JP2012062192A - ロール紙ホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロール紙に対する保持力の変動を来たすことなく汎用性の向上を図る。
【解決手段】 第1の連結部39aとロール紙の内部に挿入される筒状部38とが設けられたホルダー本体31と、第2の連結部42aを有しホルダー本体に摺動自在に支持され内面に螺溝部41aが形成されたスライド管32と、螺溝部に螺合される螺軸部43aと操作部45とを有する回転軸33と、一端部が第1の連結部又は第2の連結部に回動可能に連結された複数の第1のリンク34と、一端部が第2の連結部又は第1の連結部に回動可能に連結され他端部が第1のリンクの他端部に互いに回動可能に連結された第2のリンク35とを設け、第1のリンクの他端部と第2のリンクの他端部とが連結された部分がリンク連結部分49とされ、回転軸の回転によりスライド管が筒状部に対して移動されたときにリンク連結部分の位置が筒状部の半径方向において変化するようにした。
【選択図】 図3
【解決手段】 第1の連結部39aとロール紙の内部に挿入される筒状部38とが設けられたホルダー本体31と、第2の連結部42aを有しホルダー本体に摺動自在に支持され内面に螺溝部41aが形成されたスライド管32と、螺溝部に螺合される螺軸部43aと操作部45とを有する回転軸33と、一端部が第1の連結部又は第2の連結部に回動可能に連結された複数の第1のリンク34と、一端部が第2の連結部又は第1の連結部に回動可能に連結され他端部が第1のリンクの他端部に互いに回動可能に連結された第2のリンク35とを設け、第1のリンクの他端部と第2のリンクの他端部とが連結された部分がリンク連結部分49とされ、回転軸の回転によりスライド管が筒状部に対して移動されたときにリンク連結部分の位置が筒状部の半径方向において変化するようにした。
【選択図】 図3
Description
本発明はロール紙ホルダーについての技術分野に関する。詳しくは、筒状部の外周側において複数の第1のリンクと複数の第2のリンクをそれぞれ互いに回動可能に連結しリンク連結部分の位置が筒状部の半径方向において変化するようにして汎用性の向上等を図る技術分野に関する。
インクジェットプリンター等のプリンターには、画像情報が記録される記録紙として円筒状に巻き付けられて形成されたロール紙が用いられるものがある。ロール紙には基材として紙材料が用いられたものとフィルム材料が用いられたものがあり、また、マット、光沢、エンボス等と言った種類があり、吸湿性や巻癖の度合いも種類等によって異なる。
ロール紙は、特に、印刷枚数が多い業務用のプリンターにおける記録紙として用いられ、収納効率の高さやカットすることにより一枚の記録紙の大きさを変更することが可能であると言う利点を有している。
このようなロール紙を用いるプリンターにおいては、一般に、ロール紙に回転用の軸部として機能するロール紙ホルダーが取り付けられてロール紙ユニットが構成され、ロール紙ユニットが装填されてロール紙が給紙部によって搬送部へ向けて引き出される。ホルダーは、通常、フランジ部とフランジ部の中心部から突出された保持軸とを有し、保持軸がロール紙の内部に軸方向における一端側から挿入されてロール紙を保持する。
基材として紙材料が用いられたロール紙は、巻癖が生じ易く、巻癖の発生により記録ヘッドにロール紙が接触し、記録ヘッドの不良やロール紙の損傷等を生じるおそれがある。従って、基材として紙材料が用いられたロール紙に関しては、外径を大きくすることが望ましい。
一方、基材としてフィルム材料が用いられたロール紙は、巻癖が生じ難いため、印刷可能枚数が基材として紙材料が用いられたロール紙と同じであれば、外径を小さくして梱包状態において小型化することが物流コストや環境負荷の低減の観点から好ましい。
上記のようにロール紙に関しては、基材の相違等により最適な外径の大きさが異なり、外径の大きさに伴って内径の大きさも異なるため、内径の相違に応じたロール紙ホルダーが必要とされる。
このような内径の相違に応じたロール紙ホルダーとして、ロール紙の内部に挿入される保持軸にバネを設け、バネをロール紙の内周面に押し付けて内径が異なるロール紙に対応した機構を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、内径の相違に応じた別のロール紙ホルダーとして、ロール紙の軸方向における外面に接触されるフランジ部にその中心部から突出された弾性部を設け、爪部を有する鞘状のアダプターを弾性部に嵌め合わせて内径が異なるロール紙に対応したものがある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、内径の相違に応じたまた別のロール紙ホルダーとして、フランジ部とフランジ部から突出されロール紙の内部に挿入される保持軸と保持軸を回転させる操作部と複数のスリットを有しフランジ部の半径方向において大きさが変更可能な爪部とが設けられたものがある。このロール紙ホルダーにあっては、操作部を回転し保持軸に沿って爪部の大きさを変更することにより内径が異なるロール紙に対応することが可能である(例えば、特許文献3参照)。
ところが、特許文献1に記載されたロール紙ホルダーにあっては、ロール紙の内径の大きさによってバネの付勢力が異なってしまい、内径の大きなロール紙に取り付けた場合にはバネの付勢力が小さくなり、内径の小さなロール紙に取り付けた場合にはバネの付勢力が大きくなってしまう。
従って、ロール紙の内径の大きさによってロール紙ホルダーによるロール紙の保持力が変動するため、ロール紙の搬送動作が行われるときにロール紙がホルダー本体に対して回転してしまい搬送動作における動作不良を生じるおそれがある。
また、特許文献2に記載されたロール紙ホルダーにあっては、ロール紙の内径の大きさに応じた大きさを有する複数の種類のアダプターが必要であり、ロール紙ホルダーのロール紙への取付を行う毎にアダプターの選択が必要であり、また、アダプターの紛失を生じるおそれもある。
さらに、特許文献3に記載されたロール紙ホルダーにあっては、爪部の大きさをフランジの半径方向において変更可能としているが、大きさの変更が可能な部材が爪部であるため変更可能な範囲が小さい。従って、ロール紙ホルダーのロール紙に対するがたつきの抑制等の微調整にしか対応することができず、内径の相違量が大きいロール紙に対しては対応が困難であると言う不具合がある。
そこで、本発明ロール紙ホルダーは、上記した問題点を克服し、ロール紙に対する保持力の変動を来たすことなく汎用性の向上を図ることを課題とする。
プリンターは、上記した課題を解決するために、第1の連結部とロール紙の内部に挿入される筒状部とが設けられたホルダー本体と、第2の連結部を有し前記ホルダー本体に前記筒状部の軸方向へ摺動自在に支持され内面に螺溝部が形成されたスライド管と、前記スライド管の螺溝部に螺合される螺軸部と軸回り方向へ回転操作される操作部とを有し前記軸回り方向へ回転されることにより前記螺溝部を送って前記スライド管を前記ホルダー本体に対して前記軸方向へ移動させる回転軸と、一端部が前記第1の連結部又は前記第2の連結部に回動可能に連結され前記筒状部の外周側に前記軸回り方向において離隔して位置された複数の第1のリンクと、一端部が前記第2の連結部又は第1の連結部に回動可能に連結されると共に他端部が前記第1のリンクの他端部に互いに回動可能に連結され前記筒状部の外周側に軸回り方向において離隔して位置された複数の第2のリンクとを備え、前記第1のリンクの他端部と前記第2のリンクの他端部とが連結された部分がリンク連結部分として構成され、前記回転軸の回転により前記スライド管が前記筒状部に対して前記軸方向へ移動されたときに、前記第1のリンクと前記第2のリンクが前記第1の連結部と前記第2の連結部に対して回動されると共に前記第1のリンクと前記第2のリンクが互いに回動されて前記リンク連結部分の位置が前記筒状部の半径方向において変化するようにしたものである。
