JP2012080697A - モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】磁気バランスの向上を図り、回転性能を向上することができるモータを提供する。
【解決手段】ロータ3は、ロータコア22の周方向にN極のマグネット23が複数配置されるとともに、ロータコア22に一体形成されたコア磁極部26が各マグネット23間に空隙27を以て配置され、コア磁極部26をS極として機能するように構成される。そして、コア磁極部26の周方向中間部には、外周側(ステータ2側)に向かうにつれて互いの間隔が狭くなるように延びる一対のスリット部31が形成される。
【選択図】図1
【解決手段】ロータ3は、ロータコア22の周方向にN極のマグネット23が複数配置されるとともに、ロータコア22に一体形成されたコア磁極部26が各マグネット23間に空隙27を以て配置され、コア磁極部26をS極として機能するように構成される。そして、コア磁極部26の周方向中間部には、外周側(ステータ2側)に向かうにつれて互いの間隔が狭くなるように延びる一対のスリット部31が形成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、コンシクエントポール型構造を採用したロータを有するモータに関するものである。
従来、モータにおいて、例えば特許文献1にて示されているように、ロータコアの周方向に一方の磁極のマグネットが複数配置され、該コアに一体形成されたコア磁極部が各マグネット間に配置され、該コア磁極部を他方の磁極として機能させる所謂コンシクエントポール型構造のロータを有するものが知られている。このようなモータでは、性能の低下を小さく抑えつつもロータのマグネットを半数に減らすことが可能となるため、省資源化や低コスト化等の点で有利である。
ところで、特許文献1のようなコンシクエントポール型構造のロータは、磁束の強制力(誘導)のあるマグネットと、磁束の強制力のないコア磁極部とが混在する磁極にて構成されているため、磁気的にアンバランスが生じ易く、このことが例えばコギングトルクの発生による振動増加等の回転性能の悪化に繋がっている。特に、回転時においては、コア磁極部に対して相対回転するティースの影響を受けて、コア磁極部内の磁束分布のピークは周方向に移動し、これにより、周方向の磁気バランスの乱れはより顕著となってしまう。そこで、特許文献1の構成では、コア磁極部に形成された空隙によって磁束分布のピークの周方向の移動が抑えられるため、周方向の磁気バランスが多少整えられるが、このような構成においても、磁気バランスの乱れを十分に抑えることが難しく、改善の余地があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、磁気バランスの向上を図り、回転性能を向上することができるモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ロータコアの周方向に一方の磁極のマグネットが複数配置されるとともに、前記ロータコアに一体形成されたコア磁極部が各マグネット間に空隙を以て配置され、前記コア磁極部を他方の磁極として機能するように構成されたロータと、前記ロータと対向する複数のティースを有するステータとを備えたモータであって、前記ロータのコア磁極部の周方向中間部には、前記ステータ側に向かうにつれて互いの間隔が狭くなるように延びる複数のスリット部が形成されたことを特徴とする。
この発明では、ロータのコア磁極部に形成された複数のスリット部は、互いの間隔が狭くなるように延びる形状をなすため、各スリット部におけるステータとは反対の端部間を通過する磁束がスリット部の形状に沿ってステータ側に流れ、各スリット部のステータ側の端部間に集中する。これにより、各スリット部のステータ側の端部間で磁束分布のピークがより明確となるため、そのピークの周方向の移動をより好適に抑制することが可能となる。その結果、コア磁極部内の周方向の磁気バランスの乱れが抑えられて周方向に亘ってバランスの良い磁束分布となり、回転性能を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記スリット部は、前記各コア磁極部に2つずつ設けられ、それらのステータ側端部間の角度は、前記ティースの先端面の開角度以下に設定されていることを特徴とする。
