JPH0749399A - 原子炉安全保護装置 - Google Patents

原子炉安全保護装置

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JPH0749399A
JPH0749399A JP6006781A JP678194A JPH0749399A JP H0749399 A JPH0749399 A JP H0749399A JP 6006781 A JP6006781 A JP 6006781A JP 678194 A JP678194 A JP 678194A JP H0749399 A JPH0749399 A JP H0749399A
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Shunsuke Utena
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扶美男 村田
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Shigeru Izumi
滋 出海
Satoru Suzuki
知 鈴木
Fumiyasu Okido
文康 大木戸
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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、2つの操作手段の作動時に行
う保護動作を信頼性高く行える原子炉安全保護装置を提
供することにある。 【構成】原子炉の同一の状態量を検出する4台のセンサ
の状態量信号のうち2つ以上が所定値を越えているとき
にトリップ信号を出力するように2アウトオブ4論理演
算を行い、4つの信号処理系統の対応する信号処理系統
のトリップ信号により開操作される複数のスイッチと2
つの操作手段とで2アウトオブ4論理演算を行うように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子炉の同一の状態量を
4台のセンサで検出して異常の判断を行い、2つの操作
手段の作動時に保護動作を行う原子炉安全保護装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントにおいては、原子炉の安
全性を確保するために、異常な過渡状態等が発生する可
能性のある場合に、これを防止するために安全保護装置
を設けている。例えば、特開昭61−118801号公報は、四
重化されたセンサ及びチャネル・セット信号プロセッサ
(信号処理手段)が直列にそれぞれ接続され、4つのチ
ャネル・セット信号プロセッサの各出力信号を入力する
2つの論理回路を有する原子炉安全保護装置を示してい
る。各々の論理回路は、2アウトオブ4の論理回路を構
成している。一方の論理回路は保護装置付勢信号を出力
し、制御棒制御装置のコイルに電力を供給するブレーカ
ーを開いて原子炉をスクラムさせる。また、他方の論理
回路から出力される保護装置付勢信号は、非常用ほう酸
噴射装置,格納容器内のスプレーの作動を促す。
【0003】なお、「原子力ハンドブック」(オーム社
発行)昭和51年,p263〜267、特にp264の
表9・6に2アウトオブ4の論理回路が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭61−118801号公
報は、加圧水型原子炉の原子炉安全保護装置を示してい
る。この原子炉安全保護装置は、1つの2アウトオブ4
論理回路で制御棒制御装置の1つのコイルを動作させて
いる。しかし、従来の沸騰水型原子炉の原子炉安全保護
装置の対象となっている制御棒駆動装置制御ユニットを
操作するスクラム用電磁弁は、2つの励磁コイルを有し
ている。このため、特開昭61−118801号公報の記載に基
づけば、各々の励磁コイルに対して2アウトオブ4論理
回路を1ずつ設ける必要がある。しかも、これらの2ア
ウトオブ4論理回路は、前述の原子力ハンドブック,p
264の表9・6に示された2アウトオブ4論理回路の
適用が考えられる。