従って、ロール紙ホルダーあっては、回転軸の回転により第1のリンクと第2のリンクが第1の連結部と第2の連結部に対して回動されると共に互いに回動されてリンク連結部分の位置が筒状部の半径方向において変化する。
上記したロール紙ホルダーにおいては、前記ホルダー本体にロール紙の軸方向における一端面に接するフランジ部を設け、前記フランジ部の中心部から前記筒状部がロール紙の軸方向へ突出されることが望ましい。
ホルダー本体にロール紙の軸方向における一端面に接するフランジ部を設け、フランジ部の中心部から筒状部がロール紙の軸方向へ突出されるようにすることにより、フランジ部がロール紙の軸方向における一端面に接すると共に筒状部がロール紙の内部の挿入される。
上記したロール紙ホルダーにおいては、前記第1のリンクと前記第2のリンクの長さが異なる長さに形成され、前記筒状部の軸方向における一端側に位置された前記第1のリンクと前記筒状部の軸方向における他端側に位置された前記第2のリンクとによって第1のリンク組が構成され、前記筒状部の軸方向における一端側に位置された前記第2のリンクと前記筒状部の軸方向における他端側に位置された前記第1のリンクとによって第2のリンク組が構成され、前記第1のリンク組と前記第2のリンク組が少なくとも一つずつ設けられることが望ましい。
第1のリンク組と第2のリンク組が少なくとも一つずつ設けられることにより、リンク連結部分が軸方向において離隔して位置された状態でロール紙ホルダーの内周面に接触される。
上記したロール紙ホルダーにおいては、前記第1のリンク組と前記第2のリンク組が前記軸回り方向において交互に設けられることが望ましい。
第1のリンク組と第2のリンク組が軸回り方向において交互に設けられることにより、リンク連結部分が軸方向において離隔し離隔した位置が軸回り方向において交互に位置された状態でロール紙ホルダーの内周面に接触される。
上記したロール紙ホルダーにおいては、前記回転軸の一部が前記ホルダー本体のフランジ部における中心部を貫通され、前記軸方向において前記フランジ部を挟んだ反対側にそれぞれ前記スライド管と前記回転軸の操作部が配置され、前記フランジ部と前記スライド管を前記軸方向において互いに反対側に付勢する付勢バネを設け、前記付勢バネの付勢力によって前記操作部を前記フランジ部に押し付けることが望ましい。
付勢バネの付勢力によって操作部をフランジ部に押し付けることにより、スライド管の螺溝部に回転軸の螺軸部が押し付けられた状態で噛合される。
上記したロール紙ホルダーにおいては、前記リンク連結部分に前記ロール紙の内周面に接触可能な滑り止め部材を取り付けることが望ましい。
リンク連結部分にロール紙の内周面に接触可能な滑り止め部材を取り付けることにより、ロール紙は内周面に滑り止め部材が押し付けられてロール紙ホルダーに保持される。
上記したロール紙ホルダーにおいては、前記ホルダー本体の筒状部の外周面から前記筒状部の半径方向へ突出され前記軸回り方向において離隔して位置する複数のリブを設け、前記複数のリブの間にそれぞれ前記第1のリンク組又は前記第2のリンク組を一つずつ配置することが望ましい。
複数のリブの間にそれぞれ第1のリンク組又は第2のリンク組を一つずつ配置することにより、第1のリンクと第2のリンクの筒状部の軸回り方向における倒れが規制される。
本発明ロール紙ホルダーは、第1の連結部とロール紙の内部に挿入される筒状部とが設けられたホルダー本体と、第2の連結部を有し前記ホルダー本体に前記筒状部の軸方向へ摺動自在に支持され内面に螺溝部が形成されたスライド管と、前記スライド管の螺溝部に螺合される螺軸部と軸回り方向へ回転操作される操作部とを有し前記軸回り方向へ回転されることにより前記螺溝部を送って前記スライド管を前記ホルダー本体に対して前記軸方向へ移動させる回転軸と、一端部が前記第1の連結部又は前記第2の連結部に回動可能に連結され前記筒状部の外周側に前記軸回り方向において離隔して位置された複数の第1のリンクと、一端部が前記第2の連結部又は第1の連結部に回動可能に連結されると共に他端部が前記第1のリンクの他端部に互いに回動可能に連結され前記筒状部の外周側に軸回り方向において離隔して位置された複数の第2のリンクとを備え、前記第1のリンクの他端部と前記第2のリンクの他端部とが連結された部分がリンク連結部分として構成され、前記回転軸の回転により前記スライド管が前記筒状部に対して前記軸方向へ移動されたときに、前記第1のリンクと前記第2のリンクが前記第1の連結部と前記第2の連結部に対して回動されると共に前記第1のリンクと前記第2のリンクが互いに回動されて前記リンク連結部分の位置が前記筒状部の半径方向において変化するようにしている。
従って、ロール紙の内径の大きさに応じてリンク連結部分の位置を変動させて内径の異なるロール紙を保持することが可能であるため、ロール紙に対する保持力の変動を来たすことなく汎用性の向上を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記ホルダー本体にロール紙の軸方向における一端面に接するフランジ部を設け、前記フランジ部の中心部から前記筒状部がロール紙の軸方向へ突出されている。
従って、フランジ部によってロール紙の軸方向における位置ずれを防止することができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記第1のリンクと前記第2のリンクの長さが異なる長さに形成され、前記筒状部の軸方向における一端側に位置された前記第1のリンクと前記筒状部の軸方向における他端側に位置された前記第2のリンクとによって第1のリンク組が構成され、前記筒状部の軸方向における一端側に位置された前記第2のリンクと前記筒状部の軸方向における他端側に位置された前記第1のリンクとによって第2のリンク組が構成され、前記第1のリンク組と前記第2のリンク組が少なくとも一つずつ設けられている。
従って、ロール紙はリンク連結部分が軸方向において離隔して位置された状態でロール紙ホルダーによって保持されるため、ロール紙ホルダーによるロール紙の保持状態の安定化を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記第1のリンク組と前記第2のリンク組が前記軸回り方向において交互に設けられている。
従って、ロール紙が軸回り方向において良好なバランスでロール紙ホルダーに保持されるため、ロール紙ホルダーによるロール紙の保持状態の一層の安定化を図ることができる。
請求項5に記載した発明にあっては、前記回転軸の一部が前記ホルダー本体のフランジ部における中心部を貫通され、前記軸方向において前記フランジ部を挟んだ反対側にそれぞれ前記スライド管と前記回転軸の操作部が配置され、前記フランジ部と前記スライド管を前記軸方向において互いに反対側に付勢する付勢バネを設け、前記付勢バネの付勢力によって前記操作部を前記フランジ部に押し付けるようにしている。
従って、スライド管の螺溝部と回転軸の螺軸部との噛合状態の緩みが防止され、両者の適正な噛合状態を確保することができる。
請求項6に記載した発明にあっては、前記リンク連結部分に前記ロール紙の内周面に接触可能な滑り止め部材を取り付けている。
