JP2012074073A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】位置情報に基づいてコンテンツを適切に提供することができる。
【解決手段】コンテンツ共有サーバ100において、コンテンツと、位置を示す位置情報と、を対応付けて記憶する領域コンテンツ対応管理テーブルと、位置情報を提供する位置提供装置から、位置情報と、当該位置情報を基点として領域を特定するための条件と、を取得する位置情報取得部109と、取得された位置情報と条件とに基づいて、当該位置情報を基点とした領域を特定した後、特定された領域に含まれる位置情報と、領域コンテンツ対応管理テーブルで対応付けられたコンテンツを送信する通信制御部102と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、利用者又は物体の位置に応じて参照可能な情報を提供する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関するものである。
近年、ネットワーク技術の発展に伴い、利用者はネットワーク上に存在するコンテンツを容易に参照や追加することが可能となった。これにより、複数の利用者が作成したコンテンツがネットワーク上で管理することが容易になった。
このような状況に伴い、ネットワーク上で管理すべきコンテンツが増大することとなった。そして、複数の利用者でコンテンツを共有する際にどの様に管理するのかが問題となる。例えば、特許文献1に係る発明においては、場所や空間と関連づけられたコンテンツを参照する方法が提示されている。このような技術によりコンテンツが、場所や空間に対応付けて管理することになり、利用者が場所を選択することで共有されているコンテンツを参照することができる。
しかしながら、引用文献1に記載された技術では、場所を選択するに留まり、RFIDタグ等により利用者の位置を検出して、位置に対応するコンテンツを提供することまで行われていない。
つまり、引用文献1では、コンテンツを提供する際にRFIDタグ等で位置情報を検出すること考慮されていない。また、仮に利用者の位置を検出しても、検出した位置を含む場所を特定し、当該場所に対応するコンテンツの提供は難しいという問題がある。
例えば、RFIDタグにより利用者が「東京都千代田区霞が関の特許ビルの8階」にいることを検出した場合、コンテンツとして、千代田区と対応付けられたコンテンツを提供すればよいのか、霞が関のコンテンツを提供すればよいのか、特許ビルのコンテンツを提供すればよいのか、さらには特許ビルの8階のコンテンツを提供すればよいのか、特定することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、検出された利用者又は物体の位置情報に応じて共有している情報の参照を可能とする情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
また、請求項1にかかる発明は、コンテンツと、位置を示す位置情報と、を対応付けて記憶するコンテンツ記憶手段と、位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報と、当該位置情報を基点として領域を特定するための条件と、を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記条件とに基づいて、当該位置情報を基点とした前記領域を特定する領域特定手段と、前記領域特定手段により特定された前記領域に含まれる前記位置情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられた前記コンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、コンテンツと、利用者または通信装置を識別する識別情報と、を対応付けて記録するコンテンツ記憶手段と、位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報を取得する第1の位置情報取得手段と、前記第1の位置情報取得手段により取得された前記位置情報から、所定の範囲内に存在する、利用者または通信装置を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された、前記利用者または前記通信装置を識別する前記識別情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられている前記コンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、情報処理装置と、位置情報処理装置と、を備えた情報処理システムであって、前記位置情報処理装置は、物体又は利用者の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記位置取得手段が取得した前記位置情報を、前記情報処理装置に出力する出力手段と、を備え、前記情報処理装置は、コンテンツと、位置を示す位置情報と、を対応付けて記憶するコンテンツ記憶手段と、前記位置情報処理装置から、位置情報と、当該位置情報を基点として領域を特定するための条件と、を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記条件とに基づいて、当該位置情報を基点とした前記領域を特定する領域特定手段と、前記領域特定手段により特定された前記領域に含まれる前記位置情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられた前記コンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、を備えた、ことを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、情報処理装置と、位置情報処理装置と、を備えた情報処理システムであって、前記位置情報処理装置は、利用者または通信装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記位置取得手段が取得した前記位置情報を、前記情報処理装置に出力する出力手段と、を備え、前記情報処理装置は、コンテンツと、利用者または通信装置を識別する識別情報と、を対応付けて記録するコンテンツ記憶手段と、前記位置情報処理装置から、位置情報を取得する第1の位置情報取得手段と、前記第1の位置情報取得手段により取得された前記位置情報から、所定の範囲内に存在する、利用者または通信装置を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された、前記利用者または前記通信装置を識別する前記識別情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられている前記コンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、を備えた、ことを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、情報処理装置で実行される情報処理方法であって、前記情報処理装置は、コンテンツと、位置を示す位置情報と、を対応付けて記憶するコンテンツ記憶手段を備え、位置情報取得手段が、位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報と、当該位置情報を基点として領域を特定するための条件と、を取得する位置情報取得ステップと、領域特定手段が、前記位置情報取得ステップにより取得された前記位置情報と前記条件とに基づいて、当該位置情報を基点とした前記領域を特定する領域特定ステップと、コンテンツ送信手段が、前記領域特定ステップにより特定された前記領域に含まれる前記位置情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられた前記コンテンツを送信するコンテンツ送信ステップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、情報処理装置で実行される情報処理方法であって、情報処理装置は、コンテンツと、利用者または通信装置を識別する識別情報と、を対応付けて記録するコンテンツ記憶手段を備え、第1の位置情報取得