【0005】このように1つの制御対象装置の操作手段
として独立した2つの操作手段が設けられている場合
(例えば、沸騰水型原子炉のように2つの独立した励磁
コイルが設けられている場合)は、各々の操作手段を動
作させるべく個々の操作手段に2アウトオブ4論理回路
を設けることは、スイッチの数が多くなり保護装置の構
造が複雑化して信頼性を低下させることになる。
【0006】本発明の目的は、2つの操作手段の作動時
に行う保護動作を信頼性高く行える原子炉安全保護装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は原子炉の同一の
状態量を検出する4台のセンサの状態量信号のうち2つ
以上が所定値を越えているときにトリップ信号を出力す
るように4つの信号処理系統においてそれぞれ2アウト
オブ4論理演算を行い、4つの信号処理系統の対応する
信号処理系統のトリップ信号により開操作される複数の
スイッチと2つの操作手段とで2アウトオブ4論理演算
を行うようにし、2つの操作手段の作動時に1つの制御
対象装置を操作するようにする。
【0008】
【作用】4重化された信号処理系統において4重化され
たセンサの状態量信号の2アウトオブ4論理を行いトリ
ップ信号を発生するようにし、また2つの操作手段をス
イッチによる2アウトオブ4論理演算に用いているので
開閉装置のスイッチ数を低減でき信頼性を高めることが
できる。
【0009】
【実施例】まず、本発明の理解を容易にするため本発明
の基本的な考え方を図1,図2に基づいて説明する。
【0010】図1に示す原子炉安全保護装置は、1つの
信号処理装置、1つの切換回路及び1つの診断装置(例
えば、信号処理装置2,切換回路19A及び異常診断装
置22A)からなる4系統の信号処理系統25A〜25
Dを有している。各信号処理系統において、信号処理装
置1〜4は、センサA1〜A4,…,N1〜N4に、信号処
理装置2はセンサA2〜N2に、信号処理装置3はセンサ
3〜N3に、及び信号処理装置4はセンサA4〜N4に接
続されている。ここで同じアルファベットで示された4
つのセンサ(例えば、A1,A2,A3,A4)は近接して
配置されており、原子力プラントの同じ状態量(以下、
同種類の状態量という)を測定する。異なるアルファベ
ットを付したセンサは、互いに異なる状態量または同じ
状態量であっても異なる場所の状態量(以下、異なる種
類の状態量という)を測定するものである。本実施例で
は1つの状態量に対して上述の如く4つのセンサを設け
たが、1つのセンサを設けてこのセンサの出力信号を、
各信号処理系統の信号処理装置1〜4にそれぞれ入力し
てもよい。信号処理装置1,2,3及び4は、冗長化さ
れたセンサA1〜N1,A2〜N2,A3〜N3及びA4〜N4
から出力された信号をそれぞれ取込んで演算処理を行
い、その処理結果が規定値を越える場合にはプラントを
スクラムさせるためのトリップ信号a〜dをそれぞれ出
力する。
【0011】切換回路19Aは、一例として図2に示す
ように切換スイッチ20及び電源21を有している。切
換スイッチ20は、固定接点20A及び20B,固定端
子20C及び固定端子20Cに常時接続された可動接点
20Dを有している。電源21は、固定接点20Bに接
続される。切換回路19B〜19Dも、切換回路19A
と同じ構造を有している。切換回路19A〜19Dの各
固定接点20Aは、信号処理装置1〜4の出力端にそれ
ぞれ接続される。各々の信号処理装置1〜4が正常に機
能している状態では、各々の切換回路19A〜19Dの
可動接点20Dは固定接点20Aに接続されている。
【0012】パワー回路(開閉装置)5は、並列に配置
された2つの開閉器部(第1開閉装置)5A及び開閉器
部(第2開閉装置)5Bを有している。各々の開閉器部
5A及び5Bは、それぞれ4つのリレー(またはコンタ
クタ)によって構成される。開閉器部5Aは、リレー8
とリレー9とを直列に接続し、並列に配置したリレー1
0及び11をリレー9に直列に接続している。リレー8
は、電源6に接続される。開閉器部5Bは、リレー12
とリレー13とを直列に接続し、並列に配置したリレー
14及び15をリレー13に直列に接続している。電源
