JP2012069409A - 照明器具 - Google Patents

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Yuki Shirakawa
友樹 白川
Tadashi Murakami
忠史 村上
Masanori Ishiwatari
正紀 石渡
Hiroyuki Sekii
広行 関井
Tatsukiyo Uchida
達清 内田
Tetsuya Nishi
哲也 西
Hiromichi Shibazaki
弘道 柴▲崎▼
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Abstract

【課題】光の照射方向を可変にした照明器具において、照射方向を変化させる際の変化幅を大きくすることができ、また、照射方向を変化させるスピードを高める。
【解決手段】照明器具1は、光の進行方向を変化させる光学系部材2と、光の照射方向を変化させることができる可変配光光源3と、を備える。可変配光光源3は、光を出射する発光部4を含む。可変配光光源3は、発光部4から出射された光の照射方向を変化させて光学系部材2に照射する。光学系部材2により、可変配光光源3からの光の照射方向の変化幅を光学的により大きくすることができる。また、可変配光光源3からの光の照射方向の変化幅が小さくても、光学系部材2からの光の照射方向を大きく変化させることができるので、照射方向を変化させるスピードを高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光の照射方向を可変にした照明器具に関する。
従来から、モータを用いて照明器具の向きを変化させ、光の照射方向を可変にしたスポットライトが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、頂角可変プリズム(バリアングルプリズム)又は液体レンズを用いて光を屈折させることにより、光の照射方向を可変にした照明器具が知られている(例えば、特許文献2及び3参照)。また、マイクロミラーアレイを用いて光の照射方向を可変にした照明器具が知られている(例えば、特許文献4参照)。また、レンズ又は反射板を移動又は回転させることにより光の照射方向を可変にした照明器具が知られている(例えば、特許文献5、6及び7参照)。
特開平7−57502号公報 特開2005−317879号公報 特開2008−158247号公報 特開2004−210125号公報 特開2008−135345号公報 特開2008−284939号公報 特開平5−182504号公報
上記のように、モータを用いて照明器具の向きを変化させる構成においては、構造上、照明器具の可変範囲に限界があるため、照射方向を大きく変化させることが難しい。しかも、モータを用いて照明器具ごと向きを変えるため、瞬時に照射方向を変化させることが難しい。また、頂角可変プリズム等を用いた照明器具においては、頂角可変プリズム等に用いられる材料の屈折率の大きさに限界があるため、照射方向を大きく変化させることが難しい。また、マイクロミラーアレイを用いた照明器具においては、マイクロミラーアレイの振れ幅が略±10度であるため、照射方向を大きく変化させることが難しい。レンズ又は反射板を用いた照明器具においても、上記と同様に、照射方向を大きく変化させることが難しく、また、構造上、照射方向を瞬時に変化させることが難しい。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、光の照射方向を可変にした照明器具において、照射方向を変化させる際の変化幅を大きくすることができ、また、照射方向を変化させるスピードを高めることができる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の照明器具は、発光部から出射された光の照射方向を変化させることができる可変配光光源と、前記可変配光光源から照射された光が入射され、この光の照射方向の変化幅を大きくする光学系部材と、を備えたことを特徴とする。
この照明器具において、前記可変配光光源は、前記発光部の向きを切替自在とする駆動系を有することが好ましい。
この照明器具において、前記可変配光光源は、前記発光部から出射された光が入射されて、その光を屈折させる屈折部材を有し、この屈折部材の移動により光の進行方向を可変とすることが好ましい。
この照明器具において、前記可変配光光源は、前記発光部から出射された光が入射されて、その光を反射させる反射部材を有し、この反射部材の移動により光の進行方向を可変とすることが好ましい。
