JP2012070841A - 放射線画像撮影装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる撮影方向から撮影を行うことにより取得した複数の放射線画像のシェーディング補正を行うに際し、効率よくシェーディング補正データを取得する。
【解決手段】異なる撮影方向から被検体に放射線を照射して、立体視画像を表示するための2つの放射線画像G1,G2を撮影する。この際に、補正部2dが、シェーディング補正データH1,H2を用いて2つの放射線画像G1,G2のシェーディングを補正する。シェーディング補正データH1は、実際に撮影を行うことにより取得する。シェーディング補正データH2は、シェーディング補正データH1を用いて、各撮影方向における放射線源の位置関係に基づいて算出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、異なる複数の撮影方向から被検体を撮影して複数の放射線画像を取得する放射線画像撮影装置および方法に関するものである。
放射線画像等の医用画像を表示する装置として、左右両眼間の視差情報を含む立体視画像データに基づいて立体視画像(3次元画像、ステレオ画像)を表示する装置が提案されている。このような立体視画像は、被検体に異なる方向から放射線を照射し、その被検体を透過した放射線を放射線検出器によりそれぞれ検出して互いに視差のある複数の放射線画像を取得し、これらの放射線画像に基づいて立体視可能に3次元表示される。このように立体視画像を立体視可能に3次元表示することにより、奥行き感のある放射線画像を観察することができるため、診断をより行いやすくすることができる。
ところで、放射線画像を撮影する場合、放射線源から発せられる放射線は非等方性を有するため、放射線の照射ムラが発生する。また、放射線源には、放射線エネルギーのスペクトルを最適なものとするために、モリブデン等からなる板状のフィルタが取り付けられているが、フィルタは厳密には完全に平坦ではなく凹凸を有するため、フィルタによっても放射線の照射ムラが発生する。
さらに、放射線検出器も全画素の感度が一定となるように製造することが困難であり、さらには画素値を読み取るための読み取り装置のばらつき、および放射線検出器を収容するカセッテの筐体のばらつき等が存在するためムラが存在する。したがって、放射線画像を撮影する場合、取得された放射線画像データには、放射線源および放射線検出器等のそれぞれに起因するシェーディングが含まれる。
このため、放射線が一様に照射された放射線検出器から取得した画像データをシェーディング補正データとして取得しておき、被検体を撮影することにより取得した放射線画像データをシェーディング補正データにより補正することが行われている。また、上述した立体視画像を表示するための複数の放射線画像を撮影する際に、シェーディング補正を行う手法も提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載された手法は、複数の放射線画像を取得するために放射線源を移動させる際の各位置においてシェーディング補正データを取得し、これを用いて異なる方向からの撮影により取得された放射線画像のシェーディング補正を行うようにしている。
また、放射線画像撮影装置において、患部をより詳しく観察するために、放射線源を移動させて異なる複数の方向から被検体に放射線を照射して撮影を行い、これにより取得した画像を加算して所望の断面を強調した画像を得ることができるトモシンセシス撮影が提案されている。トモシンセシス撮影では、撮影装置の特性や必要な断層画像に応じて、放射線源を放射線検出器と平行に移動させたり、円や楕円の弧を描くように移動させて、異なる照射角となる複数の照射位置において被検体を撮影することにより複数の放射線画像を取得し、単純逆投影法あるいはフィルタ逆投影法等の逆投影法等を用いてこれらの放射線画像を再構成して断層画像を生成する。このようなトモシンセシス撮影を行う場合にも、各位置において取得した放射線画像のシェーディング補正を行うことにより、複数の放射線画像から照射ムラを除去することができる。