7が、リレー12に接続される。リレー8〜15は、可
動接点8A〜15A及び固定接点8B〜15Bをそれぞ
れ有している。
【0013】リレー8及び14は、リレーを作動させる
信号であるトリップ信号aを入力するために信号切換回
路19Aの固定端子20Cに接続されている。同様に、
リレー9及び15は、作動信号であるトリップ信号bを
入力するために信号切換回路19Bの固定端子20Cに
接続され、リレー10及び12は、作動信号のトリップ
信号Cを入力するために信号切換回路19Cの固定端子
20Cに接続され、及びリレー11及び13は作動信号
であるトリップ信号dを入力するために信号切換回路1
9Dの固定端子20Cに接続されている。原子力プラン
トの通常運転時には、可動接点8A〜15Aは閉状態に
なっており、可動接点8A〜15Aが固定接点8B〜1
5Bにそれぞれ接触している。
【0014】リレー10及び11の出力端(開閉器部5
Aの出力端)は、スクラム用電磁石18の励磁コイル1
6に接続される。リレー14及び15の出力端(開閉器
部5Bの出力端)は、スクラム用電磁石18の励磁コイ
ル7に接続される。スクラム用電磁石18は、スクラム
用電磁弁19に設けられている。
【0015】22A〜22Dは、信号処理装置1〜4の
各々について異常の有無を診断する異常診断装置であ
る。
【0016】図1の原子炉安全保護装置においては、パ
ワー回路5内のリレー8〜15及び励磁コイル16及び
17によって2アウトオブ4の論理回路を構成してい
る。換言すれば、開閉器部5A、これに接続される励磁
コイル16,開閉器部5A及び励磁コイル17によっ
て、2アウトオブ4の論理回路を構成していると言え
る。ここで、各々の信号処理装置1〜4が正常に機能し
ている状態でそれぞれの信号処理装置1〜4がトリップ
信号a〜dが出力されると(プラントの異常状態)、可動
接点8A及び14Aはトリップ信号aにより、可動接点
9A及び15Aはトリップ信号bにより、可動接点10
A及び12Aはトリップ信号Cにより可動接点11A及
び15Aはトリップ信号dにより、それぞれ開されて励
磁コイル16及び17がいずれも無励磁状態となる。こ
のように励磁コイル16及び17の両者が無励磁状態に
なると、スクラム用電磁石18が動作してスクラム用電
磁弁19が開く。これにより、制御棒駆動装置(図示せ
ず)が制御棒を炉心内に急速挿入し、原子炉がスクラム
される。
【0017】なお、図1においては“0”レベルを優先
する2アウトオブ4の論理構成になっている。
【0018】また、スクラム用電磁弁19は1個の場合
を示しているが、スクラム用電磁弁19を複数個設け、
これに対応してパワー回路5を各々のスクラム用電磁弁
19にそれぞれ接続し、これらのパワー回路に、切換回
路19A〜19Dの出力信号をそれぞれ並列時に印加し
てスクラム動作を行わしめることもできる。
【0019】さて、励磁コイル16は、開閉器部5Aに
よって励磁,無励磁が制御され、励磁コイル17は、開
閉器部5Bによって励磁,無励磁が制御される。励磁コ
イル16を無励磁状態にする動作信号をAとし、励磁コ
イル17を無励磁状態にする動作信号をBとすると、こ
れらの動作信号A及びBは次式のようになる。
【0020】
【数1】A=ab(c+d)
【0021】
【数2】B=cd(a+b) ここで、スクラム用電磁弁19に印加されるスクラム信
号をZとすると、スクラム信号Zは次式で表わされる。
【0022】
【数3】Z=A+B (数3)式に(数1)〜(数2)式を代入すると次式を得
る。
【0023】
【数4】Z=abc+bcd+cda+dab (数4)式は、トリップ信号a,b,c及びdのうち、
いずれか2つのトリップ信号が論理“0”であれば、そ
の他のトリップ信号が論理“1”であってもZ=“0”
となる。つまり、論理“0”を優先する2アウトオブ4
の論理構成による原子炉安全保護装置が実現できること
が分かる。
【0024】次に、このように構成される原子炉安全保
護装置において、1つの信号処理装置が故障したり、保
守のために1つの信号処理を切離しても残りの3つの信
号処理装置で2アウトオブ3論理が構成できることにつ
いて述べる。