従って、滑り止め部材によってロール紙ホルダーに対するロール紙の回転が防止され、ロール紙ホルダーによるロール紙の安定した保持状態を確保することができる。
請求項7に記載した発明にあっては、前記ホルダー本体の筒状部の外周面から前記筒状部の半径方向へ突出され前記軸回り方向において離隔して位置する複数のリブを設け、前記複数のリブの間にそれぞれ前記第1のリンク組又は前記第2のリンク組を一つずつ配置している。
従って、第1のリンクと第2のリンクの筒状部の軸回り方向における倒れが防止され、第1のリンクと第2のリンクの動作の安定化を図ることができる。
以下に、本発明ロール紙ホルダーの実施の形態を添付図面に従って説明する。
[プリンターの構成]
先ず、ロール紙ホルダーが用いられるプリンターの構成について説明する(図1参照)。尚、以下には、記録部として、記録シートの全幅をカバーする長さの固定された液体吐出ヘッドを有し、ロール紙の搬送方向のみにおいて記録を行う所謂ラインヘッド型のプリンターを例として示す。
先ず、ロール紙ホルダーが用いられるプリンターの構成について説明する(図1参照)。尚、以下には、記録部として、記録シートの全幅をカバーする長さの固定された液体吐出ヘッドを有し、ロール紙の搬送方向のみにおいて記録を行う所謂ラインヘッド型のプリンターを例として示す。
プリンター1は外筐2の内外に所要の各部が配置されて成り、機器本体3と機器本体3に対して出し入れ可能(移動可能)とされたロール紙トレイ4とを備えている。
プリンター1は、給紙部100と搬送部200と記録部300とプラテン400と吸引部500とキャッピング部600と保湿液供給部700とカッター800と排紙部900を備えている。
給紙部100はロール紙1000を供給する。給紙部100はロール紙トレイ4と機器本体3に設けられた給紙ローラー5及び給紙ピンチローラー6とを有している。
搬送部200は下部ターンローラー7、下部ターンピンチローラー8、上部ターンローラー9、上部ターンピンチローラー10、10、エッジセンサー11、搬送ローラー12、ピンチローラー13、搬送ローラー14及びピンチローラー15を有している。
下部ターンローラー7、下部ターンピンチローラー8、上部ターンローラー9、上部ターンピンチローラー10、10、エッジセンサー11、搬送ローラー12及びピンチローラー13は、給紙部100と記録部300の間において順に給紙部100側から配置されている。
下部ターンローラー7、上部ターンローラー9、搬送ローラー12及び搬送ローラー14はそれぞれ図示しない駆動モーターによって回転される。
下部ターンローラー7と下部ターンピンチローラー8はロール紙1000を挟んで圧着された状態で回転され、上部ターンローラー9と上部ターンピンチローラー10、10はロール紙1000を挟んで圧着された状態で回転され、搬送ローラー12とピンチローラー13はロール紙1000を挟んで圧着された状態で回転される。
搬送ローラー12には図示しないエンコーダーとエンコーダーセンサーが取り付けられている。エンコーダーとエンコーダーセンサーによってロール紙1000の搬送速度が検出され、検出された搬送速度に基づいて記録部300から吐出されるインクの吐出タイミングがロール紙1000の搬送速度に同期するようにされている。
搬送ローラー14とピンチローラー15は、記録部300とカッター800の間に配置され、ロール紙1000を挟んで圧着された状態で回転される。
記録部300は給紙されて搬送されるロール紙1000に画像を記録する機能を有している。
記録部300は、ロール紙1000の幅より稍幅が広いラインヘッド型の液体吐出ヘッド16を有している。
液体吐出ヘッド16は、例えば、5色の異なる液体(インク)をそれぞれ吐出するモジュールヘッド17、17、・・・が副走査方向(ロール紙1000の搬送方向)に隣接して配置された構成とされている。
液体吐出ヘッド16の下面はプラテン400の上面に対向する液体吐出面16aとして形成されている。液体吐出面16aには複数の図示しないヘッドチップが千鳥状に配列されており、ヘッドチップにはそれぞれインクを吐出する液体吐出ノズルの微細な複数のノズル口が配列されている。
液体吐出ヘッド16には複数の電気熱変換素子が設けられており、画像情報に基づいて電気熱変換素子が選択的に駆動され、電気熱変換素子の発熱によりインク中に生じた膜沸騰の圧力によって各ノズル口からインクが吐出される。
プラテン400は記録部300の下方に対向して配置され、ロール紙1000を保持する機能を有している。
プラテン400の上面は搬送されるロール紙1000を保持する保持面18として形成されている。
吸引部500はロール紙1000をプラテン400において吸着するための吸引力を発生する機能を有する。吸引部500には吸引ファン19とエアー吸引路20が設けられている。
吸引ファン19が回転されると、エアー吸引路20を介してプラテン400からエアーが吸引され、ロール紙1000がプラテン400において吸着されて保持面18に保持される。このときロール紙1000は搬送に支障がない吸引力によってプラテン400の保持面18に吸着される。
キャッピング部600は記録部300の液体吐出面16aとプラテン400の保持面18との間に形成される空間の密閉性を向上し、記録部300から吐出されるインクの乾き等を防止する機能を有する。
保湿液供給部700はキャッピング部600によって密閉された記録部300の液体吐出面16aとプラテン400の保持面18との間の空間を湿潤状態にするために保湿液を供給する機能を有する。
保湿液供給部700は保湿液が貯蔵された保湿液貯蔵部21と保湿液貯蔵部21からプラテン400までの保湿液の供給路になる保湿液供給管22と保湿液供給管22の中間部に配置された保湿液供給ポンプ23とを有している。
保湿液貯蔵部21に貯蔵されている保湿液は保湿液供給ポンプ23の駆動により保湿液供給管22からプラテン400の内部に設けられた図示しない吸収体に送られ、記録部300の液体吐出面16aとプラテン400の保持面18との間の空間が湿潤状態に保持される。
カッター800はロール紙1000を切断する機能を有し、排紙部900は記録部300によって画像が記録されたロール紙1000が排出される部分である。
[ロール紙ユニットの構成]
次に、ロール紙ユニットの構成について説明する(図2乃至図9参照)。
次に、ロール紙ユニットの構成について説明する(図2乃至図9参照)。
ロール紙1000は厚手のロール芯に記録紙が巻き付けられて円筒状に形成されている(図2参照)。
ロール紙1000の軸方向における両端部にはそれぞれロール紙ホルダー30、30が取り付けられ、ロール紙1000にロール紙ホルダー30、30が取り付けられることによりロール紙ユニット2000が構成される。
ロール紙ホルダー30はホルダー本体31とスライド管32と回転軸33と複数の第1のリンク34、34、・・・と複数の第2のリンク35、35、・・・とを有している(図3乃至図9参照)。
ホルダー本体31は略円板状のフランジ部36とフランジ部36の軸方向における一方(外方)へ突出された被支持筒部37とフランジ部36から軸方向における他方(内方)へ突出された筒状部38と筒状部38の外周面から筒状部38の半径方向へ突出された複数のリブ39、39、・・・とを有している。
フランジ部36の中心部には軸方向において貫通された挿通孔36aが形成されている。フランジ部36における挿通孔36aの外周側の部分は外方へ突出された受け突部36bとして設けられ、受け突部36bの先端面が受け面36cとして形成されている。
