JPH08206609A - 文書宛名分類システム - Google Patents

文書宛名分類システム

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JPH08206609A
JPH08206609A JP7015698A JP1569895A JPH08206609A JP H08206609 A JPH08206609 A JP H08206609A JP 7015698 A JP7015698 A JP 7015698A JP 1569895 A JP1569895 A JP 1569895A JP H08206609 A JPH08206609 A JP H08206609A
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JP7015698A
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English (en)
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光彦 ▲吉▼村
Mitsuhiko Yoshimura
Takashi Yajima
敬士 矢島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】「郵便物などの画像データに、付加情報(宛名
など)を付加し、この付加情報を用いて郵便物などを分
類する分類システム」における付加情報入力処理におい
て、以下の3つの手段を設ける。 (1)画像データに対して付加情報を入力する際に、各
付加情報入力装置において付加情報を入力する画像か否
かを判定する手段 (2)付加情報を入力しないと判定した画像は、別の付
加情報入力装置に転送する手段 (3)項目キーを次々と選択することで、複雑な宛名な
どの付加情報が入力できる手段 【効果】各付加情報入力装置において宛名の入力処理
が、高速かつ容易に行なえる様になり、付加情報を用い
た分類処理が効率よく行なえるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明方式は、大量の画像に対し
て付加情報を入力し、この情報を用いて分類処理を行な
うシステムに関するものである。特に郵便物の分類処理
に係わるものであり、文字認識を用いては自動区分が行
なえなかった郵便物から得た画像を、人間の目で見なが
ら分類番号を入力し、分類を行なう文書宛名分類システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】書類などを分類するのに、実体そのもの
を直接分類するのではなく、ビデオやカメラなどの画像
入力装置で画像データを得、この画像データを用いて間
接的に実体の分類処理を行なうシステムがある。こうし
た文書宛名分類システムが郵便業務に用いられる背景
と、郵便業務における従来のシステムとを以下では述べ
る。
【0003】日本の大規模な郵便局では、大量の郵便物
を宛先別に分類するために、文字認識装置を用いた分類
システムが、導入されている。この分類システムでは、
文字認識装置を用いて郵便物の宛名を読み取り、読み取
った結果をもとにして、郵便物の分類を行なう。郵便物
の宛名が、文字認識装置が想定した位置に活字で印刷さ
れている場合には、高い割合で郵便物の宛名を正確に読
み取ることができ、郵便物を宛名ごとに正しく分類でき
る。
【0004】しかし、現在の技術で、手書き文字を文字
認識装置で自動的に読み取ることは極めて難しい。読み
取る文字を郵便番号の数字に限定しても、全ての手書き
文字を正確に読み取ることはできない。活字印刷された
文字についても、特殊な文字が使用されている場合や、
文字認識装置が想定している位置に宛名が印刷されてい
ない場合には、文字の認識率が著しく低下する。また、
封筒などに模様などが印刷されている時にも、文字の認
識率は低くなる。
【0005】このように文字認識装置では、全ての郵便
物の宛名を読み取ることはできないので、文字認識装置
だけでは、郵便物を正しく分類できない。そのため、自
動認識できない郵便物については、人間が目視で宛名を
読んで郵便物の分類を行なう必要がある。
【0006】そこで、人手を用いた分類処理を支援する
システムとして、ビデオコーディングシステム(Vid
eo Coding System、以下VCSと略
す)と呼ばれるものがある。VCSは、「操作者が、素
早く郵便物の宛名を読み取り、速く確実に宛先の分類を
行なえる様に支援しすること」を目的とするシステムで
ある。なお、VCSは海外においてのみ使われており、
日本ではまだ導入されていない。
【0007】VCSは大きく分けて、画像入力処理、付
加情報入力処理、分類処理の3つの処理からなる。以下
に各処理の概略を述べる。
【0008】(画像入力処理)まず、カメラやスキャナ
ーなどを用いて郵便物の画像を得る。この時、各郵便物
と郵便物の画像とを番号を用いて対応づけておく。郵便
物に画像番号を印刷し、郵便物の画像にもこの印刷した
画像番号を割り振る。そして、画像入力処理で得た郵便
物の画像を、ビデオコーディング装置(VC装置)と呼
ばれる装置に順次転送する。
【0009】(付加情報入力処理)VC装置は、大きく
分けて表示装置と入力装置とからなる。画像入力処理か
ら送られてきた郵便物の画像は、表示装置に表示され
る。各VC装置の操作者は、この表示画像から郵便物の
宛名を読み、宛名をキーボードなどで入力する。入力さ
れた宛名は、表示画像の画像番号と対応づけられる。そ
してこの対応関係をデータとして分類装置に転送する。
【0010】(分類処理)分類装置では、「画像入力処
理で与えた画像番号」と「付加情報入力処理から送られ
てきた画像番号と宛名との対応関係」とを用いて、自動
的に郵便物を宛名先別に分類する。分類した郵便物は、
更に小規模な郵便局や受取人に配達する。
【0011】以上のようにVCSを用いて郵便物の分類
が行なわれる。従来のVCSでは、上記で述べたVC装
置での宛名入力処理を効率よく行なうため、以下の方法
を用いている(NEC技報 Vol.44 No.3/
1991)。
【0012】(1)キーの入力回数を減らすために、宛
名をそのままタイプ入力するのではなく、宛名をある規
則で簡略化した抽出コードを入力する。この方法では特
定の規則を用いて、宛名情報から抽出コードを生成す
る。
【0013】(2)キーの入力を速く行なうために、処
理内容に応じた特殊な形状のキーボードを用いる。こう
したキーボードでは、郵便物の多い宛名のキーを大きく
したり、キーボードの打ちやすい位置に配置したりして
いる。
【0014】(3)操作者が次入力処理の準備を行なえ
るように、入力処理を行なう画像と、次に入力処理を行
なう画像との、2枚の画像を同時に表示する。次入力処
理の画像が表示することで、操作者が次入力の準備を、
