JP2012066488A - 熱転写リボン及びこれを用いた画像形成方法、並びに熱転写リボンの製造方法 - Google Patents

熱転写リボン及びこれを用いた画像形成方法、並びに熱転写リボンの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ホログラムの透明性や光沢性を高めて画像の写像性を向上できる熱転写リボンを提供する。
【解決手段】本発明の熱転写リボン1は、基材フィルム2上に、少なくとも光回折構造が形成されたホログラム形成層4と、蒸着された透明金属化合物により光学的な界面を形成した反射層5と、を有し、基材フィルム2の厚さが1〜10[μm]の範囲にある。
【選択図】図1

Description

本発明は、基材にホログラムが積層された熱転写リボン及びこれを用いた画像形成方法、並びに熱転写リボンの製造方法に関する。
基材にホログラムが積層された熱転写リボンにおいて、反射層にアルミニウム等の金属材料を使用したものが知られている(例えば引用文献1及び2参照)。金属材料は真空蒸着法により基材に蒸着される。この熱転写リボンを用いて転写した画像には金属光沢効果が付与される。
特開2004−101834号公報 特開2005−319777号公報
金属材料を反射層に用いた場合には、画像が形成された被転写基材上に熱転写リボンを転写するとその転写領域は不透明のため、画像が隠れてしまう。一方、透過性を有するホログラムを画像に転写して、その画像に特殊な効果を付与する場合において、画像の写像性(鮮明度)についてさらなる向上が要求されている。
そこで、本発明はホログラムの透明性や光沢性を高めて画像の写像性を向上できる熱転写リボン及びこれを用いた画像形成方法、並びに熱転写リボンの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の熱転写リボンは、基材(2)上に、少なくとも光回折構造が形成された光回折構造形成層(4)と、蒸着された透明金属化合物により光学的な界面を形成した反射層(5)と、を有し、前記基材の厚さが1〜10[μm]の範囲にあることにより上記課題を解決する。
本発明の熱転写リボンによれば、基材に透明金属化合物により光学的な界面が形成されているので被転写基材へ転写した場合には反射層が透過する。従って、被転写基材に表示される画像を隠すことなく視認可能で、かつ光回折構造による特殊な効果を付与するので、画像の透明性や光沢性を高め、写像性を向上させることができる。特に、光回折構造形成層と反射層を含む転写層を選択的に被転写基材へ転写した場合に、独特の光学効果を得ることができる。また、基材の厚さが上記範囲内であれば、光回折構造形成層及び反射層を含む転写層を良好に熱転写することができる。被転写基材に対して転写層を選択的に転写するような場合であっても解像度が劣化することなく微細なパターンを転写することができる。これ以上の厚さを有する場合、転写時の熱伝達性が悪くなり解像度が劣化したり、しわ等の不具合を生じたりする一方、これ以下の厚さを有する場合には、機械的強度が不足したり、反射層形成の際に発生する熱、つまり透明金属化合物を蒸発させ、蒸着させるための熱エネルギーが放射熱となって熱じわ等の不具合を生じさせるためである。
なお、写像性とは、塗膜等の表面に写る物体の像の写り具合や、透明フィルム・プラスチック等を透過して見ることのできる物体の像の鮮明度をいう。また、「光回折構造」は、ホログラム、回折格子等のレリーフ構造を有するもので、特異な装飾像や立体像を表現できるものを意味する。透明金属化合物は、透明性を有する金属化合物で、一例として、金属酸化物や金属硫化物等があげられる。
本発明の画像形成方法は、上述した熱転写リボン(1)をサーマルヘッド(20)により選択的に加熱して、前記ホログラム転写層(7)を被転写基材(10)に転写することを含むことにより上記課題を解決する。
本発明の画像形成方法によれば、上述した熱転写リボンに対してサーマルヘッドによる選択的な熱転写をすることで被転写基材上に光回折構造形成層及び反射層を含む転写層による微細なパターンを形成できる。これにより、被転写基材の画像の透明性や光沢性といった写像性を向上させることができる。特に、サーマルヘッドによって透明性を有する転写層を熱転写するので、例えばディザパターンやドットパターンといった微細なパターンの形成が可能となる。従って、新規で独特の光学効果を得ることができる。
