JP2012071697A - 育児器具 - Google Patents

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62B7/00Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators
    • B62B7/04Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor
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Abstract

【課題】多様な使用状態を実現することができ、よって長い年月にわたって使用することができる、育児器具を提供する。
【解決手段】回転可能かつ転向可能な前輪3および回転可能な後輪4を有する、車両本体2と、前輪3を転向させるように操作するためのハンドルと、車両本体2を手押し操作するための押し棒14と、座部23および背もたれ部24を有するとともに、座部23および背もたれ部24を床面上に置くための脚部材25を有する、乳母車用座席22と、足漕ぎ車用座席とを備える。車両本体2に対して、押し棒14および乳母車用座席22を取り付けた乳母車状態と、車両本体2に対して、ハンドルおよび足漕ぎ車用座席を取り付けた足漕ぎ車状態と、乳母車用座席22を単独で使用する椅子状態とが少なくとも可能とされる。
【選択図】図1

Description

この発明は、育児器具に関するもので、特に、長い年月にわたって使用できるように改良された育児器具に関するものである。
この発明にとって興味あるものとして、たとえば特許文献1に記載される「多機能自転車」がある。この「多機能自転車」は、これを後ろから押すための押し棒を取り付けたり、練習用の自転車として1対の補助車輪を取り付けたり、または三輪車として2つの後輪を取り付けたりすることができる。
したがって、この「多機能自転車」によれば、そこに乗った子供が自らの足漕ぎ操作により、これを走行させるといった、自転車としての使用状態の他、自らの足漕ぎによる走行が可能なほど成長していない子供を座席に座らせた状態で保護者等が押し棒を操作して散歩するといった、押し車としての使用状態も可能である。そのため、この「多機能自転車」は、比較的長い年月にわたって使用することができる。
しかし、特許文献1では、「多機能自転車」の座席として、通常の子供用三輪車に取り付けられているサドル状のものしか開示されていない。したがって、たとえ押し棒が取り付けられるとしても、この「多機能自転車」をたとえば乳母車として使用することは不可能と言わざるを得ない。乳母車には、乳幼児を座らせた状態で乗せるもの(B型)だけでなく、背もたれ部を170度にまで傾斜させて、乳幼児を仰向けにほぼ寝かせた状態で乗せるもの(A型)もある。寝かせるのが脳科学上最も健全であるとされる生後1ヶ月から7ヶ月位までの乳児を乗せるには、後者のA型の乳母車が適している。特許文献1に記載の「多機能自転車」は、特に、このようなA型の乳母車の代用とすることは到底不可能である。
さらに、特許文献1に記載の「多機能自転車」に備える座席は、当然のことならが、これを車両本体から取り外し、床面上に置いて、独立した椅子として使用することまでは意図されていない。
実開平6−20180号公報
そこで、この発明の目的は、多様な状態で使用することができ、よって長い年月にわたって使用することができる、育児器具を提供しようとすることである。
この発明に係る育児器具は、回転可能かつ転向可能な前輪および回転可能な後輪を有する、車両本体と、前輪を転向させるように操作するためのものであり、車両本体に対して着脱可能とされる、ハンドルと、車両本体を手押し操作するためのものであり、車両本体に対して着脱可能とされる、押し棒と、座部および背もたれ部を有するとともに、座部および背もたれ部を床面上に置くための脚部材を有し、車両本体に対して着脱可能とされる、乳母車用座席と、車両本体に対して着脱可能とされる、足漕ぎ車用座席とを備え、これら要素を選択的に組み合わせて、種々の使用状態を可能にするものである。
すなわち、車両本体に対して、押し棒および乳母車用座席を取り付けることによって、乳母車としての使用状態が可能とされ、車両本体に対して、ハンドルおよび足漕ぎ車用座席を取り付けることによって、たとえば子供用三輪車のような足漕ぎ車としての使用状態が可能とされ、乳母車用座席を単独で使用することによって、独立した椅子としての使用状態が可能とされる。