行なえるように支援する。
【0015】(4)入力作業の流れを円滑に行なうため
に、宛名入力の時間に上限値を設ける。この方法では、
操作者が一定時間内に宛名を入力しなかった時には、強
制的に次の画像を表示する。宛名が入力されなかった郵
便物は、未処理のものとして分類される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記で述べた従来技術
では、以下の課題が生じる。
【0017】(1)海外では、上記の抽出コードによる
宛名入力方法が採用されているが、日本では、地名区分
などが階層的に整理されておらず、抽出コード入力方法
では、宛名を確定するのは難しい。打ち込む抽出コード
の数を増やせば、宛名を確定することはできるが、キー
入力の回数が増え、1枚当たりの処理時間が増加する。
【0018】(2)郵便局の状況に応じた最適なキーボ
ードを、設計・作成するのが難しい。従来方式では、キ
ー入力を少しでも速く行なうために、郵便物の多い特別
な宛名のキーを用意するなど、それぞれの郵便局の状況
にある程度応じたキーボードを使用している。郵便局の
状況に最適なキーボードを作るには、郵便局の状況を調
査した上で、キーボードを設計・製作する必要がある
が、キーボードの設計・製作には費用も時間もかかる。
また、郵便局の状況が変化した場合には、再度キーボー
ドの設計・製作を行なう必要が生じる。
【0019】(3)宛名入力の後に、入力間違いに気づ
いても訂正することができない。郵便画像を「処理中の
もの」と「次に処理するもの」の2枚しか表示されてい
ないので、次の処理を行ないながら、「入力した結果が
正しかったかどうか」を確認できない。入力後に確認メ
ッセージを表示すれば、こうした問題を解決できるが、
確認の処理を常に行なうため、入力作業の効率化が図れ
ない。
【0020】(4)同じ宛先の郵便物が続いて送られて
きた時には、それぞれに対して同じ入力を何度も行なう
必要がある。この繰り返し作業の無駄を省くには、郵便
物を予め宛名ごとにそろえておけばよいが、VCSでは
自動文字認識ができない郵便物を対象にしているので、
郵便物の整列処理を自動的に行なうことはできない。
【0021】(5)全種類の宛名を一通り入力できるよ
うに、操作者が宛名の入力処理に慣れる必要がある。従
来の「各操作者が、全ての郵便物に対して宛名を入力す
るシステム」では、各操作者が、全種類の宛名の入力処
理に習熟する必要がある。この方法で入力をスムーズに
行なうには、システム専用の操作者を時間をかけて育て
る必要がある。
【0022】(6)作業の手順が、システム側で決めら
れているため、操作者が「機械に使われている」という
受け身の立場で作業を行う。
【0023】(7)入力した宛名を表示する領域が、画
面上に1箇所しか設けられていないので、郵便物画像の
性質(端の方に宛先が書いてある、など)によっては、
画像と入力した宛名表示とを見比べる時に、視線の移動
量が大きくなってしまう。例えば画面の下部に宛先表示
領域を設けられているとする。この時もしも郵便物画像
の上部に宛先が記されていならば、操作者は視線を上下
に大きく移動させて、入力した宛先と画像の宛先とを比
較しなければならない。このため、操作者がスムーズに
宛名を入力できなくなる。
【0024】これら(1)〜(7)の課題を解決するこ
とで、高速で確実な付加情報入力処理を行なえるように
し、効率のよい分類システムを実現することが、本発明
方式の目的である。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、以下の20の手段を設けたことを、本発明方式は特
徴とする。
【0026】なお、本発明方式では、入力装置として通
常のキーボードの代わりに、色々な形状のキーを表示す
る機能や、キー入力を判定できる機能などを備えたスク
リーンキーセットと呼ぶ入力装置を用いる。
【0027】(1)キー入力に応じて、スクリーンキー
セット上の各キーに表示する情報を次々と遷移させる手
段。
【0028】(2)キー入力状況を履歴情報として用い
て、スクリーンキーセット上のキーの形状を変化させる
手段。
【0029】(3)キー入力状況を履歴情報として用い
て、スクリーンキーセット上のキーの遷移する順序を変
更する手段。
【0030】(4)スクリーンキーセット上のキー画面
を、表示装置上にも表示し、スクリーンキーセットの状
態と連動させる手段。
【0031】(5)特定回数前までに入力した宛名を、
自動的にキー登録する手段。
【0032】(6)3枚の画像をそれぞれ「付加情報入
力用」「次入力処理の予告用」「入力付加情報の確認
用」として表示する手段。
【0033】(7)表示画像を画面の右から左(もしく
は、左から右、上から下、下から上)に連続的に移動す
る手段。
【0034】(8)付加情報入力処理のペースメーカと
なる情報を、画面に表示する手段。
【0035】(9)他のVC装置における宛名入力処理
の速度と実績を、画面上に表示する手段。
【0036】(10)間違った宛名を入力した画像を、
操作者の表示装置に戻す手段。
【0037】(11)大量の画像を表示装置に表示する
手段。
【0038】(12)操作者が表示画像から、付加情報
を入力する画像を選択できる手段。
【0039】(13)操作者が表示画像から、付加情報
を入力する画像を複数同時に選択できる手段。
【0040】(14)操作者が「付加情報の入力を行な
う」と判定した画像に対しては、付加情報の入力処理が
行なえる手段。
【0041】(15)操作者が「付加情報の入力を行な
わない」と判定した画像に対しては、付加情報の入力処
理を拒否し、別の付加情報入力装置に画像を転送する手
段。
【0042】(16)郵便物から得た画像データと、郵
便物などの実体との両者を対応させる識別子をそれぞれ
に付ける手段。
【0043】(17)画像データに対して上記(11)
(12)(13)の手段を用いて、画像データと付加情
報を対応させる手段。
【0044】(18)画像データに対して上記(14)
(15)の手段を用いて、画像データと付加情報を対応
させる手段。
【0045】(19)上記(16)で得た郵便物などの
実体と画像データとの対応関係と、(18)で得られた
画像データと付加情報との対応関係を用いて、郵便物な
どの実体を分類する手段。
【0046】(20)入力した宛先を、画面上の複数箇
所に表示する領域する手段。
【0047】
【作用】本発明方式において、上記(1)〜(20)の
手段は以下のように作用する。
【0048】手段(1)は、抽出コードを入力せずに、
キーボードのキーを選択するだけで、郵便物の宛名が入
力できるように作用する。
【0049】手段(2)は、「特定地区への郵便物が多
い」などの郵便局の状況に応じて、キーボードの形状が
変化する様に作用する。
【0050】手段(3)は、郵便物が多い地区の宛名を
入力するときに、入力するキーの回数を減らすように作