手段が、位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報を取得する第1の位置情報取得ステップと、検出手段が、前記第1の位置情報取得ステップにより取得された前記位置情報から、所定の範囲内に存在する、利用者または通信装置を検出する検出ステップと、コンテンツ送信手段が、前記検出ステップにより検出された、前記利用者または通信装置を識別する前記識別情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられている前記コンテンツを送信するコンテンツ送信ステップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、コンピュータは、コンテンツと、位置を示す位置情報と、を対応付けて記憶するコンテンツ記憶手段を備え、位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報と、当該位置情報を基点として領域を特定するための条件と、を取得する位置情報取得ステップと、前記位置情報取得ステップにより取得された前記位置情報と前記条件とに基づいて、当該位置情報を基点とした前記領域を特定する領域特定ステップと、前記領域特定ステップにより特定された前記領域に含まれる前記位置情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられた前記コンテンツを送信するコンテンツ送信ステップと、を前記コンピュータに実行させること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、コンピュータは、コンテンツと、利用者または通信装置を識別する識別情報と、を対応付けて記録するコンテンツ記憶手段を備え、位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報を取得する第1の位置情報取得ステップと、検出手段が、前記第1の位置情報取得ステップにより取得された前記位置情報から、所定の範囲内に存在する、利用者または通信装置を検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出された、前記利用者または通信装置を識別する前記識別情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられている前記コンテンツを送信するコンテンツ送信ステップと、を前記コンピュータに実行させること、を特徴とする。
本発明によれば、位置情報に基づいたコンテンツを適切に提供することが可能という効果を奏する。
第1の実施の形態にかかるコンテンツ共有システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るコンテンツ共有サーバのコンテンツデータベースが保持する場所管理テーブルの構造を示した図である。 第1の実施の形態に係るコンテンツ共有サーバが管理している場所「8F」の領域及び利用者の存在する位置を示した説明図である。 第1の実施の形態に係るコンテンツ共有サーバのコンテンツデータベースが保持するグループ管理テーブルの構造を示した図である。 第1の実施の形態に係るコンテンツ共有サーバのコンテンツデータベースが保持する領域コンテンツ対応管理テーブルの構造を示した図である。 第1の実施の形態に係るクライアントのコンテンツ表示部が、利用者から場所の選択を受け付けた場合に表示する画面の例を示した図である。 第1の実施の形態に係るクライアントのコンテンツ表示部が、利用者から「新規作成」ボタンの押下を受け付けた場合に表示するコンテンツの新規作成画面の例を示した図である。 第1の実施の形態にかかるコンテンツ共有サーバにおける利用者を認証してからコンテンツの閲覧し、必要に応じて追加又は変更する処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるコンテンツ共有サーバの追加部におけるコンテンツの追加処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるコンテンツ共有サーバの削除部における定期的なコンテンツの削除処理の手順を示すフローチャートである。 変形例に係るクライアントのコンテンツ表示部が、利用者から場所の選択を受け付けた場合に表示する画面の例を示した図である。 コンテンツ共有サーバの機能を実現するためのプログラムを実行したPCのハードウェア構成を示した図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。後述する実施形態においては、情報処理装置をコンテンツ共有サーバに適用した例について説明するが、これらの装置に制限するものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかるコンテンツ共有システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかるコンテンツ共有システムでは、位置情報提供サーバ20と、コンテンツ共有サーバ100と、クライアント50から構成されている。そして、位置情報提供サーバ20で検出された利用者の位置情報に基づいて、コンテンツ共有サーバ100が、当該利用者が使用しているクライアント50にコンテンツを提供することを可能とする。
位置情報提供サーバ20は、利用者の位置情報を検出して、利用者の位置情報を、利用者を特定するIDと検出時間と共にコンテンツ共有サーバ100に出力する。具体的には、利用者は無線通信装置を備え付けている。そして、当該無線通信装置を検出するリーダが、各場所に備え付けられている。そして、位置情報提供サーバ20は、位置情報ネットワーク11を介して、リーダから入力される検出信号に基づいて、利用者の位置情報を取得することができる。
また、利用者が備え付ける無線通信装置はどの様なものでもよく、例えば、RFIDタグやBluetooth(登録商標)、ZigBeeなどが考えられる。また、無線通信装置は、上述した近距離用の通信手法に制限するものではなく、例えばGPS(Global Positioning System)を用いてもよい。
なお、ユーザによる特別な動作なしに行動を記録し、ある程度の範囲の限定ができることが望ましいと言う理由から、近距離用の無線通信装置として、サイズが小さく、かつ省消費電力のRFIDタグを用いるのが望ましい。RFIDシステムのタグは大まかにICチップとアンテナから構成され、このアンテナを通じてデータの送受信を行なう。
また、RFIDタグには自らが電池を持ち電波を発信して通信を行なうアクティブ方式と、アンテナを通じて外部から電源の供給を受けて稼働し、通信を行なうパッシブ方式の2種類がある。本発明の実施形態では、いずれの方式を用いてもよいが、ユーザの特別な操作なしに位置を検出するため、通信距離が数mと長いアクティブ方式を用いる方がより好ましい。そこで、本実施の形態では、アクティブ方式のRFIDタグを用いることとする。なお、当該タグはどこに備え付けても良いが、社員証や携帯電話のようにユーザが常に持ち歩く物に取り付けることが好ましい。
なお、RFIDの通信システムには複数のタグによる通信の混乱を避けるアンチコリジョンという機能がある。タグおよびリーダライタがこの機能を備える事により、該RFIDシステムは複数のタグを一度に読み書きするマルチリードを実現する。本発明においては、複数の人が同じ場所に存在することが当然考えられるため、このマルチリード機能を備える事が非常に重要である。RFIDシステムは、非常に速い処理速度があるため、リアルタイムに位置情報を取得する事ができる。
クライアント50の内部は、コンテンツ入力受付部52と、コンテンツ表示部51と、領域選択受付部53と、領域一覧表示部54とを備え、ユーザが存在する位置を含む場所(以下、領域ともいう)の一覧を表示し、当該一覧からの場所の選択の受け付け、選択された場所に対応するコンテンツの表示を行う。また、クライアント50は、コンテンツの追加、変更等も行う。なお、利用者は、コンテンツを扱う際に、クライアント50から後述するコンテンツ共有サーバ100に対してログインを行う必要がある。このログイン処理により、利用者の認証が行われた後、当該クライアント50を使用している利用者が特定できるので、利用者の位置に応じたコンテンツの提供が可能となる。