上述した車両本体は、前輪を足漕ぎにより回転駆動するためのペダルをさらに備えることが好ましい。
乳母車用座席において、背もたれ部は座部に対する傾斜角度が変更可能とされることが好ましい。
車両本体は、前輪の転向動作を押し棒から伝達するための連動機構をさらに備えることが好ましい。
この発明に係る育児器具によれば、少なくとも、乳母車としての使用状態、および子供用三輪車のような足漕ぎ車としての使用状態に加えて、乳母車用座席を車両本体から取り外して単独で使用することによって、独立した椅子としての使用状態が可能である。
したがって、子供の成長過程の比較的長い間(たとえば5年間)にわたって使用することができる。したがって、経済的であるとともに、自身が長い間使用したことで愛着が生まれ、また、物を大事にしなければならないといった気持を生じさせる契機となり得るばかりでなく、あたたかい心、とりわけ父母と子との純愛を育む有効な手段となり得、教育上も好ましい。
特に、乳母車用座席において、背もたれ部の、座部に対する傾斜角度が変更可能とされていると、乳幼児を座らせた状態で乗せる「B型」の乳母車としての使用と、背もたれ部を170度にまで傾斜させて、乳幼児を仰向けにほぼ寝かせた状態で乗せる「A型」の乳母車としての使用とを可能にするため、生後1ヶ月からでも使用することができ、使用可能期間をより長くすることができる。また、乳母車用座席を単独で独立した椅子としての使用する場合においても、上述した少なくとも2種類の状態を与えることができるので、椅子としての使用可能期間もより長くすることができる。
なお、この発明に係る育児器具において、乳母車としての使用状態と足漕ぎ車としての使用状態との間での切り替えは頻繁に行なわれるものではない。すなわち、子供の誕生から2歳位までの間、乳母車として使用され続け、その後、子供の成長を見て、乳母車が不要となったときに、足漕ぎ車としての使用が開始される。そして、通常の場合、足漕ぎ車状態から再び乳母車状態に戻されることはほとんどない。このように、この発明に係る育児器具を使用するにあたって、基本的には、乳母車状態から足漕ぎ車状態へと一度だけ切り替えられるだけである。したがって、このような状態切り替えを簡単に行なえるためのリンク機構のような複雑な構造は、当該育児器具にとっては過剰な品質のものであると評価され、コスト面および軽量性等を考慮したときにはほとんど不要のものと考えるべきである。
よって、この発明に係る育児器具では、状態切り替えのための複雑な機構は不要であり、車両本体に対する、乳母車用座席、手漕ぎ車用座席、ハンドル、手押し棒等の取付けにあたっては、たとえばボルト等を用いた簡単な取り付け構造を採用すれば十分である。したがって、育児器具の構造を簡略化することができ、そのため、育児器具のコスト低下および軽量化を期待することができる。
また、乳母車用座席は脚部材を備えているので、乳母車用座席を車両本体に取り付け、乳母車状態とされた場合にも、そこには脚部材が存在したままの状態となっている。したがって、この脚部材の一部を、買い物かごなどを取り付けるために有利に用いることができる。また、脚部材は、それ自身比較的高い強度を有しているので、座部および背もたれ部の補強になるとともに、そこに乗せられる乳幼児に対するガードにもなり得る。
この発明において、車両本体が、前輪を足漕ぎにより回転駆動するためのペダルをさらに備えていると、足漕ぎ車としての使用状態に、より適した形態を与えることができる。
車両本体が、前輪の転向動作を押し棒から伝達するための連動機構をさらに備えていると、乳母車としての使用状態において、押し棒を持って押しながら、前輪の方向転換を積極的に行なうことができるので、乳母車において良好な走行操縦性を実現することができる。また、足漕ぎ車としての使用状態において、押し棒を取り付けた場合には、子供を座席に座らせた状態で保護者等が押し棒を操作して散歩するといった、押し車としての使用状態においても、良好な走行操縦性を実現することができる。
この発明の一実施形態による育児器具1を示す側面図であり、特に、乳母車としての使用状態を示す。 図1に示した育児器具1に備える車両本体2を単独で示す側面図である。 図1に示した育児器具1から取り外された乳母車用座席22を単独で示す側面図である。 図3に示した乳母車用座席22を示す側面図であり、特に、背もたれ部24を起こした状態を示す。 図1に示した育児器具1を示す側面図であり、特に、乳母車用座席22および押し棒14を取り外し、代わりにハンドル39および三輪車用座席36を取り付けて、三輪車としての使用状態を示す。 図5に示した育児器具1に、押し棒14および足台45を取り付けた状態を示す側面図である。 図6の一部を拡大して示す平面図であり、特に、前輪3の転向動作を押し棒14から伝達するための連動機構を示す。
