JP2012080846A - ショウガ風味炭酸飲料及びその製造方法 - Google Patents

ショウガ風味炭酸飲料及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】甘味があり、かつショウガの刺激感が強いショウガ風味炭酸飲料、当該炭酸飲料の製造方法、及びショウガ風味炭酸飲料におけるショウガの刺激感増強方法を提供する。
【解決手段】果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料であって、ショウガ風味炭酸飲料における果糖の含有量が0.30〜6.16質量%であり、ショウガ風味炭酸飲料におけるステビア抽出物の含有量が0.003〜0.036質量%であるショウガ風味炭酸飲料。
【選択図】なし

Description

本発明は、ショウガの風味を有する炭酸飲料であるショウガ風味炭酸飲料、その製造方法、及びショウガ風味炭酸飲料においてショウガの刺激感を増強するショウガの刺激感増強方法に関するものである。
ショウガの風味を有する炭酸飲料は、古くからジンジャーエールと呼ばれ、ショウガの刺激感と甘味と炭酸感により、おいしさと刺激を兼ね備えた飲料として愛飲されている。
しかし、ショウガの風味には、刺激感とともにえぐみが存在する。そのため、ショウガ風味炭酸飲料に甘味を付与しない場合、ショウガの刺激感は感じられるが、えぐみが強く、香味として好ましくないものとなる問題があった。そこで、市販のショウガ風味炭酸飲料の多くは、甘味を強調してショウガによる刺激感が比較的弱いものが多い。これらの原因は、ショウガ風味炭酸飲料に甘味を付与することにより、ショウガの刺激感が弱まってしまうことにあった。しかし、ショウガの刺激感を高めようとして、炭酸飲料にショウガ成分を多く配合すると、ショウガの刺激感と同時に、ショウガのえぐみが強く感じられるものとなり、香味として好ましくないという問題があった。
なお、特許文献1には、ジンジャー等のコーラ系フレーバーを含有するとともに、アスパルテームとスクラロースとを所定の配合比で含有する炭酸飲料が提案されているが、上述した問題を解決できるものではなかった。
特開2005−304442号公報
そこで、本発明は、甘味があり、かつショウガの刺激感が強いショウガ風味炭酸飲料、当該炭酸飲料の製造方法、及びショウガ風味炭酸飲料におけるショウガの刺激感増強方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の目的を達成すべく鋭意研究を進めた結果、果糖及びステビア抽出物は、それぞれ単独ではショウガの刺激感を弱めてしまうが、これらを組み合わせることにより、十分な甘味が得られるだけでなく、ショウガの刺激感が増強されることを発見し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、第1に本発明は、果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料であって、前記ショウガ風味炭酸飲料における前記果糖の含有量が0.30〜6.16質量%であり、前記ショウガ風味炭酸飲料における前記ステビア抽出物の含有量が0.003〜0.036質量%であることを特徴とするショウガ風味炭酸飲料を提供する(発明1)。
第2に本発明は、果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料であって、前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量[B]に対する前記果糖の含有量[A]の比[A]/[B]が8〜2054であることを特徴とするショウガ風味炭酸飲料を提供する(発明2)。
第3に本発明は、果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料であって、前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量をショ糖換算した量[b]に対する、前記果糖の含有量をショ糖換算した量[a]の比[a]/[b]が、0.05〜12.4であることを特徴とするショウガ風味炭酸飲料を提供する(発明3)。
上記発明(発明1〜3)によれば、甘味があり、かつショウガの刺激感が強いショウガ風味炭酸飲料を得ることができる。
上記発明(発明3)において、前記[a]及び前記[b]の合計[c]は3.6〜8.9質量%であることが好ましい(発明4)。
上記発明(発明1〜4)において、前記ステビア抽出物は、レバウディオサイドAを67質量%以上含有することが好ましい(発明5)。
上記発明(発明1〜5)において、前記ショウガフレーバーは6−ジンゲロール及び/又はショウガオールを含有し、前記ショウガ風味炭酸飲料における前記6−ジンゲロールの含有量及び前記ショウガオールの含有量の合計は0.7×10−4〜6.0×10−4質量%であることが好ましい(発明6)。
上記発明(発明1〜5)において、前記ショウガフレーバーは6−ジンゲロール及び/又はショウガオールを含有し、前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記6−ジンゲロールの含有量及び前記ショウガオールの含有量の合計[d]に対する、前記果糖の含有量をショ糖換算した量[a]及び前記ステビア抽出物の含有量をショ糖換算した量[b]の合計[c]の比[c]/[d]は、0.6×10〜12.8×10であることが好ましい(発明7)。