一方、トモシンセシス撮影を行う場合には、放射線検出器に対して斜めの方向から放射線を照射する場合があるが、放射線検出器の検出面内の位置によって、放射線源からの距離が大きく異なるため、検出面内の位置によって、到達する放射線の線量が変わってしまい、画像上に濃度ムラを生じさせてしまう。このため、ある放射線源の位置において取得した放射線画像について、その放射線源の位置と他の放射線源の位置との放射線検出器に対する幾何学的な関係に基づいて、ある放射線源の位置において取得した放射線画像の濃度ムラを補正する手法が提案されている(特許文献2参照)。
特開2004−081330号公報 特開2009−11639号公報
しかしながら、特許文献1に記載された手法においては、放射線源の位置毎にシェーディング補正データを用意しているため、シェーディング補正データを取得するための作業は煩雑なものとなる。また、特許文献2に記載された手法は、放射線源の位置関係に基づいて実際に取得した放射線画像の濃度ムラを補正するものであり、放射線画像のシェーディングを補正するものではない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、異なる撮影方向から撮影を行うことにより取得した複数の放射線画像のシェーディング補正を行うに際し、効率よくシェーディング補正データを取得することを目的とする。
本発明による放射線画像撮影装置は、被検体に放射線を照射する放射線照射手段と、
該放射線照射手段によって照射されて前記被検体を透過した放射線を検出して前記被検体の放射線画像を出力する放射線検出手段と、
複数の撮影方向から前記被検体に前記放射線を照射し、該放射線の照射による撮影方向が異なる複数の放射線画像を前記放射線検出手段によって取得する撮影制御手段と、
前記複数の放射線画像のシェーディング補正を行う補正手段と、
前記複数の撮影方向のうちの少なくとも1つの撮影方向について取得したシェーディング補正データに基づいて、該撮影方向とは異なる他の撮影方向についてのシェーディング補正データを算出する補正データ算出手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による放射線画像撮影装置においては、前記撮影制御手段を、立体視画像を表示するための2つ異なる撮影方向から前記被検体を撮影して前記放射線画像を取得する手段とし、
前記補正データ算出手段を、前記被検体が存在しない状態において前記2つの撮影方向のうちの1つの撮影方向から前記放射線を前記放射線検出手段に照射することにより第1のシェーディング補正データを取得し、前記2つの撮影方向のうちの他の撮影方向についての第2のシェーディング補正データを、前記第1のシェーディング補正データに基づいて算出する手段としてもよい。
また、本発明による放射線画像撮影装置においては、前記撮影制御手段を、断層画像を生成するための複数の異なる撮影方向から前記被検体を撮影して前記放射線画像を取得する手段とし、
前記補正データ算出手段を、前記被検体が存在しない状態において前記複数の撮影方向のうちの少なくとも1つの撮影方向から前記放射線を前記放射線検出手段に照射することにより第1のシェーディング補正データを取得し、前記少なくとも1つの撮影方向以外の他の撮影方向についての第2のシェーディング補正データを、前記第1のシェーディング補正データに基づいて算出する手段としてもよい。
本発明による放射線画像撮影方法は、被検体に放射線を照射する放射線照射手段と、
該放射線照射手段によって照射されて前記被検体を透過した放射線を検出して前記被検体の放射線画像を出力する放射線検出手段と、
複数の撮影方向から前記被検体に前記放射線を照射し、該放射線の照射による撮影方向が異なる複数の放射線画像を前記放射線検出手段によって取得する撮影制御手段とを備えた放射線画像撮影装置における放射線画像撮影方法であって、
前記複数の放射線画像のシェーディング補正を行うに際し、前記複数の撮影方向のうちの少なくとも1つの撮影方向について取得したシェーディング補正データに基づいて、該撮影方向とは異なる他の撮影方向についてのシェーディング補正データを算出することを特徴とするものである。
本発明によれば、複数の撮影方向から被検体に放射線を照射し、放射線の照射による撮影方向が異なる複数の放射線画像を取得し、これら複数の放射線画像のシェーディング補正を行うに際し、複数の撮影方向のうちの少なくとも1つの撮影方向について取得したシェーディング補正データに基づいて、その撮影方向とは異なる他の撮影方向についてのシェーディング補正データを算出するようにしたものである。このため、複数の撮影方向のすべてについてシェーディング補正データを取得する必要がなくなり、その結果、少ない処理工程数により、効率よくシェーディング補正データを取得することができる。