この発明では、2つのスリット部のステータ側端部間の角度がティースの先端面の開角度以下に設定される、このため、スリット部間の磁束分布に対するティースの影響を小さく抑えることができるため、スリット部間の磁束分布のピークの周方向の移動をより効果的に抑制することが可能となる。
従って、上記記載の発明によれば、磁気バランスの向上を図り、回転性能を向上することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1(a)に示すように、本実施形態のインナロータ型のモータ1は、略円環状のステータ2の内側にロータ3が配置されて構成されている。
図1(a)に示すように、本実施形態のインナロータ型のモータ1は、略円環状のステータ2の内側にロータ3が配置されて構成されている。
ステータ2は、円筒部11と円筒部11から径方向内側に延びて周方向に複数(本実施形態では60個)設けられるティース12とを有するステータコア4を備える。尚、ステータコア4は、透磁率の高い金属製の板状部材よりなる積層部材が軸方向に積層されて構成されている。ステータコア4の各ティース12間には、ロータ3を回転させる磁界を発生させるためのセグメント巻線13が挿入されるスロットSが形成されている。スロットSは、軸方向から見て断面が径方向に沿った長方形であり、スロットSの個数は、ティース12の個数と同数(本実施形態では60個)となっている。尚、ティース12とセグメント巻線13との間には、図示しないインシュレータが介在されている。
ステータ2のセグメント巻線13は、断面四角形状であり、多相(本実施形態では3相)の分布巻とされている。セグメント巻線13は、ティース12間のスロットSを軸方向(紙面直交方向)に貫通するようにスロットS内に配置されるスロット挿入部14aと、スロットSから軸方向に突出するスロット突出部14bと、折り曲げ部14cとを有する複数のセグメント導体14(図1(b)参照)を相毎に有している。そして、その相毎の各セグメント導体14は、径方向に隣り合うスロット突出部14b(スロットSから突出するスロット挿入部14aの端部)同士で溶着により電気的に接続されて周方向に連続する導線として構成される。尚、各セグメント導体14は、導体板が折り曲げ加工されてなり、略U字状に形成されており、U字の平行直線部に相当する一対のスロット挿入部14aは、周方向に複数(6個)のティース12を跨いで離間した2つのスロットS内にそれぞれ配置されるようになっている。
ロータ3は、図1(a)及び図2に示すように、回転軸21の外周面に外嵌された略円環状のロータコア22を有する。尚、ロータコア22は、透磁率の高い金属製の板状部材よりなるコアシートが軸方向に積層されて構成されている。そして、ロータコア22の外周部の周方向に(72°間隔に)N極のマグネット23が5個埋め込まれてマグネット磁極部24が形成されている。つまり、マグネット磁極部24は、マグネット23と、そのマグネット23の外周側に位置するロータコア22部分(外周部25)とを有している。
マグネット23は、略直方体形状に形成され、ロータ3の軸方向から見て長手方向が径方向の直交方向に沿って配置されている。各マグネット磁極部24間には、ロータコア22に一体形成されたコア磁極部26がそれぞれマグネット磁極部24との各境界部に軸方向から見て一定面積の空隙27を以て配置されている。尚、空隙27の外周側には、マグネット磁極部24の外周部25とコア磁極部26とを繋ぐ連結部28が形成されている。そして、外周部25、コア磁極部26及び連結部28の連続する各外周面によって、ロータ3の外周面が形成されている。
マグネット磁極部24及び空隙27は、マグネット磁極部24の周方向中心線Q1に対して線対称となるように形成されている。また、各空隙27は一定の面積とされるとともに、ロータコア22の軸方向の全体に渡って(一定面積が維持されたまま)形成されている。尚、コア磁極部26の外周面からスリット部31までの距離(スリット深さE、図2参照)は、ロータコア22のコアシートの軸方向厚さの1.2倍以上に設定されるのが望ましい。