なお、クライアント50は、どのような装置でもよいが、移動可能なノートPC(Personal Computer)又は携帯型情報端末等、利用者の移動に応じて場所を変更できる装置が好ましい。
また、本実施の形態とは異なるが、コンテンツを提供する際、利用者の位置を利用するのではなく、装置等の物体の位置を利用してもよい。この物体には、位置を検出できるタグ等を備えていること等が考えられる。この物体の例としては、プロジェクタ等とする。当該プロジェクタを用いた例としては、プロジェクタが設置された位置に応じてコンテンツを提供すること等が考えられる。なお、行われる処理については、後述する利用者の位置を利用する場合と同様とし、説明を省略する。
コンテンツ入力受付部52は、利用者がコンテンツを参照する際に、利用者の位置に含む複数の場所から、適切な場所の選択や、コンテンツの追加や、コンテンツを変更する際の入力を利用者から受け付ける。また、コンテンツ入力受付部52は、さらに利用者を認証する際のユーザIDやパスワード等の入力を受け付けても良い。
領域一覧表示部54は、図示しないモニタ等に、当該クライアント50を使用している利用者の検出された位置を含む領域(場所)を、一覧として表示する。また、この一覧として表示される領域は、階層構造を形成している。なお、画面例や領域の階層構造等の詳細については後述する。
領域選択受付部53は、図示しない入力デバイス等で、一覧として表示された領域(場所)から選択を受け付ける。
コンテンツ表示部51は、図示しないモニタ等に、領域選択受付部53により選択された領域に対応するコンテンツ、又は利用者にコンテンツを追加又は変更させる際の画面の表示を行う。なお、コンテンツ表示部51が表示する画面例については後述する。
図1に示すようにコンテンツ共有サーバ100の内部は、記憶部101と、通信制御部102と、利用者認証部103と、削除部104と、入力受付部105と、追加部106と、選択受付部107と、共有情報取得部108と、位置情報取得部109と、出力部110と、抽出部111とを備え、位置情報提供サーバ20から取得した利用者の位置情報に基づいて、クライアント50にコンテンツの出力、又はコンテンツの追加、変更等を行う。
記憶部101は、コンテンツデータベースを記憶する。そしてコンテンツデータベースは、領域コンテンツ対応管理テーブル、場所管理テーブル、グループ管理テーブルと、を保持する。また、記憶部101は、本実施の形態ではHDD(Hard Disk Drive)を用いることとするが、光ディスク、メモリカードなどの一般的に用いられるあらゆる記憶手段で構成することができる。
図2は場所管理テーブルの構造を示した図である。本図に示すように、場所管理テーブルは、場所と、位置1と、位置2と、レベルと、を対応付けて保持している。そして、場所管理テーブルの各フィールドについて説明する。この「位置1」フィールドと「位置2」フィールドは、領域を定めるために用いられる。具体的には「位置1」フィールドの位置座標と「位置2」フィールドの位置座標を対向する頂点とした矩形領域を、当該レコードの場所が特定する領域とする。
また、図2の「レベル」フィールドは、当該場所の階層構造を示しており、例えば“グループ居室”は「レベル」が‘3’であり図2のレコードでは、最も細分化された領域を示している。それから“研究室居室”、“8F”と「レベル」が大きくなるにつれて、当該レコードが示す領域が広くなることを示している。換言すると“8F”から“研究居室”、“グループ居室”と狭い領域に階層化されていることを示している。つまり、「レベル」フィールドは、場所を特定する際の階層を示している。このように、本実施の形態においては、領域を細分化する粒度として、階層を用いる。
図3は、本実施の形態に係る場所「8F」の領域及び利用者の存在する位置を示した説明図である。本図に示すように、「8F」501の領域内に、「研究所居室」502と、「会議室1」504と、とが存在する。そして、「研究所居室」502の領域内に「グループ居室」503が存在する。このように、本実施形態に係る場所は、上述した「レベル」フィールドで説明したような階層構造が形成されている。
そして、このように場所を階層構造で表せる場合、利用者が存在する位置は、階層が異なる複数の場所で表すことができる。例えば、図3で示した、ユーザ“AAA”は、この建物の「8F」501にいて、さらにその中の「研究所居室」502にいて、さらにその中でも「グループ居室」503に存在している。このような場合、ユーザ“AAA”は、コンテンツを表示する際、「8F」501、「研究所居室」502、「グループ居室」503の階層が異なる3つの場所から、対応するコンテンツを表示したい場所を選択する。
例えば、ユーザ“AAA”は、同研究所内のユーザ“BBB”に情報を伝達したいのであれば「研究所居室」802に関連付けてコンテンツを追加すればよい。また、ユーザ“AAA”は、もっと広い領域で情報を共有したいのであれば「8F」を場所として指定すればよい。
図4はグループ管理テーブルの構造を示した図である。本図に示すように、グループ管理テーブルは、グループIDと、ユーザIDとを対応付けて保持している。これによりグループに所属しているユーザを特定することができる。
図5は領域コンテンツ対応管理テーブルの構造を示した図である。本図に示すように、領域コンテンツ対応管理テーブルは、場所(領域)と、コンテンツと、追加日時と、追加者と、アクセス数と、閲覧者IDと、グループIDと、有効時間と、退出後有効時間と、有効アクセス数と、有効閲覧者と、対応付けて保持している。本図に示すように場所と、コンテンツが対応付けて保持されている。そして、領域コンテンツ対応管理テーブルは、閲覧する利用者を特定する「閲覧者」フィールドと、「グループID」フィールドとを、保持している。この「閲覧者」フィールドと、「グループID」フィールドが設定されていない場合、全ての利用者に対して参照が許可されているものとする。このように、「追加日時」フィールドや「追加者」フィールドにより、追加時間や追加した利用者を保持できるので、利便性が向上する。
また、「閲覧者」フィールドと、「グループID」フィールドは、閲覧可能なユーザを特定できる。これにより、より適切にコンテンツを共有できる。
また、領域コンテンツ対応管理テーブルは、各レコードを削除する条件として、「有効時間」フィールドと、「退出後有効時間」、「有効アクセス数」フィールドと、「有効閲覧者」フィールドとを保持している。なお、これらの削除する条件は、設定されている場合に限り用いられる。
図1に戻り、通信制御部102は、ネットワーク10を介してクライアント50との間で情報の送受信の制御を行う。
利用者認証部103は、利用者の認証を行う。また、利用者認証部103が行う認証はどの様な認証でも良い。例えば、利用者認証部103は、認証方法として、クライアント50から送信されたユーザIDとパスワードによる認証、クライアント50から送信された指紋情報による認証、又はクライアント50から送信されたICカードの情報による認証等を用いても良い。
そして、利用者は、利用者認証部103により認証された場合に、後述するコンテンツの参照等が可能となる。これにより、コンテンツの安全性が向上する。また、認証された利用者しかコンテンツを追加できないので、コンテンツの信頼性が向上する。
位置情報取得部109は、利用者認証部103により認証された利用者の位置に係る位置情報を、位置情報提供サーバ20から取得する。また、位置情報取得部109が取得する位置情報は、利用者を示すユーザIDと、利用者を検出した検出時間と、利用者の存在する位置座標とする。
抽出部111は、取得した位置情報に基づいて、記憶部101の場所管理テーブルを検索して、利用者の存在する場所を抽出する。また、抽出部111は、利用者の存在する位置を含む場所が複数あれば、これら全ての場所を抽出する。
選択受付部107は、後述する出力部110により、抽出部111により抽出された場所が複数存在すると判断された場合に、抽出部111により抽出された場所の中から、所望する場所の選択を受け付ける。なお、この選択の受付はクライアント50を利用する利用者により行われる。
共有情報取得部108は、位置情報取得部109が取得した利用者の位置を含む場所がが1つしかない場合、当該場所と対応付けられたコンテンツを、領域コンテンツ対応管理テーブルから取得する。また、共有情報取得部108は、利用者の位置を含む場所が複数ある場合、選択受付部107が場所の選択を受け付けた際、選択された場所に対応するコンテンツを、領域コンテンツ対応管理テーブルから取得する。ただし、共有情報取得部108が取得するコンテンツは、当該利用者に対して閲覧が許可されているコンテンツに制限される。
