JP2012079768A - プリント配線板、その製造方法、多層プリント配線板、及びその製造方法 - Google Patents

プリント配線板、その製造方法、多層プリント配線板、及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】層間導通に用いるビアホールの底面における接続信頼性を向上させる。
【解決手段】プリント配線板は、可撓性を有する第1の絶縁層21aと、第1の絶縁層21aの第1の主表面に配置されたシード層22aと、シード層22aの上に配置された第1の導体回路23aと、第1の絶縁層21aを貫通するビアホールの中に埋め込まれ、且つビアホールの底面に表出したシード層22aと第1の導体回路23aとの間に形成された第1の合金層28aに接触する層間導通部24aとを備える。層間導通部24aと第1の合金層28aとの親和性は、層間導通部24aとシード層22aとの親和性よりも高い。第1の合金層28aのうち層間導通部24aに接触する部分には、第1の合金層28aと層間導通部24aとの合金からなる第2の合金層27aが配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、可撓性を有するプリント配線板、その製造方法、複数のプリント配線板を積層した多層プリント配線板、及びその製造方法に関する。
電子機器の小型化、高機能化に伴って、電子機器に組み込まれる電子部品も小型化が進み、電子部品を実装するプリント配線板の配線も微細化されてきている。
可撓性を有する多層配線板、いわゆるフレキシブル多層配線板においては、銅箔が貼り合わされた樹脂フィルム(CCL:Copper Clad Laminate)が絶縁層として用いられる。しかし、サブトラクティブ法によりCCL等の銅層をエッチングして配線パターンを形成すると、配線パターンのエッジが過度に除去されてしまい、配線の微細が難しく、高速伝送に適さないという問題があった。この問題を解決するために、セミアディティブ法を用いて配線パターンを形成する方法が考えられる。
従来、銅箔に回路配線が形成された複数の絶縁層を層間接着剤で接着して多層化し、各絶縁層に形成したビアホールに導電性ペーストを充填して層間導通を取る多層配線板が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1では、層間導通に用いるビアホールが導電性ペーストで充填されているため、ビアホールの直上に実装部品や別のビアホールを配置することができ、ビアホールを任意の位置や層に配置することができる。また、メッキ工程を省略することができるので、最表層の配線は厚くならず、微細な配線を容易に形成することが可能となる。
特許第4195619号公報
しかしながら、絶縁層の上に、銅箔と異なる材料からなるシード層が形成され、シード層の上に銅箔が形成された樹脂フィルムを用いて多層配線板を形成する場合、ビアホールの底面にはシード層が表出する。よって、ビアホールの中に充填される導電性ペーストは、シード層に接触することになる。シード層は、銅箔に比べて、導電性ペーストとの間で合金層を形成しにくい材料からなるため、シード層と導電性ペーストとの間における接続信頼性が低下してしまう場合があった。
本発明は上記課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、層間導通に用いるビアホールの底面における接続信頼性が向上するプリント配線板、その製造方法、多層プリント配線板、及びその製造方法を提供することである。
本発明の第1の特徴は、可撓性を有する第1の絶縁層と、第1の絶縁層の第1の主表面に配置されたシード層と、シード層の上に配置された第1の導体回路と、第1の絶縁層を貫通するビアホールの中に埋め込まれ、且つビアホールの底面に表出したシード層に接触する層間導通部とを備えるプリント配線板であって、層間導通部と第1の導体回路との親和性は、層間導通部とシード層との親和性よりも高く、且つ、シード層のうち層間導通部に接触する部分には、シード層と第1の導体回路との合金からなる第1の合金層が配置されていることである。ここで、「親和性」とは、異なる2以上の金属間での合金の形成し易さを示す。
本発明の第1の特徴において、第1の合金層と層間導通部との界面には、第1の合金層と層間導通部との合金からなる第2の合金層が介在することが望ましい。
本発明の第1の特徴において、層間導通部は、ニッケル、銀、銅から選択される少なくとも1種類の低電気抵抗の金属粒子と、錫、ビスマス、インジウム、鉛から選択される少なくとも1種類の低融点金属粒子を含む導電性ペーストを加熱して硬化させたものであることが望ましい。