この照明器具において、前記光学系部材は、前記発光部から出射された光を、所定の照射範囲内で繰り返し走査することが好ましい。
本発明に係る照明器具によれば、光学系部材により、可変配光光源からの光の照射方向の変化幅を光学的により大きくすることができる。また、可変配光光源からの光の照射方向の変化幅が小さくても、光学系部材からの光の照射方向を大きく変化させることができるので、照射方向を変化させるスピードを高めることができる。
本発明の一実施形態に係る照明器具の斜視図。 (a)は同照明器具の光学系部材として凹レンズを用いた例を示す斜視図、(b)は同光学系部材として凸面反射鏡を用いた例を示す斜視図。 (a)同照明器具の発光部の例を示す側面図、(b)は同発光部の別の例を示す側面図。 駆動系を有する可変配光光源の断面図。 同照明器具の動作原理を示す斜視図。 (a)〜(c)は凹レンズを有する可変配光光源の動作原理を示す側面図、(d)〜(f)は凸レンズを有する可変配光光源の動作原理を示す側面図。 頂角可変プリズムを有する可変配光光源の断面図。 (a)及び(b)は頂角を変化させて同頂角可変プリズムに光を入射させたときの断面図。 液体レンズを有する可変配光光源の断面図。 同液体レンズの拡大断面図。 同液体レンズの第2の電極の平面図。 (a)及び(b)は電圧印加時に同液体レンズに光を入射させたときの断面図。 液晶レンズを有する可変配光光源の断面図。 同液晶レンズの拡大断面図並びに実効複屈折率及び印加電圧の位置的な変化を示す図。 (a)及び(b)は同液晶レンズの透明電極の配置を示す平面図。 (a)及び(b)は電圧印加時に同液晶レンズに光を入射させたときの断面図及び同位置的な変化を示す図。 (a)〜(c)は反射板を有する可変配光光源の動作原理を示す側面図、(d)〜(f)は凸面反射鏡を有する可変配光光源の動作原理を示す側面図。 同照明器具における光の走査方法を示す斜視図。 同照明器具による光の走査により実現される照射パターンの別の例を示す図。
以下、本発明の一実施形態に係る照明器具について図1乃至図5を参照して説明する。図1に示すように、照明器具1は、光の進行方向を変化させる光学系部材2と、光の照射方向を変化させることができる可変配光光源3と、を備える。可変配光光源3は、光を出射する発光部4を含む。光学系部材2及び可変配光光源3は、互いに所定の間隔隔てて対向するように、例えば照明装置1の筐体内に配置されている。可変配光光源3は、発光部4から出射された光を光学系部材2に照射する。光学系部材2に照射された光は、光学系部材2に入射され、光学系部材2により進行方向を変化される。光学系部材2により変化される光の進行方向の変化の大きさ(以下、変化幅という)αは、光路L1,L2で示すように、可変配光光源3による光の照射方向の変化幅αよりも大きい。
光学系部材2には、図2(a)に示すように凹レンズ2Aを用いた例と、図2(b)に示すように凸面反射鏡2Bを用いた例とがある。凹レンズ2A又は凸面反射鏡2Bは、可変配光光源3から照射された光の照射方向の変化幅を大きくする。それにより、凹レンズ2A又は凸面反射鏡2Bにより変化される光の進行方向の変化幅αは、光路L3〜L6で示すように、可変配光光源3による光の照射方向の変化幅αよりも大きくなる。
光学系部材2は、例えば複数のレンズ、複数の反射板又は複数のレンズと複数の反射板とが組み合わされることにより構成されてもよい。レンズは、例えばアクリル若しくはポリカーボネイト等の樹脂又はガラス等が成形されることにより形成されてもよい。反射板は、例えばアルミ板を絞り加工することにより形成されてもよい。
発光部4は、光源と、光源から出射された光を集光する集光部材とを含む。図3(a),(b)は、発光部4の例を示す。図3(a)に示す例は、光源として発光ダイオード5を用い、集光部材として集光レンズ6を用いている。発光ダイオード5から出射された光は、集光レンズ6に集光される。図3(b)に示す例は、光源として高輝度放電灯7を用い、集光部材として集光反射板8を用いている。高輝度放電灯7から出射された光は、集光反射板8により集光されて反射される。
光源として、発光ダイオード又は高輝度放電灯に代えて、例えば白熱電球、ハロゲン電球又は蛍光灯を用いてもよい。集光レンズは、例えばアクリル若しくはポリカーボネイト等の樹脂又はガラス等が成形されることにより形成されてもよい。集光反射板は、例えばアルミ板を絞り加工することにより形成されてもよい。なお、発光部4には、光源を点灯する点灯回路が設けられる。図3(a),(b)には、可変配光光源3として備える配光のための駆動系を図示していない。