被支持筒部37は外径がフランジ部36の外径より小さくされている。被支持筒部37の先端部の外面にはギヤ部37aが形成されている。フランジ部36の中心と被支持筒部37の中心とは一致されている。
筒状部38は円筒状に形成されフランジ部36の中心部から突出されている。筒状部38はフランジ部36に一体に形成されていてもよく、また、フランジ部36と別体で形成されフランジ部36に固定されていてもよい。
筒状部38の先端部にはストッパーピン40、40が取り付けられている(図8及び図9参照)。ストッパーピン40、40は筒状部38の半径方向に延びる向きで取り付けられ、それぞれ一端部が筒状部38の内部に形成された空間に突出されている。
リブ39、39、・・・は筒状部38の軸方向に延び筒状部38の軸回り方向に離隔して位置されている(図3、図4、図6及び図7参照)。リブ39、39、・・・はフランジ部36側の端部がそれぞれ第1の連結部39a、39a、・・・として設けられている。
スライド管32はホルダー本体31の筒状部38に軸方向へ摺動自在に支持されている。スライド管32は軸方向へ延びる筒状の被支持部41と被支持部41の軸方向における一端部からそれぞれ被支持部41の半径方向へ突出された連結用突部42、42、・・・とから成る。連結用突部42、42、・・・は被支持部41の軸回り方向において離隔して設けられ、先端部がそれぞれ第2の連結部42a、42a、・・・とされている。
被支持部41の先端部における内周面はネジ溝を有する螺溝部41aとして形成されている。被支持部41には連結用突部42、42、・・・が設けられた側と反対側に開口されたバネ支持溝41bが形成されている。被支持部41の外周部には軸方向に延びるストッパー溝41c、41cが形成され(図8及び図9参照)、ストッパー溝41c、41cは周方向における幅がストッパーピン40、40の径より僅かに大きくされている。被支持部41は一端部以外の部分が筒状部38に挿入されて支持されている。
被支持部41が筒状部38に支持された状態においては、被支持部41に形成されたストッパー溝41c、41cにそれぞれ筒状部38、38に取り付けられたストッパーピン40、40の一端部が挿入される。従って、スライド管32は軸方向においてストッパーピン40、40がそれぞれストッパー溝41c、41cの両端縁に接触する範囲で筒状部38に対して移動可能とされる(図8及び図9参照)。また、ストッパーピン40、40がそれぞれストッパー溝41c、41cに挿入されているため、スライド管32は軸回り方向への回転がストッパーピン40、40によって規制される。
回転軸33は、図3に示すように、スライド管32の被支持部41の内部に挿入されて支持される軸部43と軸部43の軸方向における一端面から軸方向へ突出された挿通軸44と挿通軸44の先端部に取り付けられた操作部45とから成る。
軸部43の先端部における外周面は螺軸部43aとして形成され、螺軸部43aはスライド管32の被支持部41に形成された螺溝部41bと螺合されている。
挿通軸44はホルダー本体31のフランジ部36に形成された挿通孔36aに挿通されてフランジ部36に回転自在に支持され、先端部がフランジ部36の外方に位置されている。
操作部45は軸方向に扁平な形状に形成され、中央部が挿通軸44の先端部に固定されている。操作部45の中央部におけるフランジ部36側の面は接触面45aとして形成されている。尚、操作部45と挿通軸44を一体に形成し、螺軸部43と挿通軸の径を同じ大きさにして回転軸33の全体を一体に形成してもよい。
ホルダー本体30の筒状部38の内部には、例えば、圧縮コイルバネである付勢バネ46が配置されている。付勢バネ46は、一端部がスライド管32のバネ支持溝41bに挿入されて被支持部41に押し付けられ、他端部がフランジ部36の中央部に押し付けられている。
従って、スライド管32には付勢バネ46によって操作部45がフランジ部36に近付く方向へ付勢され、操作部45の接触面45aがフランジ部36の受け面36cに押し付けられている。
操作部45が回転操作され回転軸33が軸回り方向へ回転されると、螺軸部43aと噛合されている螺溝部41aが回転軸33の回転方向に応じた方向へ送られ、スライド管32がホルダー本体31の筒状部38に対して軸方向へ移動される。
このとき操作部45は接触面45aがフランジ部36の受け面36cに押し付けられているため、スライド管32の螺溝部41aと回転軸33の螺軸部43aとの噛合状態の緩みが防止され、両者の適正な噛合状態を確保することができる。
また、操作部45の回転操作時に一定以上の回転力が必要であるため、振動や外部からの衝撃による回転軸33の不必要な回転を防止することができる。
第1のリンク34、34、・・・は第2のリンク35、35、・・・より短く形成されている。第1のリンク34と第2のリンク35は両者が互いに回動可能に連結されることにより第1のリンク組47又は第2のリンク組48を構成する。
第1のリンク組47は筒状部38の先端側に位置された第1のリンク34と筒状部38のフランジ部36側に位置された第2のリンク35とによって構成される。第2のリンク組48は筒状部38のフランジ部36側に位置された第1のリンク34と筒状部38の先端側に位置された第2のリンク35とによって構成される。
第1のリンク34と第2のリンク35が連結された部分はリンク連結部分49とされ、リンク連結部分49には第1のリンク34と第2のリンク35の回動支点となる回動軸49aが設けられている。
第1のリンク組47は、第1のリンク34の一端部がスライド管32の第2の連結部42aに回動可能に連結され、第2のリンク35の一端部がホルダー本体31の第1の連結部39aに回動可能に連結され、第1のリンク34の他端部と第2のリンク35の他端部とが互いに回動可能に連結されている。
従って、第1のリンク組47にあっては、第1のリンク34の他端部と第2のリンク35の他端部とのリンク連結部分49が、第1の連結部39aと第2の連結部42aの中央部よりも第2の連結部42a側に位置されている。
第2のリンク組48は、第1のリンク34の一端部がホルダー本体31の第1の連結部39aに回動可能に連結され、第2のリンク35の一端部がスライド管32の第2の連結部42aに回動可能に連結され、第1のリンク34の他端部と第2のリンク35の他端部とが互いに回動可能に連結されている。
従って、第2のリンク組48にあっては、第1のリンク34の他端部と第2のリンク35の他端部とのリンク連結部分49が、第1の連結部39aと第2の連結部42aの中央部よりも第1の連結部39a側に位置されている。
第1のリンク組47と第2のリンク組48は、例えば、3組ずつが設けられている。第1のリンク組47、47、47と第2のリンク組48、48、48は筒状部38の軸回り方向において交互に設けられており、それぞれ軸回り方向において隣り合うリブ39、39の間に配置されている。
第1のリンク34と第2のリンク35のリンク連結部分49の回動軸49aには滑り止め部材50、50が取り付けられている(図5参照)。滑り止め部材50、50はリンク連結部分49の回動軸の軸方向に離隔して配置され、例えば、円環状に形成されている。滑り止め部材50は外周部がリンク連結部分49の外面より稍外側に位置されている。
滑り止め部材50は、例えば、摩擦係数の高いゴム材料や樹脂材料によって形成されている。滑り止め部材50としては、例えば、樹脂材料や金属材料の表面を加工して高い摩擦係数を有するように形成したものであってもよい。
[ロール紙ホルダーのロール紙への着脱動作]
