JP2012068799A - 弔電送信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な操作で弔電を作成することができ、かつ、弔電を送付すべき葬儀場を取り違えることなく確実かつ迅速に送付することができるとともに、配達コストがかからず、しかも、紙媒体に直接印字されることによって葬儀場スタッフの作業負担を軽減することもできる弔電送信システムを提供すること。
【解決手段】 端末機2によって、所望の故人データPの選択入力、差出人情報の入力、料金決済方法の選択入力、弔電に記入されるメッセージにおける任意入力または定型文メニューからの選択入力を可能にして、当該端末機2の決定ボタン22を押すことによって、オーダーデータDを形成するとともに、このオーダーデータDをファクシミリ回線を通じてファクシミリ受信機3に送信可能にして、当該オーダーデータDに基づいて、ファクシミリ受信機3に配設された紙媒体31にオーダー内容を直接印字して排出可能に構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 端末機2によって、所望の故人データPの選択入力、差出人情報の入力、料金決済方法の選択入力、弔電に記入されるメッセージにおける任意入力または定型文メニューからの選択入力を可能にして、当該端末機2の決定ボタン22を押すことによって、オーダーデータDを形成するとともに、このオーダーデータDをファクシミリ回線を通じてファクシミリ受信機3に送信可能にして、当該オーダーデータDに基づいて、ファクシミリ受信機3に配設された紙媒体31にオーダー内容を直接印字して排出可能に構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、弔電の送付方法の改良、更に詳しくは、簡単な操作で弔電を作成することができ、かつ、弔電を送付すべき葬儀場を取り違えることなく確実かつ迅速に送付することができるとともに、配達コストがかからず、しかも、紙媒体に直接印字されることによって葬儀場スタッフの作業負担を軽減することもできる弔電送信システムに関するものである。
人が亡くなった場合には、新聞記事などにおける「おくやみ欄」に告知されることによってその情報を知り得るが、葬儀場での通夜や告別式に参列できない場合などには、葬儀場に弔電を送付して弔意を表す。
従来、かかる弔電は、電報を電話等で注文して送付することが一般的に行われており、最近では、インターネット回線を使用して電子メールを送付するものも開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、おくやみ欄を見ることによって、故人名や葬儀場の情報は取得できるものの、ヒューマンエラーによって、弔電を送付すべき葬儀場を取り違えてしまうおそれがあった。
また、電子メールによる弔電が届いた場合は、パソコン内のメールソフト内に電子データとして格納されているだけに過ぎないため、その内容を現場でプリントアウトする必要があり、葬儀場スタッフの作業負担が大きく、非常に手間がかかってしまうという問題があった。
本発明は、従来の弔電の送付方法に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、簡単な操作で弔電を作成することができ、かつ、弔電を送付すべき葬儀場を取り違えることなく確実かつ迅速に送付することができるとともに、配達コストがかからず、しかも、紙媒体に直接印字されることによって葬儀場スタッフの作業負担を軽減することもできる弔電送信システムを提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本発明は、新聞等の紙面に掲載されたおくやみ欄の記載事項に同期して、このおくやみ欄に掲載された故人の葬儀場に弔電を送付するためのシステムであって、
故人氏名情報と、葬儀場情報と、喪主情報とを少なくとも含み、これらの情報を一群のセットにして構築した故人データP(P1・P2…)が記憶された葬儀データベース11が格納されており、かつ、インターネット回線に接続されるサーバ1と;
インターネット回線に接続されて操作可能な端末機2と;
ファクシミリ回線に接続されて、各葬儀場の所在地に配備されており、前記葬儀データベース11にファクシミリ番号が登録されてなるファクシミリ受信機3と;
代金の支払い方法を選択可能な料金決済手段4と;を少なくとも含んで構成して、
前記サーバ1の葬儀データベース11内の故人データP(P1・P2…)を、インターネット回線を通じて前記端末機2の表示画面21に表示可能にする一方、