また、共有情報取得部108は、コンテンツを取得する際、領域コンテンツ対応管理テーブルの当該コンテンツと対応付けられているアクセス数を1つ追加する。これにより、共有情報管理サーバ100は、正確なアクセス数を管理することができる。
出力部110は、抽出部111により抽出された場所が1つしかない場合、共有情報取得部108が取得した当該場所と対応付けられたコンテンツを、クライアント50に出力する。
また、出力部110は、抽出部111により抽出された場所が複数存在する場合、クライアント50に対して場所の選択画面情報を出力する。これにより、クライアント50の領域一覧表示部54が、場所(領域)を選択する画面を表示する。
そして、利用者が入力デバイス等から場所(領域)を選択する。これにより、クライアント50の領域選択受付部53が、場所(領域)の選択を受け付ける。そして、クライアント50が、選択を受け付けた場所(領域)を、コンテンツ共有サーバ100に出力する。これにより、コンテンツ共有サーバ100の選択受付部107が場所の選択を受け付けることができる。
そして、出力部110は、選択受付部107が場所の選択を受け付けた後、共有情報取得部108がコンテンツを取得した場合に、取得したコンテンツを、利用者が選択された当該場所に対応するコンテンツとして、クライアント50に出力する。
図6は、利用者から場所の選択を受け付けた場合に、コンテンツ表示部51がコンテンツを表示する画面の例を示した図である。本図に示すように、利用者の位置情報に対応する場所が複数存在する場合、領域一覧表示部54は、場所(領域)の一覧を、選択欄601に表示する。
図6においては、領域一覧表示部54は、選択欄601に、“8F”、“研究室居室”、“グループ居室”を表示する。そして、利用者が選択欄601から場所を選択した場合、領域選択受付部53が、当該場所の選択を受け付ける。そして、クライアント50はコンテンツ共有サーバ100に、選択を受け付けた場所を示す情報を送信する。つまり、利用者の位置を含む場所(領域)が複数存在する場合、利用者は、複数の場所(領域)から、現在注目したい場所の選択を行なうことができる。なお、利用者の位置を含む場所が、複数存在するのは、上述したように場所(領域)が階層化構造を有するためである。
また、選択を受け付けた場所と対応付けられたコンテンツが複数存在する場合、コンテンツ表示部51は、これら複数のコンテンツを表示する。
そして、ネットワーク10を介して通信制御部102が、クライアント50が選択を受け付けた場所を示す場所情報の受信処理を行う。そして、選択受付部107が、受信した場所情報に基づいて場所の選択を受け付ける。次に、共有情報取得部108が、選択された場所に対応付けられたコンテンツを取得する。そして、出力部110が、取得したコンテンツを、クライアント50に出力する。次に、通信制御部102は、出力されたコンテンツを、クライアント50に送信するように通信制御する。これにより、コンテンツ表示部51は、コンテンツをコンテンツ表示欄602に表示することができる。
また、図6に示すように、場所の選択欄601で、場所を選択する代わりに半径を選択することができる。この場合、利用者の位置座標を中心として選択された半径に含まれる場所が選択される。なお、半径の設定により選択される場所は、半径の領域内に含まれる場所に制限するものではなく、例えば、半径の領域内に一部でも重なった場所等を選択しても良い。
なお、図6で示した画面から、「新規作成」603を押下することで、コンテンツを作成する画面を表示することができる。この画面の詳細については後述する。また、当該コンテンツに対して「編集」ボタンや、「削除」ボタンを押下することで、コンテンツの編集や削除を行うことも可能とする。また、上述した任意の操作は、ユーザのアクセス権限にもとづいて行なうことができる。
なお、「削除」ボタンによる削除では、追加した利用者以外削除できないようにしても良い。これにより、消去したくないコンテンツを保護することができる。
削除部104は、領域コンテンツ対応管理テーブルに追加されているコンテンツの削除を行う。例えば、削除部104は、図6で示した「削除」ボタンを押下された場合、クライアント50からコンテンツ共有サーバ100に対して当該コンテンツを特定する情報と、削除する旨が入力された際に、当該コンテンツを削除する。
また、削除部104は、所定時間毎に、領域コンテンツ対応管理テーブルに追加されているコンテンツを調査し、各コンテンツに設定された削除条件を満足した場合に、当該コンテンツを削除する。なお、削除部104が行う削除条件に基づく削除処理は、後述する。なお、所定時間とは、例えば30分ごとなど、どのような時間間隔でも良い。
つまり、1度追加したコンテンツは、複数の利用者が一時的に共有しただけにすぎないものも多い。そこで、削除部104は、部屋を出ると自動的に自分の追加したコンテンツが削除する等、利用者の要求に応じて適切にコンテンツを消去することを可能とする。これにより、不要なコンテンツは削除されるので、コンテンツを常に適切な状態に保つことを可能とする。
また、削除部104が削除する削除条件はどのような条件でも良い。例えば、会議室で会議をしている4人の利用者がいた場合、ユーザ“CCC”が追加したコンテンツは閲覧者“DDD”、“EEE”、“FFF”の3人に閲覧されれば全員に情報が行き渡る。そこで、ユーザ“CCC”は、この3人がコンテンツを閲覧した場合に削除すると条件を設定すれば、削除された場合には全員への情報伝達が既に行なわれたことを把握できる。
また、ユーザ“CCC”は、削除する条件としてアクセス回数を会議している利用者より多い“8”と設定してもよい。この場合、ある利用者が複数回アクセスしても、当該コンテンツが削除される前に、他の利用者が当該コンテンツを閲覧できる可能性が向上する。
このように、削除部104は、アクセス回数を制限することで、利用者の要求に応じてコンテンツを限定的に共有させることができる。
また、ユーザ“AAA”がフロア全体に通知したい情報を追加する場合について説明する。この追加された情報が、「ユーザ“AAA”が在席している間だけ連絡して欲しい」という内容であれば、ユーザ“AAA”が退席した後も当該コンテンツを他の利用者が閲覧できる場合混乱を招く可能性がある。そこで、コンテンツ共有サーバ100では、「退出後有効時間」を設定する。これにより、ユーザ“AAA”が、当該場所から移動した(つまり、設定された領域に利用者の位置が含まれなくなった)後、所定時間経過後に、当該コンテンツを削除する等の削除条件を設定することも可能とする。なお、本実施の形態では、当該場所を、コンテンツと対応付けられた場所としているが、利用者が移動可能な場所(領域)であればどのような場所でもよい。
また、削除部104は、会議中においてユーザ“AAA”が会議室1から移動した後にコンテンツを削除することもできる。これにより、削除部104は、ユーザ“AAA”と関係のないユーザがコンテンツを取得することを防止できるので、安全性が向上する。
また、削除部104は、有効時間を経過したコンテンツを削除することができる。これにより、削除部104は、コンテンツに経過時間を過ぎた場合に削除するように削除条件を設定することで、期限が有効なコンテンツに限り利用者に閲覧させることができる。
このように削除部104は、不要なコンテンツを自動的に削除するので、メンテナンスが容易になる。
入力受付部105は、クライアント50でコンテンツの新規作成が行われた場合に、新規作成されたコンテンツと、コンテンツに対応する場所の入力を受け付ける。また、入力受付部105は、必要に応じて、閲覧者や、閲覧を許可するグループ、作成者、または削除条件となる経過時間、アクセス頻度、アクセスメンバ、退出後経過時間の入力も受け付ける。
追加部106は、入力受付部105により入力されたコンテンツ、場所等を、コンテンツデータベースの領域コンテンツ対応管理テーブルに追加する。
図7は、図6の「新規作成」ボタン603の押下を受け付けた場合に、コンテンツ表示部51が表示するコンテンツの新規作成画面の例を示した図である。本図に示した画面で、利用者が存在する位置を含む場所が複数存在する場合、利用者は、選択欄701から場所を選択する。これにより、コンテンツに対応する階層の場所を設定することができる。