本発明の第1の特徴において、第1の合金層は、第1の導体回路に含有される銅、金、銀、錫から選択される少なくとも1種類の低電気抵抗金属と、シード層に含まれる、ニッケル、クロム、チタン、タングステンから選択される少なくとも1種類の金属との合金からなり、第1の合金層と層間導通部との界面には、第1の合金層中の低電気抵抗金属と、導電性ペースト中の低融点金属との合金からなる第2の合金層が介在してもよい。
第1の合金層と層間導通部との界面は凹凸形状を有していてもよい。
本発明の第2の特徴は、第1の特徴に係わるプリント配線板と、第1の絶縁層の第1の主表面に対向する第2の主表面に接着された可撓性を有する第2の絶縁層と、第2の絶縁層と第1の絶縁層とを接着させる接着層と、第1の絶縁層と第2の絶縁層との間に配置され、層間導通部に接触し、且つ第1の導体回路と同じ金属成分を含有する第2の導体回路と、を備える多層プリント配線板であることである。
本発明の第3の特徴は、可撓性を有する第1の絶縁層の第1の主表面に、シード層及び第1の導体回路からなる回路パターンを形成する第1の工程と、第1の絶縁層の第1の主表面に対向する第2の主表面からビアホールを形成して、ビアホールの底面にシード層を表出させる第2の工程と、ビアホールの底面に表出したシード層を選択的に加熱して、第1の導体回路とシード層との合金からなる第1の合金層を形成する第3の工程と、底面に第1の合金層が表出したビアホールの中に導電性ペーストを充填する第4の工程とを備えるプリント配線板の製造方法であって、導電性ペーストと第1の導体回路との親和性は、導電性ペーストとシード層との親和性よりも高いことである。
第2の工程において、第1の絶縁層の第2の主表面にレーザを照射して、ビアホールを形成し、続けて、第3の工程において、ビアホールの底面にレーザを照射して、ビアホールの底面に表出したシード層を選択的に加熱してもよい。
本発明の第3の特徴において、プリント配線板の製造方法は、第4の工程の前に、ビアホールの底面に表出した第1の合金層の表面に凹凸加工を施す工程を更に備えていてもよい。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係わるプリント配線板の製造方法によって製造されたプリント配線板を用意し、第2の導体回路が形成された第2の絶縁層の第1の主表面を第1の絶縁層の第2の主表面に接着層を介して重ね合わせ、第1の絶縁層及び第2の絶縁層を加熱して、接着層を硬化させることにより第1の絶縁層と第2の絶縁層を接合すると同時に、導電性ペーストを硬化させる多層プリント配線板の製造方法であることである。
以上説明したように、本発明のプリント配線板によれば、層間導通部が、ビアホールの底面において第1の合金層に接触することにより、シード層に接触する場合に比べて、ビアホールの底面における接続信頼性を向上させることができる。
本発明のプリント配線板の製造方法によれば、導電性ペーストを、第1の合金層に接触させることができるので、シード層に接触する場合に比べて、ビアホールの底面における接続信頼性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に関わる多層プリント配線板の全体構成の一例を示す断面図である。 図2(a)は第1のプリント配線板11の全体構成を示す断面図であり、図2(b)は第2のプリント配線板12の全体構成を示す断面図であり、図2(c)は第3のプリント配線板13の全体構成を示す断面図である。 図3(a)〜図3(h)は、図1に示す多層プリント配線板の製造方法における主要な工程を示す断面図であり、図1の一点鎖線Gで囲んだ部分を示している。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付している。
先ず、図1及び図2(a)〜図2(c)を参照して、本発明の実施の形態に関わる多層プリント配線板の全体構成を説明する。図1に示す多層プリント配線板は、図2(a)に示す第1のプリント配線板11と、図2(b)に示す第2のプリント配線板12と、図2(c)に示す第3のプリント配線板13とを備える。第3のプリント配線板13の上に、第2のプリント配線板12が積層され、第2のプリント配線板12の上に第1のプリント配線板11が積層されている。
第1のプリント配線板11は、可撓性を有する第1の絶縁層21aと、第1の絶縁層21aの第1の主表面に配置されたシード層22aと、シード層22aの上に配置された第1の導体回路23aと、第1の絶縁層21aを貫通するビアホールの中に埋め込まれた層間導通部24aと、第1の絶縁層21aの第2の主表面に配置された接着層25aとを備える。シード層22aのうちビアホールの底面に表出した部分には、シード層22aと第1の導体回路23aとの合金からなる第1の合金層28aが配置されている。よって、層間導通部24aは、ビアホールの底面に表出した第1の合金層28aに接触している。
