JP2012069463A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】一方向からの組み付けが可能で、組み付けの自動化ができるコネクタを提供する。
【解決手段】フロントハウジング11とリアハウジング20とスペーサ30及びシールハウジング40から成るコネクタ10であって、スペーサ30とリアハウジング20をフロントハウジング11のフード部13内に後方より嵌め込み、このスペーサ30とリアハウジング20をフロントハウジング11のフード部13内に嵌め込む途中で、リアハウジング20の両側の保持部24,24に形成された仮係止と本係止兼用のガイド25,25′とスペーサ30の両側に形成された仮係止と本係止兼用のガイド34,34′とを介してスペーサ30を本係止位置から仮係止位置に切り換え自在にし、リアハウジング20の後面20b側に設けられた連結手段27を介してシールハウジング40をスペーサ30とリアハウジング20の組み付け方向と同方向から組み付け自在にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハウジングの端子収容室に収容された端子をスペーサで本係止して抜け止めするようにしたコネクタに関する。
この種のコネクタとして、図9に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。
このコネクタ1は、図9に示すように、アウタハウジング2と、このアウタハウジング2の前面から前方に突出したフード部2a内に嵌め込まれるインナハウジング3と、インナハウジング3のキャビティ3a内に収容された端子4を抜け止めするリテーナ5とで構成されている。このリテーナ5はインナハウジング3の両側面を貫通するように形成されたリテーナ挿入孔3bより挿入されるようになっている。
特開平11−97096号公報
しかしながら、前記従来のコネクタ1では、インナハウジング3のアウタハウジング2のフード部2aへの嵌合方向Aと、インナハウジング3のリテーナ挿入孔3bへのリテーナ5の挿入方向Bとが異なって組み付け方向が複数あるため、コネクタ1を自動化により組み付けることができなかった。即ち、近年のコネクタの小型化に伴い、組付部品の組み付けを自動化する必要があるが、前記従来のコネクタ1では、組み付け方向が二方向あって一方向からの組み付けができないため、組み付けの自動化が難しかった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、一方向からの組み付けが可能で、組み付けの自動化ができるコネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、前壁部に前後方向に延びる端子収容室を有したフロントハウジングと、このフロントハウジングの端子収容室に連通するように前後方向に延びる端子収容室を有したリアハウジングと、前記フロントハウジングの前壁部と前記リアハウジングの前面側の間に組み付けられると共に、当該フロントハウジング及びリアハウジングの各端子収容室に収容された端子を仮係止位置から本係止位置に移動することで抜け止めするスペーサと、前記リアハウジングの後面側に組み付けられると共に、後壁部の内面側に備えられたマットシールにより前記端子から後方へ延びる電線をシールするシールハウジングとで構成されたコネクタであって、前記フロントハウジングの前壁部の後方にフード部を形成し、前記リアハウジングの前面両側に保持部をそれぞれ形成し、この両側の保持部間に前記スペーサを前記仮係止位置と前記本係止位置とに切り換え自在に保持し、前記スペーサ及び前記リアハウジングを前記フロントハウジングのフード部内に後方より嵌め込んで組み付け自在にし、当該スペーサ及びリアハウジングを前記フロントハウジングのフード部内に嵌め込む途中で、前記リアハウジングの両側の保持部にそれぞれ形成された仮係止用のガイド及び本係止用のガイドと前記スペーサの両側にそれぞれ形成された仮係止用のガイド及び本係止用のガイドとを介して前記スペーサを前記本係止位置から前記仮係止位置に切り換え自在にし、かつ、前記リアハウジングの後面側に設けられた連結手段を介して前記シールハウジングを前記スペーサ及びリアハウジングの組み付け方向と同方向から組み付け自在にしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記リアハウジングの両側の保持部に仮係止と本係止兼用のガイドをそれぞれ複数形成し、かつ、前記スペーサの両側に仮係止と本係止兼用のガイドをそれぞれ複数形成し、前記保持部の最下段に形成されたガイドを他の位置のガイドより前方に突出させる一方、前記スペーサの最下段に形成されたガイドの後方に傾斜部を形成し、前記保持