そして、利用者は、閲覧者又はグループ設定欄702より、閲覧を許可する利用者やグループを設定する。なお、設定しない場合、当該場所に存在する利用者であれば閲覧可能となる。
このような設定を可能とすることで、例えば、特定のグループに関わるが、場所に関係のないニュースの場合、利用者が特定のグループにのみ閲覧権限を設定して、コンテンツを追加できる。このような追加を許可することで、広い領域に指定した情報であっても閲覧者を限定することができる。
また、利用者は、コンテンツ欄703にコンテンツを入力する。そして、チェックボックス704により、作成者の表示、非表示を選択する。また、利用者は、削除条件設定欄705より、新規に作成するコンテンツの削除する条件を設定する。削除条件として用いる項目にはチェックボックスをチェックする。このように、削除条件を複数設定することもできる。このように、複数の削除条件を設定できるので、コンテンツを利用者の要求により適した条件で削除できる。これにより、メンテナンスをより容易にすることができる。
そして、設定が終了した後、利用者が、「追加」ボタン706を押下することで、設定された情報が、コンテンツ共有サーバ100に送信されることになる。また、利用者が別のコンテンツを作成したい場合、「新規作成」ボタン707を押下することで、コンテンツ表示部51が別の新規作成画面を表示する。
これより、利用者は、容易に他の利用者とコンテンツを共有することが可能となった。つまり、現在のオフィスでは利用者がノートパソコンを持ち歩いた場合でも、ネットワーク上の情報に容易にアクセスする環境が構築される傾向にある。この場合、複数の利用者が互いに情報を持ち寄り、近くにいる他の利用者と共有する際、気になったニュースのリンクを送るだけでもメールソフトを立ち上げて送信するなど非常に労力がかかった。
このような場合に、利用者の物理的な位置を検出して、近くにいる利用者間で情報を共有できる手段として、本実施の形態の位置情報提供サーバ20、コンテンツ共有サーバ100及びクライアント50によるコンテンツ共有システムは有用である。
このコンテンツ共有システムでは、位置情報提供サーバ20により利用者や機器の物理的な位置を検出し、コンテンツ共有サーバ100が位置情報を取得することができる。そこで、利用者がコンテンツを自分自身の物理的な位置に関連付けて容易に追加を可能にした。これにより、追加されたコンテンツを、その場にいる他の利用者たちと共有することが可能となる。
そして、コンテンツ共有サーバ100の通信制御部102が、当該設定された情報を受信し、入力受付部105より入力を受け付ける。そして、追加部106が、入力を受け付けた情報を、領域コンテンツ対応管理テーブルにレコードとして追加する。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるコンテンツ共有サーバ100における利用者を認証してからコンテンツの閲覧し、必要に応じて追加又は変更する処理について説明する。図8は、本実施の形態にかかるコンテンツ共有サーバ100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、利用者認証部103は、クライアント50から送信された情報により、利用者の認証を行う(ステップS801)。
そして、利用者の認証がなされた場合、位置情報取得部109が、認証された利用者の現在の位置情報を取得する(ステップS802)。
そして、抽出部111は、コンテンツDBの場所管理テーブルから、利用者の位置を含む場所を抽出する(ステップS803)。
次に、出力部110は、抽出された場所が複数存在するか否か判断する(ステップS804)。
そして、出力部110は、場所が複数存在すると判断した場合(ステップS804:Yes)、場所を選択する選択欄を含む画面情報を、クライアント50に出力する(ステップS805)。
次に、選択受付部107は、クライアント50で選択された場所情報に基づいて、場所の選択を受け付ける(ステップS806)。
そして、共有情報取得部108は、場所に対応付けられたコンテンツを、領域コンテンツ対応管理テーブルから取得する(ステップS807)。具体的には、共有情報取得部108は、出力部110により場所が1つと判断された場合(ステップS804:Yes)は当該場所と対応付けられたコンテンツを取得する。また、共有情報取得部108は、選択受付部107が場所の選択を受け付けた場合(ステップS806)、選択された場所に対応するコンテンツを取得する。
次に、出力部110は、クライアント50に対して、共有情報取得部108が取得したコンテンツを出力する(ステップS808)。これにより、クライアント50で、場所に対応するコンテンツが表示される。
そして、入力受付部105は、クライアント50から、新規作成されたコンテンツと、当該コンテンツに対応付けられた情報の入力を受け付けたか否か判断する(ステップS809)。また、新規作成されたコンテンツ等の入力を受け付けなかった場合(ステップS809:No)、特に処理を行わない。
そして、入力受付部105が、新規作成されたコンテンツ等の入力を受け付けた場合(ステップS809:Yes)、追加部106は、入力されたコンテンツ等の追加処理を行う(ステップS810)。なお、詳細な追加手順については後述する。
次に、入力受付部105は、クライアント50から、コンテンツの変更情報の入力を受け付けたか否か判断する(ステップS811)。また、コンテンツの変更情報等の入力を受け付けなかった場合(ステップS811:No)、特に処理を行わない。
そして、入力受付部105が、コンテンツの変更情報の入力を受け付けた場合(ステップS811:Yes)、追加部106は、コンテンツの変更処理を行う(ステップS812)。なお、追加部106が行う変更処理は、現在知られている処理手順を問わず、どのような変更処理でもよい。
そして、入力受付部105は、クライアント50でコンテンツの表示を終了したか否かの入力を受け付ける(ステップS813)。入力を受け付けなかった場合(ステップS813:No)、位置情報取得部109が、利用者の位置情報を取得するところから再開する(ステップS802)。
また、入力受付部105は、クライアント50でコンテンツの表示の終了した旨の入力を受け付けた場合(ステップS813:Yes)、クライアント50を利用していた利用者のログアウト処理を行った後、クライアント50に対する処理を終了する。
上述した処理手順により、コンテンツ共有サーバ100は、利用者の位置情報に基づいて、利用者の注目する階層の場所に対応するコンテンツを利用者に対して閲覧を可能とする。つまり、当該場所に存在する利用者又は物体に対して適切にコンテンツを提供することができる。なお、上述した処理手順は、本実施の形態による利用者を認証してからコンテンツの閲覧し、必要に応じて追加又は変更する処理手順の例を示したものであり、本発明をこの処理手順に制限するものではない。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるコンテンツ共有サーバ100の追加部106におけるコンテンツの追加処理について説明する。図9は、本実施の形態にかかる追加部106における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、追加部106は、入力受付部105が入力した情報に基づいて、コンテンツと、場所を設定する(ステップS901)。また、追加部106が行う設定とは、メモリ上に用意されたコンテンツ構造に対して設定する処理をいう。
次に、追加部106は、入力受付部105から入力された情報に、追加者IDが含まれているか否か判断する(ステップS902)。そして追加部106は、追加者IDが含まれていないと判断した場合(ステップS902:No)、特に処理は行わない。なお、この場合、コンテンツが匿名での追加されることとなる。
そして、追加部106が、追加者IDが含まれていると判断した場合(ステップS902:Yes)、追加部106は、追加者IDを設定する(ステップS903)。なお、この追加者IDは、図7で示した画面例で、チェックボックス704がチェックされている場合に、入力される作成者を示すユーザIDとする。
