JPH0452701A - 原子炉安全保護装置 - Google Patents

原子炉安全保護装置

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JPH0452701A
JPH0452701A JP2155042A JP15504290A JPH0452701A JP H0452701 A JPH0452701 A JP H0452701A JP 2155042 A JP2155042 A JP 2155042A JP 15504290 A JP15504290 A JP 15504290A JP H0452701 A JPH0452701 A JP H0452701A
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晃 西田
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Fumiyasu Okido
文康 大木戸
Ichiro Kano
加野 一郎
Shoji Kumagami
熊耳 昭二
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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は原子力発電プラント等の各種プラント制御にお
ける安全保護方法及びその装置に係り、特に、多重化構
成をとる場合のシステム起動時における誤動作を回避す
るに好適な安全保護方法及びその装置に関する。
[従来の技術] 例えば原子力発電プラントでは、原子炉の安全性を確保
する必要があるので、異常な過渡状態が発生する虞があ
るときにこれを防止する安全保護装置を設けている。第
10図は、原子力学会昭和62年秋季大会予稿集B41
「新型原子炉保護システムの基本構成」に記載された周
知の安全保護装置の構成図である。尚、上記予稿集B4
1では、安全保護装置は4重化構成となっているが、第
10図にはそのうちの1系のみ図示しである。
冗長化したセンサA1〜A 4 、・・・、N□〜N4
の各検出信号は信号処理回路1(4重系のうちの1つの
み図示)に取り込まれる。信号処理回路1は、センサA
□〜A、の各検出信号を夫々の規定値と比較するトリッ
プモジュールlA1.〜IAI、と、・・・、センサN
、〜N4の各検出信号を夫々の規定値と比較するトリッ
プモジュールIAN1〜IAN4とを備える。
各トリップモジュールIAI□〜IAI、、・・・、I
AN、〜LAN4は、対応するセンサの検出信号がプラ
ント異常を示すとき、つまり検出値が規定値を超えると
き、論理“0′″のトリップ指令信号を作成して出力す
る。信号処理回路1は、4つのトリップモジュールIA
I□〜lAl4.・・・、IAN、−IAN、毎にl(
On優先の27ウトオブ4論理の多数決手段IB 1〜
IBNを備える。各多数決手段IB1〜IBNの出力は
、1アウトオブN回路IC,図示しないラッチ回路(第
11図には図示)、バイパススイッチIEを通してパワ
ー回路5に出力される。パワー回路5は、この信号処理
回路1の出力信号aと、他系の信号処理回路からの出力
信号す、c、dとの多数決論理をとり、制御対象である
スクラム電磁弁9を制御するようになっている。
この従来例によると、各センサの検出信号が対応する規
定値を超えているか否かを判断するトリップモジュール
が、センサの数の4倍必要となる。
そこで、第11図に示す様に、1個のセンサの出力を1
つのトリップモジュールで受け、このトリップモジュー
ルの出力信号を他系の信号処理回路へも分配することで
、トリップモジュール数を減少させることも可能である
。尚、第11図に示すラッチ回路IDは、制御対象であ
るスクラム電磁弁9を動作させた後、この動作を保持さ
せるために必要な回路である。そして、スイッチIFを
マニュアル操作にて投入することで、ラッチ回路IDを
リセットするようになっている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術において、各信号処理回路を夫々独立に起
動させた場合、次の様な問題が生じる。
第12図は、1つのセンサの出力信号に対する処理に着
目して全ての信号処理回路の関係を示した図である。こ
こでは、各々のセンサム工〜A、の出力信号は、規定値
を超えていないとする。つまり、異常な過渡状態ではな
いので、制御対象であるスクラム制御弁9は動作させな
い。