部の最下段のガイドの先端が前記スペーサの最下段のガイドの傾斜部を押圧することで、前記スペーサ及び前記リアハウジングを前記フロントハウジングのフード部内に嵌め込む途中で、前記スペーサを前記本係止位置から前記仮係止位置に切り換えるようにしたことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、スペーサとリアハウジングをフロントハウジングのフード部内に嵌め込む途中で、リアハウジングの両側の保持部に形成された仮係止用のガイド及び本係止用のガイドとスペーサの両側に形成された仮係止用のガイド及び本係止用のガイドとを介してスペーサを本係止位置から仮係止位置に切り換えるようにしたことにより、フロントハウジングとスペーサとリアハウジング及びシールハウジングを一方向から簡単かつ確実に組み付けることができ、コネクタの組み付けを自動化することができる。また、一方向からの組み付け動作(1アクション)でスペーサを仮係止状態にすることができて、組み付け工程の簡素化を図ることができ、フロントハウジングとリアハウジングの各端子収容室に端子を迅速に収容することができる。さらに、コネクタの組み付け方向が一方向のみのため、組付部品の加工費を削減することができる。
請求項2の発明によれば、リアハウジングの両側の保持部に仮係止と本係止兼用のガイドを複数形成し、スペーサの両側に仮係止と本係止兼用のガイドを複数形成し、保持部の最下段に形成されたガイドを他の位置のガイドより前方に突出させる一方、スペーサの最下段に形成されたガイドの後方に傾斜部を形成し、保持部の最下段のガイドの先端がスペーサの最下段のガイドの傾斜部を押圧するようにしたので、スペーサとリアハウジングをフロントハウジングのフード部内に嵌め込む途中で、スペーサを本係止位置から仮係止位置に自動的に切り換えることができる。これにより、コネクタの組み付け完了時に、スペーサが仮係止状態になっているため、フロントハウジングとリアハウジングの各端子収容室に端子を簡単に収容することができる。また、簡単な構造により、スペーサを仮係止位置から本係止位置に切り換えることができ、端子を確実に抜け止めすることができる。
本発明の一実施形態のコネクタの組み付け前の状態を示す斜視図である。 上記コネクタの組み付け前の断面図である。 上記コネクタに用いられるスペーサの一側部の仮係止用と本係止用のガイド周辺の拡大斜視図である。 上記コネクタに用いられるリアハウジングの一方の保持部の拡大斜視図である。 (a)は上記スペーサとリアハウジングの組み付け前の模式説明図、(b)は上記スペーサとリアハウジングをフロントハウジングのフード部内に嵌め込んだ状態を示す模式説明図、(c)は上記スペーサとリアハウジングをフロントハウジングのフード部内に嵌め込んで組み付ける途中の状態を示す模式説明図、(d)は上記スペーサとリアハウジングをフロントハウジングのフード部内に嵌め込んで組み付けた状態を示す模式説明図である。 上記コネクタを組み付けて上記スペーサが仮係止位置にある時に、電線を挿入する前の状態を示す断面図である。 (a)は仮係止時のスペーサのガイドとリアハウジングのガイドの位置関係を示す説明図、(b)は仮係止位置から本係止位置に切り換える途中のスペーサのガイドとリアハウジングのガイドの位置関係を示す説明図、(c)は本係止時のスペーサのガイドとリアハウジングのガイドの位置関係を示す説明図である。 上記コネクタの組み付け完了時でスペーサが本係止位置にある状態を示す断面図である。 従来のコネクタの分解斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態のコネクタの組み付け前の状態を示す斜視図、図2はコネクタの組み付け前の断面図、図3はコネクタに用いられるスペーサの一側部の仮係止用と本係止用のガイド周辺の拡大斜視図、図4はコネクタに用いられるリアハウジングの一方の保持部の拡大斜視図、図5(a)はスペーサとリアハウジングの組み付け前の模式説明図、図5(b)はスペーサとリアハウジングをフロントハウジングのフード部内に嵌め込んだ状態を示す模式説明図、図5(c)はスペーサとリアハウジングをフロントハウジングのフード部内に嵌め込んで組み付ける途中の状態を示す模式説明図、図5(d)はスペーサとリアハウジングをフロントハウジングのフード部内に嵌め込んで組み付けた状態を示す模式説明図、図6はコネクタを組み付けて上記スペーサが仮係止位置にある時に、電線を挿入する前の状態を示す断面図、図7(a)は仮係止時のスペーサのガイドとリアハウジングのガイドの位置関係を示す説明図、図7(b)は仮係止位置から本係止位置に切り換える途中のスペーサのガイドとリアハウジングのガイドの位置関係を示す説明図、図7(c)は本係止時のスペーサのガイドとリアハウジングのガイドの位置関係を示す説明図、図8はコネクタの組み付け完了時でスペーサが本係止位置にある状態を示す断面図である。
