JP2015129988A - データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】教師データが適切であるかどうかを再確認する利用者の負担が大きいこと。
【解決手段】データ処理装置は、記憶部と機械学習部と分類部とユーザインターフェイス部とを有する。記憶部は、それぞれがコンテンツと該コンテンツの属するカテゴリを表すラベルとを有する複数の教師データを記憶する。機械学習部は、複数の教師データを使用して分類モデルを生成する。分類部は、分類モデルを使用して複数の教師データのコンテンツが属するカテゴリを決定する。ユーザインターフェイス部は、教師データのコンテンツおよびラベルと分類部が決定したコンテンツが属するカテゴリとを表示部に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機械学習に使用する教師データを利用者が作成する作業を支援するデータ処理装置、データ処理方法、およびプログラムに関する。
映像監視、映像解析などの分野では、データ処理装置を使用して、画像データなどのコンテンツを幾つかのカテゴリに機械的に分類することが行われている。例えば、プリント配線基板などの基板の製造工程において、欠陥を有する基板を撮像した画像データを解析して、欠陥の種別に応じたカテゴリに分類することが、本発明に関連する第1の関連技術として提案されている(例えば特許文献1参照)。このような分類を行わせるためには、データ処理装置を学習させる必要がある。そして、データ処理装置を学習させるには、入力となる画像データなどのコンテンツと、出力となるカテゴリの種類を示す入出力ペアの事例である教師データが必要になる。
教師データの生成は、基本的に人手で行われる。しかし、適切な教師データを作成するには多くの時間と労力を必要とする。このため、人手による教師データの作成を支援する装置やシステムが幾つか提案されている。例えば、上記欠陥の種別に応じたカテゴリへの分類に必要な教師データの作成に関して、プリント配線基板の欠陥画像をディスプレイに表示し、この表示した欠陥画像が属すると利用者が考えるカテゴリの入力をキーボードおよびマウスから受け付けることが、本発明に関連する第2の関連技術として提案されている(例えば特許文献2参照)。より詳細には、上記第2の関連技術では、欠陥の大きさや検査対象上の撮像位置に基づいて欠陥画像が配列表示される。表示される欠陥画像には、既にカテゴリが付与されている欠陥画像と未だカテゴリが付与されていない欠陥画像とがあり、カテゴリが付与されている欠陥画像の外枠はそのカテゴリに応じた色で表示される。さらに、カテゴリに属する欠陥画像の特徴量の統計値、検査の際に得られたデータ、画像処理済みの画像、分類対象の欠陥画像に類似する画像や非類似の画像、分類対象となる欠陥画像において特徴量の算出が行われる領域等が、操作者の操作に応じて適宜表示される。
特開2011−158373号公報 特開2003−317082号公報
学習に使用する教師データが適切でないと、学習が正しく行われず、データ処理装置の分類精度が低下する。しかるに、人手で生成する教師データには、ごく一部ではあるが、人的ミスにより適切でない教師データが混入する可能性がある。そして、適切でない教師データが一旦混入してしまうと、それを事後的に発見するのは容易でない。
例えば、上記第2の関連技術に示されるように、既にカテゴリが付与されている欠陥画像をその属するカテゴリの識別表示を付与してディスプレイに表示し、操作者が当該欠陥画像に対して付与されているカテゴリが正しいかどうかを再確認することが考えられる。しかしながら、このような方法で数多くの教師データの中から適切でない教師データを発見するには、利用者は多くの時間と労力を必要とする。
本発明の目的は、上述した課題、すなわち、教師データが適切であるかどうかを再確認する利用者の負担が大きい、という課題を解決するデータ処理装置を提供することにある。
本発明の第1の観点に係るデータ処理装置は、
それぞれがコンテンツと該コンテンツの属するカテゴリを表すラベルとを有する複数の教師データを記憶する記憶部と、
上記複数の教師データを使用して分類モデルを生成する機械学習部と、
上記分類モデルを使用して上記複数の教師データの上記コンテンツが属するカテゴリを決定する分類部と、
上記教師データの上記コンテンツおよび上記ラベルと上記分類部が決定した上記コンテンツが属するカテゴリとを表示部に表示するユーザインターフェイス部と
を有する。
本発明の第2の観点に係るデータ処理方法は、
それぞれがコンテンツと該コンテンツの属するカテゴリを表すラベルとを有する複数の教師データを記憶する記憶部を有するデータ処理装置が実行するデータ処理方法であって、
上記複数の教師データを使用して分類モデルを生成し、
上記分類モデルを使用して上記複数の教師データの上記コンテンツが属するカテゴリを決定し、
上記教師データの上記コンテンツおよび上記ラベルと上記分類部が決定した上記コンテンツが属するカテゴリとを表示部に表示する。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
それぞれがコンテンツと該コンテンツの属するカテゴリを表すラベルとを有する複数の教師データを記憶する記憶部を有するコンピュータを、
上記複数の教師データを使用して分類モデルを生成する機械学習部と、
上記分類モデルを使用して上記複数の教師データの上記コンテンツが属するカテゴリを決定する分類部と、
上記教師データの上記コンテンツおよび上記ラベルと上記分類部が決定した上記コンテンツが属するカテゴリとを表示部に表示するユーザインターフェイス部と
して機能させる。
本発明は上述した構成を有するため、教師データが適切であるかどうかを再確認する利用者の負担を軽減することができる。
本発明の第1の実施形態のブロック図である。 本発明の第1の実施形態における教師データの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における分類結果の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における機械学習部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における分類部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるユーザインターフェイス部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における分類結果表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態のブロック図である。 本発明の第2の実施形態における教師データの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における分類結果の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における教師データ生成部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における教師データ生成画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における教師データの自動修正動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における自動修正前の教師データ一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における自動修正後の教師データの一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態のブロック図である。 本発明の第3の実施形態におけるユーザインターフェイス部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態のブロック図である。 本発明の第4の実施形態における分類結果の構成例を示す図である。 本発明の第4の実施形態における分類部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態におけるユーザインターフェイス部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態のブロック図である。 本発明の第5の実施形態におけるユーザインターフェイス部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施形態のブロック図である。 本発明の第5の実施形態におけるユーザインターフェイス部の早送り動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態におけるユーザインターフェイス部の巻き戻し動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施形態のブロック図である。 本発明の第6の実施形態におけるユーザインターフェイス部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施形態において確信度から最大表示時間を決定するテーブルの一例を示す図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置100は、機械学習に使用する教師データの適否を利用者が確認する作業を支援する機能を有している。
このデータ処理装置100は、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)110、操作入力部120、画面表示部130、記憶部140、および演算処理部150を有する。
通信I/F部110は、専用のデータ通信回路からなり、図示しない通信回線を介して接続された各種装置との間でデータ通信を行う機能を有している。
操作入力部120は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して演算処理部150に出力する機能を有している。
画面表示部130は、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)などの画面表示装置からなり、演算処理部150からの指示に応じて、教師データやその分類結果などの各種情報を画面表示する機能を有している。
記憶部140は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、演算処理部150での各種処理に必要な処理情報やプログラム141を記憶する機能を有している。プログラム141は、演算処理部150に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現するプログラムであり、通信I/F部110などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部140に保存される。記憶部140で記憶される主な処理情報として、複数の教師データ142、分類モデル143、および分類結果144がある。
教師データ142は、機械学習に使用するデータである。図2は、教師データ142の構成例である。個々の教師データ142は、ID1421と、コンテンツ1422と、ラベル1423との組から構成されている。ID1421は、コンテンツ1422の識別情報である。コンテンツ1422は、画像データ、音声データ、テキストデータ、或いはそれらの任意の組み合わせであってよい。ラベル1423は、コンテンツ1422が属するカテゴリを示す。カテゴリの種類は、2種類であってもよいし、3種類以上であってもよい。例えば、データ処理装置100を映像監視に適用し、図示しない監視カメラで撮像された映像の各フレーム画像から侵入物を検知する場合、コンテンツ1422をフレーム画像、ID1421を当該フレーム画像を一意に識別するフレーム番号あるいは時刻情報、ラベル1423を、異常がない(侵入物が映っていない)ことを表すカテゴリと、異常がある(侵入物が映っている)ことを表すカテゴリとの2種類とすることができる。