この発明の一実施形態による育児器具1は、図1に示すように、乳母車としての使用状態(以下、単に「乳母車状態」と言う。)と、図3および図4に示すように、独立した椅子としての使用状態(以下、単に「椅子状態」と言う。)と、図5に示すように、三輪車としての使用状態(以下、単に「三輪車状態」と言う。)と、図6に示すように、押し車としての使用状態(以下、単に「押し車状態」と言う。)とが可能とされている。これらの状態は、以下に説明する育児器具1に備える複数の要素を適宜組み合わせることによって実現される。
育児器具1は、まず、図2に示す車両本体2を備えている。車両本体2は、三輪車を構成するもので、回転可能かつ転向可能な1個の前輪3および回転可能な2個の後輪4を有する。車両本体2は、また、前後方向に延びる主フレーム5を備えている。主フレーム5は、前方から後方に向かってより低くなるように傾斜している。
主フレーム5の前方端には、前輪3を回転可能に保持する前脚6が取り付けられている。前脚6は、前輪3を両側から挟む2本のパイプ部材7を備える。2本のパイプ部材7は、図7によく示されている。図7を参照して、2本のパイプ部材7は、ともに連結プレート8に固定され、それによって、互いに連結される。連結プレート8の中央部には、上下方向に延びるシャフト9が固定され、このシャフト9は、主フレーム5の前方端に位置する円筒状のヘッド10の底壁11に回転可能に保持される。これによって、前脚6は、主フレーム5に対して、前輪3を転向可能とするように保持される。
再び図2を参照して、主フレーム5の後方端には、2個の後輪4をそれぞれ回転可能に保持する後脚12が取り付けられている。
主フレーム5の後方端には、また、押し棒受け13がその軸線まわりに回転可能に取り付けられる。図1等に示した押し棒14は、四角枠状部15とその下辺中心部から下方へ延びる支柱部16とからなる。支柱部16は、押し棒受け13内に挿入され、ボルト17によって、押し棒受け13と一体に回転するように取り付けられる。押し棒受け13は、図7にも図示されている。上述したボルト17を緩めることにより、支柱部16は押し棒受け13から引き抜くことができ、それによって、押し棒14を車両本体2から取り除くことができる。
次に、図7を参照して、前輪3の転向動作を押し棒14から伝達するための連動機構について説明する。
前述したシャフト9にはアーム18が固定され、アーム18はシャフト9と一体的に回動するようにされる。他方、上述した押し棒受け13にはアーム19が固定され、アーム19は押し棒受け13と一体的に回動するようにされる。また、主フレーム5は、中空の断面四角形状の管材からなり、その内部には、連結棒20が通される。連結棒20の一端は、アーム18の自由端部に回動可能に係合され、連結棒20の他端は、アーム19の自由端部に回動可能に係合される。
押し棒14を回動操作したとき、その動作が、押し棒受け13、アーム19、連結棒20、アーム18、シャフト9へと順次伝達され、シャフト9がその軸線まわりに回転する。シャフト9のこの回転が、連結プレート8を通して前脚6に伝達され、その結果、前輪3の方向が変更される。
車両本体2は、前輪3を足漕ぎにより回転駆動するためのペダル21を備えている。ペダル21は、たとえば乳母車状態では不要となるので、着脱可能とされても、あるいは、前輪3への足漕ぎ動作の伝達を選択的に断つことができる構成とされてもよい。また、ペダルが設けられず、三輪車状態において、地面を足で蹴ることによって走行するようにしてもよい。
育児器具1は、また、図3および図4に示す乳母車用座席22を備えている。乳母車用座席22は、車両本体2に対して着脱可能である。乳母車用座席22は、座部23および背もたれ部24を備えるとともに、座部23および背もたれ部24を床面上に置くための脚部材25を備えている。脚部材25は、必要な機能を与えるように曲げ加工が施された管材から構成される。脚部材25は、平面視においてU字状をなしており、前方の2つの開放端には、ゴムからなる滑り止めキャップ26が被せられている。また、脚部材25は、その側面視において一部立ち上がる部分を有し、この部分に手摺27が形成される。
座部23は、座部ベース28によって支えられる。座部ベース28は、脚部材25に対して、シャフト29および30を介して取り付けられる。座席ベース28は、選択的に引き出し可能な延長部材31を有している。図3等に示すように、延長部材31を引き出すことによって、座部23は前方へ延長することができる。