同様に、第2のプリント配線板12は、可撓性を有する第2の絶縁層21bと、第2の絶縁層21bの第1の主表面に配置されたシード層22bと、シード層22bの上に配置された第2の導体回路23bと、第2の絶縁層21bを貫通するビアホールの中に埋め込まれた層間導通部24bと、第2の絶縁層21bの第2の主表面に配置された接着層25bとを備える。シード層22bのうちビアホールの底面に表出した部分には、シード層22bと第2の導体回路23bとの合金からなる第1の合金層28bが配置されている。よって、層間導通部24bは、ビアホールの底面に表出した第1の合金層28bに接触している。
第3のプリント配線板13は、可撓性を有する第3の絶縁層21cと、第3の絶縁層21cの第1の主表面に配置されたシード層22cと、シード層22cの上に配置された第3の導体回路23cとを備える。しかし、第3のプリント配線板13の構成はこれに限定されない。例えば、第3のプリント配線板13は、第1のプリント配線板11や第2のプリント配線板12と同様に、第3の絶縁層21cを貫通するビアホールを有していてもよい。
第1の絶縁層21aの第2の主表面と第2の絶縁層21bの第1の主表面とは、接着層25aを介して接着され、第2の絶縁層21bの第2の主表面と第3の絶縁層21cの第1の主表面とは、接着層25bを介して接着されている。第2の導体回路23bは、第1の導体回路23aと同じ金属成分を含有し、層間導通部24aに接触している。同様にして、第3の導体回路23cは、第2の導体回路23bと同じ金属成分を含有し、層間導通部24bに接触している。
第1の合金層28aは、シード層22aのうちビアホールの底面に表出した部分のほかに、シード層22aに隣接する第1の導体回路23aの一部にも配置される。なぜなら、シード層22aと第1の導体回路23aとの合金は、第1の導体回路23aの金属成分がシード層22aの中へ拡散して形成されると同時に、シード層22aの金属成分が第1の導体回路23aの中へ拡散しても形成されるからである。同様な理由から、第1の合金層28bは、シード層22bのうちビアホールの底面に表出した部分のほかに、シード層22bに隣接する第2の導体回路23bの一部にも配置される。
層間導通部24aと第1の導体回路23aとの親和性は、層間導通部24aとシード層22aとの親和性よりも高い。第1の合金層28aには、シード層22aの成分に加えて、シード層22aに比べて親和性が高い第1の導体回路23aの成分も含まれている。よって、層間導通部24aに対する親和性は、シード層22aに比べて第1の合金層28aの方が高くなる。したがって、層間導通部24aは、ビアホールの底面において、シード層22aに比べて親和性が高い第1の合金層28aに接触することになる。同様にして、層間導通部24bと第2の導体回路23bとの親和性は、層間導通部24bとシード層22bとの親和性よりも高い。したがって、層間導通部24bは、ビアホールの底面において、シード層22bに比べて親和性が高い第1の合金層28bに接触することになる。
第1の合金層28aと層間導通部24aとの界面には、第1の合金層28aと層間導通部24aとの合金からなる第2の合金層27aが介在する。同様に、第1の合金層28bと層間導通部24bとの界面には、第1の合金層28bと層間導通部24bとの合金からなる第2の合金層27bが介在する。
層間導通部24a、24bは、ニッケル、銀、銅から選択される少なくとも1種類の低電気抵抗の金属粒子と、錫、ビスマス、インジウム、鉛から選択される少なくとも1種類の低融点金属粒子を含む導電性ペーストを加熱して硬化させたものである。
第1の導体回路23a、第2の導体回路23b、及び第3の導体回路23cは、同じ金属成分を含有する。第1の導体回路23a、第2の導体回路23b、及び第3の導体回路23cに含有される金属成分は、それぞれ、銅、金、銀、錫から選択される少なくとも1種類の低電気抵抗金属である。そして、シード層22a、22bの材料には、ニッケル、クロム、チタン、タングステン、チタンとタングステンの合金から選択される少なくとも1種類の金属が含まれる。
第1の合金層28a、28bは、それぞれ、第1の導体回路23aあるいは第2の導体回路23bに含有される銅、金、銀、錫から選択される少なくとも1種類の低電気抵抗金属と、シード層22a、22bに含まれる、ニッケル、クロム、チタン、タングステンから選択される少なくとも1種類の金属との合金からなる。第2の合金層27a、27bは、それぞれ、第1の合金層28a、28b中の低電気抵抗金属と、導電性ペースト中の低融点金属との合金からなる。例えば、銅ニッケル合金が望ましい。
