JP2012059656A - ワイヤーハーネス - Google Patents

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Masafumi Uno
雅文 宇野
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Tomoyuki Sakata
知之 坂田
Takeru Miyamoto
長 宮本
Tomokazu Kashiwada
知一 柏田
Yoshitomo Tsujii
芳朋 辻井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】装置コスト及び製造コストの低減化を図ったワイヤーハーネスを得ることを目的とする。
【解決手段】複数のエナメル線1が複数の電線として用いられている。エナメル線1は棒状を呈しており、絶縁被覆部1aと端子部1bから構成される。各エナメル線1の一方端部側の端子部1bはエナメル塗布が剥がされ内部導体(銅材)が露出した状態にされ、かつ開口部1cが設けられるように変形加工されている。複数のエナメル線1はハウジング11の本体部11a内に挿入することにより固定され、ハウジング11の仕切部11bは各エナメル線1の端子部1b,1b間を絶縁分離するために設けられる。
【選択図】図3

Description

この発明は、複数の電線の束よりなるワイヤーハーネスに関する。
自動車や二輪車などの各種の車両には、車両に搭載される各種の電装品等の所定の機器に接続するための複数の電線が束ねられたワイヤーハーネスが各所に配策される。
ワイヤーハーネスを構成する複数の電線は所定の機器との接続を可能にすべく、それぞれ端末に端子金具が固定される。すなわち、上記複数の電線はそれぞれ端末が皮剥ぎ等により内部導体が露出され、この内部導体に上記端子金具の一部が圧着等により固定される。
このように、複数の電線それぞれ端末に端子金具が固定されたワイヤーハーネスとして例えば、特許文献1に開示されたシールドケーブルが挙げられる。
特許第3819229号公報
しかしながら、上記のように複数の電線それぞれに端子金具を設ける必要があるため、端子金具を余分に設けることによる装置コストの増加、圧着等により端子金具を電線に接続することによる製造コストの増加を招いてしまうという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、装置コスト及び製造コストの低減化を図ったワイヤーハーネスを得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載のワイヤーハーネスは、各々が、周囲が絶縁被覆された棒状の導電体よりなる複数の電線と、前記複数の電線を内部に挿入させて保持するハウジングと、前記複数の電線は、それぞれの一方端部に絶縁被覆されることなく前記導電体が露出された端子部を有し、前記端子部は所定の固定部材を用いて所定の機器に固定可能な開口部を有する。
請求項2記載の発明は、請求項1あるいは請求項2記載のワイヤーハーネスであって、前記導電体は銅材を含み、前記複数の電線はそれぞれ、前記銅材の周囲がエナメル塗布により絶縁被覆されたエナメル線を含む。
請求項1記載のワイヤーハーネスの複数の電線は、それぞれの一方端部に絶縁被覆されることなく導電体が露出された端子部を有し、端子部は所定の固定部材を用いて所定の機器に固定可能な開口部を有している。
その結果、複数の電線自体が開口部を有することにより、新たに所定の機器に固定するための端子金具が不要となるため装置コストの低減を図ることができる。
加えて、端子金具を複数の電線にそれぞれ接続する圧着作業等の製造作業を省略することができるため、製造コストの低減化を図ることができる。
請求項2記載のワイヤーハーネスは、複数の電線はそれぞれエナメル線を含むため、耐熱性に優れた特性を得ることができる。
本実施の形態のワイヤーハーネスの全体構成(ビス固定前)を示す斜視図である。 本実施の形態のワイヤーハーネスの全体構成(ビス固定後)を示す斜視図である。 本実施の形態のワイヤーハーネスの3面から視た構造(ビス固定前)を示す説明図である。 本実施の形態のワイヤーハーネスの側面構造(ビス固定後)を示す説明図である。
図1及び図2は、それぞれこの発明の実施の形態であるワイヤーハーネスの全体構成を示す斜視図であり、図1はビス(ナット)による固定前の状態、図2はビス2による固定後の状態を示している。