図4は、可変配光光源3の一例を示す。図4に示すように、この可変配光光源3は、発光部4と、発光部4の向きを切替自在とする駆動系9とを有する。駆動系9は、第1のモータ10と、第2のモータ11と、モータ回転を伝達するギア列等を含む。第1のモータ10の回転が垂直軸12を介して垂直軸12回りの回転に変換される。その結果、発光部4が垂直軸12回りに回転する。
さらに、この垂直軸12上に設けられた第2のモータ11の回転が水平軸13,14を介して水平軸13,14回りの回転に変換される。その結果、発光部4が水平軸14回りに回転する。このような構成により、発光部4から出射された光の照射方向を自在に変化させることができる。可変配光光源3の配光用の構成は、この例の駆動系9に限られず、後述するような屈折部材又は反射部材を用いてもよい。可変配光光源3による照射方向の制御は、使用者によるスイッチの操作に基いて行われてもよく、予め設定された照射方向の変化パターンに基いて行われてもよく、また、センサによる信号に基いて行われてもよい。
上記のように構成された照明器具1の動作について図5を参照して説明する。可変配光光源3の可動部により光の照射方向が変化され、その光が光学系部材2に照射されると、光学系部材2は光の進行方向を可動部を用いることなく光学的に変化させる。そのため、光学系部材2による光の進行方向の変化幅が、光路L7,L8で示すように、可変配光光源3による光の照射方向の変化幅よりも大きくなる。
このように、本実施形態の照明器具1によれば、光学系部材2により、可変配光光源3からの光の照射方向の変化幅を光学的により大きくすることができる。また、可変配光光源3からの光の照射方向の変化幅が小さくても、光学系部材2からの光の照射方向を大きく変化させることができるので、照射方向を変化させるスピードを高めることができる。
次に、上記可変配光光源3の変形例について図6乃至図16を参照して説明する。変形例に係る可変配光光源3は、発光部4と、発光部4から出射された光を屈折させ、かつ、その屈折方向を可変できるようにする駆動系を持つ屈折部材(15,16,17等)とを有する。屈折部材として、例えば凹レンズ、凸レンズ、頂角可変プリズム、液体レンズ又は液晶レンズが用いられる。以下、屈折部材として、これらを用いた可変配光光源3について順に説明する。
図6(a)〜(c)は、屈折部材として凹レンズ15を用いた可変配光光源3を示す。この可変配光光源3において、凹レンズ15は、駆動系としての、例えばxyステージ(図示せず)により移動される。図6(a)は、発光部4が凹レンズ15の一端近傍に対向している状態を示す。発光部4から出射された光が、光路L9で示すように、一方向に屈折される。図6(b)は、発光部4が凹レンズ15の中央部に対向している状態を示す。発光部4から出射された光の照射方向は、光路L10で示すように、変化されない。図6(c)は、発光部4が凹レンズ15の他端近傍に対向している状態を示す。発光部4から出射された光が、光路L11で示すように、他方向に屈折される。このように、凹レンズ15を移動させることにより、発光部4から出射された光の照射方向を変化させることができる。
図6(d)〜(f)は、屈折部材として凸レンズ16を用いた可変配光光源3を示す。この可変配光光源3において、凸レンズ16は、例えば2軸回転機構(図示せず)により回転される。図6(d)は、凸レンズ16の光入射面16aと発光部4の光出射面4aとが所定の角度φをなす状態を示す。発光部4から出射された光が、光路L12で示すように、一方向に屈折される。図6(e)は、凸レンズ16の光入射面16aと発光部4の光出射面4aとが平行な状態を示す。発光部4から出射された光の照射方向は、光路L13で示すように、変化されない。図6(f)は、凸レンズ16の光入射面16aと発光部4の光出射面4aとが所定の角度−φをなす状態を示す。発光部4から出射された光が、光路L14で示すように、他方向に屈折される。このように、凸レンズ16を回転させることにより、発光部4から出射された光の照射方向を変化させることができる。
図7及び図8(a),(b)は、屈折部材として頂角可変プリズム17を用いた可変配光光源3を示す。図7に示すように、この可変配光光源3においては、発光部4から出射された光の照射方向が、頂角可変プリズム17により変化される。頂角可変プリズム17は、所定の隙間を設けて対向させた一対の透明基板18と、一対の透明基板18の周縁部を接続する蛇腹19と、一対の透明基板18と蛇腹19とにより形成される空間内に密封される高屈折率液体20と、を含む。蛇腹19は、保持枠21により透明基板18に保持される。透明基板18として、例えばガラス板を用いてもよい。蛇腹19として、例えばポリエチレンを成形したものを用いてもよい。高屈折率液体20として、例えばシリコーンオイルを用いてもよい。
