JP2012065132A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】互いに直交する2方向(主走査方向及び副走査方向)に並んだ複数の画素により構成される画像に対し、副走査方向に画素をずらす画素ずらし処理を行う画像処理装置において、主走査方向における、画素をずらす境界位置からの階調幅が予め定められた範囲内の画素の連続数を算出し、当該算出された連続数に基づいて画素ずらし処理が行われた後の画像に段差が発生するか否かを判定する。段差が発生すると判定された場合に、算出された連続数に応じて、主走査方向に画素が連続する、画素をずらした場合に対応するライン間に含まれる画素同士を置換し、段差を補修する。
【選択図】図9
Description
図24(a)に示すような主走査方向及び副走査方向の直線からなる矩形画像を出力した場合に、図24(b)に示すように、右上に傾くような歪みを持ったプリンタに対して段差補修処理を行う場合について説明する。
図27(a)に示す主走査方向のライン状の画像に対して、副走査方向に単純に画素をずらした場合には、図27(b)に示すように、目立つ段差が生じてしまう。
以上の処理によって、画素ずらし方向と直交する方向(主走査方向)に長い画像の段差は平滑化され、良好な画像を得ることができる。
電子写真の場合、孤立点は非常に濃度再現しづらく、斜め方向の連結線も、やや濃度再現しづらい特徴があるため、出力画像は画素が主走査方向に連結した部分のみ不自然に濃く再現され、ノイズやモアレ、濃度ムラといった不具合の原因となる。
また、画素ずらし方向に広い範囲を考慮して画像処理を行う必要があるため、多くの画像ラインを同時に参照する必要が生じ、実現が困難であった。また、特許文献1によるスムージング処理を実用するには多くの判定パターンを定義する必要があり、実現が困難であった。
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1に、第1の実施の形態における画像処理装置100の構成を示す。画像処理装置100は、画像入力部10、画像処理部20、画像出力部30等を備えて構成される。
画像出力部30における出力画像の歪みは、走査光学系、トナー転写系、紙等の画像出力媒体、画像出力部30を構成する各部の位置関係の調整誤差に起因したもの等がある。
画像情報参照部25は、画像情報を参照して、処理判定部26による判定に必要な特性値を取得する。具体的には、画像情報参照部25は、画像情報を参照して、画素をずらす方向と直交する方向(主走査方向)に画素が連続する各ラインについて、画素をずらす境界位置(以下、画素ずらし位置という。)からの階調幅が予め定められた範囲(後述する「揺らぎ階調幅」)内の画素の連続数(以下、ランレングスともいう。)を算出する。
画素ずらし位置は、画像出力部30における歪み特性を補正するために、副走査方向に画素をずらす箇所である。画素ずらし位置及び画素をずらす量(通常1画素)は、画像出力部30の特性に応じて、予め1ラインの中で一又は複数箇所定められており、図示しない記憶部に記憶されている。具体的には、トンボ画像等を出力して画像の歪みを測定し、その結果に基づいて画素ずらし位置及び画素をずらす量を設定する。
また、「階調幅が予め定められた範囲内の画素」とは、厳密に階調値が一致する画素だけでなく、階調値に揺らぎを許容することを意味している。例えば、画像設計上、画素信号の階調数が乏しく、その階調数では表現できない中間の階調数を、画素信号に微小な揺らぎを与えて得る場合が考えられ、このような画像においては、揺らぎの大きさに相当する信号差は一連のランレングスであるとしてかまわない。
また、画像情報参照部25は、画像情報を参照して、主走査方向の各ラインについて、画素ずらし位置の両側の複数の画素の階調値を取得する。
(2)画素ずらし位置の境界に位置する画素からの、境界から離れる方向に連続する階調幅が予め定められた範囲内の画素の連続数(ランレングス)が所定数以上であること
(3)判定対象ラインとデータの並び順で前後のラインの少なくともいずれか一方の1ラインについても同様に、条件(1)、(2)を満たすこと
(4)判定対象ラインとデータの並び順で前後のラインの少なくともいずれか一方の1ラインとの階調差が予め定められた範囲を超えていること
また、段差補修処理方法選択部22は、処理対象ラインと隣接する一又は複数のラインにおけるランレングスのうち、最小値の2倍以下の値を処理幅とする。また、処理対象ラインと隣接する一又は複数のラインにおけるランレングスの最小値を、画素ずらし位置を境界にした双方で求め、その和以下の値を処理幅としてもよく、この場合、後述する図18のように、画素ずらし位置を挟んで非対称に画素分散パターンを適用してもよい。
