JP2012068866A - 端末装置、出力システムおよびプログラム - Google Patents

端末装置、出力システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】取得した指示に応じて、記録媒体に画像を形成したり、記録媒体に加工を施したりする画像形成装置の機能に応じた指示を生成することを目的とする。
【解決手段】制御部は、記憶部に機能構成情報が記憶されているか否かを判断する(ステップS201)。制御部は、機能構成情報が記憶されていないと判断すると(ステップS201;NO)、画像の出力指示、共通構成部に設定するパラメータ、画像データ、及び利用者IDを含んだ出力指示情報を生成する(ステップS207)。一方、制御部は、機能構成情報が記憶されていると判断すると(ステップS201;YES)、画像データ、利用者ID、共通構成部に設定するパラメータ、および個別構成部に設定するパラメータを含んだ出力指示情報を生成する(ステップS204)。そして、制御部は、生成された出力指示情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS205)。
【選択図】図7

Description

本発明は端末装置、出力システムおよびプログラムに関する。
特許文献1には、出力先プリンタを指定することなく印刷要求を送信する印刷クライアント端末と、その印刷要求から印刷ジョブを生成しプリントキューに格納するプリントサーバと、ユーザがプリンタのUI操作により印刷先を指定し、指定されたプリンタがプリントサーバに格納されている印刷ジョブを取得することで印刷処理を実行する技術について開示されている。
特開2005−202723号公報
本発明は、端末装置からサーバ装置へ画像の出力指示を送り、サーバ装置に蓄積された出力指示を機種の異なる複数の画像形成装置で取得して画像出力を行なう場合に、出力指示を取得する画像形成装置の機種に固有の機能を利用するためのパラメータを画像形成装置へ送ることを可能にすることを目的とする。
本発明の請求項1に係る端末装置は、画像の出力を指示する出力指示情報を送信する送信手段と、前記送信手段から送信された出力指示情報を取得して画像の出力を行った画像形成装置から送信される情報であって、当該画像形成装置の機種に固有の機能を表す機能構成情報を取得する第1取得手段と、前記第1取得手段で取得した機能構成情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された機能構成情報が表す機能を利用するためのパラメータを取得する第2取得手段と、前記第2取得手段で取得されたパラメータを含む前記出力指示情報を生成する出力指示生成手段とを備える。
本発明の請求項2に係る端末装置は前記第1取得手段で取得した機能構成情報を前記記憶手段に記憶させるか否かを指示入力させる入力手段を備え、前記入力手段で前記機能構成情報を前記記憶手段に記憶させる旨の入力がなされると、前記記憶手段に前記機能構成情報を記憶し、前記入力手段で前記機能構成情報を前記記憶手段に記憶させない旨の入力がなされると、前記記憶手段に前記機能構成情報を記憶しない構成を有する。
本発明の請求項3に係る端末装置は前記記憶手段に記憶されている機能構成情報が表す第1画像形成装置の機能を利用できるか否かを判断する判断手段を備え、前記判断手段が前記第1画像形成装置の機能を利用できないと判断した場合には、前記記憶手段は前記第1取得手段が取得した第2画像形成装置の機能構成情報を記憶しない構成を有する。
本発明の請求項4に係る出力システムは、サーバ装置と、前記サーバ装置と通信を行なう1以上の端末装置と、前記サーバ装置と通信を行なう1以上の画像形成装置とを備え、前記端末装置は、画像の出力を指示する出力指示情報を送信する第1送信手段と、前記出力指示情報を取得して画像の出力を行った画像形成装置から送信される情報であって、当該画像形成装置の機種に固有の機能を表す機能構成情報を取得する第1取得手段と、前記第1取得手段で取得した機能構成情報を記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された機能構成情報が表す機能を利用するためのパラメータを取得する第2取得手段と、前記第2取得手段で取得されたパラメータを含む前記出力指示情報を生成する出力指示生成手段を備え、前記サーバ装置は、前記第1送信手段から送信された前記出力指示情報を記憶する第2記憶手段を備え、前記画像形成装置は、前記第2記憶手段に記憶された前記出力指示情報を取得する第3取得手段と、前記第3取得手段が取得した前記出力指示情報に含まれたパラメータに応じた画像の出力を行ない、当該画像形成装置の機種に固有である出力手段と、前記出力手段の機能を表す機能構成情報を記憶する第3記憶手段と、前記第3記憶手段に記憶された前記機能構成情報を送信する第2送信手段とを備える構成を有する。
本発明の請求項5に係るプログラムは、コンピュータを、画像の出力を指示する出力指示情報を送信する送信ステップと、前記送信ステップにおいて出力された出力指示情報を取得して画像の出力を行った画像形成装置から送信される情報であって、当該画像形成装置の機種に固有の機能を表す機能構成情報を取得する第1取得ステップと、前記第1取得ステップにおいて取得した機能構成情報を記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップにおいて記憶された機能構成情報が表す機能を利用するためのパラメータを取得する第2取得ステップと、前記第2取得ステップにおいて取得されたパラメータを含む前記出力指示情報を生成する出力指示生成ステップとして機能させるための構成を有する。
請求項1、4、5に記載の構成によれば、端末装置からサーバ装置へ画像の出力指示を送り、サーバ装置に蓄積された出力指示を機種の異なる複数の画像形成装置で取得して画像出力を行ない、画像出力を行った画像形成装置の機種に固有の機能を利用するためのパラメータを含む出力指示情報を生成することができる。
請求項2に記載の構成によれば、画像出力を行った画像形成装置から送信される情報を端末装置が記憶するか否かを指示入力することができる。
請求項3に記載の構成によれば、出力指示を取得する画像形成装置の機種に固有の機能を利用するためのパラメータを画像形成装置へ送ることができる。