本発明の実施形態による放射線画像撮影装置の概略構成図 図1に示す放射線画像撮影装置のアーム部を図1の右方向から見た図 図1に示す放射線画像撮影装置のコンピュータ内部の概略構成を示すブロック図 シェーディング補正データの算出を説明するための図。 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート トモシンセシス撮影を説明するための図 トモシンセシス撮影を行う場合における放射線画像撮影装置のコンピュータ内部の概略構成を示すブロック図
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による放射線画像撮影装置の概略構成図である。放射線画像撮影装置1は、乳房の放射線画像を立体視するための立体視画像を生成するために、異なる撮影方向から乳房Mを撮影して複数の放射線画像を取得するものである。図1に示すように放射線画像撮影装置1は、撮影部10、撮影部10に接続されたコンピュータ2、コンピュータ2に接続されたモニタ3および入力部4を備えている。
撮影部10は、基台11、基台11に対し上下方向(Z方向)に移動可能であり、かつ回転可能な回転軸12、および回転軸12により基台11と連結されたアーム部13を備えている。なお、図2には図1の右方向から見たアーム部13を示している。
アーム部13はアルファベットのCの形をしており、その一端には撮影台14が、その他端には撮影台14と対向するように放射線照射部16が取り付けられている。アーム部13の回転および上下方向の移動は、基台11に組み込まれたアームコントローラ31により制御される。
撮影台14の内部には、フラットパネルディテクタ等の放射線検出器15、および放射線検出器15からの電荷信号の読み出しを制御する検出器コントローラ33が備えられている。
また、撮影台14の内部には、放射線検出器15から読み出された電荷信号を電圧信号に変換するチャージアンプ、チャージアンプから出力された電圧信号をサンプリングする相関2重サンプリング回路、電圧信号をデジタル信号に変換するAD変換部等が設けられた回路基板等も設置されている。
また、撮影台14はアーム部13に対し回転可能に構成されており、基台11に対してアーム部13が回転したときでも、撮影台14の向きは基台11に対し固定された向きとすることができる。
放射線検出器15は、放射線画像の記録および読み出しを繰り返して行うことができるものであり、放射線の照射を直接受けて電荷を発生する、いわゆる直接型の放射線検出器を用いてもよいし、放射線を一旦可視光に変換し、その可視光を電荷信号に変換する、いわゆる間接型の放射線検出器を用いるようにしてもよい。また、放射線画像信号の読出方式としては、TFT(thin film transistor)スイッチをオン・オフされることによって放射線画像信号が読み出される、いわゆるTFT読出方式のものや、読取光を照射することによって放射線画像信号が読み出される、いわゆる光読出方式のものを用いることが望ましいが、これに限らずその他のものを用いるようにしてもよい。
放射線照射部16の内部には、放射線源17および放射線源コントローラ32が収納されている。放射線源コントローラ32は、放射線源17から放射線を照射するタイミングと、放射線源17における放射線発生条件(管電流、時間、管電流時間積等)とを制御するものである。
また、アーム部13の中央部には、撮影台14の上方に配置されて乳房Mを押さえつけて圧迫する圧迫板18、その圧迫板18を支持する支持部20、および支持部20を上下方向(Z方向)に移動させる移動機構19が設けられている。圧迫板18の位置および圧迫圧は、圧迫板コントローラ34により制御される。
コンピュータ2は、中央処理装置(CPU)および半導体メモリやハードディスクやSSD等のストレージデバイス等を備えており、これらのハードウェアによって、図3に示すような制御部2a、放射線画像記憶部2b、補正データ取得部2c、補正部2dおよび表示制御部2eが構成されている。
