JP2012078263A - 原子力発電プラント制御システムおよび原子力発電プラント制御方法 - Google Patents

原子力発電プラント制御システムおよび原子力発電プラント制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多重度の異なる系統を接続しつつ、高い信頼性を実現すること。
【解決手段】原子力発電プラント制御システム3は、原子力発電プラントに生じる事象を4つの系統毎に検出する検出部30a〜30dと、2系統の信号線のうち、所定数以上の信号線から、前記の事象が発生している旨を示す信号が入力された場合に、その事象に対応する処理を起動させるトリップ制御装置20と、2系統の信号線毎に設けられ、それぞれが、検出部30a〜30dのうちN個以上で前記の事象が検出された場合に、その事象が発生している旨を示す信号を、対応する信号線に出力する多数決回路50aおよび50bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、原子力発電プラント制御システムおよび原子力発電プラント制御方法に関し、特に、多重度の異なる系統を接続しつつ、高い信頼性を実現することができる原子力発電プラント制御システムおよび原子力発電プラント制御方法に関する。
原子力発電プラントを制御する原子力発電プラント制御システムは、高い信頼性を実現するために、それぞれが独立して動作する複数の系統から構成される(例えば、特許文献1参照)。複数の系統から構成される原子力発電プラント制御システムの構成の例について、図5および図6を参照しながら説明する。
図5は、従来の原子力発電プラント制御システムの構成の一例を示す図である。図5に示す原子力発電プラント制御システム1は、原子炉トリップの制御を行う制御システムであり、2重化されたチャンネルと、2重化されたトレインとを有する。ここで、チャンネルとは、原子力発電プラントに生じる事象を検出する系統であり、トレインとは、チャンネルの検出結果に基づいて論理演算を行う系統である。
原子力発電プラント制御システム1において、Iチャンネルに属する検出部10aは、原子力発電プラントに生じる特定の事象(例えば、特定部分での圧力の上昇等)を検出するためのセンサと、センサの検出値を閾値演算する閾値演算部とを備える。そして、検出部10aは、センサの検出値が閾値を超過すると、特定の事象が発生している旨を示す信号をAトレインに属する入力部21aへ出力する。
IIチャンネルに属する検出部10bは、検出部10aと同様のセンサと閾値演算部を備え、センサの検出値が閾値を超過すると、特定の事象が発生している旨を示す信号をBトレインに属する入力部21bへ出力する。
入力部21aおよび入力部21bを有するトリップ制御装置20は、入力部21aと入力部21bのうち1つ以上で信号が入力された場合に、原子炉をトリップさせる。このような構成により、原子力発電プラント制御システム1は、一部のチャンネルまたはトレインに障害が生じても機能を維持することができる。
図6は、近年の原子力発電プラント制御システムの構成の一例を示す図である。図6に示す原子力発電プラント制御システム2は、原子炉トリップの制御を行う制御システムであり、I〜IVの4重化されたチャンネルを有する。Iチャンネルは、検出部30aと入力部41aとを含む。IIチャンネルは、検出部30bと入力部41bとを含む。IIIチャンネルは、検出部30cと入力部41cとを含む。IVチャンネルは、検出部30dと入力部41dとを含む。
原子力発電プラント制御システム2において、検出部30a〜30dは、それぞれ、原子力発電プラントに生じる特定の事象を検出するためのセンサと、センサの検出値を閾値演算する閾値演算部とを備える。そして、検出部30a〜30dは、センサの検出値が閾値を超過すると、特定の事象が発生している旨を示す信号を同一チャンネルに属する入力部41へ出力する。
入力部41a〜41dを有するトリップ制御装置40は、入力部41a〜41dのうち2つ以上で信号が入力された場合に、原子炉をトリップさせる。このような構成により、原子力発電プラント制御システム2は、一部のチャンネルに障害が生じても機能を維持することができる。
特開平6−27293号公報
上記の通り、原子力発電プラント制御システムは、複数の系統から構成されるが、多重度はシステムにより異なり、一般に、最近のシステムの方が多重度が高い。このため、機能改善等の目的で既存の原子力発電プラント制御システムの一部を最新の設備に置き換えようとする場合に、多重度が異なるために設備の単純な入れ替えでは対応できないことがある。