【0025】これは、図1に示すように1つの信号処理
系統を信号処理装置,切換回路及び異常診断装置にて構
成することによって達成できる。すなわち、例えば、信
号処理装置1の状態信号を入力している異常診断装置2
2Aが、その入力信号に基づいて信号処理装置1の異常
を判断した場合には、異常診断装置22Aは、切換回路
19Aの切換スイッチ20の可動接点20Dを固定接点
20Aから切離して固定接点20Bに接続する。電源2
1は、直流電源であり論理“1”の信号を出力する。こ
のように異常状態にある信号処理装置に接続された切換
回路の切換え操作により論理“1”の信号を出力するこ
とによって正常な他の3つの信号処理装置で2アウトオ
ブ3論理が構成できる。切換回路19Aの切換スイッチ
20は、この切換回路が接続されている信号処理装置が
正常である可動接点20Dが固定接点20Aに接触して
いる。切換回路は、該当する信号処理装置から出力され
たトリップ信号をパワー回路5に伝える異常な信号処理
装置を切離す場合には可動接点20Dを固定接点20B
に接続させて、論理“1”なる信号をパワー回路5に強
制的に伝えるようになっている。切換スイッチ20の制
御はオペレータの操作(図示せず)によって行ったり、
または前述の如く異常診断装置からの命令によって行っ
てもよい。異常診断装置22A〜22Dは種々の手段に
よって実現できる(例えば、特開昭59−51393 号公
報)。
【0026】例として、信号処理装置1を切離す場合に
ついて説明する。信号処理装置1が異常状態になると診
断装置22Aは、指令信号を出して切換回路19Aの切
換スイッチ20の可動接点20Dの接続を固定接点20
Aから固定接点20Bに切換える。固定接点20Aから
固定接点20Bに可動接点20Dの接続を切換える瞬間
に、切換スイッチ20はチャッタリングを発生して、固
定端子20Cからの出力信号が論理“0”になったり
“1”になったり変動する。しかし、パワー回路5及び
励磁コイル16及び17で2アウトオブ4の論理構成と
しているので、チャッタリングによって誤って原子炉を
スクラムさせることはない。可動接点20Cが固定接点2
0Bに接続される電源21の電圧値が出力される。この
電圧値は論理信号としては“1”となる値である。つま
り、切換回路19Aから出力される信号aが論理“1”
となる。この信号aの値を(数4)式に代入すると、ス
クラム信号は次式となる。
【0027】
【数5】Z=bc+cd+db (数5)式から明らかなように、信号処理装置1を切離
す場合に、信号処理系統25Aの切換回路19Aの出力
信号を強制的に論理“1”にすることにより、残りの信
号処理装置2〜4からの出力信号で2アウトオブ3論理
が組めるようになる。この結果、1つの信号処理装置を
切換回路にて切離している場合、残りの3つの正常な信
号処理装置のうち1つが故障したとしても、原子炉プラ
ント正常時に誤って原子炉をスクラムしたり、原子炉プ
ラントの異常時でスクラムを要するときにスクラムがで
きないという状態を回避できる。また、上記の場合では
残りの3つの信号処理装置の故障について述べたが、こ
れら信号処理装置に接続されている切換回路が故障して
も同様である。また、これらの切換回路に接続されてい
るリレーが故障しても同様である。つまり、1つの信号
処理装置を切離しても、誤スクラムの防止及び単一故障
基準(他の装置のうち1つがいかなる故障をしてもスク
ラム機能が保たれていること)を満足することができ
る。
【0028】上述の例では信号処理装置1を切離す場合
について述べたが、他の信号処理装置2,3,4を切離
す場合も同様である。信号処理装置2を切離す場合に
は、b=1となるように切換回路19Bを制御すると
(数4)式からスクラム信号Zは次のようになる。
【0029】
【数6】Z=ac+cd+da 次に、信号処理装置3を切離す場合には、c=1となる
ように切換回路19Cを制御すると、(数4)式からス
クラム信号Zは次のようになる。
【0030】
【数7】Z=ab+bd+da さらに、信号処理装置4を切離す場合には、d=1とな
るように切換回路19Dを制御すると、(数4)式からス
クラム信号Zは次のようになる。