教師データ142は、通信I/F部110などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部140に保存されたものであってよい。或いは通信I/F部110などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれたID1421を有するコンテンツ1422に対して、操作入力部120を通じて利用者がラベル1423を入力して生成したものであってもよい。
分類モデル143は、複数の教師データ142を使用して生成した分類モデルである。分類モデルとは、コンテンツがどのカテゴリに属するのが適当であるかを数学的にモデル化したものである。分類モデルは、例えば、SVM(Support Vector Machine)やニューラルネットワークを用いて実現可能である。
分類結果144は、教師データ142のコンテンツ1422が属するカテゴリを分類モデル143を使用して分類した結果の情報である。図3は、分類結果144の構成例である。個々の分類結果144は、ID1441と、コンテンツ1442と、ラベル1443と、分類カテゴリ1444との組から構成されている。個々の分類結果144は、個々の教師データ142に1対1に対応している。個々の分類結果144中のID1441、コンテンツ1442、およびラベル1443は、対応する教師データ142中のID1421、コンテンツ1422、およびラベル1423と同一である。個々の分類結果144中の分類カテゴリ1444は、対応する教師データ142中のコンテンツ1422の属するカテゴリを分類モデル143を使用して決定した結果のカテゴリである。なお、分類結果144中のID1441をキーに、教師データ142からコンテンツ1442と同じコンテンツ1422、およびラベル1443と同じラベル1423を検索できるため、分類結果144中のコンテンツ1442とラベル1443とを省略してもよい。
演算処理部150は、MPUなどのプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部140からプログラム141を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム141とを協働させて各種処理部を実現する機能を有している。演算処理部150で実現される主な処理部として、機械学習部151と、分類部152と、ユーザインターフェイス部153とがある。
機械学習部151は、記憶部140から複数の教師データ142を読み込み、この複数の教師データ142中のコンテンツ1422とラベル1423を使用して分類モデル143を生成(学習)し、この生成した分類モデル143を記憶部140に保存する機能を有する。
分類部152は、記憶部140から複数の教師データ142と分類モデル143とを読み込み、分類モデル143を使用して、複数の教師データ142中のコンテンツ1422が属するカテゴリを決定し、決定したカテゴリを含む分類結果144を記憶部140に保存する機能を有する。
ユーザインターフェイス部153は、記憶部140から複数の分類結果144を読み込み、それらの分類結果144中のID1421、コンテンツ1422、ラベル1443、および分類カテゴリ1444を画面表示部130に表示する機能を有する。
次に、図4乃至図7を参照して、本実施形態にかかるデータ処理装置100の動作を説明する。
まず、機械学習部151の処理例を示す図4のフローチャートを参照して、本実施形態にかかるデータ処理装置100の機械学習の動作を説明する。
データ処理装置100の演算処理部150における機械学習部151は、起動されると、先ず記憶部140から複数の教師データ142を読み込む(ステップS101)。次に機械学習部151は、読み込んだ各々の教師データ142のコンテンツ1422とラベル1423とを使用して分類モデル143を生成するための機械学習を実行する(ステップS102)。最後に機械学習部151は、機械学習によって生成した分類モデル143を記憶部143に保存する(ステップS103)。
次に、分類部152の処理例を示す図5のフローチャートを参照して、本実施形態にかかるデータ処理装置100の分類動作を説明する。
データ処理装置100の演算処理部150における分類部152は、起動されると、先ず記憶部140から分類モデル143を読み込む(ステップS111)。次に分類部152は、記憶部140から未だ分類処理の対象としていない教師データ142を1つ読み込み(ステップS112)、その教師データ142中のコンテンツ1442が属するカテゴリを分類モデル143を使用して決定し(ステップS113)、この決定したカテゴリを含む分類結果144を記憶部140に保存する(ステップS114)。
次に分類部152は、未だ分類処理の対象としていない教師データ142が記憶部140に存在するか否かを確認し(ステップS115)、未処理の教師データ142が残っていれば、ステップS112の処理に戻って、上述した処理と同様の処理を繰り返す。他方、未処理の教師データ142が残っていなければ、分類部152は分類処理を終了する。
次に、ユーザインターフェイス部153の処理例を示す図6のフローチャートを参照して、本実施形態にかかるデータ処理装置100の分類結果表示動作を説明する。
データ処理装置100のユーザインターフェイス部153は、起動されると、先ず記憶部140から未だ表示処理の対象としていない分類結果144を1つ読み込み(ステップS121)、その分類結果144のID1441、コンテンツ1442、ラベル1443、および分類カテゴリ1444を画面表示部130に表示する(ステップS122)。そして、ユーザインターフェイス部153は、操作入力部120から確認結果が入力されるのを待ち合わせる(ステップS123)。
図7は、画面表示部130の分類結果表示画面131の一例を示す。この例の分類結果表示画面131は、画面の中央部分にコンテンツ1442を表示し、その左側に、ID1441、ラベル1443、分類カテゴリ1444を表示している。また、右側に、修正無しの入力ボタン132と、修正用のカテゴリの入力ボタン133とを表示している。
利用者は、画面表示部130に表示されたコンテンツ1442を確認し、そのコンテンツ1442のカテゴリが、画面表示部130に表示されているラベル1443が表すカテゴリと同じである現状で問題無いかどうかを確認し、問題が無ければ、操作入力部120を操作して訂正無しを示す入力ボタン132を入力する。他方、コンテンツ1442のカテゴリが、画面表示部130に表示されているラベル1443が表すカテゴリでは間違っていると判断した場合、正しいカテゴリ133を操作入力部120を操作して入力する。画面表示部130には、コンテンツ1442を機械的に分類した分類カテゴリ1444が表示されている。このため、利用者は、表示されている分類カテゴリ1444を1つの判断材料として、表示されているコンテンツ1442のカテゴリがラベル1443が表すカテゴリで問題無いかどうかを判断でき、またそのコンテンツ1442の属する正しいカテゴリを判断することができる。
ユーザインターフェイス部153は、操作入力部120から確認結果が入力されると(ステップS123でYes)、修正無しの入力か、修正有りの入力かを判断する(ステップS124)。そして、修正有りの入力であれば、即ち画面表示部130に表示したラベル1443が表すカテゴリと相違するカテゴリが入力ボタン133によって利用者から入力されると(ステップS124でYes)、画面表示部130に表示しているID1441と同一のIDをID1421として有する教師データ142を記憶部140から検索し、この検索した教師データ142中のラベル1443の値を利用者から入力されたカテゴリで更新する(ステップS125)。そして、ステップS126の処理へ進む。他方、利用者からラベルの修正指示が行われなかった場合(ステップS124でNo)、ステップS125の処理をスキップして、ステップS126の処理へ進む。
ユーザインターフェイス部153は、ステップS126では、未だ利用者による確認がされていない分類結果144が記憶部140に存在するか否かを確認する。そして、未確認の分類結果144が残っていれば、ステップS121の処理に戻って、上述した処理と同様の処理を繰り返す。他方、未確認の分類結果144が残っていなければ、ユーザインターフェイス部153は分類結果表示処理を終了する。
このように本実施形態によれば、教師データが適切であるかどうかを再確認する利用者の負担を軽減することができる。その理由は以下の通りである。
分類モデル143の生成に使用した複数の教師データ142の中に正しくない教師データがごく一部存在する場合、その複数の教師データ142を使用して生成した分類モデル143は、上記正しくない教師データ142のコンテンツ1422を、その教師データ142のラベル1443が表すカテゴリとは異なるカテゴリに分類する傾向がある。そのため、画面表示部130に表示される分類部152による分類カテゴリ1444と相違しているラベル1443を有する教師データのコンテンツ1442に特に注目して、その適否を人手で判断することにより、適切でない教師データ142を効率良く発見することが可能になる。
また本実施形態によれば、利用者は、適切でないと判断した教師データ142のラベル1443をその確認時に修正することができる。その理由は、ユーザインターフェイス部153は、表示した教師データのラベルに対する修正を操作入力部120から受け付け、受け付けた修正に応じて記憶部140の教師データ142のラベル1423を修正するためである。
[第2の実施形態]
図8を参照すると、本発明の第2の実施形態にかかるデータ処理装置200は、本発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置100の有する機能に加えて、機械学習に使用する教師データを利用者が作成する作業を支援する機能を有している。
このデータ処理装置200は、主な機能部として、通信I/F部210、操作入力部220、画面表示部230、記憶部240、および演算処理部250を有する。このうち、通信I/F部210、操作入力部220、画面表示部230は、本発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置100の通信I/F部110、操作入力部120、画面表示部130と同様の機能を有する。
記憶部240は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、演算処理部250での各種処理に必要な処理情報やプログラム241を記憶する機能を有している。プログラム241は、演算処理部250に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現するプログラムであり、通信I/F部210などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部240に保存される。記憶部240で記憶される主な処理情報として、複数の教師データ242、分類モデル243、および分類結果244がある。
教師データ242は、機械学習に使用するデータである。図9は、教師データ242の構成例である。個々の教師データ242は、ID2421と、コンテンツ2422と、ラベル2423との組から構成されている。コンテンツ2422は、監視カメラのフレーム画像である。ID1421は、コンテンツ2422を構成するフレーム画像の識別子である。本実施形態では、ID1421は、フレームの時刻情報を使用する。ラベル2423は、当該教師データ242の有効性とコンテンツ2422が属するカテゴリとを表す。本実施形態では、ラベル2423は、−1、0、+1の3つの値の何れかをとる。−1は、教師データ242が有効であり、且つそのカテゴリは異常がない(侵入物が映っていない)ことを表すカテゴリであることを表している。+1は、教師データ242は有効であり、且つそのカテゴリは異常がある(侵入物が映っている)ことを表すカテゴリであることを表している。0は、教師データ242は無効であることを表している。