本発明の熱転写リボンの製造方法は、サーマルヘッド(20)に適した厚さの基材(2)に透明金属化合物を真空蒸着させて熱転写リボン(1)を製造する方法であって、蒸着時に発生する熱で前記基材が変質しないように前記基材を冷却しつつ前記蒸着を進行させることにより上記課題を解決する。
本発明の熱転写リボンの製造方法によれば、耐熱性の低い基材に対し、真空蒸着法における加熱温度の高い透明金属化合物を蒸着させる場合であっても、基材を冷却しながら蒸着させることにより、基材への熱による損傷を防止することができる。例えば、金属酸化物や金属硫化物といった透明金属化合物は、反射層として一般的に使用されるその他の金属材料(例えばアルミニウム)と比較すると、真空蒸着法における加熱温度が高くなる。そうすると、基材は、一般的に薄膜のフィルム等で形成されているので耐熱性が低く、従来の真空蒸着装置では基材への透明金属化合物の蒸着ができない。そこで、蒸着時に基材を冷却することで、蒸着を可能としている。従って、上述の熱転写リボンを製造することができ、被転写基材に対して光回折構造による特殊な効果を付与し、画像の透明性や光沢性を高め、写像性を向上させることができる。
本発明の製造方法の一形態において、前記蒸着時に前記基材を支持する支持ローラ(42)の表面を冷却することで前記基材を冷却してもよい。この形態によれば、冷却によって蒸着を妨げることなく基材への蒸着が可能となる。
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
以上、説明したように、本発明の熱転写リボン等においては、基材に透明金属化合物により光学的な界面が形成されているので被転写基材へ転写した場合には反射層が透過する。従って、被転写基材に表示される画像を隠すことなく視認可能で、かつ光回折構造による特殊な効果を付与するので、画像の透明性や光沢性を高め、写像性を向上させることができる。基材の厚さが1〜10[μm]の範囲内であるので、光回折構造形成層及び反射層を含む転写層を良好に熱転写することができる。被転写基材に対して転写層を選択的に転写するような場合であっても解像度が劣化することなく微細なパターンを転写することができる。
本発明の一形態に係る熱転写リボンの断面図。 被転写基材への熱転写リボンの転写方法を説明する図。 図2に続く図。 熱転写リボン転写後の画像の一例を示す図。 真空蒸着装置の概略図。
図1に本発明の一形態に係る熱転写リボンの断面図を模式的に示す。熱転写リボン1は、基材としての基材フィルム2上に順次積層される、剥離層3、光回折構造形成層としてのホログラム形成層4、反射層5及び接着層6を有する。基材フィルム2は、ポリエチレンテレフタレート(PET)で形成された薄膜のフィルムである。基材フィルム2として、PET等のポリエステル系樹脂や、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、イミド系樹脂、セルロース系フィルム等の熱転写リボン1の基材として適した周知の材料を適用してよい。基材フィルム2の厚さは、一例として6[μm]である。転写時の熱に耐え得る厚さが必要であり、10[μm]以下が好ましい。特に1〜10[μm]の範囲が好ましく、さらに望ましくは3〜9[μm]の範囲である。これ以上の厚さを有する場合、転写時の熱伝達性が悪くなり、プリント解像度が低下する。一方、これ以下の厚さを有する場合には、機械的強度が不足したりする他、反射層5を形成する透明蒸着工程の際に発生する熱、つまり、透明な金属化合物を蒸発させ蒸着させるための熱エネルギーが放射熱となって基材フィルム2に熱じわ等の不具合を発生させることになる。
剥離層3は、熱可塑性樹脂を必要に応じて電離放射線硬化性樹脂へ混合したものを電離放射線で硬化することによって基材フィルム2と適度に接着しており、転写時の熱で基材フィルム2から剥離層3以下、ホログラム形成層4、反射層5及び接着層6を剥離しやすくさせる。なお、転写により基材フィルム2から剥離した剥離層3、ホログラム形成層4、反射層5及び接着層6を総称して転写層7ということがある。剥離層3に適した各種周知の材料を適用してよい。
ホログラム形成層4には、ホログラムパターンが形成される。ホログラム形成層4は、一例として電離放射線硬化樹脂で形成される。電離放射線硬化性樹脂として、例えば、エポキシ変性アクリレート樹脂、ウレタン変性アクリレート樹脂、アクリル変性ポリエステル等が適用される。その他、ホログラム形成層4として各種周知の材料を適用してもよい。ホログラムパターンは、ホログラム形成層4に対し、凹凸パターンが形成されたスタンパ(金属版又は樹脂版)を圧着することでホログラム形成層4に形成される。