用する。
【0051】手段(4)は、操作者が手元をみることな
く、キー入力が行なえるように作用する。
【0052】手段(5)は、同じ宛名の郵便物が連続し
たときに、入力するキーの回数を減らすように作用す
る。
【0053】手段(6)は、操作者が宛名の入力を行な
いながら、前の入力結果の確認と次の入力の準備とが行
なえるように作用する。
【0054】手段(7)は、画像データが次々と流れて
くるように表示するように作用する。
【0055】手段(8)(9)は、操作者に対して入力
処理の現状を知らせるように作用する。
【0056】手段(10)は、宛名の誤入力を防止する
ように作用する。
【0057】手段(11)(12)は、操作者が付加情
報の入力処理を行なう画像を、表示画像から選べるよう
に作用する。
【0058】手段(13)は、1度の入力処理で複数の
画像に対して付加情報が入力できるように作用する。
【0059】手段(14)(15)(16)は、操作者
が、各自の担当分の画像に対してのみ入力処理を行なえ
ばよいように作用する。
【0060】手段(17)(18)(19)は、郵便物
などの実体と画像データとをいったん切り離し、後にこ
れらを合わせて、実体の分類処理が行なえるように作用
する。
【0061】手段(20)は、郵便物の画像と、入力し
た宛名とを比較する時に、視線の移動量が少なくなるよ
うに、作用する。
【0062】
【実施例】以下に述べる実施例では、付加情報入力処理
を改善する。本実施例では、「画像や宛名情報などのデ
ータを、スムーズに処理できるシステムを構築するこ
と」と「宛名入力のインタフェースを向上させること」
で、VCSの全体の改善を行なう。
【0063】システム構築の改善には、「スキップ方
式」と「カルタ方式」と呼ぶシステムを用いる。
【0064】「スキップ方式」は、実施例1の付加情報
入力処理のシステム構成として用いる。この方式では、
まず初めに各VC装置の操作者に対して、宛名を入力す
る担当地区をわりふっておく。各操作者は担当地区の郵
便物画像のみに宛名情報を入力し、担当地区以外のもの
は宛名を入力をせず、他のVC装置に転送する(図1ス
キップ方式)。
【0065】「カルタ方式」は、実施例2の付加情報入
力処理のシステム構成として用いる。この方式では、実
施例1と同様に、VCSの各操作者に担当地区を割り振
る。そして、大量の郵便物画像を大型の表示装置上に表
示し、この表示画像から、各操作者が担当地区の郵便物
画像を選択し、宛名情報を入力する(図17カルタ方
式)。
【0066】宛名入力インタフェースの改善には、表示
装置と入力装置との機能をかね備えたスクリーンキーセ
ットを活用する。この入力インタフェースは、「スキッ
プ方式」と「カルタ方式」とで共通して用いる。
【0067】(実施例1) 1.1 システム構成 実施例1のスキップ方式を用いたシステムを示したのが
図1である。本システムは、画像入力処理、付加情報入
力処理、分類処理の3つの処理からなり以下の処理を行
なう。
【0068】(画像入力処理1100)郵便物などの実
体データ1110を画像DB生成装置1120に入力す
る。画像データベース(以下データベースをDBと略
す)生成装置1120は、CPU1121と記憶装置1
122よりなる。まずCPU1121において画像入力
画像DB生成処理1123を行なう。この処理では、画
像入力装置(カメラ、スキャナー、文字認識装置など)
を用いて、画像データを生成する。次に対応付け処理1
124を行なう。この処理では、画像データに対して画
像番号をわりふり、画像データと画像番号を組にして記
憶装置1122の画像DB1125に格納する。一方郵
便物などの実体にも画像番号をバーコードなどの形式で
印刷する。
【0069】上記の処理で得た画像DB1125は、広
域ネットワーク(VAN)1500やフロッピーディス
クやMagnet Optical Disk(MO)
などを用いて、付加情報入力処理1300に送る。一
方、郵便物などの実体データ1110は、分類処理12
00に送る。
【0070】(付加情報入力処理1300:スキップ方
式)送られてきた画像DB1125は、データ制御装置
1310に入力される。データ制御装置1310はLA
N200などで、複数台のVC装置とつながっている。
このデータ制御装置1310は、CPU1311と記憶
装置1312よりなる。各VC装置は、表示装置132
1とCPU1332、入力装置制御DB1323、入力
装置1400よりなる。この入力装置1400にはスク
リーンキーセットと呼ぶものを用いるが、通常のキーボ
ードなどを用いてもよい。
【0071】画像DB1125に対し、CPU1311
において画像分配処理1313を行ない、VC装置の台
数に応じた個数分の画像DBに分配する。図1では、3
台の付加情報入力装置に応じ、3つの画像DB1〜3に
分類されている。そして画像表示処理1344によって
対応する VC装置の表示装置に、画像DB1312の
画像データを表示する。
【0072】各VC装置の操作者は、各表示装置上に表
示された画像データを参照し「担当地区の郵便物かどう
か」を判定する。例えばVC装置Aの操作者は画像DB
1の画像データを、表示装置1321で参照する。
【0073】担当地区の郵便物画像に対しては、郵便物
の宛名を入力装置1400を用いて入力する。入力され
た結果は、入力装置制御処理1325で処理される。入
力装置制御DB1326では、入力宛名情報を判定し、
判定結果に応じて入力装置1400の状態を変化させ
る。入力装置制御処理1325で得た宛名情報をもとに
して、入力情報判定処理1315では、画像DBの再分
配と付加情報DB1317の更新とを行なう。
【0074】VC装置の操作者が入力した郵便物の宛名
は、付加情報DB1317登録される。一方、担当地区
でない郵便物の画像データは、次の付加情報入力装置に
送られる。例えばVC装置Aの場合には、画像DB1か
ら画像DB2へと画像データが送られ、VC装置Bで宛
名入力処理を行なう。
【0075】以上の宛名入力処理を、各装置の操作者が
行ない、最終的には画像DBの全画像に対応した付加情
報DB1317を得る。この付加情報DB1317を、
分類処理1200に転送する。
【0076】(分類処理1200)画像入力処理110
0から送られてきた実体1110と、付加情報入力処理
1300から送られてきた付加情報DB1317とを用
いて、実体データ分類処理1210を、分類装置121
0において行なう。実体分類処理1210では、まず、
対応付け処理1130において郵便物に印刷したた画像
番号をバーコードリーダーなどで読み取る。そして、画
像番号と対応する宛名情報を付加情報DBから得、仕分
け装置などを用いて郵便物を仕分ける。詳細は略す。
【0077】以上の処理のうち、付加情報入力処理13
00について詳細な実現方式を述べる。画像入力処理1