図3(b)は、図3(a)に示す画像を、主走査方向に連続した複数の画素からなるラインに分割した状態の図である。
図3(c)は、図3(b)に示すラインのうち、1番上のラインのみを取り出した図である。図3(c)に示すように、画素ずらし処理を行った場合に対応するラインに含まれる画素のうち、画素ずらし位置から1番目、3番目、6番目の画素同士を置換する(画素分散処理)。
図4(a)は、各ラインに対して画素分散処理を行った結果である。
図4(b)は、画素分散処理後の画像に対して画素ずらし処理が行われた画像である。図4(b)は、図28(c)に示した従来の処理と同様の結果となる。画素分散処理は、主走査ライン内の画像処理が中心となるから、多くの画像ラインを同時に参照することなく、容易に段差補修処理を実現することができる。
図5は、画像処理装置100による1ライン分の画像処理を示すフローチャートである。
まず、画像情報参照部25により、主走査方向1ライン分の画像情報について、端の画素から順に注目画素が抽出される(ステップS1)。
また、処理対象ラインと隣接する一又は複数のラインにおけるランレングスのうち、最小値の2倍以下の値を処理幅としてもよい。
以上で、1ライン分の画像処理が終了する。
また、次の画素ずらし位置までの間隔が長い場合、前の画素ずらし位置から開始したランレングスカウンタのカウント値が非常に大きくなるため、画像処理上、充分なカウント値(予め定めておく。)に到達したところで連続階調端に達したと判断してもよい。後述する図14〜図16の構成においては、次のランレングスカウント処理は、処理を打ち切った箇所から新たに開始すればよい。
図9(a)は、画素ずらし位置を境界として、副走査方向に(図9(a)において、画素ずらし位置の右側が相対的に下側に、画素ずらし位置の左側が相対的に上側に)1画素分ずらされる予定の画像である。本図から画素ずらし位置の左右各々のランレングスは7(7個の類似階調の画素が連なっている)と読み取れるので、例えば処理幅を7の略半数(小数点以下四捨五入)として算出すると、処理幅は画素ずらし位置を中心として両側に4画素ずつとなり、画素をずらした場合に対応するラインに含まれる、画素ずらし位置から2番目及び4番目の画素同士を置換することとなる。
図9(b)は、図9(a)に示す画像に対して画素分散処理が行われた後の画像である。
図9(c)は、画素分散処理後の画像に対して画素ずらし処理が行われた後の画像である。
図10(b)は、図10(a)に示す画像に対して画素分散処理が行われた後の画像である。
図10(c)は、画素分散処理後の画像に対して画素ずらし処理が行われた後の画像である。
図11(b)は、図11(a)に示す画像に対して画素分散処理が行われた後の画像である。
図11(c)は、画素分散処理後の画像に対して画素ずらし処理が行われた後の画像である。
図12(b)は、図12(a)に示す画像に対して画素分散処理が行われた後の画像である。
図12(c)は、画素分散処理後の画像に対して画素ずらし処理が行われた後の画像である。
また、画素置換位置の組み合わせは、例示したものに限定されない。
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における画像処理装置は、第1の実施の形態に示した画像処理装置100と同様の構成によってなるため、図1を援用し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
図13(a)は、副走査方向に画素をずらす前の画像である。この画像は、画素ずらし位置で副走査方向に(図13(a)において、画素ずらし位置の右側が相対的に下側に、画素ずらし位置の左側が相対的に上側に)1画素分ずらされることになっている。
図13(b)に示すように、画素ずらし処理後に段差が発生する箇所において、画素ずらし位置を境界として両側のランレングスが続く範囲の画素の階調値を代表する値を代表階調値として保持しておく。代表階調値は、境界位置の画素の階調値でもよいし、一連のランレングスに含まれる複数の画素の階調値の平均値であってもよい。そして、画素をずらす方向と直交する方向(主走査方向)に画素が連続する、画素をずらした場合に対応するラインのうち処理幅に含まれる複数の画素を、二つの代表階調値の組み合わせからなる画素分散パターンで置き換える。
図13(c)に、画素分散パターン上書き処理及び画素ずらし処理を施した後の画像を示す。この方法によれば、非常に幅の広い処理も容易に実現することができる。
