JP2021111279A - ラベルノイズ検出プログラム、ラベルノイズ検出方法及びラベルノイズ検出装置 - Google Patents

ラベルノイズ検出プログラム、ラベルノイズ検出方法及びラベルノイズ検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ラベルノイズを効率的に検出する。【解決手段】画像分類における学習対象の画像となる学習画像と、学習画像に対応する教師ラベルと、を含む画像データセットを用いて、教師ラベルのノイズを検出するラベルノイズ検出装置において実行されるラベルノイズ検出プログラムであって、画像データセットを用いて、学習モデルの学習を行い(ステップS1)、学習済みの学習モデルを用いて学習画像をクラス分類し、クラス分類の結果に基づいて学習画像に付される出力ラベル及び尤度を取得し、出力ラベル、尤度及び教師ラベルに基づいて、教師ラベルが付け間違いであるか否かを判定し、教師ラベルの付け間違いであると判定された学習画像を含む画像データセットを、ラベルノイズデータセットとして抽出する(ステップS2)こと、を実行する。【選択図】図4

Description

本開示は、ラベルノイズ検出プログラム、ラベルノイズ検出方法及びラベルノイズ検出装置に関する。
画像分類の学習で用いられる学習画像には、正解となる教師ラベルが付されている。教師ラベルは、アノテーション作業によって学習画像に付されるが、このとき、学習画像に誤った教師ラベルが付与される場合がある。学習画像に付与された誤った教師ラベルはラベルノイズと呼ばれる。ラベルノイズを含む学習データを用いて学習を行うと、画像分類の学習精度が低下する可能性がある。
ここで、画像分類の学習に関する装置として、例えば、特許文献1に示す情報処理装置が知られている。特許文献1の情報処理装置は、学習データの特徴量に基づいて、学習データが属するクラスを特定し、特定したクラスとクラスに対する信頼度とに応じた位置に学習データの画像が配置された、学習データの分布図を表示している。
特開2018−142097号公報
特許文献1の情報処理装置は、信頼度に応じた位置に学習データの画像を配置するものの、ラベルノイズを検出するものではない。
本開示は、ラベルノイズを効率的に検出することができるラベルノイズ検出プログラム、ラベルノイズ検出方法及びラベルノイズ検出装置を提供することを目的とする。
態様の1つに係るラベルノイズ検出プログラムは、画像分類における学習対象の画像となる学習画像と、前記学習画像に対応する教師ラベルと、を含む画像データセットを用いて、前記教師ラベルのノイズを検出するラベルノイズ検出装置において実行されるラベルノイズ検出プログラムであって、前記画像データセットを用いて、学習モデルの学習を行い、学習済みの前記学習モデルを用いて前記学習画像をクラス分類し、クラス分類の結果に基づいて前記学習画像に付される出力ラベル及び尤度を取得し、前記出力ラベル、前記尤度及び前記教師ラベルに基づいて、前記教師ラベルが付け間違いであるか否かを判定し、前記教師ラベルの付け間違いであると判定された前記学習画像を含む前記画像データセットを、ラベルノイズデータセットとして抽出すること、を実行する。
態様の1つに係るラベルノイズ検出方法は、画像分類における学習対象の画像となる学習画像と、前記学習画像に対応する教師ラベルと、を含む画像データセットを用いて、前記教師ラベルのノイズを検出するラベルノイズ検出方法であって、前記画像データセットを用いて、学習モデルの学習を行い、学習済みの前記学習モデルを用いて前記学習画像をクラス分類し、クラス分類の結果に基づいて前記学習画像に付される出力ラベル及び尤度を取得し、前記出力ラベル、前記尤度及び前記教師ラベルに基づいて、前記教師ラベルが付け間違いであるか否かを判定し、前記教師ラベルの付け間違いであると判定された前記学習画像を含む前記画像データセットを、ラベルノイズデータセットとして抽出すること、を実行する。
