JP2012064864A - 電子モジュールの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱素子を放熱プレートに搭載してなる電子モジュールを、放熱体に取り付けてなる電子モジュールにおいて、昇温時の放熱性を向上させる取付構造を提供する。
【解決手段】放熱体2の一面は、放熱体側凸部2aと放熱体側凹部2bよりなる凹凸形状とされており、放熱体2の一面と放熱プレート20の他面との間には、当該両面に接触し放熱プレート20を支持する受け部5が介在され、受け部5を介して放熱プレート20と放熱体2とが締結されており、放熱プレート20の他面は、放熱プレート側凸部21と放熱プレート側凹部22よりなる凹凸形状をなすと共に、放熱体側凸部2aが放熱プレート側凹部22に入り込むことで、当該両凸部2a、21が噛み合った状態とされており、線膨張係数は、受け部5<放熱プレート20<放熱体2の大小関係となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、発熱素子を放熱プレートに搭載してなる電子モジュールを、放熱体に取り付けてなる電子モジュールの取付構造に関する。
従来より、この種の電子モジュールの取付構造としては、発熱素子と一面側に発熱素子が搭載された熱伝導性を有する放熱プレートとを備える電子モジュールを、一面が放熱プレートの他面と対向するように設けられた放熱体の当該一面側に取り付けてなり、放熱プレートからの熱を放熱体に伝えるようにしたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−134669号公報
しかしながら、近年、発熱素子の高パワー化などに伴い、さらなる放熱性の向上が望まれている。特に、発熱素子の発熱や環境温度の上昇などによる昇温時には、発生する熱量も大きくなるので、高い放熱性が要求される。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、発熱素子を放熱プレートに搭載してなる電子モジュールを、放熱体に取り付けてなる電子モジュールの取付構造において、昇温時の放熱性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明者は、まず、電子モジュールから放熱体への放熱性向上のため、電子モジュールの放熱プレートと放熱体との互いの対向面を凹凸形状とし、互いの凹凸がかみ合って接触するようにすれば、当該両面が平坦な場合に比べて、接触面積が大きくなり、放熱性が向上すると考えた。請求項1に記載の発明は、このような考えに着目して創出されたものである。
すなわち、請求項1に記載の発明においては、放熱体(2)の一面(2c)は、放熱プレート(20)の他面(20b)に向かって突出する放熱体側凸部(2a)と当該放熱体側凸部(2a)間の凹部(2b)よりなる凹凸形状とされており、
放熱プレート(20)の他面(20b)は、放熱体(20)の一面(2c)に向かって突出する放熱プレート側凸部(21)と当該放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)よりなる凹凸形状をなすと共に、放熱体側凸部(2a)が放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)に入り込むことで、当該両凸部(2a、21)が噛み合った状態とされており、
放熱体(2)の一面(2c)のうち放熱体側凹部(2b)の底面と放熱プレート(20)の他面(20b)のうち放熱体側凹部(22)の底面との間には、放熱プレート(20)と放熱体(2)とを締結する受け部(5)が介在されており
受け部(5)の線膨張係数よりも放熱プレート(20)の線膨張係数および放熱体(2)の線膨張係数の方が大きくなっており、
受け部(5)、放熱プレート(20)、および放熱体(2)が熱膨張したとき、放熱プレート側凸部(21)の先端面と前記放熱体側凹部(2b)の底面との距離(a1)、前記放熱体側凸部(2a)の先端面と前記放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)の底面との距離(a2)、および、前記放熱体側凸部(2a)と前記放熱プレート側凸部(21)との互いに対向する側面間の距離(a3)が縮小されるようになっていることを特徴とする。
それによれば、互いに対向する放熱プレート(20)の他面(20b)と放熱体(2)の一面(2c)とを上記凹凸形状とし、放熱体側凸部(2a)が放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)に入り込むことで、当該両凸部(2a、21)が噛み合った状態とされているから、各凸部(2a、21)と相手側の凹部(2b、22)の底面との間だけでなく、互いの凸部(2a、21)における対向する側面間に放熱経路が形成されるから、放熱面積を大きく取れる。