画像情報参照部25a,25b,25cは、揺らぎを考慮したランレングスカウント処理(図8参照)を逐次行い、画素ずらし位置前後のランレングスを算出する。この処理は、3箇所の画像情報参照部25a,25b,25cのうち、画像情報参照部25aのみで行い、残りの2箇所(画像情報参照部25b,25c)については、画像情報参照部25aで算出した値を周回遅れで順次流用すればよい。
画像情報参照部25cには、段差補修処理部23aで処理済みの画像情報が入力されることになるため、それでもかまわない場合には、段差補修処理部23aで段差補修処理を行う。一方、段差補修処理部23aで画像情報が変化しない方が好ましい場合には、画像情報が出力されるまでに段差補修処理が実施されればよいので、判定結果を保持しておき、最下流の段差補修処理部23bで段差補修処理を行えばよい。また、1箇所の画素ずらし位置において、2画素分の段差を調整する必要がある場合には、段差補修処理部23a,23bの両方で段差補修処理を行うこととしてもよい。
段差補修処理部23a,23bには、1画素ずつ順次画像情報が入力されるので、段差補修処理部23a,23bは、画素分散パターンの配列を参照して、入力された画素に同期して一つずつ画像情報を上書きしていく。
図17(b)は、主走査方向に沿って、二つの階調値を1画素単位で単調に繰り返すパターンであり、画像処理が単純な処理で済むという利点がある。
図17(c)は、主走査方向に沿って、二つの階調値を2画素単位で単調に繰り返すパターンであり、図17(b)のパターンと同様、画像処理が単純な処理で済む。また、ライン全体として階調値を切り替える位置を少なくすることができるので、階調値の変化による濃度ムラへの影響が大きな高解像度なプリンタで有効なパターンである。
図17(d)は、図17(c)のパターンを、図17(a)のパターンと同様、主走査方向に沿って、二つの階調値の出現頻度を徐々に切り替えていくようにしたパターンである。
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態における画像処理装置は、第1の実施の形態に示した画像処理装置100と同様の構成によってなるため、図1を援用し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第3の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
図19(a)は、副走査方向に画素をずらす前の画像である。この画像は、画素ずらし位置で副走査方向に(図19(a)において、画素ずらし位置の右側が相対的に下側に、画素ずらし位置の左側が相対的に上側に)1画素分ずらされることになっている。
図19(b)に示すように、画素ずらし処理後に段差が発生する箇所において、画素ずらし位置の両側の画素の階調値を取得し、処理幅に含まれる複数の画素の数に対応する段階で、前記画素ずらし位置の両側の階調値の間を埋めるような、中間調パターンを生成する。中間調パターンは、画素をずらす方向と直交する方向(主走査方向)に連続的に階調値が変化するようなパターンである。そして、画素をずらす方向と直交する方向(主走査方向)に画素が連続する、画素をずらした場合に対応するラインのうち処理幅に含まれる複数の画素を、中間調パターンで置き換える。
図19(c)に、中間調平滑化処理及び画素ずらし処理を施した後の画像を示す。なお、ここでは中間調パターンを前記画素ずらし位置の両側の階調値をもとに算出したが、これに代わり、図13で説明したような各種の代表階調値や、ランレングスがカウントされた領域に存在する、画素ずらし位置から最も離れた画素の階調値をもとに中間調パターンを生成するようにしてもよい。
段差補修処理部23a,23bには、1画素ずつ順次画像情報が入力されるので、段差補修処理部23a,23bは、中間調パターンの配列を参照して、入力された画素に同期して一つずつ画像情報を上書きしていく。
次に、変形例1について説明する。
主走査方向の単画素線(線幅が1画素で構成された細い線)の場合、第1の実施の形態に示した画素分散処理又は第2の実施の形態に示した画素分散パターン上書き処理を行うと、図20(a)に示すように、主走査方向の画素のつながりが弱くなり、電子写真の場合、濃度が低下し(トナーの乗りが少なくなり)、線の描画が弱くなる場合がある。
一方、主走査方向の単画素線に、第3の実施の形態に示した中間調平滑化処理を行うと、図20(b)に示すように、平滑化部分は中間調のみで構成された2画素幅の線となる。この場合、線が太くなったり、プリンタの特性によっては細くなったり、安定した細線の再現が困難となる場合がある。