反射層5は、ホログラム形成層4との間で屈折率に差のある透明金属化合物にて形成される。透明金属化合物の一例としてTiO、ZnS、ZrOx等の金属酸化物や金属硫化物が用いられる。その他にも、例えば、Cr、Ti、Fe、Co、Ni、Cu、Ag、Au、Ge、Al、Mg、Sb、Pb、Pd、Cd、Bi、Sn、Se、In、Ga、Rb等の酸化物、硫化物、窒化物等を単独で、あるいは複数を組み合わせて適用してもよい。一例として、Al、Sb、SiO、TiO、SiO、ITO等があげられる。反射層5に使用される透明金属化合物の材料として、TiO、ZnSが好ましい。これらを使用した際に、ホログラム形成層4との間で屈折率の差が大きくなるのでホログラムの回折効率が向上し、ホログラムの輝度が高くなるからである。このような金属化合物を用いることでホログラム形成層4との間に屈折率の差が生じれば、ほぼ無色透明な色相で、金属光沢がないにもかかわらずホログラムを視認できる。反射層5の屈折率としては、ホログラム形成層4との屈折率の差が大きいほど効果があり、屈折率の差が0.3以上、好ましくは0.5以上、さらに好ましくは1.0以上あればよい。なお、ここでいう「透明」とは、可視光が十分透過すればよく、無色又は有色で透明なものも含まれる。
接着層6は、熱で溶融又は軟化して接着する熱接着型接着剤が適用でき、各種周知の樹脂を単独で、あるいは複数を組み合わせて適用してよい。このような樹脂は、塩ビ系樹脂、酢ビ系樹脂、塩ビ酢ビ共重合体系樹脂、被転写基材との親和性を考慮して選択される。一般的には、接着力等の点で、アクリル系樹脂、ブチラール系樹脂、ポリエステル系樹脂が好適である。接着層6の厚さは、0.05〜10[μm]程度である。なお、基材フィルム2の転写層7が形成される面とは反対側の面に耐熱滑性層を設けてもよい。耐熱滑性層は、サーマルヘッドの熱によるステッキングや印字しわ等の悪影響を防止するため基材フィルム2に設けられ、耐熱性を有する熱可塑性樹脂バインダーと、熱離型剤又は滑剤の働きをする物質等で構成される。耐熱滑性層の材料として各種周知の材料を利用してよい。
図2及び図3に示す模式図にて熱転写リボン1の被転写基材10への画像形成方法を説明する。被転写基材10の転写面10aに対して熱転写リボン1の接着層6を接触させつつ、基材フィルム2側からサーマルヘッド20を当てる。サーマルヘッド20は、微小面積単位の熱源である発熱素子が線状に複数個配列されることにより構成される。サーマルヘッド20としては、周知技術を適用してよく、サーマルヘッド20が設けられた熱転写プリンタについても周知技術を利用してよい。サーマルヘッド20は、熱転写リボン1を選択的に加熱して、転写層7を被転写基材10へ転写する(図3)。ここで、「選択的」とは、サーマルヘッド20による加熱が熱転写リボン1の加熱すべき領域と加熱すべきでない領域とのうち加熱すべき領域のみを加熱することをいう。画像30に表示させたいパターンに応じて加熱すべき領域を設定することで、後述するように様々なパターンが形成され、一方、熱転写リボン1の全ての領域を加熱すべき領域として被転写基材10に転写すれば、画像全面に転写層7が転写されてベタ一面のホログラムによる効果を有することになる。使用するサーマルヘッド20の解像度は100dpi以上が好ましい。熱転写リボン1を使用することで実現可能なプリント解像度に応じてサーマルヘッド20の解像度を決定すればよい。
熱転写リボン1を使用することで実現可能なプリント解像度として100dpi以上、さらに好ましくは150〜300dpi程度の解像度が必要である。これを実現するためには基材フィルム2の厚さは薄くなければならない。基材フィルム2が厚いと、プリント画像の微細な画像情報に基づくサーマルヘッド20を発熱させるためのオン/オフ情報が熱拡散するため、熱転写リボン1の転写層7にオン/オフ情報が正確に伝わらず、転写したときに解像度が劣化してしまうからである。このため、10[μm]を超える厚みを有する基材フィルム2を使用した熱転写リボンの場合、150〜300dpiの解像度を達成することはできない。このプリント解像度は、サーマルヘッド20からのオン/オフ情報をどれだけ正確に伝えて熱転写させることができるかによっている。つまり、熱転写リボン1に要求される能力は、サーマルヘッド20からのオン/オフ情報の受信能力と、そのオン/オフ情報に対して忠実に転写させる転写能力の2点が求められる。受信能力には、熱転写リボン1の基材フィルム2の熱伝導効率と、熱転写リボン1の樹脂材料の物性とが関与している。転写能力には、熱転写リボン1の樹脂材料と基材フィルム2の密着性、又は剥離層3、ホログラム形成層4、接着層6等の樹脂層間の密着性・層間剥離性、Tg等が関わる樹脂の熱的性質が関与している。さらには転写時に、熱転写リボン1の転写領域と被転写領域との境界で完全に樹脂が分離して一方が転写され、他方が熱転写リボン1に残留しなければならず、樹脂層の硬さやもろさ等が関わる力学的性質も関与している。
