JP2012064188A - 静電容量方式のタッチパネル及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パターニングされた透明電極以外の部分をエッチングまたは食刻する工程を省略することでタッチパネルの製造工程を単純化し、エッチングまたは食刻の際に残る残留物による問題を解決するための静電容量方式タッチパネル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】静電容量方式のタッチパネルは、透明基板30、透明基板30の一面に形成された透明電極32、及び透明基板30の他面に形成された電極配線35を含み、透明基板30を貫いて透明電極32と電極配線35を通電させるために充填材34が充填された貫通ホール33が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は静電容量方式のタッチパネル及びその製造方法に関する。
デジタル技術を用いるコンピュータが発達するにつれてコンピュータの補助装置も一緒に開発されており、パソコン、携帯用伝送装置、その外の個人専用情報処理装置などはキーボード、マウスのような多様な入力装置を利用してテキスト及びグラフィック処理を行う。
しかし、情報化社会の急速な進行によってコンピュータの用途がますます拡がっている趨勢にあるが、現在入力装置の役目を担うキーボード及びマウスだけでは効率的な製品の駆動が難しい問題点がある。よって、簡単で誤操作が少ないのみならず、誰でも易しく情報入力が可能な器機の必要性が高まっている。
また、入力装置に関する技術は一般的な機能を満たす水準を越えて信頼性、耐久性、革新性、設計及び加工関連技術などに関心が移っており、このような目的を達成するために、テキスト、グラフィックなどの情報入力が可能な入力装置としてタッチパネル(Touch panel)が開発された。
このようなタッチパネルは、電子手帳、液晶表示装置(LCD;Liquid Crystal Display Device)、PDP(Plasma Display Panel)、El(Electroluminescence)などの平板ディスプレイ装置及びCRT(Cathode Ray Tube)のような画像表示装置の表示面に設置され、使用者が画像表示装置を見ながら所望の情報を選択するのに利用する道具である。
タッチパネルの種類は、抵抗膜方式(Resistive Type)、静電容量方式(Capacitive Type)、電磁気場方式(Electro−Magnetic Type)、SAW方式(Surface Acoustic Wave Type)及び赤外線方式(Infrared Type)に区分される。このような多様な方式のタッチパネルは、信号増幅の問題、解像度の差、設計及び加工技術の難易度、光学的特性、電気的特性、機械的特性、耐環境特性、入力特性、耐久性及び経済性を考慮して電子製品に採用されるが、現在広範囲な分野で最も脚光を浴びている方式は静電容量方式タッチパネルである。
特に、静電容量方式タッチパネルに透明電極を形成する場合において、透明電極をパターニングした後、電極配線形成のためにパターニングされた透明電極以外の部分をエッチングまたはレーザー食刻を利用して除去することになる。エッチングまたはレーザー食刻された部分に電極配線を形成するために、シルバーペースト方法などを利用する。このようにパターニングされた透明電極部分とシルバーペーストなどを利用して形成された電極配線を電気的に連結することでタッチパネルが完成される。
しかし、前記のような従来のタッチパネルの製造方法はさまざまな問題点があった。一つ目、電極配線と透明電極間の接着力減少及び接触抵抗の増加の問題、二つ目、透明電極と配線材料の不要な接触面積増加の問題、三つ目、電極配線に使われるシルバーペーストを薄く塗布する限界による上下方向の段差の発生によるタッチパネルの耐久性が減少する問題、四つ目、シルバーペーストを塗布した後、これを高温で硬化(curing)する過程で透明電極として使われる伝導性高分子の変性などの問題、五つ目、タッチパネルの製造工程においてパターニングされた透明電極以外の部分をエッチングまたはレーザー食刻することによる工程の面倒さ及び製造コストの上昇、六つ目、エッチングまたはレーザー食刻によって伝導性高分子が除去された部分に残留物が残ることによる電極配線の電気的短絡発生、七つ目、電極配線を透明電極と同一平面に形成することによるタッチパネルのベゼル領域の増加、八つ目、透明電極を形成する伝導性高分子と電極配線が直接的に接触することによってエレクトロマイグレーション(electromigration)が発生して透明電極の性質が変性される問題点などがあった。