【0031】
【数8】Z=ab+bc+ca つまり、いずれの場合にも、1つの信号処理装置を切離
すときには、その信号処理系統の出力信号を切換回路に
より強制的に論理“1”とすることにより、2アウトオ
ブ3の論理構成が実現でき、原子炉安全保護装置の信頼
性をより一層高くすることができる。
【0032】このように、図1に示す原子炉安全保護装
置は以下のような効果を得ることができる。すなわち、
制御対象装置であるスクラム用電磁弁を操作する独立し
て設けられた励磁コイル16(第1操作手段)及び励磁
コイル17(第2操作手段)とこれらの励磁コイルを動
作させる開閉装置であるパワー回路5とともに2アウト
オブ4の論理回路が構成できるので、開閉装置の構成が
著しく単純化され、この単純化により原子炉安全保護装
置の信頼性が向上する。また、原子力プラントにおい
て、2つの励磁コイルを有する電磁弁あるいは1つの励
磁コイルを有する電磁弁の構成をそのままにして2アウ
トオブ4論理のシステムが構成でき、なおかつ、4系統
の信号処理装置のうち1つの信号処理装置が故障した
り、保守のために、1つの信号処理装置を切離しても誤
ってシステムが動作したり、動作しなかったりすること
のない2アウトオブ3の論理構成が組めるため、信頼性
がより一層向上したり原子炉安全保護装置を実現するこ
とが可能である。
【0033】さて、本発明は図1に示す原子炉安全保護
装置において信号処理系統25を図5に示すように構成
したものである。
【0034】図5において図1と異なるところはセンサ
1〜A4,…,N1〜N4の各出力を信号処理装置1A,
2A,3A及び4Aのすべてに入力するようにしてい
る。切換回路19A,19B,19C及び19Dの各出
力を入力するパワー回路5の構成は図1と同一であり、
スクラム用電磁弁19の電磁石18に設けられた励磁コ
イル16及び17にスクラム信号を印加する。
【0035】信号処理装置1Aは、センサA1〜A4
…,N1〜N4にそれぞれ接続されたディジタル・トリッ
プ・モジュールDTM−A1〜DTM−A2,…,DT
M−N1〜DTM−N4を有している。ディジタル・ト
リップ・モジュールDTM−A1〜DTM−A4は、同
種類の状態量を測定するセンサA1〜A4に、またディジ
タル・トリップ・モジュールDTM−N1〜DTM−N
4は同種類の状態量を測定するセンサN1〜N4にそれぞ
れ接続する。同じ状態量を入力する4つのディジタル・
トリップ・モジュール毎(例えばDTM−A1〜DTM
−A2)に1つのグループを作る。このグループの数
は、異なる種類の状態量の種類の数(n)だけ存在す
る。この1つのグループ毎に2アウトオブ4論理回路を
設け、1つのグループに属する4つのディジタル・トリ
ップ・モジュールの出力端を1つの2アウトオブ4論理
回路に接続する。すなわち、ディジタル・トリップ・モ
ジュールDTM−A1〜DTM−A4は2アウトオブ4
論理回路29Aに、…,ディジタル・トリップ・モジュ
ールDTM−N1〜DTM−N4は2アウトオブ4論理
回路29Nにそれぞれ接続される。信号処理装置内の2
アウトオブ4論理回路の数は、n個である。n個の2ア
ウトオブ4論理回路29A,…,29Nは、1アウトオ
ブn論理回路30に接続される。他の信号処理装置2
A,3A及び4Aも、信号処理装置1Aと同じ構成を有
している。信号処理装置1A,2A,3A及び4Aの各
1アウトオブn論理回路30は、対応する各切換回路1
9A,19B,19C及び19Dにそれぞれ接続され
る。本実施例における各切換回路19A,19B,19
C及び19Dは、図1と同様にパワー回路の各リレーに
接続されている。
【0036】信号処理装置の各ディジタル・トリップ・
モジュールは、対応するセンサが出力した状態量信号を
入力してこの状態量信号が規定値を越えている場合にト
リップ信号を出力する。信号処理装置の各2アウトオブ
4論理回路は、各グループの4つのディジタル・トリッ
プ・モジュールのうち少なくとも2つのディジタル・ト
リップ・モジュールがトリップ信号を出力した場合にト
リツプ信号を出力する。1アウトオブn論理回路は、n
個の2アウトオブ4論理回路26A〜26Nのうち少な