被転写基材10は図2に示すように、基材シート11に対し、その一方の面には接着層12、ミクロボイドを有するポリプロピレンフィルム13、プライマー層14、染料受容層15が順次積層され、他方の面にはポリエチレン樹脂層16が形成されたものである。具体的には、基材シート11として、原紙(坪量155[g/m]、厚み149[μm])を用い、ポリエチレン樹脂層16をその原紙の他方の面に、高密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとを7/3の比で混合した樹脂を溶融押し出しにより、厚さ22.0[g/m]になるようにラミネートして形成する。一方、厚さ35[μm]の基材内部に空隙(ミクロボイド)を有するポリプロピレンフィルム4(東洋紡績(株)製、トヨパールSS)の一方の面に、プライマー層及び染料受容層用塗工液をグラビアリバースコート方式で順次塗布、乾燥し、プライマー層14及び染料受容層15を形成し、その形成側とは反対側のポリプロピレンフィルム13に、接着層用塗工液を3本リバースロールコート方式で塗布、乾燥して、接着層12を形成し、ポリエチレン樹脂層16の形成されていない基材シート11の面と貼り合わせることで被転写基材10を作成する。その他、周知の材料や技術を用いて被転写基材10を作成してもよく、上述の例に限られない。
熱転写リボン1を選択的に加熱することで被転写基材10上に転写した場合に特殊な効果を付与することができる。図4に熱転写後の画像30の一例を模式的に示す。画像30は、被転写基材10に熱転写リボン1の転写層7が転写された画像である。図4の例では、被転写基材10にイラストが描かれている。なお、被転写基材10に表示される形態として、写真、模様、文字等いずれの表現であっても本発明を適用できる。図4には、画像30のうち破線で囲まれた領域Aを拡大して示している。画像30には、領域Aで示すように、斜線で示した転写層7が転写された領域が全面に形成されている。反射層5が透明金属化合物で構成されているので光が透過し、被転写基材10に描かれたイラストが視認できつつ、ホログラムによる特殊な効果が得られる。被転写基材10に描かれているイラストの色彩も透過するので、ホログラムに色彩が付与されたような効果も得ることができる。図4の例では、選択的に転写された転写層7により、細かなディザパターンが形成され、画像のマット性を向上させることができる。ディザパターンの他にも、サーマルヘッド20を制御することにより、ドットパターンやストライプパターン、文字、記号、模様等の様々なパターンを形成可能である。また、画像30の全面に転写層7を転写すればベタ状にすることもできる。従って、ホログラムによる特殊な効果を有しつつ被転写基材10に描かれた写真等はホログラムを透過して視認可能となるので、画像の透明性や光沢性、マット性を向上させることにより、画像の写像性、つまり、塗膜等の表面に写る物体の像の写り具合や、透明フィルム・プラスチック等を透過して見ることのできる物体の像の鮮明度を向上させることができる。例えば、透明でかつ単純な回折格子がホログラムパターンとしてホログラム形成層4に形成された転写層7を、被転写基材10の全面あるいは部分的、選択的に被転写基材10に転写すると、画像30はホログラムそのものの存在が認識されにくい一方、ホログラムによる回折光が被転写基材10に表示された画像とともに半ば無意識に、あるいはサブリミナルに観察者の目に入る。そして、被転写基材10に表示された画像だけでは得ることができない独特な光沢感やマット感が観察者に認識されるので結果として写像性向上に寄与することができる。