また、このように放熱プレート(20)および放熱体(2)の互いに対向する両面(20b、2c)に凹凸を設け、当該両凹凸をかみ合うようにしたとしても、放熱プレート(20)側の凹凸と放熱体(2)側の凹凸との間には少なからず隙間が生じる。この隙間はすなわち空気の層となり、放熱性を大きく阻害する。
そこで、その点も考慮して、本発明では、受け部(5)の線膨張係数よりも放熱プレート(20)の線膨張係数、および、放熱体(2)の線膨張係数の方を大きくすることで、これら受け部(5)、放熱プレート(20)、および放熱体(2)が熱膨張したとき、放熱プレート側凸部(21)の先端面と放熱体側凹部(2b)の底面との距離、放熱体側凸部(2a)の先端面と放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)の底面との距離、および、放熱体側凸部(2a)と放熱プレート側凸部(21)との互いに対向する側面間の距離が縮小されるようにしている。
このように、本発明によれば、昇温時には当該各部が熱膨張して、放熱プレート(20)側の凹凸と放熱体(2)側の凹凸の間の隙間が小さくなる。よって、本発明によれば、昇温時に放熱性を大きく阻害する空気の層を縮小できるので、放熱性を向上させることができる。
ここで、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の電子モジュールの取付構造において、放熱体側凹部(2b)の底面と放熱体(2)の一面(2c)とは面一となっており、放熱プレート側凹部(22)の底面と放熱プレート(20)の他面(20b)とは面一となっており、受け部(5)は、放熱体側凹部(2b)と面一となった放熱体(2)の一面(2c)と放熱体側凹部(22)と面一となった放熱プレート(20)の他面(20b)との間に設けられているものにすれば、当該両面間に受け部(5)を設けることが容易となり、放熱体(2)と放熱プレート(20)の締結も容易となる。
また、請求項3に記載の発明のでは、請求項1又は2に記載の電子モジュールの取付構造において、受け部(5)、放熱プレート(20)、および放熱体(2)が熱膨張した時には、前記各距離(a1、a2、a3)が0となって両凹凸形状全体が接触し合うことを特徴とする。このように、両凹凸形状全体が接触することで放熱性を阻害する空気の層を無くすことができる。従って、放熱性を格段に向上させることができる。
また、上記各手段の場合、理想的には、熱膨張によって、放熱プレート側凸部(21)の先端面が放熱体側凸部(2a)間の凹部(2b)の底面に接触するタイミングと、放熱体側凸部(2a)の先端面が放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)の底面に接触するタイミングとが同時であることが望ましい。
しかし、上記各手段においては、熱膨張時には、線膨張係数の大きい放熱体側凸部(2a)の方が、線膨張係数の小さい放熱プレート側凸部(21)よりも突出方向への膨張度合が大きい。
そこで、この点を考慮して、請求項4では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電子モジュールの取付構造において、放熱プレート側凸部(21)の先端面と放熱体側凸部(2a)間の凹部(2b)の底面との距離(a1)が、放熱体側凸部(2a)の先端面と放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)の底面との距離(a2)よりも小さいことを特徴としている。
それによれば、上記した放熱プレート側凸部(21)の先端面が放熱体側凸部(2a)間の凹部(2b)の底面に接触するタイミングと、放熱体側凸部(2a)の先端面が放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)の底面に接触するタイミングとを極力同時にするという点で好ましい。
ここで、請求項5に記載の発明では、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電子モジュールの取付構造において、発熱素子(10)は、放熱プレート(20)とは反対側にて、発熱素子(10)からの信号を外部に取り出すためのコネクタ(4)と電気的に接続されており、放熱プレート(20)は、発熱素子(10)を覆うコネクタ(4)の蓋として構成されたものであることを特徴とする。