シード層22a、22b、22cは、第1の絶縁層21a、第2の絶縁層21b及び第3の絶縁層21cの第1の主表面の表面粗さを吸収する。これにより、第1の導体回路23a、第2の導体回路23b、及び第3の導体回路23cの平坦性が向上し、電気的特性が良くなる。また、複数のプリント配線板を積層した際の平坦性も向上する。また、シード層22a、22b、22cは、比較的に硬度の高い材質で形成されているため、第1の導体回路23a、第2の導体回路23b、及び第3の導体回路23cの厚さ方向の変形を抑制することができる。また、第1の絶縁層21aと第1の導体回路23aの間、及び第2の絶縁層21bと第2の導体回路23bの間、及び第3の絶縁層21cと第3の導体回路23cの密着強度を高めることができる。
図1及び図2(a)〜図2(c)には図示しないが、第1の合金層28aと層間導通部24aとの界面、及び第1の合金層28bと層間導通部24bとの界面はそれぞれ凹凸形状を有していてもよい。具体的には、ビアホールの底面に表出した第1の合金層28a、28bに対して、レーザなどを照射してダメージを加える、等の粗化処理により形成される微細な凹凸形状である。例えば、ビアホールの底面の算術平均粗さRaを0.1〜0.8μm、好ましくは0.1〜0.5μmとすればよい。
図1に示す多層プリント配線板は、第1の導体回路23a、第2の導体回路23b、及び第3の導体回路23cの形状を任意に設定したり、ビアホールを任意の位置や層に配置したりすることができる。よって、図1に示す多層プリント配線板の構成は一例であって、導体回路23a〜23cの形状や位置、及び層間導通部24a、24bの位置を変更することができる。
次に、図3(a)〜図3(h)を参照して、図1に示す多層プリント配線板の製造方法における主要な工程を説明する。なお、図3(a)〜図3(h)は、図1の一点鎖線Gで囲んだ部分の製造工程を示している。第1のプリント配線板11、第2のプリント配線板12、及び第3のプリント配線板13は、ほぼ同じ方法によって製造することができる。ここでは、第1のプリント配線板11を例にとり、説明する。
先ず、図3(c)に示すように、可撓性を有する第1の絶縁層21aの第1の主表面に、シード層22a及び第1の導体回路23aからなる回路パターンCPを形成する(第1の工程)。具体的には、図3(a)に示すように、例えばポリイミドフィルム等の可撓性の樹脂シートからなる第1の絶縁層21aの第1の主表面に粗化処理を施した後、第1の主表面の全面に、例えばニッケルからなるシード層22aを無電解めっき或いはスパッタにより形成する。そして、第1の導体回路23aを形成しない領域にレジストパターン41を形成する。図3(b)に示すように、電解めっきにより、レジストパターン41が形成されていないシード層22aの上に第1の導体回路23aを形成する。その後、レジストパターン41及びレジストパターン41の下にあるシード層22aを選択的に除去する。これにより、図3(c)の回路パターンCPが形成される。
成膜の厚さばらつきの抑制、及び微細な回路パターン形成を考慮すると、シード層22aの膜厚は0.01〜3μmの範囲が望ましく、第1の導体回路23aの膜厚は3〜20μmの範囲が望ましい。また、第1の絶縁層21aとして、厚さが12〜50μmのポリイミド樹脂、或いは液晶ポリマーなどのプラスチックフィルムを使用する。
次に、図3(c)に示すように、第1の絶縁層21aの第1の主表面に対向する第2の主表面に、25μm厚のエポキシ系の熱硬化性樹脂フィルムを加熱圧着により貼り付け、接着層25aを形成する。接着層25aの上に、25μm厚のポリイミド系の熱硬化性樹脂フィルムを加熱圧着により貼り付け、樹脂フィルム26aを形成する。加熱圧着には、真空ラミネータが用いられ、減圧雰囲気中において、熱硬化性樹脂フィルムの硬化温度以下の温度、例えば100℃〜140℃で、約0.25MPaの圧力で押圧して貼り合わされる。
接着層25aの素材としては、エポキシ系の熱硬化性樹脂に代えてアクリル系樹脂などの接着材、或いは熱可塑性ポリイミドに代表される熱可塑性接着材を使用することもできる。また、接着層25aは、フィルム状素材に代えて例えばワニス状の樹脂接着剤を第1の絶縁層21aの第2の主表面に塗布して形成することもできる。
樹脂フィルム26aは、ポリイミドに代えてPET(ポリエチレンテレフタレート)やPEN(ポリエチレンナフタレート)などのプラスチックフィルムを使用してもよく、接着層25aの表面にUV照射によって接着や剥離が可能なフィルムを被着形成してもよい。