したがって、本発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、タッチパネルの透明基板の一面に透明電極をパターニングした後、透明基板の他面に電極配線を形成し、透明電極と電極配線を連結するための貫通ホールを形成して充填材を充填させることで、パターニングされた透明電極以外の部分をエッチングまたは食刻する工程を省略することによりタッチパネルの製造工程を単純化し、エッチングまたは食刻の際に残る残留物による問題を解決するための静電容量方式タッチパネル及びその製造方法を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明の好適な実施形態による静電容量方式タッチパネルは、透明基板;前記透明基板の一面に形成された透明電極;及び前記透明基板の他面に形成された電極配線;を含み、前記透明基板を貫いて前記透明電極と前記電極配線を通電させるために充填材が充填された貫通ホールが形成される。
前記透明電極は伝導性高分子で形成されることができる。
前記伝導性高分子は、ポリ−3,4−エチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルホネート(PEDOT/PSS)、ポリアニリン、ポリアセチレンまたはポリフェニレンビニレンを含むことができる。
前記充填材は、カーボン系物質、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)またはこれらの組合せで形成されることができる。
前記カーボン系物質は炭素ナノチューブ(Carbon Nano Tube)を含むことができる。
また、前記目的を達成するために、本発明の好適な実施形態による静電容量方式タッチパネルの製造方法は、透明基板の一面に伝導性高分子を塗布する段階;前記伝導性高分子上に透明電極パターンを形成する段階;前記透明基板の他面に電極配線を形成する段階;前記透明電極上に前記透明基板を貫いて前記透明電極と前記電極配線を連結する貫通ホールを形成する段階;及び前記貫通ホールに充填材を充填する段階;を含む。
前記伝導性高分子は、ポリ−3,4−エチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルホネート(PEDOT/PSS)、ポリアニリン、ポリアセチレンまたはポリフェニレンビニレンを含むことができる。
前記充填材は、カーボン系物質、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)またはこれらの組合せで形成されることができる。
前記カーボン系物質は炭素ナノチューブ(Carbon Nano Tube)を含むことができる。
本発明の特徴及び利点は添付図面に基づいた以降の詳細な説明からより明らかになるであろう。
本発明の詳細な説明に先立ち、本明細書及び請求範囲に使用された用語や単語は通常的で辞書的な意味に解釈されてはいけなく、発明者がその自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則にしたがって本発明の技術的思想にかなう意味と概念に解釈されなければならない。
本発明によれば、透明電極に形成された貫通ホールを通じて透明電極と電極配線が電気的に連結されることにより、電極配線と透明電極間の接触信頼性を向上させる効果がある。
また、充填材を貫通ホールに充填させて透明電極と電極配線を導通させることにより、接触抵抗を軽減させる効果がある。
また、電極配線をシルバーペーストで薄く形成する限界によって電極配線と透明電極による段差が発生することを防止することにより、タッチパネルの耐久性を向上させる効果がある。
また、電極配線形成のためにシルバーペーストを塗布した後、高温で硬化する過程で高温による透明電極の変性を防止する効果がある。
また、タッチパネルの製造において、透明電極をパターニングした後、透明電極以外の部分を電極配線形成のためにエッチングまたはレーザー食刻する工程を省略することができるので、製造コストの節減及び製造工程の単純化による生産性の向上の効果がある。
また、透明電極をパターニングした後、透明電極以外の部分を電極配線形成のためにエッチングまたはレーザー食刻工程を行っても完全に除去されないで残った残留物質による電極配線の電気的短絡を防止する効果がある。
また、透明電極が形成される面の反対面に電極配線が形成されることにより、タッチパネルの非活性領域であるベゼル領域を最小化することができる効果がある。
また、透明電極を形成する伝導性高分子と電極配線が直接接触して発生し得るエレクトロマイグレーション(electromigration)を防止して透明電極の変性を防止することによりタッチパネルの作動信頼性を向上させる効果がある。