分類モデル243は、複数の教師データ242のうち、ラベル2423が−1あるいは+1になっている教師データ、すなわち有効な教師データを使用して生成した分類モデルである。
分類結果244は、教師データ242のコンテンツ2422が属するカテゴリを分類モデル243を使用して分類した結果の情報である。図10は、分類結果244の構成例である。個々の分類結果244は、ID2441と、コンテンツ2442と、ラベル2443と、分類カテゴリ2444との組から構成されている。個々の分類結果244は、有効な個々の教師データ242に1対1に対応している。個々の分類結果244中のID2441、コンテンツ2442、およびラベル2443は、対応する教師データ242中のID2421、コンテンツ2422、およびラベル2423と同一である。個々の分類結果244中の分類カテゴリ2444は、対応する教師データ242中のコンテンツ2422の属するカテゴリを分類モデル243を使用して決定した結果のカテゴリである。なお、分類結果244中のID2441をキーに、教師データ242からコンテンツ2442と同じコンテンツ2422、およびラベル2443と同じラベル2423を検索できるため、分類結果244中のコンテンツ2442とラベル2443とを省略してもよい。
演算処理部250は、MPUなどのプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部240からプログラム241を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム241とを協働させて各種処理部を実現する機能を有している。演算処理部250で実現される主な処理部として、機械学習部251と、分類部252と、ユーザインターフェイス部253と、教師データ生成部254とがある。
教師データ生成部254は、複数の教師データ242を生成する機能を有する。具体的には、教師データ生成部254は、監視カメラの映像データを記憶する図示しない映像サーバから通信I/F部210を通じて、監視カメラの映像の各フレーム画像を入力してフレーム順に画面表示部230に表示する機能と、画面表示部230に表示した各フレーム画像が属するカテゴリの入力を操作入力部220から受け付ける機能と、フレーム画像であるコンテンツ2422とそのID2421と上記受け付けた入力のカテゴリを表すラベル2423とを有する教師データ242を生成して記憶部240に保存する機能とを有する。さらに教師データ生成部254は、上記教師データ242の生成では、記憶部240に保存した複数の教師データ242中から、互いに時間的に隣接するフレーム画像を有し、ラベルの値が一方は−1で他方は+1になっている教師データのペアを検出し、この教師データのペアを無効にする機能を有する。
機械学習部251は、ラベル2423が0でない(即ち有効な)複数の教師データ242を記憶部240から読み込み、この複数の教師データ242中のコンテンツ2422とラベル2423を使用して分類モデル243を生成(学習)し、この生成した分類モデル243を記憶部240に保存する機能を有する。
分類部252は、ラベル2423が0でない(即ち有効な)複数の教師データ242と分類モデル243とを記憶部240から読み込み、分類モデル243を使用して、上記複数の教師データ242中のコンテンツ2422が属するカテゴリを決定し、決定したカテゴリを含む分類結果244を記憶部240に保存する機能を有する。
ユーザインターフェイス部253は、記憶部240から複数の分類結果244を読み込み、それらの分類結果244中のID2421、コンテンツ2422、ラベル2443、および分類カテゴリ2444を画面表示部230に表示する機能を有する。
次に、図11乃至図15を参照して、本実施形態にかかるデータ処理装置200の動作を説明する。
まず、教師データ生成部254の処理例を示す図11のフローチャートを参照して、本実施形態にかかるデータ処理装置200の教師データの生成動作を説明する。
データ処理装置200の演算処理部250における教師データ生成部254は、起動されると、先ず通信I/F部210を通じて図示しない映像サーバと通信し、教師データの生成に使用する映像ソースを選択する(ステップS201)。次に、教師データ生成部254は、上記選択した映像ソースの最初のフレーム画像を通信I/F部210を通じて映像サーバから取得し、画面表示部230に表示する(ステップS202)。そして、教師データ生成部254は、操作入力部220から当該フレーム画像が属するカテゴリが入力されるのを待ち合わせる(ステップS203)。
図12は、画面表示部230の教師データ生成画面231の一例を示す。この例の教師データ生成画面231は、画面の中央部分にフレーム画像であるコンテンツ2422を表示し、その左側に、ID2421を表示している。また、右側に、カテゴリ毎の入力ボタン232を表示している。
利用者は、画面表示部230に表示されたコンテンツ2422を確認し、そのコンテンツ2422のカテゴリを判断して入力ボタン232の何れかを操作する。具体的には、表示されているコンテンツ2422のフレーム画像が、異常無し(侵入者無し)であれば、異常無しのカテゴリに対応する入力ボタン232を操作し、異常有り(侵入者有り)であれば、異常有りのカテゴリに対応する入力ボタン232を操作する。
教師データ生成部254は、操作入力部220からカテゴリが入力されると(ステップS203でYes)、画面表示部230に表示されているID2421と、コンテンツ2422と、入力されたカテゴリに対応するラベル2423とから構成される教師データ242を生成し、記憶部240に保存する(ステップS204)。次に教師データ生成部254は、未だ利用者に表示していない次のフレーム画像が存在するか否かを確認する(ステップS205)。そして、未表示のフレーム画像が残っていれば、ステップS202の処理に戻って、上述した処理と同様の処理を繰り返す。他方、未表示のフレーム画像が残っていなければ、教師データ生成部254は、教師データの自動修正を行う(ステップS206)。
図13は、ステップS206の詳細を示すフローチャートである。先ず、教師データ生成部254は、複数の教師データ242のID2421のうち、最も過去の時刻を示すID2421を内部変数iに設定し(ステップS211)、ID=iを有する教師データ242と、ID=iを有するフレーム画像の次のフレーム画像をコンテンツ2422とする教師データ242とのペアに注目する(ステップS212)。次に教師データ生成部254は、当該ペアの教師データ242のラベル2423が一方は−1で、他方は+1になっているか否か、即ちお互いに異なるカテゴリに属する教師データのペアであるか否かを判断する(ステップS213)。若し、互いに異なるカテゴリに属する教師データのペアであれば、教師データ生成部254は、当該ペアの教師データ242のラベル2423を0に更新することにより、当該ペアの教師データ242の双方を無効にする(ステップS214)。そして、ステップS215の処理へ進む。他方、当該ペアの教師データ242のラベルが一方は−1で、他方は+1になっていなければ、ステップS214の処理をスキップし、ステップS215の処理へ進む。
教師データ生成部254は、ステップS215において、内部変数iが示すIDを一つ後ろのフレーム画像のIDに更新する。そして教師データ生成部254は、更新後のID=iを有するフレーム画像の次のフレーム画像をコンテンツ2422とする教師データ242が存在するか否かを確認し(ステップS216)、存在すれば、ステップS212の処理に戻って、上述した処理と同様の処理を繰り返す。他方、存在しなければ、自動修正を終了する。
図14は自動修正前の教師データ242の一例を示し、図15は自動修正後の教師データ242の一例を示す。図14と図15では、教師データ242中のコンテンツは図示を省略している。図14を参照すると、ID=00:00:1811を有する教師データのラベルは−1、直後のID=00:00:1812を有する教師データのラベルは+1になっている。これは、ID=00:00:1811のフレーム画像には異常は無いが(侵入者が存在しないが)、直後のID=00:00:1812のフレーム画像には異常が有る(侵入者が存在する)と、利用者が判断したことを意味する。教師データ生成部254は、ステップS206の教師データの自動修正では、上記のような互いに異なるカテゴリに属する教師データのペアを検出し、図15に示すように、それらのラベルを0に変更することで、それらの教師データを無効にする。
次に、本実施形態にかかるデータ処理装置200の機械学習の動作を、第1の実施形態における機械学習部151の処理例を示す図4のフローチャートを借用して、説明する。
データ処理装置200の演算処理部250における機械学習部251は、起動されると、先ず記憶部240から複数の教師データ242を読み込む(ステップS101)。但し、本実施形態では、ラベル2423が−1あるいは+1になっている教師データ242を読み込み、ラベル2423が0になっている教師データ242は読み込まない。その後、機械学習部251は、第1の実施形態における機械学習部151と同様の処理を行う(ステップS102〜S103)。
次に、本実施形態にかかるデータ処理装置100の分類動作を、第1の実施形態における分類部152の処理例を示す図5のフローチャートを借用して説明する。
データ処理装置200の演算処理部250における分類部252は、起動されると、先ず記憶部240から分類モデル243を読み込む(ステップS111)。次に分類部252は、記憶部240から未だ分類処理の対象としていない教師データ242を1つ読み込む(ステップS112)。但し、本実施形態では、ラベル2423が−1あるいは+1になっている教師データ242を読み込み、ラベル2423が0になっている教師データ242は読み込まない。その後、分類部252は、第1の実施形態における分類部152と同様の処理を行う(ステップS113〜S115)。
本実施形態におけるデータ処理装置200のユーザインターフェイス部253による分類結果表示動作は、第1の実施形態におけるデータ処理装置100のユーザインターフェイス部153による分類結果表示動作と同じである。
このように本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られると共に、以下のような効果が得られる。
監視カメラで撮像された映像(動画)のフレーム画像を時刻順に利用者に表示し、利用者が表示されたフレーム画像を確認し、異常の有無(侵入者の有無)をカテゴリとして入力する場合、異常の有無が反転する場面では、利用者の判断が曖昧になる傾向がある。その理由は、侵入者が存在しない場面から侵入者が存在する場面へ或いはその逆方向に、フレーム画像が明確に切り替わることはあまりなく、そのどちらであるかを判断するのが難しい1以上のフレーム画像を経て切り替わることが多いためである。この結果、そのような利用者の判断が曖昧になるフレーム画像について利用者が入力したカテゴリを設定した教師データは、適切でない可能性が高い。そこで、本実施形態では、そのような切り替わり場面の教師データを自動的に検出して無効にすることにより、より適切な教師データを生成し得るようにしている。そして、上記のような判断の困難な教師データを利用者による再確認前に教師データから除外しておくことにより、利用者が再確認しなければならない教師データの総数を削減でき、教師データが適切であるかどうかを再確認する利用者の負担をより一層軽減することができる