それによれば、コネクタ(4)に接続された発熱素子(10)は、放熱プレート(20)によって蓋をされるから、コネクタ(4)からの発熱素子(10)の脱落を、放熱プレート(20)によって防止することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電子モジュールの取付構造においては、発熱素子(10)は、ヒートシンク(11)の上に配線基板(12)、電子部品(13)を順次積層し、これら積層体をモールド樹脂(14)によって封止するとともに、ヒートシンク(11)の一部をモールド樹脂(14)より露出してなるものであり、モールド樹脂(14)より露出するヒートシンク(11)の部分を、放熱プレート(20)の一面と接触させているものにできる。
また、請求項7に記載の発明では、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電子モジュールの取付構造において、放熱体側凸部(2a)は、その突出方向に沿った断面形状が突出先端側に向かって窄まる台形状とされており、放熱プレート側凸部(21)は、その突出方向に沿った断面形状が突出先端側に向かって窄まる台形状とされていることを特徴としている。
それによれば、昇温時、放熱体(2)と放熱プレート(20)の熱膨張係数差から反りが発生した場合にも、互いに断面台形状の凸部(2a、21)が噛み合う状態とされているから、当該互いの凸部が干渉することなく、効率的に放熱経路を確保しやすいものとできる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明の第1実施形態に係る電子モジュールの取付構造を示す概略断面図である。 放熱体の一面および放熱プレートの他面における各凹凸を示す図であり、(a)は放熱体の一面の概略平面図、(b)は放熱プレートの他面の概略平面図である。 放熱プレートおよび放熱体の両凹凸のかみ合い部分を拡大して示す概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電子モジュールの取付構造の要部を示す概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係る放熱体の一面および放熱プレートの他面における各凹凸を示す概略平面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各図相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子モジュール1を放熱体2に取り付けてなる電子モジュール1の取付構造の概略断面構成を示す図である。本電子モジュール1は、たとえばオートマチックエンジンの車両に搭載される電子装置であり、その場合の放熱体2は、たとえば当該エンジンのバルブボディなどのブロック体となる。
電子モジュール1は、駆動時に発熱する発熱素子10と、熱伝導性を有する金属等の材料よりなる板状の放熱プレート20とを備え、放熱プレート20の一面(図1中の上面)20a側に発熱素子10を搭載してなるものである。この発熱素子10としては、たとえばパワー素子などを有するICチップや、モールドICなどが挙げられる。
本実施形態では、発熱素子10はモールドICであり、ヒートシンク11の上に配線基板12、電子部品13を順次積層し、これらが積層されてなる積層体をモールド樹脂14によって封止するとともに、ヒートシンク11の一部をモールド樹脂14より露出してなるものである。
ここで、ヒートシンク11は、たとえばアルミニウム、銅、モリブデンなどの放熱性に優れた金属等の材料よりなる板材である。配線基板12は、たとえばセラミック基板などであり、ヒートシンク11上に搭載されて接着などにより固定されている。
電子部品13は、パワートランジスタ素子などの発熱の大きい部品であり、さらに必要に応じて、抵抗やコンデンサなどの受動素子なども電子部品13に含まれる。これら電子部品13は、たとえばワイヤボンディングやフリップチップ、導電性接着剤、はんだなどにより、配線基板12に電気的に接続されている。
また、この発熱素子10は、一般的なモールドICと同じく、銅などの導電性材料よりなるリード15を備えており、リード15はそのインナーリードがモールド樹脂14に封止され、アウターリードがモールド樹脂14より突出している。
ここでは、モールド樹脂14内にてリード15と配線基板12とが、金やアルミニウムなどのボンディングワイヤ16により電気的に接続されている。そして、配線基板12からの信号は上記アウターリードにてモールド樹脂14の外部に取りだされるようになっている。