本発明の一実施形態に係る出力システムの全体構成を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 記憶部に記憶された機能構成情報の一例を示す図である。 端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 出力システムが行なう一連の処理を示すシーケンスチャートである。 出力指示情報を生成する処理を示すフローチャートである。 入力画面の一例を示す図 記憶処理の動作を示すフローチャートである。 変形例に係る入力画面の一例を示す図
(1)構成
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る出力システム4の全体構成を示す図である。
出力システム4は、画像形成装置1A,1B、サーバ装置2、複数の端末装置3および通信回線NWを備えている。通信回線NWは、情報を伝達するLAN(Local Area Network)などの回線であり、画像形成装置1A,1B、サーバ装置2および複数の端末装置3がそれぞれ接続されている。以下の説明において、画像形成装置1A,1Bのそれぞれを区別する必要がない場合には末尾のA,Bの符号を付すのを省略する。なお、出力システム4を構成する各装置の台数は、図1に示された台数に限られるものではない。
(画像形成装置1の構成)
次に、画像形成装置1の構成について説明する。画像形成装置1は、電子写真方式またはインクジェット方式で記録用紙などの記録媒体に画像を形成するプリント処理や、記録媒体に対して加工を施す後処理を行なう装置である。なお、以降の説明において、プリント処理および後処理のそれぞれを区別する必要がない場合には出力処理と称する。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示したように、画像形成装置1は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15および画像形成部16を備えている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備えており、CPUがROMや記憶部12に記憶されているプログラムを実行することによって画像形成装置1の各部を制御する。操作部13は、画像形成装置1を操作するための複数の操作子を備えており、利用者の操作を受け付けてその操作に応じた信号を制御部11に供給する。表示部14は、例えば液晶ディスプレイを備えており、制御部11から供給される情報に基づいて画像を表示する。通信部15は、通信回線NWに接続されており、通信回線NWに接続されている他の装置との間で情報の送受信を行なう。
画像形成部16は、出力処理を行なう機能を備えている。出力処理を行なう機能は、共通構成部161と個別構成部162に大別される。まず、共通構成部161A,161Bは、画像形成に係る基本的な機能を備えており、それぞれ共通する機能を備えている。本実施形態においては、Black(K)の色でプリントするための黒画像形成機能が、共通構成部161A,161Bに共通する機能である。
次に、画像形成装置1Aが有する機能が個別構成部162Aに設けられ、画像形成装置1Aとは異なる機種である画像形成装置1Bが有する固有の機能が個別構成部162Bに設けられている。例えば、画像形成装置1Aと画像形成装置1Bは異なる機種であり、画像形成装置1Aが、カラー画像形成機能、両面機能、綴じ機能および穴あけ機能を有している場合、これらの機能が個別構成部162Aに設けられている。また、画像形成装置1Bが、カラー画像形成機能および両面機能を有している場合、これらの機能が個別構成部162Bに設けられている。なお、カラー画像形成機能は、Black(K)、Yellow(Y)、Magenta(M)、Cyan(C)の色でプリント処理を行なうための機能である。両面機能は、記録媒体の両方の面にプリント処理を行なうための機能である。綴じ機能は、紙を綴じるステープラの機能である。穴あけ機能は、記録媒体を綴じる穴をあける機能である。
また、制御部11は、共通構成部161および個別構成部162に備えられた機能の稼働状況を示す情報(以下、稼働情報と称する)を予め決められたタイミングで生成する。この稼働情報とは、例えば、出力処理が行われているか否かを示す情報、自装置が故障しているか否かを示す情報、消耗品(色材、ステープルなど)が不足しているか否かを示す情報を含むものとする。なお、共通構成部161および個別構成部162に備えられた機能は例であり、これに限定されるものではない。
記憶部12は、例えばハードディスク装置を備えており、各種のプログラムや各種の情報を記憶している。この情報には、認証情報と、機能構成情報121とが含まれている。認証情報には、画像形成装置1の利用者を認証するための情報として、利用者を識別するための利用者IDとパスワードとがそれぞれ対応付けられて記述されている。
また、機能構成情報121には、自装置を特定するための情報と、自装置の個別構成部162に備えられている機能を示す機能構成情報が記述されている。図3(a)は、記憶部12Aに記憶された機能構成情報121Aの一例を示す図である。また、図3(b)は、記憶部12Bに記憶された機能構成情報121Bの一例を示す図である。
同図に示すように、機能構成情報121Aには、「自装置特定情報」が「画像形成装置1A」と記述されている。これは、機能構成情報121Aに記述された情報が、個別構成部162Aに設けられた機能に関する情報であることを示している。また、機能構成情報121Aには、「カラー画像形成機能」、「両面機能」、「綴じ機能」、「穴あけ機能」が「あり」と記述されている。これは、画像形成部16Aが、カラー画像形成機能、両面機能、綴じ機能、穴あけ機能を備えていることを示している。一方、機能構成情報121Bには、「自装置特定情報」が「画像形成装置1B」と記述されている。これは、機能構成情報121Bに記述された情報が、個別構成部162Bに設けられた機能に関する情報であることを示している。また、機能構成情報121Bには、「カラー画像形成機能」、「両面機能」が「あり」と記述されており、「綴じ機能」、「穴あけ機能」が「なし」と記述されている。これは、画像形成部16Bが、個別構成部162Bの機能として、カラー画像形成機能、両面機能を備えており、綴じ機能、穴あけ機能を備えていないことを示している。つまり、画像形成装置1の記憶部12は、出力手段の機能を表す機能構成情報を記憶する第3記憶手段の一例として機能する。