先ず、信号処理回路1を起動したとする。センサム工の
検出信号は規定値に達していないので、トリップモジュ
ールIAからは当然“I”(非トリップ指令)が出力さ
れる。しかし、他の信号処理回路2,3゜4は起動され
ていないので、各トリップモジュール2A、3A、4A
はいずれも”O”(トリップ指令)を出力している。つ
まり、信号処理回路1の多数決手段IBには、# l 
97 、11 Q”、“ion、u6”が入力され、こ
の結果、この多数決手段IBからは0”が出力される。
1アウトオブN回路ICは、いずれかの入力が“0”で
あれば(10IIを出力するので、ラッチ回路10は“
0”出力をラッチし、信号処理回路1は0”つまりトリ
ップ指令信号を出力することになる。
次に、信号処理回路2が起動されたとする。この信号処
理回路2のトリップモジュール2Aの出力は前述と同様
に“]”となるが、信号処理回路3,4は未だ起動され
ていないので、多数決手段2Bの入力信号は、パ1”、
it 1 n 、tt □ n 、 it □”となる
、従って、この多数決手段2Bの出力は“0”となり、
信号処理回路2からはトリップ指令信号が出力される。
次に、信号処理回路3が起動されたとする。このときト
リップモジュール3Aの出力は“1”となり、多数決手
段3Bの入力は+ 1 tt 、“′1”、′1”、′
0”となるので、非トリップ指令″1”が信号処理回路
3から出力される。
最後に、信号処理回路4が起動されたとする。
この場合、多数決手段4Bの入力は全て′1”となって
信号処理回路4からの出力は1”となる。
以上の結果、信号処理回路1の出力は“0″、信号処理
回路2の出力は“0″、信号処理回路3の出力は1”、
信号処理回路4の出力は1′1“となる。つまり、“0
″優先の多数決論理をとるパワー回路5の入力は、“0
”、 119 PI 、 at l”、′1”となり、
その出力は“0”即ちトリップ指令となって、スクラム
電磁弁9は誤動作することになってしまう。
本発明の目的は、信号処理回路を起動するときの誤動作
を回避することのできるプラント制御安全保護方法及び
その装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、プラントに設置した複数のセンサからの各
検出信号の多数決論理をとりプラント異常を示す検出信
号数が多数となったときにプラント停止信号を出力する
信号処理回路を多重化し、各信号処理回路から出力され
るプラント停止信号の多数決論理にてプラントを停止さ
せる場合に。
全部の信号処理回路が夫々機能を確立する時まで各信号
処理回路からのプラント停止信号の出力を禁止すること
で、達成される。
上記目的は、また、プラントに設置した複数のセンサか
らの各検出信号の多数決論理をとりプラント異常を示す
検出信号数が多数となったときに制御対象を動作させる
信号を出力する信号処理回路を多重化して持ち、各信号
処理回路から出力される制御対象動作信号数が多数とな
ったとき該制御対象を動作させてプラントを制御する場
合に、全部の信号処理回路が夫々機能を確立する時まで
、各信号処理回路からの出力信号を、制御対象を非動作
状態にする固定信号とすることでも、達成される。
[作用] 全ての信号処理回路の機能が確立して多重系全体が正常
に動作するまで、各信号処理回路の出力信号による制御
対象の動作を禁止することで、起動時の誤動作が回避さ
れる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の第1実施例に係る安全保護装置の構
成図である。本実施例では、各トリップモジュールIA
〜4Aと多数決手段IB〜4Bとの間に固定信号切替手
段IG〜4Gを介挿すると共に、各信号処理回路1〜4
に夫々状態判定手段IH〜4Hを設けている。そして、
白信号処理回路の固定信号切替手段は、各状態判定手段
IH〜4Hから出力される信号により全ての信号処理回
路の機能確立を確認したとき、入力してくるトリップモ
ジュール出力信号を後段の多数決手段に通し、いずれか
の信号処理回路で機能が確立していない場合には、トリ
ップモジュールからのトリップ指令出力を禁止すべく、
固定信号(非トリップ指令と同じ信号)を多数決手段に
出力するようになっている。
各信号処理回路1〜4の状態判定手段IH〜4Hは、各
々の信号処理回路1〜4の機能が確立しているか否かを
判定する手段であり、その−例の詳細を第2図に示す。
第2図の例では、信号処理回路1に供給する直流電源1