第4に本発明は、果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料の製造方法であって、前記ショウガ風味炭酸飲料における前記果糖の含有量が0.30〜6.16質量%、前記ショウガ風味炭酸飲料における前記ステビア抽出物の含有量が0.003〜0.036質量%となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整することを特徴とするショウガ風味炭酸飲料の製造方法を提供する(発明8)。
第5に本発明は、果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料の製造方法であって、前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量[B]に対する前記果糖の含有量[A]の比[A]/[B]が8〜2054となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整することを特徴とするショウガ風味炭酸飲料の製造方法を提供する(発明9)。
第6に本発明は、果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料の製造方法であって、前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量をショ糖換算した量[b]に対する、前記果糖の含有量をショ糖換算した量[a]の比[a]/[b]が、0.05〜12.4となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整することを特徴とするショウガ風味炭酸飲料の製造方法を提供する(発明10)。
第7に本発明は、果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法であって、前記ショウガ風味炭酸飲料における前記果糖の含有量が0.30〜6.16量%、前記ショウガ風味炭酸飲料における前記ステビア抽出物の含有量が0.003〜0.036質量%となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整することを特徴とするショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法を提供する(発明11)。
第8に本発明は、果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法であって、前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量[B]に対する前記果糖の含有量[A]の比[A]/[B]が8〜2054となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整することを特徴とするショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法を提供する(発明12)。
第9に本発明は、果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法であって、前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量をショ糖換算した量[b]に対する、前記果糖の含有量をショ糖換算した量[a]の比[a]/[b]が、0.05〜12.4となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整することを特徴とするショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法を提供する(発明13)。
本発明によれば、甘味があり、かつショウガの刺激感が強いショウガ風味炭酸飲料を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係るショウガ風味炭酸飲料は、果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するものである。
果糖(フルクトース又はフラクトース)は、ショ糖の構成成分である単糖類であり、ブドウ糖など他の物質と共存し、果物や蜂蜜に含まれ、糖の中でもっとも甘味が強いとされる食品である。なお、飲料中の果糖の含有量は、公知方法にて測定することができる。
ステビア(学名:Stevia rebaudiana)は、南アメリカ原産のキク科の多年草であり、その抽出物は、甘味成分としてステビオールを骨格とする配糖体(ステビオール配糖体)であるステビオサイド、レバウディオサイドA、レバウディオサイドC及びズルコサイドA等を含有する。本明細書における「ステビア抽出物」には、ステビアを抽出原料として得られる抽出物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物のいずれもが含まれる。さらに、粗精製物又は精製物には、ステビア抽出物に含有されるステビオサイド、レバウディオサイドA、レバウディオサイドC及びズルコサイドA等のステビオール配糖体の精製物のほか、上記抽出物又は精製物等を酵素処理して得られる酵素処理ステビアもが含まれる。
