JP2012080943A - ニードル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定位脳手術において対象部位に対する一度の挿入で生検と共に液体の投与をも可能とするニードル装置を提供すること。
【解決手段】このニードル装置は、アウターニードルNAに送出用インナーニードルNCを挿入すると、第一ニードル部10に形成されている窓部101に、第三ニードル部30に形成されている送出孔301が相対するように配置されるように構成され、送出用インナーニードルNCのアウターニードルNAに対する回転を規制する回転規制手段として位置決め溝152及び位置決め突起39が設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、定位脳手術において脳外から脳内へと挿入されると共にシリンジを装着可能であり、脳内の対象部位の一部を採取する生検を行うことができるニードル装置に関する。
X線CTやMRIといった画像診断技術を応用し、脳内の病変部を対象部位としてニードルを挿入し、病変部の吸引除去や生検を行う定位脳手術は広く脳神経外科領域に普及している。この定位脳手術は、頭部を固定枠で固定し、固定枠で固定した状態の頭部を画像診断することで、脳内の病変部の位置を三次元座標によって特定することによって行われる。より具体的には、三次元座標によって特定された脳内の病変部に対して、穿頭によりニードルを挿入し、病変部の吸引除去や生検を行うものである。このような定位脳手術に関連して、下記特許文献1,2,3のように、固定枠に関する工夫や、脳内に挿入するニードルの位置表示に関する工夫が提案されている。
特開平5−111483号公報 特開平7−313525号公報 特開平11−332884号公報
本発明者らは、遺伝子工学的に単純ヘルペスウイルス(HSV)のゲノムを改変することにより、がん細胞でのみ増殖し正常組織を傷害しない遺伝子組換えHSVをがん治療用ウイルスとして作製し、このがん治療用ウイルスで直接がん細胞を破壊するウイルス療法の開発研究を行っている。
ウイルス療法をより具体的に説明すると、増殖型のがん治療用ウイルスをがん(腫瘍)細胞に感染させ、ウイルス複製に伴うウイルスそのものの直接的な殺細胞効果によりがんの治癒を図る方法である。遺伝子組換えによりがん細胞でのみ選択的に複製するように工夫された増殖型のがん治療用ウイルスは、がん細胞に感染すると複製し、その過程で宿主のがん細胞を死滅させる。複製したがん治療用ウイルスは周囲に散らばって再びがん細胞に感染し、その後、複製→細胞死→感染を繰り返して抗腫瘍効果を現す。一方、正常細胞に感染したがん治療用ウイルスは複製しないため、正常組織には害が生じない。また腫瘍内でのウイルス増殖は、特異的抗腫瘍免疫を誘導する。従って、ウイルス複製による直接的殺細胞効果と、特異的抗腫瘍免疫の惹起により、特定の治療遺伝子の発現なしにがんを治癒させることが可能で、新しいがん治療法として高い効果が期待できる。
ところで、がんは我が国の死因の第一位を占め、医療技術の進歩に抗して患者数が増加し続けている。特に悪性神経膠腫(脳腫瘍)の治療成績はほとんど向上が見られず、新しい治療法の出現が待望されている。そこで、ウイルス療法を脳腫瘍の治療に適用するため、定位脳手術を行い、病変部を生検し、その病変部にがん治療用ウイルスを含む液体を投与することを本発明者らは検討した。
従来のアウターニードル及びインナーニードルからなるニードル装置を用いて、同じ病変部に生検を行った後にがん治療用ウイルスを含む液体を投与する場合には、まず、アウターニードルにインナーニードルを挿入した状態のニードル装置を準備し、そのニードル装置を病変部に挿入する。その後、インナーニードルをアウターニードルに対して回転させ、アウターニードルに形成された窓部とインナーニードルに形成された吸引口とによるせん断作用によって、病変部の一部を採取する。続いて、吸引用に用いたニードル装置を抜き取って、注入用のニードル装置を病変部に挿入し、液体を病変部に投与する。