図3は本実施の形態のワイヤーハーネスの3面から視た構造を示す説明図である。同図において、(a)は平面図、(b)側面図、(c)は正面図を示している。図4は本実施の形態のワイヤーハーネスの側面構造を示す説明図である。図3はビスによる固定前の状態、図4はビス2による固定後の状態を示している。
以下、これらの図を参照して、本実施の形態のワイヤーハーネスの構造について説明する。図1、図2及び図3(a)に示すように、複数のエナメル線1が複数の電線として用いられている。エナメル線1は棒状を呈しており、絶縁被覆部1aと端子部1bから構成され、エナメル線1のハウジング11から突出した部分が端子部1bであり、それ以外の部分が絶縁被覆部1aとなる。各エナメル線1の一方端部(図3(a)の左端部)側の端子部1bはエナメル塗布が剥がされ内部導体(銅材)が露出した状態にされ、かつ開口部1cが設けられるように変形加工されている。なお、変形加工として例えば、エッジワイズ曲げ加工が用いられる。
エナメル線1の端子部1b以外の絶縁被覆部1aにおいて内部導体がエナメル塗布されており、外部との絶縁性が確保されている。このため、エナメル塗布されていない時に必要な沿面距離よりも電線間の空間距離を縮小でき、小型化できる。
主として図3に示すように、複数のエナメル線1はハウジング11内に挿入することにより固定される。具体的には、エナメル線1をハウジング11の本体部11a内に挿入している。なお、エナメル線1は本体部11a内に設けられた防水栓5内も挿入している。ハウジング11はブラケット12に装着され、ブラケット12は、平面視両端部に耳部12aを有し、耳部12a内に挿通孔12bを有している(図3(a)等参照)。また、ハウジング11の本体部11aの一部外周を覆ってゴムパッキン13が設けられている。
図2及び図4に示すように、端子部1bの開口部1c内にビス2の軸部を開口部1c内に挿入して、図示しない開口部1c下に位置する所定の機器に対してネジ止めすることができる。仕切部11bは各エナメル線1の端子部1b,1b間を絶縁分離するために設けられ、エナメル線1の端子部1bの幅を上回り、かつ端子部1bの厚みより十分大きい高さを有している。したがって、仕切部11bによりエナメル線1の端子部1b,1b間の全体を分離することができるため、隣接するエナメル線1,1間の絶縁性を確実に保つことができる。
このように、本実施の形態のワイヤーハーネスの複数の電線となる複数のエナメル線1は、それぞれの一方端部に絶縁被覆されることなく内部導体が露出された端子部1bを有し、端子部1bは、所定の固定部材であるビス2を用いて所定の機器に固定可能な開口部1cを有している。
その結果、複数のエナメル線1自体が開口部1cを有することにより、新たに所定の機器に固定するための端子金具が不要となるため装置コストの低減を図ることができる。
加えて、本実施の形態のワイヤーハーネスは、端子金具を複数の電線にそれぞれ接続する圧着作業等の製造作業を省略することができるため、製造コストの低減化を図ることができる。
加えて、本実施の形態のワイヤーハーネスは、複数の電線として複数のエナメル線を用いているため、耐熱性に優れた電線を得ることができる。
1 エナメル線
1a 絶縁被覆部
1b 端子部
1c 開口部
11 ハウジング
11a 本体部
11b 仕切部

Claims (2)

  1. 各々が、周囲が絶縁被覆された棒状の導電体よりなる複数の電線と、
    前記複数の電線を内部に挿入させて保持するハウジングと、
    前記複数の電線は、それぞれの一方端部に絶縁被覆されることなく前記導電体が露出された端子部を有し、前記端子部は所定の固定部材を用いて所定の機器に固定可能な開口部を有する、
    ワイヤーハーネス。
  2. 請求項1記載のワイヤーハーネスであって、
    前記導電体は銅材を含み、
    前記複数の電線はそれぞれ、前記銅材の周囲がエナメル塗布により絶縁被覆されたエナメル線を含む、
    ワイヤーハーネス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110148848A (zh) * 2019-04-23 2019-08-20 上海音乐学院 一种音频线接头及其制备方法

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