本実施形態のショウガ風味炭酸飲料で使用するステビア抽出物は、後述する甘味度が高いことから、ステビア抽出物から精製又は酵素処理により得られたレバウディオサイドA及び/又はステビオサイドを含有することが好ましく、レバウディオサイドAを67質量%以上含有することが特に好ましい。ステビア抽出物がレバウディオサイドAを67質量%以上含有することで、後述する効果(十分な甘味があり、ショウガによるえぐみがなく、かつショウガの刺激感が十分に感じられるという効果)がより顕著なものとなる。
また、本明細書における「ショウガフレーバー」には、炭酸飲料にショウガの風味を与えるものであり、熱帯アジア原産のショウガ科の多年草であるショウガ(学名:Zingiber officinale)を抽出原料として得られる抽出物(抽出液を含む)、又はこれらの粗精製物若しくは精製物のいずれもが含まれる。さらに、ショウガ抽出物から精製された6−ジンゲロール、ショウガオール等の辛味成分のほか、化学合成された上記辛味成分もが含まれる。本実施形態のショウガ風味炭酸飲料で使用するショウガフレーバーは、6−ジンゲロール及び/又はショウガオールを含有することが好ましい。ショウガフレーバーが当該成分を含有することにより、ショウガの刺激感がより好ましいものとなる。
本実施形態に係るショウガ風味炭酸飲料における果糖の含有量は、0.30〜6.16質量%であり、かつステビア抽出物の含有量は、0.003〜0.036質量%である。果糖及びテビア抽出物の含有量が上記範囲内にあることで、十分な甘味があり、ショウガによるえぐみがなく、かつショウガの刺激感が十分に感じられるものとなる(以下「主効果」という)。ショウガ風味炭酸飲料における果糖の含有量が0.30質量%未満、又はステビア抽出物の含有量が0.003質量%未満であると、甘味が十分でなく、かつショウガのえぐみが感じられるようになり、また果糖の含有量が6.16質量%超、又はステビア抽出物の含有量が0.036質量%超であると、ショウガの刺激感が不十分なものとなる。
本実施形態に係るショウガ風味炭酸飲料において、果糖の好ましい含有量は0.30〜5.66質量%であり、ステビア抽出物の好ましい含有量は0.008〜0.035質量%である。また、果糖の特に好ましい含有量は0.30〜1.08質量%であり、ステビア抽出物の特に好ましい含有量は0.021〜0.035質量%である。
本実施形態に係るショウガ風味炭酸飲料は、ステビア抽出物の含有量[B]に対する果糖の含有量[A]の比[A]/[B]が、8〜2054であることが好ましく、特に8〜708であることが好ましい。[A]/[B]がかかる範囲内にあることで、上記の主効果がより顕著なものとなる。
また、本実施形態に係るショウガ風味炭酸飲料は、ステビア抽出物の含有量をショ糖換算した量[b]に対する、果糖の含有量をショ糖換算した量[a]の比[a]/[b]が、0.05〜12.4であることが好ましく、特に0.05〜4.25であることが好ましい。[a]/[b]がかかる範囲内にあることで、上記の主効果がより顕著なものとなる。
なお、本明細書において、x(甘味付与剤)の含有量をショ糖換算した量とは、xに由来する甘味の強さをショ糖の甘味の強さ(=1)の倍数で表した甘味度を、xの含有量に乗じた量を意味する。甘味度は各甘味付与剤に固有の値であって、果糖の甘味度は1.2である。例えば、果糖の含有量が10質量%である場合、ショ糖換算した量は12質量%となる。一方、ステビア抽出物の甘味度は、ステビオール配糖体の構成割合や食品の配合内容により異なることが知られている。本発明においては、ステビア抽出物に含有されるステビオサイドの甘味度を150、レバウディオサイドAの甘味度を200とする。
また、果糖の含有量をショ糖換算した量[a]及びステビア抽出物の含有量をショ糖換算した量[b]の合計量[c]は、3.6〜8.9質量%であることが好ましく、特に5.1〜8.9質量%であることが好ましい。当該合計量[c]がかかる範囲内にあることで、上記の主効果がより顕著なものとなる。
果糖及びステビア抽出物以外の甘味付与剤は、上記の主効果を損なわない範囲で使用することができる。その場合、当該甘味付与剤としては、糖アルコールを使用することが好ましい。糖アルコールとしては、例えば、キシリトール(甘味度:1.0)、エリスリトール(甘味度:0.70)、ソルビトール(甘味度:0.6)、マルチトール(甘味度:0.8)、マンニトール(甘味度:0.6)、ラクチトール(甘味度:0.4)、パラチニット(甘味度:0.45)等が挙げられる。
本実施形態のショウガ風味炭酸飲料に含有されるショウガフレーバーが、6−ジンゲロール及び/又はショウガオールを含有する場合、ショウガ風味炭酸飲料における6−ジンゲロール及びショウガオールの合計含有量は、0.7×10−4〜6.0×10−4質量%であることが好ましく、特に1.0×10−4〜3.5×10−4質量%であることが好ましい。6−ジンゲロール及びショウガオールの合計含有量が上記範囲にあることで、よりショウガによるえぐみがなく、かつショウガの刺激感が十分に感じられるものとなる。