なお、本実施形態では、ラベルの値が−1から+1へ或いはその逆へ変化した前後1フレームの教師データを無効にしているが、前後2フレーム、前後3フレーム、…、前後mフレームを無効にしてもよい。また、ラベルの値が変化したペアの教師データのフレーム時刻をtとt+aとするとき、予め設定された閾値をTとして、t+a−Tからt+aまでの時間帯に属するフレーム時刻を有する教師データと、tからt+Tまでの時間帯に属するフレーム時刻を有する教師データとを無効にするようにしてもよい。
[第3の実施形態]
図16を参照すると、本発明の第3の実施形態にかかるデータ処理装置300は、複数の教師データのうち、ラベルが表すカテゴリと分類部が決定したカテゴリとが相違する教師データに限定して、利用者に再確認させる点で、本発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置100と相違する。
このデータ処理装置300は、主な機能部として、通信I/F部310、操作入力部320、画面表示部330、記憶部340、および演算処理部350を有する。このうち、通信I/F部310、操作入力部320、画面表示部330は、本発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置100の通信I/F部110、操作入力部120、画面表示部130と同様の機能を有する。
記憶部340は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、演算処理部350での各種処理に必要な処理情報やプログラム341を記憶する機能を有している。プログラム341は、演算処理部350に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現するプログラムであり、通信I/F部310などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部340に保存される。記憶部340で記憶される主な処理情報として、複数の教師データ342、分類モデル343、および分類結果344がある。これら複数の教師データ342、分類モデル343、および分類結果344は、本発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置100の複数の教師データ142、分類モデル143、および分類結果144と同じである。
演算処理部350は、MPUなどのプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部340からプログラム341を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム341とを協働させて各種処理部を実現する機能を有している。演算処理部350で実現される主な処理部として、機械学習部351と、分類部352と、ユーザインターフェイス部353とがある。このうち、機械学習部351と分類部352とは、本発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置100の機械学習部151と分類部152と同様の機能を有する。
ユーザインターフェイス部353は、記憶部340から複数の分類結果344を読み込み、それらの分類結果344中のID(1421)、コンテンツ(1422)、ラベル(1443)、および分類カテゴリ(1444)を画面表示部330に表示する機能を有する。但し、ユーザインターフェイス部353は、記憶部340に記憶された複数の教師データ342のうち、ラベル(1443)が表すカテゴリと分類部352が決定した分類カテゴリ(1444)とが相違する教師データに限定して、利用者に再確認を行わせる。
次に、本実施形態にかかるデータ処理装置300の動作を説明する。本実施形態にかかるデータ処理装置300の機械学習の動作と分類動作とは、第1の実施形態にかかるデータ処理装置100の機械学習の動作と分類動作と同じである。以下では、本実施形態におけるデータ処理装置300のユーザインターフェイス部353による分類結果表示動作を、図17のフローチャートを参照して説明する。
データ処理装置300のユーザインターフェイス部353は、起動されると、先ず記憶部340から未だ表示処理の対象としていない分類結果344を1つ読み込む(ステップS301)。次にユーザインターフェイス部353は、その分類結果344のラベル(1443)が表すカテゴリと分類カテゴリ(1444)とが相違するか否かを判定する(ステップS302)。若し、両者のカテゴリが相違していなければ、ユーザインターフェイス部353は、分類結果の表示(ステップS303)、利用者からの確認結果の入力(ステップS304)、修正入力の有無の判定(ステップS305)、教師データのラベルの修正(ステップS306)といった第1の実施形態におけるステップS122〜S125と同様の処理を行った後、ステップS307の処理へ進む。他方、両者のカテゴリが一致していれば、ユーザインターフェイス部353は、ステップS303〜S306の処理をスキップし、ステップS307の処理へ進む。
ユーザインターフェイス部353は、ステップS307では、未だ利用者による確認がされていない分類結果344が記憶部340に存在するか否かを確認する。そして、未確認の分類結果344が残っていれば、ステップS301の処理に戻って、上述した処理と同様の処理を繰り返す。他方、未確認の分類結果344が残っていなければ、ユーザインターフェイス部353は分類結果表示処理を終了する。
このように本実施形態によれば、教師データが適切であるかどうかを再確認する利用者の負担を軽減することができる。その理由は以下の通りである。
分類モデル343の生成に使用した複数の教師データ342の中に正しくない教師データがごく一部存在する場合、その複数の教師データ342を使用して生成した分類モデル343は、上記正しくない教師データ342のコンテンツ(1422)を、その教師データ342のラベル(1443)が表すカテゴリとは異なるカテゴリに分類する傾向がある。そのため、分類部152による分類カテゴリ(1444)と相違しているラベル(1443)を有する教師データに限定して、そのコンテンツに対するラベルの適否を利用者に判断することにより、適切でない教師データ342を効率良く発見することが可能になる。
[第4の実施形態]
図18を参照すると、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400は、複数の教師データのうち、分類部が決定したカテゴリの確信度が予め定められた閾値以下の教師データに限定して、利用者に再確認させる点で、本発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置100と相違する。
このデータ処理装置400は、主な機能部として、通信I/F部410、操作入力部420、画面表示部430、記憶部440、および演算処理部450を有する。このうち、通信I/F部410、操作入力部420、画面表示部430は、本発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置100の通信I/F部110、操作入力部120、画面表示部130と同様の機能を有する。
記憶部440は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、演算処理部450での各種処理に必要な処理情報やプログラム441を記憶する機能を有している。プログラム441は、演算処理部450に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現するプログラムであり、通信I/F部410などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部440に保存される。記憶部440で記憶される主な処理情報として、複数の教師データ442、分類モデル443、および分類結果444がある。これら複数の教師データ442、および分類モデル443は、本発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置100の複数の教師データ142、および分類モデル143と同じである。
分類結果444は、教師データ442のコンテンツ(1422)が属するカテゴリを分類モデル443を使用して分類した結果の情報である。図19は、分類結果444の構成例である。個々の分類結果444は、ID4441と、コンテンツ4442と、ラベル4443と、分類カテゴリ4444と、確信度4445との組から構成されている。個々の分類結果444は、個々の教師データ442に1対1に対応している。個々の分類結果444中のID4441、コンテンツ4442、およびラベル4443は、対応する教師データ442中のID(1421)、コンテンツ(1422)、およびラベル(1423)と同一である。個々の分類結果444中の分類カテゴリ4444は、対応する教師データ442中のコンテンツ(1422)の属するカテゴリを分類モデル443を使用して決定した結果のカテゴリである。
個々の分類結果444中の確信度4445は、同じ分類結果444中の分類カテゴリ4444の確信度である。例えば、分類モデル443がSVMの場合、確信度4445は、“probability estimates”に相当する。本実施形態では、確信度4445は0から1までの値をとり、1により近い値ほど分類カテゴリ4444の精度がより高くなり、0により近い値ほど分類カテゴリ4444の精度がより低くなるものとする。例えば、分類カテゴリ4444が異常無しを表す−1であり、確信度が1であれば、コンテンツ4442は100%の確率で異常無しのカテゴリに属することを示す。また、分類カテゴリ4444が異常有りを表す+1であり、確信度が1であれば、コンテンツ4442は100%の確率で異常有りのカテゴリに属することを示す。また、分類カテゴリ4444が異常無しを表す−1あるいは異常有りを表す+1であり、確信度が0であれば、コンテンツ4442は異常無しのカテゴリに属する確率と異常有りのカテゴリに属する確率とが半々であることを示す。ここでは、分類カテゴリ4444とその確信度4445とを別々のものとして扱ったが、両者を一体にしてもよい。例えば、コンテンツ4442が80%の確率で異常無しのカテゴリに属するならば、分類カテゴリ4444の値を−0.8と表記し、100%の確率で異常有りのカテゴリに属するならば、分類カテゴリ4444の値を+1.0と表記し、半々の確率であるならば、分類カテゴリ4444の値を0と表記してもよい。なお、分類結果444中のID4441をキーに、教師データ442からコンテンツ4442と同じコンテンツ(1422)、およびラベル4443と同じラベル(1423)を検索できるため、分類結果444中のコンテンツ4442とラベル4443とを省略してもよい。
演算処理部450は、MPUなどのプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部440からプログラム441を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム441とを協働させて各種処理部を実現する機能を有している。演算処理部450で実現される主な処理部として、機械学習部451と、分類部452と、ユーザインターフェイス部453とがある。このうち、機械学習部451は、本発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置100の機械学習部151と同様の機能を有する。
分類部452は、記憶部440から複数の教師データ442と分類モデル443とを読み込み、分類モデル443を使用して、複数の教師データ442中のコンテンツ(1422)が属するカテゴリおよびその確信度を決定し、決定したカテゴリおよび確信度を含む分類結果444を記憶部440に保存する機能を有する。