態様の1つに係るラベルノイズ検出装置は、画像分類における学習対象の画像となる学習画像と、前記学習画像に対応する教師ラベルと、を含む画像データセットを用いて、前記教師ラベルのノイズを検出するラベルノイズ検出装置であって、前記画像データセットを用いて、学習モデルの学習を行い、学習済みの前記学習モデルを用いて前記学習画像をクラス分類し、クラス分類の結果に基づいて前記学習画像に付される出力ラベル及び尤度を取得し、前記出力ラベル、前記尤度及び前記教師ラベルに基づいて、前記教師ラベルが付け間違いであるか否かを判定し、前記教師ラベルの付け間違いであると判定された前記学習画像を含む前記画像データセットを、ラベルノイズデータセットとして抽出すること、を実行する処理部を備える。
本開示によれば、ラベルノイズを効率的に検出することができる。
図1は、実施形態に係るラベルノイズ検出装置の概要を示す図である。 図2は、画像データセットにおいて教師ラベルが付された学習画像の一例を示す図である。 図3は、画像データセットにおいて出力ラベルが付された学習画像の一例を示す図である。 図4は、ラベルノイズ検出装置のラベルノイズ検出に関する処理の一例を示す図である。 図5は、画像分類された画像データセットの表示の一例を示す図である。
本開示に係る実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の説明において、同様の構成要素について同一の符号を付すことがある。さらに、重複する説明は省略することがある。また、本開示に係る実施形態を説明する上で密接に関連しない事項は、説明及び図示を省略することがある。なお、以下の実施形態により本開示が限定されるものではない。また、以下の実施形態には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
(実施形態)
図1は、実施形態に係るラベルノイズ検出装置の概要を示す図である。ラベルノイズ検出装置1は、画像データセットDに含まれるラベルノイズを検出し、検出したラベルノイズを修正する装置となっている。ラベルノイズ検出装置1は、CNN(Convolutional Neural Network)等の学習モデルを用いた画像分類を実行して、ラベルノイズを検出している。画像分類とは、画像のクラス分類(クラス推論)を実行することで、何れのクラスであるかを判別して、画像が示すクラスを識別するための識別子(ラベル)を付すことで、画像をラベルごとに分類することである。なお、ラベルノイズ検出装置1は、学習モデルを用いた画像分類に特に限定されず、学習モデルを用いた画像分類により物体を検知する物体検知に適用してもよい。ここで、ラベルノイズ検出装置1の説明に先立ち、図2を参照して、画像データセットDについて説明する。
図2は、画像データセットにおいて教師ラベルが付された学習画像の一例を示す図である。画像データセットDは、画像分類における学習対象の画像となる学習画像Gと、学習画像Gに対応する教師ラベルTとを含んでいる。また、画像データセットDは、教師ラベルTが付された学習画像Gを複数枚含んだものとなっている。教師ラベルTは、学習画像Gに含まれる物体を識別するラベルであり、正しい(正解の)ラベルである。図2に示すように、画像データセットDの一例として、学習画像Gに含まれる物体は、車であり、正しい教師ラベルTは、車である。教師ラベルTは、学習画像Gに対して、人的なアノテーション作業によって付される。教師ラベルTは、誤ったラベルが付される場合がある。学習画像Gに付与された誤った教師ラベルTはラベルノイズとなる。ラベルノイズを含む画像データセットDは、ラベルノイズデータセットDnとなる。図2に示すように、ラベルノイズデータセットDnの一例として、学習画像Gに含まれる物体は、車であり、誤った教師ラベルTは、人である。
図1を参照して、ラベルノイズ検出装置1について説明する。ラベルノイズ検出装置1は、入力部3と、出力部4と、制御部(処理部)5と、記憶部6とを備えている。
入力部3は、キーボード、マウス等の操作入力デバイスと、マイク等の音声入力デバイスとを含んで構成されている。入力部3は、操作者によって入力操作が行われることで入力信号を生成し、入力信号を制御部5へ向けて出力する。