このように、各マグネット磁極部24及びコア磁極部26は等角度(36°)間隔に交互に配置され、ロータ3は、N極のマグネット磁極部24に対してコア磁極部26をS極として機能させる10磁極の所謂コンシクエントポール型にて構成されている。尚、ロータ3の極対数はマグネット23と同数であり、本実施形態では極対数は「5」となっている。尚、セグメント導体14がティース12を跨ぐ本数は、(スロット数/磁極数)により決定されるようになっている。
尚、本実施形態のステータ2は、ロータ3のマグネット23の個数(極対数)を「p」(但しpは2以上の整数)、セグメント巻線13の相数を「m」として、ティース12の個数「G」が、「G=2×p×m×n(個)」(但し「n」は自然数)となるように構成されている。そして、本実施形態では、この数式に基づいて、ティース12の個数「G」は、G=2×5(マグネット23の個数)×3(相数)×2=60(個)に設定されている。
各コア磁極部26の周方向中間部には、コア磁極部26の周方向中心線Q2に対して線対称となる位置に設けられた一対のスリット部31が形成されている。一対のスリット部31は、その外周側端部(ステータ2側の端部)に向かうにつれて互いの周方向の間隔が狭くなるように延びている。尚、各スリット部31は軸方向から見て矩形をなし、ロータコア22の軸方向の全体に渡って(一定面積が維持されたまま)形成されている。また、スリット部31はロータコア22を軸方向に貫通している。
このように、各コア磁極部26にスリット部31を形成した構成では、一対のスリット部31における内周側端部間(ステータ2とは反対の端部間)を通過する磁束がスリット部31の形状に沿って外周方向に流れ、スリット部31の外周側端部間に集中する。これにより、スリット部31の外周側端部間でコア磁極部26内の周方向の磁束分布のピークがより明確となるため、そのピークの周方向の移動がより好適に抑制されるようになっている。その結果、コア磁極部26内の周方向の磁気バランスの乱れが抑えられて周方向に亘ってバランスの良い磁束分布となり、回転性能を向上させることができるようになっている。
また、一対のスリット部31の外周側端部間(内側の間)の角度(スリット間角度Sθ1、図2参照)は、ティース12の先端面12aの開角度Tθ1(ロータ3の軸線Cを中心とする角度)以下に設定されている。これにより、スリット部31間の磁束分布に対するティース12の影響が小さく抑えられるようになっており、その結果、スリット部31間の磁束分布のピークの周方向の移動がより効果的に抑制されるようになっている。
ここで、1つのスリット部31の外周側端部間の軸線Cを中心とする角度(スリット先端開角度Sθ2、図2参照)とコギングトルク変化との関係を図4に示し、同図ではスリット部31を形成しない構成で生じるコギングトルクを100%としている。図4に示すように、スリット先端開角度Sθ2がおよそ0.6°〜2.2°の範囲では、スリット先端開角度Sθ2が大きくなるにつれてコギングトルク変化も大きくなっているが、この範囲内ではコギングトルクは100%よりも小さくなっている。そして、スリット先端開角度Sθ2は、ティース先端間角度Tθ2の1.5倍以下に設定されるのが望ましく、本実施形態では、ティース先端間角度Tθ2が1.241°に設定されているため、スリット先端開角度Sθ2がSθ2≦1.86°に設定されるのが望ましい。このように、スリット先端開角度Sθ2をティース先端間角度Tθ2の1.5倍以下に設定すれば、コギングトルク変化を小さく抑えることが可能となっている。
また、コア磁極部26の周方向中心線Q2に対してのスリット部31の傾斜具合を示すスリット傾斜角Sθ3(図2参照)とコギングトルク変化との関係を図5に示し、同図では、上記と同様にスリット部31を形成しない構成で生じるコギングトルクを100%としている。図5に示すように、スリット傾斜角Sθ3が0°〜30°の範囲では、スリット傾斜角Sθ3が大きくなるにつれてコギングトルク変化も大きくなっているが、この範囲内ではコギングトルクは100%よりも小さくなっている。そして、スリット傾斜角Sθ3は、コギングトルク変化がおよそ40%以下となるように0°<Sθ3≦10°の範囲内に設定されるのが望ましい。