例えば、図5に示した検出部10aおよび10bを図6に示した検出部30a〜30dに置き換えようとする場合、検出部30a〜30dは4重化されているのに対して、入力部21aおよび21bは2重化しかされていないため、これらを単純には接続することができない。また、多重度が異なる系統を不適切に接続すると、冗長性が失われ、原子力発電プラント制御システムにとって重要な信頼性が低下するおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、多重度の異なる系統を接続しつつ、高い信頼性を実現することができる原子力発電プラント制御システムおよび原子力発電プラント制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、原子力発電プラント制御システムであって、原子力発電プラントに生じる事象をM個の系統毎に検出する検出手段と、L本の信号線のうち、所定数以上の信号線から、前記事象が発生している旨を示す信号が入力された場合に、前記事象に対応する処理を起動させる起動手段と、前記L本の信号線毎に設けられ、それぞれが、前記検出手段で前記M個の系統のうちN個以上の系統で前記事象が検出された場合に、前記事象が発生している旨を示す信号を、対応する信号線に出力する多数決回路と、を備えることを特徴とする。ただし、Lは1以上の整数であり、Mは2以上の整数であり、Nは1以上の整数である。
この原子力発電プラント制御システムは、接続先の系統と1対1で対応する多数決回路を設け、各多数決回路が接続元での検出状況に応じて接続先へ信号を出力することとしたので、多重度の異なる系統を接続しつつ、高い信頼性を実現することができる。
また、本発明の望ましい態様としては、前記多数決回路は、前記M個の系統毎に設けられたリレーまたはブレーカを組み合わせて構成されることが好ましい。
この態様では、信頼性が実証されているデバイスであるリレーまたはブレーカを組み合わせて多数決回路を構成したので、多数決回路の信頼性を担保することができる。
また、本発明の望ましい態様としては、前記リレーまたはブレーカは、前記M個の系統毎に多重化されていることが好ましい。
この態様では、リレーまたはブレーカを多重化することにより、多数決回路の信頼性を向上できる。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、原子力発電プラントに生じる事象をM個の系統毎に検出する検出手段と、L本の信号線のうち、所定数以上の信号線から、前記事象が発生している旨を示す信号が入力された場合に、前記事象に対応する処理を起動させる起動手段との間での信号の伝送を制御する原子力発電プラント制御方法であって、前記L本の信号線毎に設けられた多数決回路が、前記M個の系統のそれぞれから、前記事象が検出されたか否かを示す信号を受信するステップと、前記多数決回路が、前記M個の系統のうち、N個以上の系統から前記事象が検出された旨を示す信号が受信された場合に、前記事象が発生している旨を示す信号を、対応する信号線に出力するステップと、を含むことを特徴とする。ただし、Lは1以上の整数であり、Mは2以上の整数であり、Nは1以上の整数である。
この原子力発電プラント制御方法は、接続先の系統と1対1で対応する多数決回路を設け、各多数決回路が接続元での検出状況に応じて接続先へ信号を出力することとしたので、多重度の異なる系統を接続しつつ、高い信頼性を実現することができる。
本発明に係る原子力発電プラント制御システムおよび原子力発電プラント制御方法は、多重度の異なる系統を接続しつつ、高い信頼性を実現することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係る原子力発電プラント制御システムの概略構成を示す図である。 図2は、多数決回路の動作を示すフロー図である。 図3は、多数決回路の構成の一例を示す図である。 図4は、チャンネルとトレインの分離の一例を示す図である。 図5は、従来の原子力発電プラント制御システムの構成の一例を示す図である。 図6は、近年の原子力発電プラント制御システムの構成の一例を示す図である。
以下に、本発明に係る原子力発電プラント制御システムおよび原子力発電プラント制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