100や分類処理1200は従来技術で実現されるもの
である。
【0078】1.2 画像DBと付加情報DBとの構造 以下では、システム全体の動作を説明するため、画像D
B1125と付加情報DB1317とについて説明す
る。スクリーンキーセット制御DBについては、スクリ
ーンキーセットの詳細説明時に説明する。
【0079】画像DBには、郵便物画像などを格納す
る。画像DBの各レコードは以下の要素からなる(図
2)。
【0080】(1)画像番号2100 (2)画像データの幅2200 (3)画像データの高さ2300 (4)画像データ2400 (5)入力装置ID2500 このうち、画像番号2100は各画像に固有の番号であ
り、各画像と1対1対応している。図2では、画像番号
が1から順に付けられているが、画像番号は整列されて
いる必要はない。入力装置ID2500には、宛名入力
処理を行うVC装置を示す識別子が入る。例えば、図1
のVC装置A〜Cを区別するため、”A”、”B”、”
C”などの文字列が格納される。
【0081】付加情報DBには、画像の分類処理に必要
な宛名などの情報を格納する。付加情報DBの各レコー
ドは、以下の要素からなる(図3)。
【0082】(1)画像番号3100 (2)宛名情報3200 ここで、画像番号3100は、上記の画像番号2100
と同じデータを格納する。宛名情報3200には、操作
者が入力した宛名情報が格納される。本実施例では、郵
便番号を宛名情報として入力する場合を述べるので、こ
こには郵便番号が格納される。郵便番号に限らず、都道
府県名や市町村名、受取人名などを宛名情報として格納
してもよい。
【0083】1.3 システム全体の処理 以下ではシステム全体の流れをフロー図4で示す。
【0084】ステップ4100では、画像入力処理11
00から転送されてきた画像DB1125を用いてDB
の初期化を行う。まず、「画像DB1125の入力装置
ID2500」に入力装置固有のIDを割り振る。例え
ば図1のVC装置A ̄Cに対応して、”A”、”
B”、”C”などのIDを与える。この処理により「ど
の入力機器がどの画像に対して入力を行なうか」を決め
る。次に付加情報DB1317を記憶装置1312に生
成する。付加情報DB1317の宛名情報3100に
は、画像DB1125での画像番号2100と同じもの
を格納する。
【0085】ステップ4200では、各VC装置のディ
スプレイ上に、装置ごとに割り照られた画像データを、
表示する。例えば画像番号1の入力装置IDが”A”で
あるときには、画像番号1の画像データをVC装置Aの
表示装置1321上に表示する。各VC装置の操作者
は、表示装置上の郵便物画像を見ながら、宛名入力の判
定を行う。
【0086】このときの画面表示を図5に示す。510
0は「宛名入力をすでに行なった郵便物画像」であり、
5200は「今、宛名を入力するかどうかを判定する郵
便物」であり、5300は「次に宛名入力を行なう郵便
物の画像」である。
【0087】表示領域5410、5420には。一つ前
に入力した宛名が表示される。表示領域5430、54
40には、現在入力中の宛名が表示されている。入力作
業では、常に入力宛名と画像とを比較する必要があり、
こうした視線の移動量を少なくするために、入力宛名の
表示領域を複数箇所に設けている。図5の様に上下2箇
所に宛名を表示しておくと、郵便物画像の上部に宛名が
記されている時には、上部の宛名表示領域を見ながら入
力宛名の確認が行なえ、もし郵便物画像の下部に宛名が
記されている時には、宛名表示領域の下部を見ながら入
力宛名の確認が行なえる。従来の様に一箇所にしか宛名
表示領域を設けていない時に比べて、複数の宛名表示領
域を設けることで、視線の移動量が少なくなり、スムー
ズに宛名入力処理が行なえるようになる。
【0088】ステップ4300では、入力装置制御処理
1325において「訂正キーが押されたか否か」を判定
する。各VC装置の操作者は「表示領域5410と54
20との宛名が正しいか否か」を判定し、訂正時には、
入力装置1400に備えてある訂正キー(1.4にて述
べる)を入力する。訂正キーを操作者が選択した時には
ステップ4500を行なう。選択しなかった時には、ス
テップ4400を行なう。
【0089】ステップ4400では、各VC装置の操作
者が「郵便物画像5200が、担当地区のものか否か」
を判定する。担当地区のものでなかった時には、スキッ
プキー(1。4にて述べる)を押し、ステップ4700
を行なう。担当地区のものであった時には、ステップ4
600を行なう。
【0090】ステップ4500では宛名入力処理の対象
となる画像を一つ前のものにもどす。
【0091】ステップ4600では郵便物画像5200
に対して宛名情報を入力する。本実施例では、特にスク
リーンキーセットの機能(後述)を用いて、入力作業を
支援するが、通常のキーボードなどを用いてもよい。入
力された宛名情報は、付加情報DB1317の宛名情報
3200に格納される。
【0092】ステップ4700では、郵便物画像520
0を他の装置に転送する。例えばVC装置Aでスキップ
キーが押された場合には、郵便物画像5200を画像D
B1から画像DB2に転送する。この実施例では、画像
DBの入力装置IDを”A”から”B”に変更すること
で、入力装置関の転送処理を疑似的に実現する。
【0093】ステップ4800では、全ての画像データ
に対して付加情報が入力されたかどうかを判定する。全
ての画像データに対して付加情報が入力された場合に
は、処理を終了する。そうでない場合には、ステップ4
200を行う。
【0094】1.4 付加情報入力インタフェース さて、本実施例では、付加入力処理をスムーズに行なう
インタフェースとして、特にスクリーンキーセットと呼
ばれるものを入力機器1400として用いる。スクリー
ンキーセットは、表示装置と入力装置との機能をかね備
えたものであり、自由にキー配列の画像を表示すること
ができる(図6)。
【0095】このスクリーンキーセットは、入力作業を
支援するため以下の機能をもっている。
【0096】(1)キー入力の結果をもとにしてキーの
表示状態を次々に遷移させていく「キー遷移機能」 (2)作業の履歴情報をもとにして、キーの形状を変化
させる「キーカスタマイズ機能」 (3)前の宛名入力結果をキーに自動的に記憶させる覚
えておく「履歴キー自動登録機能」 (4)スクリーンキーセットの画面をスクロールさせ
て、次のキー画面を表示する「キースクロール機能」 1.4.1 スクリーンキーセットの各機能 各機能を説明する前に、いくつかの用語を説明する(図
6)。キー6100を履歴キーと呼ぶ。キー6200
は、都道府県名や市町村名などが表示されるキーであ
り、項目キーと呼ぶ。キー6300を訂正キーと呼ぶ。
キー6400をスキップキーと呼ぶ。6510〜654
0の各キーをスクロールキーと呼ぶ。
【0097】(1)キー遷移機能 抽出コード入力方式による宛名入力処理では、VC装置