このような場合に、図20(c)に示すように、図20(a)に示す画像に対して、黒画素の凹凸が生じている箇所の白画素部分に中間調を配置する。これにより、主走査方向の画素のつながりが強化され、濃度再現が安定化する。
次に、変形例2として、緩やかな斜め線等、画素ずらし位置にもともと1画素の段差が存在していた場合について説明する。
図21(a)に示すように、もともと1画素の段差が存在する画像に対して、段差が拡大する方向に画素ずらし処理を行う場合、図21(b)に示すように、2画素の段差が生じ、欠陥として視認されやすい。
次に、変形例3について説明する。
図23(a)に示すエッジ画像に対して、画素ずらし位置の右側が相対的に下側に、画素ずらし位置の左側が相対的に上側に1画素分ずらされることとする。
図23(b)に示すように、画素分散処理で置換されるべき画素について、その上側の画素又は下側の画素の階調値を複写する処理を行う。すなわち、画素分散処理で置換されるべき画素に対して、画素ずらし位置を境界とした相対的な移動方向とは逆の方向に同一階調の画素を広げる。
図23(c)に、画素ずらし処理後の結果を示す。このように、変形例3の処理によって、部分的な画素複写の処理のみで、図13と同様の処理結果を得ることができる。なお、本図では、画素の複写を上下方向に行ったが、例えば上の代わりに斜め上、下の代わりに斜め下方向で実施しても同様の処理が可能である。処理結果を逐次上書き処理して1ライン毎に画像処理を実施する場合、上下方向に画素の複写を行うと複写の結果が伝播して不具合となる場合があるが、このような場合に、斜め上や斜め下方向で複写を実施すればこのような不具合がなくなり、好ましい。
20 画像処理部
21 画像評価部
22 段差補修処理方法選択部
23 段差補修処理部
23a,23b 段差補修処理部
24 画素ずらし処理部
25 画像情報参照部
25a,25b,25c 画像情報参照部
26 処理判定部
30 画像出力部
31 小ラインメモリ
31a,31b,31c 小ラインメモリ
32 メモリ
33 大ラインメモリ
33a,33b 大ラインメモリ
100 画像処理装置
Claims (18)
- 互いに直交する2方向に並んだ複数の画素により構成される画像に対し、前記2方向のうちいずれか1方向に画素をずらす画素ずらし処理を行う画像処理装置であって、
前記画素をずらす方向と直交する方向における前記画素をずらす境界位置からの階調幅が予め定められた範囲内の画素の連続数を算出し、当該算出された連続数に基づいて前記画素ずらし処理が行われた後の画像に段差が発生するか否かを判定する画像評価部と、
前記段差が発生すると判定された場合に、前記算出された連続数に応じて、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、前記画素をずらした場合に対応するライン間で、前記段差を補修する段差補修処理を行う段差補修処理部と、
を備える画像処理装置。 - 前記段差補修処理部は、前記画素をずらす方向と直交する方向において、前記算出された連続数に基づいた処理幅で、前記段差補修処理を行う、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記段差補修処理部は、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、処理対象のラインと隣接する一又は複数のラインにおける前記画素をずらす境界位置からの階調幅が予め定められた範囲内の画素の連続数に基づいた処理幅で、前記段差補修処理を行う、
請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記画像は複数の色から構成されるカラー画像であり、
前記段差補修処理部は、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、処理対象色以外の色のラインにおける前記画素をずらす境界位置からの階調幅が予め定められた範囲内の画素の連続数に基づいた処理幅で、前記段差補修処理を行う、
請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記段差補修処理部は、前記画素をずらす方向における前記段差補修処理の疎密状態に基づいた処理幅で、前記段差補修処理を行う、
請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記段差補修処理は、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、前記画素をずらした場合に対応するラインに含まれる画素同士を置換する処理である、