また、モールド樹脂14は、一般的なエポキシ樹脂などのモールド材料よりなり、たとえば、トランスファーモールド法などにより成型されるものである。そして、ヒートシンク11における配線基板12の搭載面とは反対側の面が、モールド樹脂14より露出しており、このモールド樹脂14より露出するヒートシンク11の面は、放熱プレート20の一面と接触している。
ここで、発熱素子10は、ブラケット17を介して放熱プレート20に固定されている。具体的には、ブラケット17は、リード15と同様に、モールド樹脂14により発熱素子10の一部として一体化されており、このブラケット17のモールド樹脂14より突出する部位を、ネジ3を介して放熱プレート20に締結している。
また、図1に示されるように、発熱素子10は、放熱プレート20とは反対側にて、コネクタ4と電気的に接続されている。このコネクタ4は、発熱素子10からの信号を外部(たとえば車両のECUなどの外部回路)に取り出すための部材であり、ターミナル端子などを内蔵した樹脂成型品などとして構成されたものである。
ここで、発熱素子10のリード15におけるアウターリードが、コネクタ4の図示しないターミナル端子に対して、溶接やはんだ付けなどにより電気的に接続されている。これにより、電子モジュール1の発熱素子10は、コネクタ4と電気的に接続され、当該発熱素子10と外部とがコネクタ4を介して電気的に接続されている。
また、本実施形態では、放熱プレート20は、発熱素子10を覆うようにコネクタ4に取り付けられる当該コネクタ4の蓋として構成されている。ここで、放熱プレート20とコネクタ4との固定については、ネジ締めや系合など周知の接合手段を採用することができる。
このように、本実施形態の電子モジュール1は、発熱素子10と、一面20a側に発熱素子10が搭載された放熱プレート20とを備えるものである。そして、本実施形態では、この電子モジュール1を、一面2cが放熱プレート20の他面(図1中の下面)20aと対向するように設けられた放熱体2の当該一面側に取り付けている。
そして、発熱素子10で発生する熱を放熱プレート20から放熱体2に伝え、放熱するようにしている。具体的には、発熱素子10の電子部品13や配線基板12に発生する熱が、ヒートシンク11から放熱プレート20を介して放熱体2に放熱されるようになっている。
ここで、放熱体2は、上述したように、バルブボディなどのブロック体であるが、その放熱体2の一面2cは、図1に示されるように、放熱プレート20の他面20bに向かって突出する放熱体側凸部2aと当該放熱体側凸部2a間の放熱体側凸部2aに比べて凹んでいる凹部2bよりなる凹凸形状とされている。さらに言うならば、放熱体側凸部2a間の凹部2bの底面は、放熱体側凸部2aの根元の面に相当する。つまり、本実施形態における凹部2bの底面は、放熱体2の一面2cと面一に連続している。
また、放熱体2の一面2cと放熱プレート20の他面20bとの間に、受け部5が介在されている。具体的に、受け部5は、放熱体2の一面2cのうち放熱体側の凹部2bの底面と放熱プレート20の他面20bのうち後述する放熱体側の凹部22の底面との間に介在しており、放熱プレート20を支持するものである。そして、この受け部5を介して、放熱プレート20と放熱体2とが締結されている。
具体的には、受け部5は円筒状のものであり、ネジ4は、上記ブラケット17、放熱プレート20、受け部5を貫通して放熱体2の内部まで到達するものである。ここで、受け部5の中空部および放熱体2の内部に、ネジ4とネジ結合される雌ネジを形成することにより、ネジ4を介して、これら各部が締結される。
また、本実施形態では、放熱プレート20の他面20bのうち放熱体2の一面2cにおける凹凸形状部分に対向する部位には、放熱体2の凹凸形状に対応した凹凸が形成されている。すなわち、この放熱プレート20の凹凸は、放熱体2の一面2cに向かって突出する放熱プレート側凸部21と当該放熱プレート側凸部21間の放熱プレート側凸部21に比べて凹んでいる凹部22よりなる凹凸形状をなす。さらに言うならば、放熱プレート側凸部21間の凹部22の底面は、放熱プレート側凸部21の根元の面に相当する。
つまり、本実施形態における凹部22の底面は、放熱プレート20の他面と面一に連続している。そして、上記受け部5は、凹部2bと面一となった放熱体2の一面2cと凹部22と面一となった放熱プレート20の他面20bとの間に設けられている。これにより、当該両面間に受け部5を設けることが容易となり、放熱体2と放熱プレート20の締結が容易となる。
そして、放熱体2の放熱体側凸部2aが、放熱プレート20における放熱プレート側凸部21間の凹部22に入り込んでおり、それにより、これら放熱体側凸部2aと放熱プレート側凸部21とが噛み合った状態とされている。