この端末機2によって、所望の故人データPの選択入力、差出人情報の入力、料金決済方法の選択入力、弔電に記入されるメッセージにおける任意入力または定型文メニューからの選択入力を可能にして、当該端末機2の決定ボタン22を押すことによって、オーダーデータDを形成するとともに、
このオーダーデータDをファクシミリ回線を通じて前記ファクシミリ受信機3に送信可能にして、当該オーダーデータDに基づいて、ファクシミリ受信機3に配設された紙媒体31にオーダー内容を直接印字して排出可能に構成するという技術的手段を採用したことによって、弔電送信システムを完成させた。
故人氏名情報と、葬儀場情報と、喪主情報とを少なくとも含み、これらの情報を一群のセットにして構築した故人データP(P1・P2…)が記憶された葬儀データベース11が格納されており、かつ、インターネット回線に接続されるサーバ1と;
インターネット回線に接続されて操作可能な端末機2と;
ファクシミリ回線に接続されて、各葬儀場の所在地に配備されており、前記葬儀データベース11にファクシミリ番号が登録されてなるファクシミリ受信機3と;
代金の支払い方法を選択可能な料金決済手段4と;を少なくとも含んで構成して、
前記サーバ1の葬儀データベース11内の故人データP(P1・P2…)を、インターネット回線を通じて前記端末機2の表示画面21に表示可能にする一方、
この端末機2によって、所望の故人データPの選択入力、差出人情報の入力、料金決済方法の選択入力、弔電に記入されるメッセージにおける任意入力または定型文メニューからの選択入力を可能にして、当該端末機2の決定ボタン22を押すことによって、オーダーデータDを形成するとともに、
このオーダーデータDをファクシミリ回線を通じて前記ファクシミリ受信機3に送信可能にして、当該オーダーデータDに基づいて、ファクシミリ受信機3に配設された紙媒体31にオーダー内容を直接印字して排出可能に構成するという技術的手段を採用したことによって、弔電送信システムを完成させた。
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、オーダーデータDに基づいて、送付する弔電のレイアウトイメージを表示可能なプレビュー手段を設けるという技術的手段を採用した。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、紙媒体31を外装するための台紙メニューを選択入力可能にするという技術的手段を採用した。
本発明にあっては、新聞等の紙面に掲載されたおくやみ欄の記載事項に同期して、このおくやみ欄に掲載された故人の葬儀場に弔電を送付するためのシステムであって、故人氏名情報と、葬儀場情報と、喪主情報とを少なくとも含み、これらの情報を一群のセットにして構築した故人データが記憶された葬儀データベースが格納されており、かつ、インターネット回線に接続されるサーバと;インターネット回線に接続されて操作可能な端末機と;ファクシミリ回線に接続されて、各葬儀場の所在地に配備されており、前記葬儀データベースにファクシミリ番号が登録されてなるファクシミリ受信機と;代金の支払い方法を選択可能な料金決済手段と;を少なくとも含んで構成して、
前記サーバの葬儀データベース内の故人データを、インターネット回線を通じて前記端末機の表示画面に表示可能にする一方、この端末機によって、所望の故人データの選択入力、差出人情報の入力、料金決済方法の選択入力、弔電に記入されるメッセージにおける任意入力または定型文メニューからの選択入力を可能にして、当該端末機の決定ボタンを押すことによって、オーダーデータを形成するとともに、
このオーダーデータをファクシミリ回線を通じて前記ファクシミリ受信機に送信可能にして、当該オーダーデータに基づいて、ファクシミリ受信機に配設された紙媒体にオーダー内容を直接印字して排出することができる。
前記サーバの葬儀データベース内の故人データを、インターネット回線を通じて前記端末機の表示画面に表示可能にする一方、この端末機によって、所望の故人データの選択入力、差出人情報の入力、料金決済方法の選択入力、弔電に記入されるメッセージにおける任意入力または定型文メニューからの選択入力を可能にして、当該端末機の決定ボタンを押すことによって、オーダーデータを形成するとともに、
このオーダーデータをファクシミリ回線を通じて前記ファクシミリ受信機に送信可能にして、当該オーダーデータに基づいて、ファクシミリ受信機に配設された紙媒体にオーダー内容を直接印字して排出することができる。
したがって、本発明の弔電送信システムによれば、簡単な操作で弔電を作成することができ、かつ、弔電を送付すべき葬儀場を取り違えることなく確実かつ迅速に送付することができるとともに、配達コストがかからず、しかも、紙媒体に直接印字されることによって葬儀場スタッフの作業負担を軽減することもできることから、実用的利用価値は頗る高いものがあると云える。