また、スリット間角度Sθ1とコギングトルク変化との関係を図6に示し、同図では、上記と同様にスリット部31を形成しない構成で生じるコギングトルクを100%としている。図6に示すように、スリット間角度Sθ1がおよそ1.3°〜7.4°の範囲内では、コギングトルクは100%よりも小さくなっている。また、スリット間角度Sθ1がおよそ1.3°〜4.3°の範囲では、コギングトルク変化はおよそ30%でほぼ変動なく、スリット間角度Sθ1がおよそ4.0°〜7.4°の範囲では、スリット間角度Sθ1が大きくなるにつれてコギングトルク変化も大きくなっている。そして、スリット間角度Sθ1は、コギングトルク変化の変動が少ない4.3°以下の範囲内に設定されるのが望ましい。
また、スリット部31を軸方向から見たときの長手方向の長さ(スリット長L、図2参照)とコア外径Rとの比L/Rと、コギングトルク変化との関係を図7に示し、同図では、上記と同様にスリット部31を形成しない構成で生じるコギングトルクを100%としている。図7に示すように、スリット長さ比L/Rがおよそ11%〜15%の範囲では、スリット長さ比L/Rが大きくなるにつれてコギングトルク変化も徐々に大きくなっており、スリット長さ比L/Rがおよそ15%〜25%の範囲では、コギングトルク変化はおよそ32%でほぼ変動がない。また、スリット長さ比L/Rがおよそ11%〜25%の範囲内では、コギングトルクは100%よりも小さくなっている。そして、スリット長さ比L/Rは、コギングトルク変化の変動がほぼない15%≦L/R≦25%の範囲内に設定されるのが望ましい。
尚、図4〜図7は、マグネット磁極部24の開角度Mθを19.5°、コア磁極部26の開角度Cθを23.1°、ティース先端間角度Tθ2を1.241°(即ち、ティース12の先端面12aの開角度Tθ1が4.579°)にそれぞれ設定したときに得られる特性図である。
また、図3の特性図にロータ3の回転角とコギングトルク変化との関係を示す。図3では、スリット部31を形成しない構成で生じるコギングトルクの変化を1点鎖線で示し、スリット部31を有する本実施形態でのコギングトルクの変化を実線で示している。尚、本実施形態では、スリット間角度Sθ1を4.3°、スリット先端開角度Sθ2を4.33°、スリット傾斜角Sθ3を10°、スリット長さ比L/Rを18.3%、そして、前記スリット深さEとコア外径Rとの比E/Rを2.2%にそれぞれ設定している。この図3に示すように、スリット部31を有する本構成では、スリット部31のない構成と比べてコギングトルクが小さく抑えられるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、ロータ3は、ロータコア22の周方向にN極のマグネット23が複数配置されるとともに、ロータコア22に一体形成されたコア磁極部26が各マグネット23間に空隙27を以て配置され、コア磁極部26をS極として機能するように構成される。そして、コア磁極部26の周方向中間部には、外周側(ステータ2側)に向かうにつれて互いの間隔が狭くなるように延びる一対のスリット部31が形成される。このため、一対のスリット部31における内周側端部間を通過する磁束がスリット部31の形状に沿って外周方向に流れ、スリット部31の外周側端部間に集中する。これにより、スリット部31の外周側端部間でコア磁極部26内の周方向の磁束分布のピークがより明確となるため、そのピークの周方向の移動をより好適に抑制することが可能となる。その結果、コア磁極部26内の周方向の磁気バランスの乱れが抑えられて周方向に亘ってバランスの良い磁束分布となり、回転性能を向上させることができる。