(端末装置3の構成)
次に、端末装置3の構成について説明する。図4は、端末装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、端末装置3は、制御部31、記憶部32、操作部33、表示部34および通信部35を備えている。制御部31は、CPU、ROM、RAMを備えており、CPUがROMや記憶部32に記憶されているプログラムを実行することによって端末装置3の各部を制御する。操作部33は、端末装置3を操作するための複数の操作子を備えており、操作者の操作を受け付けてその操作に応じた信号を制御部31に供給する。表示部34は、例えば液晶ディスプレイを備えており、制御部31の制御に応じた画像を表示する。通信部35は、通信回線NWに接続されており、通信回線NWに接続されている他の装置との間で情報の伝達を行なう。
記憶部32は、例えばハードディスク装置を備えており、各種の情報や各種のプログラムを記憶している。例えば、記憶部32には、画像データと機能構成情報321とが記憶されている。画像データには、文字や図形などを示す情報が記述されている。また、機能構成情報321には、画像形成装置1から取得した機能構成情報121が示す情報が記述されている。機能構成情報321には、例えば、図3に示した機能構成情報121が示す情報が記述される。しかし、画像形成装置1から機能構成情報121を取得する前の状態においては、記憶部32は、機能構成情報321を記憶していないものとする。また、記憶部32には、プリンタドライバ322が記憶されている。プリンタドライバ322には、画像データを画像形成装置1が解釈可能な言語で示した情報に変換するための処理手順が記述されている。また、プリンタドライバ322には、変換した後の画像データと、画像形成部16に出力処理を行なわせるための指示とを含んだ情報(以降、出力指示情報と称する)を生成するための処理手順が記述されている。また、プリンタドライバ322には、生成した出力指示情報をサーバ装置2に対して送信する処理手順が記述されている。なお、本実施形態においては、出力指示情報には、出力処理を指示した利用者の利用者IDが含まれるものとする。
(サーバ装置2の構成)
次に、サーバ装置2の構成について説明する。図5は、サーバ装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、サーバ装置2は、制御部21、記憶部22および通信部23を備えている。制御部21は、CPU、ROM、RAMを備えており、CPUがROMや記憶部22に記憶されているプログラムを実行することによってサーバ装置2の各部を制御する。通信部23は、通信回線NWに接続されており、通信回線NWに接続されている他の装置との間で情報の伝達を行なう。記憶部22は、例えばハードディスク装置を備えており、各種の情報や各種のプログラムを記憶している。この情報には、端末装置3から送信された出力指示情報が含まれている。なお、記憶部22に記憶された出力指示情報は、画像形成装置1の制御部11に取得されることになる。
(2)動作
次に、本実施形態に係る出力システム4の動作について説明する。図6は、出力システムが行なう一連の処理を示すシーケンスチャートである。
<端末装置3の記憶部32に機能構成情報321が記憶されていない場合の動作>
利用者が端末装置3の操作部33を操作して画像データの出力を指示すると、制御部31は、プリンタドライバ322を実行して出力指示情報を生成する処理を実施する(ステップS101)。図7は、出力指示情報を生成する処理を示すフローチャートである。まず、制御部31は、記憶部32に機能構成情報321が記憶されているか否かを判断する(ステップS201)。制御部31は、記憶部32に機能構成情報321が記憶されていないと判断すると(ステップS201;NO)、図8(a)に示す入力画面8aを表示部34に表示させる(ステップS206)。図8(a)は、入力画面8aの一例を示す図である。同図に示すように、入力画面8aには、利用者の利用者IDを入力させる項目8a1と、共通構成部161に設定するパラメータを入力させる項目8a2とが設けられている。なお、入力画面8aには、個別構成部162に設定するパラメータが入力される項目が設けられていない。これは、制御部31が、記憶部32に機能構成情報321が記憶されていないと判断したことに基づく。ここで、例えば、利用者の操作部33の操作によって、「利用者ID」に「USER001」、「部数」に「1」、「記録媒体のサイズ」に「A4」、「倍率」に「100%」と入力され、更に「OK」と表記されているボタン8a3が選択されると、制御部31は、画像の出力指示、共通構成部161に設定するパラメータ、画像データ、及び利用者IDを含んだ出力指示情報を生成する(ステップS207)。この出力指示情報は、共通構成部161に対して、A4サイズの記録媒体に、画像データに応じた画像を倍率100%で形成させ、出力する部数を1部とすることを指示している。そして、制御部31は、ステップS207で生成した出力指示情報をサーバ装置2に対して送信する(ステップS205)。つまり、制御部31は、画像の出力を指示する出力指示情報を送信する送信手段の一例として機能する。このように、制御部31は、記憶部32に機能構成情報321が記憶されていないと判断した場合には、個別構成部162に設定するパラメータが入力される項目を入力画面に設けず、個別構成部162に設定するパラメータを含んだ出力指示情報を生成しない。ここで、説明を図6に戻す。
端末装置3から出力指示情報が送信されてくると、サーバ装置2の制御部21は、通信部23を介して受信した出力指示情報を記憶部22に記憶させる(ステップS102)。つまり、記憶部22は、出力指示情報を記憶する第2記憶手段の一例として機能する。