の操作者が抽出コードの規則を覚え、宛名を見てすぐに
抽出コードを入力できることが必要である。そのため、
抽出コード入力方式に習熟するための特別な訓練を操作
者に対して行なう必要があった。
【0098】しかし本実施例のスクリーンキーセットで
は、表示されている項目を次々と選ぶだけで宛名情報が
入力できるので、操作者は抽出コードの生成規則を覚え
る必要がなく、入力する抽出コードを考える必要もなく
なる。
【0099】例えば、図6のように近畿地域の都道府県
名が、スクリーンキーセット上に表示されているとす
る。VC装置の操作者が、この都道府県名から大阪府6
210を選択すると、大阪府下の市名が表示される(図
7)。以下同様に、市名を選択すると、選んだ市下の町
名が表示される。このように次々と表示画面が遷移し、
遷移に応じたキー入力を行なうことで、郵便物の宛名な
どが入力できる。
【0100】(2)キーカスタマイズ機能 従来方式では、キー入力を少しでも速く行なうために、
郵便物の多い特別な宛名のキーを用意するなど、それぞ
れの郵便局の状況にある程度応じたキーボードを使用し
ている。郵便局の状況に最適なキーボードを作るには、
郵便局の状況を調査した上で、キーボードを設計・製作
する必要があるが、キーボードの設計・製作には費用も
時間もかかる。また、郵便局の状況が変化した場合に
は、再度キーボードの設計・製作を行なう必要が生じ
る。
【0101】しかし、キーカスタマイズ機能では、入力
処理を応じて自動的にキーの形状を変化させるので、従
来の様に、特殊なキーボードをわざわざ設計・制作しな
いくてもよい。例えば図6のスクリーンキーが図8にカ
スタマイズされる。キーカスタマイズ機能は、以下の3
つのカスタマイズ機能からなる。
【0102】(a)位置カスタマイズ機能、大きさカス
タマイズ機能 位置カスタマイズ機能では、キーの位置が使用頻度に応
じて自動的に変化する。例えば大阪府あての郵便物が多
い場合には、使用頻度の高い大阪府のキー6210が、
入力しやすい位置のキー6220に自動的に移動する。
【0103】大きさカスタマイズ機能では、入力頻度に
応じキーの大きさが変化する。例えば、入力頻度の高い
キー6210が入力しやすくなるように、キー6220
のようにキーの大きさを大きくする。
【0104】(b)階層カスタマイズ機能 階層カスタマイズ機能では、特定地域への郵便物が極端
に多い場合に、キーの階層が自動的に変化する。例え
ば、大阪市宛の郵便物が、ある都道府県(例えば滋賀
県)宛への郵便物よりも、多い時には、大阪市のキーが
都道府県レベルのキー画面に表示されることになる(図
8のキー6230)。図6のカスタマイズド前では、大
阪府キー5210を選択した後に大阪市キーが表示され
る(図7)が、図8のカスタマイズド後では、都道府県
名のキー画面に大阪市キー6230が表示される。図6
では大阪市キーを選ぶまでに2回のキー入力が必要であ
るが、図8では1回のキー入力で選べる。ある特定地域
に、有名人が住んでいたり、出版社がある場合には、特
定の地区宛の郵便物が極端に多くなることがあり、こう
した時には、階層カスタマイズ機能によって入力キーの
回数を減らすことができる。
【0105】(3)履歴キー自動登録機能 従来では、同じ宛名をもつ郵便物画像を連続して処理す
るにも、その度に抽出コードを打ち込む必要があった。
同じ宛名が2枚連続していても、同じ宛名が1枚おきに
連続していても、それぞれの画像に対して 同じ宛名を
何度も入力する必要がある。
【0106】しかし前の宛名入力結果を覚えておく履歴
キー6100(図6)を設けることで、同じ宛名が2枚
連続していても、1度のキー入力で宛名情報が入力でき
る。同じ宛名が1枚おきに連続している場合にも、2枚
目以降のキー入力の回数を減らすことができる。
【0107】今、上記機能(1)(2)を用いて「大阪
府 摂津市」への宛名力処理を行なったとする。する
と、履歴キー6100には、「大阪府 摂津市 桜町」
の宛名が自動的に記憶され、図7のように、履歴キー6
100には「摂津市」と表示される。次入力として摂津
市以外の宛名(例えば「大阪府 吹田市」)を入力した
ならば、先ほどの摂津市と同様に、履歴キー6100に
入力した宛名が記憶される。前の入力とは異なる宛名が
入力される度に、履歴キーは更新されて行く。図7では
「履歴キー」を5つ備えているので、5回前までの異な
る宛名入力を履歴情報としてキーに保存する。このこと
により、同じ宛名をもつ郵便物画像が、5枚間隔以内で
連続していれば、1回のキー入力で宛名情報を入力で
き、キーの入力回数が従来よりも減る。
【0108】(4)キースクロール機能 従来では、キーボードの上に配置できるキーの数には限
界があった。理屈の上では、キーの大きさを小さくして
いけば、いくらでも多くのキーをキーボードの上に並べ
ることができる。しかし、キーの大きさをある一定以下
の大きさにしてしまうと、実際に使うときに不便になる
ため、キーの大きさはある程度以上小さくすることはで
きない。
【0109】しかしキー画面が移動する「キースクロー
ル機能」によって、キーの大きさを小さくしなくてもい
くらでもキーを設けることができるようになる。図7で
は大阪府にある一部の市名しか示されていないが、スク
ロールキー6510〜6540を押すと、表示されてい
るキーがスクロールして別のキーが表示される。例えば
図6においてスクロールキー6510を押すと、図9に
示すように「堺市」などの新たなキーがスクリーンキー
セット1400上に表示される。
【0110】このキースクロール機能を実現するには、
表示装置などの制御に用いられている、仮想画面の概念
を導入することで実現できる。こうした概念は、Xwi
ndowなどのシステムで用いられているもので、仮想
画面上にキーが配置されており、スクリーンキーセット
上にはその1部分が表示されていると考えるのである。
なお本実施例では、こうした仮想画面を用いた制御方法
について詳しくは述べない。
【0111】1.4.2 スクリーンキーセット制御情
報DBの構造 以上に述べた機能を実現するため、各付加情報入力装置
においては、入力装置制御情報DB1326を備えてい
る。このDBは(1)キー遷移機能で次々と表示される
画面に応じたファイルから構成されている(図10)。
都道府県名をスクリーンキーセットに表示するには都道
府県名DB10100を、大阪府の市名を示すには大阪
府市名DB10200を用いる。各ファイルのレコード
は、以下の構成要素からなる(図11)。
【0112】(1)キー番号11100 (2)キーのX座標11200 (3)キーのY座標11300 (4)キーの幅11400 (5)キーの高さ11500 (6)キーの項目名11600 (7)次画面識別子/宛名情報11700 (8)キーの入力回数11800 上記構成要素の内、キー番号11100には、各キー特
有の番号が格納されている。(2)〜(6)には、キー