図1,図2,図6に示すように、コネクタ10は、前壁部12に前後方向に延びる複数の端子収容室14を有した合成樹脂製のフロントハウジング11と、このフロントハウジング11の各端子収容室14に連通するように前後方向に延びる複数の端子収容室21を有した合成樹脂製のリアハウジング20と、フロントハウジング11の前壁部12とリアハウジング20の前面20a側の間に組み付けられると共に、フロントハウジング11の各端子収容室14とリアハウジング20の各端子収容室21に収容された丸形の端子60を一次係止位置(仮係止位置)から二次係止位置(本係止位置)に移動することで抜け止めする合成樹脂製のスペーサ30と、リアハウジング20の後面20b側に組み付けられると共に、後壁部42の内面42a側に備えられたゴム製のマットシール50により丸形の端子60から後方へ延びる電線65をシールする合成樹脂製のシールハウジング40とで構成されている。
図1,図2に示すように、フロントハウジング11は、角形ブロック状の前壁部12と、この前壁部12の後面12bから後方に一体突出形成された四角筒状のフード部13とを有している。前壁部12には前後方向に延びる複数の端子収容室14を形成してある。この各端子収容室14には、丸形の端子60の円筒状の電気接続部61を収容するようになっている。そして、前壁部12の前面12aの各端子収容室14に対向する位置には、図示しない相手側コネクタの端子が挿入される端子挿入口15を複数形成してある。また、フード部13の前壁部12の後面12bの真下には、矩形のスペーサ出入口16を形成してある。さらに、フード部13の両側壁の内面13aには、その開口端13b側から前壁部12の後面12bまで平行に延びる溝状の凹部17を上段と中段と下段にそれぞれ形成してあり、この溝状の各凹部17にはテーパ面18aを有した係合突起18を一体突出形成してある。
図1,図2に示すように、リアハウジング20は角形ブロック状に形成されいて、その前面20aから後面20bにかけてフロントハウジング11の各端子収容室14に連通するように複数の端子収容室21を形成してある。この各端子収容室21には、丸形の端子60の導体加締部63と被覆加締部64を収容するようになっている。また、各端子収容室21の前面20a側には丸形の端子60の係合凹部62の上側を一次係止するランス(可撓性係止腕)22を一体突出形成してある。さらに、リアハウジング20の両側面20c,20cのフロントハウジング11の各係合突起18に対向する位置には、該各係合突起18に係止される係止突起23を一体突出形成してある。
また、図1,図4に示すように、リアハウジング20の前面20aの両側には一対の保持部24,24を両側面20c,20cより突出するようにそれぞれ一体形成してあり、この一対の保持部24,24間にスペーサ30を一次係止位置(仮係止位置)と二次係止位置(本係止位置)とに切り換え自在に保持してある。即ち、各保持部24はスリット24aを介して上段、中段、下段の3箇所に分かれていて、図1中右側の保持部24の上段と中段の内面、及び、左側の保持部24の中段と下段の内面には、前後方向に平行に延びる一次係止(仮係止)と二次係止(本係止)を兼用した3つの山形の係止突起(ガイド)25,25,25′をそれぞれ一体突出形成してある。この各保持部24の最下段に位置する係止突起25′は、他の位置の2つの係止突起25,25よりもその先端25aが前方に突出するように形成されている。そして、これら各係止突起25,25′と後述するスペーサ30の各係止突起34,34′の係止位置を変えることで、スペーサ30の一次係止位置と二次係止位置を切り換えることができるようになっている。
また、リアハウジング20の後面20bには外側に突出した環状の鍔部26を一体突出形成してあり、スペーサ30が二次止位置でリアハウジング20の一対の保持部24,24間に保持された状態でスペーサ30と共にリアハウジング20をフロントハウジング11のフード部13内に後方より嵌め込んで組み付けた時に、図6に示すように、リアハウジング20の鍔部26がフロントハウジング11のフード部13の開口端13bに当たるようになっている。この時、フロントハウジング11のフード部13の各係合突起18にリアハウジング20の両側の各係止突起23が係止して、両者の組み付け状態がロックされるようになっている。
さらに、リアハウジング20の後面20bの四隅には、棒状の係止腕(連結手段)27を一体突出形成してある。この各係止腕27を介してシールハウジング40をスペーサ30及びリアハウジング20の組み付け方向と同方向からリアハウジング20の後面20bに組み付けることができるようになっている。