次に、利用者が画像形成装置1の操作部13を操作して自身の認証を指示すると、制御部11は、記憶部12に記憶されているプログラムを実行して利用者を認証する(ステップS103)。この認証は、例えば操作部13から認証のための情報を入力させたり、認証のための情報が記憶されたICカードを読み込ませたりすることで、予め記憶部12に記憶された認証のための情報と一致するか否かを判断する周知の認証技術によって実施されればよい。なお、本実施形態において、この認証のための情報には、少なくとも利用者の利用者IDが含まれているものとする。制御部11は、利用者の認証に成功した場合には(ステップS103;YES)、入力された利用者IDをサーバ装置2に対して送信する(ステップS104)。一方、制御部11は、利用者の認証に失敗した場合には(ステップS103;NO)、利用者IDをサーバ装置2に対して送信せず、再度認証のための情報を入力させる。
画像形成装置1から利用者IDが送信されてくると、サーバ装置2の制御部21は、記憶部22に記憶された出力指示情報の中からこの利用者IDと同じ利用者IDが記述された出力指示情報を抽出する。そして、制御部21は、抽出された出力指示情報を特定するための情報(以降、指示特定情報と称する)の一覧を生成し、その一覧を画像形成装置1に対して送信する(ステップS105)。例えば、ある利用者が画像データの出力を複数回指示した場合には、複数回分の出力指示情報が記憶部22に記憶される。これらの出力指示情報には利用者IDが記述されているから、制御部21は、受信した利用者IDと同じ利用者IDが記述された出力指示情報を抽出して指示特定情報の一覧を生成する。この場合、一覧には複数の指示特定情報が記述されることになる。なお、この指示特定情報には、出力指示情報に含まれている画像データのファイル名やサーバ装置2が出力指示情報を受信した日時などの情報が含まれているものとする。
サーバ装置2から一覧が送信されてくると、画像形成装置1の制御部11は、通信部15を介して受信した一覧を表示部14に表示させる(ステップS106)。利用者は、操作部13を操作することで、表示部14に表示された一覧の中から所望の指示特定情報を選択する。制御部11は、選択された指示特定情報に対応した出力指示情報の取得をサーバ装置2に対して要求する(ステップS107)。画像形成装置1から出力指示情報の取得を要求されると、サーバ装置2の制御部21は、要求に応じた出力指示情報を画像形成装置1に対して送信する(ステップS108)。そして、画像形成装置1の制御部11は、通信部15を介して出力指示情報を受信する。つまり、画像形成装置1の制御部11および通信部15は、第2記憶手段に記憶された出力指示情報を取得する第3取得手段の一例として機能する。制御部11は、この出力指示情報に基づいて画像形成部16を制御することで出力処理を行なう。この出力指示情報には、共通構成部161に設定するパラメータが含まれているが、個別構成部162に設定するパラメータが含まれていない。したがって、制御部11は、共通構成部161に設定するパラメータに基づいて、共通構成部161を制御することで出力処理を行なう。ここでは、図8(a)の入力画面8aで入力されたパラメータ通り、共通構成部161が、A4サイズの記録媒体に画像データに応じた画像を倍率100%で1部数だけ形成する。また、制御部11は、出力処理が正常に実施されたか否かを判断しており、その判断の結果(出力結果と称する)を生成する(ステップS109)。つまり、画像形成装置1の制御部11および画像形成部16は、第2取得手段が取得した出力指示情報に含まれたパラメータに応じた画像の出力を行ない、当該画像形成装置の機種に固有である出力手段の一例として機能する。次に、制御部11は、ステップS109で生成した出力結果と、記憶部12から読み出した自装置の機能構成情報121とをサーバ装置2に対して送信する(ステップS110)。つまり、画像形成装置1の制御部11は、第3記憶手段に記憶された機能構成情報を送信する第2送信手段の一例として機能する。
サーバ装置2の制御部21は、通信部23を介して受信した出力結果と機能構成情報121とを端末装置3に対して送信する(ステップS111)。端末装置3の制御部31は、通信部35を介して受信した出力結果を表示部34に表示させる(ステップS112)。利用者は、表示部34に表示された出力結果を視認することで、出力処理が正常に実施されたことを確認する。また、制御部31は、通信部35を介して受信した機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させるか否かを判断する記憶処理を実施する(ステップS113)。つまり、制御部31は、画像形成装置の機種に固有の機能を表す機能構成情報を取得する第1取得手段の一例として機能する。また、記憶部32は、機能構成情報を記憶する記憶手段の一例として機能する。
なお、制御部31が実施する記憶処理の説明については後述する。
<端末装置3の記憶部32に機能構成情報321が記憶されている場合の動作1>
次に、端末装置3の記憶部32に機能構成情報321が記憶され、記憶された機能構成情報321の内容が、画像データの出力を行なう画像形成装置1に記憶されている機能構成情報121の内容と同じである場合の動作について説明する。なお、記憶部32に機能構成情報321が記憶されていない場合の動作と共通する動作については説明を省略する。
利用者が端末装置3の操作部33を操作して画像データの出力を指示すると、端末装置3の制御部31は、図7のステップS201の処理において、記憶部32に機能構成情報321が記憶されていると判断し(ステップS201;YES)、機能構成情報321を記憶部32から読み出す(ステップS202)。この機能構成情報321には、例えば、図3(a)の機能構成情報121Aと同じ情報が記述されているものとする。この場合、機能構成情報321には、「カラー画像形成機能」、「両面機能」、「綴じ機能」、「穴あけ機能」が「あり」と記述されている。次に、制御部31は、機能構成情報321に記述された情報に基づいて入力画面を表示部34に表示させる(ステップS203)。図8(b)は、入力画面8bの一例を示す図である。同図に示すように、入力画面8bには、利用者の利用者IDを入力させる項目8b1、共通構成部161に設定するパラメータを入力させる項目8b2、および個別構成部162に設定するパラメータを入力させる項目8b3が設けられている。項目8b3は、機能構成情報321に「あり」と記述されている機能のみが表示され、ここでは、機能構成情報321が機能構成情報121Aと同じ内容であるため、「カラー画像形成機能」、「両面機能」、「綴じ機能」、および「穴あけ機能」の項目が設けられている。