次に、追加部106は、入力受付部105から入力された情報に、閲覧者IDが含まれているか否か判断する(ステップS904)。そして追加部106は、閲覧者IDが含まれていないと判断した場合(ステップS904:No)、特に処理は行わない。
そして、追加部106が、閲覧者IDが含まれていると判断した場合(ステップS904:Yes)、追加部106は、閲覧者IDを設定する(ステップS905)。なお、この閲覧者IDは、図7で示した画面例で、閲覧者又はグループ設定欄702から入力された閲覧者を示すユーザIDとする。
次に、追加部106は、入力受付部105から入力された情報に、グループIDが含まれているか否か判断する(ステップS906)。そして追加部106は、グループIDが含まれていないと判断した場合(ステップS906:No)、特に処理は行わない。
そして、追加部106が、グループIDが含まれていると判断した場合(ステップS906:Yes)、追加部106は、グループIDを設定する(ステップS907)。なお、このグループIDは、図7で示した画面例で、閲覧者又はグループ設定欄702で設定されたグループIDとする。
次に、追加部106は、入力受付部105から入力された情報に、経過時間が含まれているか否か判断する(ステップS908)。そして追加部106は、経過時間が含まれていないと判断した場合(ステップS908:No)、特に処理は行わない。
そして、追加部106が、経過時間が含まれていると判断した場合(ステップS908:Yes)、追加部106は、現在時刻から経過時間経過した後の時間を示す有効時間を設定する(ステップS909)。なお、この経過時間は、図7で示した画面例の削除条件設定欄705の経過時間の項目のチェックボックスがチェックされている場合に限り、入力される時間とする。そして、有効時間の設定により、コンテンツが追加されてから一定時間を過ぎた場合に削除されることになる。
次に、追加部106は、入力受付部105から入力された情報に、アクセス回数が含まれているか否か判断する(ステップS910)。そして追加部106は、アクセス回数が含まれていないと判断した場合(ステップS910:No)、特に処理は行わない。
そして、追加部106が、アクセス回数が含まれていると判断した場合(ステップS910:Yes)、追加部106は、アクセス回数を設定する(ステップS911)。なお、このアクセス回数は、図7で示した画面例の削除条件設定欄705のアクセス頻度の項目のチェックボックスがチェックされている場合に限り、入力される回数とする。そして、アクセス回数の設定により、コンテンツが指定回数以上アクセスされた場合に削除されることになる。
次に、追加部106は、入力受付部105から入力された情報に、アクセスメンバを示すフラグが含まれているか否か判断する(ステップS912)。そして追加部106は、アクセスメンバを示すフラグが含まれていないと判断した場合(ステップS912:No)、追加部106は、有効閲覧者にデフォルトの‘0’を設定する。
そして、追加部106が、アクセスメンバを示すフラグが含まれていると判断した場合(ステップS912:Yes)、追加部106は、有効閲覧者に‘1’を設定する(ステップS913)。なお、このアクセスメンバは、図7で示した画面例の削除条件設定欄705のアクセスメンバの項目のチェックボックスがチェックされている場合に限り、送信されるフラグとする。そして、有効閲覧者に‘1’が設定された場合、コンテンツが同じ場所にいた利用者に全て閲覧されたら削除されることになる。
次に、追加部106は、入力受付部105から入力された情報に、退出後経過時間が含まれているか否か判断する(ステップS914)。そして追加部106は、退出後経過時間が含まれていないと判断した場合(ステップS914:No)、特に処理は行わない。
そして、追加部106が、退出後経過時間が含まれていると判断した場合(ステップS915:Yes)、追加部106は、退出後経過時間を設定する(ステップS915)。なお、この退出後経過時間は、図7で示した画面例の削除条件設定欄705の退出後経過時間の項目のチェックボックスがチェックされている場合に限り、入力される時間とする。なお、退出後経過時間の設定により、ユーザが最後に検出されてから所定の時間経過後に削除されることになる。
次に、追加部106は、入力受付部105から入力された時間を、追加日時として設定する(ステップS916)。
そして、追加部106は、上述したステップで設定された情報を対応付けて、領域コンテンツ対応管理テーブルにレコードとして追加する(ステップS917)。
上述した処理手順により、追加部106は、利用者により詳細に設定された情報に基づいて、新規作成されたコンテンツを追加することが可能となる。なお、上述した処理手順は、コンテンツ共有サーバ100の追加部106におけるコンテンツの追加処理手順の例を示したものであり、本発明をこの処理手順に制限するものではない。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるコンテンツ共有サーバ100の削除部104における定期的なコンテンツの削除処理について説明する。図10は、本実施の形態にかかる削除部104における上述した処理の手順を示すフローチャートである。まず、処理の対象として領域コンテンツ対応管理テーブルの最初のレコードを設定する。
まず、削除部104は、設定されたレコードのコンテンツに対して、有効時間が設定されている場合、この有効時間を経過しているか否か判断する(ステップS1001)。
そして、有効時間が設定されていない又は有効時間を経過していない場合(ステップS1001:No)、削除部104は、同じレコードのコンテンツに対して、退出後有効時間が設定されているならば、最後の利用者がコンテンツと対応付けられた場所を退出してから退出後有効時間が経過されているか否か判断する(ステップS1002)。
次に、退出後有効時間が設定されていない又は退出後有効時間が経過していない場合(ステップS1002:No)、削除部104は、同じレコードのコンテンツに対して、有効アクセス数が設定されているならば、この有効アクセス数を超えた回数だけアクセス数があるか否か判断する(ステップS1003)。
そして、有効アクセス数が設定されていない又は有効アクセス数をアクセス数が超えていない場合(ステップS1003:No)、削除部104は、同じレコードのコンテンツに対して、有効閲覧者が設定されている場合、閲覧者全てが参照したか否か判断する(ステップS1004)。
次に、有効閲覧者が設定されていない又は閲覧者全てが参照していない場合(ステップS1004:No)、特に処理を行わない。
そして、有効時間を経過している場合(ステップS1001:Yes)、退出後経過時間を経過している場合(ステップS1002:Yes)、有効アクセス数をアクセス数が超えている場合(ステップS1003:Yes)又は閲覧者全てが参照した場合(ステップS1004:Yes)、削除部104は、このコンテンツを、領域コンテンツ対応管理テーブルから削除する(ステップS1005)。
そして、削除部104は、領域コンテンツ対応管理テーブルの全てのレコードのコンテンツに対して削除条件を満たしたか否かの検査を行ったか否か判断する(ステップS1006)。
まだ、検査を行っていないレコードがあると判断した場合(ステップS1006:No)、削除部104は、次のコンテンツを設定する(ステップS1007)。
そして、全てのレコードに対して検査が終了した場合(ステップS1006:Yes)、削除部104は、利用者から監視を終了させる処理を受け付けたか否かを判断する(ステップS1008)。
監視を終了させる処理を受け付けていない場合(ステップS1008:No)、削除部104は、一定時間待機する(ステップS1009)。そして、待機後は、削除部104は、領域コンテンツ対応管理テーブルの最初のレコードから、上述した処理を繰り返す。
そして、削除部104は、利用者から監視を終了させる処理を受け付けた場合(ステップS1008:Yes)、監視する処理を終了する。
上述した処理手順により、削除部104は、利用者に設定された条件に基づいてコンテンツを自動的に削除することが可能となる。なお、上述した処理手順は、コンテンツ共有サーバ100の削除部104における定期的なコンテンツの削除処理手順の例を示したものであり、本発明をこの処理手順に制限するものではない。