制御部2aは、各種のコントローラ31〜34に対して所定の制御信号を出力し、装置全体の制御を行うものである。具体的な制御方法については後述する。なお、制御部2aが撮影制御手段に対応する。
放射線画像記憶部2bは、互いに異なる2つの撮影方向からの撮影によって放射線検出器15によって検出された2枚の放射線画像(G1,G2とする)を記憶するものである。
補正データ取得部2cは、撮影により取得された2つの放射線画像G1,G2に含まれる、放射線の照射ムラに起因するシェーディングを補正するためのシェーディング補正データを取得する。ここで、本実施形態においては、後述するように乳房Mを0度方向および+θ度方向から撮影することにより放射線画像G1,G2をそれぞれ取得する。このため、補正データ取得部2cは、乳房Mを0度方向から取得した放射線画像G1に対応するシェーディング補正データH1、および乳房Mを+θ度方向から取得した放射線画像G2に対応するシェーディング補正データH2をそれぞれ取得する。
まず、シェーディング補正データH1については、アーム部13が撮影台14に垂直な方向(0度方向)となった状態において、撮影台14に乳房Mが存在しない状態で、放射線源17から放射線を射出し、その放射線を放射線検出器15によって直接検出して放射線画像信号を読み出し、その放射線画像信号に対して所定の信号処理を施すことにより取得する。なお、シェーディング補正データH1には、放射線源17における放射線の照射ムラ、放射線源17に設けられたフィルタに起因する照射ムラ、および放射線検出器15のばらつき等に基づくムラを含むものとなっている。
一方、シェーディング補正データH2は、2つの撮影方向における放射線源17の位置の幾何学的な関係に基づいて、シェーディング補正データH1から算出する。以下、シェーディング補正データH2の算出について説明する。なお、以降の説明においては、図4に示すように、シェーディング補正データH1の各画素位置(xh,yh)の画素値をH1(xh,yh)、シェーディング補正データH1を取得した際の放射線源17の位置P1の座標を(xh0,yh0,zh0)、放射線検出器15の検出面をz=0、放射線検出器15の検出面から放射線源17までの距離(線源距離)をSID、アーム部13の回転中心O1のz座標をzkとする。なお、図4においては、説明のため、アーム部13の回転中心O1が検出面の上方にあるが、本実施形態においては、図2に示すように検出面上にあるものとする(すなわちzk=0)。
まず、補正データ取得部2cは、シェーディング補正データH1の各画素の画素位置(xh,yh)の変換を行う。具体的には、xh′=xh−xh0、yh′=yh−yh0、zh′=−zkとして、下記の式(1)により、各画素位置の座標(xh′,yh′,zh′)を放射線源17の回転に応じて+θ度変換した座標(xi,yi,zi)を算出する。
Figure 2012070841
また、下記の式(2)により、放射線源17の位置P1の座標(xh0,yh0,zh0)を同様に+θ度変換して、変換した座標(xi0,yi0,zi0)を算出する。なお、この座標により特定される位置は+θ度の撮影方向における放射線源17の位置P2に対応する。
Figure 2012070841
次に、補正データ取得部2cは、式(1)、(2)により算出したシェーディング補正データH2の画素位置の座標(xi,yi,zi)、および放射線源17の位置P2の座標(xi0,yi0,zi0)を用いて、放射線源17の位置P2の座標(xi0,yi0,zi0)と座標(xi,yi,zi)とをそれぞれ結ぶ直線l,mを算出する。なお、直線lはXZ座標上での直線となり、直線mはYZ座標上での直線となり、直線lの式をz=ax+b、直線mの式をz=cy+dと表すものとする。そして、直線l,mより、z=−zkのときの座標(xi,yi)を算出する。ここで、z=−zkのときの座標(xi,yi)が、シェーディング補正データH1を変換することにより取得されたシェーディング補正データH2の画素位置の座標となる。なお、本実施形態においては、式(1)、(2)において、zk=0であるため、(xi,yi)=(−b/a,−d/c)と算出できる。