背もたれ部24は、背もたれ部ベース32によって支えられる。背もたれ部ベース32は、脚部材25に対して、シャフト30を介して回動可能に取り付けられ、それによって、座部ベース28に対する傾斜角度が変更可能とされる。このようにして、背もたれ部24は、座部23に対する傾斜角度が変更可能とされる。
背もたれ部ベース32の変更された傾斜角度を固定するため、周知の機構を適用することができる。この実施形態では、脚部材25にその一端が回動可能に取り付けられた調整部材33と、この調整部材33の他端に取り付けられたチャック部材34とを備える機構が用いられる。背もたれ部ベース32の背面には、チャック部材34が選択的に係合し得る複数個の係合部(図示せず。)が上下方向に分布して設けられていて、チャック部材34を係合させる係合部を変えることにより、背もたれ部ベース32の傾斜角度を変更しかつ変更された傾斜角度を固定することができる。
図3では、背もたれ部ベース32の背面の比較的下方にある係合部にチャック部材34が係合しており、背もたれ部24は、170度にまで傾斜し、乳幼児を仰向けにほぼ寝かせた状態で乗せることができる状態となっている。この状態では、前述したように、延長部材31を座部ベース28から引き出すことによって、座部23を前方へ延長することが好ましい。他方、図4では、背もたれ部ベース32の背面の比較的上方にある係合部にチャック部材34が係合しており、背もたれ部24は、比較的起こされた状態となっている。この状態では、延長部材31を座部ベース28内に収納し、座部23の前方端を垂らしておくことが好ましい。
なお、チャック部34が係合する係合部を選ぶことにより、図3に示した状態と図4に示した状態との中間の傾斜状態を背もたれ部24に与えることもできる。
乳母車用座席22は、さらに、胴ガード35を備えている。胴ガード35は、乳母車用座席22に着座する乳幼児の胴のまわりをガードするためのもので、手摺27から延びている。
育児器具1は、また、図5および図6に示す足漕ぎ車用座席としてのサドル状の三輪車用座席36を備えている。三輪車用座席36は、その下面から下方へ張り出す座席台37を備え、この座席台37を介して車両本体2に対して着脱可能に取り付けられる。すなわち、座席台37は、主フレーム5にボルト38を介して固定される。したがって、ボルト38を抜き取ることにより、三輪車用座席36は車両本体2から取り外すことができる。
さらに、育児器具1は、図5および図6に示すハンドル39を備えている。ハンドル39は、前輪3を転向させるように操作するためのものであり、車両本体2に対して着脱可能である。すなわち、ハンドル39は、その下端が前述した前脚6の2本のパイプ部材7のそれぞれ挿入される2本のハンドルポスト40を備え、この挿入状態がたとえばボルト41によって固定されることによって、ハンドル39が前脚6と一体化される。この状態において、ハンドル39を操作すれば、前輪3を方向転換させることができる。他方、ボルト41を緩めることにより、ハンドル39を前脚6から分離させ、車両本体2から取り除くことができる。
育児器具1は、また、図1に示すように、乳母車用座席22を車両本体2に取り付けるために用いられる座席台42を備えている。座席台42は、主フレーム5に対してボルト43を介して取り付けられ、乳母車用座席22の座部ベース28に対してボルト44を介して取り付けられる。なお、ボルト43は、前述したボルト38と共通であってよい。
育児器具1は、さらに、図6に示す足台45を備える。足台45は、車両本体2に対して着脱可能とされ、前述したボルト38を利用して主フレーム5に取り付けられる。足台45には、三輪車状態にある育児器具1の転倒を防止するための補助輪46が設けられている。
図1に示した乳母車状態では、車両本体2に、前述した方法により、押し棒14が取り付けられるとともに、乳母車用座席22が取り付けられる。この状態で、乳母車用座席22に乳幼児を乗せ、保護者が押し棒14を持って押すことにより、この育児器具1を乳母車として用いることができる。また、押し棒14を回動操作すれば、前輪3の方向が変更されるので、良好な走行操縦性を実現することができる。
なお、図1では、背もたれ部24が170度にまで傾斜し、乳幼児を仰向けにほぼ寝かせた状態で乗せることができる状態となっているが、乳幼児の成長とともに、背もたれ部24を図4に示すように起こし、乳幼児を乳母車用座席22に座らせた状態としてもよい。もちろん、背もたれ部24の中間的な傾斜状態での使用も可能である。なお、押し棒14の前述した四角枠状部15は、上述のように傾斜する背もたれ部24を受け入れることが可能な寸法および形状を有している。