図3(d)に示すように、第1の絶縁層21aの第2の主表面からビアホールVHを形成して、ビアホールVHの底面BF1にシード層22aを表出させる(第2の工程)。具体的には、第1の絶縁層21a、接着層25a、及び樹脂フィルム26aを貫通するビアホールVHを形成する。ビアホールVHは、第1の絶縁層21aの第2の主表面側から、第1の導体回路23aが形成された位置に形成される。よって、ビアホールVHの底面BF1には、シード層22aが表出する。
具体的には、第1の絶縁層21a、接着層25a、及び樹脂フィルム26aを第2の主表面側から貫通するようにYAGレ−ザで穿孔することによって、直径100μmのビアホールVHを形成する。
ビアホールVHの底面BF1に表出したシード層22aを選択的に加熱して、ビアホールの底面BF1に第1の導体回路23aとシード層22aとの合金からなる第1の合金層28aを形成する(第3の工程)。
具体的には、第2の工程で使用したYAGレ−ザを用いて、続けて、第3の工程において、ビアホールVHの底面BF1にYAGレーザ等を照射して、ビアホールVHの底面BF1に表出したシード層22aを選択的に加熱する。これにより、第1の合金層28aを形成する。その後、穴開け加工時に発生したスミアを除去するために、四フッ化炭素(CF)及び酸素(O)の混合ガスによるプラズマデスミア処理を施す。なお、シード層22aとしてニッケルを用いた場合、よりレーザの吸収率が高いUV−YAGレーザを用いることが望ましい。
ビアホールVHは、炭酸ガスレーザやエキシマレーザなどによるレーザ加工、或いはドリル加工や化学的エッチングによって形成することもできる。
また、プラズマデスミア処理は、使用ガスの種類として、CF及びO混合ガスに限定されず、アルゴン(Ar)などの他の不活性ガスを使用することもできるし、ドライ処理に代えて、薬液によるウェットデスミア処理を適用してもよい。
底面BF1に第1の合金層28aが表出したビアホールVHの中に導電性ペースト31aを充填する(第4の工程)。具体的には、ビアホールVHに、スクリーン印刷法により導電性ペースト31aをそれぞれの空間を埋め尽くすまで充填する。導電性ペースト31aは、ニッケル、銀、銅から選択される少なくとも1種類の低電気抵抗の金属粒子と、錫、ビスマス、インジウム、鉛から選択される少なくとも1種類の低融点金属粒子とを含み、エポキシ樹脂を主成分とするバインダ成分を混合したペーストで構成される。導電性ペースト31aは、接着層25aの硬化温度程度の低温で、金属粒子がその粒子同士で拡散接合したり、第1の導体回路23aや第2の導体回路23bと拡散接合したりして合金化し易い金属組成を用いる。
なお、本発明の実施の形態では、上記した第4の工程の前に、ビアホールVHの底面BF1に表出した第1の合金層28aの表面に凹凸加工を施す工程を実施してもよい。具体的には、ビアホールVHの底面BF1に表出した第1の合金層28aに対して、レーザなどを照射してダメージを加える、等の粗化処理により微細な凹凸形状を形成する。例えば、ビアホールVHの底面BF1の算術平均粗さRaを0.1〜0.8μm、好ましくは0.1〜0.5μmとすればよい。
その後、樹脂フィルム26aを剥離する。その結果、印刷充填した導電性ペースト31aの先端(下面)の部分は、剥離した樹脂フィルム26aの厚さ寸法分の高さをもって接着層25aの下面側に突出した状態で露出される。このように、樹脂フィルム26aは、その厚さを適宜選定することによって、後に層間導通部24aとなる導電性ペースト31aの突出高さを調整する。以上の工程を経て、第1のプリント配線板11が形成される。
前述したように、図2(b)の第2のプリント配線板12の製造工程は、第1のプリント配線板11と同一工程であるため、その説明及びその図示は省略する。また、図2(c)の第3のプリント配線板13の製造工程は、図3(c)に示した第1の工程と同じであり、説明及び図示を省略する。
次に、第1のプリント配線板11、第2のプリント配線板12、及び第3のプリント配線板13を重ね合わせる。具体的には、図3(g)に示すように、第2の導体回路23bが形成された第2の絶縁層21bの第1の主表面を第1の絶縁層21aの第2の主表面に接着層25aを介して重ね合わせる。なお、図面には、第1のプリント配線板11、第2のプリント配線板12の一部分を示し、その他の部分の図示を省略している。
そして、図3(h)に示すように、接着層25a、25b、及び導電性ペースト31a、31bの硬化温度より低温で加熱して、第1のプリント配線板11、第2のプリント配線板12、及び第3のプリント配線板13の仮留めを行う。この時、導電性ペースト31aの下端が第2の導体回路23bに重なるように、位置あわせを行う。同様に、図示は省略するが、導電性ペースト31bの下端が第3の導体回路23cに重なるように、位置あわせを行う。