次に補正データ取得部2cは、シェーディング補正データH1の各画素位置の画素値の変換を行う。具体的には、放射線源17の位置が0度の位置から+θ度の位置に移動したときの、シェーディング補正データH1の各画素位置の画素値の変換を行う。まず、0度のときの放射線源17の位置P1の座標(xh0,yh0,zh0)とシェーディング補正データH1の各画素位置の座標(xh,yh,0)との距離dhを算出する。次に、+θ度のときの放射線源17の位置P2の座標(xi0,yi0,zi0)とシェーディング補正データH2の各画素位置の座標(xi,yi,0)との距離diを算出する。ここで、放射線の線量は距離の2乗に反比例するため、シェーディング補正データH1の画素値H1(xh,yh)に対して、距離の2乗比(di/dh)2を乗算することにより、変換先の画素位置の座標(xi,yi)での画素値H2(xi,yi)を算出する。これにより、シェーディング補正データH1からシェーディング補正データH2を算出することができる。
補正部2dは、撮影により取得された2つの放射線画像G1,G2に含まれる、放射線の照射ムラに起因するシェーディングを補正する。具体的には、補正データ取得部2cが取得したシェーディング補正データH1,H2を2つの放射線画像G1,G2の画像データからそれぞれ減算することにより、放射線画像G1,G2のシェーディングを補正する。
表示制御部2eは、放射線画像記憶部2bから読み出され、補正部2dによりシェーディング補正が施された2つの放射線画像G1,G2に対して所定の処理を施した後、モニタ3に乳房Mの立体視画像を表示させるものである。
モニタ3は、コンピュータ2から出力された2つの放射線画像G1,G2を用いて立体視画像を3次元表示可能なように構成されたものである。モニタ3の3次元表示の方式としては、例えば、2つの画面を用いて2つの放射線画像をそれぞれ表示させて、これらをハーフミラーや偏光グラス等を用いることで一方の放射線画像は観察者の右目に入射させ、他方の放射線画像は観察者の左目に入射させることによって立体視画像を表示する方式を採用することができる。また、2つの放射線画像を重ね合わせ、これを偏光グラスで観察することで立体視画像を表示する方式を用いてもよい。さらに、モニタ3を3D液晶により構成し、パララックスバリア方式およびレンチキュラー方式のように、2つの放射線画像を立体視可能な方式を用いてもよい。
入力部4は、例えば、キーボードやマウス等のポインティングデバイスから構成されるものであり、操作者による撮影条件等の入力や撮影開始指示の入力等を受け付けるものである。
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図5は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、シェーディング補正データH1,H2はあらかじめ算出されて、コンピュータ2に記憶されているものとする。まず、撮影台14の上に患者の乳房Mが設置され、圧迫板18により乳房Mが所定の圧力によって圧迫される(ステップST1)。次に、入力部4おいて、種々の撮影条件が入力された後、撮影開始の指示が入力される(ステップST2)。
入力部4において撮影開始の指示があると、乳房Mの立体視画像を表示するための2つの放射線画像の撮影が行われる(ステップST3)。具体的には、まず、制御部2aが記憶された輻輳角θを読み出し、その読み出した輻輳角θの情報をアームコントローラ31に出力する。そして、アームコントローラ31において、制御部2aから出力された輻輳角θの情報が受け付けられ、アームコントローラ31は、まず、図2の実線に示すように、アーム部13が撮影台14に垂直な方向(0度方向)となるように制御信号を出力する。
そして、このアームコントローラ31から出力された制御信号に応じて、アーム部13が撮影台14に対して垂直な方向となった状態において、制御部2aは、放射線源コントローラ32および検出器コントローラ33に対して放射線の照射および放射線画像信号の読み出しを行うよう制御信号を出力する。なお、この状態における放射線源17の位置が、基準となる視点位置となる。この制御信号に応じて、放射線源17から放射線が射出され、乳房Mを0度方向から撮影した放射線画像が放射線検出器15によって検出され、検出器コントローラ33によって放射線検出器15から放射線画像信号が読み出され、その放射線画像信号に対して所定の信号処理が施された後、コンピュータ2の放射線画像記憶部2bに基準となる放射線画像G1として記憶される。