このように、同じ病変部に対して、生検時には吸引用のニードル装置を挿入し、その後吸引用のニードル装置を抜き取って新たに注入用のニードル装置を挿入すると、同じ場所に比較的太いニードル装置を2回抜き差しすることになり、脳や血管を傷つける危険性が増す。また、同じ病変部に確実に吸引用のニードル装置と注入用のニードル装置とを挿入することは困難であって、挿入部位にズレが生じるおそれもある。また、同じ病変部の同じ位置に吸引用のニードル装置と注入用のニードル装置とを挿入することができたとしても、吸引用のニードル装置を抜き取った後の部位に注入用のニードル装置を挿入することから、吸引用のニードル装置を抜き差しした際にその部位が広がってしまい、注入用のニードル装置と挿入する部位との間に必要以上の隙間が生じるおそれもある。このように必要以上の隙間ができてしまうと、注入用のニードル装置から投与した液体が病変部から脳の表面に逆流してしまうおそれがある。
更に、従来の注入用のニードル装置は、円筒状のアウターニードルに、棒状のインナーニードルを組み合わせたものであった。従って、液体を投与する場合には、円筒状のアウターニードルに棒状のインナーニードルを挿入した状態で病変部に挿入し、インナーニードルを抜き取ってアウターニードルの内部通路に液体を投与するものであった。そのため、円筒状のアウターニードルの内部通路を満たすだけの液量が必要となり、それよりも少ない量の液体を投与することには不適切な構造であった。特に本発明者らが検討しているがん治療用ウイルスを含む液体は、高価であると共に微量を投与することが求められるものであるから、従来の注入用のニードル装置では対応することができなかった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、定位脳手術において脳外から脳内へと挿入されると共にシリンジを装着可能であり、脳内の対象部位の一部を採取する生検を行うことができるニードル装置であって、対象部位に対する一度の挿入で生検と共に液体の投与をも可能とするニードル装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るニードル装置は、定位脳手術において脳外から脳内へと挿入されると共にシリンジを装着可能であり、脳内の対象部位の一部を採取する生検を行うことができるニードル装置であって、脳外から脳内の対象部位へと挿入されるアウターニードルと、前記アウターニードル内に挿入され前記対象部位の一部を採取するための吸引用インナーニードルと、前記アウターニードル内に挿入され前記対象部位に液体を投与するための送出用インナーニードルと、を備えている。前記吸引用インナーニードルと前記送出用インナーニードルとは、前記アウターニードルに対して選択的に挿入されるものである。前記アウターニードルに前記吸引用インナーニードルを挿入すると、前記アウターニードルに形成されている窓部に、前記吸引用インナーニードルに形成されている吸引口が相対するように配置され、前記吸引用インナーニードルを前記アウターニードルに対して回転させることで前記吸引口が前記窓部に相対する位置から移動し、前記対象部位の一部を採取することが可能なように構成されている。その一方で、前記アウターニードルに前記送出用インナーニードルを挿入すると、前記アウターニードルに形成されている窓部に、前記送出用インナーニードルに形成されている送出孔が相対するように配置されるように構成され、前記送出用インナーニードルの前記アウターニードルに対する回転を規制する回転規制手段が設けられている。
本発明によれば、一つのアウターニードルに対して、選択的に挿入され得る吸引用インナーニードルと送出用インナーニードルとを備えることで、アウターニードルを抜き差しすることなく、同一の対象部位に対する生検と液体の投与とを行うことができる。より具体的には、一つのアウターニードルに対して、吸引用インナーニードルを挿入した場合には生検を行うことができ、送出用インナーニードルを挿入した場合には液体の投与を行うことができる。
また、送出用インナーニードルは、アウターニードルに挿入され、液体を対象部位に投与するものである。従って、アウターニードルの内径を送出用インナーニードルによって狭めると共に、その送出用インナーニードルの内部に液体を対象部位に投与する通路を形成することができるので、対象部位に投与すべき液体の量に応じた通路を形成することができる。そのため、対象部位に投与すべき液体の量の全量を送出用インナーニードルの内部に供給し、その供給した液体のほぼ全量を対象部位に投与することができるので、送出用インナーニードル内に形成される死腔を極めて小さくし、確実に適量の液体を投与することができる。