仮留めで積層された第1のプリント配線板11、第2のプリント配線板12、及び第3のプリント配線板13を、真空キュアプレス装置を用いて、加熱温度150℃〜200℃で、1kPa以下の減圧雰囲気中で一括して加熱圧着する。この方法を一括積層法という。加熱圧着の際に、接着層25aが熱硬化されて、第1の絶縁層21aと第2の絶縁層21bが接合され、接着層25bが熱硬化されて、第2の絶縁層21bと第3の絶縁層21cが接合される。また、導電性ペースト31a、31bも熱硬化されて焼結体、すなわち層間導通部24a、24bが形成される。
また、これと同時に、第1の合金層28aと層間導通部24aとの界面に、第1の合金層28aと層間導通部24aとの合金からなる第2の合金層27aが形成される。同様に、第1の合金層28bと層間導通部24bとの界面に、第1の合金層28bと層間導通部24bとの合金からなる第2の合金層27bが形成される。このようにして、図1に示した多層プリント配線板が完成する。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。
シード層22aのうち層間導通部24aに接触する部分には、シード層22aと第1の導体回路23aとの合金からなる第1の合金層28aが配置されている。第1の合金層28aには、シード層22aの成分に加えて、シード層22aに比べて親和性が高い第1の導体回路23aの成分も含まれているため、層間導通部24aに対する親和性は、シード層22aに比べて第1の合金層28aの方が高くなる。よって、層間導通部24aが、ビアホールVHの底面BF1において第1の合金層28aに接触することにより、シード層22aに接触する場合に比べて、ビアホールVHの底面BF1における接続信頼性を向上させることができる。
第1の合金層28aと層間導通部24aとの界面には、第1の合金層28aと層間導通部24aとの合金からなる第2の合金層27aが介在する。これにより、第1の合金層28aと層間導通部24aの間の接続信頼性が向上し、第1の合金層28aと層間導通部24aの間の電気抵抗も低下する。また、ビアホールVHの底面BF1に表出した第1の合金層28aの周囲にはシード層22aが残されているため、第2の合金層27aの形成において、導電性ペースト31(層間導通部24a)内の金属成分が第1の合金層28a及び第1の導体回路23aへ過度に拡散することを抑制できる。これにより、例えば、層間導通部の脆性が増加して強度不足になることを抑制することができる。
層間導通部24aは、ニッケル、銀、銅から選択される少なくとも1種類の低電気抵抗の金属粒子と、錫、ビスマス、インジウム、鉛から選択される少なくとも1種類の低融点金属粒子を含む導電性ペーストを加熱して硬化させたものである。これにより、導電性ペースト31aを加熱することで導電性ペースト31aを硬化すると同時に、第1の合金層28aとの界面において合金が形成される。これにより、第1の合金層28aと層間導通部24aの接続信頼性が向上する。
第1の合金層28aと層間導通部24aとの界面に存在する第2の合金層27aが、第1の導体回路23aに含まれる低電気抵抗金属と、層間導通部24aに含まれる低融点金属との合金からなる。これにより、第1の合金層28aと層間導通部24aの間に第2の合金層27aを安定して形成することができる。よって、第1の合金層28aと層間導通部24aの間の接続が強固となり、且つ電気抵抗を低くすることができるので、接続信頼性が向上する。
第1の合金層28aと層間導通部24aとの界面は凹凸形状を有していてもよい。例えば、第1の合金層28aと層間導通部24aとの界面の算術平均粗さRaを0.1〜0.8μm、好ましくは0.1〜0.5μmとすればよい。これにより、第1の合金層28aと層間導通部24aの接触面積が増加し、接続信頼性が更に向上する。
第1の導体回路23a、第2の導体回路23b、及び第2の導体回路23cは、同じ金属成分を含有する。これにより、層間導通部24a、24bの材料として、第1の導体回路23a、第2の導体回路23b、及び第3の導体回路23cに共通する材料との間の親和性を考慮すればいいので、材料選択の幅が広がる。
層間導通部24a、24bは、接着層25a、25bの硬化温度において硬化する導電性ペースト31a、31bから形成されている。これにより、接着層25a、25bを硬化させて第1の絶縁層21a、第2の絶縁層21b、及び第3の絶縁層21cとを接着する際に、同時に、導電性ペースト31a、31bを硬化させて層間導通部24a、24bを形成することができる。よって、多層プリント配線板の製造方法の簡略化に寄与する。また、接着層25a、25bの硬化と導電性ペースト31a、31bの硬化が一回の加熱で同時に達成される。