出力部4は、ディスプレイ等の表示デバイスと、スピーカ等の音声出力デバイスとを含んで構成されている。出力部4は、制御部5において処理された処理結果としての出力信号を受信する。出力部4は、出力信号に基づいて、表示デバイスに表示画面を表示したり、音声出力デバイスから音声を出力したりする。
記憶部6は、プログラム及びデータを記憶する。また、記憶部6は、制御部5の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用してもよい。記憶部6は、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスを含んでよい。また、記憶部6は、複数の種類の記憶デバイスを含んでよい。また、記憶部6は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。
記憶部6は、プログラムとして、ラベルノイズ検出プログラムPを含む。ラベルノイズ検出プログラムPは、ラベルノイズを検出するためのプログラムである。また、記憶部6は、データとして、上記の画像データセットDを含む。画像データセットDは、アノテーション済みのデータであり、一例として、図2に示す画像データセットDとなっている。
制御部5は、ラベルノイズ検出装置1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。制御部5は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の集積回路を含んでいる。具体的に、制御部5は、記憶部6に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行することによって各種機能を実現する。制御部5は、例えば、ラベルノイズ検出プログラムPを実行することにより、画像データセットDに含まれるラベルノイズデータセットDnを検出する。
次に、図3及び図4を参照して、画像データセットDを用いたラベルノイズ検出装置1のラベルノイズ検出に関する処理について説明する。図3は、画像データセットにおいて出力ラベルが付された学習画像の一例を示す図である。図4は、ラベルノイズ検出装置のラベルノイズ検出に関する処理の一例を示す図である。
なお、本実施形態のラベルノイズ検出では、教師ラベルTが車である場合を正とし、教師ラベルTが車でない場合を誤として、2クラスに分類する場合を例にして説明する。
先ず、制御部5は、アノテーション済みの画像データセットDを用いて、学習モデルの学習を実行する(ステップS1)。学習モデルの学習では、浅い学習を実行する。つまり、画像データセットDには、ラベルノイズデータセットDnが含まれていることから、ラベルノイズに過剰にフィッティングしないように、浅い学習を実行する。なお、浅い学習としては、例えば、学習回数が一回である。
また、制御部5は、学習モデルの学習において、学習モデルに含まれる損失関数の値が最小となるように学習を行っている。損失関数としては、平均絶対誤差(MAE:Mean Absolute Error)が適用される。
制御部5は、ステップS1の実行後、ラベルノイズデータセットDnを抽出して選定する(ステップS2)。具体的に、制御部5は、ステップS2において、ステップS1での学習済みの学習モデルを用いて、学習画像Gを画像分類(クラス分類)する。制御部5は、画像分類の結果として、学習画像Gに付される出力ラベルO及び尤度を取得する。ここで、図3を参照して、画像分類によって取得された、出力ラベルOが付された学習画像Gについて説明する。
図3に示すように、学習画像Gには、学習済みの学習モデルによる画像分類の結果として付された出力ラベルOと尤度とが対応付けられる。学習画像Gに含まれる物体は、車であり、出力ラベルOは、車である。このため、図3では、学習画像Gに対して正しい出力ラベルOが付されたものとなっている。また、学習画像Gには、出力ラベルOに対する尤度iが対応付けられている。尤度iとは、出力ラベルOのもっともらしさ(確からしさ)の度合いである。