ユーザインターフェイス部453は、記憶部440から複数の分類結果444を読み込み、それらの分類結果444中のID4421、コンテンツ4422、ラベル4443、および分類カテゴリ4444を画面表示部430に表示する機能を有する。但し、ユーザインターフェイス部453は、上記表示では、複数の分類結果444のうち、確信度4445が閾値α以下の教師データに限定して、利用者に再確認を行わせる。閾値αは、予め定められている。閾値αは、固定値であっても良いし、操作入力部420から変更可能な可変値であってもよい。例えば、確信度4445が、0から1までの値をとり、0に近い値ほどコンテンツ4422が分類カテゴリ4444で示されるカテゴリに分類される確率が低くなる場合、閾値αは0から1の範囲で設定することができる。このとき、閾値αを0により近い値に設定すればするほど、再確認の対象とする教師データの総数をより限定することができるが、その反面、適切でない教師データの確認漏れが生じやすい。従って、利用者による負担の軽減と教師データの精度とのトレードオフにより閾値αの値が決定される。
次に、本実施形態にかかるデータ処理装置400の動作を説明する。本実施形態にかかるデータ処理装置400の機械学習の動作は、第1の実施形態にかかるデータ処理装置100の機械学習の動作と同じである。以下では、本実施形態におけるデータ処理装置400の分類部452による分類動作とユーザインターフェイス部453による分類結果表示動作を説明する。
まず、分類部452の処理例を示す図20のフローチャートを参照して、本実施形態にかかるデータ処理装置400の分類動作を説明する。
データ処理装置400の演算処理部450における分類部452は、起動されると、先ず記憶部440から分類モデル443を読み込む(ステップS401)。次に分類部452は、記憶部440から未だ分類処理の対象としていない教師データ442を1つ読み込み(ステップS402)、その教師データ442中のコンテンツ(1442)が属するカテゴリおよびその確信度を分類モデル443を使用して決定し(ステップS403)、この決定したカテゴリおよび確信度を含む分類結果444を記憶部440に保存する(ステップS404)。次に分類部452は、未だ分類処理の対象としていない教師データ442が記憶部440に存在するか否かを確認し(ステップS405)、未処理の教師データ442が残っていれば、ステップS401の処理に戻って、上述した処理と同様の処理を繰り返す。他方、未処理の教師データ442が残っていなければ、分類部452は分類処理を終了する。
次に、ユーザインターフェイス部453の処理例を示す図21のフローチャートを参照して、本実施形態にかかるデータ処理装置400の分類結果表示動作を説明する。
データ処理装置400のユーザインターフェイス部453は、起動されると、先ず記憶部440から未だ表示処理の対象としていない分類結果444を1つ読み込む(ステップS411)。次にユーザインターフェイス部453は、その分類結果444の確信度4445が閾値α以下か否かを判定する(ステップS412)。若し、確信度4445が閾値α以下であるならば、ユーザインターフェイス部453は、分類結果の表示(ステップS413)、利用者からの確認結果の入力(ステップS414)、修正入力の有無の判定(ステップS415)、教師データのラベルの修正(ステップS416)といった第1の実施形態におけるステップS122〜S125と同様の処理を行った後、ステップS417の処理へ進む。他方、確信度4445が閾値α以下でなければ、ユーザインターフェイス部453は、ステップS413〜S416の処理をスキップし、ステップS417の処理へ進む。
ユーザインターフェイス部453は、ステップS417では、未だ利用者による確認がされていない分類結果444が記憶部440に存在するか否かを確認する。そして、未確認の分類結果444が残っていれば、ステップS411の処理に戻って、上述した処理と同様の処理を繰り返す。他方、未確認の分類結果444が残っていなければ、ユーザインターフェイス部453は分類結果表示処理を終了する。
このように本実施形態によれば、複数の教師データ442の中から適切でない教師データを効率良く発見することができる。その理由は以下の通りである。
分類モデル443の生成に使用した複数の教師データ442の中に正しくない教師データがごく一部存在する場合、その複数の教師データ442を使用して生成した分類モデル443は、上記正しくない教師データ442のコンテンツ(1422)を、その教師データ442のラベル(1443)が表すカテゴリとは異なるカテゴリに分類し、その際の確信度4445はそれほど高くない傾向がある。他方、明らかに正しい教師データ442のコンテンツ(1422)は、その教師データ442のラベル(1443)が表すカテゴリと同じカテゴリに分類し、その際の確信度は高くなる傾向がある。そのため、複数の分類結果444のうち、確信度4445が閾値α以下の分類結果444に限定して画面表示部430に表示すると、ラベル(1443)が表すカテゴリが分類カテゴリ4444と相違する教師データ442にかかる分類結果444を確実に利用者に再確認させることができると共に、再確認させる分類結果444の総数を抑えることができる。これにより、利用者は、画面表示部430に表示される分類カテゴリ4444と相違しているラベル4443を有する教師データのコンテンツ4442に特に注目して、その適否を判断する作業がより効率良く行うことが可能になる。
[第5の実施形態]
図22を参照すると、本発明の第5の実施形態にかかるデータ処理装置500は、複数の教師データのうち、分類部が決定したカテゴリの確信度が予め定められた閾値以下の教師データを自動的に無効にする点で、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400と相違する。
このデータ処理装置500は、主な機能部として、通信I/F部510、操作入力部520、画面表示部530、記憶部540、および演算処理部550を有する。このうち、通信I/F部510、操作入力部520、画面表示部530は、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の通信I/F部410、操作入力部420、画面表示部430と同様の機能を有する。
記憶部540は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、演算処理部550での各種処理に必要な処理情報やプログラム541を記憶する機能を有している。プログラム541は、演算処理部550に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現するプログラムであり、通信I/F部510などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部540に保存される。記憶部540で記憶される主な処理情報として、複数の教師データ542、分類モデル543、および分類結果544がある。これら複数の教師データ542、分類モデル543、および分類結果544は、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の複数の教師データ442、分類モデル443、および分類結果444と同じである。
演算処理部550は、MPUなどのプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部540からプログラム541を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム541とを協働させて各種処理部を実現する機能を有している。演算処理部550で実現される主な処理部として、機械学習部551と、分類部552と、ユーザインターフェイス部553とがある。このうち、機械学習部551と分類部552は、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の機械学習部451と分類部452と同様の機能を有する。
ユーザインターフェイス部553は、記憶部540から複数の分類結果544を読み込み、それらの分類結果544中のID(4421)、コンテンツ(4422)、ラベル(4443)、および分類カテゴリ(4444)を画面表示部530に表示する機能を有する。但し、ユーザインターフェイス部553は、上記表示では、複数の分類結果544のうち、確信度(4445)が閾値β以下の分類結果544は表示せず、且つ対応する教師データを無効にする。閾値βは、予め定められている。閾値βは、固定値であっても良いし、操作入力部520から変更可能な可変値であってもよい。例えば、確信度(4445)が、0から1までの値をとり、0に近い値ほどコンテンツ(4422)が分類カテゴリ(4444)で示されるカテゴリに分類される確率が低くなる場合、閾値βは0から1の範囲で設定することができる。このとき、閾値βを1により近い値に設定すればするほど、無効化される教師データの総数が増加し、その分だけ利用者が再確認しなければならない教師データの数は減少するが、その反面、分類モデルの再学習に利用できる教師データの数が減少する。他方、閾値βを0により近い値に設定すればするほど、無効化される教師データの総数が減少し、その分だけ分類モデルの再学習に利用できる教師データの数が増加するが、その反面、利用者が再確認しなければならない教師データの数が増えて負荷が増加する。閾値βは、以上のことを考慮して、事前に決定される。
次に、本実施形態にかかるデータ処理装置500の動作を説明する。本実施形態にかかるデータ処理装置500の機械学習の動作と分類動作は、第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の機械学習の動作と分類動作に同じである。以下では、本実施形態におけるデータ処理装置500のユーザインターフェイス部553による分類結果表示動作を、ユーザインターフェイス部553の処理例を示す図23のフローチャートを参照して、説明する。
データ処理装置500のユーザインターフェイス部553は、起動されると、先ず記憶部540から未だ表示処理の対象としていない分類結果544を1つ読み込む(ステップS501)。次にユーザインターフェイス部553は、その分類結果544の確信度(4445)が閾値β以下か否かを判定する(ステップS502)。若し、確信度(4445)が閾値β以下でなければ、ユーザインターフェイス部553は、分類結果の表示(ステップS503)、利用者からの確認結果の入力(ステップS504)、修正入力の有無の判定(ステップS505)、教師データのラベルの修正(ステップS506)といった第4の実施形態におけるステップS413〜S416と同様の処理を行った後、ステップS508の処理へ進む。他方、確信度(4445)が閾値β以下であれば、ユーザインターフェイス部553は、当該分類結果544に対応する教師データ542を無効にし(ステップS507)、ステップS413〜S416の処理をスキップしてステップS417の処理へ進む。ステップS507の無効化では、ユーザインターフェイス部553は、分類結果544中のID(4441)と同じIDを有する教師データ542を記憶部540から検索し、この検索した教師データ542のラベルの値を無効を示す値に変更するか、教師データ542自体を削除することによって、教師データ542の無効化を行う。
ユーザインターフェイス部553は、ステップS508では、未だ利用者による確認がされていない分類結果544が記憶部540に存在するか否かを確認する。そして、未確認の分類結果544が残っていれば、ステップS501の処理に戻って、上述した処理と同様の処理を繰り返す。他方、未確認の分類結果544が残っていなければ、ユーザインターフェイス部553は分類結果表示処理を終了する。
このように本実施形態によれば、教師データが適切であるかどうかを再確認する利用者の負担を軽減することができる。その理由は以下の通りである。