上述の画像形成方法は、一例として、オンデマンドプリントに適用される。例えば、オンデマンドプリントによりユーザーの要求に応じて、あるユーザーの証明写真にはディザドットパターンを、他のユーザーの証明写真にはハート型のパターンを、さらに他のユーザーの証明写真には日付と名前の文字からなるパターンをそれぞれプリントすることができる。従来、透明ホログラムを利用した画像は、箔押し機で形成されていることが多い。この箔押し機では、サーマルヘッド20の代わりに一定の寸法・形状を有するホットスタンパを熱した上で熱転写リボンと被転写基材に圧力を加えることで、ホットスタンパで熱した領域の転写層がそのまま被転写基材へ転写され接着される。ホットスタンパの形状は一定なので、本発明のように転写層を一枚ずつ、選択的に転写パターンを自由に変えて転写するようなことはできない。さらに、このような箔押し機では、ホットスタンパによる箔押し時の熱と圧力とに耐え得る厚手の基材フィルムが採用されているため、微細なパターンを高解像度で転写することもできない。また、箔押し機の他に透明ホログラムを利用した画像を形成するプリンタも存在するが、採用する熱転写リボン素材は厚手である。このため、微細なパターンを転写することはできず、このようなプリンタについても、被転写基材10の全面を覆うようにして熱転写リボンの転写層を転写しているだけで、一枚ずつオンデマンドで微細なパターンや文字、可変情報を選択的に転写するようなものではない。
このように透明ホログラムを利用した画像の形成に使用される熱転写リボンの基材フィルムは厚手である。一般的に、熱転写リボンのホログラム形成層の凹凸パターンは熱エンボス加工によって形成されるが、加工時の熱と圧力とに耐え得るように厚みをもたせている。一方、本発明のようにホログラム形成層4に電離放射線硬化性樹脂を使用している場合、基材フィルム2が薄くてもホログラムを形成することができる。つまり、熱エンボス加工時には電離放射線硬化性樹脂が未硬化のため、熱軟化点が低く、電離放射線硬化性樹脂を使用していない場合に比べ、低い温度、低い圧力で凹凸パターンを形成できる。その後電離放射線を照射して硬化することにより、耐熱性を向上できる。
次に、熱転写リボン1の製造方法を説明する。熱転写リボン1において、反射層5に金属を利用した場合の製造方法が反射層5の工程を除いて適用できる。一例として、基材フィルム2として厚さ6[μm]のポリエステルテレフタレートフイルム(6C F53、東レ社製、商品名)に、フィルム速度100[m/分]で剥離層用組成物(インキ)を乾燥後の厚みが0.5[μm]になるように、ロールコーターで塗工し80[℃]で乾燥させて剥離層3を形成する。その剥離層3面に、フィルム速度50[m/分]でホログラム形成層用組成物(インキ)を乾燥後の厚みが0.5[μm]になるようにグラビアリバースコーターで塗工し100[℃]で乾燥させてホログラム形成層4を形成し、得られたフィルムは常温ではべとつかず、巻取り状態で保管や後加工が可能である。ホログラム形成層4面には、スタンパを加圧(エンボス)して凹凸レリーフを賦形する。ホログラム形成層4へ凹凸レリーフを形成(複製)後、電離放射線を照射するか、あるいはエンボス中に電離放射線を照射してからスタンパを剥離することでレリーフを複製する。これにより電離放射線硬化性樹脂が硬化してホログラム形成層4となる。反射層5を形成する工程については後述するが、反射層5形成後の工程となる接着層6の形成については、反射層5面に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の接着剤をグラビアコートで塗工し、100[℃]で乾燥して、厚さが0.2[μm]の接着層6を形成することで熱転写リボン1が得られる。なお、各工程については、これに限られず、周知技術を利用してよい。
ここで、凹凸レリーフは、例えば、二次元又は三次元画像を再生可能な表面凹凸パターン(光回折パターン)が形成されたものである。この表面凹凸パターンとしては、物体光と参照光との光の干渉による干渉縞の光の強度分布が凹凸模様で記録さされたホログラムが適用できる。ホログラムとしては、フレネルホログラム等のレーザ再生ホログラムやレインボーホログラム等の白色光再生ホログラム、それらの原理を利用したカラーホログラム、コンピュータジェネレーティッドホログラム(CGH)、ホログラフィック回折格子等がある。