更に、送出用インナーニードルのアウターニードルに対する回転を規制する回転規制手段を設け、送出用インナーニードルに形成されている送出孔が確実にアウターニードルに形成されている窓部に相対するように位置させることができるように構成している。そのため、アウターニードルを脳内に差し込んで視認できない状態であっても、送出用のインナーニードル内の通路を経由した液体を送出孔から送り出し、アウターニードルの窓部を経由して対象部位に確実に投与することができる。
また本発明に係るニードル装置では、前記吸引用インナーニードル内には、前記吸引口に繋がる吸引用内部通路が形成される一方で、前記送出用インナーニードル内には、前記送出孔に繋がる送出用内部通路が形成されており、前記吸引用内部通路の内径よりも前記第送出用内部通路の内径が小さくなるように形成されていることも好ましい。
この好ましい態様では、送出用インナーニードル内に形成する送出用内部通路の内径を、吸引用インナーニードル内に形成する吸引用内部通路の内径よりも小さくなるように形成しているので、対象部位に投与する液量に適合するように送出用内部通路の容積を極小化することができる。
本発明によれば、定位脳手術において脳外から脳内へと挿入されると共にシリンジを装着可能であり、脳内の対象部位の一部を採取する生検を行うことができるニードル装置であって、対象部位に対する一度の挿入で生検と共に液体の投与をも可能とするニードル装置を提供することができる。
本願発明の実施形態であるニードル装置を示す斜視図である。 図1に示すアウターニードルと吸引用インナーニードルとを組み合わせた状態を示す断面図である。 図2のA−A断面に相当する箇所を示す図であって、対象部位を吸引した状態を示す図である。 図2のA−A断面に相当する箇所を示す図であって、対象部位を吸引した後に切り取った状態を示す図である。 図1に示すアウターニードルと送出用インナーニードルとを組み合わせた状態を示す断面図である。 図5のB−B断面に相当する箇所を示す図であって、対象部位に液体を投与する状態を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1に、本発明の実施形態であるニードル装置Nを示す。ニードル装置Nは、定位脳手術において脳外から脳内へと挿入されると共にシリンジを装着可能であり、脳内の対象部位の一部を採取する生検を行うことができるニードル装置であって、脳内の対象部位への液体の投与も可能なものである。ニードル装置Nは、アウターニードルNAと、吸引用インナーニードルNBと、送出用インナーニードルNCとを備えている。吸引用インナーニードルNBと、送出用インナーニードルNCとは、選択的にアウターニードルNAに挿入されるものである。
アウターニードルNAは、第一ニードル部10と、第一ニードル部10の一端側に取り付けられている接続部15とを有している。第一ニードル部10には、窓部101が形成されている。窓部101は、接続部15が取り付けられている一端側とは反対側の他端側に形成されている。接続部15は、円筒状の部分であって、その内部に内部通路151が形成されている。接続部15の第一ニードル部10が取り付けられているのとは反対側の縁に、位置決め溝152が形成されている。位置決め溝152の周囲には、位置決め平坦部153が形成されている。
吸引用インナーニードルNBは、第二ニードル部20と、第二ニードル部20の一端側に取り付けられている接続部25とを有している。第二ニードル部20には、吸引口201が形成されている。吸引口201は、接続部25が取り付けられている一端側とは反対側の他端側に形成されている。接続部25は、小径部26と大径部27とを有している。小径部26にはパッキン28が取り付けられている。大径部27は、円筒状の部分であって、その内部に内部通路271が形成されている。接続部25には、位置決め平坦部253が形成されている。