分類モデル543の生成に使用した複数の教師データ542の中に利用者がカテゴリの判断に苦慮して生成した教師データ542がごく少数存在する場合、それら複数の教師データ542を使用して生成した分類モデル543は、上記判断に苦慮した教師データ542のコンテンツ(1422)を、その教師データ542のラベル(1443)が表すカテゴリと同一または異なるカテゴリに分類し、その際の確信度(4445)はそれほど高くない傾向がある。そのような確信度がそれほど高くない教師データを利用者が再確認してそのカテゴリを決定する作業は、利用者の負担を増加させる原因になる。また、確信度が閾値以下の教師データは、教師データとして間違っている可能性が高いため、そのまま使用を続けることは適切でない。そのため、本実施形態では、確信度(4445)が閾値β以下の教師データは利用者に再確認させずに無効にすることで、教師データが適切であるかどうかを再確認する利用者の負担を軽減しつつ、教師データの精度を高めている。
[第6の実施形態]
図24を参照すると、本発明の第6の実施形態にかかるデータ処理装置600は、利用者による教師データの再確認時、再確認の対象とする教師データを、カテゴリの確信度が予め定められた閾値以下の他の教師データに早送りあるいは巻き戻しする機能を有する点で、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400と相違する。
このデータ処理装置600は、主な機能部として、通信I/F部610、操作入力部620、画面表示部630、記憶部640、および演算処理部650を有する。このうち、通信I/F部610、操作入力部620、画面表示部630は、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の通信I/F部410、操作入力部420、画面表示部430と同様の機能を有する。
記憶部640は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、演算処理部650での各種処理に必要な処理情報やプログラム641を記憶する機能を有している。プログラム641は、演算処理部650に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現するプログラムであり、通信I/F部610などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部640に保存される。記憶部640で記憶される主な処理情報として、複数の教師データ642、分類モデル643、および分類結果644がある。これら複数の教師データ642、分類モデル643、および分類結果644は、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の複数の教師データ442、分類モデル443、および分類結果444と同じである。
演算処理部650は、MPUなどのプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部640からプログラム641を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム641とを協働させて各種処理部を実現する機能を有している。演算処理部650で実現される主な処理部として、機械学習部651と、分類部652と、ユーザインターフェイス部653とがある。このうち、機械学習部651と分類部652は、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の機械学習部451と分類部452と同様の機能を有する。
ユーザインターフェイス部653は、記憶部640から複数の分類結果644を読み込み、それらの分類結果644中のID(4421)、コンテンツ(4422)、ラベル(4443)、および分類カテゴリ(4444)を画面表示部630に表示する機能を有する。
また、ユーザインターフェイス部653は、上記表示中に、操作入力部620を通じて利用者から早送り指示が入力されると、現在表示中の分類結果644より後方に位置する他の分類結果644であって、その分類カテゴリの確信度(4445)が予め設定された閾値γ以下の分類結果644を記憶部640から検索し、画面表示部630の表示画面を切り替え、上記検索した分類結果644中のID(4421)、コンテンツ(4422)、ラベル(4443)、および分類カテゴリ(4444)を画面表示部630に表示する早送り機能を有する。
また、ユーザインターフェイス部653は、上記表示中に、操作入力部620を通じて利用者から巻き戻し指示が入力されると、現在表示中の分類結果644より前方に位置する他の分類結果644であって、その分類カテゴリの確信度(4445)が予め設定された閾値γ以下の分類結果644を記憶部640から検索し、画面表示部630の表示画面を切り替え、上記検索した分類結果644中のID(4421)、コンテンツ(4422)、ラベル(4443)、および分類カテゴリ(4444)を画面表示部630に表示する早送り機能を有する。
上記閾値γは、予め定められている。閾値γは、固定値であっても良いし、操作入力部720から変更可能な可変値であってもよい。例えば、確信度(4445)が、0から1までの値をとり、0に近い値ほどコンテンツ(4422)が分類カテゴリ(4444)で示されるカテゴリに分類される確率が低くなる場合、閾値γは0から1の範囲で設定することができる。このとき、閾値γを0により近い値に設定すればするほど、早送りあるいは巻き戻しできる教師データの総数をより限定することができるが、その反面、適切でない教師データの確認漏れが生じやすい。従って、利用者による負担の軽減と教師データの精度とのトレードオフにより閾値γの値が決定される。
ここで、分類結果644より後方とは、当該分類結果644中のID(4421)より値の大きなIDを有する分類結果を意味し、分類結果644より前方とは、その逆で、当該分類結果644中のID(4421)より値の小さなIDを有する分類結果を意味する。例えば、コンテンツとしてフレーム画像を使用し、IDとしてフレーム画像の時刻情報を使用する場合、後方は時間的に後を意味し、前方は時間的に前を意味する。
また、起点とする分類結果644の後方あるいは前方に、条件を満足する複数の分類結果が存在する場合には、起点とする分類結果644のID(4421)との差が最も小さいIDを有する分類結果644を早送り先あるいは巻き戻し先とする。
次に、本実施形態にかかるデータ処理装置600の動作を説明する。本実施形態にかかるデータ処理装置600の機械学習の動作と分類動作は、第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の機械学習の動作と分類動作に同じである。また本実施形態におけるデータ処理装置600のユーザインターフェイス部653による分類結果表示動作のうち、早送りおよび巻き戻し動作以外の動作は、第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の分類結果表示動作と同じである。以下では、本実施形態におけるデータ処理装置600のユーザインターフェイス部653による早送りおよび巻き戻し動作を説明する。
まず、ユーザインターフェイス部653の早送り処理の一例を示す図25のフローチャートを参照して、本実施形態におけるデータ処理装置600のユーザインターフェイス部653による早送り動作を説明する。
データ処理装置600のユーザインターフェイス部653は、操作入力部620から早送りの指示を入力すると、画面表示部630に現在表示している分類結果644中のID(4441)を内部の変数iに設定する(ステップS601)。次にユーザインターフェイス部653は、内部変数iに設定されたIDより値の大きいIDを有し、分類カテゴリ(4444)の確信度(4445)が閾値γ以下の他の分類結果444を記憶部640から検索する(ステップS602)。
次にユーザインターフェイス部653は、上記の検索に成功したか否かを確認し(ステップS603)、失敗していれば、再確認する次の分類結果が存在しない旨のメッセージを画面表示部630に表示し(ステップS604)、早送り動作を終了する。他方、上記の検索に成功していれば、ユーザインターフェイス部653は、検索された他の分類結果の個数が2以上か否かを判定する(ステップS605)。2以上の他の分類結果が検索されていれば、ユーザインターフェイス部653は、その中から内部変数iに設定されたIDとの差が最も小さいIDを有する1つの分類結果444を再確認の対象とすべく表示画面を切り替える(ステップS606)。即ち、ユーザインターフェイス部653は、当該分類結果444のID(4441)、コンテンツ(4442)、ラベル(4443)、分類カテゴリ(4445)を画面表示部630の分類結果表示画面に表示する(ステップS606)。また、検索された分類結果444が1つであれば、その分類結果444のID(4441)、コンテンツ(4442)、ラベル(4443)、分類カテゴリ(4445)を画面表示部630の分類結果表示画面に表示する(ステップS607)。そして、早送り動作を終了する。
次に、ユーザインターフェイス部653の巻き戻し処理の一例を示す図26のフローチャートを参照して、本実施形態におけるデータ処理装置600のユーザインターフェイス部653による巻き戻し動作を説明する。
データ処理装置600のユーザインターフェイス部653は、操作入力部620から巻き戻しの指示を入力すると、画面表示部630に現在表示している分類結果644中のID(4441)を内部の変数iに設定する(ステップS611)。次にユーザインターフェイス部653は、内部変数iに設定されたIDより値の小さいIDを有し、分類カテゴリ(4444)の確信度(4445)が閾値γ以下の他の分類結果444を記憶部640から検索する(ステップS612)。
次にユーザインターフェイス部653は、上記の検索に成功したか否かを確認し(ステップS613)、失敗していれば、再確認する次の分類結果が存在しない旨のメッセージを画面表示部630に表示し(ステップS614)、巻き戻し動作を終了する。他方、上記の検索に成功していれば、ユーザインターフェイス部653は、検索された他の分類結果の個数が2以上か否かを判定する(ステップS615)。2以上の他の分類結果が検索されていれば、ユーザインターフェイス部653は、その中から内部変数iに設定されたIDとの差が最も小さいIDを有する1つの分類結果444を再確認の対象とすべく表示画面を切り替える(ステップS616)。即ち、ユーザインターフェイス部653は、当該分類結果444のID(4441)、コンテンツ(4442)、ラベル(4443)、分類カテゴリ(4445)を画面表示部630の分類結果表示画面に表示する(ステップS616)。また、検索された分類結果444が1つであれば、その分類結果444のID(4441)、コンテンツ(4442)、ラベル(4443)、分類カテゴリ(4445)を画面表示部630の分類結果表示画面に表示する(ステップS617)。そして、巻き戻し動作を終了する。
このように本実施形態によれば、教師データが適切であるかどうかを再確認する利用者の負担を軽減することができる。その理由は以下の通りである。
分類モデル643の生成に使用した複数の教師データ642の中に、利用者がカテゴリの判断に苦慮して生成した教師データ642と明確に判断できた教師データ642とが存在するとする。この場合、それら複数の教師データ642を使用して生成した分類モデル643は、上記判断に苦慮した教師データ642のコンテンツを、その教師データ642のラベルが表すカテゴリと同一または異なるカテゴリに分類し、その際の確信度はそれほど高くない傾向がある。また、上記分類モデル643は、上記明確に判断できた教師データ642のコンテンツを、その教師データ642のラベルが表すカテゴリと同一カテゴリに分類し、その際の確信度は高くなる傾向がある。また、利用者が明確に判断できた教師データ642は適切でない可能性が低い傾向があり、逆に判断に苦慮した教師データ642は適切でない可能性が高い傾向がある。以上のことから、適切でない可能性の高い教師データ642に的を絞って再確認作業を行えば、適切でない教師データを見逃さずに利用者の負担を軽減することができる。本実施形態では、早送り機能および巻き戻し機能を有するため、利用者は、確信度が閾値γ以下の教師データ642に限定して再確認する作業を効率良く実施することができる。