乳母車用座席22は脚部材25を備えているので、図1に示すように、乳母車用座席22を車両本体2に取り付け、乳母車状態とされた場合にも、そこには脚部材25が存在したままの状態となっている。よって、脚部材25のたとえば後方へ水平に張り出した部分25aを利用して、ここに買い物かご(図示せず。)などを取り付け、外出時の便宜を図るようにすることが好ましい。また、脚部材25は、それ自身比較的高い強度を有しているので、座部23および背もたれ部24の補強になるとともに、そこに乗せられる乳幼児に対するガードにもなり得る。
図3および図4に示した椅子状態では、乳母車用座席22が車両本体2から取り外され、単独で、たとえば室内の床面上に置かれて使用される。この椅子状態において、脚部材25は、乳幼児用座席22を安定的に保持する。
上述した椅子状態においても、図3に示すように、背もたれ部24を170度にまで傾斜させ、乳幼児を仰向けにほぼ寝かせた状態で乗せる使用方法と、図4に示すように、背もたれ部24を起こし、乳幼児を座らせる使用方法と、中間的な傾斜状態での使用方法とが可能である。
図5に示した三輪車状態では、押し棒14が取り外され、車両本体2に、前述した方法により、三輪車用座席36およびハンドル39が取り付けられる。この状態で、三輪車用座席36に子供が乗り、手でハンドル39を握りながら回動操作するとともに、ペダル21を踏んで足漕ぎ操作をすることにより、この育児器具1を三輪車として用いることができる。
図6に示した押し車状態では、上述した三輪車状態に対して、さらに、車両本体2に、前述した方法により、押し棒14および足台45が取り付けられる。この状態で、三輪車用座席36に子供を乗せ、ハンドル39を手で握らせ、足を足台45上に乗せ、保護者が押し棒14を持って手押し操作することにより、この育児器具1を押し車として用いることができる。また、乳母車状態の場合と同様、押し棒14を回動操作すれば、前輪3の方向が変更されるので、良好な走行操縦性を実現することができる。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の実施形態が可能である。
たとえば、図示の実施形態では、車両本体2は1個の前輪3を備える三輪車形式のものであってが、2個の前輪を備える四輪車形式に変更されてもよい。
1 育児器具
2 車両本体
3 前輪
4 後輪
5 主フレーム
6 前脚
8 連結プレート
9 シャフト
12 後脚
13 押し棒受け
14 押し棒
17,38,41,43,44 ボルト
18,19 アーム
20 連結棒
21 ペダル
22 乳母車用座席
23 座部
24 背もたれ部
25 脚部材
33 調整部材
36 三輪車用座席
37,42 座席台
39 ハンドル

Claims (4)

  1. 回転可能かつ転向可能な前輪および回転可能な後輪を有する、車両本体と、
    前記前輪を転向させるように操作するためのものであり、前記車両本体に対して着脱可能とされる、ハンドルと、
    前記車両本体を手押し操作するためのものであり、前記車両本体に対して着脱可能とされる、押し棒と、
    座部および背もたれ部を有するとともに、前記座部および前記背もたれ部を床面上に置くための脚部材を有し、前記車両本体に対して着脱可能とされる、乳母車用座席と、
    前記車両本体に対して着脱可能とされる、足漕ぎ車用座席と
    を備え、
    前記車両本体に対して、前記押し棒および前記乳母車用座席を取り付けた、乳母車としての使用状態と、前記車両本体に対して、前記ハンドルおよび前記足漕ぎ車用座席を取り付けた、足漕ぎ車としての使用状態と、前記乳母車用座席を単独で使用することによって、独立した椅子としての使用状態とが少なくとも可能とされた、
    育児器具。
  2. 前記車両本体は、前記前輪を足漕ぎにより回転駆動するためのペダルをさらに備える、請求項1に記載の育児器具。
  3. 前記乳母車用座席において、前記背もたれ部は前記座部に対する傾斜角度が変更可能とされる、請求項1または2に記載の育児器具。
  4. 前記車両本体は、前記前輪の転向動作を前記押し棒から伝達するための連動機構をさらに備える、請求項1ないし3のいずれかに記載の育児器具。
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