また、本実施形態のショウガ風味炭酸飲料において、上記果糖の含有量をショ糖換算した量[a]及び上記ステビア抽出物の含有量をショ糖換算した量[b]の合計量[c]と、上記6−ジンゲロール及び上記ショウガオールの合計含有量[d]との比[c]/[d]は、0.6×10〜12.8×10であることが好ましく、0.85×10〜12.8×10であることが特に好ましい。[c]/[d]がかかる範囲内にあることで、上記の主効果がより顕著なものとなる。
本実施形態に係るショウガ風味炭酸飲料が含有する炭酸ガスのガスボリュームは、1.8〜3.1であることが好ましく、2.0〜2.8であることが特に好ましい。なお、本実施形態におけるガスボリュームとは、20℃において、炭酸飲料中に溶解している炭酸ガスの体積を炭酸飲料の体積で除したものをいう。
炭酸ガスボリュームが上記範囲にあることで、炭酸ガスの清涼感と、それによるのどごしの良さを得ることができ、かつ飲みやすいショウガ風味炭酸飲料を得ることができる。すなわち、炭酸ガスボリュームが1.8未満であると、炭酸ガスの清涼感が薄れ、のどごしが悪くなるおそれがあり、また炭酸ガスボリュームが3.1を超えると、ショウガ風味炭酸飲料自体が飲み難くなるおそれがある。
また、本実施形態に係るショウガ風味炭酸飲料は、上記成分の他、水や、公知の飲料に含まれる材料(成分)、例えば、酸味料、香料、ミネラル分、ビタミン類、色素成分、栄養成分、酸化防止剤等を、本実施形態による効果を損なわない範囲で含有してもよい。
水は、飲用に適した水であればよく、例えば、純水、硬水、軟水、イオン交換水等のほか、これらの水を脱気処理した脱気水等が挙げられる。
酸味料としては、例えば、クエン酸、クエン酸三ナトリウム、アジピン酸、グルコン酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸、又はそれらの塩類が挙げられ、中でも、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、アジピン酸等が好ましい。
香料としては、例えば、柑橘その他果実から抽出した香料、果汁又は果実ピューレ、植物の種実、根茎、木皮、葉等又はこれらの抽出物、乳又は乳製品、合成香料等が挙げられる。
ビタミン類としては、例えば、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンD及びビタミンB等が挙げられる。
ミネラル分としては、例えば、カルシウム、クロム、銅、フッ素、ヨウ素、鉄、マグネシウム、マンガン、リン、セレン、ケイ素、モリブデン及び亜鉛等が挙げられる。
色素成分としては、例えば、マリーゴールド色素等のカロテノイド系色素、ベニバナ色素等のフラボノイド系色素、アントシアニン系色素、クチナシ色素類、ビート色素等のベタニン系色素、クロレラ、葉緑素等、カラメル色素等が挙げられるが、これらに特に限定されるものではない。
栄養成分としては、例えば、L−アスコルビン酸やそのナトリウム塩等が挙げられる。
機能性成分としては、例えば、コラーゲン、鮫軟骨、牡蛎エキス、キトサン、プロポリス、オクタコサノール、トコフェロール、カロチン、ポリフェノール、梅エキス、アロエ、乳酸菌、霊芝、アガリクス等が挙げられる。
また、本実施形態に係るショウガ風味炭酸飲料は、その他、各種エステル類、乳化剤、保存料、調味料、ガム、油、pH調整剤、品質安定剤等を含有してもよい。
本実施形態に係るショウガ風味炭酸飲料のpHは、2.4〜4.2であることが好ましく、2.6〜4.0であることがより好ましい。ショウガ風味炭酸飲料のpHが上記範囲内にあると、甘味及びショウガの刺激感を損なうことなく、ほどよい酸味が得られる。
本実施形態に係るショウガ風味炭酸飲料は、容器に充填した形態で提供することができる。当該容器としては、炭酸ガスのガス圧を考慮すると、金属缶、PETボトル等のプラスチック製ボトル、瓶などの所定の強度を有する容器であるのが好ましい。
本実施形態に係るショウガ風味炭酸飲料は、果糖、ステビア抽出物及びショウガフレーバーを含有し、果糖及びステビア抽出物を特定量使用する以外、従来公知の方法により製造することができる。例えば、水に、果糖、ステビア抽出物及びショウガフレーバーを、果糖及びステビア抽出物が特定量になるように添加し、さらに所望により前述した他の成分を添加して攪拌し、飲料原液を調製する。そして、必要に応じてpHの調整及び/又は加熱殺菌をしてから冷却した後、ガスボリュームが所定の範囲になるように炭酸ガスをガス封入(カーボネーション)し、容器に充填して、殺菌する工程により製造することができる。なお、炭酸飲料の製法には、プレミックス法とポストミックス法とがあるが、いずれを採用してもよい。
以上のショウガ風味炭酸飲料は、飲用したときに、甘味があり、ショウガのえぐみがなく、かつショウガの刺激感が強いものである。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
〔実施例1〕
甘味付与剤として、果糖(ダニスコジャパン社製,甘味度1.2)8.3g及びステビア抽出物R(守田化学工業社製,レバウディオサイドA含有量96質量%,甘味度200)0.32g、ショウガフレーバー1.2g、並びにリンゴ酸1.0gを秤量し、これらを常温(20℃)の純水200gに溶解させた後、98℃40秒の殺菌を行い、その後5℃まで冷却し、ショウガ風味シロップ液を得た。このようにして得られたショウガ風味シロップ液に対して、殺菌後にガスボリュームが2.2になるよう、純水と無添加炭酸水によって1000gにメスアップし、洗浄殺菌済みのPETボトルに充填した。そして、コールドスポットで65℃10分が確保できる後殺菌を行い、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される各甘味付与剤の含有量をそれぞれショ糖換算した量の合計は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例2〕