図1,図2に示すように、スペーサ30は矩形板状に形成してあり、その後面30bに格子状のリブ31を一体突出形成してある。また、スペーサ30のリアハウジング20の各端子収容室21に対向する位置には、二次係止時に丸形の端子60の係合凹部62の下側を係止する丸形の係止孔32を前面30aから後面30bにかけて段差状になって貫通するように複数形成してある。
さらに、図1,図3に示すように、スペーサ30の両側面30c,30cには上下各一対の弾性片部33,33を一体突出形成してある。この各一対の弾性片部33,33の外面には、リアハウジング20の各保持部24の各係止突起25,25′に係止・離脱される一次係止(仮係止)と二次係止(本係止)を兼用した3つの山形の係止突起(ガイド)34,34,34′をそれぞれ一体突出形成してある。このスペーサ30各弾性片部33の最下段に位置するガイド34′の後方(中央から後側)には、下側へ斜めに傾斜する傾斜部34aを形成してある。そして、図7(a)〜図7(c)に示すように、スペーサ30の各弾性片部33が内側に、リアハウジング20の各保持部24が外側に弾性変形することにより、各ガイド25,25′,34,34′の係止・離脱を介してスペーサ30をリアハウジング20に対して一次係止位置と二次止位置とに切り換えることができるようになっている。
また、図5(b)〜図5(d)に示すように、コネクタ10の組み付け時のスペーサ30とリアハウジング20をフロントハウジング11のフード部13内に嵌め込む途中で、各保持部24の最下段の係止突起25′の先端25aがスペーサ30の各弾性片部33の最下段の係止突起34′の傾斜部34aを押圧することで、コネクタ10の組み付け完了時に、スペーサ30を二次係止位置から一次係止位置に自動的に切り換えるようにしてある。
図1,図2,図6に示すように、シールハウジング40は、四角筒状のフード部41と、このフード部41の後端開口を覆う矩形板状の後壁部42とを備えており、フード部41内にスペーサ30とリアハウジング20を嵌め込んだフロントハウジング11のフード部13の後半部を収容できるようになっている。このシールハウジング40の後壁部42のリアハウジング20の各端子収容室21に対向する位置には、丸形の端子60を挿入する端子挿入孔43を複数形成してある。また、シールハウジング40の後壁部42のリアハウジング20の各係止腕27に対向する位置には、該各係止腕27が挿入されて係止される連結孔44を複数形成してある。
さらに、シールハウジング40の後壁部42の内面42aには、ゴム製で肉厚板状のマットシール50を二色成形やインサート成形等により一体に形成してある。このマットシール50には、丸形の端子60に接続された電線65が挿通されてシールされる電線挿通孔51を複数形成してある。また、マットシール50の外周部にはシールリップ52を一体突出形成してある。このマットシール50のシールリップ52により、シールハウジング40のフード部41とスペーサ30とリアハウジング20を嵌め込んだフロントハウジング11のフード部13との間に挿入されて嵌め込まれる図示しない相手側コネクタのフード部をシールするようになっている。
以上実施形態のコネクタ10によれば、図5(a),(b)に示すように、スペーサ30とリアハウジング20をフロントハウジング11のフード部13内に後方より嵌め込むと、図5(c)に示すように、リアハウジング20の各保持部24の最下段の係止突起25′の先端25aがスペーサ30の各弾性片部33の最下段の係止突起34′の傾斜部34aを押圧して、スペーサ30が下方向へ押し下げられ、一方向の組み付け動作(1アクション)で自動的にスペーサ30を仮係止状態にすることができる。これにより、コネクタ10の組み付け完了時に、図6に示すように、フロントハウジング11の端子収容室14とリアハウジング20の端子収容室21に丸形の端子60を迅速に収容することができる。
次に、図2に矢印で示すように、マットシール50付きのシールハウジング40を、スペーサ30とリアハウジング20及びフロントハウジング11の組み付け方向と同方向からリアハウジング20の後面20bに係止腕27を介して組み付ける。
そして、図6に示すように、コネクタ10の組み付け完了時に、スペーサ30が一次係止位置に降りているため、スペーサ30の係止位置の切り換えをすることなく、丸形の端子60をリアハウジング20の端子収容室21とフロントハウジング11の端子収容室14に収容する。次に、スペーサ30を図8に示す二次係止位置に押し上げることにより、リアハウジング20の端子収容室21とフロントハウジング11の端子収容室14に収容された丸形の端子60の係合凹部62の下側にスペーサ30の係止孔32が係止し、端子60がスペーサ30で二次係止されて抜け止めされる。