上述した実施の形態に係るコンテンツ管理サーバ100は、粒度の異なる場所とコンテンツとを対応付けて保持している。これにより、利用者が選択した場所の粒度に応じて、適切なコンテンツを提供することができる。
また、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、以下に例示するような種々の変形が可能である。
(変形例1)
上述した第1の実施の形態においては、コンテンツを表示する条件として、当該コンテンツに対応する場所が選択された場合、そして閲覧者等で閲覧権限が与えられた場合について説明した。しかしながら、これらの条件に制限するものではない。そこで本変形例では、上述した実施の形態と異なる条件が設定された場合について説明する。
本変形例においては、利用者は、クライアントからコンテンツ追加時に所定の条件又はパラメータを対応付けて追加することを可能とする。この所定の条件又はパラメータの設定方法は、現在用いられている方法に限らずあらゆる方法を用いても良い。
この設定される条件又はパラメータは、例えば、当該利用者の付近にいる利用者を示すユーザID、又は付近に存在する物を示す固有ID等をパラメータとし、これらのIDが検出されたことを条件とすることが考えられる。そして、本変形例の追加部は、このようなパラメータ及び条件を、コンテンツに対応付けて領域コンテンツ対応管理テーブルに追加する。そして、共有情報取得部は、追加時の環境を再現した場合に限り、領域コンテンツ対応管理テーブルから当該コンテンツを取得する。これにより、クライアントで当該コンテンツの参照が可能となる。なお、追加時の環境を再現した場合とは、パラメータとして追加されたユーザIDの利用者又は固有IDの物が付近で検出された場合を意味する。
これにより、例えば、コンテンツを追加した時に、ユーザ“AAA”とユーザ“BBB”がいた場合、ユーザ“AAA”及びユーザ“BBB”が共にいないとコンテンツを参照できない。またはコンテンツを追加した時に、ユーザ“AAA”と近くに金庫の鍵が検出された場合、ユーザ“AAA”と金庫の鍵が付近で検出されないと当該コンテンツを参照できない。
なお、当然ながら、上述した実施の形態の条件と組み合わせて、コンテンツを参照する際の条件を設定しても良い。
このように、本変形例のコンテンツ共有サーバは、利用者の要求に応じて、コンテンツの参照を許可する際の適切な条件の設定が可能となる。
(変形例2)
また、上述した実施の形態に係るコンテンツ共有システムでは、利用者がコンテンツを参照したい場合に、階層化された場所(領域)を表示した。しかしながら、コンテンツを参照したい場合に、階層化された場所を表示するのではなく、例えば、異なるサイズの面積を表示してもよい。そして、コンテンツ共有システムでは、利用者が、任意の面積を選択した場合に、当該面積と対応付けられたコンテンツを対応付けて表示する。
そして、本変形例では、コンテンツ共有サーバは、コンテンツと位置を対応付けて管理する。そして、クライアントは、“半径2m以内”、“半径5m以内”、“半径10m以内”等の一覧を表示する。これらは、利用者の位置を中心とした面積とする。そして、クライアントが、上述した面積から、任意の面積の選択を利用者から受け付けた場合に、コンテンツ共有サーバとクライアントの処理により、クライアントが、選択された面積に含まれている位置と対応付けられたコンテンツを表示する。これにより、階層化された場所を、上述したようなテーブルで管理せずとも、領域の粒度に応じて情報を表示することができる。
(変形例3)
また、上述した第1の実施の形態にかかるコンテンツ共有システムでは、図6に示すように、クライアント50のコンテンツ表示部51が、利用者により選択された一つの領域(場所)と対応付けられたコンテンツを表示していた。しかしながら、上述した実施の形態は、利用者が選択可能な領域(場所)を一つに制限するものではない。そこで変形例として、複数の領域(場所)を選択可能とした例について説明する。
図11は、本変形例に係るクライアントのコンテンツ表示部が、利用者から場所の選択を受け付けた場合に表示する画面の例を示した図である。本図に示すように、領域選択受付部は、選択欄1201を表示する。この選択欄1201は、場所毎にチェックボックスが設けられており、場所毎にチェックの有無を選択できる。
そして、コンテンツ表示部が、チェックされた場所と対応付けられたコンテンツを、表示する。また、コンテンツ表示部は、チェックされた場所が複数存在する場合、選択された場所毎にコンテンツを、コンテンツ表示欄602に表示する。図11に示すように、選択欄1201で“研究室居室”と“グループ居室”とがチェックされているので、コンテンツ表示欄602では“研究室居室”及び“グループ居室”と対応付けられたコンテンツを表示している。なお、場所と対応付けられたコンテンツを取得する処理手順は、上述した実施の形態と同様なので説明を省略する。
図12は、コンテンツ共有サーバの機能を実現するためのプログラムを実行したPCのハードウェア構成を示した図である。本実施の形態のコンテンツ共有サーバは、CPU(Central Processing Unit)1101等の制御装置と、ROM(Read Only Memory)1102やRAM(Random Access Memory)1103等の記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)、CD(Compact Disk)ドライブ装置等の外部記憶装置1104と、ディスプレイ装置等の表示装置1105と、キーボードやマウス等の入力装置1106と、通信I/F1107と、これらを接続するバス1108を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
上述した実施の形態のコンテンツ共有サーバで実行されるコンテンツ共有プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、上述した実施の形態のコンテンツ共有サーバで実行されるコンテンツ共有プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上述した実施の形態のコンテンツ共有サーバで実行されるコンテンツ共有プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、上述した実施の形態のコンテンツ共有プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
上述した実施の形態のコンテンツ共有サーバで実行されるコンテンツ共有プログラムは、上述した各部(通信制御部、利用者認証部、削除部、入力受付部、追加部、選択受付部、共有情報取得部、位置情報取得部、出力部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU1101が上記記録媒体からコンテンツ共有プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、通信制御部、利用者認証部、削除部、入力受付部、追加部、選択受付部、共有情報取得部、位置情報取得部、出力部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムは、複数の利用者間で参照可能な情報を共有する技術に有用であり、特に、利用者の位置を含む階層化された領域に応じて、異なる情報を提供する技術に適している。
10 ネットワーク
11 位置情報ネットワーク
20 位置情報提供サーバ
50 クライアント
51 コンテンツ表示部
52 コンテンツ入力受付部
100 コンテンツ共有サーバ
101 記憶部
102 通信制御部
103 利用者認証部
104 削除部
105 入力受付部
106 追加部
107 選択受付部
108 共有情報取得部
109 位置情報取得部
110 出力部
111 抽出部
601 場所の選択欄
602 コンテンツ表示欄
701 場所の選択欄
702 グループ設定欄
703 コンテンツ欄
704 チェックボックス
705 削除条件設定欄
706 「追加」ボタン
707 「新規作成」ボタン
1101 CPU
1102 ROM
1103 RAM
1104 外部記憶装置
1105 表示装置
1106 入力装置
1107 通信I/F
1108 バス
特開2004−46799号公報

Claims (8)

  1. コンテンツと、位置を示す位置情報と、を対応付けて記憶するコンテンツ記憶手段と、
