、第二ピラー部(センターピラー部)P2を垂下状態で一体成形したもので、ルーフ部Rの直線部分を構成する押出成形部10aとコーナー部を構成する型成形部10bを備えた門型である。また、このグラスラン10は、底壁11と、室内側壁12と、車外側壁13を備え、ルーフ部Rにおいては断面略逆U字状である。
さらに、このグラスラン10は、部分的にスポンジ材Sを有するものであり、本実施形態では、ルーフ部Rの全体をスポンジ材Sとしており、スポンジ材の比重は0.3〜0.9(好ましくは0.4〜0.7)としている(他の実施形態においても同じ)。
そして、ルーフ部Rにおける底壁11の下面に、左側端部がその底壁11の車外側端部に連設されると共に右側端部が室内側端部に連設され、底壁11との間に第一中空部H1を形成したベース中空シール部14を備えている。また、室内側壁12の車外側面に、上端部がその室内側壁12の中間部に連設されると共に、下端部が室内側壁12の下端部に連設され、室内側壁12との間に第二中空部H2を形成したインナー中空シール部15を備えている。また、車外側壁13の室内側面に、その下端部から室内側Jへ向けて斜め上方に延びる舌片状のアウターシール片16を備えている。
なお、本実施形態では、インナー中空シール部15の肉厚T2を、その全体にわたってほぼ均一設定し、室内側壁12の肉厚T1を、当該インナー中空シール部15の肉厚T2の約2〜3倍に設定している。また、この室内側壁12の肉厚T1は、底壁11や車外側壁13の肉厚の約2〜3倍に設定している。
本実施形態に係る自動車用グラスラン10は、ルーフ部Rの全体をスポンジ材Sとしているので、全体がゴムや樹脂のソリッド材で形成されたグラスランと比較して、大幅な軽量化を図ることができ、自動車の軽量化に貢献することができる。
また、スポンジ材Sであるルーフ部Rは柔軟性に富むので、当該ルーフ部Rを自在に折り曲げることによって、第一ピラー部P1と第二ピラー部P2を近接させた状態(あるいは重合や交差させた状態)で折り畳むことができる(図6参照)。これにより、折り畳んだ状態で収納箱Bに詰め込んで輸送することができるので、輸送効率を高めることができる。また、倉庫などにおいて、収納スペースを小さくすることができるので、その取り扱いも容易となる。
また、このグラスラン10は、室内側壁12にインナー中空シール部15を設けており、このインナー中空シール部15は、舌片状のシール部と比較して、その剛性(構造的強度)が高いので、ドアガラス3を車外側Eに強く押圧してアウターシール片16(および車外側壁13)に押し付けることができる。これにより、走行時におけるドアガラス3の振動や、室内側Jへの吸込まれを防止することができる。
また、このグラスラン10は、底壁11にベース中空シール部14を設けているので、その剛性(構造的強度)が、舌片状のベースシール片と比較して高いため、緩衝効果を向上させることができる。これにより、ドアガラス3が上昇限に達した際に発生する底付き音を抑制することができる。
さらに、本実施形態に係る自動車用グラスラン10は、室内側壁12の肉厚T1を、インナー中空シール部15の肉厚T2の約2〜3倍に設定しているので、その剛性を、インナー中空シール部15の剛性と比較して十分に大きくすることができる。
これにより、ドアガラス3を上昇させた際に、その先端部が薄肉であるインナー中空シール部15を突き上げるが、この突き上げによって厚肉である室内側壁12が上昇移動することはなく、よって、室内側壁12がドアガラス3に巻き込まれるといった事態を防止することができる。これにより、ドアガラス3に対するシール性を良好に保つことができる。
本発明に係る自動車グラスラン10の第二実施形態を、図1,図4および図7に示す。このグラスラン10の特徴は、スポンジ材Sを、ルーフ部Rにおけるベース中空シール部14、室内側壁12、およびインナー中空シール部15で構成し、残りの部分(底壁11、車外側壁13、アウターシール片16)をソリッド材Qで構成したことである。なお、ソリッド材の比重は、0.7〜1.1としている(他の実施例においても同じ)。
本第二実施形態に係る自動車用グラスラン10は、第一実施形態と同様の効果を発揮することができると共に、スポンジ材Sを、上記の部位に限定しているので、第一実施形態のものと比較して柔軟性がやや劣るものの、それに近い状態で折り畳むことができる。従って、輸送や収納あるいは取り扱い便利である。
また、底壁11と車外側壁13をソリッド材Qで形成しているので、ドアサッシュ1の取付部2に安定姿勢で取付けることができると共に、車外側Eに露出する車外側壁13が、その滑らかな表面によって光沢性などを発揮するので、良好な外観性を提供することができる。なお、本第2実施形態において、アウターシール片16はスポンジ材でもよい。
本発明に係る自動車用グラスラン10の第三実施形態を、図1,図4および図8に示す。このグラスラン10の特徴は、スポンジ材Sを、ルーフ部Rにおける底壁11、ベース中空シール部14、室内側壁12、およびインナー中空シール部15で構成し、その他の部位(車外側壁13とアウターシール片16)をソリッド材で形成したことである。