請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記段差補修処理は、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、前記画素をずらした場合に対応するラインに含まれる複数の画素を、前記画素をずらす境界位置の両側それぞれを代表する階調値を組み合わせたパターンで置き換える処理である、
請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記画素をずらす方向における前記段差補修処理の疎密状態に基づいて、前記パターンを選択するパターン選択部を備える、
請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記段差補修処理は、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、前記画素をずらした場合に対応するラインに含まれる複数の画素を、前記画素をずらす方向と直交する方向に連続的に階調値が変化するように置き換える処理である、
請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 互いに直交する2方向に並んだ複数の画素により構成される画像に対し、前記2方向のうちいずれか1方向に画素をずらす画素ずらし処理を行う画像処理方法であって、
前記画素をずらす方向と直交する方向における前記画素をずらす境界位置からの階調幅が予め定められた範囲内の画素の連続数を算出し、当該算出された連続数に基づいて前記画素ずらし処理が行われた後の画像に段差が発生するか否かを判定する画像評価工程と、
前記段差が発生すると判定された場合に、前記算出された連続数に応じて、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、前記画素をずらした場合に対応するライン間で、前記段差を補修する段差補修処理を行う段差補修処理工程と、
を含む画像処理方法。 - 前記段差補修処理工程では、前記画素をずらす方向と直交する方向において、前記算出された連続数に基づいた処理幅で、前記段差補修処理を行う、
請求項10に記載の画像処理方法。 - 前記段差補修処理工程では、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、処理対象のラインと隣接する一又は複数のラインにおける前記画素をずらす境界位置からの階調幅が予め定められた範囲内の画素の連続数に基づいた処理幅で、前記段差補修処理を行う、
請求項10又は11に記載の画像処理方法。 - 前記画像は複数の色から構成されるカラー画像であり、
前記段差補修処理工程では、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、処理対象色以外の色のラインにおける前記画素をずらす境界位置からの階調幅が予め定められた範囲内の画素の連続数に基づいた処理幅で、前記段差補修処理を行う、
請求項10から12のいずれか一項に記載の画像処理方法。 - 前記段差補修処理工程では、前記画素をずらす方向における前記段差補修処理の疎密状態に基づいた処理幅で、前記段差補修処理を行う、
請求項10から13のいずれか一項に記載の画像処理方法。 - 前記段差補修処理は、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、前記画素をずらした場合に対応するラインに含まれる画素同士を置換する処理である、
請求項10から14のいずれか一項に記載の画像処理方法。 - 前記段差補修処理は、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、前記画素をずらした場合に対応するラインに含まれる複数の画素を、前記画素をずらす境界位置の両側それぞれを代表する階調値を組み合わせたパターンで置き換える処理である、
請求項10から14のいずれか一項に記載の画像処理方法。 - 前記画素をずらす方向における前記段差補修処理の疎密状態に基づいて、前記パターンを選択する工程を含む、
請求項16に記載の画像処理方法。 - 前記段差補修処理は、前記画素をずらす方向と直交する方向に画素が連続する、前記画素をずらした場合に対応するラインに含まれる複数の画素を、前記画素をずらす方向と直交する方向に連続的に階調値が変化するように置き換える処理である、
請求項10から14のいずれか一項に記載の画像処理方法。
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