    位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報と、当該位置情報を基点として領域を特定するための条件と、を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記条件とに基づいて、当該位置情報を基点とした前記領域を特定する領域特定手段と、
    前記領域特定手段により特定された前記領域に含まれる前記位置情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられた前記コンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. コンテンツと、利用者または通信装置を識別する識別情報と、を対応付けて記録するコンテンツ記憶手段と、
    位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報を取得する第1の位置情報取得手段と、
    前記第1の位置情報取得手段により取得された前記位置情報から、所定の範囲内に存在する、利用者または通信装置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された、前記利用者または前記通信装置を識別する前記識別情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられている前記コンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  3. 情報処理装置と、位置情報処理装置と、を備えた情報処理システムであって、
    前記位置情報処理装置は、
    物体又は利用者の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段が取得した前記位置情報を、前記情報処理装置に出力する出力手段と、を備え、
    前記情報処理装置は、
    コンテンツと、位置を示す位置情報と、を対応付けて記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記位置情報処理装置から、位置情報と、当該位置情報を基点として領域を特定するための条件と、を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記条件とに基づいて、当該位置情報を基点とした前記領域を特定する領域特定手段と、
    前記領域特定手段により特定された前記領域に含まれる前記位置情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられた前記コンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、を備えた、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  4. 情報処理装置と、位置情報処理装置と、を備えた情報処理システムであって、
    前記位置情報処理装置は、
    利用者または通信装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段が取得した前記位置情報を、前記情報処理装置に出力する出力手段と、を備え、
    前記情報処理装置は、
    コンテンツと、利用者または通信装置を識別する識別情報と、を対応付けて記録するコンテンツ記憶手段と、
    前記位置情報処理装置から、位置情報を取得する第1の位置情報取得手段と、
    前記第1の位置情報取得手段により取得された前記位置情報から、所定の範囲内に存在する、利用者または通信装置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された、前記利用者または前記通信装置を識別する前記識別情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられている前記コンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、を備えた、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  5. 情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、コンテンツと、位置を示す位置情報と、を対応付けて記憶するコンテンツ記憶手段を備え、
    位置情報取得手段が、位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報と、当該位置情報を基点として領域を特定するための条件と、を取得する位置情報取得ステップと、
    領域特定手段が、前記位置情報取得ステップにより取得された前記位置情報と前記条件とに基づいて、当該位置情報を基点とした前記領域を特定する領域特定ステップと、
    コンテンツ送信手段が、前記領域特定ステップにより特定された前記領域に含まれる前記位置情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられた前記コンテンツを送信するコンテンツ送信ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  6. 情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
    情報処理装置は、コンテンツと、利用者または通信装置を識別する識別情報と、を対応付けて記録するコンテンツ記憶手段を備え、
    第1の位置情報取得手段が、位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報を取得する第1の位置情報取得ステップと、
    検出手段が、前記第1の位置情報取得ステップにより取得された前記位置情報から、所定の範囲内に存在する、利用者または通信装置を検出する検出ステップと、
    コンテンツ送信手段が、前記検出ステップにより検出された、前記利用者または通信装置を識別する前記識別情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられている前記コンテンツを送信するコンテンツ送信ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. コンピュータは、コンテンツと、位置を示す位置情報と、を対応付けて記憶するコンテンツ記憶手段を備え、
    位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報と、当該位置情報を基点として領域を特定するための条件と、を取得する位置情報取得ステップと、
    前記位置情報取得ステップにより取得された前記位置情報と前記条件とに基づいて、当該位置情報を基点とした前記領域を特定する領域特定ステップと、
    前記領域特定ステップにより特定された前記領域に含まれる前記位置情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられた前記コンテンツを送信するコンテンツ送信ステップと、 を前記コンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
  8. コンピュータは、コンテンツと、利用者または通信装置を識別する識別情報と、を対応付けて記録するコンテンツ記憶手段を備え、
    位置情報を提供する位置情報提供装置から、位置情報を取得する第1の位置情報取得ステップと、
    検出手段が、前記第1の位置情報取得ステップにより取得された前記位置情報から、所定の範囲内に存在する、利用者または通信装置を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより検出された、前記利用者または通信装置を識別する前記識別情報と、前記コンテンツ記憶手段で対応付けられている前記コンテンツを送信するコンテンツ送信ステップと、
    を前記コンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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