本発明を実施するための形態を、具体的に図示した図面に基づいて更に詳細に説明すると、次のとおりである。
本発明の実施形態を図1から図5に基づいて説明する。図1中、符号1で指示するものはサーバであり、このサーバ1は、故人氏名情報と、葬儀場情報と、喪主情報とを少なくとも含み、これらの情報を一群のセットにして構築した故人データP(P1・P2…)が記憶された葬儀データベース11が格納されており、かつ、インターネット回線に接続されている。
また、符号2で指示するものは端末機であり、この端末機2は、インターネット回線に接続されて操作可能であり、本実施形態では、パーソナルコンピュータや携帯電話、PDA(Personal-Digital-Assistance)などをいう。
また、符号3で指示するものはファクシミリ受信機であり、このファクシミリ受信機3は、ファクシミリ回線に接続されて、各葬儀場の所在地に配備されており、前記葬儀データベース11にファクシミリ番号が登録されている。
また、符号4で指示するものは料金決済手段であり、この料金決済手段4は、代金の支払い方法を選択可能な手段であって、本実施形態では、クレジットカードや電子マネー、現金による金融機関への入金などの手段をいい、電子的に自動支払いができるものや口座番号の案内なども含む。
しかして、本実施形態は、新聞等(タウン情報誌)の紙面に掲載されたおくやみ欄の記載事項に同期して、このおくやみ欄に掲載された故人の葬儀場に弔電を送付するためのシステムであって、具体的な使用手順を以下に説明する(図2参照)。
まず、前記サーバ1の葬儀データベース11内の故人データP(P1・P2…)が、インターネット回線を通じて(Webサイトをブラウザ機能により受信して)前記端末機2の表示画面21に表示される(図3参照)。この故人データPには、故人氏名情報と、葬儀場情報と、喪主情報とを少なくとも含み、その他には、故人の享年や住所、葬儀場の住所や電話番号、通夜や告別式の日時、地図などの情報を表示することもできる。
そして、端末機2(本実施形態では、パーソナルコンピュータ)によって、所望の故人データPを選択入力する。選択する際には、マウスポインタで選択してクリックするものや、キーボードのカーソルキーで上下左右に動かしてENTERボタンで確定するものであっても良い。
次に、差出人情報を入力する。具体的には、会社名や役職、差出人名(フリガナ)、郵便番号、住所、電話番号などを入力することができる(図4参照)。なお、差出人と申し込み者とが異なる場合には、適宜、申し込み者情報を入力できるフォームを設けることができる。
そして、料金決済方法を選択入力する。本実施形態では、クレジットカードや電子マネー、現金による金融機関への入金などによって決済することができる。
次いで、弔電に記入されるメッセージを任意入力するか、または定型文メニュー(雛型)から選択入力する。この定型文メニューから文章を選択することによって、入力時間を省略することができ、あるいは、この例文を参考にアレンジしたオリジナル文章を前記任意入力フォームに入力することもできる。
なお、本実施形態では、紙媒体31を外装するための台紙メニューを選択入力可能にすることができる。この際、台紙の画像や料金を表示することができる。
然る後、図5に示すような入力情報確認画面において、当該端末機2の決定ボタン22を押すことによって、注文内容を確定して、オーダーデータDを形成する。
本実施形態では、オーダーデータDに基づいて、送付する弔電のレイアウトイメージを表示可能なプレビュー手段を設けることができる。このように、一旦、出来上がり状態を確認することによって、間違いを防止したり、相応しい最善のレイアウトを再検討することができる。
次いで、このオーダーデータDがファクシミリ回線を通じて前記ファクシミリ受信機3に送信される。このようにファクシミリ回線を使用するので、葬儀場に瞬時に送信され、電報のような配達の手間や時間を取ることがない。
そして、当該オーダーデータDに基づいて、ファクシミリ受信機3に配設された紙媒体31にオーダー内容を直接印字して排出する。このように構成したことによって、コンピュータの電子メールのプリントアウトのように、コンピュータが起動していないと受信できなかったり、プリンタを準備したり、印刷操作するなどの手間を省くことができる。
そして、この紙媒体31を喪主に手渡すことができる。この際、台紙メニューにおいて、任意の台紙を選択していた場合には、この台紙を外装することができる。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、申し込み者が繰り返し利用できるように、申し込み者の氏名や住所等の個人情報をサーバ1に予め登録しておくこともでき、本発明の技術的範囲に属する。