このように、スペーサ30とリアハウジング20をフロントハウジング11のフード部13内に嵌め込む途中で、リアハウジング20の両側の各保持部24の最下段の係止突起25′の先端25aでスペーサ30の各弾性片部33の最下段の係止突起34′の傾斜部34aを押圧することで、スペーサ30を二次係止位置から一次係止位置に自動的に切り換えることができるため、フロントハウジング11とスペーサ30とリアハウジング20及びシールハウジング40を一方向から簡単かつ確実に組み付けることができ、コネクタ10の組み付けを自動化することができる。これにより、一方向の組み付け動作(1アクション)でスペーサ30を一次係止状態にすることができて、組み付け工程の簡素化を図ることができ、また、フロントハウジング11の端子収容室14とリアハウジング20の端子収容室21に丸形の端子60を簡単に収容することができる。さらに、コネクタ10の組み付け方向が一方向のみのため、組付部品の加工費を削減することができる。
さらに、リアハウジング20の各係止突起25,25′及びスペーサ30の各係止突起34,34′を一次係止と二次係止の兼用としたことにより、簡単な構造により、スペーサ30の一次係止位置と二次係止位置との切り換えを確実に行うことができると共に、フロントハウジング11の端子収容室14とリアハウジング20の端子収容室21に収容された丸形の端子60の抜け止めを確実に行うことができる。
尚、前記実施形態によれば、端子として電気接続部が円筒状の丸形の端子を用いたが、電気接続部が四角筒状の角形の端子を用いても良い。
10 コネクタ
11 フロントハウジング
12 前壁部
13 フード部
14 端子収容室
20 リアハウジング
20a 前面
20b 後面
21 端子収容室
24,24 両側の保持部
25 係止突起(仮係止と本係止兼用のガイド)
25′ 最下段の係止突起(仮係止と本係止兼用の最下段のガイド)
25a 先端
27 係止腕(結合手段)
30 スペーサ
34 係止突起(仮係止と本係止兼用のガイド)
34′ 最下段の係止突起(仮係止と本係止兼用の最下段のガイド)
34a 傾斜部
40 シールハウジング
42 後壁部
42a 内面
50 マットシール
60 丸形の端子(端子)
65 電線

Claims (2)

  1. 前壁部に前後方向に延びる端子収容室を有したフロントハウジングと、このフロントハウジングの端子収容室に連通するように前後方向に延びる端子収容室を有したリアハウジングと、前記フロントハウジングの前壁部と前記リアハウジングの前面側の間に組み付けられると共に、当該フロントハウジング及びリアハウジングの各端子収容室に収容された端子を仮係止位置から本係止位置に移動することで抜け止めするスペーサと、前記リアハウジングの後面側に組み付けられると共に、後壁部の内面側に備えられたマットシールにより前記端子から後方へ延びる電線をシールするシールハウジングとで構成されたコネクタであって、
    前記フロントハウジングの前壁部の後方にフード部を形成し、前記リアハウジングの前面両側に保持部をそれぞれ形成し、この両側の保持部間に前記スペーサを前記仮係止位置と前記本係止位置とに切り換え自在に保持し、前記スペーサ及び前記リアハウジングを前記フロントハウジングのフード部内に後方より嵌め込んで組み付け自在にし、当該スペーサ及びリアハウジングを前記フロントハウジングのフード部内に嵌め込む途中で、前記リアハウジングの両側の保持部にそれぞれ形成された仮係止用のガイド及び本係止用のガイドと前記スペーサの両側にそれぞれ形成された仮係止用のガイド及び本係止用のガイドとを介して前記スペーサを前記本係止位置から前記仮係止位置に切り換え自在にし、かつ、前記リアハウジングの後面側に設けられた連結手段を介して前記シールハウジングを前記スペーサ及びリアハウジングの組み付け方向と同方向から組み付け自在にしたことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記リアハウジングの両側の保持部に仮係止と本係止兼用のガイドをそれぞれ複数形成し、かつ、前記スペーサの両側に仮係止と本係止兼用のガイドをそれぞれ複数形成し、前記保持部の最下段に形成されたガイドを他の位置のガイドより前方に突出させる一方、前記スペーサの最下段に形成されたガイドの後方に傾斜部を形成し、前記保持部の最下段のガイドの先端が前記スペーサの最下段のガイドの傾斜部を押圧することで、前記スペーサ及び前記リアハウジングを前記フロントハウジングのフード部内に嵌め込む途中で、前記スペーサを前記本係止位置から前記仮係止位置に切り換えるようにしたことを特徴とするコネクタ。
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