ここで、利用者の操作部33の操作によって、「利用者ID」に「USER001」、「部数」に「1」、「記録媒体のサイズ」に「A4」、「倍率」に「100%」、「カラー画像形成機能」に「ON」、「両面機能」に「ON」、「綴じ機能」に「OFF」、「穴あけ機能」に「ON」と各パラメータが入力され、更に「OK」と表記されているボタン8b4が選択されると、制御部31は、画像データ、利用者ID、共通構成部161に設定するパラメータ、および個別構成部162に設定するパラメータを含んだ出力指示情報を生成する(ステップS204)。つまり、制御部31は、機能構成情報が表す機能を利用するためのパラメータを取得する第2取得手段と、取得されたパラメータを含む出力指示情報を生成する出力指示生成手段の一例として機能する。そして、制御部31は、ステップS204で生成された出力指示情報をサーバ装置2に対して送信する(ステップS205)。このように制御部31は、記憶部32に機能構成情報321が記憶されている場合には、共通構成部161に設定するパラメータだけでなく、個別構成部162に設定するパラメータも含んだ出力指示情報を生成する。そして、画像形成装置1Aの制御部11Aが、この出力指示情報を取得した場合には、この出力指示情報に含まれた共通構成部161および個別構成部162に設定するパラメータに応じた出力処理を行なう。(図6、ステップS109)。つまり、共通構成部161と個別構成部162は、図8(b)の入力画面8bで入力したパラメータ通り、A4サイズの記録媒体の両面に画像データに応じたカラー画像を倍率100%で1部数だけ形成し、更に、記録媒体を綴じるための穴を記録媒体にあける。この後、ステップS110〜S113の処理が行われる。なお、ステップS113で制御部31が実施する記憶処理の説明については後述する。
<端末装置3の記憶部32に機能構成情報321が記憶されている場合の動作2>
次に、端末装置3の記憶部32に記憶されている機能構成情報321と、画像データの出力を行なう画像形成装置1に記憶されている機能構成情報121の内容が異なっている場合について説明する。なお、記憶部32に機能構成情報321が記憶されていない場合の動作と共通する動作については説明を省略する。
また、以下の説明においては、端末装置3の機能構成情報321には、例えば、図3(a)の機能構成情報121Aと同じ情報が記述されているものとする。
利用者が端末装置3の操作部33を操作して画像データの出力を指示すると、端末装置3の制御部31は、図7のステップS203の処理において、機能構成情報321に記述された情報に基づいて図8(b)に示す入力画面8bを表示部34に表示させる。同図に示すように、利用者ID、共通構成部に対するパラメータ、個別構成部に対するパラメータが利用者により入力され、更に「OK」と表記されているボタン8b4が選択されると、制御部31は、画像データ、利用者ID、共通構成部161に設定するパラメータ及び個別構成部162に設定するパラメータを含んだ出力指示情報を生成するとともに、生成した出力指示情報をサーバ装置2に対して送信する(ステップS204、S205)。
次に、例えば、画像形成装置1Aが使用中であるため、ユーザが、画像形成装置1Bを操作して、この出力指示情報の取得を指示したものとする。この場合、制御部11Bは、この出力指示情報に応じた出力処理を行なう(図6、ステップS109)。しかしながら、画像形成部16Bの個別構成部162Bの構成は、図3の機能構成情報121Bに示されているとおりであり、端末装置3の記憶部32に記憶されている機能構成情報321の内容と機能構成情報121Bの内容は異なっている。このため、端末装置3の制御部31が生成した出力指示情報には、個別構成部162Bが備えていない機能のパラメータが含まれている。例えば、個別構成部162Bには穴あけ機能が備えられていないにも関わらず、上述した動作によって出力指示情報には、「穴あけ機能」について「ON」というパラメータが含まれている。この場合、個別構成部162Bは、穴あけ機能を備えていないから、穴あけ機能に係るパラメータに応じた処理を行なうことができない。画像形成装置1Bの制御部11Bは、処理を行なうことができないパラメータが出力指示情報に含まれていると判断した場合には、処理を行なうことが可能な機能について設定されたパラメータに応じた出力処理を行なう。ここでは、機能構成情報121Bは、「カラー画像形成機能」と「両面機能」が「あり」となっており、「綴じ機能」と「穴あけ機能」が「なし」になっているため、共通構成部161と個別構成部162は、A4サイズの記録媒体の両面に画像データに応じたカラー画像を倍率100%で1部数だけ形成する。
この後、ステップS110〜S113の処理が行われる。なお、ステップS113で制御部31が実施する記憶処理の説明については後述する。
<機能構成情報121を記憶部32に記憶させる時の動作>
次に、端末装置3の制御部31が、通信部35を介して受信した機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させる記憶処理について説明する。
ここで、記憶部32には、利用者によって予め指定された記憶モードが記憶されているものとする。この記憶モードには、「非記憶モード」、「手動記憶モード」および「自動記憶モード」がある。「非記憶モード」は、機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させないモードである。「手動記憶モード」は、利用者の指示に基づいて、機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させるモードである。「自動記憶モード」は、予め決められた条件に基づいて、機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させるモードである。
図9は、記憶処理の動作を示すフローチャートである。
制御部31は、機能構成情報121を受信すると、記憶部32にどの記憶モードが記憶されているかを判断する(ステップS301)。制御部31は、「非記憶モード」が記憶されていると判断した場合には(ステップS301;非記憶モード)、受信した機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させずに記憶処理を終了する(ステップS304)。