■が確立していれば、信号処理回路1を構成する各回路
が動作していると判断できるので、該電源1■にて動作
するリレーの接点信号αにより該信号処理回路1の機能
確立を判断する。信号処理回路2の機能確立は同様の接
点信号βにより判断し、信号処理回路3の機能確立は同
様の接点信号γにより判断し、信号処理回路4の機能確
立は同様の接点信号δにより判断するものとする。尚、
第2図において、 IKは交流電源、IJは起動スイッ
チである。各状態判定手段IH〜4Hから夫々出力され
る機能確立信号α、β、γ。
δ(論理″゛1″で機能確立を示す。)が各固定信号切
替手段IG〜4Gに出力される。
固定信号切替手段IG(2G、3G、4Gも同一構成)
の詳細を第3図に示す。固定信号切替手段IGは、各ト
リップモジュールIA〜4Aからの信号と固定電圧IG
Iからの固定信号とを夫々同時に切り替える4つのスイ
ッチを備えるスイッチ手段1G2と、機能確立信号α、
β、γ、δの論理積をとる4人カアンドゲートIG5と
、アンドゲートIG5の出力信号がtz 1.trなっ
たときこれをラッチしスイッチ手段IG2を固定信号側
からトリップモジュール出力信号側に切り替えるラッチ
回路IG3と、ラッチ回路IG3をリセットするマニュ
アル操作スイッチIG4とを備える。
機能確立信号α、β、γ、δのいずれかが0”の場合に
はアンドゲートIG5の出力は“0”となる。この“0
”はそのままラッチ回路IG3を通り、スイッチ手段I
G2はこの信号“0”を受けて固定信号側を選択し、論
理“1”の固定信号を多数決手段IBに出力する。
この結果、2アウトオブ4多数決手段IBには全て論理
“1”の固定信号が入力することになり、この多数決手
段IBからは論理“1”つまり非トリップ指令が出力さ
れる。即ち、制御対象のスクラム電磁弁9は非動作状態
となる。
機能確立信号α、β、γ、δの全てが’ 1 ” (全
信号処理回路で機能確立)になると、アンドゲートIG
5の出力は“1”となり、これがラッチ回路IG3でラ
ッチされ、スイッチ手段IG2は、その出力信号を固定
信号から各トリップモジュールIA〜4Aの出力信号に
切り替え、後段の多数決手段IBに出力する。
これにより、多数決手段IBは本来の安全保護系の機能
を開始することになる。
ここで、ある一系統の信号処理回路が故障したとする。
この場合には、その系統の電源をオフにして補修しなけ
ればならない。電源をオフにすると、該系統の機能確立
信号が0”となってアンドゲートIG5の出力は110
”となるが、ラッチ回路IG3は“1″をラッチしたま
まなので、スイッチ手段]G2は依然トリップモジュー
ル出力信号側を選択したままとなる。電源をオフにした
信号処理回路の出力信号は110 P+となるが、他の
信号処理回路の出力信号が全て“1″ならば、多数決手
段の機能により、その出力は1″であるため、安全保護
系が誤動作することはない。
また、マニュアルリセットスイッチIG4は、例えば修
理を完了した信号処理回路の電源を立ち上げた時に、ラ
ッチ回路を初期値にするために投入される。
上述したように、本実施例によれば、各信号処理回路の
機能確立を判定し、いずれかの信号処理回路の機能が確
立していない場合に、各信号処理回路内の多数決手段の
全入力信号を論理it I IJの固定信号とするので
、制御対象を非動作状態に保ち誤動作を回避することが
できる。
第4図は、本発明の第2実施例に係る安全保護装置の構
成図である。前述した第1実施例では、多数決手段の前
段に設けた固定信号切替手段を状態判定手段の判定結果
により制御したが、本実施例では、状態判定手段の判定
結果により、ラッチ手段10,20,3D、4Dを制御
して同様の結果を得る構成としている。このため、第4
図に示す様に、各機能確立信号α〜γによってラッチ手
段ID〜4Dの夫々のラッチリセットを制御するラッチ
リセット手段IL〜牝が夫々のラッチスイッチIF〜4
Fに並列に設けである。
第5図は、ラッチリセット手段IL(他のラッチリセッ
ト手段2L〜牝も同一構成)の詳細構成図である。
アンドゲートIL5は機能確立信号α〜γの論理積をと
ってラッチ回路比3に出力し、ラッチ回路IL3の出力
信号をラッチ回路IDに出力する。機能確立信号α〜γ
のいずれかが論理″0”の場合には、アンドゲートIL
5の出力信号も“0”であり、ラッチ回路IL3の出力
も“0″となる。
ラッチ回路IDは、ラッチリセット信号(ラッチリセッ
トスイッチIFに接続される信号)が論理“0″のとき
、論理゛′1”を出力する。従って1機能確立信号α〜