[第7の実施形態]
図27を参照すると、本発明の第7の実施形態にかかるデータ処理装置700は、利用者による教師データの再確認時、所定時間に亘って教師データを表示した時点で確認結果の入力が無いときは、修正無しの確認入力があったものとみなして次の教師データの再確認工程へ処理を進める機能を有する点で、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400と相違する。
このデータ処理装置700は、主な機能部として、通信I/F部710、操作入力部720、画面表示部730、記憶部740、および演算処理部750を有する。このうち、通信I/F部710、操作入力部720、画面表示部730は、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の通信I/F部410、操作入力部420、画面表示部430と同様の機能を有する。
記憶部740は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、演算処理部750での各種処理に必要な処理情報やプログラム741を記憶する機能を有している。プログラム741は、演算処理部750に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現するプログラムであり、通信I/F部710などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部740に保存される。記憶部740で記憶される主な処理情報として、複数の教師データ742、分類モデル743、および分類結果744がある。これら複数の教師データ742、分類モデル743、および分類結果744は、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の複数の教師データ442、分類モデル443、および分類結果444と同じである。
演算処理部750は、MPUなどのプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部740からプログラム741を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム741とを協働させて各種処理部を実現する機能を有している。演算処理部750で実現される主な処理部として、機械学習部751と、分類部752と、ユーザインターフェイス部753とがある。このうち、機械学習部751と分類部752は、本発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の機械学習部451と分類部452と同様の機能を有する。
ユーザインターフェイス部753は、記憶部740から複数の分類結果744を読み込み、それらの分類結果744中のID(4421)、コンテンツ(4422)、ラベル(4443)、および分類カテゴリ(4444)を画面表示部730に表示する機能と、上記表示したラベルに対する修正入力を操作入力部720から受け付けて該当する教師データ742のラベルを修正する機能とを有する。
また、ユーザインターフェイス部753は、上記表示と上記修正では、或る教師データのコンテンツおよびラベルと分類部752が決定した分類カテゴリとを画面表示部730に所定時間に亘って表示した時点で修正入力を操作入力部720から受け付けていない場合、修正不要と判断し、記憶部740に記憶された他の教師データのコンテンツおよびラベルと分類部752が決定した分類カテゴリとを画面表示部730に表示する機能を有する。
また、ユーザインターフェイス部753は、上記表示では、教師データのコンテンツおよびラベルと分類カテゴリとを画面表示部730に表示する上記所定時間を、上記分類カテゴリの確信度に応じて決定する機能を有する。具体的には、ユーザインターフェイス部753は、上記所定時間の決定では、確信度がより低いほどより長い上記所定時間を決定する。一番長い時間は無限長であってよい。その場合、ユーザインターフェイス部753は、利用者からの確認入力を待ち続ける。一番短い時間は0であってよい。その場合、ユーザインターフェイス部753は、当該教師データの利用者による再確認作業を省略する(スキップする)。
次に、本実施形態にかかるデータ処理装置700の動作を説明する。本実施形態にかかるデータ処理装置700の機械学習の動作と分類動作は、第4の実施形態にかかるデータ処理装置400の機械学習の動作と分類動作に同じである。以下では、本実施形態におけるデータ処理装置700のユーザインターフェイス部753による分類結果表示動作を、ユーザインターフェイス部753の処理例を示す図28のフローチャートを参照して、説明する。
データ処理装置700のユーザインターフェイス部753は、起動されると、先ず記憶部740から未だ表示処理の対象としていない分類結果744を1つ読み込む(ステップS701)。次にユーザインターフェイス部753は、その分類結果744の確信度(4445)に基づいて、当該分類結果を利用者に再確認させるための最大表示時間を決定する(ステップS702)。
図29は、確信度から最大表示時間を決定するテーブルの一例を示す。この例では、確信度が0以上、0.2未満の場合、最大表示時間は0である。また、確信度が0.8以上、1.0以下の場合、最大表示時間は無限大である。また、確信度が0.2以上、0.8未満の場合、最大表示時間は、T×確信度で算出される。ここで、Tは予め定められた一定時間である。ユーザインターフェイス部753は図29に示すテーブルを保持し、このテーブルを参照して、分類結果744毎にその最大表示時間を決定する。
ユーザインターフェイス部753は、最大表示時間を決定すると、次に、決定した最大表示時間が0か否かを判定する(ステップS703)。最大表示時間が0でなければ、ユーザインターフェイス部753は、その分類結果744のID、コンテンツ、ラベル、および分類カテゴリを画面表示部730に表示する(ステップS704)。そして、ユーザインターフェイス部753は、操作入力部720から確認結果が入力されるか、最大表示時間が経過するのを待ち合わせる(ステップS705、S706)。
ユーザインターフェイス部753は、操作入力部720から確認結果が入力されると(ステップS705でYes)、修正無しの入力か、修正有りの入力かを判断する(ステップS707)。そして、修正有りの入力であれば、画面表示部730に表示しているIDと同一のIDを有する教師データ742を記憶部740から検索し、この検索した教師データ742中のラベルの値を利用者から入力されたカテゴリで更新する(ステップS708)。そして、ステップS709の処理へ進む。また、利用者からラベルの修正指示が行われなかった場合(ステップS707で修正無し)、ステップS708の処理をスキップして、ステップS709の処理へ進む。他方、ユーザインターフェイス部753は、操作入力部720から確認結果が入力されるよりも前に最大表示時間が経過すると(ステップS706でYes)、利用者から修正無しの確認入力があったものとみなし、ステップS709の処理へ進む。
ユーザインターフェイス部753は、ステップS709では、未だ利用者による確認がされていない分類結果744が記憶部740に存在するか否かを確認する。そして、未確認の分類結果744が残っていれば、ステップS701の処理に戻って、上述した処理と同様の処理を繰り返す。他方、未確認の分類結果744が残っていなければ、ユーザインターフェイス部753は分類結果表示処理を終了する。
このように本実施形態によれば、本発明の第1の実施形態と同様の理由により、教師データが適切であるかどうかを再確認する利用者の負担を軽減することができる。
また本実施形態によれば、利用者による教師データの再確認時、所定時間に亘って教師データを表示した時点で確認結果の入力が無いときは、修正無しの確認入力があったものとみなして次の教師データの再確認工程へ処理を進めるため、修正を必要としないときの利用者の作業量を軽減することができる。
また本実施形態によれば、上記所定時間を分類カテゴリの確信度に基づいて決定しているため、判断に時間がかかりそうな場面では再確認時間を長くし、短時間で判断できそうな場面では再確認時間を短くするといった制御が可能になる。
[その他の実施形態]
以上、本発明を幾つかの実施形態を挙げて説明したが、本発明は以上の実施形態に限定されず、その他各種の付加変更が可能である。例えば、以下のような実施形態も本発明に含まれる。
上述した実施形態では、教師データの作成に必要なラベルをキーボードやマウスを使って入力したが、以下のような入力形態であってもよい。
タッチ操作を検出して検出情報を出力するタッチパネル部を使用し、タッチパネル部の検出情報からフリックの方向を検出し、検出したフリックの方向によってコンテンツが属するカテゴリを表すラベルを決定し、表示部に表示したコンテンツと上記決定したラベルとを有する教師データを生成する。
あるいは振れを検出する検出情報を出力する加速度センサ部を使用し、加速度センサ部の検出情報から振れの方向を検出し、検出した振れの方向によってコンテンツが属するカテゴリを表すラベルを決定し、表示部に表示したコンテンツと上記ラベルとを有する教師データを生成する。
あるいは傾きを検出する検出情報を出力する傾きセンサ部を使用し、傾きセンサ部の検出情報から傾きの方向を検出し、検出した傾きの方向によってコンテンツが属するカテゴリを表すラベルを決定し、表示部に表示したコンテンツと上記ラベルとを有する教師データを生成する。
あるいはタッチ操作を検出して検出情報を出力するタッチパネル部を使用し、タッチパネル部の検出情報からジェスチャの種類を検出し、検出したジェスチャの種類によってコンテンツが属するカテゴリを表すラベルを決定し、表示部に表示したコンテンツと上記ラベルとを有する教師データを生成する。
本発明は、映像監視、映像解析などの分野における教師データの作成に利用できる。
100…データ処理装置
110…通信I/F部
120…操作入力部
130…画面表示部
140…記憶部
141…プログラム
142…教師データ
143…分類モデル
144…分類結果
150…演算処理部
151…機械学習部
152…分類部
153…ユーザインターフェイス部

Claims (25)

  1. それぞれがコンテンツと該コンテンツの属するカテゴリを表すラベルとを有する複数の教師データを記憶する記憶部と、
    前記複数の教師データを使用して分類モデルを生成する機械学習部と、
    前記分類モデルを使用して前記複数の教師データの前記コンテンツが属するカテゴリを決定する分類部と、
    前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを表示部に表示するユーザインターフェイス部と
    を有するデータ処理装置。
  2. 前記ユーザインターフェイス部は、前記表示した前記教師データの前記ラベルに対する修正入力を受け付け、該受け付けた前記修正入力に応じて前記教師データの前記ラベルを修正する
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記ユーザインターフェイス部は、前記表示では、前記記憶部に記憶された前記複数の教師データのうち、前記ラベルが表す前記カテゴリと前記分類部が決定した前記カテゴリとが相違する教師データに限定して、前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示する