ビアホールVHの底面BF1に表出したシード層22aを選択的に加熱して、第1の導体回路23aとシード層22aとの合金からなる第1の合金層28aを形成し(第3の工程)、底面BF1に第1の合金層28aが表出したビアホールVHの中に導電性ペースト31aを充填する(第4の工程)。これにより、導電性ペースト31aを、第1の合金層28aに接触させることができる。第1の合金層28aには、シード層22aの成分に加えて、シード層22aに比べて親和性が高い第1の導体回路23aの成分も含まれているため、層間導通部24aに対する親和性は、シード層22aに比べて第1の合金層28aの方が高くなる。よって、層間導通部24aが、ビアホールVHの底面BF1において第1の合金層28aに接触することにより、シード層22aに接触する場合に比べて、ビアホールVHの底面BF1における接続信頼性を向上させることができる。
第2の工程において、第1の絶縁層21aの第2の主表面側にレーザを照射して、ビアホールVHを形成し、続けて、第3の工程において、ビアホールVHの底面BF1にレーザを照射して、ビアホールVHの底面BF1に表出したシード層22aを選択的に加熱する。これにより、第2の工程及び第3の工程を、同じレーザを連続して照射することによって実施することができるので、製造方法を簡略化することができる。
第4の工程の前に、ビアホールVHの底面BF1に表出した第1の合金層28aの表面に凹凸加工を施す工程を実施してもよい。例えば、ビアホールVHの底面BF1の算術平均粗さRaを0.1〜0.8μm、好ましくは0.1〜0.5μmとすればよい。これにより、第1の合金層28aと導電性ペースト31aの接触面積が増加し、接続信頼性が更に向上する。更に、ビアホールVHの底面BF1に表出した第1の合金層28aの周囲にはシード層22aが残されているため、合金の形成において、導電性ペースト31a内の金属成分が第1の導体回路23aへ過度に拡散することを抑制できる。これにより、例えば、層間導通部の脆性が増加して強度不足になることを抑制することができる。
導電性ペースト31aが加熱されて硬化すると同時に、導電性ペースト31aと第1の合金層28aとの界面において合金が形成される。これにより導電性ペースト31aと第1の合金層28aとの接続信頼性が向上する。また、接着層25aの硬化と導電性ペースト31aの硬化を同時に行うことができるので、製造方法を簡略化することができる。
導電性ペースト31aは、接着層25aの硬化温度程度の低温で、金属粒子がその粒子同士で拡散接合したり、第1の導体回路23aや第2の導体回路23bと拡散接合したりして合金化し易い金属組成を用いる。これにより、バルクの金属やめっきによる層間接続と同等の接続信頼性を確保できる。なお、導電性ペースト31aは、熱伝導性にも優れているので、発生熱を外部へ熱伝導並びに放散させる効果を得ることもできる。
特開2005−311245号公報に記載されたビアフィリングめっきによるビアホール形成方法では電解めっきを用いているため、ビアホールの側面がめっきされず、ビアホール内にボイドが発生し、接続信頼性が低くなる。これに対して、スパッタ法によりビアホールの側面にシード層を形成する方法が考えられる。しかし、スパッタ法はコストが高いこと、余分なシード層を除去するためのエッチング工程が必要となること等があり、現実的ではない。一方、無電解めっきにおいては、置換めっきの進行をシード層金属が阻害することに加えて、第1の絶縁層21aとシード層22aの間にめっきが潜り込む問題が発生する。このように、電解めっきあるいは無電解めっきのいずれを用いたとしても良好な接続性を得ることが困難である。これに対して、本発明の実施の形態によれば、導電性ペースト31aをビアホール内に埋め込み、これを焼結させることにより、良好な接続性が得られる。
上記のように、本発明は、1つの実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
第1〜第3のプリント配線板11、12、13を積層した多層プリント配線板について説明したが、多層プリント配線板は、2層或いは4層以上の積層構造を有していてもよい。
21a 第1の絶縁層
21b 第2の絶縁層
22a シード層
23a 第1の導体回路
23b 第2の導体回路
24a 層間導通部
25a 接着層
27a 第2の合金層
28a 第1の合金層
31a 導電性ペースト
CP 回路パターン
BF1 底面
VH ビアホール

Claims (10)

  1. 可撓性を有する第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層の第1の主表面に配置されたシード層と、
    前記シード層の上に配置された第1の導体回路と、