次に、アームコントローラ31は、図2の仮想線に示すように、アーム部13を撮影台14に垂直な方向に対して+θ度回転するよう制御信号を出力する。そして、このアームコントローラ31から出力された制御信号に応じてアーム部13が+θ度回転した状態において、制御部2aは、放射線源コントローラ32および検出器コントローラ33に対して放射線の照射および放射線画像信号の読み出しを行うよう制御信号を出力する。この制御信号に応じて、放射線源17から放射線が射出され、乳房Mを+θ度方向から撮影した放射線画像が放射線検出器15によって検出され、検出器コントローラ33によって放射線画像信号が読み出され、所定の信号処理が施された後、コンピュータ2の放射線画像記憶部2bに放射線画像G2として記憶される。
そして、放射線画像記憶部2bに記憶された2つの放射線画像G1,G2が読み出され、補正部2dにおいて、シェーディング補正データH1,H2を用いて、これらの放射線画像G1,G2のシェーディングが補正される(ステップST4)。そして、表示制御部2eにおいて、シェーディングが補正された放射線画像G1,G2に対して所定の処理が施された後、モニタ3に出力され、モニタ3において、乳房Mの立体視画像が表示される(ステップST5)。
このように、本実施形態によれば、放射線画像G1,G2のシェーディング補正を行うに際し、+θ度の方向から取得した放射線画像G2に対応するシェーディング補正データH2を、0度の方向から取得した放射線画像G1に対応するシェーディング補正データH1に基づいて算出するようにしたものである。このため、複数の撮影方向のすべてについてシェーディング補正データを取得する必要がなくなり、その結果、少ない処理工程数により、効率よくシェーディング補正データを取得することができる。
なお、上記実施形態においては、シェーディング補正データH1は、放射線源17における放射線の照射ムラ、放射線源17に設けられたフィルタに起因する照射ムラ、および放射線検出器15のばらつき等に基づくムラを含んでいるが、シェーディング補正データをムラの空間周波数特性に応じて取得するようにしてもよい。ここで、放射線源17のフィルタに起因する照射ムラは、放射線源17の放射線の照射ムラよりも高い周波数帯域において生じる。したがって、シェーディング補正データH1に対してメディアンフィルタによりフィルタリング処理を施して、ぼけたシェーディング補正データH1′を取得し、これを放射線源17の照射ムラを表すシェーディング補正データとし、シェーディング補正データH1からぼけたシェーディング補正データH1′を減算することにより算出したデータを、放射線源17のフィルタに起因する照射ムラを表すシェーディング補正データとして用いてもよい。
また、上記実施形態においては、放射線画像撮影装置1を用いて、立体視画像を表示するための2つの放射線画像を撮影しているが、本実施形態による放射線画像撮影装置1において、トモシンセシス撮影を行うことも可能である。トモシンセシス撮影を行う場合は、図6に示すように、放射線源17を移動させて異なる複数の撮影方向から乳房Mに放射線を照射して撮影を行うことにより、複数の放射線画像を取得する。そして、複数の放射線画像を再構成して、所望の断面を強調した断層画像を生成する。この場合、コンピュータ2は、図7に示すように再構成部2fを含むものとなる。
再構成部2fは、複数の放射線画像を再構成することにより、乳房Mの所望の断面を強調した断層画像を生成する。具体的には、再構成部2fは、単純逆投影法あるいはフィルタ逆投影法等の逆投影法等を用いてこれらの放射線画像を再構成して断層画像を生成する。
このようにトモシンセシス撮影を行う場合には、上記実施形態と同様に1枚目の放射線画像のシェーディング補正データH1を取得し、2枚目以降の放射線画像のシェーディング補正データについては、各撮影時における放射線源17の撮影方向に基づいて、上記式(1)、(2)を用いて算出すればよい。なお、複数の撮影方向のうちの所定角度間隔で数カ所について撮影を行うことによりシェーディング補正データを取得し、他の撮影方向については、取得されたシェーディング補正データを用いた補間演算により算出するようにしてもよい。