1 サーバ
11 葬儀データベース
2 端末機
21 表示画面
22 決定ボタン
3 ファクシミリ受信機
31 紙媒体
4 料金決済手段
P 故人データ
D オーダーデータ
11 葬儀データベース
2 端末機
21 表示画面
22 決定ボタン
3 ファクシミリ受信機
31 紙媒体
4 料金決済手段
P 故人データ
D オーダーデータ
Claims (3)
- 新聞等の紙面に掲載されたおくやみ欄の記載事項に同期して、このおくやみ欄に掲載された故人の葬儀場に弔電を送付するためのシステムであって、
故人氏名情報と、葬儀場情報と、喪主情報とを少なくとも含み、これらの情報を一群のセットにして構築した故人データ(P(P1・P2…))が記憶された葬儀データベース(11)が格納されており、かつ、インターネット回線に接続されるサーバ(1)と;
インターネット回線に接続されて操作可能な端末機(2)と;
ファクシミリ回線に接続されて、各葬儀場の所在地に配備されており、前記葬儀データベース(11)にファクシミリ番号が登録されてなるファクシミリ受信機(3)と;
代金の支払い方法を選択可能な料金決済手段(4)と;を少なくとも含んで構成されており、
前記サーバ(1)の葬儀データベース(11)内の故人データ(P(P1・P2…))が、インターネット回線を通じて前記端末機(2)の表示画面(21)に表示可能である一方、
この端末機(2)によって、所望の故人データ(P)の選択入力、差出人情報の入力、料金決済方法の選択入力、弔電に記入されるメッセージにおける任意入力または定型文メニューからの選択入力が可能であって、当該端末機(2)の決定ボタン(22)が押されることによって、オーダーデータ(D)が形成されるとともに、
このオーダーデータ(D)がファクシミリ回線を通じて前記ファクシミリ受信機(3)に送信可能であって、当該オーダーデータ(D)に基づいて、ファクシミリ受信機(3)に配設された紙媒体(31)にオーダー内容が直接印字されて排出可能に構成したことを特徴とする弔電送信システム。 - オーダーデータ(D)に基づいて、送付する弔電のレイアウトイメージを表示可能なプレビュー手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の弔電送信システム。
- 紙媒体(31)を外装するための台紙メニューが選択入力可能であることを特徴とする請求項1または2記載の弔電送信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010212004A JP2012068799A (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | 弔電送信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010212004A JP2012068799A (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | 弔電送信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012068799A true JP2012068799A (ja) | 2012-04-05 |
Family
ID=46166039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010212004A Pending JP2012068799A (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | 弔電送信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012068799A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015087894A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 株式会社福井新聞社 | 慶弔行事用の電文伝送システム |
-
2010
- 2010-09-22 JP JP2010212004A patent/JP2012068799A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015087894A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 株式会社福井新聞社 | 慶弔行事用の電文伝送システム |
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