ここで、図2は、これら放熱体2の一面2cおよび放熱プレート20の他面20bにおける各凹凸を示す図であり、(a)は放熱体2の一面2cの概略平面図、(b)は放熱プレート20の他面20bの概略平面図である。なお、これら図2では、受け部5も示しており、さらに、図2(b)では、当該両凸部2a、21がかみ合った状態における放熱体側凸部2aを破線にて示してある。
図2に示されるように、本実施形態では、放熱体2の一面2cおよび放熱プレート20の他面20bにおいて、それぞれ直方体形状の凸部2a、21が設けられている。さらに言うならば、放熱体2の一面2cにおいて、複数個の直方体形状の放熱体側凸部2aが、その長手方向をそろえた状態で当該長手方向と直交する方向に配列されている。そして、各放熱体側凸部2a間が凹部2b(以下、放熱体側凹部2bという)とされている。
一方、放熱プレート20の他面20bにおいて、複数個の直方体形状の放熱プレート側凸部21が、その長手方向をそろえた状態で当該長手方向と直交する方向に配列されている。そして、各放熱プレート側凸部21間が凹部22(以下、放熱プレート側凹部22という)とされている。
そして、図2(b)に示されるように、この放熱プレート側凹部22に放熱体側凸部2aがはまり込むことで、放熱体側凸部2aと放熱プレート側凸部21とがかみ合った状態となる。なお、これら両凸部2a、21がかみ合うように、放熱体2および放熱プレート20に凹凸が形成されていればよく、図2に示されるような凹凸形状に限定されるものではないことはもちろんである。たとえば、不定形の島状に凹凸が形成されてもよい。
このように、本実施形態では、互いに対向する放熱プレート20の他面20bと放熱体2の一面2cとを上記凹凸形状とし、放熱体側凸部2aが放熱プレート側凹部22に入り込むことで、当該両凸部2a、21が噛み合った状態とされている。
そのため、本実施形態では、各凸部2a、21と相手側の凹部2b、22の底面との間だけでなく、互いの凸部2a、21における対向する側面間に放熱経路が形成される。それゆえ、本実施形態では、放熱プレート20の他面20bと放熱体2の一面2cを平坦面とする場合に比べて、放熱面積を大きく取れ、放熱性向上に好ましい構成とされている。
このように、本実施形態では、受け部5を介して締結されている放熱プレート20および放熱体2は、電子モジュール1で発生する熱を放熱する放熱部材2、20として構成されているが、電子モジュール1の電気信号が流れるものではない。
ここで、本実施形態のような構成とした場合、放熱プレート20および放熱体2の両凹凸をかみ合うようにしたとしても、放熱プレート20側の凹凸と放熱体2側の凹凸の間には少なからず隙間が生じる。そして、この隙間はすなわち空気の層であり、放熱性を大きく阻害する。
そこで、本実施形態では、これら放熱部材2、20および受け部5については、発生する熱量が大きくなり高い放熱性が必要とされる昇温時にて、放熱プレート20と放熱体2との間の放熱経路を適切に確保するべく、各部2、5、20の線膨張係数の関係を規定している。この関係について、図3も参照して、より詳細に述べる。図3は、放熱プレート20および放熱体2の両凹凸のかみ合い部分を拡大して示す概略断面図である。
すなわち、本実施形態においては、受け部5の線膨張係数よりも放熱プレート20の線膨張係数の方が大きく、且つ、放熱プレート20の線膨張係数よりも放熱体2の線膨張係数の方が大きくなっている。つまり、線膨張係数については、受け部<放熱プレート<放熱体、という大小関係が規定されている。
このような大小関係が成立するものであれば、上記各部2、5、20の材質は特に限定されるものではないが、たとえば、本実施形態では、受け部5を炭素鋼であるSPCCにより構成し、放熱プレート20を銅により構成し、放熱体2をアルミニウムにより構成している。
そして、このような線膨張係数の関係によれば、昇温時すなわち上記各部2、5、20の熱膨張時には、当該三者2、5、20の膨張度合については、受け部5が最小、放熱プレート20が中位、放熱体2が最大となる。たとえば、放熱体2をAl(線膨脹係数α=23)、放熱プレート20をCu(α=17)、受け部5をSPCC(α=11)とすることができる。
ここで、受け部5に接触している放熱体2の一面2cの部分および放熱プレート20の他面20bの部分は、上記締結力により固定されているので、実質的に膨張による変形は無視される。そのため、当該熱膨張時には、放熱体2と放熱プレート20との間の放熱経路については、放熱体側凸部2aおよび放熱プレート側凸部21の膨張度合が支配的となる。