送出用インナーニードルNCは、第三ニードル部30と、第三ニードル部30の一端側に取り付けられている接続部35とを有している。第三ニードル部30には、送出孔301が形成されている。送出孔301は、接続部35が取り付けられている一端側とは反対側の他端側に形成されている。接続部35は、小径部36と大径部37とを有している。小径部36にはパッキン38が取り付けられている。大径部37は、円筒状の部分であって、その内部に内部通路371が形成されている。
続いて、アウターニードルNAに吸引用インナーニードルNBを組み合わせて、対象部位の一部を吸引するニードル装置Nとした構成を図2に示す。図2は、アウターニードルNAと吸引用インナーニードルNBとを組み合わせた状態を示す断面図であって、第一ニードル部10の延伸方向に沿った断面図である。
図2に示される状態とするためには、吸引用インナーニードルNBの第二ニードル部20をアウターニードルNAの接続部15の内部通路151に挿入し、接続部15に繋がっている第一ニードル部10の内部に第二ニードル部20を挿入する。接続部15に形成されている位置決め平坦部153と、接続部25に形成されている位置決め平坦部253とを合わせることで、窓部101に吸引口201が正対するように構成されている。また、接続部15における位置決め平坦部153の反対側には、位置決め線が付されており、接続部25における位置決め平坦部253の反対側にも、位置決め線が付されている。従って、これらの位置決め線同士の位置を合わせることによっても、窓部101に吸引口201が正対するように構成されている。
図2に示されるように、アウターニードルNAの第一ニードル部10は、その内部に第一ニードル内通路102が形成されている。第一ニードル内通路102は、第一ニードル部10の略全域に渡って形成されており、窓部101に繋がっている。第一ニードル内通路102の窓部101に繋がっている部分の先は閉塞されており、第一ニードル部10は有底筒状の部材として形成されている。
接続部15と第一ニードル部10とを繋ぐ部分には、錐体部16が形成されている。接続部15の内部通路151は、錐体部16の内部を貫通し、第一ニードル部10の第一ニードル内通路102と繋がっている。
吸引用インナーニードルNBの第二ニードル部20は、その内部に第二ニードル内通路202が形成されている。第二ニードル内通路202は、第二ニードル部20の略全域に渡って形成されており、吸引口201に繋がっている。第二ニードル内通路202の吸引口201に繋がっている部分の先は閉塞されており、第二ニードル部20は有底筒状の部材として形成されている。
吸引用インナーニードルNBをアウターニードルNAに挿入すると、第二ニードル部20は第一ニードル部10の第一ニードル内通路102に挿入される。接続部25の大径部27が接続部15に当接するまで挿入されると、第二ニードル部20の先端が第一ニードル内通路102の先端に当接し、吸引口201が窓部101に相対するように配置される。
吸引用インナーニードルNBをアウターニードルNAに挿入すると、吸引用インナーニードルNBの小径部26は、接続部15の内部通路151内に挿入される。小径部26に設けられているパッキン28は、内部通路151に当接し、気密性を保つように作用する。
吸引用インナーニードルNBの接続部25(大径部27)にはシリンジ(図示せず)を接続することが可能であって、シリンジによって吸引すると、内部通路271、内部通路261、及び第二ニードル内通路202の内部が負圧となり、吸引口201から対象部位の一部を吸引することが可能となる。
図3に、対象部位TRの一部を吸引する状態を示す。図3は、図2のA−A断面に相当する箇所を示す図であって、対象部位TRを吸引した状態を示す図である。図3に示されるように、第一ニードル部10の窓部101と、第二ニードル部20の吸引口201とが相対する位置に配置されている。第二ニードル部20の第二ニードル内通路202内は負圧となっているので、対象部位TRの一部が吸引されて第二ニードル内通路202の内部に引き込まれる。
続いて、図4に示されるように、第一ニードル部10に対して第二ニードル部20を回転させ、吸引口201を窓部101に相対する位置から移動させる。このように回転することで、第一ニードル部10と第二ニードル部20との間に挟まれる対象部位TRにせん断力を作用させ、採取部位TRaを切り取って吸引し生検することができる。