本発明の好適な実施形態による静電容量方式のタッチパネルの斜視図である。 図1のA−A’線についての断面図である。 本発明の好適な実施形態によるタッチパネルの製造方法を示す図である。 本発明の好適な実施形態によるタッチパネルの製造方法を示す図である。 本発明の好適な実施形態によるタッチパネルの製造方法を示す図である。 本発明の好適な実施形態によるタッチパネルの製造方法を示す図である。 本発明の好適な実施形態によるタッチパネルの製造方法を示す図である。 本発明の好適な実施形態によるタッチパネルの製造方法を示す図である。 本発明の好適な実施形態によるタッチパネルの製造方法を示す図である。 本発明の好適な実施形態によるタッチパネルの製造方法を示す図である。 本発明の好適な実施形態によるタッチパネルの製造方法を示す図である。 本発明の好適な実施形態によるタッチパネルの製造方法を示す図である。
本発明の目的、特定の利点及び新規の特徴は、添付図面を参照する以下の詳細な説明及び好適な実施形態から一層明らかに理解可能であろう。本明細書において、各図面の構成要素に参照番号を付け加えるにあたり、同じ構成要素がたとえ他の図面に図示されていても、できるだけ同じ符号を付けることにする。本発明の説明において、本発明の要旨を不要にあいまいにすることができると判断される場合、その詳細な説明は省略する。本明細書において、“第1”、“第2”などの用語はある構成要素を他の構成要素と区別するために使用したもので、構成要素が前記用語に制限されるものではない。
以下、添付図面に基づいて本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明の好適な実施形態による静電容量方式のタッチパネルの斜視図、図2は図1のA−A’線についての断面図である。
本発明の好適な実施形態による静電容量方式のタッチパネルは、透明基板30、透明基板30の一面に形成された透明電極32、及び透明基板30の他面に形成された電極配線35を含み、透明基板30を貫いて透明電極32と電極配線35を通電させるために充填材34が充填された貫通ホール33が形成されたことを特徴とする。
透明基板30は所定強度以上を有する材質であれば特に限定されるものではないが、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルスルホン(PES)、環状オレフィン高分子(COC)、トリアセチルセルロース(TAC)フィルム、ポリビニルアルコール(Polyvinyl alcohol;PVA)フィルム、ポリイミド(Polyimide;PI)フィルム、ポリスチレン(Polystyrene;PS)、2軸配向ポリスチレン(Kレジン含有、biaxially oriented PS;BOPS)、ガラスまたは強化ガラスなどで形成することが好ましい。また、透明基板30の一面には透明電極32が形成されるので、透明基板30と透明電極32間の接着力を向上させるために、透明基板30の一面に高周波処理またはプライマー(primer)処理などを行って表面処理層を形成することができる。
透明電極32は、使用者がタッチするとき、信号を発生させて制御部(図示せず)で座標を認識するようにする役目をするもので、透明基板30の一面に形成される。ここで、透明電極32は伝導性高分子で形成される。伝導性高分子の例としては、ポリ−3,4−エチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルホネート(PEDOT/PSS)、ポリアニリン、ポリアセチレンまたはポリフェニレンビニレンなどがあるが、このような種類に限定されるものではない。本発明は、透明電極32と後述する電極配線35を貫通ホール33に充填材34を充填して連結させることで、透明電極32と電極配線35との接触力を向上させるだけでなく接触抵抗を減少させることができる。
電極配線35は透明電極32と制御部(図示せず)間の電気的信号を伝達する役目をするもので、透明基板30の他面に形成される。後述する貫通ホール33を介して透明電極32と電極配線35が電気的に連結される。電極配線35はシルクスクリーン法、グラビア印刷法またはインクジェット印刷法などを用いて形成することができる。電極配線35の材料は電気伝導度にすぐれたシルバーペースト(Ag paste)または有機銀で組成された物質を使うことが好ましいが、これに限定されるものではなく、伝導性高分子、カーボンブラック(CNT含み)、ITOのような金属酸化物や金属類など、抵抗が低い金属を使うことができるのはいうまでもない。電極配線35は、透明基板30を貫いて透明電極32と連結される貫通ホール33に充填材34を充填することで電気的に連結される。よって、電極配線35は貫通ホール33に充填物質と接触するように形成されることが好ましい。
貫通ホール33は透明基板30を貫いて透明電極32と電極配線35を通電させるためのもので、貫通ホール33には透明電極32と電極配線35の通電のための充填材34が充填される。貫通ホール33はパターニングされた透明電極32の長手方向の両端に形成されることが好ましい。これはタッチパネルの視認性の阻害を最小化するためで、貫通ホール33の位置が必ずしもこれに限定されるものではない。貫通ホール33は透明電極32と電極配線35を電気的に接触させるためのもので、接触部分に貫通ホール33を形成することが好ましく、その形成位置や個数がこれに制限されるものではない。