をスクリーンキーセットに表示するための情報が格納さ
れている。キーのX座標11200、キーのY座標11
300には、キーの左上頂点の座標値(X、Y)がそれ
ぞれ格納される。キーの幅11400、キーの高さ11
500には、キーのの幅と高さとがそれぞれ格納され
る。キーの項目名11600には、キーに表示する項目
名(例えば「大阪」など)が格納されている。次画面識
別子/宛名情報11700には、「キーが押されたとき
に遷移する画面表示ファイル名」もしくは「郵便番号な
どの宛名情報」が格納される。画面表示ファイル名であ
るか、宛名情報であるかは、「どちらか片方に拡張子を
つける」などの規則を設けて格納しておくことで区別で
きる。例えばNextView(KeyID)=”ab
c.file”ならばファイル名が、NextView
(KeyID)=”abc”ならば宛名情報が格納され
ているという様に区別できる。キーの入力回数1180
0には、宛名入力処理において、今まで入力したキーの
回数が格納される。
【0113】1.4.3 付加情報入力処理 図12に付加情報入力処理のフロー図を示す。
【0114】ステップ12100では、操作者が、郵便
物画像に該当するキーを、スクリーンキーセット上の表
示キーから選ぶ。
【0115】ステップ12200では、キー入力回数1
1800の更新処理を行なう。いま仮に、キー番号2の
キーを上記ステップ選んだとする。このときCount
(2)の入力回数を1増やす。入力したキー番号Key
Noに応じたCount(KeyNo)を1増やすこと
で、各キーの入力回数を記録する。
【0116】ステップ12300では、「選択したキー
から宛名情報が決定できたか否か」を判定する。宛名情
報が決定できたかどうかの判定には、入力装置制御DB
1326の11700を用いて判定する。例えば、キー
番号2のキーを選択したとすると、NextView
(2)には、宛名情報もしくは次の画面表示ファイル名
かが格納されているので、この情報を用いて判定する。
決定できた場合にはステップ12500を行なう。決定
できなかった場合には、ステップ12400を行なう。
【0117】ステップ12400では、上記ステップで
得た次の画面情報ファイルをもとにして、キーの表示を
行なう。この表示処理は、画面情報ファイルに格納され
ている、座標値やキーの幅高さ、項目名を用いて行な
う。
【0118】ステップ12500では、履歴キーを入力
された宛名情報に更新する。履歴キーの状態を制御する
には、入力装置制御DBと同様の構造を持つ配列データ
を、履歴キーの個数分だけメモリまたは記憶装置上に確
報し、宛名情報と項目名とをこの配列上に読み込んで制
御する。例えば本実施例では図6に示す様に、5個分の
履歴キーを用意し、5回前までの宛名情報を記憶する。
【0119】ステップ12600では、入力装置制御D
B1326の更新処理を行なう。この更新処理では、キ
ーの入力回数などに応じて、キーの大きさの変更などが
行なわれる。詳細はフロー図13に示す。
【0120】図13は「入力装置制御DBの更新処理」
のフロー図をである。
【0121】ステップ13100では、キー入力履歴フ
ァイルを元にして、各キーの入力頻度を算出する。
【0122】ステップ13200では、キー階層変更ル
ールを用いて、入力装置制御DB1326を更新する。
キー階層変更ルールでは、ある表示画面の中で、特定の
キーへの入力が多い時に、キーの表示する階層を1つ上
げる。例えば、同じキー画面表示ファイルのキー入力の
総和を基準として、特定キーへの入力率が20%を越え
たときに、キーの表示される画面の階層を1つ上げる
(図10)。もとのキー画面表示ファイルから、1つ上
の階層のキー画面表示ファイルの最後に、キー番号、キ
ーの項目名、次画面識別子をコピーする。なお、キーの
X座標、キーのY座標、キーの幅、キーの高さ、につい
ては、キー位置変更ルール、キー大きさ変更ルール、で
求めるのでここでは変更しない。
【0123】ステップ13300では、キー位置変更ル
ールを用いて、入力装置制御DB1326を更新する。
キー位置変更ルールでは、キーの入力回数の頻度に応じ
て、キーの位置を変更する。図14では、キーの使用頻
度に応じてどのようにキーの位置を決めるかが図示され
ていうる。例えば番号1のキー位置には、そのキー画面
表示ファイルの中で最も入力頻度が高いキーを配置す
る。すなわちステップ13100で得た入力頻度と図1
4とに基づいて、各キーの位置を変更する。この段階で
は、すべてのキーの大きさは等しい。
【0124】ステップ13400では、キー大きさ変更
ルールを用いて、入力装置制御DB1326を更新す
る。キー大きさ変更ルールでは、となり合うキーの入力
率の差分を基準にして、キーの大きさを横方向に変化さ
せる。各キーは図15(a)15110〜15200に
示す様に左右についてそれぞれ5段階にキーの幅が変化
する。なお太線でしめしているものが、キーの標準の大
きさである。このキー大きさの変化は隣あうキーの入力
頻度にもとづいて変化する。例えば、図15(b)に示
す2つのキー15300、15400がある。このと
き、A =(右側キーの入力回数/左側キーの入力回
数)×100をまず求める。Aが95以下であれば、キ
ー15300の右端を図27(a)のライン15170
まで移動する。図15(c)に示すのが変化後のキーで
ある。Aが90以下であれば、キー15300の右端を
図15(a)のライン15160まで移動する。このル
ールは、左右の立場を変えて同様な処理を行ない、キー
の大きさを決定する。
【0125】以上の様にしてキーのカスタマイズが行な
われる。次の入力作業を行なうときには、カスタマイズ
されたキー画面が表示される。なお、設定するルール
や、キーの形状や変化の行ない方は、上記で述べたもの
に限らない。
【0126】1.5 表示画面の構成 本実施例では図5に示したように、操作者の入力処理を
支援するため、表示画面に画像データを3枚表示し、入
力結果を表示する箇所も複数用意した。以下では、こう
した画面表示方法について、いくつかの代案について説
明する。
【0127】図16(a)では、ディスプレイ上には常
時3つの画像16100、16200、16300が表
示されており、それぞれ、付加情報入力の確認用と、付
加情報入力用と、次入力処理の予告用として用いる。画
面の下方にはまた、スクリーンキーセット1400の状
態に応じたキー画面16400が表示されている。
【0128】また、キー画面16400以外にも、様々
な情報を表示して、操作者の入力処理を支援できる。操
作者が特定のペースで宛名入力処理を行なえるように、
「現在の画像に宛名を入力するのにかかた時間」や「一
枚の郵便物の宛名を入力するのにかかる平均時間」を、
ディスプレイ上に表示する(16500)。また、操作
者がどれくらいの郵便物を処理したかを把握できるよう