続いて、アウターニードルNAに送出用インナーニードルNCを組み合わせて、対象部位に液体を投与するニードル装置Nとした構成を図5に示す。図5は、アウターニードルNAと送出用インナーニードルNCとを組み合わせた状態を示す断面図であって、第一ニードル部10の延伸方向に沿った断面図である。
図5に示される状態とするためには、送出用インナーニードルNCの第三ニードル部30をアウターニードルNAの接続部15の内部通路151に挿入し、接続部15に繋がっている第一ニードル部10の内部に第三ニードル部30を挿入する。
図5に示されるように、アウターニードルNAの第一ニードル部10は、その内部に第一ニードル内通路102が形成されている。第一ニードル内通路102は、第一ニードル部10の略全域に渡って形成されており、窓部101に繋がっている。第一ニードル内通路102の窓部101に繋がっている部分の先は閉塞されており、第一ニードル部10は有底筒状の部材として形成されている。
接続部15と第一ニードル部10とを繋ぐ部分には、錐体部16が形成されている。接続部15の内部通路151は、錐体部16の内部を貫通し、第一ニードル部10の第一ニードル内通路102と繋がっている。
送出用インナーニードルNCの第三ニードル部30は、その内部に第三ニードル内通路302が形成されている。第三ニードル内通路302は、第三ニードル部30の略全域に渡って形成されており、送出孔301に繋がっている。第三ニードル内通路302の送出孔301に繋がっている部分の先は閉塞されており、第三ニードル部30は有底筒状の部材として形成されている。
送出用インナーニードルNCをアウターニードルNAに挿入すると、第三ニードル部30は第一ニードル部10の第一ニードル内通路102に挿入される。接続部35の大径部37が接続部15に当接するまで挿入されると、第三ニードル部30の先端が第一ニードル内通路102の先端に当接し、送出孔301が窓部101に相対するように配置される。
送出用インナーニードルNCをアウターニードルNAに挿入すると、送出用インナーニードルNCの小径部36は、接続部15の内部通路151内に挿入される。小径部36に設けられているパッキン38は、内部通路151に当接し、気密性を保つように作用する。更に、小径部36には位置決め突起39が形成されている。この位置決め突起39は、接続部15の位置決め溝152に嵌まり込むように形成されている。送出用インナーニードルNCの位置決め突起39を、アウターニードルNAの位置決め溝152に嵌め込むように挿入することで、送出孔301を確実に窓部101に臨むように配置することができる。
送出用インナーニードルNCの接続部35(大径部37)にはシリンジ(図示せず)を接続することが可能であって、シリンジによって液体を送出すると、内部通路371及び第三ニードル内通路302の内部を液体によって満たすことができ、送出孔301から対象部位に液体を投与することができる。図5に示すように、内部通路371と第三ニードル内通路302とは直接繋がっているので、シリンジを内部通路371に挿入すると、シリンジの先端が第三ニードル内通路302に直接繋がる。従って、シリンジから押し込んだ液体が直接第三ニードル内通路302に入るので、シリンジから供給した液体が無駄なく脳内に投与される。
図6に、対象部位TRにがん治療用ウイルスを含む液体Lを投与する状態を示す。図6は、図5のB−B断面に相当する箇所を示す図であって、対象部位TRに液体Lを投与する状態を示す図である。図6に示されるように、第一ニードル部10の窓部101と、第三ニードル部30の送出孔301とが相対する位置に配置されている。第三ニードル部30の第三ニードル内通路302内は液体Lで満たされているので、対象部位TRに液体Lを投与することができる。
上述したように本実施形態に係るニードル装置Nは、定位脳手術において脳外から脳内へと挿入されると共にシリンジを装着可能であり、脳内の対象部位の一部を採取する生検を行うことができるニードル装置であって、脳外から脳内の対象部位へと挿入される第一ニードル部10を有するアウターニードルNAと、第一ニードル部10内に挿入され対象部位の一部を採取するための第二ニードル部20を有する吸引用インナーニードルNBと、第一ニードル部10内に挿入され対象部位に液体を投与するための第三ニードル部30を有する送出用インナーニードルNCと、を備えている。
