JP2012074949A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮像素子と傾き検出装置との相対的な位置ずれ等を調整する作業を軽減することができるとともに、調整作業後の傾き検出装置による撮像素子の結像面の傾き検出精度の低下を防止することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、撮像素子1と、撮像素子1を保持する保持部材4と、撮像素子1の結像面の傾きを検出する傾き検出装置3とを備える。撮像素子1、保持部材4、及び傾き検出装置3は、一体に取り付けられ、傾き検出装置3は、撮像素子1の結像面に対して平行になるようにフレキシブル基板5を介して保持部材1に取り付けられる。
【選択図】図3
【解決手段】撮像装置は、撮像素子1と、撮像素子1を保持する保持部材4と、撮像素子1の結像面の傾きを検出する傾き検出装置3とを備える。撮像素子1、保持部材4、及び傾き検出装置3は、一体に取り付けられ、傾き検出装置3は、撮像素子1の結像面に対して平行になるようにフレキシブル基板5を介して保持部材1に取り付けられる。
【選択図】図3
Description
本発明は、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置に関し、特に傾き検出装置を備える撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置では、電子式水準器等の傾き検出装置を搭載し、撮像素子の水平・垂直の傾き度合を液晶ディスプレイ等に表示して、撮影者に傾き情報を伝達したり、自動的に画像の傾きを補正したりする機能を有するものがある(特許文献1)。
また、撮像素子と傾き検出装置が取り付けられる基板やシャーシ等との組み付け誤差や部品寸法のばらつきに起因する撮像素子と傾き検出装置との相対的な位置ずれを調整して、撮像素子の水平・垂直の傾き検出精度を高める技術が提案されている(特許文献2)。
しかし、上記特許文献2では、撮像素子と、傾き検出装置が取り付けられる基板やシャーシ等とが別部品であるため、撮像素子と傾き検出装置との相対的な位置ずれを調整する際に複雑な調整作業が必要になる。また、この調整作業は、撮像装置の修理等による分解・再組み立ての際にも必要となってしまう。
更に、前述した調整作業を行った場合でも、調整作業後に生じる衝撃、振動、温度変化、経年劣化等による撮像素子、基板、及びシャーシ等の機械的な歪みや電気的・化学的な変化等の経年変化により、傾き検出精度が低下する可能性がある。
そこで、本発明は、撮像素子と傾き検出装置との相対的な位置ずれ等を調整する作業を軽減することができるとともに、調整作業後の傾き検出装置による撮像素子の結像面の傾き検出精度の低下を防止することができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像素子と、前記撮像素子を保持する保持部材と、前記撮像素子の結像面の傾きを検出する傾き検出装置とを備え、前記撮像素子、前記保持部材、及び前記傾き検出装置は、一体に取り付けられ、前記傾き検出装置は、前記撮像素子の結像面に対して平行になるように前記保持部材に取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子と傾き検出装置との相対的な位置ずれ等を調整する作業を軽減することができるとともに、調整作業後の傾き検出装置による撮像素子の結像面の傾き検出精度の低下を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタル一眼レフカメラを説明するための図であり、(a)はファインダ観察時の概略断面図、(b)は撮影時の概略断面図である。
図1は本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタル一眼レフカメラを説明するための図であり、(a)はファインダ観察時の概略断面図、(b)は撮影時の概略断面図である。
図1に示すように、本実施形態のデジタル一眼レフカメラは、カメラ本体10のマウント部12に撮影レンズ11が着脱可能に装着される。撮影レンズ11には、ズーミングレンズ13、フォーカスレンズ14及び絞り15等が設けられている。
カメラ本体10には、ミラーボックス26が設けられており、ミラーボックス26には、クイックリターンミラー16が回動可能に支持されている。クイックリターンミラー16は、回動動作により、ファインダ観察時に、撮影光路内に進入するミラーダウン状態(図1(a))となり、撮影時に、撮影光路から退避するミラーアップ状態になる(図1(b))。
そして、クイックリターンミラー16のミラーダウン状態では、撮影レンズ11を通過して撮影光路に進入した被写体の光束は、クイックリターンミラー16で上方に反射される。クイックリターンミラー16で上方に反射した被写体の光束は、ピント板17及びコンデンサレンズ18で結像した後、ペンタプリズム19を通って接眼レンズ20に導かれるとともに、測光レンズ21を介して測光センサ22に導かれる。
一方、クイックリターンミラー16のミラーアップ状態では、撮影レンズ11を通過して撮影光路に進入した被写体の光束は、シャッター先幕23を通過して撮像素子1に結像する。撮像素子1に結像した画像は、カメラ本体10の背面に設けられた表示装置24に表示されるとともに、不図示の記録媒体に画像データとして記録される。
また、カメラ本体10には、金属製のメインシャーシ25が設けられており、メインシャーシ25は、撮像素子1の結像面と略平行に配置されている。メインシャーシ25は、ミラーボックス26にビス等により締結される。
図2は撮像素子1、回路基板2及び保持部材4からなる撮像素子ユニットの分解斜視図、図3は組立後の撮像素子ユニットにおける図2のA−A線断面図である。
図2及び図3に示すように、撮像素子1の背面側には、回路基板2が配置され、撮像素子1の正面側(被写体側)には、保持部材4が配置されている。回路基板2には、撮像素子1が実装されるとともに、撮像素子1から出力された電気信号を処理するための画像処理回路等が実装されている。
保持部材4は、撮像素子1の結像面に対して略平行に配置され、押さえ板4a,4bを介してビス等で撮像素子1に締結されることで撮像素子1を保持する。また、保持部材4の撮像素子1の結像面に対して略平行な面には、フレキシブル基板5がビス等により取り付けられ、フレキシブル基板5には、傾き検出装置3がはんだ付け等により取り付けられている。これにより、撮像素子1の結像面に対して略平行なフレキシブル基板5の面に傾き検出装置3が配置される。傾き検出装置3は、例えば加速度センサや角度センサであり、2軸または3軸の傾き情報を出力する。