に、「処理した郵便物の実績データ」を、他の操作者が
処理した郵便物の枚数と共に、ディスプレイ上に表示す
る(16600)。
【0129】図16(b)では、画像を表示する際に、
図16(a)のように静止したものとして表示するので
はなく、郵便物が右から左(もしくは左から右、上から
下など)に少しづつ動いて表示する。つまり、あたかも
郵便物がベルトコンベヤーに乗っているように見える。
宛名入力領域16700上を画像16800が通過する
までに入力すれば画像16800に対して宛名が入力さ
れたものと見なす。
【0130】この他にも、操作者が宛名を読みやすいよ
うに、画像を拡大縮小(または回転)し、ディスプレイ
に表示する。この場合には、拡大縮小や回転などの画像
処理を行うためのキーをスクリーンキーセット上に設け
ておく。そして画像処理キーを押されたら、キーに対応
した画像処理(拡大縮小、回転など)を行う。
【0131】画像入力処理において、文字認識装置など
を使用している場合には、文字認識装置で得た情報(文
字の大きさ、向きなど)を用いて、自動的に拡大縮小や
回転などの画像処理を行うこともできる。
【0132】また本実施例では表示装置として1台のデ
ィスプレイを用いているが、3台のディスプレイに一枚
づつ画像を表示することで計3枚の画像を表示してもよ
い。
【0133】(実施例2) 2.1 システム全体の構成 実施例2のカルタ方式を用いたVCSを示したのが図2
である。このシステムは、画像入力処理1100、付加
情報入力処理1200、分類処理1700の3つの処理
からなる。このうち画像入力処理と分類処理とは、実施
例1の図1と共通のものである。付加情報入力処理にお
いては、以下のことを行なう(図17)。
【0134】(付加情報入力処理1700:カルタ方
式)本実施例の付加情報入力処理1700は、VC装置
1800を用いて行なわれる。VC装置1800はCP
U1810、記憶装置1820、大型の表示装置183
0、入力装置1400よりなる。送られてきた画像DB
1125は画像表示処理1840により、大型の表示装
置1830上に表示する。各入力装置1400の操作者
は、表示画面からあたかもカルタのように担当地区の郵
便物を選択する(図21)。そして選択した郵便物にた
いして宛名を入力する。入力した郵便物の宛名は、入力
装置制御処理1860で処理される。入力装置制御DB
1870を用いて、宛名情報を得、入力装置1400の
状態を変化させる。入力装置制御処理1513で得た宛
名情報をもとに、入力情報判定処理1850において
は、画像DBの再分配と付加情報DB1317の更新を
行なう。VC装置の操作者が入力した郵便物の宛名は、
付加情報DB1317登録される。
【0135】上述の宛名入力処理を、各入力装置装置1
400の操作者が行なう。最終的には画像DBの全画像
に対応した付加情報DB1317を得る。こうして得ら
れた付加情報DB1317を、分類処理1200に転送
する。付加情報DB1315に登録される。こうした入
力判定の処理を各装置の操作者が行なう。最終的には画
像DBの全画像に対応した付加情報DB1315を得
る。そして付加情報1314を、分類処理1200に転
送する。
【0136】なお、本実施例で用いる入力装置DB18
70には、図11で示した項目以外に「入力装置ID」
を設け、複数台の入力装置を制御するための情報を格納
しておく。詳細については略す。
【0137】2.2 システム全体の処理 以下ではシステム全体の流れをフロー図18で示す。
【0138】ステップ18100では、ステップ810
0同様に、画像入力処理1100から転送されてきた画
像DB1125を用いてDBの初期化を行う。ただしス
テップ8100と異なり画像の分配処理は行わない。
【0139】ステップ18200では、VC装置のディ
スプレイ上に、大量の郵便物画像を表示する。図19で
は8枚の郵便物画像が表示されている。
【0140】ステップ18300では、各入力装置の操
作者が、担当地区の郵便物画像を選択し、選択した郵便
物画像の宛名を入力する。本実施例でのスクリーンキー
セットには、表示画面上の画像を選択するためにキー1
9100が設けてある。画面上の郵便物画像を選択する
には、キー19200を用いる。例えば郵便物画像19
100を選択するにはキー19210を押す。この時複
数のキーをおすことで、同じ宛名をもつ複数の画像をま
とめて選択することもできる。これらの処理は入力装置
制御処理1860で行われる。
【0141】ステップ4600では、前ステップで選択
した郵便物画像に対して宛名を入力する。このステップ
の詳細フローは、実施例1のものと同じであるので詳細
は略す。
【0142】ステップ18500では、全ての画像デー
タに対して付加情報が入力されたかどうかを判定する。
全ての画像データに対して付加情報が入力された場合に
は、処理を終了する。そうでない場合には、ステップ1
8200を行う。
【0143】2.3 本実施例に関するいくつかの代案 図19に本システムの外観を示したが、これに関して以
下の代案がある。まず画像データを選択する方法では、
各スクリーンキーセット上に郵便物の画像をそのまま表
示する方法がある。この方法では、スクリーンキーセッ
ト上の郵便物の画像をさわり、宛名入力の対象となる画
像を選択する。
【0144】次に、実施例1と実施例2とを組み合わせ
たシステム構成方法がある。このシステムでは、図3の
各VC装置の代わりに実施例2のVC装置を用いる。転
送されてきた画像DBは実施例1と同様に各VC装置に
分配される。各VC装置に分配された郵便物画像は、実
施例2のVC装置で宛名が入力される。実施例1と同様
に各スクリーンキーセットには、スキップキーを設けて
おき、このキーを押すと別のVC装置に転送される。
【0145】
【発明の効果】本発明方式では、各操作者が担当地区の
郵便物画像についてのみ入力すればよいので、操作者は
担当地区の宛名についてのみ習熟すればよい。そのため
本発明方式では、「各操作者が、全ての郵便物画像につ
いて、全ての地区の宛名情報を入力する方式」に比べ
て、短期間で入力作業になれ、各操作者の責任も明確に
できる。
【0146】また本発明方式では、入力装置であるスク
リーンキーセットに様々な機能をもたせることで、高速
で確実に宛名情報の入力が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構成図である。
【図2】画像DBの構造図である。実施例2の概略図で
ある。
【図3】付加情報DBの構造図である。実施例1のシス
テム構成図である。
【図4】実施例1の全体フロー図である。
【図5】実施例1の画面表示例の図である。
【図6】スクリーンキーセットの概略図である。
【図7】キー遷移機能の説明図である。
【図8】キーカスタマイズ機能の説明図である。
【図9】キースクロール機能の説明図である。
【図10】入力装置制御DB間の構成図である。