充填材34は貫通ホール33に充填されて透明電極32と電極配線35の電気的連結を成すようにする。また、透明電極32として伝導性高分子31が使われる場合、伝導性高分子31と電極配線35が直接接触して通電される場合に発生し得るエレクトロマイグレーション(electromigration)による伝導性高分子31の変性などを防止することができる。充填材34は透明電極32と電極配線35の電気的連結をなさなければならないので、カーボン系物質、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)またはこれらの組合せで形成可能であるが、必ずしもこのような物質に限定されるものではない。カーボン系物質は電子伝導性が卓越した炭素ナノチューブ(Carbon Nano Tube:CNT)またはカーボンナノファイバー(Carbon Nano Fiber:CNF)を含むカーボン系物質を使うことができるのはいうまでもない。また、充填材34はペースト状に製造して貫通ホール33に充填できる。
図2は図1のA−A’線についての断面図である。図2に示すように、2層(two layer)型の静電容量方式のタッチパネルの場合、いずれか1層に本発明のような方式を採択して透明電極32及び電極配線35を連結し、他の1層は一般的な方式による透明基板10、透明電極11及び電極配線を形成して接着層20で結合することができる。ここで、接着層20の材質は特に制限されるものではないが、タッチパネルの視認性を阻害することを防止するために、光学透明接着剤(Optical Clear Adhesive:OCA)を用いることが好ましい。その外に、前述した部分と重複する説明はここで省略する。
図3〜図12は、本発明の好適な実施形態によるタッチパネルの製造工程を示す図である。以下、同図に基づいて本発明による静電容量方式タッチパネルの製造方法を説明する。前述した部分と重複する部分の説明は省略する。
本発明の好適な実施形態による静電容量方式タッチパネルの製造方法は、透明基板30の一面に伝導性高分子31を塗布する段階、前記伝導性高分子31上に透明電極パターンを形成する段階、前記透明基板30の他面に電極配線35を形成する段階、前記透明電極32上に前記透明基板30を貫いて前記透明電極32と前記電極配線35を連結する貫通ホール33を形成する段階、及び前記貫通ホール33に充填材34を充填する段階を含む。
図3は透明基板30の一面に伝導性高分子31を塗布する段階を示す平面図、図4は図3のB−B’線についての断面図である。伝導性高分子31は、ポリ−3,4−エチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルホネート(PEDOT/PSS)、ポリアニリン、ポリアセチレンまたはポリフェニレンビニレンを使うことができるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、同等な性質を持つ物質を使うことができるのはいうまでもない。透明基板30に伝導性高分子31を塗布する場合は透明基板30の全面に塗布することになり、透明電極32をパターニングするために、後続の段階で伝導性高分子をエッチングまたはレーザー食刻する工程を経ることになる。
図5は透明基板30に形成された伝導性高分子31上に透明電極32をパターニングする段階を示す図、図6は図5のC−C’線についての断面図である。この段階では、伝導性高分子31上に透明電極32のパターンを形成する。図5は一実施形態としてバー(bar)パターンの透明電極32をパターニングすることを示す。透明電極32をパターニングする場合、従来には、透明電極32をパターニングし、パターニングされた透明電極32以外の部分も一緒にエッチングまたはレーザー食刻工程によって除去した。これは伝導性高分子31が除去された部分に電極配線35を形成するためであった。しかし、本発明では、透明電極32のパターンを形成するために、レーザーで透明電極32のパターンの縁部を食刻し、パターニングされた透明電極32以外の伝導性高分子31部分に付加のエッチングやレーザー食刻による除去工程を行わない。後述する貫通ホール33を加工して透明電極32と電極配線35を連結することができるからである。
図7は透明基板30の他面に電極配線35を形成する段階を示す図、図8は図7のD−D’線についての断面図である。この段階では、透明基板30の透明電極32が形成された部分の反対面に電極配線35を形成する。電極配線35の材料は電気伝導度にすぐれたシルバーペースト(Ag paste)または有機銀で組成された物質を使うことができ、電極配線35の形成はシルクスクリーン法、グラビア印刷法またはインクジェット印刷法などによって行うことができる。