対向する透明基板18が平行であるとき、頂角可変プリズム17は、プリズムとして機能しない。その結果、発光部4から出射された光の照射方向は、光路L15で示すように、変化されない。
図8(a),(b)は、頂角可変プリズム17の対向する透明基板18が非平行な状態を示す。このとき、対向する透明基板18が成す角度θ(プリズムの頂角)が、駆動系としての例えば電磁式アクチュエータ又は圧電素子アクチュエータ(図示せず)により変化される。それにより、透明基板18の光入射面及び光出射面の少なくとも一方の成す角度が変更される。その結果、頂角可変プリズム17はプリズムとして機能するため、発光部4から出射された光の照射方向が変化される。なお、プリズムの頂角θの大きさは、電磁式アクチュエータの駆動により変化させることができる。
図8(a)は、蛇腹19の一方を圧縮又は他方を伸張させて、対向する透明基板18が非平行な状態を示す。頂角可変プリズム17は、プリズムとして機能し、発光部4から出射された光を、光路L16で示すように、一方向に屈折させる。図8(b)は、蛇腹19の一方を伸張又は他方を圧縮させて、対向する透明基板18が非平行な状態を示す。頂角可変プリズム17は、プリズムとして機能し、発光部4から出射された光を、光路L17で示すように、他方向に屈折させる。
図9乃至図12(a),(b)は、屈折部材として、液体レンズ22を用いた可変配光光源3を示す。図9に示すように、この可変配光光源3においては、液体レンズ22に電圧が印加されることにより、発光部4から出射された光の照射方向を変化させることができる。電圧が印加されないとき、発光部4から出射された光の照射方向は、光路L18で示すように、変化されない。すなわち、液体レンズ22は、駆動系を内蔵している。
図10は、液体レンズ22の構成を示す。液体レンズ22は、導電性液体23と、絶縁性液体24と、環状の第1の電極25と、環状の第2の電極26と、導電性液体23と絶縁性液体24との周囲に設けられた絶縁体27と、それらを収容する透明ケース28と、を含む。導電性液体23として、導電性を有する水溶液等の液体又はイオン成分が付加されることにより導電性を有する液体が用いられる。絶縁性液体24として、導電性液体23と異なる屈折率を有し、導電性液体23と混合しない液体が用いられる。それにより、導電性液体23と絶縁性液体24とは、互いに分離した状態で保持され、導電性液体23と絶縁性液体24との間に界面29が形成される。なお、絶縁性液体24として、例えばシリコーンオイルを用いてもよい。図11は、第2の電極26の平面図を示す。第2の電極26は、略均等に分割された4つの第2の電極部26a〜26dにより構成される。
図12(a)は、第1の電極25と第2の電極部26aとの間に電圧が印加された状態を示す。絶縁体27の表面の濡れ性が変化すること(エレクトロウェッティング現象)により、界面29と絶縁体27との成す角度が変化する。その結果、界面29が一方に傾斜した形状となり、発光部4から出射された光は、光路L19で示すように、一方向に屈折される。図12(b)は、第1の電極25と第2の電極部26cとの間に電圧が印加された状態を示す。界面29が他方に傾斜した形状となり、発光部4から出射された光は、光路L20で示すように、他方向に屈折される。このように、電圧が印加される第2の電極部26a〜26dを選択することにより、界面29の傾斜方向を変化させ、発光部4から出射された光の照射方向を任意の方向に変化させることができる。なお、発光部4から出射された光を屈折させる角度の大きさは、印加電圧の大きさにより変化させることができる。
図13乃至図16(a),(b)は、屈折部材として、液晶レンズ30を用いた可変配光光源3を示す。図13に示すように、この可変配光光源3においては、液晶レンズ30に電圧が印加されることにより、発光部4から出射された光の照射方向が変化される。電圧が印加されないときは、発光部4から出射された光の照射方向は、光路L21で示すように、変化されない。液晶レンズ30は、駆動系を内蔵している。
図14は、液晶レンズ30の構成並びに後述する液晶層の実効複屈折率及び印加電圧の位置的な変化を示す。液晶レンズ30は、複数の透明電極31が配置された一対の透明基板32と、一対の透明基板32間に封入された液晶層33と、液晶層33の周囲を囲むシール材34と、偏光子35と、を含む。透明電極31として、例えばITO(酸化インジウム錫)を用いてもよい。透明電極31の表面には、配光膜が形成されている。配光膜として、例えばポリイミド膜を用いてもよい。ポリイミド膜には、配光処理が施されている。配光処理は、液晶分子を所定の角度にチルトさせて、電圧無印加の状態で所定の方向に整列配光させるための処理である。透明基板32として、例えばガラス基板を用いてもよい。