以下に、ロール紙ホルダー30のロール紙1000に対する着脱動作について説明する(図6乃至図11参照)。
以下に、ロール紙ホルダー30のロール紙1000に対する着脱動作について説明する(図6乃至図11参照)。
先ず、スライド管32がホルダー本体31の筒状部36から最も突出した位置にある状態、即ち、リンク連結部分49、49、・・・が筒状部36に最も近付いて位置されている小径位置について説明する(図6、図8及び図10参照)。
小径位置においては、スライド管32の被支持部41がホルダー本体31の筒状部36から最も突出した位置にあり、第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・・が連結した角度(屈曲角度)が最大とされている。このときホルダー本体31の筒状部38に取り付けられたストッパーピン40、40がそれぞれスライド管32の被支持部41に形成されたストッパー溝41c、41cの一端縁に係合されている(図8参照)。
小径位置にあるロール紙ホルダー30の筒状部38等をロール紙1000の内部に挿入した状態で回転軸33の操作部45を所定の方向へ回転する。筒状部38等をロール紙1000の内部に挿入した状態においては、ホルダー本体31のフランジ部36がロール紙1000の軸方向における一方の面に接する。
操作部45の回転により、螺軸部43aと噛合されている螺溝部41aが回転軸33の回転方向に応じた方向へ送られ、スライド管32がホルダー本体31の筒状部38に対して引き込まれる方向へ移動されていく。スライド管32が移動されると第1のリンク34、34、・・・の一端部と第2のリンク35、35、・・・の一端部とがそれぞれ第1の連結部39a、39a、・・・又は第2の連結部42a、42a、・・・に対して回動されると共に第1のリンク34、34、・・・の他端部と第2のリンク35、35、・・・の他端部とがそれぞれ互いに回動される。
従って、リンク連結部分49、49、・・・の位置が回転軸33の回転量に応じて筒状部38から半径方向において離隔する方向へ変動される。
このとき第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・・はそれぞれ筒状部38から突出されたリブ39、39間において回動動作が行われるため、第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・・の筒状部38の軸回り方向における倒れが防止され、第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・・の動作の安定化を図ることができる。
ロール紙1000が、例えば、2インチタイプの場合において、リンク連結部分49、49、・・・の位置が小径位置に対して筒状部38から半径方向において離隔する方向へ稍変動されると、リンク連結部分49、49、・・・に取り付けられた滑り止め部材50、50、・・・がロール紙1000の内周面に押し付けられる。
滑り止め部材50、50、・・・がロール紙1000の内周面に押し付けられると、それ以上の操作部45の回転は不能となり、ロール紙1000がロール紙ホルダー30に保持され、ロール紙1000とロール紙ホルダー30が一体になって回転可能とされる。
また、ロール紙1000が、例えば、3インチタイプの場合において、リンク連結部分49、49、・・・の位置が小径位置に対して筒状部38から半径方向において離隔する方向へ大きく変動されると、リンク連結部分49、49、・・・に取り付けられた滑り止め部材50、50、・・・がロール紙1000の内周面に押し付けられる。
滑り止め部材50、50、・・・がロール紙1000の内周面に押し付けられると、それ以上の操作部45の回転は不能となり、ロール紙1000がロール紙ホルダー30に保持され、ロール紙1000とロール紙ホルダー30が一体になって回転可能とされる。
上記したように、ロール紙ホルダー30にあっては、第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・の長さが異なる長さに形成され、第1のリンク組47、47、47と第2のリンク組48、48、48が設けられている。
従って、ロール紙1000はリンク連結部分49、49、・・・が軸方向において離隔して位置された状態でロール紙ホルダー30によって保持されるため、ロール紙ホルダー30によるロール紙1000の保持状態の安定化を図ることができる。
また、第1のリンク組47、47、47と第2のリンク組48、48、48が軸回り方向において交互に設けられているため、ロール紙1000が軸回り方向において良好なバランスでロール紙ホルダー30に保持されるため、ロール紙ホルダー30によるロール紙1000の保持状態の一層の安定化を図ることができる。
さらに、ロール紙1000は内周面に滑り止め部材50、50、・・・が押し付けられて保持されるため、滑り止め部材50、50、・・・によってロール紙ホルダー30に対するロール紙1000の回転が防止され、ロール紙ホルダー30によるロール紙1000の安定した保持状態を確保することができる。
尚、ロール紙1000が3インチタイプの場合において、リンク連結部分49、49、・・・が変動する位置は、スライド管32がホルダー本体31の筒状部36に最も引き込まれた位置(大径位置)よりもスライド管32が筒状部36から稍突出された状態である。
ロール紙ホルダー30にあっては、各部の寸法公差等を考慮してロール紙1000が3インチタイプの場合にリンク連結部分49、49、・・・が変動される状態よりも稍外側にリンク連結部分49、49、・・・が変動される大径位置(図7、図9及び図11参照)まで操作部45の回転操作が可能とされている。
大径位置においては、図9に示すように、ホルダー本体31の筒状部38に取り付けられたストッパーピン40、40がそれぞれスライド管32の被支持部41に形成されたストッパー溝41c、41cの他端縁に係合される。
ロール紙1000には、例えば、軸方向における両側からそれぞれロール紙ホルダー30、30の筒状部38、38等が挿入され、ロール紙1000がロール紙ホルダー30、30によって軸方向における両側から保持される(図12参照)。
尚、ロール紙ホルダーの一部をロール紙1000の軸方向における片側から挿入して保持するように構成することも可能であり、この場合には、ロール紙ホルダーの筒状部をロール紙1000の軸方向における長さと略同じ長さに形成し、筒状部の軸方向における両端部にそれぞれリンク連結部分の位置が変動する上記した機構を設けることが望ましい。
ロール紙1000からのロール紙ホルダー30の取り外しは、操作部45を上記とは逆方向に回転操作してリンク連結部分49、49、・・・を筒状部38に近付ける方向へ変動させることにより行うことができる。
尚、操作部45の回転はストッパーピン40、40がストッパー溝41c、41cの一端縁に係合され小径位置において規制されるため、これ以上の操作部45の回転を行うことができない。従って、操作部45のこれ以上の回転により第2の連結部42a、42a、・・・が第1の連結部39a、39a、・・・から離隔する方向へ必要以上に移動されることがなく、第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・・の連結状態が解除されて両者の破壊を来たすようなことがない。
上記には、第1のリンク組47、47、47と第2のリンク組48、48、48が軸回り方向において交互に配列された例を示したが、第1のリンク組47、47、47と第2のリンク組48、48、48の配列は交互に限られることはない。第1のリンク組47、47、47と第2のリンク組48、48、48は軸回り方向において交互の配列以外の規則的な配列又は不規則な配列とされていてもよい。