例えば、図6において、放射線源17が位置P1,P3,P5,P7にあるときに撮影によりシェーディング補正データH1,H3,H5,H7を取得し、放射線源17が位置P2,P4,P6にあるときのシェーディング補正データH2,H4,H6については、隣接する撮影位置において取得したシェーディング補正データH1,H3,H5,H7を用いた補間演算により算出すればよい。なお、補間演算に代えて、隣接する撮影位置において取得したシェーディング補正データの平均値を用いてもよい。
なお、上記実施形態においては、乳房Mを0度方向から撮影して取得した放射線画像を基準となる放射線画像として用いているが、立体視画像を表示するための2つの放射線画像としては、乳房Mを0度とは異なる方向から撮影した画像を基準とする場合がある。この場合、0度とは異なる方向から撮影した放射線画像を基準となる放射線画像として用いて、立体視画像を表示するようにすればよい。
また、上記実施形態においては、本発明の放射線画像撮影装置を乳房の放射線画像を撮影する装置としているが、被検体としては乳房に限らず、例えば胸部や頭部等を撮影する放射線画像撮影装置を用いることも可能である。
1 放射線画像撮影装置
2 コンピュータ
2a 制御部
2b 放射線画像記憶部
2c 補正データ取得部
2d 補正部
2e 表示制御部
2f 再構成部
3 モニタ
4 入力部
10 撮影部
13 アーム部
14 撮影台
15 放射線検出器
16 放射線照射部
17 放射線源
18 圧迫板

Claims (4)

  1. 被検体に放射線を照射する放射線照射手段と、
    該放射線照射手段によって照射されて前記被検体を透過した放射線を検出して前記被検体の放射線画像を出力する放射線検出手段と、
    複数の撮影方向から前記被検体に前記放射線を照射し、該放射線の照射による撮影方向が異なる複数の放射線画像を前記放射線検出手段によって取得する撮影制御手段と、
    前記複数の放射線画像のシェーディング補正を行う補正手段と、
    前記複数の撮影方向のうちの少なくとも1つの撮影方向について取得したシェーディング補正データに基づいて、該撮影方向とは異なる他の撮影方向についてのシェーディング補正データを算出する補正データ算出手段とを備えたことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 前記撮影制御手段は、立体視画像を表示するための2つ異なる撮影方向から前記被検体を撮影して前記放射線画像を取得する手段であり、
    前記補正データ算出手段は、前記被検体が存在しない状態において前記2つの撮影方向のうちの1つの撮影方向から前記放射線を前記放射線検出手段に照射することにより第1のシェーディング補正データを取得し、前記2つの撮影方向のうちの他の撮影方向についての第2のシェーディング補正データを、前記第1のシェーディング補正データに基づいて算出する手段であることを特徴とする請求項1記載の放射線画像撮影装置。
  3. 前記撮影制御手段は、断層画像を生成するための複数の異なる撮影方向から前記被検体を撮影して前記放射線画像を取得する手段であり、
    前記補正データ算出手段は、前記被検体が存在しない状態において前記複数の撮影方向のうちの少なくとも1つの撮影方向から前記放射線を前記放射線検出手段に照射することにより第1のシェーディング補正データを取得し、前記少なくとも1つの撮影方向以外の他の撮影方向についての第2のシェーディング補正データを、前記第1のシェーディング補正データに基づいて算出する手段であることを特徴とする請求項1記載の放射線画像撮影装置。
  4. 被検体に放射線を照射する放射線照射手段と、
    該放射線照射手段によって照射されて前記被検体を透過した放射線を検出して前記被検体の放射線画像を出力する放射線検出手段と、
    複数の撮影方向から前記被検体に前記放射線を照射し、該放射線の照射による撮影方向が異なる複数の放射線画像を前記放射線検出手段によって取得する撮影制御手段とを備えた放射線画像撮影装置における放射線画像撮影方法であって、
    前記複数の放射線画像のシェーディング補正を行うに際し、前記複数の撮影方向のうちの少なくとも1つの撮影方向について取得したシェーディング補正データに基づいて、該撮影方向とは異なる他の撮影方向についてのシェーディング補正データを算出することを特徴とする放射線画像撮影方法。
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