    前記第1の絶縁層を貫通するビアホールの中に埋め込まれ、且つ前記ビアホールの底面に表出した前記シード層に接触する層間導通部と、を備え、
    前記層間導通部と前記第1の導体回路との親和性は、前記層間導通部と前記シード層との親和性よりも高く、且つ、前記シード層のうち前記層間導通部に接触する部分には、前記シード層と第1の導体回路との合金からなる第1の合金層が配置されている
    ことを特徴とするプリント配線板。
  2. 前記第1の合金層と前記層間導通部との界面には、前記第1の合金層と前記層間導通部との合金からなる第2の合金層が介在することを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板。
  3. 前記層間導通部は、ニッケル、銀、銅から選択される少なくとも1種類の低電気抵抗の金属粒子と、錫、ビスマス、インジウム、鉛から選択される少なくとも1種類の低融点金属粒子を含む導電性ペーストを加熱して硬化させたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリント配線板。
  4. 前記第1の合金層は、前記第1の導体回路に含有される銅、金、銀、錫から選択される少なくとも1種類の低電気抵抗金属と、前記シード層に含まれる、ニッケル、クロム、チタン、タングステンから選択される少なくとも1種類の金属との合金からなり、
    前記第1の合金層と前記層間導通部との界面には、前記第1の合金層中の低電気抵抗金属と、前記導電性ペースト中の低融点金属との合金からなる第2の合金層が介在することを特徴とする請求項3に記載のプリント配線板。
  5. 前記第1の合金層と前記層間導通部との界面は凹凸形状を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のプリント配線板。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のプリント配線板と、
    前記第1の絶縁層の第1の主表面に対向する第2の主表面に接着された可撓性を有する第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層と前記第1の絶縁層とを接着させる接着層と、
    前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層との間に配置され、前記層間導通部に接触し、且つ前記第1の導体回路と同じ金属成分を含有する第2の導体回路と、
    を備えることを特徴とする多層プリント配線板。
  7. 可撓性を有する第1の絶縁層の第1の主表面に、シード層及び第1の導体回路からなる回路パターンを形成する第1の工程と、
    前記第1の絶縁層の第1の主表面に対向する第2の主表面からビアホールを形成して、前記ビアホールの底面に前記シード層を表出させる第2の工程と、
    前記ビアホールの底面に表出した前記シード層を選択的に加熱して、前記第1の導体回路と前記シード層との合金からなる第1の合金層を形成する第3の工程と、
    底面に前記第1の合金層が表出した前記ビアホールの中に導電性ペーストを充填する第4の工程と、を備え、
    前記導電性ペーストと前記第1の導体回路との親和性は、前記導電性ペーストと前記シード層との親和性よりも高い
    ことを特徴とするプリント配線板の製造方法。
  8. 第2の工程において、前記第1の絶縁層の第2の主表面にレーザを照射して、前記ビアホールを形成し、続けて、第3の工程において、前記ビアホールの底面に前記レーザを照射して、前記ビアホールの底面に表出した前記シード層を選択的に加熱することを特徴とする請求項7に記載のプリント配線板の製造方法。
  9. 前記第4の工程の前に、前記ビアホールの底面に表出した前記第1の合金層の表面に凹凸加工を施す工程を更に備えることを特徴とする請求項7又は8に記載のプリント配線板の製造方法。
  10. 請求項7〜9のいずれか一項に記載のプリント配線板の製造方法によって製造されたプリント配線板を用意し、
    前記第2の導体回路が形成された第2の絶縁層の第1の主表面を前記第1の絶縁層の第2の主表面に接着層を介して重ね合わせ、
    前記第1の絶縁層及び前記第2の絶縁層を加熱して、前記接着層を硬化させることにより前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層を接合すると同時に、前記導電性ペーストを硬化させる
    ことを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
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