図9は透明電極32上に透明基板30を貫いて透明電極32と電極配線35を連結する貫通ホール33を形成する段階を示す図、図10は図9のE−E’線についての断面図である。貫通ホール33はパターニングされた透明電極32の長手方向の両端に形成されることが好ましい。これはタッチパネルの視認性の阻害を最小化するためであるが、貫通ホール33の位置が必ずしもこれに限定されるものではない。また、貫通ホール33は透明電極32と電極配線35の電気的連結のために適切な位置と個数で形成されることが好ましい。
図11は透明電極32上に形成された貫通ホール33に充填材34を充填する段階を示す図、図12は図11のF−F’線についての断面図である。充填材34は透明電極32と電極配線35の電気的連結をなさなければならないので、カーボン系物質、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)またはこれらの組合せで形成されることができ、必ずしもこのような物質に限定されるものではない。また、充填材34はペースト状に製造して貫通ホール33に充填されることができる。
以上、本発明を具体的な実施形態に基づいて詳細に説明したが、これは本発明を具体的に説明するためのもので、本発明による静電容量方式タッチパネル及びその製造方法はこれに限定されなく、本発明の技術的思想内で当該分野の通常の知識を持つ者によって多様な変形及び改良が可能であろう。本発明の単純な変形ないし変更はいずれも本発明の範疇内に属するもので、本発明の具体的な保護範囲は特許請求範囲によって明らかに決まるであろう。
本発明は、パターニングされた透明電極以外の部分をエッチングまたは食刻する工程を省略することでタッチパネルの製造工程を単純化し、エッチングまたは食刻の際に残る残留物による問題を解決するための静電容量方式タッチパネル及びその製造方法に適用可能である。
20 接着層
30 透明基板
31 伝導性高分子
32 透明電極
33 貫通ホール
34 充填材
35 電極配線

Claims (9)

  1. 透明基板;
    前記透明基板の一面に形成された透明電極;及び
    前記透明基板の他面に形成された電極配線;を含み、
    前記透明基板を貫いて前記透明電極と前記電極配線を通電させるために充填材が充填された貫通ホールが形成されたことを特徴とする静電容量方式タッチパネル。
  2. 前記透明電極は伝導性高分子で形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の静電容量方式タッチパネル。
  3. 前記伝導性高分子は、ポリ−3,4−エチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルホネート(PEDOT/PSS)、ポリアニリン、ポリアセチレンまたはポリフェニレンビニレンを含むことを特徴とする、請求項2に記載の静電容量方式タッチパネル。
  4. 前記充填材は、カーボン系物質、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)またはこれらの組合せで形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の静電容量方式タッチパネル。
  5. 前記カーボン系物質は炭素ナノチューブ(Carbon Nano Tube)を含むことを特徴とする、請求項4に記載の静電容量方式タッチパネル。
  6. 透明基板の一面に伝導性高分子を塗布する段階;
    前記伝導性高分子上に透明電極パターンを形成する段階;
    前記透明基板の他面に電極配線を形成する段階;
    前記透明電極上に前記透明基板を貫いて前記透明電極と前記電極配線を連結する貫通ホールを形成する段階;及び
    前記貫通ホールに充填材を充填する段階;を含むことを特徴とする、静電容量方式タッチパネルの製造方法。
  7. 前記伝導性高分子は、ポリ−3,4−エチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルホネート(PEDOT/PSS)、ポリアニリン、ポリアセチレンまたはポリフェニレンビニレンを含むことを特徴とする、請求項6に記載の静電容量方式タッチパネルの製造方法。
  8. 前記充填材は、カーボン系物質、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)またはこれらの組合せで形成されたことを特徴とする、請求項6に記載の静電容量方式タッチパネルの製造方法。
  9. 前記カーボン系物質は炭素ナノチューブ(Carbon Nano Tube)を含むことを特徴とする、請求項8に記載の静電容量方式タッチパネルの製造方法。
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