そして、本実施形態では、上記線膨張係数の関係より、各凸部2a、21の突出方向およびそれと直交する方向において、放熱体側凸部2aの膨張度合が、放熱プレート側凸部21の膨張度合よりも大きくなっている。
そうすると、当該熱膨張時には、放熱プレート側凸部21の先端面と放熱体側凹部2bの底面との距離a1、放熱体側凸部2aの先端面と放熱プレート側凹部22の底面との距離a2、および、放熱体側凸部2aと放熱プレート側凸部21との互いに対向する側面間の距離a3が縮小されることになる。なお、これら各距離a1、a2、a3は、図3に示されている。
このように、本実施形態の電子モジュールの取付構造によれば、電子モジュール1の放熱プレート20と放熱体2との間の放熱面積を、上記凹凸のかみ合い構成によって大きくできるとともに、昇温時には、上記各部2、5、20の線膨張係数の関係によって、当該凹凸間の隙間を小さくできる。よって、本実施形態によれば、昇温時の放熱性を向上させることができる。
また、図3を参照して述べるならば、本実施形態においては、理想的には、昇温時の上記各部2、5、20の熱膨張によって、放熱プレート側凸部21の先端面が放熱体側凹部2bの底面に接触するタイミングと、放熱体側凸部2aの先端面が放熱プレート側凹部22の底面に接触するタイミングとが同時であることが望ましい。
つまり、当該熱膨張によって、図3に示される放熱プレート側凸部21の先端面と放熱体側凹部2bの底面との距離a1と、放熱体側凸部2aの先端面と放熱プレート側凹部22の底面との距離a2とが、同時に0となることが理想である。
しかし、本実施形態においては、熱膨張時には、線膨張係数の大きい放熱体側凸部2aの方が、線膨張係数の小さい放熱プレート側凸部21よりも突出方向への膨張度合が大きい。
そのため、たとえば、当該両距離a1、a2が同じの場合、熱膨張時において、線膨張係数の大きい放熱体側凸部2aの先端の方が、線膨張係数の小さい放熱プレート側凸部21よりも、相手側の凹部の底面に早く接触してしまう。つまり、その時点では、放熱プレート側凸部21と放熱体側凹部2bの底面とは隙間が残っている状態である。その後、さらに昇温して両者が熱膨張すると、接触した放熱体側凸部2aの先端は、放熱体2と放熱プレート20とを離間するように放熱プレート側凹部22の底面に押し付けられる。そのような状態で、放熱プレート側凸部21の先端が放熱体側凹部2bの底面に接触するまで昇温し続けると受け部へ過大な負荷が生じてしまい好ましくない。
そこで、本実施形態では、好ましい形態として、放熱プレート側凸部21の先端面と放熱体側凹部2bの底面との距離a1を、放熱体側凸部2aの先端面と放熱プレート側凹部22の底面との距離a2よりも小さいものとすることが望ましい。それによれば、熱膨張時において、上記した両凸部2a、21が相手側凹部2b、22に接触するタイミングを極力同時にすることができる。この場合、放熱性を阻害する空気層が両先端面および底面間に存在しないから、昇温時における放熱性の格段な向上が可能となる。
また、本実施形態では、熱膨張時には、上記距離a1間における放熱プレート側凸部21の先端面と放熱体側凹部2bの底面との接触、および、上記距離a2間における放熱体側凸部2aの先端面と放熱プレート側凹部22の底面との接触よりも、上記距離a3間における放熱プレート側凸部21の側面と放熱体側凸部2aの側面との接触が、早く実現することが好ましい。
熱膨張時には、上記各距離a1〜a3間にて各対向面がすべて同時に接触するのが理想的ではある。ここで、たとえば、上記距離a1間における各対向面の接触、および、上記距離a2間における各対向面の接触の方が、上記距離a3間における上記側面同士の接触よりも早い場合、上記距離a3間における上記側面同士を接触させようとして、さらに、上記距離a1および上記距離a2間において、上記説明したように、各凸部が相手側部材を押し上げるように膨張し、当該相手側部材にダメージを与える恐れがある。
その点、上記距離a3間における上記側面同士の接触の方を、上記距離a1およびa2間における各対向面の接触よりも早くすることで、そのような問題を回避できる。更に、熱膨張時に上記各距離a1〜a3間にて各対向面がすべて同時に接触すれば、両凹凸間で放熱性を阻害する空気の層が存在しなくなるから、昇温時における多量の放熱要求に大きく貢献することができる。なお、このことについては、放熱プレート20側、放熱体2側の各凹凸の突出高さ、それぞれの凸部および凹部の幅、各距離a1〜a3、さらには各線膨張係数を適宜設定することにより可能である。
また、上記図1に示される本実施形態の取付構造については、コネクタ4に発熱素子10を取り付けるとともに、コネクタ4および発熱素子10に放熱プレート20を取り付けた後、この状態で、放熱プレート20と放熱体2とを締結することで、組み付けが完成するものである。