くとも1個の2アウトオブ4論理回路からトリップ信号
が出力された時にトリップ信号a(もしくはトリップ信
号b,cまたはd)を出力する。これらのトリップ信号
a,b,c及びdは、図1と同様にパワー回路の各リレ
ーを開操作させ、励磁コイル16及び17を無励互状態
にする。これにより電磁石18が動作してスクラム用電
磁弁19が開き、原子炉がスクラムさせる。
【0037】このような本発明の実施例においては、図
1に示す原子炉安全保護装置と同じ効果を奏することが
でき、その上信号処理装置1A〜4Aに2アウトオブ4
論理回路を用いているので、信号処理装置の高信頼化が
図れる。これにより原子炉安全保護装置の信頼性が一段
と向上する。
【0038】図3,図4にそれぞれパワー回路5の変形
例を示す。
【0039】図3においては、リレー9及び15がトリ
ップ信号cを入力するために切換回路19Cの固定端子
20Cに接続されており、リレー10及び12がトリッ
プ信号bを入力するために切換回路19Bの固定端子2
0Cに接続されている。従って、開閉器部5Aのリレー
8はトリップ信号aでリレー9はトリップ信号cで、リ
レー10はトリップ信号bで、リレー11はトリップ信
号dでそれぞれ動作する。一方、開閉器部5Bのリレー
12はトリップ信号bで、リレー13はトリップ信号d
で、リレー14はトリップ信号aで、リレー15はトリ
ップ信号cでそれぞれ動作される。励磁コイル16は、
開閉器部5Aによって励磁,無励磁が制御され、励磁コ
イル17は開閉器部5Bによって励磁,無励磁が制御さ
れる。この結果、スクラム用電磁弁19に印加されるス
クラム信号Zは次式のようになる。
【0040】
【数9】Z=ac(b+d)+bd(a+c)
【0041】
【数10】Z=abc+bcd+cda+dab (数10)式から明らかなように、図3に示すパワー回
路5と励磁コイル16,17によるスクラム信号Zは
(数4)式と同じ2アウトオブ4論理構成になってい
る。
【0042】次に、図4に示すパワー回路5は、リレー
8及び14がトリップ信号bを入力するために切換回路
19Bの固定端子20Cに接続されており、リレー10
及び12がトリップ信号aを入力するために切換回路1
9Aの固定端子20Cに接続されている。従って、開閉
器部5Aのリレー8はトリップ信号bで、リレー9はト
リップ信号cで、リレー10はトリップ信号aで、リレ
ー11はトリップ信号dでそれぞれ動作される。一方、
開閉器部5Bのリレー12はトリップ信号aで、リレー
13はトリップ信号dで、リレー14はトリップ信号b
で、リレー15はトリップ信号cでそれぞれ動作され
る。従って、励磁コイル16の励磁,無励磁は、開閉器
部5Aによって制御される。また励磁コイル17の励
磁,無励磁は、開閉器部5Bによって制御される。この
結果、スクラム用電磁弁19に印加されるスクラム信号
Zは次式のようになる。
【0043】
【数11】Z=bc(a+d)+ad(b+c)
【0044】
【数12】Z=abc+bcd+cda+dab (数12)式から明らかなように、スクラム信号Zは
(数4)式と同じ2アウトオブ4論理構成になってい
る。
【0045】図6にパワー回路の他の例を示す。
【0046】図6におけるパワー回路5Cは、図1に示
すパワー回路5を構成する開閉器部5Aにリレー31及
び32を付加した開閉器部5Dと、開閉器部5Bにリレ
ー33及び34を付加した開閉器部5Eとから構成され
ている。すなわち並列に配置されたリレー31及び32
の入力端は、接続された状態で、並列に配置されて互い
に接続されているリレー10及び11の出力端に連絡さ
れている。リレー13及び32の出力端が、励磁コイル
16に接続される。リレー33及び34の入力端は、互
いに接続されている。またリレー14及び15の出力端
も互いに接続されている。このように互いに接続されて
いるリレー14及び15の出力端は、互いに接続されて
いるリレー33及び34の入力端に接続される。リレー
33及び34の出力端は、励磁コイル17に接続され
る。
【0047】詳細に図示されていないが、リレー8,3
1及び33は、動作信号であるトリップ信号aを入力す