ここで、傾き検出装置3と撮像素子1との間の水平・垂直方向のキャリブレーション作業を行う。キャリブレーション作業とは、撮像素子1及び傾き検出装置3の相対位置や姿勢の調整作業、並びに傾き検出装置3の出力値の調整作業を意味し、その方法は、機械的な方法であっても電気的な方法であっても良い。
傾き検出装置3から出力された撮像素子1の結像面の傾き情報は、表示装置24を通して、又は不図示のスーパーインポーズ機構により接眼レンズ20を通してユーザに伝達される。また、このとき、撮像素子1の結像面の傾き情報を画像と共に不図示の記録媒体に記録して、撮影後の画像処理での補正指標として用いても良く、また、傾き情報を基に自動的に画像の角度補正を行っても良い。
以上説明したように、本実施形態では、撮像素子1と一体の保持部材4に、フレキシブル基板5を介して傾き検出装置3を撮像素子1の結像面と略平行になるように取り付けている。従って、撮像素子1及び傾き検出装置3は、一体の部品である撮像素子ユニットとしてカメラ本体10に組み付けられる。
このため、前述したキャリブレーション作業を一度行えば、撮像素子ユニットを分解しない限り、通常の分解/再組立作業においては、撮像素子1と傾き検出装置3との位置関係は変わらないため、再度キャリブレーション作業を行う必要がなくなる。これにより、撮像素子1と傾き検出装置3との相対的な位置ずれ等を調整する作業を軽減することができる。
また、撮像素子1及び傾き検出装置3が一体の部品であるため、傾き検出装置3を撮像素子ユニットとは別の部品に取り付けた場合のように、キャリブレーション作業後の経年変化による撮像素子ユニットと別部品との間の位置ずれ等を考慮する必要がなくなる。即ち、キャリブレーション作業後の経年変化により撮像素子ユニットと別部品との間に位置ずれ等が発生しても、撮像素子1と傾き検出装置3との位置関係は変ることがない。これにより、キャリブレーション作業後の傾き検出装置3による撮像素子1の結像面の傾き検出精度の低下を防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、図4及び図5を参照して、本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタル一眼レフカメラについて説明する。図4は撮像素子1及び回路基板2からなる撮像素子ユニットの分解斜視図、図5は組立後の撮像素子ユニットにおける図4のB−B線断面図である。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図及び符号を流用して説明する。
次に、図4及び図5を参照して、本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタル一眼レフカメラについて説明する。図4は撮像素子1及び回路基板2からなる撮像素子ユニットの分解斜視図、図5は組立後の撮像素子ユニットにおける図4のB−B線断面図である。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図及び符号を流用して説明する。
図4及び図5に示すように、本実施形態のデジタル一眼レフカメラは、撮像素子1の背面側に、回路基板2が配置されている。回路基板2は、撮像素子1の結像面に対して略平行に配置され、はんだ付け等により撮像素子1に一体に取り付けられて、撮像素子1から出力された電気信号を処理するとともに、撮像素子1を保持する保持部材としての役割を果たす。
回路基板2の背面側、即ち、撮像素子1の反対側の面には、傾き検出装置3が撮像素子1の結像面に対して略平行となるようにはんだ付け等により取り付けられている。ここで、傾き検出装置3は、撮影レンズ11の光軸上に配置されることが望ましい。そして、上記第1の実施形態と同様に、傾き検出装置3と撮像素子1との間の水平・垂直方向のキャリブレーション作業を行う。その他の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明の構成は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 撮像素子
2 回路基板
3 傾き検出装置
4 保持部材
5 フレキシブル基板
2 回路基板
3 傾き検出装置
4 保持部材
5 フレキシブル基板
Claims (3)
- 撮像素子と、
前記撮像素子を保持する保持部材と、
前記撮像素子の結像面の傾きを検出する傾き検出装置とを備え、
前記撮像素子、前記保持部材、及び前記傾き検出装置は、一体に取り付けられ、前記傾き検出装置は、前記撮像素子の結像面に対して平行になるように前記保持部材に取り付けられることを特徴とする撮像装置。 - 前記保持部材は、前記撮像素子から出力された電気信号を処理する回路基板であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記傾き検出装置は、フレキシブル基板を介して前記保持部材に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010218742A JP2012074949A (ja) | 2010-09-29 | 2010-09-29 | 撮像装置 |
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JP2012074949A true JP2012074949A (ja) | 2012-04-12 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109495673A (zh) * | 2017-09-11 | 2019-03-19 | 宁波舜宇光电信息有限公司 | 摄像模组及其组装方法 |
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2010
- 2010-09-29 JP JP2010218742A patent/JP2012074949A/ja active Pending
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