この自動車用グラスラン10は、上記構成としたことによって、第一実施形態のようにルーフ部Rの全体をスポンジ材Sとしたものとほぼ同程度に自在に折り畳むことができる。従って、輸送や収納あるいは取り扱いが便利である。
また、車外側壁13がソリッド材であるので、ドアサッシュ1の取付部2に安定姿勢で取付けることができると共に、優れた外観性を発揮する。本第3実施形態において、アウターシール片16はスポンジ材でもよい。
図9はドアサッシュのグラスラン取付部2に形成されているところの抜止段部2aに、圧接するグラスラン底突出部11aの部分をソリッドゴムSで形成して、ドアサッシュ1に対するグラスラン10の装着力を向上させたもので、第一,第二,第三のいずれの実施形態にも適用可能である。
なお、上記第一、第二および第三実施形態に係る自動車用グラスラン10においては、室内側壁12の肉厚T1を、図2に示す従来のグラスラン20における室内側壁22の肉厚T3より2倍程度大きく設定すると共に、従来の舌片状のベースシール片24およびインナーシール片25に代えて、ベース中空シール部14およびインナー中空シール部15を形成している。
これにより、取付部2におけるグラスラン10の容量を、従来のものより増加させており、かつ、全体的または部分的にスポンジ材Sで形成しているので、グラスラン10に優れた遮音性を持たせることができる。その結果、静粛な室内を提供することができる。
なお、上記全ての実施形態においては、スポンジ材Sをルーフ部Rのみに設けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第一ピラー部P1や第二ピラー部P2にも設けることが可能である。こうすることによって、さらなる軽量化を図ることができる。
1 ドアサッシュ
2 取付部
2a 抜止段部
3 ドアガラス
10 グラスラン
10a 押出成型部
10b 型成形部
11 底壁
11a 底壁突出部
12 室内側壁
13 車外側壁
14 ベース中空シール部
15 インナー中空シール部
16 アウターシール片
20 グラスラン
21 底壁
22 室内側壁
23 車外側壁
24 ベースシール片
25 インナーシール片
26 アウターシール片
B 収納箱
J 室内側
E 車外側
H1 第一中空部
H2 第二中空部
P1 第一ピラー部
P2 第二ピラー部
Q ソリッド材
R ルーフ部
S スポンジ材
T1 室内側壁の肉厚(本発明)
T2 インナー中空シール部の肉厚
T3 室内側壁の肉厚(従来例)

Claims (4)

  1. ルーフ部(R)の両端部のそれぞれに第一ピラー部(P1)と第二ピラー部(P2)を一体成形した門型で、底壁(11)と、室内側壁(12)と、車外側壁(13)を備え、前記ルーフ部が断面略逆U字状であり、部分的にスポンジ材(S)を有する自動車用のグラスランであって、少なくとも、前記ルーフ部において、前記底壁の下面に、両端部が該底壁に連設され、該底壁との間に第一中空部(H1)を形成したベース中空シール部(14)を設け、前記室内側壁の車外側面に、両端部が該室内側壁に連設され、該室内側壁との間に第二中空部(H2)を形成したインナー中空シール部(15)を設け、前記車外側壁の室内側面に、舌片状のアウターシール片(16)を設け、前記ルーフ部全体をスポンジ材(S)で構成したことを特徴とする自動車用グラスラン。
  2. ルーフ部(R)の両端部のそれぞれに第一ピラー部(P1)と第二ピラー部(P2)を一体成形した門型で、底壁(11)と、室内側壁(12)と、車外側壁(13)を備え、前記ルーフ部が断面略逆U字状であり、部分的にスポンジ材(S)を有する自動車用のグラスランであって、少なくとも、前記ルーフ部において、前記底壁の下面に、両端部が該底壁に連設され、該底壁との間に第一中空部(H1)を形成したベース中空シール部(14)を設け、前記室内側壁の車外側面に、両端部が該室内側壁に連設され、該室内側壁との間に第二中空部(H2)を形成したインナー中空シール部(15)を設け、前記車外側壁の室内側面に、舌片状のアウターシール片(16)を設け、前記ルーフ部全体をスポンジ材で構成し、前記室内側壁の肉厚(T1)を、前記インナー中空シール部の肉厚(T2)の約2〜3倍に設定したことを特徴とする自動車用グラスラン。
  3. ルーフ部(R)におけるベース中空シール部(14)、室内側壁(12)、およびインナー中空シール部(15)をスポンジ材(S)で構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用グラスラン。
  4. ルーフ部(R)における底壁(11)、ベース中空シール部(14)、室内側壁(12)、およびインナー中空シール部(15)をスポンジ材(S)で構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用グラスラン。
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