吸引用インナーニードルNBと送出用インナーニードルNCとは、アウターニードルNAに対して選択的に挿入されるものである。図2に示されるように、アウターニードルNAに吸引用インナーニードルNBを挿入すると、第一ニードル部10に形成されている窓部101に、第二ニードル部20に形成されている吸引口201が相対するように配置される。図3及び図4に示されるように、吸引用インナーニードルNBをアウターニードルNAに対して回転させることで吸引口201が窓部101に相対する位置から移動し(図4参照)、対象部位の一部を採取することが可能なように構成されている。
一方、図5に示されるように、アウターニードルNAに送出用インナーニードルNCを挿入すると、第一ニードル部10に形成されている窓部101に、第三ニードル部30に形成されている送出孔301が相対するように配置される(図6参照)。このように、確実に窓部101に送出孔301を対峙させ、その対峙した位置関係がずれないように、送出用インナーニードルNCのアウターニードルNAに対する回転を規制する回転規制手段が設けられている。具体的には、アウターニードルNAの接続部15に位置決め溝152を設けると共に、送出用インナーニードルNCの接続部35に位置決め突起39を設けることで、位置決め溝152に位置決め突起39が嵌まり込み、回転を規制している。もっとも、回転規制手段の具体例はこれに限られるものではなく、送出用インナーニードルNCのアウターニードルNAに対する回転を規制可能な様々な手法が選択可能である。例えば、位置決め溝152を送出用インナーニードルNCに設け、位置決め突起39をアウターニードルNAに設けることも好ましい。また、送出用インナーニードルNCの接続部35と、アウターニードルNAの接続部15とのそれぞれに、位置決め用のマークを付すと共に、そのマークを合わせて挿入した場合にパッキン38と接続部15の内壁との摩擦力によって回転が規制されることも好ましい。
上述したように本実施形態によれば、一つのアウターニードルNAに対して、選択的に挿入され得る吸引用インナーニードルNBと送出用インナーニードルNCとを備えることで、アウターニードルNAを抜き差しすることなく、同一の対象部位に対する生検と液体の投与とを行うことができる(図3,4,6参照)。
また本実施形態では、送出用のインナーニードルNCは、アウターニードルNAにおける第一ニードル部10に挿入される第三ニードル部30を有しており、その第三ニードル部30を介して液体を対象部位に投与するものである。従って、アウターニードルNAにおける第一ニードル部10の内径(例えば、直径1.55mm)を第三ニードル部30(例えば、外径が直径1.5mm、内径(内部通路の直径)が0.3mm)によって狭めると共に、その第三ニードル部30の内部に液体を対象部位に投与する通路として第三ニードル内通路302(例えば、直径0.3mm)を形成することができる。上述した数値は一例であるけれども、アウターニードルNAの第一ニードル部10の内径や外径、送出用インナーニードルNCの内径や外形を適宜調整することで、対象部位に投与すべき液体の量に応じた通路を形成することができる。例えば、第三ニードル内通路302の直径が0.3mm、第三ニードル内通路302の長さが200mmであれば、第三ニードル内通路302の容積は約0.01mLとなる。
そのため、対象部位に投与すべき液体の量の全量を第三ニードル部30の内部に供給し、その供給した液体の多くの部分を対象部位に投与することができる。より具体的には、第三ニードル部30内の死腔を極めて小さくすることができるため、第三ニードル部30内に液体をほとんど失うことなく、供給した液体の全量に近い量を対象部位に投与することができる。一方、吸引用インナーニードルNBは、第二ニードル部20の外径を例えば1.49mmとすることで、アウターニードルNAの第一ニードル部10に挿入した際の回転性を確保することができる。また、吸引用インナーニードルNBは、第二ニードル部20の内径、すなわち第二ニードル内通路202の直径を例えば0.9mmとすることで、対象部位の一部を切り取って吸引する際に通路の詰まりを引き起こし難いように構成することができる。