ショウガフレーバーを5.7g使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される各甘味付与剤の含有量をそれぞれショ糖換算した量の合計は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例3〕
果糖を3.0g使用し、ステビア抽出物Rを0.35g使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例4〕
果糖を48.3g使用し、ステビア抽出物Rを0.08g使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例5〕
果糖を56.6g使用し、ステビア抽出物Rを0.03g使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例6〕
果糖を10.8g使用し、ステビア抽出物Rを0.23g使用し、さらにステビア抽出物S(守田化学工業社製,ステビオオサイド含有量96質量%,甘味度150)0.1gを使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例7〕
ステビア抽出物Rを0.13g使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は3.6質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例8〕
ステビア抽出物Rを0.21g使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は5.1質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例9〕
果糖を15.8g使用し、ステビア抽出物Rを0.35g使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は8.9質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例10〕
ショウガフレーバーを1.9g使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例11〕
ショウガフレーバーを5.2g使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例12〕
ショウガフレーバーを0.35g使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例13〕
殺菌後にガスボリュームが3.1になるよう、純水と無添加炭酸水を加えた以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔実施例14〕
殺菌後にガスボリュームが1.8になるよう、純水と無添加炭酸水を加えた以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔比較例1〕
甘味付与剤として果糖を61.7g使用し、ステビア抽出物Rを使用しなかった以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔比較例2〕
甘味付与剤としてステビア抽出物Rを0.37g使用し、果糖を使用しなかった以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔比較例3〕
甘味付与剤として果糖に代えてエリスリトール(丸善薬品産業社製,甘味度0.7)14.3gを使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される各甘味付与剤の含有量をそれぞれショ糖換算した量の合計は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔比較例4〕
甘味付与剤としてステビア抽出物Rに代えてアセスルファムカリウム(キリン協和フーズ社製,甘味度200)0.32gを使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料における含有される各甘味付与剤の含有量をそれぞれショ糖換算した量の合計は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔比較例5〕
甘味付与剤として果糖に代えてショ糖(ホクレン社製,甘味度1)10gを使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される各甘味付与剤の含有量をそれぞれショ糖換算した量の合計は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔比較例6〕