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 前記分類部は、前記決定では、前記複数の教師データの前記コンテンツが属するカテゴリを決定すると共に、前記教師データが前記決定した前記カテゴリに属する確信度を算出し、
    前記ユーザインターフェイス部は、前記表示では、前記記憶部に記憶された前記複数の教師データのうち、前記分類部が決定した前記カテゴリの前記確信度が閾値以下の教師データに限定して、前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示する
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  5. 前記分類部は、前記決定では、前記複数の教師データの前記コンテンツが属するカテゴリを決定すると共に、前記教師データが前記決定した前記カテゴリに属する確信度を算出し、
    前記ユーザインターフェイス部は、前記表示では、前記記憶部に記憶された前記複数の教師データのうち、前記分類部が決定した前記カテゴリの前記確信度が閾値以下の教師データを無効にする
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  6. 前記分類部は、前記決定では、前記複数の教師データの前記コンテンツが属するカテゴリを決定すると共に、前記教師データが前記決定した前記カテゴリに属する確信度を算出し、
    前記ユーザインターフェイス部は、前記表示では、一の前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示している際に早送り指示または巻き戻し指示を入力すると、前記記憶部に記憶された他の前記教師データのうち、前記分類部が決定した前記カテゴリの前記確信度が閾値以下の一の教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示する
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  7. 前記ユーザインターフェイス部は、前記表示と前記修正では、一の前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に所定時間に亘って表示した時点で前記修正入力を前記入力部から受け付けていない場合、修正不要と判断し、前記記憶部に記憶された他の一の前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示する
    請求項2に記載のデータ処理装置。
  8. 前記分類部は、前記決定では、前記複数の教師データの前記コンテンツが属するカテゴリを決定すると共に、前記教師データが前記決定した前記カテゴリに属する確信度を算出し、
    前記ユーザインターフェイス部は、前記表示では、前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示する前記所定時間を、前記確信度に応じて決定する
    請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. 前記ユーザインターフェイス部は、前記所定時間の決定では、前記確信度がより低いほどより長い前記所定時間を決定する
    請求項8に記載のデータ処理装置。
  10. 前記複数の教師データを生成する教師データ生成部を有し、
    前記教師データ生成部は、動画の各フレーム画像を入力してフレーム順に前記表示部に表示し、前記表示部に表示した前記各フレーム画像が属する前記カテゴリの入力を入力部から受け付け、前記フレーム画像である前記コンテンツと前記受け付けた入力の前記カテゴリを表す前記ラベルとを有する前記教師データを生成して前記記憶部に保存する
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  11. 前記教師データ生成部は、前記教師データの生成では、前記記憶部に保存した前記教師データ中から、一の前記カテゴリを表すラベルを有する一の前記教師データと、該一の前記教師データ中の前記コンテンツを表す前記フレーム画像の直後の前記フレーム画像を前記コンテンツとして有し、前記一の前記教師データの前記ラベルが表す前記カテゴリと相違するカテゴリを表す前記ラベルを有する他の一の前記教師データとを検出し、前記検出した前記一の前記教師データおよび前記他の一の前記教師データを無効にする
    請求項10に記載のデータ処理装置。
  12. 前記教師データ生成部は、前記教師データの生成では、前記記憶部に保存した前記教師データ中から、一の前記カテゴリを表すラベルを有する一の前記教師データと、該一の前記教師データ中の前記コンテンツを表す前記フレーム画像の直後の前記フレーム画像を前記コンテンツとして有し、前記一の前記教師データの前記ラベルが表す前記カテゴリと相違するカテゴリを表す前記ラベルを有する他の一の前記教師データとを検出し、予め設定された閾値をT時間とするとき、前記検出した前記他の一の前記教師データの前記フレーム画像の時刻から前記T時間だけ過去に溯った時刻までの時間帯に属する前記フレーム画像を前記コンテンツとする前記教師データと、前記検出した前記一の前記教師データの前記フレーム画像の時刻から前記T時間が経過するまでの時間帯に属する前記フレーム画像を前記コンテンツとする前記教師データとを無効にする
    請求項10に記載のデータ処理装置。
  13. それぞれがコンテンツと該コンテンツの属するカテゴリを表すラベルとを有する複数の教師データを記憶する記憶部を有するデータ処理装置が実行するデータ処理方法であって、
    前記複数の教師データを使用して分類モデルを生成し、
    前記分類モデルを使用して前記複数の教師データの前記コンテンツが属するカテゴリを決定し、
    前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを表示部に表示する
    データ処理方法。
  14. 前記表示した前記教師データの前記ラベルに対する修正入力を受け付け、該受け付けた前記修正入力に応じて前記教師データの前記ラベルを修正する
    請求項13に記載のデータ処理方法。
  15. 前記表示では、前記記憶部に記憶された前記複数の教師データのうち、前記ラベルが表す前記カテゴリと前記分類部が決定した前記カテゴリとが相違する教師データに限定して、前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示する
    請求項13に記載のデータ処理方法。
  16. 前記カテゴリの決定では、前記複数の教師データの前記コンテンツが属するカテゴリを決定すると共に、前記教師データが前記決定した前記カテゴリに属する確信度を算出し、
    前記表示では、前記記憶部に記憶された前記複数の教師データのうち、前記分類部が決定した前記カテゴリの前記確信度が閾値以下の教師データに限定して、前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示する
    請求項13に記載のデータ処理方法。
  17. 前記カテゴリの決定では、前記複数の教師データの前記コンテンツが属するカテゴリを決定すると共に、前記教師データが前記決定した前記カテゴリに属する確信度を算出し、
    前記表示では、前記記憶部に記憶された前記複数の教師データのうち、前記分類部が決定した前記カテゴリの前記確信度が閾値以下の教師データを無効にする
    請求項13に記載のデータ処理方法。
  18. 前記カテゴリの決定では、前記複数の教師データの前記コンテンツが属するカテゴリを決定すると共に、前記教師データが前記決定した前記カテゴリに属する確信度を算出し、
    前記表示では、一の前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示している際に早送り指示または巻き戻し指示を入力すると、前記記憶部に記憶された他の前記教師データのうち、前記分類部が決定した前記カテゴリの前記確信度が閾値以下の一の教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示する
    請求項13に記載のデータ処理方法。
  19. 前記表示と前記修正では、一の前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に所定時間に亘って表示した時点で前記修正入力を前記入力部から受け付けていない場合、修正不要と判断し、前記記憶部に記憶された他の一の前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示する
    請求項14に記載のデータ処理方法。
  20. 前記カテゴリの決定では、前記複数の教師データの前記コンテンツが属するカテゴリを決定すると共に、前記教師データが前記決定した前記カテゴリに属する確信度を算出し、
    前記表示では、前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを前記表示部に表示する前記所定時間を、前記確信度に応じて決定する
    請求項19に記載のデータ処理方法。
  21. 前記所定時間の決定では、前記確信度がより低いほどより長い前記所定時間を決定する
    請求項20に記載のデータ処理方法。
  22. 前記複数の教師データを生成し、
    前記教師データの生成では、動画の各フレーム画像を入力してフレーム順に前記表示部に表示し、前記表示部に表示した前記各フレーム画像が属する前記カテゴリの入力を入力部から受け付け、前記フレーム画像である前記コンテンツと前記受け付けた入力の前記カテゴリを表す前記ラベルとを有する前記教師データを生成して前記記憶部に保存する
    請求項13に記載のデータ処理方法。
  23. 前記教師データの生成では、前記記憶部に保存した前記教師データ中から、一の前記カテゴリを表すラベルを有する一の前記教師データと、該一の前記教師データ中の前記コンテンツを表す前記フレーム画像の直後の前記フレーム画像を前記コンテンツとして有し、前記一の前記教師データの前記ラベルが表す前記カテゴリと相違するカテゴリを表す前記ラベルを有する他の一の前記教師データとを検出し、前記検出した前記一の前記教師データおよび前記他の一の前記教師データを無効にする
    請求項22に記載のデータ処理方法。
  24. 前記教師データの生成では、前記記憶部に保存した前記教師データ中から、一の前記カテゴリを表すラベルを有する一の前記教師データと、該一の前記教師データ中の前記コンテンツを表す前記フレーム画像の直後の前記フレーム画像を前記コンテンツとして有し、前記一の前記教師データの前記ラベルが表す前記カテゴリと相違するカテゴリを表す前記ラベルを有する他の一の前記教師データとを検出し、予め設定された閾値をT時間とするとき、前記検出した前記他の一の前記教師データの前記フレーム画像の時刻から前記T時間だけ過去に溯った時刻までの時間帯に属する前記フレーム画像を前記コンテンツとする前記教師データと、前記検出した前記一の前記教師データの前記フレーム画像の時刻から前記T時間が経過するまでの時間帯に属する前記フレーム画像を前記コンテンツとする前記教師データとを無効にする
    請求項22に記載のデータ処理方法。
  25. それぞれがコンテンツと該コンテンツの属するカテゴリを表すラベルとを有する複数の教師データを記憶する記憶部を有するコンピュータを、
    前記複数の教師データを使用して分類モデルを生成する機械学習部と、
    前記分類モデルを使用して前記複数の教師データの前記コンテンツが属するカテゴリを決定する分類部と、
    前記教師データの前記コンテンツおよび前記ラベルと前記分類部が決定した前記コンテンツが属するカテゴリとを表示部に表示するユーザインターフェイス部と
    して機能させるためのプログラム。
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