ここで、上述したように、本実施形態では、放熱プレート20はコネクタ4の蓋として構成されている。この場合、上記組み付け時において、コネクタ4に、発熱素子10を取り付け、さらに放熱プレート20を取り付けることによって、発熱素子10は、コネクタ4内の空間にて放熱プレート20に遮蔽される。
そのため、その後、放熱プレート20を放熱体2に取り付けるときに、コネクタ4から発熱素子10が脱落するのを放熱プレート20によって防止できるから、当該取り付けにおける取り扱い性の向上などが期待される。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係る電子モジュールの取付構造の要部を示す概略断面図であり、(a)は反りの発生前、(b)は反りの発生後の状態を示している。本実施形態は、放熱体2の一面と放熱プレート20の他面との間の両面の凹凸形状を変形したところが、上記第1実施形態との相違点であり、この相違点を中心の述べることとする。
図4に示されるように、本実施形態では、放熱体側凸部2aは、その突出方向に沿った断面形状が突出先端側に向かって窄まる台形状とされており、一方、放熱プレート側凸部21は、その突出方向に沿った断面形状が突出先端側に向かって窄まる台形状とされている。これら両凸部2a、21は、互いに噛み合うように対応した断面台形状をなしている。
それによれば、昇温時、図4(b)に示されるように、放熱体2と放熱プレート20の熱膨張係数差から、反りが発生した場合にも、互いの凸部2a、21におけるテーパ状の側面、すなわち台形の側面によって、互いの凸部2a、21が干渉しにくくなり、結果、効率的に放熱経路を確保しやすくなることが期待される。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態に係る電子モジュールの取付構造の要部を示す概略断面図である。この図5は、放熱体2の一面および放熱プレート20の他面における各凹凸を示す図であり、(a)は放熱体2の一面の概略平面図、(b)は放熱プレート20の他面の概略平面図である。なお、図5では、受け部5も示しており、さらに、図5(b)では、当該両凸部2a、21がかみ合った状態における放熱体側凸部2aを破線にて示してある。
放熱体2の一面および放熱プレート20の他面における各凹凸は、上記図2に限定されるものではなく、たとえば、各凸部2a、21を千鳥状に配置された柱状のものとし、その間の凸部2a、21よりも凹んだ部位を凹部2b、22とするようにしたものであってもよい。さらには、これら図2、図5以外にも種々の凹凸形状が可能であることはいうまでもない。
(他の実施形態)
なお、受け部5を介した放熱プレート20と放熱体2との締結方法としては、上記ネジ3を用いた方法に限定するものではなく、種々の周知の締結手段が可能である。
また、上記実施形態では、電子モジュール1の放熱プレート20は、発熱素子10を覆うコネクタ4の蓋として構成されたものであったが、当該放熱プレート20は、コネクタ4の蓋に限定されるものではないことはもちろんである。
また、発熱素子10としては、駆動時に発熱し、放熱を要するものであれば、上記モールドICに限定されるものではなく、ベアチップや、あるいは、半導体素子以外の電子部品などであってもよい。
1 電子モジュール
2 放熱体
2a 放熱体側凸部
2b 放熱体側凹部
4 コネクタ
5 受け部
10 発熱素子
11 ヒートシンク
12 配線基板
13 電子部品
14 モールド樹脂
20 放熱プレート
21 放熱プレート側凸部
22 放熱プレート側凹部
a2 放熱体側凸部の先端面と放熱プレート側凹部の底面との距離
a3 放熱体側凸部と放熱プレート側凸部との互いに対向する側面間の距離

Claims (7)

  1. 発熱素子(10)と、一面(20a)側に前記発熱素子(10)が搭載された熱伝導性を有する放熱プレート(20)と、を備える電子モジュール(1)を、一面(2c)が前記放熱プレート(20)の他面(20b)と対向するように設けられた放熱体(2)の当該一面(20a)側に取り付けてなり、前記放熱プレート(20)からの熱を前記放熱体(2)に伝えるようにした電子モジュールの取付構造において、
    前記放熱体(2)の一面(2c)は、前記放熱プレート(20)の他面(20b)に向かって突出する放熱体側凸部(2a)と当該放熱体側凸部(2a)間の凹部(2b)よりなる凹凸形状とされており、
