JP2012081854A - オープニングシール - Google Patents

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Abstract

【課題】ドア開口部周縁のフランジに差込んで取付けられ、略U形断面の芯材をインサートしたグリップ部と、グリップ部より突出形成される中空シール部を有し、該中空シール部は車外側壁部がグリップ部の車外側側壁の開口端端面と段差なく接続されて該接続部分が厚肉をなすと共に、前記グリップ部をフランジに取付けた状態で車体のアウタパネルとの間に車外に向かって拡開する隙間が形成されるオープニングシールにおいて、コーナ部に取付けたとき、車外側側壁の開口端の端面に芯材による凹凸の波打ちが発生して外観が損なわれないようにする。
【解決手段】グリップ部3の車外側側壁3aの開口端と、中空シール部4とを接続する厚肉の接続部分3dには、車内側から車外側に向かう横溝12を形成し、芯材2端による凹凸の波打ちが発生したとしても、凸部は横溝12内に吸収され、上部の突片13を突き上げることがないようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車車体のドア開口部周縁に取付けられ、ドア閉時にドアとの間をシールするオープニングシールに関する。
図1は、この種のオープニングシールの代表的な例を示すもので、車体を構成するインナパネル1aとアウタパネル1bの接合部分により形成されるフランジ1cに差込まれ、略U形断面をなす芯材2をインサートしたグリップ部3と、車外側側壁3aと、車内側側壁3bと、両側壁3a、3bを連結する底壁3cとよりなる前記グリップ部3の車外側側壁3aに車外側に向かって突出形成され、ドア閉時にドアに弾接してシールする中空シール部4と、前記底壁3cより車内側に延出し、内装材5に被さるカバーリップ6とで構成されている。
そして前記グリップ部3とカバーリップ6はEPDM等のゴム又は熱可塑性エラストマーのソリッド材で形成される一方、グリップ部3との接続部分を除く中空シール部4は上記ゴム又は熱可塑性エラストマーのスポンジ材で形成されている。
前記芯材2は、骨片を多数、連結部で連結したものよりなっており(代表的な例として魚骨状を呈するものが挙げられる)、押出成形後、連結部を維持させる場合と、連結部で破断されて骨片がオープニングシールの長手方向に個々に分断された形態でインサートされる場合があり、全体が鋼等の金属製又は硬質樹脂製、例えばナイロン、ポリエチレン、ポリブテン等で形成されている。
前記中空シール部4はまた、車外側壁部4aが前記グリップ部3の車外側側壁3aの開口端端面と段差なく接続され、ドア開口部周縁へのR追従性を高めるために車外側側壁3aの中空シール部4との接続部分3dが肉厚となっている。そして図示するように車外側壁部4aの接線とグリップ部3の車外側側壁3aとなす角αが鋭角をなし、アウタパネル1bとの隙間が車外側に向かって拡開するようになっている(特許文献1)。
図中、7はシールのためフランジ1c端が差込まれるシーラであり、8は車内側側壁端部付近より内向きに突出形成され、車外側側壁3aの内側面に形成される突部9とで前記フランジ1cを把持する把持リップである。また、10は中空シール部4及びカバーリップ6の表層部に形成される耐摩耗性を備えた保護層又は着色層又は模様よりなる意匠部である。
特開2004−237900号
グリップ部に芯材がインサートされるオープニングシールは、コーナ部に装着したときにはことに、グリップ部の車外側側壁端面において、骨片による凸部と、骨片間の凹部とによって側壁端面に凹凸による波打ちが発生しがちで、図1に示すオープニングシールのように、中空シール部4の車外側側壁部4aとアウタパネル1bとの隙間が車外側に向かって拡大していると、該隙間から前記波打ちが目に付き、外観を損ねていた。
本発明は、上記の問題を解消したオープニングシールを提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、自動車車体のドア開口部周縁のフランジに差込んで取付けられ、略U形断面の芯材をインサートしたグリップ部と、車外側側壁と車内側側壁を有する前記グリップ部の車外側側壁に車外側に向かって突出形成され、ドア閉時にドアに弾接してシールする中空シール部を有し、該中空シール部は車外側壁部がグリップ部の車外側側壁の開口端端面と段差なく接続されて接続部分をなすと共に、前記グリップ部3をフランジ1cに差込んで取付けた状態で前記該接続部分が車体のアウタパネルとの間に車外に向かって拡開する隙間が形成されるオープニングシールにおいて、前記接続部分には車内側側面から車外側に向かう横溝が形成されるか、或いは中空部が形成されることを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明において、前記横溝又は中空部にはスポンジ材が充填されることを特徴とする。