制御部5は、画像分類の実行後、画像データセットDの学習画像Gに付されている教師ラベルT(図2参照)と、画像分類によって学習画像Gに付された出力ラベルO(図3参照)とを比較して、ラベルが一致するか否かを判定する。制御部5は、判定の結果、教師ラベルTと出力ラベルOとが一致する場合、ラベルノイズがない、つまりクリーンであると判定する。一方で、制御部5は、判定の結果、教師ラベルTと出力ラベルOとが一致していない場合、ラベルノイズがある、つまり教師ラベルTが付け間違いであると判定する。そして、制御部5は、ラベルノイズがあると判定された画像データセットDを、ラベルノイズデータセットDnとして抽出する。
制御部5は、抽出したラベルノイズデータセットDnの中から、尤度に基づいて、所定のラベルノイズデータセットDnを選定する。尤度に基づくラベルノイズデータセットDnの選定としては、一例として、しきい値を用いた選定を行っている。制御部5は、ラベルノイズデータセットDnの学習画像Gに付された尤度iが、予め規定した尤度iのしきい値以上であるか否かを判定する。制御部5は、尤度iがしきい値以上となるラベルノイズデータセットDnを選定する。一方で、制御部5は、尤度iがしきい値よりも小さいラベルノイズデータセットDnを選定しない。
なお、尤度に基づくラベルノイズデータセットDnの選定は、上記の選定に特に限定されない。尤度に基づくラベルノイズデータセットDnの選定としては、他の一例として、尤度の高い順から選定してもよい。制御部5は、ラベルノイズデータセットDnの学習画像Gに付された尤度iの高い順から、所定の数のラベルノイズデータセットDnを選定する。所定の数は、任意であるが、例えば、後述する出力ラベルOの付け替えにおいて、アノテーション作業が可能な数である。
制御部5は、ステップS2の実行後、選定したラベルノイズデータセットDnの出力ラベルOを付け替える(ステップS3)。具体的に、制御部5は、ステップS2の実行後、出力部4に、選定したラベルノイズデータセットDnの情報を出力する。操作者は、出力されたラベルノイズデータセットDnの情報に基づいて、付け替える正しい出力ラベルOの情報を、入力部3を介して入力する。制御部5は、入力部3から入力された入力情報に基づいて、ラベルノイズデータセットDnの出力ラベルOを付け替える。
制御部5は、ステップS3の実行後、付け替え後のラベルノイズデータセットDnを、新たな画像データセットDとして更新する(ステップS4)。制御部5は、ステップS4を実行することで、付け替え後の出力ラベルOを、教師ラベルTとして設定する。制御部5は、ステップS4の実行後、ラベルノイズの除去が完了したか否かを判定する(ステップS5)。制御部5は、ステップS5における判定として、例えば、ステップS2において、ラベルノイズデータセットDnの抽出がされなかった場合、ラベルノイズの除去が完了したと判定してもよい。また、制御部5は、ステップS5における判定として、例えば、ステップS2において抽出されるラベルノイズデータセットDnの尤度iがしきい値よりも小さい場合、ラベルノイズの除去が完了したと判定してもよい。ラベルノイズの除去が完了したか否かの判定は、特に限定されない。
制御部5は、ステップS5において、ラベルノイズの除去が完了したと判定する(ステップS5:Yes)と、ラベルノイズ検出に関する処理を終了する。一方で、制御部5は、ステップS5において、ラベルノイズの除去が完了していないと判定する(ステップS5:No)と、再び、ステップS1に進み、更新後の画像データセットDを用いたラベルノイズ検出に関する処理を実行する。このため、制御部5は、ラベルノイズの除去が完了するまで、ステップS1からステップS5を繰り返し実行する。