甘味付与剤としてステビア抽出物Rに代えてスクラロース(三栄源エフエフアイ社製,甘味度200)0.11gを使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される各甘味付与剤の含有量をそれぞれショ糖換算した量の合計は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔比較例7〕
甘味付与剤を使用しなかった以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料は甘味付与剤を含有しなかったため、甘味付与剤の含有量をショ糖換算した量は0質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔比較例8〕
甘味付与剤としてステビア抽出物Rに代えてステビア抽出物S0.49gを使用した以外は実施例1と同様に製造し、ショウガ風味炭酸飲料を得た。得られたショウガ風味炭酸飲料に含有される各甘味付与剤の含有量をそれぞれショ糖換算した量の合計は7.4質量%であった。原料の配合比を表2に示す。
〔6−ジンゲロール及び6−ショウガオールの定量〕
実施例1〜14及び比較例1〜8で得られたショウガ風味炭酸飲料1000μLを、それぞれアセトニトリルで2倍に希釈した後、メンブレンフィルター(Pall Gelman社製,Acrodisc LC13 PVDF 13mm,0.45μm)で濾過し、HPLC装置(日本ウォーターズ社製,Waters 2695 Separation module)及び検出器(日本ウォーターズ社製,Waters 2487 Dual λ Absorbance Detector)を用い、下記の条件にて高速液体クロマトグラフ法により分析した。移動相A及びBのグラジェント条件を表1に示す。標準物質として6−ジンゲロール及び6−ショウガオール(いずれも和光純薬工業社製)を下記条件にて分析したところ、保持時間はそれぞれ8.05分及び15.6分であった。分析試料について、標準物質の保持時間と一致するピークの面積からそれぞれ6−ジンゲロール及び6−ショウガオールの含有量を算出した。結果を表2に示す。
=液体クロマトグラフィー条件=
カラム:YMC−Pack Pro C18(ワイエムシィ社製,3.0φ×150mm,3μm)
カラム温度:30℃
注入量:10μL
移動相A:0.1%リン酸水溶液,
移動相B:0.1%リン酸アセトニトリル溶液
移動相流量:0.44mL/min
検出波長:280nm
Figure 2012080846
〔官能評価試験〕
実施例1〜14及び比較例1〜8で得られた各ショウガ風味炭酸飲料(サンプル)について、官能評価試験を行った。かかる官能評価試験は、飲料の開発を担当する訓練された7人のパネラーにより、5℃に冷却保管されたサンプル30mlを試飲することにより行った。次に示す基準でショウガの刺激感、えぐみ及び甘味の3項目に関し、4段階にて評価した。最も多かった評価を表2に示す。
=ショウガの刺激感の評価=
+++: ショウガの刺激感がかなり強い。
++ : ショウガの刺激感が強い。
+ : ショウガの刺激感を感じる。
− : ショウガの刺激感を感じない。
=えぐみの評価=
+++: 酸味・苦味を伴う不快な臭みがかなり強い。
++ : 酸味・苦味を伴う不快な臭みが強い。
+ : 酸味・苦味を伴う不快な臭みを感じる。
− : 酸味・苦味を伴う不快な臭みを感じない。
=甘味の評価=
+++: 甘みが強い。
++ : 甘みがやや強い。
+ : 甘みを感じる。
− : 甘みを感じない。
=総合評価=
◎ : 非常に良好
○ : 良好
△ : やや難があるが、概ね良好
× : 不可
Figure 2012080846
表2から分かるように、本発明の要件を満たす炭酸飲料は、甘み、及びショウガの刺激感に優れ、かつショウガのえぐみがないものであった。
本発明によれば、甘味があり、かつショウガの刺激感が強い、新規なショウガ風味炭酸飲料を提供することができる。

Claims (13)

  1. 果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料であって、
    前記ショウガ風味炭酸飲料における前記果糖の含有量が0.30〜6.16質量%であり、
    前記ショウガ風味炭酸飲料における前記ステビア抽出物の含有量が0.003〜0.036質量%である
    ことを特徴とするショウガ風味炭酸飲料。
  2. 果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料であって、
    前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量[B]に対する前記果糖の含有量[A]の比[A]/[B]が8〜2054である
    ことを特徴とするショウガ風味炭酸飲料。
  3. 果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料であって、
    前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量をショ糖換算した量[b]に対する、前記果糖の含有量をショ糖換算した量[a]の比[a]/[b]が、0.05〜12.4である
    ことを特徴とするショウガ風味炭酸飲料。