透明電極31への電圧の印加により液晶層33の各部に電圧Vが印加されると、液晶層33の各部の実効複屈折率Δnが変化する。実効複屈折率Δnは、照射された光が実効的に影響を受ける複屈折率である。図14のグラフの横軸は液晶レンズ30内の水平方向に沿った位置座標xであり、縦軸は印加電圧V又は実効複屈折率Δnである。実効複屈折率Δnは、液晶分子の傾きに応じて変化し、液晶分子の傾きは、電圧Vに応じて変化する。
例えば、x方向に沿って液晶レンズ30の一端から他端に漸増するように電圧Vが印加されたとき、液晶分子の傾きも一端から他端に漸増する。この液晶分子の傾きに応じて、実効複屈折率Δnは液晶レンズ30の一端から他端に漸減する。なお、厳密には、電圧Vは、複数の透明電極31の配置に応じて階段状に印加され、実効複屈折率Δnも階段状に変化するが、それぞれ曲線又は直線で近似される。
図15(a)は、複数の透明電極31の各々が、短冊状に形成されて透明基板32上に並べて配置された状態を示す。このとき、実効複屈折率Δnの位置的な変化は一方向となる。図15(b)は、複数の透明電極31の各々が、透明基板32上にマトリックス状に並べて配置された状態を示す。このとき、実効複屈折率Δnは、平面上の任意の方向に変化させることができる。それにより、発光部4から出射された光を任意の方向に屈折させることができる。
図16(a)は、図14のときと同じ位置的な変化をする電圧Vが、透明電極31に印加された状態を示す。実効複屈折率Δnの位置的な変化は、図14のときと同じになる。その結果、発光部4から出射された光は、光路L22で示すように、一方向に屈折される。図16(b)は、図14のときと逆の位置的な変化をする電圧Vが、透明電極31に印加された状態を示す。実効複屈折率Δnの位置的な変化は、図14のときと逆になる。その結果、発光部4から出射された光は、光路L23で示すように、他方向に屈折される。このように、透明電極31に印加される電圧Vを変化させて、実効複屈折率Δnを位置的に変化させることにより、発光部4から出射される光の照射方向を連続的に変化させることができる。
次に、可変配光光源3の別の変形例について図17を参照して説明する。別の変形例に係る可変配光光源3は、発光部4と、発光部4から出射された光を反射させ、かつ、その反射方向を可変できるようにする駆動系を持つ反射部材(36,37)とを有する。反射部材として、例えば反射板又は凸面反射鏡が用いられる。
図17(a)〜(c)は、反射部材として、反射板36を用いた可変配光光源3を示す。この可変配光光源3においては、反射板36が、駆動系としての、例えば2軸回転機構(図示せず)により回転される。図17(a)は、反射板36の光反射面36aと発光部4の光出射面4aとが、所定の角度φ1をなす状態を示す。発光部4から出射された光は、光路L24で示すように、一方向に反射される。図17(b)は、反射板36の光反射面36aと発光部4の光出射面4aとが、φ1よりも小さい所定の角度φ2をなす状態を示す。発光部4から出射された光は、光路L25で示すように、発光部4からの光の出射方向に対して略直角に反射される。図17(c)は、反射板36の光反射面36aと発光部4の光出射面4aとが、φ2よりも小さい所定の角度φ3をなす状態を示す。発光部4から出射された光は、光路L26で示すように、他方向に反射される。このように、反射板36を回転させることにより、発光部4から出射された光の照射方向を変化させることができる。
図17(d)〜(f)は、反射部材として、凸面反射鏡37を用いた可変配光光源3を示す。この可変配光光源3においては、凸面反射鏡37は、例えばxyステージ(図示せず)により移動される。図17(d)は、発光部4が凸面反射鏡37の一端近傍に対向している状態を示す。発光部4から出射された光が、光路L27で示すように、一方向に反射される。図17(e)は、発光部4が凸面反射鏡37の中央部に対向している状態を示す。発光部4から出射された光は、光路L28で示すように、発光部4からの光の出射方向に対して略直角に反射される。図17(f)は、発光部4が凸面反射鏡37の他端近傍に対向している状態を示す。発光部4から出射された光が、光路L29で示すように、他方向に屈折される。このように、凸面反射鏡37を移動させることにより、発光部4から出射された光の照射方向を変化させることができる。なお、上記の反射板36又は凸面反射鏡37に代えて、マイクロミラー素子が2次元的に配置されたマイクロミラーアレイを用いてもよい。マイクロミラー素子は、例えば略10μmの可動ミラーを有する。