反射層5の形成には真空蒸着法が用いられる。図5に真空蒸着装置の概略図を示す。真空蒸着装置40は、巻取り状態の基材フィルム2を巻き出す巻出し装置41と、基材フィルム2へ透明金属化合物を蒸着するための支持ローラとしての蒸着ローラ42と、蒸着された基材フィルム2を巻き取る巻取り装置43と、透明金属化合物を蒸発させる蒸発源44とを備えている。巻出し装置41に取り付けられる基材フィルム2は、上述したようにホログラム形成層4までが積層されたフィルムである。真空蒸着装置40において、巻出し装置41が順次基材フィルム2を巻き出し、基材フィルム2は蒸着処理を施されて、巻取り装置43が蒸着処理後の基材フィルム2を巻き取っていく。真空蒸着装置40には、巻出し装置41、蒸着ローラ42、巻取り装置43及び蒸発源44を取り囲むチャンバ45が形成される。チャンバ45には、内部が真空状態(10−2Pa以下の圧力)に保たれるように公知のポンプが接続され、蒸発源43にて加熱されて粒子となった透明金属化合物がチャンバ45内を移動し、基材フィルム2に均一に付着することで薄膜が形成される。なお、巻出し装置41、巻取り装置43、蒸発源43及びチャンバ45は各種周知技術を適用することができる。
金属酸化物や金属硫化物といった透明金属化合物は、反射層として使用されるその他の金属材料と比較すると、蒸発源43で加熱する温度が高くなる。そうすると、基材フィルム2は、PETで形成された薄膜のフィルムなので耐熱性が低く、従来の真空蒸着装置では基材フィルム2への透明金属化合物の蒸着ができない。上述したように、転写層7の選択的な転写を実現するためには、基材フィルム2を薄くする必要があるが、基材フィルム2を薄くしてしまうと、蒸着時に発生する熱、つまり透明な金属化合物を蒸発させ蒸着させるための熱エネルギーが放射熱となって基材フィルム2に熱じわ等の不具合を生じさせる。このように、本発明以前においては基材フィルム2の厚みが10[μm]以下となる透明ホログラムを形成するための熱転写リボン1を製造することはできなかった。そこで、本発明では、蒸着ローラ42を冷却することで、蒸着時の基材フィルム2を冷却し、蒸着を可能としている。蒸着ローラ42には、冷却機構が設けられている。冷却機構は、蒸着ローラ42の中に液体窒素を循環させるものである。これにより、蒸着ローラ42の表面が冷却され、これに保持される基材フィルム2を冷却することで基材フィルム2の蒸着時の熱による熱じわ等の損傷を防止して蒸着を可能としている。蒸着ローラ42の表面は、−20[℃]前後に冷却されている。
本発明は、上述した形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、本形態では、熱転写リボン1において、剥離層3を設けた形態で説明したがこれに限られない。剥離層3は必要に応じて設ければよく、剥離層3がなくてもよい。また、本形態において光回折構造形成層としてホログラム形成層4で説明したが、形成する光回折パターンとしてホログラムに限られない。ホログラムの他、回折格子等も含まれる。回折格子としては、ホログラム記録手段を利用したホログラフィック回折格子があげられ、その他、電子線描画装置等を用いて機械的に回折格子を作成することにより、計算に基づいて任意の回折光が得られる回折格子をあげることもできる。このような回折格子及び/又はホログラムを単一又は多重に記録しても、組み合わせて記録してもよい。ホログラム、回折格子以外の表面凹凸パターンとしては、万線状の凹凸、干渉パターン、フレネルレンズ、レンチキュラーレンズ等も適用できる。
1 熱転写リボン
2 基材フィルム(基材)
4 ホログラム形成層(光回折構造形成層)
5 反射層
10 被転写基材
20 サーマルヘッド
30 画像
40 真空蒸着装置
42 蒸着ローラ(支持ローラ)

Claims (4)

  1. 基材上に、少なくとも光回折構造が形成された光回折構造形成層と、蒸着された透明金属化合物により光学的な界面を形成した反射層と、を有し、
    前記基材の厚さが1〜10[μm]の範囲にある熱転写リボン。
  2. 請求項1に記載の熱転写リボンをサーマルヘッドにより選択的に加熱して、前記ホログラム転写層を被転写基材に転写することを含む画像形成方法。
  3. サーマルヘッドに適した厚さの基材に透明金属化合物を真空蒸着させて熱転写リボンを製造する方法であって、蒸着時に発生する熱で前記基材が変質しないように前記基材を冷却しつつ前記蒸着を進行させる熱転写リボンの製造方法。
  4. 前記蒸着時に前記基材を支持する支持ローラの表面を冷却することで前記基材を冷却する請求項3に記載の製造方法。
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