るために信号処理系統25Aの切換回路19Aに接続さ
れている。リレー9,32及び34は、トリップ信号b
を入力するために信号処理系統25Bの切換回路19B
に接続される。さらに、リレー10,12及び14はト
リップ信号cを入力するために信号処理系統25Cの切
換回路19Cに、リレー11,13及び15はトリップ
信号dを入力するために信号処理系統25Dの切換回路
19Dにそれぞれ接続される。
【0048】ここでスクラム用電磁弁19に印加される
スクラム信号をZとすると、スクラム信号Zは次式で表
わされる。
【0049】
【数13】 Z=ab(c+d)(a+b)+cd(c+d)(a+b) =ab(c+d)+cd(a+b) =abc+bcd+cda+dab (数13)式から明らかなように、本構成は今まで述べ
てきた構成と同様に論理“0”を優先する2アウトオブ
4論理構成となっている。しかも、開閉器部5D及び5
Eの冗長化により、パワー回路5Cのより一層高信頼性
を図ることがで期る。例えば、リレー8,9が故障して
「閉」になりっぱなしになっても、リレー30,31が
正常であれな、励磁コイル16は励磁が解除される。つ
まり、スクラム機能が保たれていることがわかる。
【0050】信号処理装置の他の実施例を図7に基づい
て説明する。本実施例の信号処理装置35はマイクロプ
ロセッサにて構成したものである。信号処理装置35は
図7に示すようにデータ取込回路35A,バス35B,
CPU35C,RAM35D,ROM35E及びデータ
出力回路35Fからなっている。n種類のセンサに接続
されるデータ取込回路35は、バス35Bに接続され
る。バス35Bは、CPU35C,RAM35D,RO
M35E及びデータ出力回路35Fにそれぞれ接続され
ている。ROM35Eは、図8に示す処理手順を記憶し
ている。
【0051】CPU35Cは、ROM35Eに記憶して
いる処理手順に基づいて演算処理を行う。RAM35E
は、データ取込回路35Aから入力したデータ及びCP
U35Cにて得られたデータを記憶する。この信号処理装
置35は、図1の信号処理装置1〜4の各々の代りに用
いられる。
【0052】図7における処理は図8のフロー図のよう
に行われる。
【0053】センサA1〜A4,…,N1〜N4にて測定さ
れたデータ信号が、データ取込回路35Aを介してRA
M35Dに取込まれる。CPU35Cは、ROM35E
から図8に示す処理手順を読込む。まず、ステップ48
において、センサA1〜A4,…,N1〜N4の測定デー
タ、すなわち異なる全種類の測定された状態量信号を4
つずつ1つの信号処理装置35に入力する。ステップ4
9で比較した同種類の4つの測定データのうち少なくと
も2つの測定データが規定値を越えているかを判定し
(2アウトオブ4論理の判定)、越えている場合にトリッ
プ信号(論理“0”)を出力する(ステップ53)。ステ
ップ53は、n種類の異なる種類の測定データ毎に、少
なくとも2つの同種類の測定データが規定値を越えてい
るかを判定する。その後、ステップ54の処理に移る。
ステップ53における異なる種類の測定データの2アウ
トオブ4論理の判定結果のうち少なくとも1つの判定結
果が論理“0”になっているかいないかを判定する(ス
テップ54)。ステップ54で、論理“0”の判定結果
がない場合はステップ51の処理が行われ、論理“0”
の判定結果が1つでもある場合にはステップ52の処理
が行われる。
【0054】このように、図7においては各信号処理を
マイクロプロセッサにて構成しているので、装置がコン
パクトにできる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は4重化さ
れたセンサの状態量信号に基づきトリップ信号を発生す
るのに2アウトオブ4論理演算を行い、また2つの操作
手段をスイッチによる2アウトオブ4論理演算に用いて
いるので開閉装置のスイッチ数を低減できるので原子炉
安全保護装置の信頼性を著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的考え方を説明するための構成図
である。
【図2】図1における切換回路の一例を示す詳細構成図
である。