上述した屈折部材又は反射部材を有する可変配光光源3と光学系部材2とが組み合わされることにより、光学系部材2により、可変配光光源3からの光の照射方向の変化幅を光学的により大きくすることができる。また、可変配光光源3からの光の照射方向の変化幅が小さくても、光学系部材2からの光の照射方向を大きく変化させることができるので、照射方向を変化させるスピードを高めることができる。
以上に述べた各種実施形態の照明器具は、発光部4から出射された光を、所定の照射範囲内で繰り返し走査してもよい。このような照明器具1の光の走査方法について、図18及び図19を参照して説明する。図18に示すように、照明器具1と照射面38とが対向するように配置される。その状態で、発光部4から出射された光の照射方向を変化させ、発光部4から出射された光を、光学系部材2の矩形の照射範囲R1内で繰り返し高速で走査させる。発光部4から出射された光の照射方向の変化幅が光学系部材2により拡大されるので、光学系部材2から照射された光が、照射面38上における照射範囲R1よりも大きい照射範囲R2内で繰り返し高速で走査される。
このように、光学系部材2から照射された光が、照射範囲R2内で繰り返し高速で走査されると、使用者は、光学系部材2から照射された光のちらつきが見え難くなり、照射範囲R2全体が光っているように見える。それにより、照射面38上に矩形の照射パターンが実現される。なお、図19に示すように、照射範囲R1,R2は、例えば三角形等の任意の形状でもよい。光の走査スピードは、例えば、発光部4から出射された光を、照射範囲R1内で1秒間に100回走査させるスピードでもよい。
このような照明器具1によれば、光学系部材2により光の照射方向の変化幅が大きくなるので、発光部4から出射された光の照射方向の変化幅が小さくてよい。したがって、発光部4から出射された光を照射範囲R1内で高速で走査させることができ、光学系部材2から照射された光を照射範囲R2内で高速で走査させることができる。また、発光部4から出射された光を照射範囲R1内で高速で走査させることにより、光学系部材2から照射された光のちらつきが見え難くなり、照射面38上に任意の照射パターンを実現させることができる。
本発明は上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変更が
可能である。例えば、屈折部材として、上記の構成に限られず、光を屈折させることができる種々の屈折レンズを用いることができる。また、反射部材として、光を反射させることができる種々の反射レンズを用いることができる。
1 照明器具
2 光学系部材
2A 凹レンズ(光学系部材)
2B 凸面反射鏡(光学系部材)
3 可変配光光源
4 発光部
9 駆動系
15 凹レンズ(屈折部材)
16 凸レンズ(屈折部材)
17 頂角可変プリズム(屈折部材)
22 液体レンズ(屈折部材)
30 液晶レンズ(屈折部材)
36 反射板(反射部材)
37 凸面反射鏡(反射部材)
L1〜L29 光路
R1,R2 照射範囲

Claims (5)

  1. 発光部から出射された光の照射方向を変化させることができる可変配光光源と、
    前記可変配光光源から照射された光が入射され、この光の照射方向の変化幅を大きくする光学系部材と、を備えたことを特徴とする照明器具。
  2. 前記可変配光光源は、前記発光部の向きを切替自在とする駆動系を有することを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記可変配光光源は、前記発光部から出射された光が入射されて、その光を屈折させる屈折部材を有し、この屈折部材の移動により光の進行方向を可変とすることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  4. 前記可変配光光源は、前記発光部から出射された光が入射されて、その光を反射させる反射部材を有し、この反射部材の移動により光の進行方向を可変とすることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  5. 前記光学系部材は、前記発光部から出射された光を、所定の照射範囲内で繰り返し走査することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の照明器具。
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