γのいずれかが“O”即ち機能が確立していない信号処
理回路が有る場合には、ラッチ回1lIIDは# 1 
?1つまり非トリップ指令を出力する。
機能確立信号α〜γの全てが“1”となりアンドゲート
IL5の出力が“l”となると、この“l”状態がラッ
チ回路比3でラッチされ、ラッチ回路IDのラッチリセ
ット信号が“l”に固定される。この結果、ラッチ回路
IDのラッチリセット状態が解除された状態となり、ラ
ッチ回路IDは、1アウトオブN回路ICの出力信号を
そのままバイパススイッチIEに出力するようになる。
つまり、全信号処理回路の機能確立により、安全保護系
が機能を開始する。
本実施例は、第1実施例に比べて1回路構成が簡単にな
るという効果も有る。
第6図は、第1実施例における信号処理回路lを2つの
モジュールに分けた実施例に係る安全保護装置の構成図
である。l系についてのみ(他系も同一構成)この実施
例を説明すると、トリップモジュールIAと状態判定手
段IHを1つのモジュール11としてまとめ、固定信号
切替手段lGと多数決手段IBと17ウトオブN回路I
Cとラッチ回路IDを1つのモジュール1□としてまと
めている。第6図において、トリップモジュールIA〜
4Aのうち2つ以上のトリップモジュールの電源をオフ
にするような場合に、各々の固定信号切替手段IG〜4
G内のリセットスイッチを投入して固定信号を多数決手
段に入力させ、システムの誤動作を防止させることが可
能である。
第7図は、第2実施例における信号処理回路1を2つの
モジュールに分けた実施例に係る安全保護装置の構成図
である。1系についてのみ(他系も同一構成)この実施
例を説明すると、トリップモジュールIAと状態判定手
段IHを1つのモジュール1□としてまとめ、多数決手
段IBと1アウトオブN回路ICとラッチ回路IDとラ
ッチリセット手段ILを1つのモジュール12としてま
とめている。
この第6図、第7図に示す実施例のように、信号処理回
路を機能毎に分離してモジュール化することにより、装
置の信頼性を高めることができると共に、実装が容易に
なるという効果がある。尚、この場合、状態判定手段I
H〜4Hは夫々モジュール1□〜4.の電源状態を判定
することで、機能確立を判定している。
第8図は、本発明の別実施例に係る安全保護装置の構成
図である0本実施例の安全保護装置は、通常のマイコン
システムで構成され、CPU、ROM、RAM、Ilo
等を有する。上述した各実施例では、状態判定手段IH
〜4Hは、信号処理回路1〜4或いはモジュール1□〜
41の電源確立を判定することで機能確立信号を出力し
ていたが、本実施例では、起動時にCPUが機能確立信
号出力プログラムを実行し、機能確立信号を出力するよ
うになっている。そして、第9図に示す様に、機能確立
信号を出力した後、第8図には図示しない固定信号切替
手段IG〜4Gあるいはラッチリセット手段IL−牝の
機能判定処理を行い、その後に、全部の信号処理回路の
機能確立を確認した後、安全保護機能の処理に入る。
尚、上述した各実施例では、状態判定手段IH〜4Hは
、電源確立やプログラム実行にて機能確立信号を出力し
たが、本発明はこれらに限定されるものではなく、他の
手段にて各信号処理回路の機能確立を判断するものでも
よいことはいうまでもない。
[発明の効果] 本発明によれば、多重化した安全保護装置において、多
重化された各信号処理回路の機能が確立するまで、安全
保護装置の機能動作を停止させ、制御対象を非動作状態
に保つので、起動時等での制御対象の誤動作を回避する
ことができ、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る安全保護装置の構成
図、第2図は第1図に示す状態判定手段の詳細構成図、
第3図は第1図に示す固定信号切替手段の詳細構成図、
第4図は本発明の第2実施例に係る安全保護装置の構成
図、第5図は第4図に示すラッチリセット手段の詳細構
成図、第6図は第1実施例の安全保護装置を機能分離し
た実施例の構成図、第7図は第2実施例の安全保護装置
を機能分離した実施例の構成図、第8図は安全保護装置
をマイコンシステムで構成した実施例の構成図、第9図
は安全保護装置をマイコンシステムで構成したときの機
能確立信号出力から安全保護処理までの処理手順を示す
フローチャート、第10図は原子力発電プラントにおけ
る安全保護装置の構成図、第11図は安全保護装置を構
成する1信号処理回路の別構成図、第12図は4重系安