請求項1に係わる発明によると、オープニングシールをコーナ部に取付けたとき、芯材の開口端に直面する横溝側面又は中空部の底面に芯材端による凹凸の波打ちが発生するとしても、波打ちは横溝や中空部で吸収され、接続部分の表面に表われることはなく、したがって波打ちによる外観の悪化を生ずることがない。
請求項2に係わる発明のように、横溝又は中空部にスポンジ材を充填しても請求項1に係わる発明と同様の効果をうることができる。
従来のオープニングシールの断面図。 本発明に係わるオープニングシールの断面図。 本発明に係わるオープニングシールの別の例の断面図。
以下、本発明の実施形態のオープニングシールについて図面により説明する。図中、図1に示すオープニングシールと同一構造部分には同一符号を付して説明を省略する。
図2に示すオープニングシールは、図1に示すオープニングシールにおいて、グリップ部3の車外側側壁3aの開口端と、中空シール部4とを接続し、前記車外側側壁3aと同材質のソリッド材よりなる厚肉の接続部分3dには、車内側から車外側に向かう横溝12が形成され、該横溝12の横方向の深さは、車外側側壁3aの厚みと同程度をなし、スポンジ材よりなる中空シール部5には達しない深さとなっている。
本実施形態によると、オープニングシール1を折り曲げて、例えばセンターピラー上部のコーナに取付けたとき、芯材2の開口端に直面する横溝側面(図2における下側面)に芯材2端による凹凸の波打ちが発生したとしても、凸部は横溝12内に吸収され、上部の突片13を突き上げることはない。したがって突片13の表面に波打ちが表われることはなく、図示するように中空シール部4の車外側壁部4aの接線とグリップ部3の車外側側壁3aとなす角αが鋭角をなし、アウタパネル1bとの隙間が車外側に向かって拡開して接続部分3dの表面が目に触れることがあっても外観上の問題を生ずることはない。
図3に示すオープニングシール16は、図1に示すオープニングシールにおいて、図1に示す厚肉の前記接続部分3dに横溝12に替えて中空部17を形成したものである。
本実施形態においても、前記実施形態と同様、図3に示す中空部17の底辺に芯材2端による凹凸の波打ちが発生したとしても、凸部は中空部17内に吸収され、接続部分3dの表面に表われることがないため、外観の悪化をもたらさない。また、これら横溝12又は中空部17は、スポンジ材(比重0.05〜0.8、望ましくは0.05〜0.4)で充填されていても類似な効果が見られる。この場合、中空シール部4に使用されているスポンジ材が横溝12又は中空部17を満たすように中空シール部4を形成していてもよい。
前述する実施形態のオープニングシールは、いずれもカバーリップ6を備えているが、必須の要件ではなく、省くことができる。またグリップ部3も底壁3cを実質的に有しないで車外側側壁3aと、該車外側側壁3aにフランジ1cが挿入可能な若干の隙間を存して連結される程度の車内側側壁3bで構成することも可能である。
1a・・インナパネル
1b・・アウタパネル
1c・・フランジ
2・・芯材
3・・グリップ部
3a・・車外側側壁
4・・中空シール部
5・・内装材
6・・カバーリップ
7・・シーラ
8・・把持リップ
11、16・・オープニングシール
12・・横溝
13・・突片
17・・中空部

Claims (2)

  1. 自動車車体のドア開口部周縁のフランジ1cに差込んで取付けられ、略U形断面の芯材2をインサートしたグリップ部3と、車外側側壁3aと車内側側壁3bを有する前記グリップ部3の車外側側壁3aに車外側に向かって突出形成され、ドア閉時にドアに弾接してシールする中空シール部4を有し、該中空シール部4は車外側壁部4aがグリップ部3の車外側側壁3aの開口端端面と段差なく接続されて接続部分3dをなすと共に、前記グリップ部3をフランジ1cに差込んで取付けた状態で前記該接続部分3dが車体のアウタパネル1bとの間に車外に向かって拡開する隙間が形成されるオープニングシールにおいて、前記接続部分3dには車内側側面から車外側に向かう横溝12が形成されるか、或いは中空部17が形成されることを特徴とするオープニングシール。
  2. 前記横溝12又は中空部17にはスポンジ材が充填されることを特徴とする請求項1記載のオープニングシール。
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