まず、図1を参照しながら、本実施例に係る原子力発電プラント制御システムの構成について説明する。図1は、本実施例に係る原子力発電プラント制御システムの概略構成を示す図である。図1に示す原子力発電プラント制御システム3は、原子炉トリップの制御を行う制御システムであり、検出部30a〜30dと、トリップ制御装置20と、多数決回路50aおよび50bとを有する。
検出部30a〜30dは、図6に示した検出部30a〜30dと同様に、それぞれ、原子力発電プラントに生じる特定の事象を検出するためのセンサと、センサの検出値を閾値演算する閾値演算部とを備え、センサの検出値が閾値を超過すると、特定の事象が発生している旨を示す信号を出力する。トリップ制御装置20は、図5に示したトリップ制御装置20と同様に、入力部21aおよび入力部21bを備え、入力部21aと入力部21bのうち1つ以上で、特定の事象が発生している旨を示す信号が入力された場合に、原子炉をトリップさせる。
このように、原子力発電プラント制御システム3は、4重化されたチャンネルと、2重化されたトレインとを有する。
多数決回路50aおよび50bは、4重化されたチャンネルと2重化されたトレインを接続する。具体的には、多数決回路50aは、検出部30a〜30dのそれぞれと接続され、検出部30a〜30dのうち2以上から特定の事象が発生している旨を示す信号が入力された場合に、信号線Saを通じて、特定の事象が発生している旨を示す信号を入力部21aへ出力する。また、多数決回路50bは、検出部30a〜30dのそれぞれと接続され、検出部30a〜30dのうち2以上から特定の事象が発生している旨を示す信号が入力された場合に、信号線Sbを通じて、特定の事象が発生している旨を示す信号を入力部21bへ出力する。
4重化されたチャンネルと2重化されたトレインを接続するには 、例えば、第1のチャンネルと第2のチャンネルをOR回路を介して第1のトレインと接続し、第3のチャンネルと第4のチャンネルをOR回路を介して第2のトレインと接続することも考えられる。しかしながら、この場合、OR回路の1つが故障したり、試験のために機能を停止したりすると、そのOR回路に接続されているチャンネルでの検出結果が制御に反映されなくなり、信頼性が大きく低下してしまう。
また、4重化されたチャンネルと2重化されたトレインを接続するには、例えば、全てのチャンネルをOR回路を介して第1のトレインと接続し、全てのチャンネルをOR回路を介して第2のトレインと接続することも考えられる。しかしながら、この場合、1つのチャンネルが誤って信号を出力しただけで、他のチャンネルが正常に動作していても、原子炉トリップ等の処理が誤って実行されてしまう。
図1に示したように、トレインの数と同じだけの多数決回路を設けて多数決回路とトレインを1対1で接続し、各多数決回路に全てのチャンネルの出力を入力するように構成することにより、高い信頼性を保ちながら、多重度の異なるチャンネルとトレインとを接続することができる。
次に、図1に示した多数決回路50aおよび50bの動作および構成について図2〜図4を参照しながらより詳細に説明する。なお、多数決回路50aおよび50bは、同様の構成を有するため、以下では、多数決回路50aを例にして動作および構成を説明することとする。
図2は、多数決回路50aの動作を示すフロー図である。多数決回路50aは、図2に示す動作を所定の周期毎に実行する。図2に示すように、多数決回路50aは、ステップS10として、各チャンネルの検出部30の出力を確認する。そして、2以上のチャンネルの検出部30で特定の事象の発生が検出されていた場合(ステップS11,Yes)、多数決回路50aは、ステップS12として、特定の事象が発生している旨を示す信号(例えば、「1」)を、信号線Saを介して入力部21aへ出力する。
一方、2以上のチャンネルの検出部30で特定の事象の発生が検出されていない場合(ステップS11,No)、多数決回路50aは、ステップS13として、特定の事象が発生していない旨を示す信号(例えば、「0」)を、信号線Saを介して入力部21aへ出力する。
図3は、多数決回路50aの構成の一例を示す図である。図3に示す例において、多数決回路50aは、Iチャンネルから受信した信号に基づいて動作するリレー51および52と、IIチャンネルから受信した信号に基づいて動作するリレー53および55と、IIIチャンネルから受信した信号に基づいて動作するリレー54および56と、IVチャンネルから受信した信号に基づいて動作するリレー57および58とを備える。