全保護装置の全体構成図である。 1〜4・・・信号処理回路、IA〜4A・・・トリップ
モジュール、IB〜4B・・・2アウトオブ4多数決手
段、IC−4C・・・1アウトオブN回路、1D〜4D
・・・ラッチ回路、IE〜4E・・バイパススイッチ、
5〜8・・・パワー回路、9〜12・・・制御対象、I
F〜4F・・・マニュアル操作リセットスイッチ、1G
〜4G・・・固定信号切替手段、IH〜4H・・・状態
判定手段、IL〜4L・・・ラッチリセット手段。 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プラントに設置した複数のセンサからの各検出信号
    の多数決論理をとりプラント異常を示す検出信号数が多
    数となったときにプラント停止信号を出力する信号処理
    回路を多重化し、各信号処理回路から出力されるプラン
    ト停止信号の多数決論理にてプラントを停止させるプラ
    ント制御安全保護方法において、全部の信号処理回路が
    夫々機能を確立する時まで各信号処理回路からのプラン
    ト停止信号の出力を禁止することを特徴とするプラント
    制御安全保護方法。 2、プラントに設置した複数のセンサからの各検出信号
    の多数決論理をとりプラント異常を示す検出信号数が多
    数となったときに制御対象を動作させる信号を出力する
    信号処理回路を多重化して持ち、各信号処理回路から出
    力される制御対象動作信号数が多数となったとき該制御
    対象を動作させてプラントを制御するプラント制御安全
    保護方法において、全部の信号処理回路が夫々機能を確
    立する時まで、各信号処理回路からの出力信号を、制御
    対象を非動作状態にする固定信号とすることを特徴とす
    るプラント制御安全保護方法。 3、請求項1または請求項2において、信号処理回路の
    機能確立の有無は当該信号処理回路の電源が確立してい
    るか否かにより判断することを特徴とするプラント制御
    安全保護方法。 4、請求項1または請求項2における信号処理回路はマ
    イコンシステムで構成され、各信号処理回路の動作開始
    時に実行される機能確立信号出力プログラムにて出力さ
    れる機能確立信号により信号処理回路の機能確立を判断
    することを特徴とするプラント制御安全保護方法。 5、プラントに設置した複数のセンサからの各検出信号
    の多数決論理をとりプラント異常を示す検出信号数が多
    数となったときにプラント停止信号を出力する信号処理
    回路を多重化して持ち、各信号処理回路から出力される
    プラント停止信号の多数決論理にてプラントを停止させ
    るプラント制御安全保護装置において、信号処理回路が
    夫々機能を確立したか否かを判断する状態判定手段と、
    全部の信号処理回路の機能確立を確認するまで各信号処
    理回路からのプラント停止信号の出力を禁止する手段と
    を備えることを特徴とするプラント制御安全保護装置。 6、プラントに設置した複数のセンサからの各検出信号
    の多数決論理をとりプラント異常を示す検出信号数が多
    数となったときに制御対象を動作させる信号を出力する
    信号処理回路を多重化して持ち、各信号処理回路から出
    力される制御対象動作信号数が多数となったとき該制御
    対象を動作させてプラントを制御するプラント制御安全
    保護装置において、全部の信号処理回路が夫々機能を確
    立するか否かを判定する手段と、全部の信号処理回路の
    機能確立を確認するまで各信号処理回路の出力信号を制
    御対象を非動作状態にする固定信号とする手段とを備え
    ることを特徴とするプラント制御安全保護装置。 7、請求項5または請求項6において、状態判定手段は
    各信号処理回路の電源が確立しているか否かにより各信
    号処理回路の機能確立の有無を判断することを特徴とす
    るプラント制御安全保護装置。 8、請求項5または請求項6における信号処理回路はマ
    イコンシステムで構成され、各信号処理回路の動作開始
    時に実行される機能確立信号出力プログラムにて出力さ
    れる機能確立信号により信号処理回路の機能確立を判断
    することを特徴とするプラント制御安全保護装置。
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