また、制御部31は、「手動記憶モード」が記憶されていると判断した場合には(ステップS301;手動記憶モード)、機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させるか否を指示させる画面を表示部34に表示する(ステップS302)。この場合、利用者は、操作部33を操作することで、機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させるか否を指示入力する。つまり、操作部33は、第1取得手段で取得した機能構成情報を記憶手段に記憶させるか否かを指示入力させる入力手段の一例として機能する。制御部31は、利用者から記憶させない旨の指示入力があった場合には(ステップS303;NO)、機能構成情報121を記憶部32に記憶させずに記憶処理を終了する(ステップS304)。一方、制御部31は、利用者から記憶させる旨の指示入力があった場合には(ステップS303;YES)、機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させる(ステップS307)。
制御部31は、「自動記憶モード」が記憶されていると判断した場合には(ステップS301;自動記憶モード)、機能構成情報321が記憶部32に記憶されているか否かを判断する(ステップS305)。制御部31は、機能構成情報321が記憶されていないと判断すると(ステップS305;NO)、受信した機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させて記憶処理を終了する(ステップS310)。一方、制御部31は、機能構成情報321が記憶部32に記憶されていると判断すると(ステップS305;YES)、機能構成情報321の自装置特定情報で特定される画像形成装置1の稼働情報を確認するか否かを判断する(ステップS306)。この稼働情報の確認の対象となる画像形成装置1は、機能構成情報321の自装置特定情報で特定されることから、少なくとも1回以上、端末装置3から出力された出力指示情報に応じた出力処理を行なっていることになり、端末装置3から出力された出力処理情報を、利用者が、この画像形成装置1に取得させる頻度が他の画像形成装置1に比べて高い可能性がある。そこで、この画像形成装置1を「通常利用の画像形成装置1」ということにする。一方、通常利用の画像形成装置1が出力処理を行なえる状況になかったために、暫定的に出力処理を行なった画像形成装置1を「暫定利用の画像形成装置1」ということにする。
なお、稼働情報を確認するか否かは、端末装置3において予め利用者によって設定されており、制御部31は、「稼働情報の確認なし(NO)」が設定されていると判断した場合には(ステップS306;NO)、受信した機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させて記憶処理を終了する(ステップS307)。
例えば、機能構成情報121Aが機能構成情報321として記憶されている状態で機能構成情報121Bを受信した場合、ステップS306でNOと判断されると、機能構成情報121Aに替えて機能構成情報121Bが機能構成情報321として記憶部32に記憶され、画像形成装置1Bが、通常利用の画像形成装置1となる。
一方、制御部31は、「稼働情報の確認あり(YES)」が設定されていると判断した場合には(ステップS306;YES)、通常利用の画像形成装置1の稼働情報を確認することで、暫定利用の画像形成装置1が出力処理を行なったのか否かを判断する(ステップS308)。つまり、制御部31は、記憶手段に記憶されている機能構成情報が表す第1画像形成装置の機能を利用できるか否かを判断する判断手段の一例として機能する。まず、制御部31は、通常利用の画像形成装置1に対して稼働情報を要求する。通常利用の画像形成装置1の制御部11は、自装置の稼働情報を端末装置3に送信する。端末装置3の制御部31は、稼働情報に記述された情報に基づいて、通常利用の画像形成装置1が出力処理を行なえる状況になかったと判断すると(ステップS308;NO)、画像データの出力を行って機能構成情報121を送信した画像形成装置1は暫定利用であったものとして、この画像形成装置1から取得した機能構成情報121を記憶部32に記憶させずに記憶処理を終了する(ステップS309)。これは、暫定利用の画像形成装置1は、利用者が画像の出力を指示する頻度が通常利用の画像形成装置1に比べて低い可能性があるためである。一方、端末装置3の制御部31は、稼働情報に記述された情報に基づいて、通常利用の画像形成装置1が画像の出力を行なえる状況にあったと判断すると(ステップS308;YES)、画像の出力を行なった画像形成装置1は暫定利用ではないものとして、この画像形成装置1から取得した機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させて記憶処理を終了する(ステップS310)。これは、暫定利用ではないと判断された画像形成装置1の個別構成部162に対するパラメータを入力できるように、この画像形成装置1の機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させる必要があると判断したことによる。したがって、この画像形成装置1は、機能構成情報121が機能構成情報321として記憶部32に記憶されることで、通常利用の画像形成装置1となる。
(3)変形例
(変形例1)
機能構成情報121は、例えば画像形成装置1の管理者や利用者によって記憶部12に記述されてもよい。また、画像形成装置1が自装置の構成を検知するような検知機能を備えている場合には、制御部11が、この検知機能によって検知された構成に基づいて生成した機能構成情報121を記憶部12に記憶させてもよい。
(変形例2)
制御部11は、出力指示情報に基づいたプリントおよび後処理が正常に実施されたか否かを示す出力結果を生成し、更に、サーバ装置2に送信していたが、これに限られるものではない。つまり、制御部11は、出力結果をサーバ装置2に送信せずに、例えば表示部14を制御して出力結果を表示させてもよい。