このように、古くから使用され、信頼性が実証されているデバイスであるリレーを組み合わせて多数決回路50aを構成することにより、多数決回路50aの信頼性を担保することができる。また、リレーを用いることにより、図4に示すように、チャンネルとトレインを接点の部分で物理的に分離することもできる。安全確保のためにチャンネルとトレインを分離することが求められている場合、チャンネルとトレインを物理的に分離することは重要である。なお、リレーと同様に信頼性が実証されているデバイスである遮断器(ブレーカ)を組み合わせて多数決回路50aおよび50bを構成することとしてもよい。
上述してきたように、本実施例では、多数決回路50aおよび50bを設けることとしたので、多重度が異なるチャンネルとトレインとを接続させつつ、信頼性の高い原子力発電プラント制御システムを実現することができる。
なお、上記の実施例で示した原子力発電プラント制御システムの構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更することができる。例えば、上記の実施例では、原子炉トリップの制御を行う原子力発電プラント制御システムの例を示したが、本発明は、他の制御を行う制御システムについても有効である。
また、上記の実施例で示した原子力発電プラント制御システムの各部の多重度は、求められる信頼性の高さ等に応じて任意に変更してよい。具体的には、原子力発電プラントに生じる事象をM個の系統毎に検出する検出手段(検出部30a〜30dに相当)と、L本の信号線のうち所定数以上の信号線から事象が発生している旨を示す信号が入力された場合に事象に対応する処理を起動させる起動手段(トリップ制御装置20に相当)とを接続する場合、L本の信号線毎に多数決回路を設け、それぞれの多数決回路が、検出手段のM個の系統のうちN個以上の系統で事象が検出された場合に事象が発生している旨を示す信号を対応する信号線に出力するように構成すればよい。ただし、Lは1以上の整数であり、Mは2以上の整数であり、Nは1以上の整数である。
以上のように、本発明に係る原子力発電プラント制御システムおよび原子力発電プラント制御方法は、多重度の異なる系統を接続しつつ、高い信頼性を実現する場合に有用であり、特に、原子力発電プラントに適している。
1〜3 原子力発電プラント制御システム
10a、10b 検出部
20 トリップ制御装置
21a、21b 入力部
30a〜30d 検出部
40 トリップ制御装置
41a〜41d 入力部
50a、50b 多数決回路
51〜58 リレー

Claims (5)

  1. 原子力発電プラントに生じる事象をM個の系統毎に検出する検出手段と、
    L本の信号線のうち、所定数以上の信号線から、前記事象が発生している旨を示す信号が入力された場合に、前記事象に対応する処理を起動させる起動手段と、
    前記L本の信号線毎に設けられ、それぞれが、前記検出手段で前記M個の系統のうちN個以上の系統で前記事象が検出された場合に、前記事象が発生している旨を示す信号を、対応する信号線に出力する多数決回路と、
    を備えることを特徴とする原子力発電プラント制御システム。
    ただし、Lは1以上の整数であり、Mは2以上の整数であり、Nは1以上の整数である。
  2. 前記多数決回路は、前記M個の系統毎に設けられたリレーまたはブレーカを組み合わせて構成されることを特徴とする請求項1に記載の原子力発電プラント制御システム。
  3. 前記リレーまたはブレーカは、前記M個の系統毎に多重化されていることを特徴とする請求項2に記載の原子力発電プラント制御システム。
  4. 前記起動手段は、原子炉トリップ制御装置であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の原子力発電プラント制御システム。
  5. 原子力発電プラントに生じる事象をM個の系統毎に検出する検出手段と、L本の信号線のうち、所定数以上の信号線から、前記事象が発生している旨を示す信号が入力された場合に、前記事象に対応する処理を起動させる起動手段との間での信号の伝送を制御する原子力発電プラント制御方法であって、
    前記L本の信号線毎に設けられた多数決回路が、前記M個の系統のそれぞれから、前記事象が検出されたか否かを示す信号を受信するステップと、
    前記多数決回路が、前記M個の系統のうち、N個以上の系統から前記事象が検出された旨を示す信号が受信された場合に、前記事象が発生している旨を示す信号を、対応する信号線に出力するステップと、
    を含むことを特徴とする原子力発電プラント制御方法。
    ただし、Lは1以上の整数であり、Mは2以上の整数であり、Nは1以上の整数である。
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