ここで、制御部5は、ステップS2において画像分類された画像データセットDを、図5に示すようなヒストグラム分布として出力部4に表示してもよい。図5は、画像分類された画像データセットの表示の一例を示す図である。図5は、その横軸が尤度(クラス尤度)となっており、その縦軸が学習画像Gの枚数となっている。図5の横軸において、尤度は、例えば、0から1の間で、0.1毎に刻まれており、10等分に分けられている。なお、図5の横軸に尤度の分割数及び間隔は、上記に特に限定されない。また、図5では、画像分類された画像データセットDとして、car_クリーンの画像データセットD、Ped_クリーンの画像データセットD、及びPed_ノイズの画像データセットDを含む。car_クリーンの画像データセットDは、教師ラベルTと出力ラベルOとが車で一致した画像データセットDである。Ped_クリーンの画像データセットDは、教師ラベルTと出力ラベルOとが人で一致した画像データセットDである。Ped_ノイズの画像データセットDは、教師ラベルTと出力ラベルOとが人で一致しない画像データセットD(ラベルノイズデータセットDn)である。
制御部5は、ステップS1における学習後の学習モデルにより、ラベルノイズデータセットDnを含む画像データセットDを画像分類する。制御部5は、画像分類の結果に基づき、尤度iに対応付けて学習画像Gの枚数を積算することで、図5に示すようなヒストグラム分布を、出力部4に表示する。図5に示すように、浅い学習を行った学習モデルを用いた画像分類では、ラベルノイズデータセットDn(Ped_ノイズの画像データセットD)の出力ラベルOが高い尤度(例えば、1)で付される。
以上のように、実施形態に係るラベルノイズ検出では、図2に示す教師ラベルTと、図3に示す出力ラベルO及び尤度iとに基づいて、画像データセットDの中から、ラベルノイズデータセットDnを抽出することができる。この実施形態によれば、画像データセットDの中から、ラベルノイズを効率的に検出することができる。
また、実施形態に係るラベルノイズ検出では、ラベルノイズデータセットDnの抽出後、学習画像Gに付された尤度iが、予め規定した尤度iのしきい値以上であるか否かを判定し、しきい値以上となる学習画像Gに対応付けられた教師ラベルTを含むラベルノイズデータセットDnを選定する。この実施形態によれば、ラベルノイズデータセットDnの抽出数が多い場合であっても、尤度iの高いラベルノイズデータセットDnを選定することができる。よって、ステップS3における出力ラベルOの付け替え作業を軽減することができる。
また、実施形態に係るラベルノイズ検出では、ラベルノイズデータセットDnの抽出後、学習画像Gに付された尤度iの高い順から、所定の数となる学習画像Gに対応付けられた教師ラベルTを含むラベルノイズデータセットDnを選定する。この実施形態によれば、ラベルノイズデータセットDnの抽出数が多い場合であっても、尤度iの高い順から所定の数だけラベルノイズデータセットDnを選定することができる。よって、ステップS3における出力ラベルOの付け替え作業を軽減することができる。
また、実施形態に係るラベルノイズ検出では、選定したラベルノイズデータセットDnの教師ラベルTを、ラベルノイズ検出装置1に入力された入力情報に基づく出力ラベルOに付け替える。この実施形態によれば、付け替え後の出力ラベルOを、正しい教師ラベルTとして更新することができるため、ラベルノイズが浄化された画像データセットDにすることができる。
また、実施形態に係るラベルノイズ検出では、教師ラベルTの出力ラベルOへの付け替え後の学習画像Gを含む画像データセットDを用いて、学習モデルの学習を行うことから、出力ラベルOに付け替えることまでを、繰り返し実行する。この実施形態によれば、繰り返し回数を重ねるごとにラベルノイズを浄化することができるため、ラベルノイズがより浄化された画像データセットDにすることができる。
また、実施形態に係るラベルノイズ検出では、学習モデルの学習において、学習モデルに含まれる損失関数の値が最小となるように学習を行っており、損失関数は、平均絶対誤差(MAE:Mean Absolute Error)である。この実施形態によれば、損失関数としてMAEを用いることにより、ラベルノイズの浄化を効率よく行うことができる。
1 ラベルノイズ検出装置
3 入力部
4 出力部
5 制御部
6 記憶部
P ラベルノイズ検出プログラム
D 画像データセット
Dn ラベルノイズデータセット