(変形例3)
画像形成装置1に表示部14が備えられていない場合においては、画像形成装置1を操作する利用者が、サーバ装置2から送信された一覧を確認することができない。この場合においては、制御部11は、受信した一覧に含まれた全ての出力指示情報の取得をサーバ装置2に対して要求してもよい。つまり、画像形成装置1は、一覧に含まれた全ての出力指示情報に基づいてプリントおよび後処理を実施してもよい。
(変形例4)
上記実施形態において、画像形成装置1の制御部11は、プリントの都度、機能構成情報121をサーバ装置2に送信していた。しかし、画像形成装置1の制御部11が機能構成情報121を送信するタイミングおよび送信先はこれに限らない。例えば、端末装置3の制御部31が、画像形成装置1に対して機能構成情報121の取得を要求し、画像形成装置1の制御部11が、その要求に応じて、機能構成情報121を端末装置3に送信してもよい。
上述の実施形態において、サーバ装置2の制御部21は、出力結果および機能構成情報121を受信するたびに、それら受信した情報を端末装置3に送信していた。しかし、例えば、端末装置3が電源OFFの状態や通信回線NWに接続されていない状態である場合には、サーバ装置2の制御部21は、端末装置3と通信することができず、受信した情報を送信することができない。この場合、サーバ装置2の制御部21は、受信した情報を記憶部22やRAMなどに一時的に記憶させておき、予め決められた時間の間隔をあけてから再送信してもよい。また、サーバ装置2が、端末装置3と通信可能か否かを検知する機能を備えている場合には、その機能が通信可能と検知した後に再送信してもよい。
(変形例5)
上記実施形態においては、端末装置3の制御部31は、図9に示されたフローチャートに基づいて記憶処理を実施したが、記憶処理のフローはこれに限らない。例えば、制御部31は、記憶部32に機能構成情報321が記憶されていないと判断した場合には、記憶モードの指定によらず、受信した機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させても良い。また、制御部31が、受信した機能構成情報121を常に機能構成情報321として記憶部32に記憶させても良い。
(変形例6)
図9のステップS302の処理において、制御部31は、機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶させるか否かを指示させる画面を表示部34に表示した。つまり、制御部31は、出力処理を行なった画像形成装置1を通常利用の画像形成装置とするか、暫定利用の画像形成装置とするかを指示させる画面を表示部34に表示した。この画面において、制御部31は、指示の参考となるような情報(以下、参考情報)を表示してもよい。ここで、記憶部32は、図3(a)の機能構成情報121Aを機能構成情報321として記憶しているものとする。そして、制御部31は、図3(b)の機能構成情報121Bを機能構成情報321として記憶部32に記憶させるか否かを判断しているものとする。
図10は、参考情報が表示された画面の一例を示す図である。「通常利用」に「○」が表示されているレコードには、機能構成情報321に記述された情報(つまり図3(a)の機能構成情報121Aに記述された情報)が表示されている。例えば、「名称」には、機能構成情報321の「自装置特定情報」に記述された「画像形成装置1A」が表示されている。また、「機能構成」には、機能構成情報321に「あり」と記述された機能である「カラー画像形成機能/両面機能/綴じ機能/穴あけ機能」が表示されている。また、「用途」、「利用者数」、「使用率」および「導入年月日」には、サーバ装置2から取得した情報が表示されている。本変形例において、サーバ装置2の記憶部22には、画像形成装置1の「用途」、「利用者数」、「使用率」および「導入年月日」が、画像形成装置1の「自装置特定情報」に対応付けられて記憶されているものとする。まず、「利用者数」には、画像形成装置1の機能構成情報121を機能構成情報321として記憶部32に記憶している端末装置3の数が表示されている。ここでは、画像形成装置1Aの「利用者数」が「50人」であることが表示されている。なお、「利用者数」に記述された値が大きいほど、出力処理の指示から完了までにかかる時間が長くなる可能性がある。また、「使用率」には、画像形成装置1が予め決められた時間のうち、出力処理を行なっている時間が締める割合が表示されている。ここでは、画像形成装置1Aの「使用率」が「50%」であることが表示されている。なお、「使用率」に記述された値が大きいほど、出力処理の指示から完了までにかかる時間が長くなる可能性がある。また、「導入年月日」には、出力システム4を構成する一部として画像形成装置1が備えられた年月日が表示されている。ここでは、画像形成装置1Aの「導入年月日」が「2010年4月1日」であることが表示されている。また、「用途」には、画像形成装置1の主な用途が表示されている。ここでは、画像形成装置1Aの「用途」が「部門用」であることが表示されている。
一方、「通常利用」に「○」が表示されていないレコードには、図3(b)の機能構成情報121Bに記述された情報が表示される。例えば、「名称」には、機能構成情報121Bの「自装置特定情報」に記述された「画像形成装置1B」が表示されている。また、「機能構成」には、機能構成情報121Bに「あり」と記述された機能である「カラー画像形成機能/両面機能」が表示されている。また、「用途」、「利用者数」、「使用率」および「導入年月日」には、サーバ装置2から取得した情報が表示されている。ここでは、「利用者数」には、「50人」であることが表示されている。また、「使用率」には、「50%」であることが表示されている。また、「導入年月日」には、「2010年4月1日」であることが表示されている。また、「用途」には、「製本用」であることが表示されている。
このように参考情報が画面に表示されることで、利用者は、出力処理を行なった画像形成装置1を通常利用の画像形成装置とするか、暫定利用の画像形成装置とするかを判断しやすくなる。