【図11】入力装置制御DBの構造図である。
【図12】付加情報入力処理のフロー図である。
【図13】入力装置DBの更新処理のフロー図である。
【図14】キー位置変更ルールを示した図である。
【図15】キー大きさ変更ルールを示した図である。
【図16】実施例1の画面表示例の図である。
【図17】実施例2の構成図である。
【図18】実施例2の全体フロー図である。
【図19】実施例2の画面表示例の図である。
【符号の説明】
1100…画像入力処理、 1200…分類処理、
1310…データ制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 9/00 H 9061−5H

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像入力処理と、付加情報入力処理と、分
    類処理とから成り、 画像入力処理は、 書類などの実体から画像データを得る手段と、 画像データと実体に対応関係を与える手段と、 実体と画像データとをそれぞれ分類処理と付加情報入力
    処理に送る手段よりなり、 付加情報入力処理は、 各付加情報入力装置に、 装置に送られてきた画像データが、付加情報を入力する
    画像か否かを判定する手段と、 付加情報を入力する画像データに対しては、付加情報を
    入力する手段と、 付加情報を入力しない画像データは、他の付加情報入力
    処理装置に転送する手段とを設けて付加情報の入力処理
    を支援する手段と、 複数の付加情報入力装置をネットワークでつなぎ、 画像データに付加情報を入力する手段よりなり、 分類処理は、 実体と画像データとの対応関係と、 画像データと付加情報との対応関係とを用いて、 実体を分類する手段よりなり、 これら3つのプロセスを用いて、分類処理を行なう手段
    とを設けた文書宛名分類システム。
  2. 【請求項2】画像入力処理と、付加情報入力処理と、分
    類処理とから成り、 画像入力処理は、 書類などの実体から画像データを得る手段と、 画像データと実体に対応関係を与える手段と、 実体と画像データとをそれぞれ分類処理と付加情報入力
    処理に送る手段よりなり、 付加情報入力プロセスは、 各付加情報入力装置に、 装置に送られてきた画像データから、付加情報を入力す
    る画像データを選択する手段と、 選択した画像データに対しては、付加情報を入力する手
    段とを設けて付加情報の入力処理を支援する手段と、 分類処理は、 実体と画像データとの対応関係と、 画像データと付加情報との対応関係とを用いて、 実体を分類する手段よりなり、 これら3つのプロセスを用いて、分類処理を行なう手段
    とを設けた文書宛名分類システム。
  3. 【請求項3】画像データに付加情報を入力する付加情報
    入力装置において、 画像データを3枚同時に表示し、 それぞれの画像を、入力した付加情報の確認用、入力処
    理の対象用、 次入力処理の予告用、として用いる手段と、 付加情報を入力する入力装置の状態を、 画像データと共に表示装置上に表示する手段とを設けた
    文書宛名分類システム。
  4. 【請求項4】付加情報の入力装置として、画像の表示と
    表示画面の押された位置の判定とが行なえる装置を用い
    る手段と、 前記の入力装置において、 表示する画像が入力装置で入力した情報をもとにして変
    化する手段と、 入力された情報を履歴情報として記憶装置上に保存する
    手段と、 前記手段で保存した履歴情報をもとにして、入力キーの
    形状と入力キーの遷移状態とを変化させる手段と、 入力した付加情報を、入力キーに記憶させる手段と、 仮想画面を動かすことで、多数の入力キーを入力装置上
    に備える手段、とを設けた文書宛名分類システム。
  5. 【請求項5】請求項1で述べた、別の付加情報入力装置
    に画像を転送する手段において、 転送先の付加情報入力装置を指定する手段と、 指定した付加情報入力装置に、画像データを転送する手
    段、とを設けた文書宛名分類システム。
  6. 【請求項6】複数の操作者が1つの表示装置を共有し、
    各操作者がこの表示装置上の画像データから、付加情報
    の入力を行なう画像データを選択する手段と、 前手段で選択した画像データへの付加情報が入力できる
    手段と、 操作者が入力した宛名情報と画像データとを対応させて
    記憶装置上に保存する手段とを設けた文書宛名分類シス
    テム。
  7. 【請求項7】請求項6で述べた、各操作者が表示装置上
    の画像から付加情報の入力を行なう画像データを選択す
    る手段において、 複数の画像データを同時に選択する手段と、 選択した複数の画像データと操作者が入力した宛名情報
    とを対応させて、 装置の記憶装置上に保存する手段、とを設けた文書宛名
    分類システム。
  8. 【請求項8】画像データに付加情報を入力する付加情報
    入力装置において、 付加情報を入力した画像データと入力した付加情報とを
    表示画面に表示する手段と、 誤った付加情報を入力した画像データに対しては、再び
    付加情報の入力が行なえる手段とを設けた文書宛名分類
    システム。
  9. 【請求項9】画像データに付加情報を入力する付加情報
    入力装置において、 操作者本人と他の操作者との入力作業実績を画面上に表
    示する手段と操作者が一定のリズムで付加情報を入力で
    きるように、ペースメーカーとしての情報を表示画面に
    表示する手段と、 操作者の入力に応じて、画像データを拡大縮小したり、
    回転したりして表示装置に表示する手段、とを設けた文
    書宛名分類システム。
  10. 【請求項10】画像データに付加情報を入力する付加情
    報入力装置において、 画像データが移動しながら表示装置に表示する手段と前
    記手段で表示した画像データに対して付加情報を入力す
    る手段、とを設けた文書宛名分類システム。
  11. 【請求項11】画像データに付加情報を入力する付加情
    報入力装置において、 入力した付加情報を画面上の複数領域に表示する手段を
    設けた文書宛名分類システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009110538A1 (ja) * 2008-03-05 2009-09-11 日本電気株式会社 発送物区分装置、発送物区分方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2015129988A (ja) * 2014-01-06 2015-07-16 日本電気株式会社 データ処理装置

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