(1)本実施形態では、ロータ3は、ロータコア22の周方向にN極のマグネット23が複数配置されるとともに、ロータコア22に一体形成されたコア磁極部26が各マグネット23間に空隙27を以て配置され、コア磁極部26をS極として機能するように構成される。そして、コア磁極部26の周方向中間部には、外周側(ステータ2側)に向かうにつれて互いの間隔が狭くなるように延びる一対のスリット部31が形成される。このため、一対のスリット部31における内周側端部間を通過する磁束がスリット部31の形状に沿って外周方向に流れ、スリット部31の外周側端部間に集中する。これにより、スリット部31の外周側端部間でコア磁極部26内の周方向の磁束分布のピークがより明確となるため、そのピークの周方向の移動をより好適に抑制することが可能となる。その結果、コア磁極部26内の周方向の磁気バランスの乱れが抑えられて周方向に亘ってバランスの良い磁束分布となり、回転性能を向上させることができる。
(2)本実施形態では、スリット部31は各コア磁極部26に2つずつ設けられ、それらの外周側端部間の角度(スリット間角度Sθ1)は、ティース12の先端面12aの開角度Tθ1以下に設定される。このため、スリット部31間の磁束分布に対するティース12の影響を小さく抑えることができるため、スリット部31間の磁束分布のピークの周方向の移動をより効果的に抑制することが可能となる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、コア磁極部26にスリット部31がそれぞれ2つずつ形成されたが、これに特に限定されるものではなく、それぞれ3つ以上形成してもよい。
・上記実施形態では、コア磁極部26にスリット部31がそれぞれ2つずつ形成されたが、これに特に限定されるものではなく、それぞれ3つ以上形成してもよい。
・上記実施形態では、スリット部31の外周側端部がコア磁極部26の外周面よりも内側に設定されたが、該外周側端部がコア磁極部26の外周面まで延びるように形成してもよい。
・上記実施形態のロータ3において、マグネット23の形状や、マグネット磁極部24の外周部25、コア磁極部26及び連結部28を含むロータコア22の形状を適宜変更してもよい。例えば、連結部28がない構成としてもよい。
・上記実施形態では、マグネット磁極部24とコア磁極部26をそれぞれ5つで構成した10磁極のロータ3に適用したが、ロータ3の磁極数を適宜変更してもよい。これに伴い、ステータ2側の磁極数(スロット数)も適宜変更する。
・上記実施形態についての数値範囲は、状況等に応じて適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、ステータ2の巻線がセグメント巻線13で構成されたが、これに特に限定されるものではなく、ティース12に集中巻(又は分布巻)されたコイル41(図8参照)としてもよい。
・上記実施形態では、ステータ2の巻線がセグメント巻線13で構成されたが、これに特に限定されるものではなく、ティース12に集中巻(又は分布巻)されたコイル41(図8参照)としてもよい。
また、上記実施形態では、マグネット23がロータコア22に埋め込まれる構成(IPMモータ)としたが、これに特に限定されるものではなく、マグネット23がロータコア22の表面に設けられる構成(SPMモータ、図8参照)としてもよい。
・上記実施形態では、インナロータ型のモータ1に適用したが、アウタロータ型のモータに適用してもよい。
1…モータ、2…ステータ、3…ロータ、12…ティース、12a…先端面、22…ロータコア、23…マグネット、26…コア磁極部、27…空隙、31…スリット部、Sθ1…スリット間角度、Tθ1…ティースの先端面の開角度。
Claims (2)
- ロータコアの周方向に一方の磁極のマグネットが複数配置されるとともに、前記ロータコアに一体形成されたコア磁極部が各マグネット間に空隙を以て配置され、前記コア磁極部を他方の磁極として機能するように構成されたロータと、
前記ロータと対向する複数のティースを有するステータと
を備えたモータであって、
前記ロータのコア磁極部の周方向中間部には、前記ステータ側に向かうにつれて互いの間隔が狭くなるように延びる複数のスリット部が形成されたことを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
前記スリット部は、前記各コア磁極部に2つずつ設けられ、それらのステータ側端部間の角度は、前記ティースの先端面の開角度以下に設定されていることを特徴とするモータ。
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