また、第1のリンク組47、47、47と第2のリンク組48、48、48のうち何れか一方のみが軸回り方向において配列されていてもよい。
さらに、第1のリンク組47、47、47と第2のリンク組48、48、48の数は三つずつに限られることはなく、合計した数が複数であれば任意の数を配列することが可能である。
さらにまた、上記には、長さが異なる第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・・が設けられた例を示したが、例えば、第1のリンクと第2のリンクの長さを同じ長さにすることも可能である。
加えて、上記には、ロール紙1000の内径が2インチである場合と3インチである場合に対応した例を示したが、ロール紙ホルダー30は2インチと3インチの内径とは異なる任意の内径を有するロール紙1000に対して適用することが可能である。
[プリンターにおけるロール紙の搬送動作]
次に、プリンター1におけるロール紙1000の給紙から排紙までの動作について説明する(図1参照)。
次に、プリンター1におけるロール紙1000の給紙から排紙までの動作について説明する(図1参照)。
ロール紙1000は給紙部100から排紙部900まで搬送パスAにおいて搬送される。
ロール紙1000が装填されたロール紙トレイ4から給紙ローラー5と給紙ピンチローラー6によってロール紙1000が給紙される。尚、ロール紙1000のロール紙トレイ4への装填はロール紙ホルダー30、30が取り付けられてロール紙ユニット2000として構成された状態で行われる。
給紙されたロール紙1000は搬送部200へ向けて搬送され、下部ターンローラー7と下部ターンピンチローラー8によって搬送方向が変更され、続いて、上部ターンローラー9と上部ターンピンチローラー10、10によって搬送され搬送方向が略90°変更される。
搬送されるロール紙1000はエッジセンサー11によって検出され、搬送ローラー12とピンチローラー13によって記録部300とプラテン400の間へ向けてさらに搬送される。
ロール紙1000が搬送ローラー12とピンチローラー13によって搬送されるときには、キャッピング部600が動作され記録部300とプラテン400の間の搬送パスAが開放される。このとき吸引部500の吸引ファン19が回転される。ロール紙1000は、吸引部500の吸引力によってプラテン400の保持面18に吸着されて保持される。
エッジセンサー11がロール紙1000の先端を検出した時点からの上部ターンローラー9による搬送量と搬送ローラー12による搬送量との合計した搬送量が所定値に達すると、記録部300によるロール紙1000に対する記録動作が開始される。
ロール紙1000は搬送ローラー12とピンチローラー13を通過すると、搬送ローラー12と同期して回転されている搬送ローラー14とピンチローラー15によってさらに排紙部900へ向けて搬送される。
ロール紙1000に対する記録が終了すると、吸引ファン19の動作が停止される。ロール紙1000はカッター800によってカットされた後に排紙部900まで搬送される。
カッター800によってカットされたロール紙1000が排紙部900に搬送されると、搬送ローラー12が逆回転され、ロール紙ユニット2000側のロール紙1000がカッター800側から記録部300側へ搬送される。従って、ロール紙ユニット2000にはロール紙1000の一部が巻き戻される。ロール紙ユニット2000にロール紙1000の一部が巻き戻されることによりロール紙1000の搬送動作が終了する。
ロール紙1000の搬送動作が終了すると、キャッピング部600が再び動作されて記録部300とプラテン400の間の空間が閉塞されて密閉される。
[ロール紙トレイ等の具体的な構成]
次いで、ロール紙トレイ4及び機器本体3の給紙側の部分の具体的な構成について説明する(図13及び図14参照)。
次いで、ロール紙トレイ4及び機器本体3の給紙側の部分の具体的な構成について説明する(図13及び図14参照)。
ロール紙トレイ4は機器本体3に対して機器本体3から引き出される引出位置(図13参照)と機器本体3にロール紙ユニット2000を収納する収納位置(図14参照)との間で移動可能とされている。
ロール紙トレイ4は底面部60と前面部61と側面部62、62を有している。
底面部60には上方へ突出された給紙ガイド63が設けられている。
側面部62、62は底面部60の前端部における左右両端寄りの位置からそれぞれ上方へ突出されて設けられている。側面部62、62間には保持軸64が架け渡されている。
側面部62、62間には保持軸64の下側に第1の支持軸65が架け渡されている。第1の支持軸65の軸方向における両端部にはそれぞれ第1の回動ガイド66が支持され、第1の回動ガイド66の先端部にはそれぞれ押さえローラー66aが回転自在に支持されている。第1の回動ガイド66は第1の支持軸65を支点として回動され、押さえローラー66aが支持軸65より下方側に位置され、図示しないバネによって押さえローラー66aが略上方へ移動する方向へ付勢されている。
底面部60の左右両端部にはそれぞれ支持部60a、60aが設けられている。支持部60a、60aは前端部がそれぞれ側面部62、62に取り付けられている。支持部60a、60aにはそれぞれ上方に開口された略半円弧状の受け面60b、60bが形成されている。支持部60a、60aの後端部にはそれぞれ支持板67、67が取り付けられている。支持板67、67の上端部間には第2の支持軸68が架け渡されている。第2の支持軸68には軸方向に離隔して第2の回動ガイド69が支持され、第2の回動ガイド69の先端部にはそれぞれ押さえローラー69aが回転自在に支持されている。第2の回動ガイド69は第2の支持軸68を支点として回動され、押さえローラー69aが第2の支持軸68より下方側に位置され、図示しないバネによって押さえローラー69aが略上方へ移動する方向へ付勢されている。
ロール紙トレイ4の側面における下端部にはそれぞれ前後方向に延びる被ガイドレール70、70が取り付けられている。
機器本体3には底面板71と側面板72、72が設けられている。
底面板71には左右に離隔してピックアップガイド73が取り付けられている。ピックアップガイド73は略三角形状に形成され、後方へ行くに従って上方へ変位するように傾斜されたガイド面73aを有している。ガイド面73aの前端は底面板71の上面に連続されている。
側面板72、72間にはそれぞれ第1の基準軸74と第2の基準軸75が架け渡され、第1の基準軸74と第2の基準軸75は上下に離隔して位置されている。第1の基準軸74と第2の基準軸75はそれぞれ側面板72、72に対して回転可能とされている。第2の基準軸75はピックアップガイド73の後面に接近して位置されている。
側面板72、72間には第1の基準軸74と第2の基準軸75の後側に、上記した給紙ローラー5と給紙ピンチローラー6がそれぞれ架け渡され、給紙ローラー5と給紙ピンチローラー6の後側に下部ターンローラー7と下部ターンピンチローラー8がそれぞれ架け渡されている。
側面板72、72間には第1の搬送用ガイド76と第2の搬送用ガイド77がそれぞれ架け渡されている。第1の搬送用ガイド76は第2の搬送用ガイド77の上方に位置され、前端部以外の部分が第2の搬送用ガイド77と平行な状態で接近して位置されている。第1の搬送用ガイド76の前端部は前方へ行くに従って第2の搬送用ガイド77から離隔するように傾斜された導入部76aとして設けられている。第2の搬送用ガイド77は前端部がピックアップガイド73の直ぐ後側に位置されている。