【図3】パワー回路の変形例を示す構成図である。
【図4】パワー回路の他の変形例を示す構成図である。
【図5】本発明の一実施例の信号処理装置の構成図であ
る。
【図6】パワー回路の他の例を示す構成図である。
【図7】本発明の一実施例の他の信号処理装置の構成図
である。
【図8】図7の信号処理装置の動作説明用のフロー図で
ある。
【符号の説明】
1〜4,1A〜4A,35…信号処理装置、5,5C,
5F,26…パワー回路、5A,5B,5D,5E,2
6A,26B…開閉器部、8〜15,31〜34,40
〜47…リレー(またはコンタクタ)、16,17…励
磁コイル、18…電磁石、19…スクラム用電磁弁、1
9A〜19D…切換回路、20…切換スイッチ、25A
〜25D…信号処理系統。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G21C 17/00 (72)発明者 野口 跡見 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 出海 滋 茨城県日立市森山町1168番地 株式会社日 立製作所エネルギー研究所内 (72)発明者 鈴木 知 茨城県日立市森山町1168番地 株式会社日 立製作所エネルギー研究所内 (72)発明者 大木戸 文康 茨城県日立市森山町1168番地 株式会社日 立製作所エネルギー研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉の同一の状態量を検出する4台のセ
    ンサと、前記4台のセンサで検出した状態量信号を入力
    して、前記4台のセンサの状態量信号のうち2つ以上が
    所定値を越えているときにトリップ信号を出力する第1
    の2アウトオブ4論理手段をそれぞれに有する第1〜第
    4信号処理系統と、2つの操作手段と、前記2つの両操
    作手段の作動時に操作される1つの制御対象装置と、前
    記第1,第2,第3及び第4信号処理系統のトリップ信
    号を入力して対応する信号処理系統のトリップ信号によ
    り開操作される複数のスイッチを有し、これら複数のス
    イッチと前記2つの操作手段とで第2の2アウトオブ4
    論理手段を構成する開閉装置とを具備した原子炉安全保
    護装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記開閉装置は、前記
    第1信号処理系統のトリップ信号により開操作される第
    1および第5スイッチ,前記第2信号処理系統のトリッ
    プ信号により開操作される第2および第6スイッチ,前
    記第3信号処理系統のトリップ信号により開操作される
    第3および第7スイッチ,前記第4信号処理系統のトリ
    ップ信号により開操作される第4および第8スイッチと
    を有し、前記第3と第4スイッチを並列接続した並列回
    路に前記第1スイッチと第2スイッチを直列接続して第
    1の開閉回路を形成し、前記第5と第6スイッチを並列
    接続した並列回路に前記第7スイッチと第8スイッチを
    直列接続して第2の開閉回路を形成し、前記第1の開閉
    回路の出力端に前記第1操作手段を接続し、前記第2の
    開閉回路の出力端に前記第2操作手段を接続して成るこ
    とを特徴とする原子炉安全保護装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記第1及び第2操作
    手段はそれぞれ励磁コイルであり、前記制御対象装置は
    前記2つの励磁コイルを有する電磁石を備えた電磁弁で
    あることを特徴とする原子炉安全保護装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記4つの各信号処理
    系統はトリップ信号によって開操作しようとする前記ス
    イッチが閉状態を保持する論理信号を出力できることを
    特徴とする原子炉安全保護装置。
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