G 学習画像
T 教師ラベル
O 出力ラベル
i 尤度

Claims (8)

  1. 画像分類における学習対象の画像となる学習画像と、前記学習画像に対応する教師ラベルと、を含む画像データセットを用いて、前記教師ラベルのノイズを検出するラベルノイズ検出装置において実行されるラベルノイズ検出プログラムであって、
    前記画像データセットを用いて、学習モデルの学習を行い、
    学習済みの前記学習モデルを用いて前記学習画像をクラス分類し、クラス分類の結果に基づいて前記学習画像に付される出力ラベル及び尤度を取得し、
    前記出力ラベル、前記尤度及び前記教師ラベルに基づいて、前記教師ラベルが付け間違いであるか否かを判定し、前記教師ラベルの付け間違いであると判定された前記学習画像を含む前記画像データセットを、ラベルノイズデータセットとして抽出すること、を実行するラベルノイズ検出プログラム。
  2. 前記ラベルノイズデータセットの抽出後、前記学習画像に付された前記尤度が、予め規定した前記尤度のしきい値以上であるか否かを判定し、前記しきい値以上となる前記学習画像に対応付けられた前記教師ラベルを含む前記ラベルノイズデータセットを選定することを、さらに実行する請求項1に記載のラベルノイズ検出プログラム。
  3. 前記ラベルノイズデータセットの抽出後、前記学習画像に付された前記尤度の高い順から、所定の数となる前記学習画像に対応付けられた前記教師ラベルを含む前記ラベルノイズデータセットを選定することを、さらに実行する請求項1に記載のラベルノイズ検出プログラム。
  4. 選定した前記ラベルノイズデータセットの前記教師ラベルを、前記ラベルノイズ検出装置に入力された入力情報に基づく前記出力ラベルに付け替えることを、さらに実行する請求項2または3に記載のラベルノイズ検出プログラム。
  5. 前記教師ラベルの前記出力ラベルへの付け替え後の前記学習画像を含む前記画像データセットを用いて、前記学習モデルの学習を行うことから、前記出力ラベルに付け替えることまでを、繰り返し実行する請求項4に記載のラベルノイズ検出プログラム。
  6. 前記学習モデルの学習において、前記学習モデルに含まれる損失関数の値が最小となるように学習を行っており、前記損失関数は、平均絶対誤差(MAE:Mean Absolute Error)である請求項1から5のいずれか1項に記載のラベルノイズ検出プログラム。
  7. 画像分類における学習対象の画像となる学習画像と、前記学習画像に対応する教師ラベルと、を含む画像データセットを用いて、前記教師ラベルのノイズを検出するラベルノイズ検出方法であって、
    前記画像データセットを用いて、学習モデルの学習を行い、
    学習済みの前記学習モデルを用いて前記学習画像をクラス分類し、クラス分類の結果に基づいて前記学習画像に付される出力ラベル及び尤度を取得し、
    前記出力ラベル、前記尤度及び前記教師ラベルに基づいて、前記教師ラベルが付け間違いであるか否かを判定し、前記教師ラベルの付け間違いであると判定された前記学習画像を含む前記画像データセットを、ラベルノイズデータセットとして抽出すること、を実行するラベルノイズ検出方法。
  8. 画像分類における学習対象の画像となる学習画像と、前記学習画像に対応する教師ラベルと、を含む画像データセットを用いて、前記教師ラベルのノイズを検出するラベルノイズ検出装置であって、
    前記画像データセットを用いて、学習モデルの学習を行い、
    学習済みの前記学習モデルを用いて前記学習画像をクラス分類し、クラス分類の結果に基づいて前記学習画像に付される出力ラベル及び尤度を取得し、
    前記出力ラベル、前記尤度及び前記教師ラベルに基づいて、前記教師ラベルが付け間違いであるか否かを判定し、前記教師ラベルの付け間違いであると判定された前記学習画像を含む前記画像データセットを、ラベルノイズデータセットとして抽出すること、を実行する処理部を備えるラベルノイズ検出装置。
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