    前記放熱プレート(20)の他面(20b)は、前記放熱体(20)の一面(2c)に向かって突出する放熱プレート側凸部(21)と当該放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)よりなる凹凸形状をなすと共に、前記放熱体側凸部(2a)が前記放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)に入り込むことで、当該両凸部(2a、21)が噛み合った状態とされており、
    前記放熱体(2)の一面(2c)のうち前記放熱体側凹部(2b)の底面と前記放熱プレート(20)の他面(20b)のうち前記放熱体側凹部(22)の底面との間には、前記放熱プレート(20)と前記放熱体(2)とを締結する受け部(5)が介在されており
    前記受け部(5)の線膨張係数よりも前記放熱プレート(20)の線膨張係数および前記放熱体(2)の線膨張係数の方が大きくなっており、
    前記受け部(5)、前記放熱プレート(20)、および前記放熱体(2)が熱膨張したとき、前記放熱プレート側凸部(21)の先端面と前記放熱体側凹部(2b)の底面との距離(a1)、前記放熱体側凸部(2a)の先端面と前記放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)の底面との距離(a2)、および、前記放熱体側凸部(2a)と前記放熱プレート側凸部(21)との互いに対向する側面間の距離(a3)が縮小されるようになっていることを特徴とする電子モジュールの取付構造。
  2. (今回の新規請求項)
    前記放熱体側凹部(2b)の底面と前記放熱体(2)の一面(2c)とは面一となっており、
    前記放熱プレート側凹部(22)の底面と前記放熱プレート(20)の他面(20b)とは面一となっており、
    前記受け部(5)は、前記放熱体側凹部(2b)と面一となった前記放熱体(2)の一面(2c)と前記放熱体側凹部(22)と面一となった前記放熱プレート(20)の他面(20b)との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子モジュールの取付構造。
  3. (今回の新規請求項)
    前記受け部(5)、前記放熱プレート(20)、および前記放熱体(2)が熱膨張した時には、前記各距離(a1、a2、a3)が0となって前記両凹凸形状全体が接触し合うことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子モジュールの取付構造。
  4. (前回の請求項4)
    前記放熱プレート(20)の線膨張係数よりも前記放熱体(2)の線膨張係数の方が大きくなっており、
    前記放熱プレート側凸部(21)の先端面と前記放熱体側凸部(2a)間の凹部(2b)の底面との距離(a1)が、前記放熱体側凸部(2a)の先端面と前記放熱プレート側凸部(21)間の凹部(22)の底面との距離(a2)よりも小さいことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電子モジュールの取付構造。
  5. (前回の請求項2)
    前記発熱素子(10)は、前記放熱プレート(20)とは反対側にて、前記発熱素子(10)からの信号を外部に取り出すためのコネクタ(4)と電気的に接続されており、
    前記放熱プレート(20)は、前記発熱素子(10)を覆う前記コネクタ(4)の蓋として構成されたものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電子モジュールの取付構造。
  6. (前回の請求項3)
    前記発熱素子(10)は、ヒートシンク(11)の上に配線基板(12)、電子部品(13)を順次積層し、これら積層体をモールド樹脂(14)によって封止するとともに、前記ヒートシンク(11)の一部を前記モールド樹脂(14)より露出してなるものであり、
    前記モールド樹脂(14)より露出する前記ヒートシンク(11)の部分を、前記放熱プレート(20)の一面(20a)と接触させていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電子モジュールの取付構造。
  7. (前回の請求項5)
    前記放熱体側凸部(2a)は、その突出方向に沿った断面形状が突出先端側に向かって窄まる台形状とされており、
    前記放熱プレート側凸部(21)は、その突出方向に沿った断面形状が突出先端側に向かって窄まる台形状とされていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電子モジュールの取付構造。
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