第1の搬送用ガイド76と第2の搬送用ガイド77はロール紙1000の搬送経路を形成し、ロール紙1000は第1の搬送用ガイド76と第2の搬送用ガイド77の間を搬送されていく。
一方の側面板72には図示しない送り機構が配置されている。送り機構はモーターと伝達ギヤを有している。
側面板72、72の下端部にはそれぞれ前後方向に延びるガイドレール78、78が取り付けられている。ガイドレール78、78にはロール紙トレイ4の被ガイドレール70、70がそれぞれ摺動自在に支持され、ロール紙トレイ4は被ガイドレール70、70がそれぞれガイドレール78、78に案内されて前後方向へ移動される。
[ロール紙ユニットの搬送動作]
以下に、ロール紙ユニット2000の搬送動作について説明する(図13乃至図15参照)。
以下に、ロール紙ユニット2000の搬送動作について説明する(図13乃至図15参照)。
ロール紙トレイ4が機器本体3から引き出されて引出位置に移動されると、ロール紙トレイ4に対するロール紙ユニット2000の装填が行われる(図13参照)。
ロール紙ユニット2000はロール紙トレイ4の支持部60a、60aに装填され、ロール紙ユニット2000が装填された状態においてはロール紙ホルダー30、30の被支持筒37、37がそれぞれ支持部60a、60aの受け面60b、60bに載置されて支持される。
ロール紙ユニット2000が支持部60a、60aに装填されると、ロール紙1000の外周面がそれぞれ第1の回動ガイド66の押さえローラー66aと第2の回動ガイド69の押さえローラー69aとによって外側から押さえられる。第1の回動ガイド66と第2の回動ガイド69はそれぞれバネによってロール紙1000の外周面に近付く方向へ付勢されているため、押さえローラー66aと押さえローラー69aはロール紙1000の外周面に圧着される。従って、ロール紙1000の巻解れを防止することができる。
このときロール紙1000の先端部1000aは底面部60に設けられた給紙ガイド63に載置される。
ロール紙ユニット2000が支持部60a、60aに装填された状態においては、保持軸64がロール紙ホルダー30、30のフランジ部36、36に前方から接触される。
前面部61が後方へ押圧されてロール紙トレイ4が後方へ移動されると、ロール紙トレイ4は収納位置に至る(図14参照)。収納位置においてはフランジ部36、36が第2の基準軸75に押し付けられ、支持部60a、60aに対して前方へ移動される。また、このときロール紙ユニット2000はフランジ部36、36が第2の基準軸75に乗り上げる方向へも移動されるため上方へ移動され、フランジ部36、36の外周面がそれぞれ第1の基準軸74にも接触される。
従って、収納位置においては、フランジ部36、36に保持軸64と第1の基準軸74と第2の基準軸75が接触され、被支持筒37、37がそれぞれ支持部60a、60aの受け面60b、60bから離隔した状態でロール紙ユニット2000が保持軸64と第1の基準軸74と第2の基準軸75によって保持される。
ロール紙トレイ4が引出位置から収納位置に移動されていくときには、ロール紙1000の先端部1000aが機器本体3のピックアップガイド73のガイド面73aに乗り上げ摺動されて案内されガイド面73aから後方へ突出され、第2の搬送用ガイド77の上面側に導かれる。
ロール紙トレイ4が収納位置に移動されると、送り機構の伝達ギヤがホルダー本体31の被支持筒37に形成されたギヤ部37aに噛合される。従って、送り機構のモーターが回転されてロール紙ホルダー30、30とロール紙1000が一体になって回転され、ロール紙1000が第1の搬送用ガイド76と第2の搬送用ガイド77の間に挿入され排紙部900へ向けて搬送されていく。
このときフランジ部36、36が回転されるが、フランジ部36、36に接している第1の基準軸74、第2の基準軸75及び保持軸64は何れも軸回り方向へ回転可能とされているため、フランジ部36、36の回転に伴って第1の基準軸74、第2の基準軸75及び保持軸64が回転される。
このようにフランジ部36、36に接触されている第1の基準軸74、第2の基準軸75及び保持軸64が回転されるため、ロール紙ユニット2000の回転に対する負荷が低減され、ロール紙1000の円滑な搬送動作を確保することができる。従って、送り機構のモーターに対する負荷を軽減することができる。
また、上記したように、第1の搬送用ガイド76には前方へ行くに従って第2の搬送用ガイド77から離隔するように傾斜された導入部76aが設けられているため、ロール紙1000が搬送されるときに先端部1000aが導入部76aによって案内されて第1の搬送用ガイド76と第2の搬送用ガイド77の間に円滑に挿入されていく。従って、ロール紙1000を給紙部100から排紙部900へ向けて確実に搬送することができる。
ロール紙1000が給紙部100から排紙部900へ向けて搬送されていくと、ロール紙ユニット2000におけるロール紙1000の巻径が搬送量に伴って小さくなっていく(図15参照)。このときロール紙1000の外周面にはそれぞれ第1の回動ガイド66の押さえローラー66aと第2の回動ガイド69の押さえローラー69aとがバネによる付勢力によって圧着されている。従って、第1の回動ガイド66と第2の回動ガイド69はロール紙1000の巻径の変化に伴ってバネによる付勢方向へ回動されていき、常に、押さえローラー66aと押さえローラー69aがロール紙1000の外周面に圧着され、ロール紙1000の巻解れが防止される。
また、ロール紙1000の外周面には回転可能な押さえローラー66aと押さえローラー69aが接しているため、ロール紙ユニット2000の回転に伴ってローラー66aと押さえローラー69aが回転され、ロール紙ユニット2000の回転に対する負荷が低減される。従って、送り機構のモーターに対する負荷を軽減することができる。
送り機構の動作が停止されロール紙1000の搬送動作が終了すると、ロール紙トレイ4を収納位置から引出位置へ向けて移動させることが可能となる。
[ロール紙ホルダーの効果等]
以上に記載した通り、ロール紙ホルダー30にあっては、第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・・が第1の連結部39a、39a、・・・と第2の連結部42a、42a、・・・に対して回動されると共に第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・・が互いに回動されリンク連結部分49、49、・・・の位置が筒状部38の半径方向において変化するようにされている。
以上に記載した通り、ロール紙ホルダー30にあっては、第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・・が第1の連結部39a、39a、・・・と第2の連結部42a、42a、・・・に対して回動されると共に第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・・が互いに回動されリンク連結部分49、49、・・・の位置が筒状部38の半径方向において変化するようにされている。
従って、ロール紙1000の内径の大きさに応じてリンク連結部分49、49、・・・の位置を変動させて内径の異なるロール紙1000を保持することが可能であるため、ロール紙1000に対する保持力の変動を来たすことなく汎用性の向上を図ることができる。