更に本実施形態では、送出用のインナーニードルNCのアウターニードルNAに対する回転を規制する回転規制手段(位置決め溝152、位置決め突起39)を設け、第三ニードル部30に形成されている送出孔301(例えば、直径0.3mmの孔)が確実にアウターニードルNAに形成されている窓部101(例えば、幅1.2mm、長さ6.05mmの矩形窓)に相対するように位置させることができるように構成している。そのため、アウターニードルNAを脳内に差し込んで視認できない状態であっても、第三ニードル部30内の通路(第三ニードル内通路302)を経由した液体を送出孔301から送り出し、アウターニードルNAの窓部101を経由して対象部位に確実に投与することができる(図6参照)。
また本実施形態に係るニードル装置Nでは、第二ニードル部20内には、吸引口201に繋がる第二ニードル内通路202が形成される一方で、第三ニードル部30内には、送出孔301に繋がる第三ニードル内通路302が形成されており、第二ニードル内通路202の内径(例えば、直径0.9mm)よりも第三ニードル内通路302の内径(例えば、直径0.3mm)が小さくなるように形成されている。
このように、第三ニードル部30内に形成する第三ニードル内通路302の内径を、第二ニードル部20内に形成する第二ニードル内通路202の内径よりも小さくなるように形成しているので、対象部位に投与する液量に適合するように第三ニードル内通路302の容積を極小化することができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
N:ニードル装置
NA:アウターニードル
10:第一ニードル部
101:窓部
102:第一ニードル内通路
15:接続部
151:内部通路
152:位置決め溝
16:錐体部
NB:吸引用インナーニードル
20:第二ニードル部
201:吸引口
202:第二ニードル内通路
25:接続部
26:小径部
261:内部通路
27:大径部
271:内部通路
28:パッキン
NC:送出用インナーニードル
30:第三ニードル部
301:送出孔
302:第三ニードル内通路
35:接続部
36:小径部
37:大径部
371:内部通路
38:パッキン
39:位置決め突起
TR:対象部位
TRa:採取部位
L:液体

Claims (2)

  1. 定位脳手術において脳外から脳内へと挿入されると共にシリンジを装着可能であり、脳内の対象部位の一部を採取する生検を行うことができるニードル装置であって、
    脳外から脳内の対象部位へと挿入されるアウターニードルと、
    前記アウターニードル内に挿入され前記対象部位の一部を採取するための吸引用インナーニードルと、
    前記アウターニードル内に挿入され前記対象部位に液体を投与するための送出用インナーニードルと、を備え、
    前記吸引用インナーニードルと前記送出用インナーニードルとは、前記アウターニードルに対して選択的に挿入されるものであり、
    前記アウターニードルに前記吸引用インナーニードルを挿入すると、前記アウターニードルに形成されている窓部に、前記吸引用インナーニードルに形成されている吸引口が相対するように配置され、前記吸引用インナーニードルを前記アウターニードルに対して回転させることで前記吸引口が前記窓部に相対する位置から移動し、前記対象部位の一部を採取することが可能なように構成される一方で、
    前記アウターニードルに前記送出用インナーニードルを挿入すると、前記アウターニードルに形成されている窓部に、前記送出用インナーニードルに形成されている送出孔が相対するように配置されるように構成され、前記送出用インナーニードルの前記アウターニードルに対する回転を規制する回転規制手段が設けられていることを特徴とするニードル装置。
  2. 前記吸引用インナーニードルには、前記吸引口に繋がる吸引用内部通路が形成される一方で、
    前記送出用インナーニードルには、前記送出孔に繋がる送出用内部通路が形成されており、
    前記吸引用内部通路の内径よりも前記送出用内部通路の内径が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のニードル装置。
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