なお、サーバ装置2の制御部21が、予め決められたタイミングで端末装置3および画像形成装置1からこれらの情報を取得してもよい。また、画像形成装置1や端末装置3の利用者又は管理者が、予め決められたタイミングでこれらの情報をサーバ装置2の記憶部22に記憶させてもよい。そして、端末装置2の制御部21は、ステップS302の処理で画面を表示する際に、これらの情報をサーバ装置2の記憶部32から取得すればよい。
(変形例7)
上述したプリンタドライバ322は、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されて端末装置3にインストールされてもよい。また、プリンタドライバ322は、通信回線NWを介してダウンロードされて端末装置3にインストールされてもよい。
(変形例8)
上記実施形態においては、画像形成装置1の制御部11は、処理を行なうことができないパラメータが出力指示情報に含まれていると判断した場合には、処理を行なうことができないパラメータ以外のパラメータに応じた出力処理を行なうものとした。しかし、制御部11は、処理を行なうことができないパラメータが出力指示情報に含まれていることを表示部14に表示してもよい。また、制御部11は、出力指示情報に含まれているパラメータを利用者に変更させるための画面を表示部14に表示してもよい。
1…画像形成装置、11…制御部、12…記憶部、13…操作部、14…表示部、15…通信部、16…画像形成部、161…共通構成部、162…個別構成部、2…サーバ装置、21…制御部、22…記憶部、23…通信部、3…端末装置、31…制御部、32…記憶部、321…機能構成情報、322…プリンタドライバ、33…操作部、34…表示部、35…通信部、4…出力システム、NW…通信回線。

Claims (5)

  1. 画像の出力を指示する出力指示情報を送信する送信手段と、
    前記送信手段から送信された出力指示情報を取得して画像の出力を行った画像形成装置から送信される情報であって、当該画像形成装置の機種に固有の機能を表す機能構成情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段で取得した機能構成情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された機能構成情報が表す機能を利用するためのパラメータを取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段で取得されたパラメータを含む前記出力指示情報を生成する出力指示生成手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記端末装置は前記第1取得手段で取得した機能構成情報を前記記憶手段に記憶させるか否かを指示入力させる入力手段を備え、
    前記入力手段で前記機能構成情報を前記記憶手段に記憶させる旨の入力がなされると、前記記憶手段に前記機能構成情報を記憶し、前記入力手段で前記機能構成情報を前記記憶手段に記憶させない旨の入力がなされると、前記記憶手段に前記機能構成情報を記憶しないこと
    を特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記端末装置は前記記憶手段に記憶されている機能構成情報が表す第1画像形成装置の機能を利用できるか否かを判断する判断手段を備え、
    前記判断手段が前記第1画像形成装置の機能を利用できないと判断した場合には、前記記憶手段は前記第1取得手段が取得した第2画像形成装置の機能構成情報を記憶しないこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  4. サーバ装置と、
    前記サーバ装置と通信を行なう1以上の端末装置と、
    前記サーバ装置と通信を行なう1以上の画像形成装置とを備え、
    前記端末装置は、
    画像の出力を指示する出力指示情報を送信する第1送信手段と、
    前記出力指示情報を取得して画像の出力を行った画像形成装置から送信される情報であって、当該画像形成装置の機種に固有の機能を表す機能構成情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段で取得した機能構成情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶された機能構成情報が表す機能を利用するためのパラメータを取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段で取得されたパラメータを含む前記出力指示情報を生成する出力指示生成手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記第1送信手段から送信された前記出力指示情報を記憶する第2記憶手段を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記第2記憶手段に記憶された前記出力指示情報を取得する第3取得手段と、
    前記第3取得手段が取得した前記出力指示情報に含まれたパラメータに応じた画像の出力を行ない、当該画像形成装置の機種に固有である出力手段と、
    前記出力手段の機能を表す機能構成情報を記憶する第3記憶手段と、
    前記第3記憶手段に記憶された前記機能構成情報を送信する第2送信手段とを備える
    ことを特徴とする出力システム。
  5. コンピュータに、
    画像の出力を指示する出力指示情報を送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにおいて出力された出力指示情報を取得して画像の出力を行った画像形成装置から送信される情報であって、当該画像形成装置の機種に固有の機能を表す機能構成情報を取得する第1取得ステップと、
    前記第1取得ステップにおいて取得した機能構成情報を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップにおいて記憶された機能構成情報が表す機能を利用するためのパラメータを取得する第2取得ステップと、
    前記第2取得ステップにおいて取得されたパラメータを含む前記出力指示情報を生成する出力指示生成ステップ
    を実行させるためのプログラム。
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