特に、内径の異なるロール紙1000を複数の種類のロール紙ホルダーやアダプターを取り付けて保持する必要がなく、ロール紙ホルダー30の紛失を防止することができる。
また、位置の変動が行われる部分として第1のリンク34、34、・・・と第2のリンク35、35、・・・を用いているため、変動の範囲を大きくすることが可能であり、多用な内径のロール紙1000に対応することができ利便性の大幅な向上を図ることができる。
さらに、ロール紙ホルダー30にはホルダー本体31にロール紙1000の軸方向における一端面が接するフランジ部36が設けられ、フランジ部36の中心部から筒状部38がロール紙1000の軸方向へ突出される構成とされている。
従って、フランジ部36によってロール紙1000の軸方向における位置ずれを防止することができる。
尚、プリンター1のロール紙1000に対する記録の方式は上記したラインヘッドを用いた記録方式の他に、例えば、シリアルヘッドを用いた記録方式、電子写真方式、昇華型熱転写方式、感熱型熱転写方式等の各種の方式を用いることが可能である。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
1000…ロール紙、30…ロール紙ホルダー、31…ホルダー本体、32…スライド管、33…回転軸、34…第1のリンク、35…第2のリンク、36…フランジ部、38…筒状部、39…リブ、39a…第1の連結部、41a…螺溝部、42a…第2の連結部、43a…螺軸部、45…操作部、46…付勢バネ、47…第1のリンク組、48…第2のリンク組、49…リンク連結部分、50…滑り止め部材
Claims (7)
- 第1の連結部とロール紙の内部に挿入される筒状部とが設けられたホルダー本体と、
第2の連結部を有し前記ホルダー本体に前記筒状部の軸方向へ摺動自在に支持され内面に螺溝部が形成されたスライド管と、
前記スライド管の螺溝部に螺合される螺軸部と軸回り方向へ回転操作される操作部とを有し前記軸回り方向へ回転されることにより前記螺溝部を送って前記スライド管を前記ホルダー本体に対して前記軸方向へ移動させる回転軸と、
一端部が前記第1の連結部又は前記第2の連結部に回動可能に連結され前記筒状部の外周側に前記軸回り方向において離隔して位置された複数の第1のリンクと、
一端部が前記第2の連結部又は第1の連結部に回動可能に連結されると共に他端部が前記第1のリンクの他端部に互いに回動可能に連結され前記筒状部の外周側に軸回り方向において離隔して位置された複数の第2のリンクとを備え、
前記第1のリンクの他端部と前記第2のリンクの他端部とが連結された部分がリンク連結部分として構成され、
前記回転軸の回転により前記スライド管が前記筒状部に対して前記軸方向へ移動されたときに、前記第1のリンクと前記第2のリンクが前記第1の連結部と前記第2の連結部に対して回動されると共に前記第1のリンクと前記第2のリンクが互いに回動されて前記リンク連結部分の位置が前記筒状部の半径方向において変化するようにした
ロール紙ホルダー。 - 前記ホルダー本体にロール紙の軸方向における一端面に接するフランジ部を設け、
前記フランジ部の中心部から前記筒状部がロール紙の軸方向へ突出された
請求項1に記載のロール紙ホルダー。 - 前記第1のリンクと前記第2のリンクの長さが異なる長さに形成され、
前記筒状部の軸方向における一端側に位置された前記第1のリンクと前記筒状部の軸方向における他端側に位置された前記第2のリンクとによって第1のリンク組が構成され、
前記筒状部の軸方向における一端側に位置された前記第2のリンクと前記筒状部の軸方向における他端側に位置された前記第1のリンクとによって第2のリンク組が構成され、
前記第1のリンク組と前記第2のリンク組が少なくとも一つずつ設けられた
請求項1に記載のロール紙ホルダー。 - 前記第1のリンク組と前記第2のリンク組が前記軸回り方向において交互に設けられた
請求項3に記載のロール紙ホルダー。 - 前記回転軸の一部が前記ホルダー本体のフランジ部における中心部を貫通され、
前記軸方向において前記フランジ部を挟んだ反対側にそれぞれ前記スライド管と前記回転軸の操作部が配置され、
前記フランジ部と前記スライド管を前記軸方向において互いに反対側に付勢する付勢バネを設け、
前記付勢バネの付勢力によって前記操作部を前記フランジ部に押し付けるようにした
請求項2に記載のロール紙ホルダー。 - 前記リンク連結部分に前記ロール紙の内周面に接触可能な滑り止め部材を取り付けた
請求項1に記載のロール紙ホルダー。 - 前記ホルダー本体の筒状部の外周面から前記筒状部の半径方向へ突出され前記軸回り方向において離隔して位置する複数のリブを設け、
前記複数のリブの間にそれぞれ前記第1のリンク組又は前記第2のリンク組を一つずつ配置した
請求項3に記載のロール紙ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010210153A JP2012062192A (ja) | 2010-09-17 | 2010-09-17 | ロール紙ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010210153A JP2012062192A (ja) | 2010-09-17 | 2010-09-17 | ロール紙ホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012062192A true JP2012062192A (ja) | 2012-03-29 |
Family
ID=46058302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010210153A Pending JP2012062192A (ja) | 2010-09-17 | 2010-09-17 | ロール紙ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012062192A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103587986A (zh) * | 2013-10-22 | 2014-02-19 | 安徽锐铠机械有限公司 | 一种装铠机的储带调节装置 |
JP2016102029A (ja) * | 2014-03-18 | 2016-06-02 | 株式会社リコー | ロール体保持装置、画像形成装置 |
US11981126B2 (en) | 2020-07-31 | 2024-05-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink ribbon support cassette, printing device, and removing method |
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2010
- 2010-09-17 JP JP2010210153A patent/JP2012062192A/ja active Pending
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JP2016102029A (ja) * | 2014-03-18 | 2016-06-02 | 株式会社リコー | ロール体保持装置、画像形成装置 |
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