  4. 前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記[a]及び前記[b]の合計[c]が3.6〜8.9質量%であることを特徴とする請求項3に記載のショウガ風味炭酸飲料。
  5. 前記ステビア抽出物が、レバウディオサイドAを67質量%以上含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のショウガ風味炭酸飲料。
  6. 前記ショウガフレーバーが6−ジンゲロール及び/又はショウガオールを含有し、
    前記ショウガ風味炭酸飲料における前記6−ジンゲロールの含有量及び前記ショウガオールの含有量の合計が0.7×10−4〜6.0×10−4質量%である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のショウガ風味炭酸飲料。
  7. 前記ショウガフレーバーが6−ジンゲロール及び/又はショウガオールを含有し、
    前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記6−ジンゲロールの含有量及び前記ショウガオールの含有量の合計[d]に対する、前記果糖の含有量をショ糖換算した量[a]及び前記ステビア抽出物の含有量をショ糖換算した量[b]の合計[c]の比[c]/[d]が、0.6×10〜12.8×10である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のショウガ風味炭酸飲料。
  8. 果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料の製造方法であって、
    前記ショウガ風味炭酸飲料における前記果糖の含有量が0.30〜6.16質量%、前記ショウガ風味炭酸飲料における前記ステビア抽出物の含有量が0.003〜0.036質量%となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整する
    ことを特徴とするショウガ風味炭酸飲料の製造方法。
  9. 果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料の製造方法であって、
    前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量[B]に対する前記果糖の含有量[A]の比[A]/[B]が8〜2054となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整する
    ことを特徴とするショウガ風味炭酸飲料の製造方法。
  10. 果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料の製造方法であって、
    前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量をショ糖換算した量[b]に対する、前記果糖の含有量をショ糖換算した量[a]の比[a]/[b]が、0.05〜12.4となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整する
    ことを特徴とするショウガ風味炭酸飲料の製造方法。
  11. 果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法であって、
    前記ショウガ風味炭酸飲料における前記果糖の含有量が0.30〜6.16量%、前記ショウガ風味炭酸飲料における前記ステビア抽出物の含有量が0.003〜0.036質量%となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整する
    ことを特徴とするショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法。
  12. 果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法であって、
    前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量[B]に対する前記果糖の含有量[A]の比[A]/[B]が8〜2054となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整する
    ことを特徴とするショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法。
  13. 果糖と、ステビア抽出物と、ショウガフレーバーとを含有するショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法であって、
    前記ショウガ風味炭酸飲料において、前記ステビア抽出物の含有量をショ糖換算した量[b]に対する、前記果糖の含有量をショ糖換算した量[a]の比[a]/[b]が、0.05〜12.4となるように、前記果糖の含有量及び前記ステビア抽出物の含有量を調整する
    ことを特徴とするショウガ風味炭酸飲料のショウガの刺激感増強方法。
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